タイトル: | 公表特許公報(A)_(2−アリールオキシ−アセチルアミノ)−フェニル−プロピオン酸誘導体、その製造方法及び医薬としてのその使用 |
出願番号: | 2013517363 |
年次: | 2013 |
IPC分類: | C07C 235/24,A61K 31/196,A61K 45/00,A61K 38/26,A61P 3/10 |
エリーザベト・デフォッザ シュテファーニエ・カイル ヴィクトーリア・ディートリヒ ジークフリート・シュテンゲリン アンドレアス・ハーリング グイド・ハシュカ トーマス・クラブンデ JP 2013531000 公表特許公報(A) 20130801 2013517363 20110705 (2−アリールオキシ−アセチルアミノ)−フェニル−プロピオン酸誘導体、その製造方法及び医薬としてのその使用 サノフイ 504456798 結田 純次 100127926 竹林 則幸 100140132 エリーザベト・デフォッザ シュテファーニエ・カイル ヴィクトーリア・ディートリヒ ジークフリート・シュテンゲリン アンドレアス・ハーリング グイド・ハシュカ トーマス・クラブンデ EP 10305733.7 20100705 C07C 235/24 20060101AFI20130705BHJP A61K 31/196 20060101ALI20130705BHJP A61K 45/00 20060101ALI20130705BHJP A61K 38/26 20060101ALI20130705BHJP A61P 3/10 20060101ALI20130705BHJP JPC07C235/24 CA61K31/196A61K45/00A61K37/28A61P3/10 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PE,PG,PH,PL,PT,RO,RS,RU,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN,ZA,ZM,ZW EP2011061335 20110705 WO2012004269 20120112 110 20130225 4C084 4C206 4H006 4C084AA02 4C084AA19 4C084BA44 4C084DB35 4C084MA02 4C084NA14 4C084ZC35 4C206AA01 4C206AA02 4C206AA03 4C206DA21 4C206MA01 4C206MA02 4C206MA04 4C206NA14 4C206ZC35 4H006AA01 4H006AA03 4H006AB20 4H006BJ50 4H006BM10 4H006BM30 4H006BM71 4H006BM72 4H006BP10 4H006BP30 4H006BS10 4H006BV25説明(2−アリールオキシ−アセチルアミノ)−フェニル−プロピオン酸誘導体、その製造方法、及び医薬としてのその使用 本発明は、置換(2−アリールオキシアセチルアミノ)フェニルプロピオン酸誘導体、及びその生理学的に許容される塩に関する。 構造的に類似の化合物は、先行技術に既に記載されており(Eisai、特許文献1参照)、それはPPARアゴニスト又はアンタゴニストとしてその用途を有している。WO2002/100812 本発明の目的は、治療的に利用可能な作用を示す化合物を提供することにあった。更なる目的は、高血糖症の処置、及び糖尿病の処置に適した新規な化合物を見出すことにあった。更なる目的は、GPR40受容体を活性化し、従って、高血糖症の処置、及び糖尿病の処置に適している新規な化合物を見出すことであった。 それ故、本発明は、式I:[式中、 R1は、O−(C1−C6)−アルキル、O−(C3−C6)−シクロアルキル、O−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル、−(C2−C6)−アルキニル又はCNであり、上記において、O−(C1−C6)−アルキル基、O−(C3−C6)−シクロアルキル、O−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル及び(C2−C6)−アルキニル基は、Fによって一置換又は多置換されて(mono-or polysubstituted)いてもよく; R2、R9は、H、F、Cl、Br、CN、CH3、CO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル又はO−(C1−C6)−アルキルであり、上記において、CO−(C1−C6)−アルキル基、(C1−C6)−アルキル基及びO−(C1−C6)−アルキル基は、それぞれ、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立して、H、F、Cl、Br、I、NO2、CN、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、SO2−NH2、SO2−NH(C1−C6)−アルキル、SO2−N((C1−C6)−アルキル)2、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON((C1−C6)−アルキル)2、SF5、(C6−C10)−アリール、(C3−C10)−シクロアルキル、又は4員〜12員のヘテロ環であり、上記において、(C1−C6)−アルキル基及びO−(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく、そして上記において、(C6−C10)−アリール基、(C3−C10)−シクロアルキル基及び4員〜12員のヘテロ環基は、それぞれ、F、Cl、Br、I、OH、CF3、CHF2、CH2F、NO2、CN、OCF3、OCHF2、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、SO2−NH2、SO2−NH(C1−C6)−アルキル、SO2−N((C1−C6)−アルキル)2、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON((C1−C6)−アルキル)2又はSF5によって一置換〜三置換されて(mono-to trisubstiruted)いてもよく; R8は、H又は(C1−C6)−アルキルであり; Aは、(C6−C10)−アリール又は4員〜12員のヘテロ環である]の化合物及びその生理学的に適合する塩に関する。 更なる実施態様は、式Iの化合物において、1つ又はそれより多い基が次の定義: R1は、O−(C1−C6)−アルキル、O−(C3−C6)−シクロアルキル、O−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル、−(C2−C6)−アルキニル又はCNであり、上記において、O−(C1−C6)−アルキル基、O−(C3−C6)−シクロアルキル、O−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル及び(C2−C6)−アルキニル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、H、F、Cl、Br、CN、CH3、CO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル又はO−(C1−C6)−アルキルであり、上記において、CO−(C1−C6)−アルキル基、(C1−C6)−アルキル基及びO−(C1−C6)−アルキル基は、それぞれ、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立してH、F、Cl、Br、I、CN、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、SF5又はフェニルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基及びO−(C1−C6)−アルキル基は、それぞれ、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、H又は(C1−C6)−アルキルであり; Aは、フェニル又は6員のヘテロ環である;を有する式Iの化合物、及びその生理学的に適合する塩に関する。 更なる実施態様は、式Iの化合物において、1つ又はそれより多い基が次の定義: R1は、O−(C1−C6)−アルキル又は−(C2−C6)−アルキニルであり、上記において、O−(C1−C6)−アルキル基及び(C2−C6)−アルキニル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、Hであり; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立してH、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、Hであり; Aは、フェニル又はピリジルである;を有する式Iの化合物、及びその生理学的に適合する塩に関する。 更なる実施態様は、式Iの化合物において、1つ又はそれより多い基が次の定義: R1は、O−(C1−C6)−アルキル又は(C2−C6)−アルキニルであり; R2、R9は、Hであり; R3は、H、(C1−C6)−アルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立して、H、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、Hであり; Aは、フェニルである;を有する式Iの化合物、及びその生理学的に適合する塩に関する。 更なる実施態様は、式Iの化合物において、1つ又はそれより多い基が次の定義: R1は、O−(C1−C6)−アルキル又は(C2−C6)−アルキニルであり; R2、R9は、Hであり; R3は、H又は(C1−C6)−アルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立してH、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、Hであり; Aは、ピリジルである;を有する式Iの化合物、及びその生理学的に適合する塩に関する。 更なる実施態様は、式Iの化合物において、1つ又はそれより多い基が次の定義: R1は、O−(C1−C6)−アルキルであり、上記において、O−(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、Hであり; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立して、H、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、Hであり; Aは、フェニル又はピリジルである;を有する式Iの化合物、及びその生理学的に適合する塩に関する。 更なる実施態様は、式Iの化合物において、1つ又はそれより多い基が次の定義: R1は、−(C2−C6)−アルキニルであり、上記において、(C2−C6)−アルキニル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、Hであり; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立してH、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、Hであり; Aは、フェニル又はピリジルである;を有する式Iの化合物、及びその生理学的に適合する塩に関する。 更なる実施態様は、式Iの化合物において1つ又はそれより多い基が下記の通り定義される式Iの化合物に関する: Aは、フェニル環であり; そして他の基及び数は、すべて、式Iの化合物の一般的定義中の、又は本発明の特定の実施態様の1つ中の、あるいは構造エレメントの定義中の定義と同様である。 更なる実施態様は、式Iの化合物において1つ又はそれより多い基が下記の通り定義される式Iの化合物に関する: Aは、6員の窒素含有へテロ環であり; そして他の基及び数は、すべて、式Iの化合物の一般的定義中の、又は本発明の特定の実施態様の1つ中の、あるいは構造エレメントの定義中の定義と同様である。 更なる実施態様は、式Iの化合物において1つ又はそれより多い基が下記の通り定義される式Iの化合物に関する: R1は、プロピニル(propinyl)基であり; そして他の基及び数は、すべて、式Iの化合物の一般的定義中の、又は本発明の特定の実施態様の1つ中の、あるいは構造エレメントの定義中の定義と同様である。 更なる実施態様は、式Iの化合物において1つ又はそれより多い基が下記の通り定義される式Iの化合物に関する: R5は、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R6、R7は、それぞれ、独立して、H、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく、 そして他の基及び数は、すべて、式Iの化合物の一般的定義中の、又は本発明の特定の実施態様の1つ中の、あるいは構造エレメントの定義中の定義と同様である。 更なる実施態様は、式Iの化合物において1つ又はそれより多い基が下記の通り定義される式Iの化合物に関する: R3は、H、(C1−C6)−アルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキルであり; 上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; そして他の基及び数は、すべて、式Iの化合物の一般的定義中の、又は本発明の特定の実施態様の1つ中の、あるいは構造エレメントの定義中の定義と同様である。 基又は置換基が、式Iの化合物中で1回より多く出現しうる場合には、それらは、それぞれ、独立して、特定化された通り定義されえ、そして同一又は相異なることができる。 R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9基中のアルキル及びアルキニル基は、直鎖状であっても、それとも分岐状であってもよい。 本発明は、その塩、ラセミ化合物(racemates)、ラセミ混合物(racemic mixtures)及び純エナンチオマーの形、及びそのジアステレオマー及びその混合物の形の式Iの化合物に関する。 本発明は更に、式Iの立体異性体混合物及び式Iの純立体異性体の双方、また、式Iのジアステレオマー混合物及び純ジアステレオマーを提供する。この混合物は、例えば、クロマトグラフィー手段によって分離される。 この発明は、式Iの化合物の生じうる互変異性体型をすべて包含する。 出発又は塩基化合物(base compounds)と比較して、それらのより高い水溶性のために、製薬学的に許容される塩が医学応用に特に適している。こうした塩は製薬学的に許容されるアニオン又はカチオンを有しなければならない。 同様に、製薬学的に許容されないアニオンとの塩も、製薬学的に許容される塩の製造又は精製のための、及び/又は非治療的利用(例えば、インビトロで)で使用するための有用な中間体として、本発明の範囲の一部を形成する。 本発明の化合物はまた、種々の多形形態、例えば、非晶性及び結晶性多形形態で存在しうる。本発明の化合物の多形形態はすべて、本発明の枠内に属し、そして本発明の更なる局面である。 以下において、“式Iの化合物(compound(s) of formula I)”の言及はすべて、上記に述べられている式Iの化合物(複数を含む)、並びに、本明細書中に述べられているその塩及び溶媒和物を意味する。 アルキル基は、直鎖状又は分岐状の炭化水素鎖[例えば、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、ヘキシル]を意味するものと理解される。このアルキル基は、上記に述べられているように一置換されていても、それとも多置換されていてもよい。 アリール基は、フェニル、ナフチル、ビフェニル、テトラヒドロナフチル、α−又はβ−テトラロニル、インダニル又はインダン−1−オンイル基を意味するものと理解される。このアリール基は、上記に述べられている適切な基によって一置換されていても、それとも多置換されていてもよい。 “ヘテロ環(Heterocycle)”及び“ヘテロ環式基(heterocyclic radical)”は、炭素以外に、更にヘテロ原子、例えば、窒素、酸素又は硫黄を含む環及び環系を意味するものと理解される。加えて、この定義はまた、ヘテロ環又はヘテロ環式基が更なる環系と縮合している環系を含む。このヘテロ環又はヘテロ環式基は飽和、部分的飽和であってもよいし、それとも芳香族であってもよい。 適切な“ヘテロ環(heterocycles)”又は“ヘテロ環式基(heterocyclic radicals)”には、アクリジニル、アゼパニル、アゾシニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾテトラゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイミダゾリニル(benzimidazalinyl)、カルバゾリル、4aH−カルバゾリル、カルボリニル、キナゾリニル、キノリニル、4H−キノリジニル、キノキサリニル、キヌクリジニル、クロマニル、クロメニル、シンノリニル、デカヒドロキノリニル、2H,6H−1,5,2−ジチアジニル、ジヒドロフロ[2,3−b]−テトラヒドロフラン、5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−2−イル、4,5−ジヒドロチアゾール−2−イル、フリル、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソキノリニル (ベンゾイミダゾリル)、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、モルホリニル、ナフチリジニル、オクタヒドロイソキノリニル、オキサジアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、オキサゾリジニル、オキサゾリル、オキサゾリジニル、ピリミジニル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサチイニル、フェノキサジニル、フタラジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピラジニル、ピロアゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドオキサゾール、ピリドイミダゾール、ピリドチアゾール、ピリジニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリニル、2H−ピロリル、ピロリル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾオキサゾール−2−イル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾチアゾール−2−イル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾイミダゾール−2−イル、4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、6H−1,2,5−チアダジニル、チアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾロ[4,5−b]ピリジニル、チエノ[2,3−d]チアゾール−2−イル、トロパニル及びキサンテニルがある。 ヘテロ環(heterocycles)又はヘテロ環式基は、上記に述べられている適切な基によって一置換されていてもよいし、それとも多置換されていてもよい。 本発明はまた、式Iの化合物の溶媒和物、水和物及びアルコール付加物を包含する。 式Iの化合物(複数を含む)はまた、更なる活性成分と組み合わせて投与することができる。 所望の生物学的作用を達成するのに必要な式Iの化合物の量は、例えば、選択される具体的な化合物、使用意図、投与方式及び患者の臨床状態のような、いくつかのファクターに左右される。1日投与量は一般に、1日、体重1kgあたり0.3mg〜100mg(通例、3mg〜50mg)の範囲であり、例えば、3〜10mg/kg/日である。静脈内投与量は、例えば、0.3mg〜1.0mg/kgの範囲であり、1kgあたり、そして1分あたり10ng〜100ngの注入として投与するのが適切でありうる。こうした目的のための適切な注入溶液は、1ミリリットルあたり、例えば、0.1ng〜100mg、通例1ng〜100mgを含むことができる。単回投与量は、例えば、1mg〜10gの活性成分を含むことができる。従って、注射用アンプルは、例えば、1mg〜100mgを含むことができ、そして例えば、錠剤又はカプセル剤である経口的に投与可能な単回投与製剤は、例えば、1.0〜1000mg、通例、10〜600mgを含むことができる。上述した状態の処置の場合には、式Iの化合物単独で化合物として使用することができるが、それらは、医薬組成物の形で適合する担体と共に存在することが好ましい。この担体は、この組成物の他の成分と適合性があり、そして患者の健康に有害でないという意味で許容可能でなければならないことは当然である。この担体は、固体であってもよいし、それとも液体であってもよいし、それともその双方であってもよく、そして、単回投与として、例えば、錠剤としての化合物と共に製剤化することが好ましく、それは0.05%〜95%(重量)の活性化合物を含むことができる。式Iの別の化合物(複数を含む)を含めて、別の医薬的に活性な物質(複数を含む)が同じように存在することができる。 本発明の医薬組成物は、こうした成分を薬理学的に許容される担体及び/又は賦形剤と共に混和することを本質的に含む、公知の製薬方法の1つによって製造することができる。 最も適切な投与方式は、それぞれの個々の場合において、処置される状態の特質及び重症度、並びにそれぞれの場合に使用される式Iの化合物の特質に左右されるが、本発明の医薬組成物は、経口(oral)、直腸、局所、経口(peroral)(例えば、舌下)及び非経口(例えば、皮下、筋肉内、皮内又は静脈内)投与に適する組成物である。被覆製剤及び被覆徐放性製剤もまた、本発明の範囲の枠内に属する。酸及び胃液抵抗性製剤が優先される。胃液に抵抗性のある適切な被覆剤には、酢酸フタル酸セルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、及びメタクリル酸とメタクリル酸メチルのアニオン性重合体が含まれる。 経口投与のための適切な医薬化合物は、別々の単位、例えば、カプセル剤、カシェ剤、ロゼンジ剤(lozenges)又は錠剤の形でありえ、それらはいずれも、粉末剤又は顆粒剤として;水性又は非水性液中の溶液又は懸濁液として;あるいは水中油型又は油中水型エマルションとして、決められた量の式Iの化合物を含んでいる。こうした組成物は、すでに言及したように、活性成分及び担体(1つ又はそれより多い追加の成分で構成されていてもよい)を接触せしめる工程を含む任意の適切な製薬学的方法によって製造することができる。この組成物は通例、活性成分を液体及び/又は微粉化した固体担体と、均一かつ均質に混和させることによって製造され、その後この生成物を必要ならば成型する。すなわち、例えば、錠剤は、この化合物の粉末又は顆粒を、必要に応じて、1つ又はそれより多い補助的な成分と共に圧縮又は成型することによって製造することができる。圧縮錠剤は、必要に応じて、結合剤、滑剤(glidant)、不活性希釈剤及び/又は1つ(又は複数)の界面活性剤(複数を含む)/分散剤(複数を含む)と共に、例えば、粉末又は顆粒などの自由流動性形態で化合物を、適切な器械で錠剤化することによって製造することができる。湿性錠剤は、粉末形態であり、そして不活性な液体希釈剤で湿潤させた化合物を、適切な器械で成型することによって製造することができる。 経口(舌下)投与に適している医薬組成物は、式Iの化合物を、香味料、通例、スクロース、及びアラビア又はトラガカントガムと共に含有するロゼンジ剤、並びに化合物を、ゼラチン、及びグリセロール又はスクロース及びアラビアガムなどの不活性基剤中に含有するトローチ剤(pastilles)を含む。 