タイトル: | 公開特許公報(A)_重水素減少水(DDWATER)を原料として製造した注射用水によるがん治療の方法。 |
出願番号: | 2014081414 |
年次: | 2015 |
IPC分類: | A61K 35/02,A61P 35/00 |
臼井 龍夫 ▲高▼原 喜八郎 水上 治 関野 一 臼井 雅明 長峯 真理 JP 2015187091 公開特許公報(A) 20151029 2014081414 20140326 重水素減少水(DDWATER)を原料として製造した注射用水によるがん治療の方法。 株式会社インターナショナルサイエンティフィック 596112088 臼井 龍夫 ▲高▼原 喜八郎 水上 治 関野 一 臼井 雅明 長峯 真理 A61K 35/02 20150101AFI20151002BHJP A61P 35/00 20060101ALI20151002BHJP JPA61K35/02A61P35/00 3 書面 4 4C087 4C087AA01 4C087AA02 4C087AA03 4C087BA01 4C087MA66 4C087NA14 4C087ZB26 本発明は、体内の重水素濃度を150ppm以下に低下させることによってがん細胞が崩壊し壊死することを効果的に行なうため重水素減少水(DDWATER)を原料とした注射用水をカテーテル、注射器等の医療機器で体内に注入することによって、重水素減少水(DDWATER)を飲むよりも速く体内の重水素濃度を低下させることによって行なう治療方法である。 従来、がん治療は外科手術、放射線治療、投薬治療などで対処するのが通常である。 現実において、従来の外科手術、放射線治療、投薬治療では成果が上がらないことがあり、がん細胞は増殖するケースが多々ある。 本発明者等は係る課題を解決するために鋭意研究したところ、がん治療のために重水素減少水(DDWATER)を原料とした注射用水を体内に注入する治療方法を開発して、本発明を提供するものである。 すなわち本発明は、重水素減少水(DDWATER)を原料とした注射用水を体内に注入し、体内の重水素濃度を低下させることによって起こる、がん細胞のたんぱく質の結合の弱体化を利用した治療方法である。 以上説明したように、本発明によれば重水素濃度80ppm以下の重水素減少水(DDWATER)を原料とした注射用水をがん性腹水を抜いた後の腹腔内にカテーテル、注射器等の医療機器で体内に注入することにより、体内の重水素濃度が速く低下し、結合の弱くなったがん細胞を崩壊させ壊死させることが可能となる。 また、体内に直接注入することにより重水素減少水(DDWATER)に直接浸される部位にあるがん細胞は、重水素濃度の低い環境にさらされることになるため、即効性がある。 本発明は重水素減少水(DDWATER)を原材料として製造した注射用水を生理食塩水にしてカテーテル、注射器等の医療機器で体内に注入し、より効果的に体内の重水濃度を低下させる。 がん患者はがんが進行するとがん性腹水が腹腔内に溜まってしまい、苦痛を伴うため腹水を抜く治療が行われる。 重水素減少水(DDWATER)を注入する部位は、がん性腹水を抜いた後の腹腔内に抜いた腹水の量の50%をカテーテル、注射器等の医療機器で注入する。抜いた腹水は、腹水濾過濃縮再静注法による治療に使用することも可能である。 注入する重水素減少水(DDWATER)の重水素濃度は80ppm以下が効果的であり、体内の重水素濃度を通常の状態である150ppmより低下させるとたんぱく質の結合が弱くなる事でがん細胞の結合が弱くなりその結果崩壊し壊死する。 体内の重水素濃度を150ppm以下に低下させることによってがん細胞が崩壊し、壊死することを効果的に行なうため、水に含まれる重水素濃度が80ppm以下の重水素減少水(DDWATER)を原料とした注射用水を体内に注入し、体内の重水素濃度を低下させるがん治療である。 重水素減少水(DDWATER)の注入は、がん性腹水を体内から抜いた後に抜いた量の50%の量をカテーテル、注射等の医療機器でがん性腹水が溜まっていた腹腔内に注入する。重水素減少水(DDWATER)を原料とした重水素濃度が80ppm以下の注射用水を注入することにより、人体内の重水素濃度が通常の状態である150ppmより低下し、たんぱく質の結合が弱くなることで体内の自由水の動きが速くなり、がん細胞が崩壊し壊死する。自由水は10の−12乗秒で運動するが、たんぱく質と結合すると10の−6乗秒に運動速度が低下する。抜いた腹水は、腹水濾過濃縮再静注法による治療に使用することも可能である。 腹腔内のがん細胞は直接重水素減少水(DDWATER)に浸され、低い重水素濃度の環境にさらされることになるため、その部位のがんに対しては即効性がある。 【課題】 従来、がん治療は外科手術、放射線治療、投薬治療などで対処している。しかし、外科手術、放射線治療、投薬治療では成果が上がらないことがある。そのためがん細胞は細胞分裂を繰り返し増殖してしまう。【解決手段】本発明は、重水素減少水(DDWATER)を原料とした注射用水を、がん性腹水を抜いた後に抜いた量の50%をカテーテル、注射器等の医療機器で体内の腹腔内に注入し、体内の重水素濃度を低下させる。体内の重水素濃度が低下することによって、たんぱく質の結合が弱体化することにより、がん細胞が崩壊し壊死させることができる。注入する重水素減少水(DDWATER)の重水素濃度は、80ppm以下が最適である。また、腹腔内に存在するがん細胞に対しては、重水素減少水(DDWATER)に直接浸るため即効性がある。【選択図】なし