非経口投与に適する医薬組成物は、式Iの化合物の滅菌した水性製剤を含むことが好ましく、該製剤は意図するレシピエントの血液と等張とすることが好ましい。こうした製剤では、投与は皮下、筋肉内又は皮内注射によっても行うことができるが、静脈内に投与することが好ましい。こうした製剤は、好ましくは、化合物を水と混和し、そしてその結果生じる溶液を滅菌し、そして血液と等張とすることによって製造することができる。本発明の注入可能な組成物は通例、0.1〜5%(重量)の活性化合物を含む。 直腸投与に適する医薬組成物は、単回投与坐薬の形であることが好ましい。こうしたものは、式Iの化合物を、1つ又はそれより多い従来使用されている固体担体、例えば、カカオ脂と混和し、そしてその結果得られる混合物を成型することによって製造することができる。 皮膚への局所使用に適する医薬組成物は、軟膏、クリーム、ローション、パスタ剤、スプレー剤、エアロゾル又はオイルの形態であることが好ましい。使用する担体は、ワセリン(petrolatum)、ラノリン、ポリエチレングリコール類、アルコール類、及び2つ又はそれより多いこうした物質の組合せであることができる。活性成分は通例、組成物の0.1〜15%(重量)、例えば0.5〜2%の濃度で存在する。 経皮投与もまた可能である。経皮使用に適した医薬組成物は、患者の表皮に長期間にわたって密接に接触するのに適している単一のパッチの形でありうる。こうしたパッチは、必要に応じて緩衝化されており、粘着剤中に溶解及び/又は分散されているか、あるいはポリマー中に分散されている水性溶液中に、活性成分が含有されていることが適切である。適切な活性成分の濃度は、約1%〜35%、好ましくは、約3%〜15%である。特定の選択としては、活性成分を、例えば、Pharmaceutical Research, 2(6): 318(1986)中に記載されている、エレクトロトランスポート(electrotransport)又はイオン導入法(iontophoresis)によって放出することである。 組み合わせ製剤の場合の更なる適切な活性成分には、以下がある:ローテ・リステ2010, 12章(Rote Liste 2010, chapter 12)中に言及される全ての抗糖尿病薬;Rote Liste 2010, 1章に記述される全ての減量剤(weight-reducing agents)/食欲抑制薬;Rote Liste 2010, 36章に言及される全ての利尿薬;Rote Liste 2010, 58章に言及される全ての脂質低下剤。こうしたものは、特に作用の相乗改善のために、式Iの発明化合物と組み合わせることができる。活性成分組み合わせは、患者に活性成分を別々に投与することもできるし、それとも複数の活性成分が1つの医薬製剤中に存在する合剤(combination products)の形で投与することができる。これらの活性成分が、活性成分の別々の投与によって投与されるときには、こうした投与は、同時に、あるいは連続して行うことができる。以下に言及される活性成分の大部分は、USP Dictionary of USAN and International Drug Names, US Pharmacopeia, Rockville 2006中に開示されている。 抗糖尿病薬としては、以下を含む:インスリン及びインスリン誘導体、例えばランタス(Lantus(登録商標))(www.lantus.com参照)又はHMR 1964又はレベミル(Levemir(登録商標))(インスリンデテミル)、ヒューマログ(Humalog(R))(インスリンリスプロ)、インスリンデグルデク、インスリンアスパルト、WO2009152128中に記載されているようなポリエチレングリコシダイズされた(polyethylene glycosidized)(PEG化)インスリンリスプロ、ヒューマリン(Humulin(R))、バイアジェクト(VIAjectTM)、SuliXen(R)、バイアジェクト(VIAjectTM)又はWO2005005477(Novo Nordisk)に記載されるているようなもの、速効性インスリン類(US6,221,633参照)、吸入可能なインスリン類、例えば、エクスベラ(Exubera(登録商標))、NasulinTM、又は経口インスリン類、例えば、IN−105(Nobex)又はOral-lynTM(Generex Biotechnology)、又はTechnosphere(R)インスリン(MannKind)又はCobalaminTM 経口インスリン又はORMD−0801、又はWO2007128815、WO2007128817、WO2008034881、WO2008049711、WO2008145721、WO2009034117、WO2009060071、WO2009133099に記載されているようなインスリン類、又はインスリン前駆体、又は経皮的に投与することができるインスリン類;更に例えば、WO2009121884中に記載されているような二官能性リンカーによってアルブミンに結合するそうしたインスリン誘導体もまた含まれる; GLP−1誘導体及びGLP−1アゴニスト、例えば、WO2008061355、WO2009080024、WO2009080032に記載されているような、例えば、エクセナチド又はその特定の製剤、リラグルチド、タスポグルチド(taspoglutide)(R−1583)、アルビグルチド(albiglutide)、リキシセナチド(lixisenatide)、又はNovo Nordisk A/SによってWO98/08871、WO2005027978、WO2006037811、WO2006037810中に、ZealandによってWO01/04156中に、又はBeaufour-IpsenによってWO00/34331に開示されているもの、酢酸プラムリンチド(Symlin;Amylin Pharmaceuticals)、吸入可能なGLP−1(MKC−253(MannKind))、AVE−0010、BIM−51077(R−1583、ITM−077)、PC−DAC:エキセンディン−4(組み換えヒトアルブミンに共有結合で結合するエキセンディン−4アナログ)、ビオチン化エキセンディン(WO2009107900)、US2009238879中に記載されているようなエキセンディン−4の特定の製剤、CVX−73、CVX−98及びCVx−96(GLP−1ペプチドに対する特異的結合部位を有するモノクローナル抗体に共有結合で結合するGLP−1アナログ)、CNTO−736(抗体のFc部分を含むドメインと結合するGLP−1アナログ)、PGC−GLP−1(ナノキャリアと結合させたGLP−1)、例えば、D. Chen et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 104 (2007) 943中に記載されているようなアゴニスト又はモジュレーター、WO2006124529、WO2007124461、WO2008062457、WO2008082274、WO2008101017、WO2008081418、WO2008112939、WO2008112941、WO2008113601、WO2008116294、WO2008116648、WO2008119238、WO2008148839、US2008299096、WO2008152403、WO2009030738、WO2009030771、WO2009030774、WO2009035540、WO2009058734、WO2009111700、WO2009125424、WO2009129696、WO2009149148中に記載されているようなもの、ペプチド、例えば、オビネピチド(obinepitide)(TM−30338)、経口で活性なGLP−1アナログ(例えば、NN9924(Novo Nordisk))、例えば、WO2007104789、WO2009034119中に記載されているようなアミリン受容体アゴニスト、WO2007120899、WO2008022015、WO2008056726中に記載されているようなヒトGLP−1のアナログ、例えば、WO2008101017、WO2009155257、WO2009155258中に記載されているようなGLP−1及びグルカゴン残基双方を含むキメラペグ化ペプチド(chimeric pegylated peptides)、WO2009153960中に記載されているようなグリコシル化GLP−1誘導体、並びに経口的に活性な血糖降下成分。 抗糖尿病薬にはまた、ガストリンアナログ、例えば、TT−223が含まれる。 更に、抗糖尿病薬には、例えば、インターロイキン1ベータ(IL−1β)に対するポリ又はモノクローナル抗体、例えば、XOMA−052が含まれる。 更に、抗糖尿病薬には、例えば、WO2009049222中に記載されているようなヒト膵島ペプチド(human pro-islet peptide)(HIP)受容体に結合することができるペプチドが含まれる。 抗糖尿病薬にはまた、例えば、WO2006121860中に記載されているようなグルコース依存性インスリン分泌性ポリペプチド(GIP)受容体のアゴニストも含まれる。 抗糖尿病薬にはまた、例えば、WO2008021560、WO2010016935、WO2010016936、WO2010016938、WO2010016940、WO2010016944中に記載されているような、グルコース依存性インスリン分泌性ポリペプチド(GIP)、及び類縁の化合物もまた含まれる。 更に、例えば、WO2009007714中に記載されているようなヒト膵臓ポリペプチドのアナログ及び誘導体が含まれる。 更に、抗糖尿病薬には、封入インスリン産生ブタ細胞(encapsulated insulin-producing porcine cells)、例えば、ディアベセル(DiabeCell(R))が含まれる。 抗糖尿病薬にはまた、例えば、WO2009149171、WO2010006214中に記載されているような、線維芽細胞増殖因子21(FGF−21)のアナログ及び誘導体も含まれる。 経口で活性な血糖降下成分としては、好ましくは スルホニルウレア類、 ビグアニジン類、 メグリチニド類、 オキサジアゾリジンジオン類、 チアゾリジンジオン類、 PPAR及びRXRモジュレーター、 グルコシダーゼ阻害剤、 グリコーゲンホスホリラーゼの阻害剤、 グルカゴン受容体アンタゴニスト、 グルコキナーゼ活性化剤、 フルクトース 1,6−ビスホスファターゼの阻害剤 グルコース輸送体4(GLUT4)のモジュレーター、 グルタミンの阻害剤:フルクトース−6−リン酸アミドトランスフェラーゼ(GFAT)、 GLP−1アゴニスト、 カリウムチャネル開口薬、例えば、ピナシジル、クロマカリム、ジアゾキシド、ジアゾキシドコリン塩、又はR. D. Carr et al., Diabetes 52, 2003, 2513.2518、J. B. Hansen et al., Current Medicinal Chemistry 11, 2004, 1595-1615、 T. M. Tagmose et al., J. Med. Chem. 47, 2004, 3202-3211又はM. J. Coghlan et al., J. Med. Chem. 44, 2001, 1627-1653中に記載されているようなもの、又はNovo Nordisk A/SによってWO97/26265及びWO99/03861中に開示されているもの、 ベータ細胞のATP依存性カリウムチャネルに作用する活性成分、 ジペプチジルペプチダーゼ−IV(DPP−IV)の阻害剤、 インスリン感受性改善薬(insulin sensitizers)、 糖新生及び/又はグリコーゲン分解の刺激に関与する肝臓酵素の阻害剤、 グルコース取り込み、グルコース輸送及びグルコース再吸収のモジュレーター、 ナトリウム依存性グルコース輸送体1又は2(SGLT1、SGLT2)のモジュレーター、 11−ベータ−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ−1(11β−HSD1)の阻害剤、 タンパク質チロシンホスファターゼ−1B(PTP−1B)の阻害剤、 ニコチン酸受容体アゴニスト、 ホルモン感受性又は内皮リパーゼの阻害剤、 アセチル−CoAカルボキシラーゼ(ACC1及び/又はACC2)の阻害剤、又は GSK−3βの阻害剤が含まれる。 以下の脂質代謝を改変する化合物もまた含まれる: 例えば、 活性な抗高脂血症成分及び活性な抗脂血症成分、 HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、 ファルネソイドX受容体(FXR)モジュレーター、 フィブラート類、 コレステロール吸収阻害剤、 CETP阻害剤、 胆汁酸吸収阻害剤、 MTP阻害剤、 エストロゲン受容体ガンマのアゴニスト(ERRγアゴニスト)、 シグマ−1受容体アンタゴニスト、 ソマトスタチン5受容体(SST5受容体)のアンタゴニスト; 食物摂取を減少させる化合物、及び 熱産生を増加させる化合物。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、インスリンと組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、インスリン感受性改善薬、例えば、PN−2034又はISIS−113715と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ベータ細胞のATP依存性カリウムチャネルに作用する活性成分、例えば、スルホニルウレア類、例えば、トルブタミド、グリベンクラミド、グリピジド、グリクラジド又はグリメピリド、あるいは、例えば、EP2103302中に記載されているようなそうした製剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、急速に放出されるグリメピリドと、長期間にわたって放出するメトホルミン(metoformin)(例えば、US2007264331、WO2008050987、WO2008062273中に記載されているようもの)の双方を含んでいる錠剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ビグアニド、例えば、メトホルミン又はその塩の1つと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、グアニジン、例えば、ベンジルグアニジン又はその塩の1つ、あるいはWO2009087395中に記載されているような、そうしたグアニジン類と組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、メグリチニド、例えば、レパグリニド、ナテグリニド又はミチグリニドと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、ミチグリニドとグリタゾン(例えば、塩酸ピオグリタゾン)との組み合わせと共に投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、ミチグリニドとアルファ−グルコシダーゼ阻害剤との組み合わせと共に投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、WO2007095462、WO2007101060、WO2007105650中に記載されているような、抗糖尿病性化合物と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、WO2007137008、WO2008020607中に記載されているような、抗低血糖性(antihypoglycemic)化合物と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、チアゾリジンジオン、例えば、トログリタゾン、シグリタゾン、ピオグリタゾン、ロシグリタゾン、又はDr. Reddy's Research FoundationによってWO97/41097中に開示されている化合物、特に5−[[4−[(3,4−ジヒドロ−3−メチル−4−オキソ−2−キナゾリニルメトキシ]フェニル]メチル]−2,4−チアゾリジンジオンと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、PPARガンマアゴニスト、例えば、ロシグリタゾン、ピオグリタゾン、JTT−501、Gl 262570、R−483、CS−011(リボグリタゾン)、DRL−17564、DRF−2593(バラグリタゾン)、INT−131、T−2384、又はWO2005086904、WO2007060992、WO2007100027、WO2007103252、WO2007122970、WO2007138485、WO2008006319、WO2008006969、WO2008010238、WO2008017398、WO2008028188、WO2008066356、WO2008084303、WO2008089461〜WO2008089464、WO2008093639、WO2008096769、WO2008096820、WO2008096829、US2008194617、WO2008099944、WO2008108602、WO2008109334、WO2008110062、WO2008126731、WO2008126732、WO2008137105、WO2009005672、WO2009038681、WO2009046606、WO2009080821、WO2009083526、WO2009102226、WO2009128558、WO2009139340中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、塩酸ピオグリタゾンと塩酸メトホルミンとの固体合剤(solid combination)であるコンペタクト(CompetactTM)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ピオグリタゾンとグリメピリドとの固体合剤であるタンデマクト(TandemactTM)と組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、塩酸ピオグリタゾンとアンギオテンシンIIアゴニスト(例えば、TAK−536)との固体合剤と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、PPARアルファアゴニスト又はPPARアルファ/PPARデルタ混合型(mixed)アゴニスト、例えば、GW9578、GW−590735、K−111、LY−674、KRP−101、DRF−10945、LY−518674、CP−900691、BMS−687453、BMS−711939、又はWO2001040207、WO2002096894、WO2005097076、WO2007056771、WO2007087448、WO2007089667、WO2007089557、WO2007102515、WO2007103252、JP2007246474、WO2007118963、WO2007118964、WO2007126043、WO2008006043、WO2008006044、WO2008012470、WO2008035359、WO2008087365、WO2008087366、WO2008087367、WO2008117982、JP2009023975、WO2009033561、WO2009047240、WO2009072581、WO2009080248、WO2009080242、WO2009149819、WO2009149820、WO2009147121、WO2009153496、WO2010008299、WO2010014771中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、PPARアルファ/ガンマ混合型アゴニスト、例えば、ナベグリタザール(naveglitazar)、アレグリタザール(aleglitazar)、LY−510929、ONO−5129、E−3030、AVE 8042、AVE 8134、AVE 0847、CKD−501(硫酸ロベグリタゾン)、MBX−213、KY−201、BMS−759509、又はWO00/64888、WO00/64876、WO03/020269、WO2004024726、WO2007099553、US2007276041、WO2007085135、WO2007085136、WO2007141423、WO2008016175、WO2008053331、WO2008109697、WO2008109700、WO2008108735、WO2009026657、WO2009026658、WO2009149819、WO2009149820、又はJ. P. Berger et al., TRENDS in Pharmacological Sciences 28(5), 244-251, 2005中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、PPARデルタアゴニスト、例えば、GW−501516、又はWO2006059744、WO2006084176、WO2006029699、WO2007039172〜WO2007039178、WO2007071766、WO2007101864、US2007244094、WO2007119887、WO2007141423、US2008004281、WO2008016175、WO2008066356、WO2008071311、WO2008084962、US2008176861、WO2009012650、US2009137671、WO2009080223、WO2009149819、WO2009149820、WO2010000353中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、汎(pan)−SPPARM(選択的PPARモジュレーターアルファ、ガンマ、デルタ)、例えば、GFT−505、インデグリタザール(indeglitazar)、又はWO2008035359、WO2009072581中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、メタグリダセン、又はMBX−2044又は他の部分PPARガンマアゴニスト/アンタゴニスト(partial PPAR gamma agonists/antagonists)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、α−グルコシダーゼ阻害剤、例えば、ミグリトール又はアカルボース、又は例えば、WO2007114532、WO2007140230、US2007287674、US2008103201、WO2008065796、WO2008082017、US2009076129中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、グリコーゲンホスホリラーゼの阻害剤、例えば、PSN−357又はFR−258900、又はWO2003084922、WO2004007455、WO2005073229〜31、WO2005067932、WO2008062739、WO2008099000、WO2008113760、WO2009016118、WO2009016119、WO2009030715、WO2009045830、WO2009045831、WO2009127723中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 別の実施態様では、例えば、WO2009030715中に記載されているような、肝臓グリコーゲンホスホリラーゼのタンパク質PPP1R3(グリコーゲン会合タンパク質ホスファターゼ1(PP1)のGLサブユニット)との相互作用の阻害剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、グルカゴン受容体アンタゴニスト、例えば、A−770077又はNNC−25−2504、又はWO2004100875、WO2005065680、WO2006086488、WO2007047177、WO2007106181、WO2007111864、WO2007120270、WO2007120284、WO2007123581、WO2007136577、WO2008042223、WO2008098244、WO2009057784、WO2009058662、WO2009058734、WO2009110520、WO2009120530、WO2009140342、WO2010019828中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、グルカゴン受容体の産生を阻害する、アンチセンス化合物、例えば、ISIS−325568と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、グルコキナーゼの活性化剤、例えば、LY−2121260(WO2004063179)、PSN−105、PSN−110、GKA−50、又は例えば、WO2004072031、WO2004072066、WO2005080360、WO2005044801、WO2006016194、WO2006058923、WO2006112549、WO2006125972、WO2007017549、WO2007017649、WO2007007910、WO2007007040〜42、WO2007006760〜61、WO2007006814、WO2007007886、WO2007028135、WO2007031739、WO2007041365、WO2007041366、WO2007037534、WO2007043638、WO2007053345、WO2007051846、WO2007051845、WO2007053765、WO2007051847、WO2007061923、WO2007075847、WO2007089512、WO2007104034、WO2007117381、WO2007122482、WO2007125103、WO2007125105、US2007281942、WO2008005914、WO2008005964、WO2008043701、WO2008044777、WO2008047821、US2008096877、WO2008050117、WO2008050101、WO2008059625、US2008146625、WO2008078674、WO2008079787、WO2008084043、WO2008084044、WO2008084872、WO2008089892、WO2008091770、WO2008075073、WO2008084043、WO2008084044、WO2008084872、WO2008084873、WO2008089892、WO2008091770、JP2008189659、WO2008104994、WO2008111473、WO2008116107、WO2008118718、WO2008120754、US2008280875、WO2008136428、WO2008136444、WO2008149382、WO2008154563、WO2008156174、WO2008156757、US2009030046、WO2009018065、WO2009023718、WO2009039944、WO2009042435、WO2009046784、WO2009046802、WO2009047798、WO2009063821、WO2009081782、WO2009082152、WO2009083553、WO2009091014、US2009181981、WO2009092432、WO2009099080、WO2009106203、WO2009106209、WO2009109270、WO2009125873、WO2009127544、WO2009127546、WO2009128481、WO2009133687、WO2009140624、WO2010013161、WO2010015849、WO2010018800中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、FR−225654、WO2008053446に記載されているような、糖新生の阻害剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、フルクトース 1,6−ビスホスファターゼ(FBPase)の阻害剤、例えば、MB−07729、CS−917(MB−06322)又はMB−07803、あるいはWO2006023515、WO2006104030、WO2007014619、WO2007137962、WO2008019309、WO2008037628、WO2009012039、EP2058308、WO2009068467、WO2009068468中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様において、式Iの化合物は、グルコース輸送体4(GLUT4)のモジュレーター、例えば、KST−48(D.-O. Lee et al.: Arzneim.-Forsch. Drug Res. 54 (12), 835 (2004))と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2004101528中に記載されているような、グルタミン:フルクトース−6−リン酸アミドトランスフェラーゼ(GFAT)の阻害剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ジペプチジルペプチダーゼ−IV(DPP−IV)の阻害剤、例えば、ビルダグリプチン(LAF−237)、シタグリプチン(MK−0431)、シタグリプチンリン酸塩、サクサグリプチン(BMS−477118)、GSK−823093、PSN−9301、SYR−322、SYR−619、TA−6666、TS−021、GRC−8200(メログリプチン)、GW−825964X、KRP−104、DP−893、ABT−341、ABT−279又はその別の塩、S−40010、S−40755、PF−00734200、BI−1356、PHX−1149、DSP−7238、アログリプチン安息香酸塩、リナグリプチン、メログリプチン、カルメグリプチン、又はWO2003074500、WO2003106456、WO2004037169、WO200450658、WO2005037828、WO2005058901、WO2005012312、WO2005/012308、WO2006039325、WO2006058064、WO2006015691、WO2006015701、WO2006015699、WO2006015700、WO2006018117、WO2006099943、WO2006099941、JP2006160733、WO2006071752、WO2006065826、WO2006078676、WO2006073167、WO2006068163、WO2006085685、WO2006090915、WO2006104356、WO2006127530、WO2006111261、US2006890898、US2006803357、US2006303661、WO2007015767(LY−2463665)、WO2007024993、WO2007029086、WO2007063928、WO2007070434、WO2007071738、WO2007071576、WO2007077508、WO2007087231、WO2007097931、WO2007099385、WO2007100374、WO2007112347、WO2007112669、WO2007113226、WO2007113634、WO2007115821、WO2007116092、US2007259900、EP1852108、US2007270492、WO2007126745、WO2007136603、WO2007142253、WO2007148185、WO2008017670、US2008051452、WO2008027273、WO2008028662、WO2008029217、JP2008031064、JP2008063256、WO2008033851、WO2008040974、WO2008040995、WO2008060488、WO2008064107、WO2008066070、WO2008077597、JP2008156318、WO2008087560、WO2008089636、WO2008093960、WO2008096841、WO2008101953、WO2008118848、WO2008119005、WO2008119208、WO2008120813、WO2008121506、WO2008130151、WO2008131149、WO2009003681、WO2009014676、WO2009025784、WO2009027276、WO2009037719、WO2009068531、WO2009070314、WO2009065298、WO2009082134、WO2009082881、WO2009084497、WO2009093269、WO2009099171、WO2009099172、WO2009111239、WO2009113423、WO2009116067、US2009247532、WO2010000469、WO2010015664中に記載されているようなそうした化合物と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、シタグリプチンリン酸塩と塩酸メトホルミンとの固体合剤であるジャヌメット(JanumetTM)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ビルダグリプチンとメトホルミン塩酸塩との固体合剤であるユークレアス(Eucreas(R))と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、アログリプチン安息香酸塩とピオグリタゾンとの固体合剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、シタグリプチンの塩とメトホルミン塩酸塩との固体合剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007128801中に記載されているような、DPP−IV阻害剤とオメガ−3脂肪酸又はオメガ−3脂肪酸エステルとの併用(combination)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2009121945中に記載されているようなDPP−IV阻害剤とメトホルミン塩酸塩との併用と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2009123992中に記載されているようなDPP−IV阻害剤とGPR−119アゴニストとの併用と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2009139362中に記載されているようなDPP−IV阻害剤とミグリトールとの併用と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、シタグリプチンの塩とメトホルミン塩酸塩との固体合剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、アログリプチン安息香酸塩(alopliptin benzoate)とピオグリタゾン塩酸塩との固体合剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、インスリン分泌を増強する物質、例えば、KCP−265(WO2003097064)、又はWO2007026761、WO2008045484、US2008194617、WO2009109259、WO2009109341中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、グルコース依存性インスリン分泌性受容体(GDIR)のアゴニスト、例えば、APD−668と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ATPクエン酸リアーゼ阻害剤、例えば、SB−204990と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ナトリウム依存性グルコース輸送体1及び/又は2(SGLT1、SGLT2)のモジュレーター、例えば、KGA−2727、T−1095、SGL−0010、AVE 2268、SAR 7226、SGL−5083、SGL−5085、SGL−5094、ISIS−388626、セルグリフロジン、ダパグリフロジン若しくはエタボン酸レモグリフロジン(remogliflozin etabonate)、カナグリフロジン、又は例えば、WO2004007517、WO200452903、WO200452902、PCT/EP2005/005959、WO2005085237、JP2004359630、WO2005121161、WO2006018150、WO2006035796、WO2006062224、WO2006058597、WO2006073197、WO2006080577、WO2006087997、WO2006108842、WO2007000445、WO2007014895、WO2007080170、WO2007093610、WO2007126117、WO2007128480、WO2007129668、US2007275907、WO2007136116、WO2007143316、WO2007147478、WO2008001864、WO2008002824、WO2008013277、WO2008013280、WO2008013321、WO2008013322、WO2008016132、WO2008020011、JP2008031161、WO2008034859、WO2008042688、WO2008044762、WO2008046497、WO2008049923、WO2008055870、WO2008055940、WO2008069327、WO2008070609、WO2008071288、WO2008072726、WO2008083200、WO2008090209、WO2008090210、WO2008101586、WO2008101939、WO2008116179、WO2008116195、US2008242596、US2008287529、WO2009026537、WO2009049731、WO2009076550、WO2009084531、WO2009096503、WO2009100936、WO2009121939、WO2009124638、WO2009128421、WO2009135673、WO2010009197、WO2010018435、WO2010018438中に記載されているようなもの、又はA. L. HandlonによってExpert Opin. Ther. Patents (2005) 15(11), 1531-1540中によって記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、WO2009091082中に記載されているような、SGLT阻害剤とDPP−IV阻害剤との固体合剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、WO2008136392、WO2008136393中に記載されているような、グルコース輸送のスティミュレーター(stimulator of glucose transport)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ−1(11β−HSD1)の阻害剤、例えば、BVT−2733、JNJ−25918646、INCB−13739、INCB−20817、DIO−92((−)−ケトコナゾール)、又は例えば、WO200190090−94、WO200343999、WO2004112782、WO200344000、WO200344009、WO2004112779、WO2004113310、WO2004103980、WO2004112784、WO2003065983、WO2003104207、WO2003104208、WO2004106294、WO2004011410、WO2004033427、WO2004041264、WO2004037251、WO2004056744、WO2004058730、WO2004065351、WO2004089367、WO2004089380、WO2004089470〜71、WO2004089896、WO2005016877、WO2005063247、WO2005097759、WO2006010546、WO2006012227、WO2006012173、WO2006017542、WO2006034804、WO2006040329、WO2006051662、WO2006048750、WO2006049952、WO2006048331、WO2006050908、WO2006024627、WO2006040329、WO2006066109、WO2006074244、WO2006078006、WO2006106423、WO2006132436、WO2006134481、WO2006134467、WO2006135795、WO2006136502、WO2006138508、WO2006138695、WO2006133926、WO2007003521、WO2007007688、US2007066584、WO2007029021、WO2007047625、WO2007051811、WO2007051810、WO2007057768、WO2007058346、WO2007061661、WO2007068330、WO2007070506、WO2007087150、WO2007092435、WO2007089683、WO2007101270、WO2007105753、WO2007107470、WO2007107550、WO2007111921、US2007207985、US2007208001、WO2007115935、WO2007118185、WO2007122411、WO2007124329、WO2007124337、WO2007124254、WO2007127688、WO2007127693、WO2007127704、WO2007127726、WO2007127763、WO2007127765、WO2007127901、US2007270424、JP2007291075、WO2007130898、WO2007135427、WO2007139992、WO2007144394、WO2007145834、WO2007145835、WO2007146761、WO2008000950、WO2008000951、WO2008003611、WO2008005910、WO2008006702、WO2008006703、WO2008011453、WO2008012532、WO2008024497、WO2008024892、WO2008032164、WO2008034032、WO2008043544、WO2008044656、WO2008046758、WO2008052638、WO2008053194、WO2008071169、WO2008074384、WO2008076336、WO2008076862、WO2008078725、WO2008087654、WO2008088540、WO2008099145、WO2008101885、WO2008101886、WO2008101907、WO2008101914、WO2008106128、WO2008110196、WO2008119017、WO2008120655、WO2008127924、WO2008130951、WO2008134221、WO2008142859、WO2008142986、WO2008157752、WO2009001817、WO2009010416、WO2009017664、WO2009020140、WO2009023180、WO2009023181、WO2009023664、WO2009026422、WO2009038064、WO2009045753、WO2009056881、WO2009059666、WO2009061498、WO2009063061、WO2009070497、WO2009074789、WO2009075835、WO2009088997、WO2009090239、WO2009094169、WO2009098501、WO2009100872、WO2009102428、WO2009102460、WO2009102761、WO2009106817、WO2009108332、WO2009112691、WO2009112845、WO2009114173、WO2009117109、US2009264401、WO2009118473、WO2009131669、WO2009132986、WO2009134384、WO2009134387、WO2009134392、WO2009134400、WO2009135581、WO2009138386、WO2010006940、WO2010010157、WO2010010174、WO2010011917中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO200119830〜31、WO200117516、WO2004506446、WO2005012295、WO2005116003、WO2005116003、WO2006007959、DE10 2004 060542.4、WO2007009911、WO2007028145、WO2007067612〜615、WO2007081755、WO2007115058、US2008004325、WO2008033455、WO2008033931、WO2008033932、WO2008033934、WO2008089581、WO2008148744、WO2009032321、WO2009109999、WO2009109998中に記載されているような、タンパク質チロシンホスファターゼ−1B(PTP−1B)阻害剤と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、WO2010014613中に記載されているような、チロシンキナーゼB(Trk−B)のスティミュレーター(stimulators of tyrosine kinase B (Trk-B))と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、GPR109Aのアゴニスト(HM74A受容体アゴニスト;NARアゴニスト(ニコチン酸受容体アゴニスト))、例えば、MK−0524A(ラロピプラント(laropiprant))若しくはMK−0524と併用するニコチン酸又は徐放性ナイアシン、又はWO2004041274、WO2006045565、WO2006045564、WO2006069242、WO2006085108、WO2006085112、WO2006085113、WO2006124490、WO2006113150、WO2007002557、WO2007017261、WO2007017262、WO2007017265、WO2007015744、WO2007027532、WO2007092364、WO2007120575、WO2007134986、WO2007150025、WO2007150026、WO2008016968、WO2008051403、WO2008086949、WO2008091338、WO2008097535、WO2008099448、US2008234277、WO2008127591中に記載されているようなそれらの化合物と組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、ナイアシンとシンバスタチンとの固体合剤と組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、MK−0524A(ラロピプラント)と併用するニコチン酸又は“徐放性ナイアシン(extended release naiacin)”と組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、MK−0524A(ラロピプラント)及びシンバスタチンと併用するニコチン酸又は“徐放性ナイアシン(extended release naiacin)”と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ニコチン酸若しくは別のニコチン酸受容体アゴニスト及びプロスタグランジンDP受容体アンタゴニスト(例えば、WO2008039882中に記載されているようなもの)と組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、ナイアシンとメロキシカムの固体合剤(例えば、WO2009149056中に記載されているようなもの)と組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2006067531、WO2006067532中に記載されているような、GPR116のアゴニストと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007013689、WO2007033002、WO2007106469、US2007265332、WO2007123225、WO2007131619、WO2007131620、WO2007131621、US2007265332、WO2007131622、WO2007136572、WO2008001931、WO2008030520、WO2008030618、WO2008054674、WO2008054675、WO2008066097、US2008176912、WO2008130514、WO2009038204、WO2009039942、WO2009039943、WO2009048527、WO2009054479、WO2009058237、WO2009111056、WO2010012650中に記載されているような、GPR40のモジュレーターと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、GPR119(G−タンパク質共役グルコース依存性インスリン分泌性受容体)のモジュレーター、例えば、PSN−119−1、PSN−821、PSN−119−2、MBX−2982、又は例えば、WO2004065380、WO2005061489(PSN−632408)、WO2006083491、WO2007003960〜62及びWO2007003964、WO2007035355、WO2007116229、WO2007116230、WO2008005569、WO2008005576、WO2008008887、WO2008008895、WO2008025798、WO2008025799、WO2008025800、WO2008070692、WO2008076243、WO200807692、WO2008081204、WO2008081205、WO2008081206、WO2008081207、WO2008081208、WO2008083238、WO2008085316、WO2008109702、WO2008130581、WO2008130584、WO2008130615、WO2008137435、WO2008137436、WO2009012275、WO2009012277、WO2009014910、WO2009034388、WO2009038974、WO2009050522、WO2009050523、WO2009055331、WO2009105715、WO2009105717、WO2009105722、WO2009106561、WO2009106565、WO2009117421、WO2009125434、WO2009126535、WO2009129036、US2009286812、WO2009143049、WO2009150144、WO2010001166、WO2010004343、WO2010004344、WO2010004345、WO2010004346、WO2010004347、WO2010004348、WO2010008739、WO2010006191、WO2010009183、WO2010009195、WO2010009207、WO2010009208、WO2010014593中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、EP1688138、WO2008066131、WO2008066131、WO2008103500、WO2008103501、WO2008139879、WO2009038204、WO2009147990、WO2010008831中に記載されているような、GPR120のモジュレーターと組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2009000087、WO2009070873中に記載されているような、GPR105のアンタゴニストと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、GPR43のアゴニスト、例えば、ESN−282と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2005073199、WO2006074957、WO2006087309、WO2006111321、WO2007042178、WO2007119837、WO2008122352、WO2008122357、WO2009009287中に記載されているような、ホルモン感受性リパーゼ(HSL)及び/又はホスホリパーゼの阻害剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007110216中に記載されているような、内皮リパーゼ(endothelial lipase)の阻害剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ホスホリパーゼA2阻害剤、例えば、ダラプラディブ(darapladib)又はA−002、又はWO2008048866、WO20080488867、US2009062369中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様において、式Iの化合物は、ミリシトリン(myricitrin)、リパーゼ阻害剤(WO2007119827)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、US2005222220、WO2005085230、WO2005111018、WO2003078403、WO2004022544、WO2003106410、WO2005058908、US2005038023、WO2005009997、US2005026984、WO2005000836、WO2004106343、EP1460075、WO2004014910、WO2003076442、WO2005087727、WO2004046117、WO2007073117、WO2007083978、WO2007120102、WO2007122634、WO2007125109、WO2007125110、US2007281949、WO2008002244、WO2008002245、WO2008016123、WO2008023239、WO2008044700、WO2008056266、WO2008057940、WO2008077138、EP1939191、EP1939192、WO2008078196、WO2008094992、WO2008112642、WO2008112651、WO2008113469、WO2008121063、WO2008121064、EP−1992620、EP−1992621、EP1992624、EP−1992625、WO2008130312、WO2009007029、EP2020232、WO2009017452、WO2009035634、WO2009035684、WO2009038385、WO2009095787、WO2009095788、WO2009095789、WO2009095792、WO2009145814、US2009291982、WO2009154697、WO2009156857、WO2009156859、WO2009156860、WO2009156861、WO2009156863、WO2009156864、WO2009156865、WO2010013168、WO2010014794中に記載されているような、グリコーゲン合成酵素キナーゼ−3ベータ(GSK−3ベータ)の阻害剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ(PEPCK)の阻害剤、例えば、WO2004074288中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ホスホイノシチドキナーゼ−3(PI3K)の阻害剤、例えば、WO2008027584、WO2008070150、WO2008125833、WO2008125835、WO2008125839、WO2009010530、WO2009026345、WO2009071888、WO2009071890、WO2009071895中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2006072354、WO2007093264、WO2008009335、WO2008086854、WO2008138448中に記載されているような、血清/グルココルチコイド調節キナーゼ(serum/glucocorticoid-regulated kinase)(SGK)の阻害剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2008057855、WO2008057856、WO2008057857、WO2008057859、WO2008057862、WO2008059867、WO2008059866、WO2008059865、WO2008070507、WO2008124665、WO2008124745、WO2008146871、WO2009015067、WO2009040288、WO2009069736、WO2009149139中に記載されているような、グルココルチコイド受容体のモジュレーターと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ミネラルコルチコイド受容体(MR)のモジュレーター、例えば、ドロスピレノン、又はWO2008104306、WO2008119918中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、プロテインキナーゼCベータ(PKCβ)の阻害剤、例えば、ルボキシスタウリン、又はWO2008096260、WO2008125945に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、プロテインキナーゼDの阻害剤、例えば、ドキサゾシン(WO2008088006)と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007062568、WO2008006432、WO2008016278、WO2008016730、WO2008020607、WO2008083124、WO2008136642、WO2009019445、WO2009019446、WO2009019600、WO2009028891、WO2009065131、WO2009076631、WO2009079921、WO2009100130、WO2009124636、WO2009135580、WO2009152909中に記載されているような、AMP−活性化プロテインキナーゼ(AMPK)の活性化剤/モジュレーターと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007112914、WO2007149865中に記載されているような、セラミドキナーゼの阻害剤と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007104053、WO2007115822、WO2008008547、WO2008075741中に記載されているような、MAPK−相互作用キナーゼ1又は2(MNK1又は2)の阻害剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2001000610、WO2001030774、WO2004022057、WO2004022553、WO2005097129、WO2005113544、US2007244140、WO2008099072、WO2008099073、WO2008099073、WO2008099074、WO2008099075、WO2009056693、WO2009075277、WO2009089042、WO2009120801中に記載されているような、“I−カッパBキナーゼ”の阻害剤(IKK阻害剤)と組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、NF−カッパB(NFKB)活性化の阻害剤、例えば、サルサラートと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2008016131、WO2009123986に記載されているような、ASK−1(アポトーシスシグナル調節キナーゼ1)の阻害剤と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、HMG−CoA還元酵素阻害剤、例えば、シンバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、ロバスタチン、アトルバスタチン、セリバスタチン、ロスバスタチン、ピタバスタチン、L−659699、BMS−644950、NCX−6560、又はUS2007249583、WO2008083551、WO2009054682中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、ファルネソイドX受容体(FXR)モジュレーター、例えば、WAY−362450、又はWO2003099821、WO2005056554、WO2007052843、WO2007070796、WO2007092751、JP2007230909、WO2007095174、WO2007140174、WO2007140183、WO2008000643、WO2008002573、WO2008025539、WO2008025540、JP2008214222、JP2008273847、WO2008157270、US2008299118、US2008300235、WO2009005998、WO2009012125、WO2009027264、WO2009062874、US2009131409、US2009137554、US2009163552、WO2009127321、EP2128158中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007092965、WO2008041003、WO2008049047、WO2008065754、WO2008073825、US2008242677、WO2009020683、US2009030082、WO2009021868、US2009069373、WO2009024550、WO2009040289、WO2009086123、WO2009086129、WO2009086130、WO2009086138、WO2009107387、US2009247587、WO2009133692、WO2008138438、WO2009144961、WO2009150109中に記載されているような、肝臓X受容体(LXR)のリガンドと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、フィブラート類、例えば、フェノフィブラート、クロフィブラート、ベザフィブラート、又はWO2008093655中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、フィブラート類、例えば、フェノフィブラートのコリン塩(SLV−348;トリリピックス(TrilipixTM)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、フィブラート類[例えば、フェノフィブラートのコリン塩(トリリピックス(TrilipixTM)]及びHMG−CoA還元酵素阻害剤(例えば、ロスバスタチン)と組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、ベザフィブラート及びジフルニサルと組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、フェノフィブラート又はその塩と、シンバスタチン、ロスバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、セリバスタチン、プラバスタチン、ピタバスタチン又はアトルバスタチンとの固体合剤と組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、フェノフィブラートとメトホルミンとの固体合剤、シノルディア(Synordia(R))と組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、WO2009090210中に記載されているような、メトホルミンとMTP阻害剤との固体合剤と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、コレステロール再吸収阻害剤、例えば、エゼチミブ(ezetimibe)、チクエシド(tiqueside)、パマクエシド(pamaqueside)、FM−VP4(シトスタノール/カンペステロール アスコルビルホスファート(sitostanol/campesterol ascorbyl phosphate);Forbes Medi-Tech, WO2005042692、WO2005005453)、MD−0727(Microbia Inc., WO2005021497、WO2005021495)と、又はWO2002066464、WO2005000353(Kotobuki Pharmaceutical Co. Ltd.)又はWO2005044256又はWO2005062824(Merck & Co.)又はWO2005061451及びWO2005061452(AstraZeneca AB)及びWO2006017257(Phenomix)又はWO2005033100(Lipideon Biotechnology AG)中に記載されている化合物と、又はWO2002050060、WO2002050068、WO2004000803、WO2004000804、WO2004000805、WO2004087655、WO2004097655、WO2005047248、WO2006086562、WO2006102674、WO2006116499、WO2006121861、WO2006122186、WO2006122216、WO2006127893、WO2006137794、WO2006137796、WO2006137782、WO2006137793、WO2006137797、WO2006137795、WO2006137792、WO2006138163、WO2007059871、US2007232688、WO2007126358、WO2008033431、WO2008033465、WO2008052658、WO2008057336、WO2008085300、WO2008104875、US2008280836、WO2008108486中に記載されているような化合物と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、NPC1L1アンタゴニスト,例えば、WO2008033464、WO2008033465中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、エゼチミブとシンバスタチンの固体合剤であるバイトリン(VytorinTM)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、エゼチミブとアトルバスタチンの固体合剤と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、エゼチミブとフェノフィブラートの固体合剤と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、US6,992,067又はUS7,205,290中に記載されているようなジフェニルアゼチジノン誘導体である。 本発明の更なる実施態様では、更なる活性成分は、例えば、US6,992,067又はUS7,205,290中に記載されているようなジフェニルアゼチジノン誘導体であり、スタチン、例えば、シンバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、ロバスタチン、セリバスタチン、アトルバスタチン、ピタバスタチン又はロスバスタチンと併用される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ラパキスタット(スクアレン合成酵素阻害剤)とアトルバスタチンとの固体合剤と組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、HMG−CoA還元酵素阻害剤であるアトルバスタチンと、レニン阻害剤であるアリスキレンから成るコンジュゲート(WO2009090158)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、CETP阻害剤、例えば、トルセトラピブ、アナセトラピブ又はJTT−705(ダルセトラピブ)、又はWO2006002342、WO2006010422、WO2006012093、WO2006073973、WO2006072362、WO2007088996、WO2007088999、US2007185058、US2007185113、US2007185154、US2007185182、WO2006097169、WO2007041494、WO2007090752、WO2007107243、WO2007120621、US2007265252、US2007265304、WO2007128568、WO2007132906、WO2008006257、WO2008009435、WO2008018529、WO2008058961、WO2008058967、WO2008059513、WO2008070496、WO2008115442、WO2008111604、WO2008129951、WO2008141077、US2009118287、WO2009062371、WO2009071509中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、胆汁酸再吸収阻害剤(bile acid reabsorption inhibitors)(腸胆汁酸輸送体(IBAT)の阻害剤)(例えば、US6,245,744、US6,221,897又はWO00/61568を参照)、例えば、HMR 1741、又はDE 10 2005 033099.1及びDE 10 2005 033100.9、DE 10 2006 053635、DE 10 2006 053637、WO2007009655〜56、WO2008058628、WO2008058629、WO2008058630、WO2008058631中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、GPBAR1(G−タンパク質共役胆汁酸受容体−1;TGR5)のアゴニスト、例えば、INT−777、又は例えば、US20060199795、WO2007110237、WO2007127505、WO2008009407、WO2008067219、WO2008067222、FR2908310、WO2008091540、WO2008097976、US2009054304、WO2009026241、WO2009146772、WO2010014739、WO2010014836中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、ヒストンデアセチラーゼのモジュレーター、例えば、WO2009011420中に記載されているようなウルソデオキシコール酸と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2008097504、WO2009038722中に記載されているような、TRPM5チャネル(TRPカチオンチャネルM5)の阻害剤/モジュレーターと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、US2009176883、WO2009089083、WO2009144548中に記載されているような、TRPA1チャネル(TRPカチオンチャネルA1)の阻害剤/モジュレーターと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2009084034、WO2009130560中に記載されているような、TRPV3チャネル(TRPカチオンチャネルV3)の阻害剤/モジュレーターと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ポリマー胆汁酸吸着剤、例えば、コレスチラミン、コレセベラム塩酸塩と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、コレセベラム塩酸塩及びメトホルミン又はスルホニルウレア又はインスリンと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、トコトリエノール及びインスリン又はインスリン誘導体と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、フィトステロール(ReductolTM)を含むチューインガムと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質の阻害剤(MTP阻害剤)、例えば、インプリタピド、BMS−201038、R−103757、AS−1552133、SLx−4090、AEGR−733、JTT−130、又はWO2005085226、WO2005121091、WO2006010423、WO2006113910、WO2007143164、WO2008049806、WO2008049808、WO2008090198、WO2008100423、WO2009014674中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、WO2008030382又はWO2008079398中に記載されているような、コレステロール吸収阻害剤(例えば、エゼチミブ)と、トリグリセリド輸送タンパク質の阻害剤(MTP阻害剤)(例えば、インプリタピド)の併用と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、活性な抗高トリグリセリド血症成分、例えば、WO2008032980中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、ソマトスタチン5受容体(SST5受容体)のアンタゴニスト、例えば、WO2006094682中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ACAT阻害剤、例えば、アバシミブ、SMP−797又はKY−382、又はWO2008087029、WO2008087030、WO2008095189、WO2009030746、WO2009030747、WO2009030750、WO2009030752、WO2009070130、WO2009081957、WO2009081957中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007063012、WO2007096251(ST−3473)、WO2008015081、US2008103182、WO2008074692、WO2008145596、WO2009019199、WO2009156479、WO2010008473中に記載されているような、肝臓カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ−1(L−CPT1)の阻害剤と組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、US2009270500、US2009270505、WO2009132978、WO2009132979中に記載されているような、カルニチン−O−パルミトイルトランスフェラーゼII(CPT2)の阻害剤と組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2008031032、WO2008046071、WO2008083280、WO2008084300中に記載されているような、セリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT)のモジュレーターと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、スクアレン合成酵素阻害剤、例えば、BMS−188494、TAK−475(ラパキスタットアセテート)、又はWO2005077907、JP2007022943、WO2008003424、WO2008132846、WO2008133288、WO2009136396中に開示されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ISIS−301012(ミポメルセン(mipomersen))、アポリポタンパク質B遺伝子を調節することができるアンチセンスオリゴヌクレオチドと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、siRNA(ApoB遺伝子を標的とする)を含む治療物質であるアポリポタンパク質(ApoB)SNALPと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2008092231中に記載されているような、ApoA−1遺伝子のスティミュレーター(stimulator)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、アポリポタンパク質C−IIIの合成のモジュレーター(modulator of the synthesis of apolipoprptein C-III)、例えば、ISIS−APOCIIIRxと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、LDL受容体インデューサー(LDL receptor inducer)(US6,342,512参照)、例えば、HMR1171、HMR1586、又はWO2005097738、WO2008020607中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、HDLコレステロール上昇剤(HDL cholesterol-elevating agent)、例えば、WO2008040651、WO2008099278、WO2009071099、WO2009086096、US2009247550中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2006072393、WO2008062830、WO2009100326中に記載されているような、ABCA1発現エンハンサーと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、リポタンパク質リパーゼモジュレーター、例えば、イブロリピム(NO−1886)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、リポタンパク質(a)アンタゴニスト、例えば、ゲムカベン(CI−1027)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、リパーゼ阻害剤、例えば、オルリスタット又はセチリスタット(ATL−962)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、アデノシンA1受容体アゴニスト(アデノシンA1 R)、例えば、CVT−3619、又は例えば、EP1258247、EP1375508、WO2008028590、WO2008077050、WO2009050199、WO2009080197、WO2009100827、WO2009112155中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、アデノシンA2B受容体アゴニスト(アデノシンA2B R)、例えば、ATL−801と組み合わせて投与される。 本発明の別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007111954、WO2007121918、WO2007121921、WO2007121923、WO2008070661、WO2009010871中に記載されているような、アデノシンA2A及び/又はアデノシンA3受容体のモジュレーターと組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2008064788、WO2008064789、WO2009080198、WO2009100827、WO2009143992中に記載されているような、アデノシンA1/A2B受容体のリガンドと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、US2007270433、WO2008027585、WO2008080461、WO2009037463、WO2009037467、WO2009037468、WO2009118759中に記載されているような、アデノシンA2B受容体アンタゴニスト(アデノシンA2B R)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、アセチル−CoAカルボキシラーゼ(ACC1及び/又はACC2)の阻害剤、例えば、WO199946262、WO200372197、WO2003072197、WO2005044814、WO2005108370、JP2006131559、WO2007011809、WO2007011811、WO2007013691、WO2007095601〜603、WO2007119833、WO2008065508、WO2008069500、WO2008070609、WO2008072850、WO2008079610、WO2008088688、WO2008088689、WO2008088692、US2008171761、WO2008090944、JP2008179621、US2008200461、WO2008102749、WO2008103382、WO2008121592、WO2009082346、US2009253725、JP2009196966、WO2009144554、WO2009144555、WO2010003624、WO2010002010中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、ミクロソームアシル−CoA:グリセロール−3−リン酸アシルトランスフェラーゼ3(glycerol-3-phosphate acyltransferase 3)(GPAT3,WO2007100789中に記載されている)のモジュレーターと、又はミクロソームアシル−CoA:グリセロール−3−リン酸アシルトランスフェラーゼ4(GPAT4,WO2007100833中に記載されている)のモジュレーターと、又はWO2010005922中に記載されているミトコンドリアグリセロール−3−リン酸 O−アシルトランスフェラーゼ(modulators of mitochondrial glycerol-3-phosphate O-acyltransferase)のモジュレーターと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、キサンチンオキシドレダクターゼ(XOR)のモジュレーターと組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2008051873、WO2008051875、WO2008073623、WO2008094869、WO2008112022、WO2009011872、WO2009049154、WO2009049157、WO2009049165、WO2009073772、WO2009097476、WO2009111207、WO2009129508、WO2009151800中に記載されているような、可溶性エポキシドヒドロラーゼ(sEH)の阻害剤と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、下記に挙げるものと組み合わせて投与される: CARTモジュレーター(“Cocaine-amphetamine-regulated transcript influences energy metabolism, anxiety and gastric emptying in mice” Asakawa, A. et al.: Hormone and Metabolic Research (2001), 33(9), 554-558参照); NPYアンタゴニスト、例えば、4−[(4−アミノキナゾリン−2−イルアミノ)メチル]−シクロヘキシルメチルナフタレン−1−スルホンアミド・塩酸塩(CGP 71683A)又はベルネペリット(velneperit)又はWO2009110510中に記載されているようなもの; NPY−5受容体アンタゴニスト/受容体モジュレーター、例えば、L−152804又はBanyuからの化合物“NPY−5−BY”、又は、例えば、WO2006001318、WO2007103295、WO2007125952、WO2008026563、WO2008026564、WO2008052769、WO2008092887、WO2008092888、WO2008092891、WO2008129007、WO2008134228、WO2009054434、WO2009095377、WO2009131096中に記載されているようなもの; 例えば、WO2007038942中に記載されているような、NPY−4受容体アンタゴニスト; 例えば、WO2007038943、WO2009006185、US2009099199、US2009099243、US2009099244、WO2009079593、WO2009079597中に記載されているような、NPY−2受容体アンタゴニスト/モジュレーター; ペプチドYY3−36(PYY3−36)又は類縁化合物、例えば、CJC−1682(Cys34を介してヒト血清アルブミンとコンジュゲートされたPYY3−36)又はCJC−1643(PYY3−36の誘導体、これはインビボで血清アルブミンにコンジュゲートされる)、又はWO2005080424、WO2006095166、WO2008003947、WO2009080608中に記載されているようなもの; 例えば、WO2009080608中に記載されているような、NPY−2受容体アゴニスト; WO2006096847によって記載されているようなペプチドであるオベスタチンの誘導体; CB1R(カンナビノイド受容体1)アンタゴニスト/逆アゴニスト(inverse agonist)、例えば、リモナバント(rimonabant)、スリナバント(surinabant)(SR147778)、SLV−319(イビピナバント(ibipinabant))、AVE−1625、タラナバント(taranabant)(MK−0364)若しくはその塩、オテナバント(otenabant)(CP−945,598)、ロソナバント(rosonabant)、V−24343、又は例えば、EP0656354、WO00/15609、WO2001/64632〜64634、WO02/076949、WO2005080345、WO2005080328、WO2005080343、WO2005075450、WO2005080357、WO200170700、WO2003026647〜48、WO200302776、WO2003040107、WO2003007887、WO2003027069、US6,509,367、WO200132663、WO2003086288、WO2003087037、WO2004048317、WO2004058145、WO2003084930、WO2003084943、WO2004058744、WO2004013120、WO2004029204、WO2004035566、WO2004058249、WO2004058255、WO2004058727、WO2004069838、US20040214837、US20040214855、US20040214856、WO2004096209、WO2004096763、WO2004096794、WO2005000809、WO2004099157、US20040266845、WO2004110453、WO2004108728、WO2004000817、WO2005000820、US20050009870、WO200500974、WO2004111033〜34、WO200411038〜39、WO2005016286、WO2005007111、WO2005007628、US20050054679、WO2005027837、WO2005028456、WO2005063761〜62、WO2005061509、WO2005077897、WO2006018662、WO2006047516、WO2006060461、WO2006067428、WO2006067443、WO2006087480、WO2006087476、WO2006100208、WO2006106054、WO2006111849、WO2006113704、WO2007009705、WO2007017124、WO2007017126、WO2007018459、WO2007018460、WO2007016460、WO2007020502、WO2007026215、WO2007028849、WO2007031720、WO2007031721、WO2007036945、WO2007038045、WO2007039740、US20070015810、WO2007046548、WO2007047737、WO2007057687、WO2007062193、WO2007064272、WO2007079681、WO2007084319、WO2007084450、WO2007086080、EP1816125、US2007213302、WO2007095513、WO2007096764、US2007254863、WO2007119001、WO2007120454、WO2007121687、WO2007123949、US2007259934、WO2007131219、WO2007133820、WO2007136571、WO2007136607、WO2007136571、US7297710、WO2007138050、WO2007139464、WO2007140385、WO2007140439、WO2007146761、WO2007148061、WO2007148062、US2007293509、WO2008004698、WO2008017381、US2008021031、WO2008024284、WO2008031734、WO2008032164、WO2008034032、WO2008035356、WO2008036021、WO2008036022、WO2008039023、WO2998043544、WO2008044111、WO2008048648、EP1921072−A1、WO2008053341、WO2008056377、WO2008059207、WO2008059335、WO2008062424、WO2008068423、WO2008068424、WO2008070305、WO2008070306、WO2008074816、WO2008074982、WO2008075012、WO2008075013、WO2008075019、WO2008075118、WO2008076754、WO2008081009、WO2008084057、EP1944295、US2008090809、US2008090810、WO2008092816、WO2008094473、WO2008094476、WO2008099076、WO2008099139、WO2008101995、US2008207704、WO2008107179、WO2008109027、WO2008112674、WO2008115705、WO2008118414、WO2008119999、WO200812000、WO2008121257、WO2008127585、WO2008129157、WO2008130616、WO2008134300、US2008262066、US2008287505、WO2009005645、WO2009005646、WO2009005671、WO2009023292、WO2009023653、WO2009024819、WO2009033125、EP2042175、WO2009053548〜WO2009053553、WO2009054923、WO2009054929、WO2009059264、WO2009073138、WO2009074782、WO2009075691、WO2009078498、WO2009087285、WO2009074782、WO2009097590、WO2009097995、WO2009097996、WO2009097998、WO2009097999、WO2009098000、WO2009106708、US2009239909、WO2009118473、US2009264436、US2009264476、WO2009130234、WO2009131814、WO2009131815、US2009286758、WO2009141532、WO2009141533、WO2009153569、WO2010003760、WO2010012437、WO2010019762中に記載されているようなそうした化合物; カンナビノイド受容体1/カンナビノイド受容体2(CB1/CB2)をモジュレートする化合物(modulating compounds)、例えば、デルタ−9−テトラヒドロカンナビバリン(delta-9-tetrahydrocannabivarin)、又は、例えば、WO2007001939、WO2007044215、WO2007047737、WO2007095513、WO2007096764、WO2007112399、WO2007112402、WO2008122618、WO2009007697、WO2009012227、WO2009087564、WO2009093018、WO2009095752、WO2009120660、WO2010012964中に記載されているようなもの; カンナビノイド受容体2(CB2)をモジュレートする化合物(modulating compounds)、一例を挙げれば、例えば、WO2008063625、WO2008157500、WO2009004171、WO2009032754、WO2009055357、WO2009061652、WO2009063495、WO2009067613、WO2009114566中に記載されているようなもの; 例えば、WO2007140005、WO2008019357、WO2008021625、WO2008023720、WO2008030532、WO2008129129、WO2008145839、WO2008145843、WO2008147553、WO2008153752、WO2009011904、WO2009048101、WO2009084970、WO2009105220、WO2009109504、WO2009109743、WO2009117444、WO2009127944、WO2009138416、WO2009151991、WO2009152025、WO2009154785、WO2010005572、WO2010017079中に記載されているような、FAAH(脂肪酸アミドヒドロラーゼ)のモジュレーター; 例えば、WO2008057585、WO2008059214、WO2008075064、WO2008075070、WO2008075077、WO2009079860中に記載されているような、脂肪酸合成酵素(FAS)の阻害剤; 例えば、WO2008120653、WO2009038021、WO2009044788、WO2009081789、WO2009099086中に記載されているような、LCE(長鎖脂肪酸伸長酵素)/長鎖脂肪酸CoAリガーゼの阻害剤(inhibitors of LCE (long chain fatty acid elongase)/long chain fatty acid CoA ligase); 例えば、WO2007091948、WO2007129188、WO2007133637、WO2008007780、WO2008010061、WO2008007211、WO2008010061、WO2008015335、WO2008018827、WO2008024433、WO2008024438、WO2008032204、WO2008050199、WO2008059339、WO2008059370、WO2008066664、WO2008075150、WO2008090382、WO2008090434、WO2008093024、WO2008107543、WO2008107544、WO2008110863、WO2008125295、WO2008125296、WO2008125337、WO2008125342、WO2008132600、WO2008133973、WO2009010529、WO2009010824、WO2009016241、WO2009023539、WO2009038812、WO2009050348、WO2009055629、WO2009055749、WO2009064449、WO2009081222、WO2009089057、WO2009109710、WO2009112677、WO2009112678、WO2009112679、WO2009121036、WO2009124551、WO2009136625、WO2010002209中に記載されているような、バニロイド−1受容体モジュレーター(TRPV1のモジュレーター); オピオイド受容体のモジュレーター、リガンド、アンタゴニスト又は逆アゴニスト、例えば、GSK−982、又は例えば、WO2007047397、WO2008021849、WO2008021851、WO2008032156、WO2008059335、WO2008125348、WO2008125349、WO2008142454、WO2009030962、WO2009103552、WO2009115257中に記載されているようなもの; 例えば、US2008249122、WO2008089201中に記載されているような、“オーファンオピオイド(ORL−1)受容体”のモジュレーター; プロスタグランジン受容体のアゴニスト、例えば、ビマトプロスト又はWO2007111806中に記載されているようなそうした化合物; MC4受容体アゴニスト(メラノコルチン−4受容体アゴニスト、MC4Rアゴニスト、例えば、N−[2−(3a−ベンジル−2−メチル−3−オキソ−2,3,3a,4,6,7−ヘキサヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)−1−(4−クロロフェニル)−2−オキソエチル]−1−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−カルボキサミド;(WO01/91752))、又はLB53280、LB53279、LB53278又はTHIQ、MB243、RY764、CHIR−785、PT−141、MK−0493、又はWO2005060985、WO2005009950、WO2004087159、WO2004078717、WO2004078716、WO2004024720、US20050124652、WO2005051391、WO2004112793、WOUS20050222014、US20050176728、US20050164914、US20050124636、US20050130988、US20040167201、WO2004005324、WO2004037797、WO2004089307、WO2005042516、WO2005040109、WO2005030797、US20040224901、WO200501921、WO200509184、WO2005000339、EP1460069、WO2005047253、WO2005047251、WO2005118573、EP1538159、WO2004072076、WO2004072077、WO2006021655〜57、WO2007009894、WO2007015162、WO2007041061、WO2007041052、JP2007131570、EP−1842846、WO2007096186、WO2007096763、WO2007141343、WO2008007930、WO2008017852、WO2008039418、WO2008087186、WO2008087187、WO2008087189、WO2008087186〜WO2008087190、WO2008090357、WO2008142319、WO2009015867、WO2009061411、US2009076029、US2009131465、WO2009071101、US2009305960、WO2009144432、WO2009151383、WO2010015972中に記載されているようなもの; 例えば、WO2009010299、WO2009074157中に記載されているような、MC4受容体モジュレーター(メラノコルチン−4受容体モジュレーター); オレキシン受容体1アンタゴニスト(OX1Rアンタゴニスト)、オレキシン受容体2アンタゴニスト(OX2Rアンタゴニスト)又は混合型OX1R/OX2Rアンタゴニスト(例えば、1−(2−メチル−ベンゾオキサゾール−6−イル)−3−[1,5]ナフチリジン−4−イルウレア・塩酸塩(SB−334867−A)、又は例えば、WO200196302、WO200185693、WO2004085403、WO2005075458、WO2006067224、WO2007085718、WO2007088276、WO2007116374、WO2007122591、WO2007126934、WO2007126935、WO2008008517、WO2008008518、WO2008008551、WO2008020405、WO2008026149、WO2008038251、US2008132490、WO2008065626、WO2008078291、WO2008087611、WO2008081399、WO2008108991、WO2008107335、US2008249125、WO2008147518、WO2008150364、WO2009003993、WO2009003997、WO2009011775、WO2009016087、WO2009020642、WO2009058238、US2009186920、US2009203736、WO2009092642、WO2009100994、WO2009104155、WO2009124956、WO2009133522、WO2009156951、WO2010017260中に記載されているようなもの); ヒスタミンH3受容体アンタゴニスト/逆アゴニスト(例えば、3−シクロヘキシル−1−(4,4−ジメチル−1,4,6,7−テトラヒドロイミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イル)プロパン−1−オン・シュウ酸塩(WO00/63208)、又はWO200064884、WO2005082893、WO2005123716、US2005171181(例えば、PF−00389027)、WO2006107661、WO2007003804、WO2007016496、WO2007020213、WO2007049798、WO2007055418、WO2007057329、WO2007062999、WO2007065820、WO2007068620、WO2007068641、WO2007075629、WO2007080140、WO2007082840、WO2007088450、WO2007088462、WO2007094962、WO2007099423、WO2007100990、WO2007105053、WO2007106349、WO2007110364、WO2007115938、WO2007131907、WO2007133561、US2007270440、WO2007135111、WO2007137955、US2007281923、WO2007137968、WO2007138431、WO2007146122、WO2008005338、WO2008012010、WO2008015125、WO2008045371、EP1757594、WO2008068173、WO2008068174、US20080171753、WO2008072703、WO2008072724、US2008188484、US2008188486、US2008188487、WO2008109333、WO2008109336、WO2008126886、WO2008154126、WO2008151957、US2008318952、WO2009003003、WO2009013195、WO2009036132、WO2009039431、WO2009045313、WO2009058300、WO2009063953、WO2009067401、WO2009067405、WO2009067406、US2009163464、WO2009100120、WO2009105206、WO2009121812、WO2009126782、WO2010011653、WO2010011657中に記載されているようなもの); ヒスタミンH1/ヒスタミンH3モジュレーター、例えば、ベタヒスチン又はその二塩酸塩; 例えば、WO2008002816、WO2008002817、WO2008002818、WO2008002820中に記載されているような、ヒスタミンH3輸送体のモジュレーター又はヒスタミンH3/セロトニン輸送体のモジュレーター; 例えば、WO2009126305中に記載されているような、小胞モノアミン輸送体2(VMAT2)のモジュレーター; 例えば、WO2007117399、US2009156613中に記載されているような、ヒスタミンH4モジュレーター; CRFアンタゴニスト(例えば、[2−メチル−9−(2,4,6−トリメチルフェニル)−9H−1,3,9−トリアザフルオレン−4−イル]ジプロピルアミン(WO00/66585)、又はWO2007105113、WO2007133756、WO2008036541、WO2008036579、WO2008083070、WO2010015628、WO2010015655中に記載されているようなそうしたCRF1アンタゴニスト); CRF BPアンタゴニスト(例えばウロコルチン); ウロコルチンアゴニスト; ベータ−3アドレノセプター(β-3 adrenoceptor)のモジュレーター、例えば、1−(4−クロロ−3−メタンスルホニルメチルフェニル)−2−[2−(2,3−ジメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)エチルアミノ]−エタノール・塩酸塩(WO01/83451)又はソラベグロン(solabegron)(GW−427353)又はN−5984(KRP−204)、又はJP2006111553、WO2002038543、WO2002038544、WO2007048840〜843、WO2008015558、EP1947103、WO2008132162中に記載されているようなもの; MSH(メラニン細胞刺激ホルモン)アゴニスト; MCH(メラニン凝集ホルモン)受容体アンタゴニスト(例えば、NBI−845、A−761、A−665798、A−798、ATC−0175、T−226296、T−71(AMG−071、AMG−076)、GW−856464、NGD−4715、ATC−0453、ATC−0759、GW−803430、又はWO2005085200、WO2005019240、WO2004011438、WO2004012648、WO2003015769、WO2004072025、WO2005070898、WO2005070925、WO2004039780、WO2004092181、WO2003033476、WO2002006245、WO2002089729、WO2002002744、WO2003004027、FR2868780、WO2006010446、WO2006038680、WO2006044293、WO2006044174、JP2006176443、WO2006018280、WO2006018279、WO2006118320、WO2006130075、WO2007018248、WO2007012661、WO2007029847、WO2007024004、WO2007039462、WO2007042660、WO2007042668、WO2007042669、US2007093508、US2007093509、WO2007048802、JP2007091649、WO2007092416;WO2007093363〜366、WO2007114902、WO2007114916、WO2007141200、WO2007142217、US2007299062、WO2007146758、WO2007146759、WO2008001160、WO2008016811、WO2008020799、WO2008022979、WO2008038692、WO2008041090、WO2008044632、WO2008047544、WO2008061109、WO2008065021、WO2008068265、WO2008071646、WO2008076562、JP2008088120、WO2008086404、WO2008086409、US2008269110、WO2008140239、WO2009021740、US2009011994、US2009082359、WO2009041567、WO2009076387、WO2009089482、WO2009103478、WO2009119726、WO2009120655、WO2009123194、WO2009137270、WO2009146365、WO2009154132中に記載されているようなそうした化合物); CCK−A(CCK−1)アゴニスト/モジュレーター(例えば、{2−[4−(4−クロロ−2,5−ジメトキシ−フェニル)−5−(2−シクロヘキシルエチル)チアゾール−2−イルカルバモイル]−5,7−ジメチルインドール−1−イル}酢酸・トリフルオロ酢酸塩(WO99/15525)又はSR−146131(WO0244150)又はSSR−125180)、又はWO2005116034、WO2007120655、WO2007120688、WO2007120718、WO2008091631中に記載されているようなもの; セロトニン再取り込み阻害剤(例えば、デクスフェンフルラミン)、又はWO2007148341、WO2008034142、WO2008081477、WO2008120761、WO2008141081、WO2008141082、WO2008145135、WO2008150848、WO2009043834、WO2009077858中に記載されているようなもの; 混合型セロトニン/ドーパミン再取り込み阻害剤(例えば、ブプロピオン)、又はWO2008063673中に記載されているようなもの、又はブプロピオンとナルトレキソンとの固体合剤、若しくはブプロピオンとゾニサミドとの固形合剤; 混合型再取り込み阻害剤、例えば、DOV−21947、又はWO2009016214、WO2009016215、WO2009077584、WO2009098208、WO2009098209、WO2009106769、WO2009109517、WO2009109518、WO2009109519、WO2009109608、WO2009145357、WO2009149258中に記載されているようなもの; 混合型セロトニン作動性及びノルアドレナリン作動性化合物(例えば、WO00/71549); 5−HT受容体アゴニスト、例えば1−(3−エチルベンゾフラン−7−イル)ピペラジン・シュウ酸塩(WO01/09111); 混合型ドーパミン/ノルエピネフリン/アセチルコリン再取り込み阻害剤(例えば、テソフェンシン)、又はWO2006085118、WO2008150480中に記載されているようなもの; 例えば、WO2008079838、WO2008079839、WO2008079847、WO2008079848中に記載されているような、ドーパミンアンタゴニスト; 例えば、US2008076724、WO2009062318中に記載されているような、ノルエピネフリン再取り込み阻害剤; 例えば、WO2009006227、WO2009137679、WO2009137732中に記載されているような、5−HT1A受容体モジュレーター; 例えば、WO2007138343中に記載されているような、5−HT2A受容体アンタゴニスト; 5−HT2C受容体アゴニスト(例えば、ロルカセリン塩酸塩(APD−356)又はBVT−933、又はWO200077010、WO200077001−02、WO2005019180、WO2003064423、WO200242304、WO2005035533、WO2005082859、WO2006004937、US2006025601、WO2006028961、WO2006077025、WO2006103511、WO2007028132、WO2007084622、US2007249709;WO2007132841、WO2007140213、WO2008007661、WO2008007664、WO2008009125、WO2008010073、WO2008108445、WO2009063991、WO2009063992、WO2009063993、WO2009079765中に記載されているようなもの); 5−HT6受容体モジュレーター、例えば、E−6837、BVT−74316、PF−3246799又はPRX−07034、又は例えば、WO2005058858、WO2007054257、WO2007107373、WO2007108569、WO2007108742〜744、WO2008003703、WO2008027073、WO2008034815、WO2008054288、EP1947085、WO2008084491、WO2008084492、WO2008092665、WO2008092666、WO2008101247、WO2008110598、WO2008116831、WO2008116833、WO2008117169、WO2008136017、WO2008147812、EP2036888、WO2009013010、WO2009034581、WO2009053997、WO2009056632、WO2009073118、WO2009115515、WO2009135925、WO2009135927、WO2010000456、WO2010012806、EP2145887中に記載されているようなもの; 例えば、WO2007131005、WO2008052709中に記載されているような、エストロゲン受容体ガンマのアゴニスト(ERRγアゴニスト); 例えば、WO2008109727中に記載されているような、エストロゲン受容体アルファのアゴニスト(ERRα/ERR1アゴニスト); 例えば、WO2009055734、WO2009100335、WO2009127686中に記載されているような、エストロゲン受容体ベータのアゴニスト(ERRβアゴニスト); 例えば、WO2007098953、WO2007098961、WO2008015266、WO2008055932、WO2008055933、WO2009071657中に記載されているような、シグマ−1受容体アンタゴニスト; 例えば、WO2007110782、WO2008041184中に記載されているような、ムスカリン3受容体(M3R)アンタゴニスト; 例えば、WO2008051404、WO2008051405、WO2008051406、WO2008073311中に記載されているような、ボンベシン受容体アゴニスト(BRS−3アゴニスト); ガラニン受容体アンタゴニスト; 成長ホルモン(例えば、ヒト成長ホルモン又はAOD−9604); 成長ホルモン放出化合物(tert−ブチル 6−ベンジルオキシ−1−(2−ジイソプロピルアミノエチルカルバモイル)−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボキシラート(WO01/85695)); 成長ホルモン分泌促進因子受容体アンタゴニスト(グレリンアンタゴニスト)、例えば、A−778193、又はWO2005030734、WO2007127457、WO2008008286、WO2009056707中に記載されているようなもの; 成長ホルモン分泌促進因子受容体モジュレーター(グレリンモジュレーター)、例えば、JMV−2959、JMV−3002、JMV−2810、JMV−2951、又はWO2006012577(例えば、YIL−781又はYIL−870)、WO2007079239、WO2008092681、WO2008145749、WO2008148853、WO2008148854、WO2008148856、WO2009047558、WO2009071283、WO2009115503中に記載されているようなもの; TRHアゴニスト(例えば、EP0462884参照); 脱共役タンパク質2又は3モジュレーター(decoupling protein 2 or 3 modulators)(例えば、WO2009128583中に記載されているようなもの); 化学的脱共役剤(chemical decouplers)(例えば、WO2008059023、WO2008059024、WO2008059025、WO2008059026); レプチン受容体アゴニスト(例えば、Lee, Daniel W.; Leinung, Matthew C.; Rozhavskaya-Arena, Marina; Grasso, Patricia. Leptin agonists as a potential approach to the treatment of obesity. Drugs of the Future (2001), 26(9), 873-881参照); 例えば、WO2009019427、WO2009071658、WO2009071668、WO2009071677、WO2009071678、WO2009147211、WO2009147216、WO2009147219、WO2009147221中に記載されているような、レプチン受容体モジュレーター; DAアゴニスト(ブロモクリプチン、ブロモクリプチンメシラート、ドプレキシン(doprexin)、又はUS2009143390中に記載されているようなもの; リパーゼ/アミラーゼ阻害剤(例えば、WO00/40569、WO2008107184、WO2009049428、WO2009125819); ジアシルグリセロール O−アシルトランスフェラーゼ(DGATs)の阻害剤、例えば、BAY−74−4113、又は、例えば、US2004/0224997、WO2004094618、WO200058491、WO2005044250、WO2005072740、JP2005206492、WO2005013907、WO2006004200、WO2006019020、WO2006064189、WO2006082952、WO2006120125、WO2006113919、WO2006134317、WO2007016538、WO2007060140、JP2007131584、WO2007071966、WO2007126957、WO2007137103、WO2007137107、WO2007138304、WO2007138311、WO2007141502、WO2007141517、WO2007141538、WO2007141545、WO2007144571、WO2008011130、WO2008011131、WO2008039007、WO2008048991、WO2008067257、WO2008099221、WO2008129319、WO2008141976、WO2008148840、WO2008148849、WO2008148851、WO2008148868、WO2009011285、WO2009016462、WO2009024821、US2009076275、WO2009040410、WO2009071483、WO2009081195、WO2009119534、WO2009126624、WO2009126861、WO2010007046、WO2010017040中に記載されているようなもの; 例えば、WO2008038768中に記載されているような、モノアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(2−アシルグリセロール O−アシルトランスフェラーゼ;MGAT)の阻害剤; 脂肪酸合成酵素(FAS)の阻害剤、例えば、C75、又はWO2004005277、WO2008006113中に記載されているようなもの; 例えば、WO2007009236、WO2007044085、WO2007046867、WO2007046868、WO20070501124、WO2007056846、WO2007071023、WO2007130075、WO2007134457、WO2007136746、WO2007143597、WO2007143823、WO2007143824、WO2008003753、WO2008017161、WO2008024390、WO2008029266、WO2008036715、WO2008043087、WO2008044767、WO2008046226、WO2008056687、WO2008062276、WO2008064474、WO2008074824、WO2008074832、WO2008074833、WO2008074834、WO2008074835、WO2008089580、WO2008096746、WO2008104524、WO2008116898、US2008249100、WO2008120744、WO2008120759、WO2008123469、WO2008127349、WO2008128335、WO2008135141、WO2008139845、WO2008141455、US20080255130、US2008255161、WO2008141455、WO2009010560、WO2009016216、WO2009012573、WO2009024287、JP2009019013、WO2009037542、WO2009056556、WO2009060053、WO2009060054、WO2009070533、WO2009073973、WO2009103739、WO2009117659、WO2009117676、US2009253693、US2009253738、WO2009124259、WO2009126123、WO2009126527、WO2009129625、WO2009137201、WO2009150196、WO2009156484、WO2010006962、WO2010007482中に記載されているような、ステアロイル−CoAデルタ9デサチュラーゼ(SCD1)の阻害剤; 例えば、WO2008089310中に記載されているような、脂肪酸デサチュラーゼ1(デルタ5デサチュラーゼ)の阻害剤; WO2008145842中に記載されているような、モノグリセリドリパーゼ(MGL)の阻害剤; WO2008039087、WO2009051119中に記載されているような、血糖降下性/高トリグリセリド血症(hypertriglyceridemic)インドリン化合物; “脂肪細胞脂肪酸結合タンパク質aP2(adipocyte fatty acid-binding protein aP2)”の阻害剤、例えば、BMS−309403又はWO2009028248中に記載されているようなもの; 例えば、WO2006082978、WO2008105533、WO2008136173中に記載されているような、アディポネクチン分泌の活性化剤(activators of adiponectin secretion); 例えば、WO2007125946、WO2008038712中に記載されているような、アディポネクチン産生のプロモーター; 例えば、WO2008121009中に記載されているような、修飾アディポネクチン(modified adiponectins); オキシントモジュリン又はそのアナログ(例えば、TKS−1225); オレオイル−エストロン 又は、甲状腺ホルモン受容体のアゴニスト又は部分アゴニスト(甲状腺ホルモン受容体アゴニスト)、例えば:KB−2115(エプロチローム(eprotirome))、QRX−431(ソベチロム(sobetirome))又はDITPA、又はWO20058279、WO200172692、WO200194293、WO2003084915、WO2004018421、WO2005092316、WO2007003419、WO2007009913、WO2007039125、WO2007110225、WO2007110226、WO2007128492、WO2007132475、WO2007134864、WO2008001959、WO2008106213、JP2009155261中に記載されているようなもの; 又は、甲状腺ホルモン受容体ベータ(TR−β)のアゴニスト、例えば、MB−07811又はMB−07344、又はWO2008062469に記載されているようなもの。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、エプロチローム(eprotirome)とエゼチミブ(ezetimibe)の併用と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、サイト−1プロテアーゼ(site-1 protease)(S1P)の阻害剤、例えば、PF−429242と組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、US2008146523、WO2008092785中に記載されているような、“微量アミン関連受容体1(trace amine associated receptor 1)”(TAAR1)のモジュレーターと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2008067270中に記載されているような、成長因子受容体結合タンパク質2(GRB2)の阻害剤と組み合わせて投与される。 本発明の更なる実施態様では、式Iの化合物は、PCSK9(前駆体タンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型)を標的とするRNAi(siRNA)治療剤と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、オマコール(Omacor(登録商標))又はロバザ(LovazaTM)(オメガ−3脂肪酸エステル;高濃度の、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸のエチルエステル)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、リコペン(lycopene)と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、抗酸化剤、例えば、OPC−14117、AGI−1067(スクシノブコール)、プロブコール、トコフェロール、アスコルビン酸、β−カロテン又はセレン、又はWO2009135918中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、式Iの化合物は、ビタミン、例えば、ビタミンB6又はビタミンB12と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、1つより多い上述した化合物と組み合わせて、例えば、スルホニルウレアとメトホルミン、スルホニルウレアとアカルボース(acarbose)、レパグリニドとメトホルミン(プランディメット(PrandiMet(TM)))、インスリンとスルホニルウレア、インスリンとメトホルミン、インスリンとトログリタゾン、インスリンとロバスタチンなどと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2009032249中に記載されているような、可溶性グアニル酸シクラーゼ(soluble guanylate cyclase)(sGC)の活性化剤と組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、カルボアンヒドラーゼ2型(炭酸脱水酵素2型)の阻害剤、例えば、WO2007065948、WO2009050252中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、WO2008027557、US2009304789中に記載されているような、トピラマート(topiramat)又はその誘導体と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、トピラマートとフェンテルミンの固体合剤(キューネクサ(QnexaTM))と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、グルココルチコイド受容体の産生を阻害するアンチセンス化合物、例えば、ISIS−377131と組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、EP1886695、WO2008119744中に記載されているような、アルドステロン合成酵素阻害剤及びグルココルチコイド受容体のアンタゴニスト、コルチゾール合成阻害剤及び/又はコルチコトロピン放出因子のアンタゴニストと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007035355、WO2008005576中に記載されているような、RUP3受容体のアゴニストと組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、血管拡張性失調症変異(ATM)プロテインキナーゼをコードする遺伝子の活性化因子、例えば、クロロキンと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007119463、WO2009035159、WO2009035162中に記載されているような、タウタンパク質キナーゼ1阻害剤(TPK1阻害剤)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、“c−Jun N末端キナーゼ(c-Jun N-terminal kinase)”阻害剤(JNK阻害剤)、例えば、B1−78D3、又は例えば、WO2007125405、WO2008028860、WO2008118626中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、エンドセリンA受容体アンタゴニスト、例えば、アボセンタン(SPP−301)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2009138122、WO2009135526中に記載されているような、中性エンドペプチダーゼの阻害剤(NEP阻害剤)と組み合わせて投与される。 一実施態様では、式Iの化合物は、グルココルチコイド受容体(GR)のモジュレーター、例えば、KB−3305、又は例えば、WO2005090336、WO2006071609、WO2006135826、WO2007105766、WO2008120661、WO2009040288、WO2009058944、WO2009108525、WO2009111214中に記載されているようなそうした化合物と組み合わせて投与される。 一実施態様では、更なる活性成分は、バレニクリン酒石酸塩、α4β2ニコチン性アセチルコリン受容体の部分アゴニスト(partial agonist)である。 一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009018551、WO2009071519、WO2009071576、WO2009071577中に記載されているような、α7ニコチン性アセチルコリン受容体のアゴニストである。 一実施態様では、更なる活性成分は、トロズスクエミンである。 一実施態様では、更なる活性成分は、酵素SIRT1及び/又はSIRT3(NAD+−依存性タンパク質脱アセチル化酵素)のモジュレーターであり;この活性成分は、例えば、適切な製剤中のレスベラトロールであっても、それとも、WO2007019416(例えば、SRT−1720)、WO2008073451、WO2008156866、WO2008156869、WO2009026701、WO2009049018、WO2009058348、WO2009061453、WO2009134973、WO2009146358、WO2010003048中で特定されているようなそうした化合物であってもよい。 本発明の一実施態様では、更なる活性成分は、DM−71(ベタネコールを加えたN−アセチル−L−システイン)である。 一実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2004000803、WO2006000804、WO2004000805、WO2004087655、WO2005113496、WO2007059871、WO2007107587、WO2007111994、WO2008052658、WO2008106600、WO2008113796、US2008280836、WO2009113952、US2009312302中に記載されているような、抗高コレステロール血症作用化合物と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、SREBP(ステロール調節エレメント結合タンパク質)の阻害剤、例えば、ファトスタチン、又は例えば、WO2008097835中に記載されているようなものと組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007101146、WO2007133828中に記載されているような、VPAC2受容体の環状ペプチドアゴニストと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007112069中に記載されているような、エンドセリン受容体のアゴニストと組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、AKP−020(ビス(エチルマルトラト)オキソバナジウム(IV))と組み合わせて投与される。 別の実施態様では、式Iの化合物は、例えば、WO2007099200、WO2007137874中に記載されているような、組織選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)と組み合わせて投与される。 更なる実施態様では、式Iの化合物は、例えば、JP2008024673中に記載されているような、AGE(終末糖化産物(advanced glycation endproduct))阻害剤と組み合わせて投与される。 本発明の一実施態様では、更なる活性成分はレプチンである;例えば、“Perspectives in the therapeutic use of leptin”, Salvador, Javier; Gomez-Ambrosi, Javier; Fruhbeck, Gema, Expert Opinion on Pharmacotherapy (2001), 2(10), 1615-1622参照。 本発明の別の実施態様では、更なる活性成分は、プラムリンチドと組み合わせたメトレレプチン(組み換え型メチオニル−レプチン)である。 本発明の更なる実施態様では、更なる活性成分は、テトラペプチドISF−402である。 一実施態様では、更なる活性成分は、デクスアンフェタミン又はアンフェタミンである。 一実施態様では、更なる活性成分は、フェンフルラミン又はデクスフェンフルラミンである。 別の実施態様では、更なる活性成分は、シブトラミン、又はWO2008034142中に記載されているようなそうした誘導体である。 一実施態様では、更なる活性成分は、マジンドール又はフェンテルミンである。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、ゲニポジド酸(WO2007100104)又はその誘導体(JP2008106008)である。 別の実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009038012中に記載されているような、神経ペプチドFF2アゴニストである。 一実施態様では、更なる活性成分は、経鼻カルシウムチャネル遮断剤、例えば、ジルチアゼム、又はUS7,138,107中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、ナトリウム−カルシウムイオン交換(sodium-calcium ion exchange)阻害剤であり、例えば、WO2008028958、WO2008085711中に記載されているようなものである。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、WO2008033431、WO2008033447、WO2008033356、WO2008033460、WO2008033464、WO2008033465、WO2008033468、WO2008073461中に記載されているような、カルシウムチャネル遮断剤[例えば、CaV3.2又はCaV2.2]である。 一実施態様では、更なる活性成分は、カルシウムチャネルのモジュレーターであり、例えば、WO2008073934、WO2008073936、WO2009107660中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、カルシウム代謝の阻害剤であり、例えば、US2009124680中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、“T型カルシウムチャネル(T-type calcium channel)”の遮断剤であり、例えば、WO2008033431、WO2008110008、US2008280900、WO2008141446、US2009270338、WO2009146540、US2009325979、WO2009146539中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、KCNQカリウムチャネル2又は3の阻害剤であり、例えば、US2008027049、US2008027090中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、KCNNカリウムチャネル1、2又は3のモジュレーター(SK1、SK2及び/又はSK3チャネルのモジュレーター)であり、例えば、US2009036475中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、カリウムKv1.3イオンチャネルの阻害剤であり、例えば、WO2008040057、WO2008040058、WO2008046065、WO2009043117中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、カリウムチャネルモジュレーターであり、例えば、WO2008135447、WO2008135448、WO2008135591、WO2009099820中に記載されているようなものである。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、過分極活性化環状ヌクレオチド依存性(HCN)カリウム−ナトリウムチャネル阻害剤(hyperpolarization-activated cyclic nucleotide-gated (HCN) potassium-sodium channel inhibitor)であり、例えば、US2009069296中に記載されているようなものである。 別の実施態様では、更なる活性成分は、ナトリウム−カリウム−2塩素(NKCCl)共輸送体の阻害剤(inhibitor of the sodium-potassium-2 chloride (NKCCl) cotransporter)であり、例えば、WO2009130735中に記載されているようなものである。 別の実施態様では、更なる活性成分は、電位開口型ナトリウムチャネル阻害剤(voltage-gated sodium channel inhibitor)であり、例えば、WO2009049180、WO2009049181中に記載されているようなものである。 別の実施態様では、更なる活性成分は、MCP−1受容体(単球走化性タンパク質−1(MCP−1))のモジュレーターであり、例えば、WO2008014360、WO2008014381中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、ソマトスタチン受容体3(SSTR3)のモジュレーターであり、例えば、WO2009011836中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、ソマトスタチン受容体5(SSTR5)のモジュレーターであり、例えば、WO2008019967、US2008064697、US2008249101、WO2008000692、US2008293756、WO2008148710中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、ソマトスタチン受容体2(SSTR2)のモジュレーターであり、例えば、WO2008051272中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、レチノール結合タンパク質4(RBP4)の量を減少させることができる化合物であり、例えば、WO2009051244、WO2009145286中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、エリスロポイエチン(EPO)受容体アゴニストとして作用するエリスロポイエチン模倣ペプチドである。こうした分子は、例えば、WO2008042800中に記載されている。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、食欲抑制/血糖降下化合物であり、例えば、WO2008035305、WO2008035306、WO2008035686中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、リポ酸合成酵素のインダクター(inductor)であり、例えば、WO2008036966、WO2008036967中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、内皮型一酸化窒素合成酵素(eNOS)のスティミュレーターであり、例えば、WO2008058641、WO2008074413中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、炭水化物及び/又は脂質代謝のモジュレーターであり、例えば、WO2008059023、WO2008059024、WO2008059025、WO2008059026中に記載されているようなものである。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、アンギオテンシンII受容体アンタゴニストであり、例えば、WO2008062905、WO2008067378、WO2008062905中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、スフィンゴシン−1−リン酸受容体(S1P)のアゴニストであり、例えば、WO2008064315、WO2008074820、WO2008074821、WO2008135522、WO2009019167、WO2009043013、WO2009080663、WO2009085847、WO2009151529、WO2009151621、WO2009151626、WO2009154737中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、胃排出を遅延させる薬剤であり、例えば、4−ヒドロキシイソロイシン(WO2008044770)である。 一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009014972中に記載されているような、消化管運動(gastrointestinal motility)をモジュレートするトリプトファン−5−ヒドロキシラーゼ阻害剤−1(TPH1阻害剤)である。 一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2008090200中に記載されているような、筋弛緩性物質(muscle-relaxing substance)である。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、モノアミン酸化酵素B(MAO−B)の阻害剤であり、例えば、WO2008092091、WO2009066152中に記載されているようなものである。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、モノアミン酸化酵素A(MAO−A)の阻害剤であり、例えば、WO2009030968中に記載されているようなものである。 別の実施態様では、更なる活性成分は、コレステロール及び/又はトリグリセリドのSCP−2タンパク質(ステロールキャリアタンパク質−2(sterol carrier protein-2))への結合の阻害剤であり、例えば、US2008194658中に記載されているようなものである。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、三量体GTP結合タンパク質のβ−サブユニットに結合する化合物であり、例えば、WO2008126920中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009070740中に記載されているような、尿酸アニオン交換体阻害剤1(urate anion exchanger inhibitor 1)である。 一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009108657中に記載されているような、ATP輸送体のモジュレーターである。 別の実施態様では、更なる活性成分は、インスリン産生細胞に対する自己免疫損傷を防止するリソフィリンである。 更に別の実施態様では、更なる活性成分は、EP1955701中に記載されているような成分、サイトピロイン(cytopiloyne)を含むBidens pilosa由来の抽出物である。 一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2008150486中に記載されているような、グルコシルセラミド合成酵素の阻害剤である。 本発明の更なる実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009117829、WO2009155753中に記載されているような、グリコシダーゼ阻害剤である。 別の実施態様では、更なる活性成分は、US2009042813、EP2044852中に記載されているような、植物 Hoodia Gordonii由来の成分である。 一実施態様では、更なる活性成分は、抗糖尿病薬であり、例えば、D−タガトースである。 一実施態様では、更なる活性成分は、WO2009079902中に記載されているようなクルクミンの亜鉛錯体である。 一実施態様では、更なる活性成分は、WO2009143391中に記載されているような、“cAMP応答配列結合タンパク質(cAMP response element binding protein)”(CREB)の阻害剤である。 別の実施態様では、更なる活性成分は、WO2009124746中に記載されているような、ブラディキニンB1の受容体アンタゴニストである。 更なる実施態様では、更なる活性成分は、糖尿病性末梢神経障害(DPN)をモジュレートすることができる化合物である。こうしたモジュレーターは、例えば、FK−1706又はSB−509、又はWO1989005304、WO2009092129、WO2010002956中に記載されているようなものである。 一実施態様では、更なる活性成分は、糖尿病性腎障害をモジュレートすることができる化合物である。こうした化合物は、例えば、WO2009089545、WO2009153261中に記載されている。 一実施態様では、更なる活性成分は、US2009196825中に記載されているようなCD38の阻害剤(例えば、抗CD38抗体)である。 一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009046141中に記載されているような、ヒト線維芽細胞増殖因子受容体4(FGFR4)の阻害剤である。 本発明の更なる実施態様では、更なる活性成分は、ベータ細胞を保護する化合物であり、例えば、14−α−リポイル−アンドログラホリド(14-alpha-lipolyl-andrographolide)(AL−1)である。 本発明の更に別の実施態様では、更なる活性成分は、INGAP(膵島新生関連タンパク質(islet neogenesis associated protein))ペプチド、糖尿病に罹患している患者におけるインスリン産生を回復させるペプチドである。 本発明の一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、US2009246137、US2009264433、US2009264441、US2009264471、US2009264481、US2009264486、WO2010019239中に記載されているような、CFTR(嚢胞性線維症膜コンダクタンス制御因子(cystic fibrosis transmembrane conductance regulator))のモジュレーターである。 本発明の一実施態様では、更なる活性成分は、インスリン放出を刺激/モジュレートする化合物であり、例えば、WO2009109258、WO2009132739、US2009281057、WO2009157418中に記載されているものである。 本発明の一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009125071中に記載されているような、Hippophae rhamnoides由来の抽出物である、 本発明の一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、WO2009133458中に記載されているような、Huanglian及びKu Ding Cha由来の抽出物である。 別の実施態様では、更なる活性成分は、US2009238900中に記載されているようなCipadessa baccifera由来の根抽出物である。 本発明の一実施態様では、更なる活性成分は、例えば、US2010016213中に記載されているような、植物 Tinospora crispa種、SDH−Vから単離することができるborapetoside A及び/又はborapetoside Cである。 一実施態様では、式Iの化合物は、増量剤(bulking agents)、好ましくは、不溶性増量剤[例えば、Carob/Caromax(登録商標)(Zunft H J; et al., Carob pulp preparation for treatment of hypercholesterolemia, ADVANCES IN THERAPY (2001 Sep-Oct), 18(5), 230-6)参照。Caromaxは、Nutrinova, Nutrition Specialties & Food Ingredients GmbH, Industriepark Hoechst, 65926 Frankfurt/Main)製のイナゴマメ含有製品である]と組み合わせて投与される。Caromax(登録商標)との併用は、1つの製剤の形で、又は式Iの化合物をCaromax(登録商標)と別々に投与することにより可能である。Caromax(登録商標)はまた、これに関連して、例えば、ベーカリー製品又はミューズリーバー(muesli bars)などの食品の形態で投与することもできる。 本発明の化合物(複数を含む)と、1つ又はそれより多い上述の化合物、及び所望により、1つ又はそれより多い他の薬理学的に活性な物質とのあらゆる適切な組み合わせが、この発明により付与される保護範囲内に包含されていると見なされることは理解されるところである。 組み合わせ製剤の場合に、以下の活性成分もまた適切である: Rote Liste 2010, 15章において明記されるすべての抗てんかん薬; Rote Liste 2010, 17章において明記されるすべての降圧薬; Rote Liste 2010, 19章において明記されるすべての低張薬(hypotonics); Rote Liste 2010, 20章において明記されるすべての抗凝固薬; Rote Liste 2010, 25章において明記されるすべての動脈硬化症薬; Rote Liste 2010, 27章において明記されすべてのベータ受容体、カルシウムチャネル遮断薬及びレニンアンギオテンシン系の阻害剤; Rote Liste 2010, 36章及び37章において明記されるすべての利尿薬及び潅流促進薬(perfusion-promoting drugs); Rote Liste 2010, 39章において明記されるすべての離脱薬(withdrawal drugs)/嗜癖性障害(addictive disorders)の処置のための薬物; Rote Liste 2010, 55章及び60章において明記されるすべての冠状動脈薬及び消化管系薬; Rote Liste 2010, 61, 66及び70章において明記されるすべての片頭痛薬、神経障害製剤及びパーキンソン病薬。 本発明の化合物(複数を含む)と、1つ又はそれより多い上述の化合物、及び所望により、1つ又はそれより多い他の薬理学的に活性な物質とのあらゆる適切な組み合わせが、この発明により付与される保護範囲内に包含されていると見なされることは理解されるところである。 下記に提示されている実施例及び製造方法は本発明を説明するために供されるものであり、しかし本発明を限定するものではない。 この化合物は、次のようにLC/MSによってキャラクタリゼーションされた:LC/MS方法方法1: カラム: Waters UPLC BEH C18 2.1*50mm;1.7μm 溶媒: H2O+0.1% FA:AcN+0.08% FA グラジエント: 95:5(0分)〜5:95(1.1分)〜5:95(1.7分)〜95:5(1.8分)〜95:5(2分) 流量,温度: 0.9ml/分,55℃方法2 カラム: Waters UPLC BEH C18 2.1*50mm;1.7μm 溶媒: H2O+0.05%FA:AcN+0.035%FA グラジエント: 95:5(0分)〜5:95(1.1分)〜5:95(1.7分)〜95:5(1.8分)〜95:5(2分) 流量,温度: 0.9ml/分,55℃方法3 カラム: Waters XBridge C18 4.6*50mm;2.5μm 溶媒: H2O+0.1%FA:AcN+0.1%FA グラジエント: 97:3(0分)〜40:60(3.5分)〜2:98(4分)〜2:98(5分)〜97:3(5.2分)〜97:3(6.5分) 流量,温度: 1.3ml/分,45℃方法4 カラム: Waters UPLC BEH C18 2.1*50mm;1.7μm 溶媒: H2O+0.05%FA:AcN+0.035%FA グラジエント: 95:5(0分)〜5:95(1.1分)〜5:95(1.7分)〜95:5(1.9分)〜95:5(2分) 流量,温度: 0.9ml/分,55℃ 本化合物の有効性は次のように試験された:GPCR GPR40を発現する組み換え細胞を用いるインビトロにおけるFLIPRアッセイ 機能試験アッセイをFLIPR手法(“蛍光イメージングプレートリーダー(Fluorescence Imaging Plate Reader)”,Molecular Devices Corp.)によって行なわれた。この目的を達成するために、Ca2+の細胞内濃度のアゴニストによって誘発される変化をGPCR GPR40(ラット)を発現する組み換えHEK293細胞内で決定した。 検討の場合には、細胞を96ウェルマイクロタイタープレート中に播種し(60000細胞/ウェル)、そして終夜増殖させ続けた。培地を除去し、そして細胞を、蛍光色素Fluo−4を含むバッファー中でインキュベートした。色素ローディングの後、この細胞を洗浄し、試験薬剤を加え、そして細胞内Ca2+濃度の変化をFLIPR機器中で測定した。結果を対照(0%:試験薬剤を加えない;100%:参照アゴニスト リノール酸10μMを加える)に対するパーセンテージ変化として提示し、用量/効果曲線を算出するために使用し、そしてEC50値を決定した。 式Iの化合物は、GPR40受容体を活性化させ、従って、高血糖症、及び糖尿病の処置に極めて適切であることが表から理解することができる。この式Iの化合物は、インスリン分泌(insulin excretion)を増加させる(Itoh et al., Nature 2003, 422, 173-176参照)。 GPR40受容体の活性化に起因して、式Iの化合物はまた、更なる障害の処置又は予防のために使用することができる。 この発明の化合物は特に、以下の処置及び/又は予防に適切である;1.−脂肪酸代謝障害及びグルコース利用障害 −インスリン抵抗性が関与する障害2.糖尿病(Diabetes mellitus)、特に2型糖尿病(それに関連する後遺症の予防を含む)。 −これに関連する特定の局面には以下のものがある: −高血糖症、 −インスリン抵抗性の改善、 −耐糖能の改善、 −膵臓β細胞の保護、 −大血管及び微小血管障害の予防。3.メタボリックシンドローム又はシンドロームXに関連しうる、他の様々な状態、例えば、 −肥満症(ボディー・マス・インデックス(BMI)の増加) 腹囲の増加(内臓肥満症) −脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)及びNASH) −脂質異常症(dyslipidemia)(例えば、高トリグリセリド血症及び/又は低HDL) −インスリン抵抗性 −凝固性亢進(hypercoagulability) −高尿酸血症 −ミクロアルブミン尿(microalbuminemia) −血栓症、凝固亢進性及び血栓形成促進性(prothrombotic)の状態(動脈及び静脈) −高血圧症 −例えば、(但し、以下に限定されない)心筋梗塞、高血圧性心疾患又は心筋症の後の、心不全4.記憶障害、認知欠損、CNS障害、例えば、 −老年期認知症(age-related dementia) −アルツハイマー病 −記銘力又は覚醒の減少の処置(treatment of reduced attentiveness or wakefulness) −統合失調症5.消化管(GI)障害(Gastrointestinal (GI) disorders) −GIジスキネジア(GI dyskinesias)(過敏性腸管症候群(IBS)、過敏性結腸及び“過敏腸(nervous bowel)”) 使用されている略語は以下を表す: ACN アセトニトリル aq 水性の DMF N,N−ジメチルホルムアミド EDAC N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド・塩酸塩 ESI 電子スプレーイオン化(MSにおいて) h 時間 HOBt ヒドロキシベンゾトリアゾール HPLC 高圧、高性能液体クロマトグラフィー LC−MS 液体クロマトグラフィー/質量分析法 MeOH メタノール RP 逆相 RT 室温 THF テトラヒドロフラン TFA トリフルオロ酢酸 FA ギ酸一般的製造方法 式Iの本発明化合物は、以下の反応スキームによって製造することができる: 式IIのヒドロキシ酢酸誘導体は、商業的に入手可能であるか、あるいは式Vにおいて、LGが、例えば、ハロゲン、トシラート又はメシラートである脱離基であり、Rがメチルまたはエチルなどのアルキル基であり、そしてR3及びR4が、それぞれ、上記に述べられている通りに定義される式Vの酢酸誘導体と、式IVにおいてA、R5、R6及びR7が、それぞれ、上記に述べられている通りに定義される式IVのフェノールとを、例えば、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン又は他の非プロトン性溶媒である適切な溶媒中、例えば、炭酸カリウム又は炭酸セシウムである塩基の存在下で反応させ、引き続いて、水酸化ナトリウム又は水酸化リチウムなどの塩基と共に塩基性加水分解させることによって得られる。 式IIのヒドロキシ酢酸誘導体を、一般的なアミド結合合成の条件下にて、ジメチルホルムアミド中、例えば、EDAC、HOBtxH2O及びN−エチルモルホリンと共に、一般式VIにおいて、R、R1、R2、R8及びR9が、それぞれ、上記に述べられている通り定義されている一般式VIのアニリンと反応させて、式VIIの化合物を生じさせる。引き続いて、一般式VIIのエステルを塩基性加水分解すると、一般式Iの化合物が生じる。一般式Iの化合物は、キラルHPLCによって個別のジアステレオマー並びにエナンチオマー Ia、Ib、Ic及びIdに分離することができる。 方法Aに代わるものとして以下のものがある。一般式VIIIにおいて、R1、R2、R8、R9及びRが、それぞれ、上記に述べられている通りに定義される一般式VIIIのアニリンを、方法Aと同様に一般的アミド結合合成の条件下にて、一般式IIのヒドロキシ酢酸誘導体と反応させて、一般式IXの化合物を生じさせることができる。この一般式IXの化合物を一般式Xのジカルボン酸にエステル加水分解することは、例えば、水酸化ナトリウム又は水酸化リチウムと共に、塩基性条件下にて行なわれる。一般式Xのジカルボン酸は、ジオキサン又はトルエンなどの不活性溶媒中、高温度で脱カルボキシル化によって、一般式Iの化合物を生じさせる。一般式Iの化合物は方法Aと同様に、個別のジアステレオマー並びにエナンチオマー Ia、Ib、Ic及びIdに分離することができる。 方法Aに代わるものとして以下のものもある。一般式VIにおいて、R1、R2、R8、R9及びRが、それぞれ、上記に述べられている通りに定義される一般式VIのアニリンを、酸クロリドXI[該酸クロリドXIは、一般式IIのヒドロキシ酢酸誘導体から、例えば、トリエチルアミンである塩基を添加し、例えば、チオニルクロリドを加える公知の方法によって製造することができる]と反応させて、一般式VIIの化合物を生じさせることができる。一般式VIIの化合物のエステル加水分解、そして一般式Iの化合物の個別のジアステレオマー並びにエナンチオマー Ia、Ib、Ic及びIdへの分離は、方法Aと同様に行う。 種々の方法による個々の実施例が以下に詳細に記載されている。実験: 方法Bによる実施例合成:実施例13−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸(3-[4-[2-(4-Bromo-2-chlorophenoxy)-2-methylpropionylamino]phenyl]hex-4-ynoic acid)ステージ1:ジメチル 2−(1−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロナート(malonate) 5mlのDMF中の、200mg(0.73mmol)のジメチル 2−[1−(4−アミノフェニル)ブタ−2−イニル]−マロナート、251mg(2.18mmol)のN−エチルモルホリン、122mg(0.8mmol)のHOBt水和物及び124mg(0.80mmol)のEDACの溶液に、3mlのDMF中の213mg(0.73mmol)の2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸の溶液を加えた。室温で18時間後、N−エチルモルホリン及びHOBt水和物を、更にそれぞれ1.1当量加えた。72時間後、反応混合物を完全に濃縮し、そして、分取HPLC(Merck Hibar Purospher Star RP-18e 10μm 25×250mm;A:H2O+0.05%TFA;B:ACN+0.05%TFA;流速:50ml/分;(10分)10%B→80%B;(5分)80%B→90%B)によって分離した。生成物フラクションを凍結乾燥して、180mg(45%)のジメチル 2−(1−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロナートを得た。ステージ2:2−(1−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロン酸 5mlのアセトニトリル及び3.5mlの1N水酸化ナトリウム水溶液中の180mgのジメチル 2−(1−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチル−プロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロナートの溶液を室温で18時間撹拌した。この反応混合物を1N HCl(水性)を用いてpH=1に調整し、次いで酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして高真空下にて濃縮した。これによって171mgの2−(1−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロン酸を定量的な収率で得た。ステージ3:3−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸 5mlのジオキサン中の171mgの2−(1−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロン酸の溶液を、120℃で17時間煮沸した。この反応混合物を濃縮し、そして分取HPLC(Merck Hibar Purospher Star RP-18e 10μm 25×250mm;A:H2O+0.05%TFA;B:ACN+0.05%TFA;流速:50ml/分;(15分)10%B→90%B)によって分離した。生成物フラクションを凍結乾燥すると、85mg(54%)の3−{4−[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸が得られた。実施例23−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸ステージ1:ジメチル 2−(1−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロナート 7mlのDMF中の250mg(0.91mmol)のジメチル 2−[1−(4−アミノフェニル)ブタ−2−イニル]マロナート、314mg(2.72mmol)のN−エチルモルホリン、153mg(1.0mmol)のHOBt水和物及び155mg(1.0mmol)のEDACの溶液に、3mlのDMF中の202mg(0.91mmol)の2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオン酸の溶液を加えた。室温で18時間後、この反応混合物を完全に濃縮し、そして分取HPLC(Merck Hibar Purospher Star RP-18e 10μm 25×250mm;A:H2O+0.05%TFA;B:ACN+0.05%TFA;流速:50ml/分;(15分)10%B→90%B)によって分離した。生成物フラクションを凍結乾燥すると、323mg(74%)のジメチル 2−(1−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロナートが得られた。ステージ2:2−(1−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロン酸 7mlのアセトニトリル及び6.7mlの1N水酸化ナトリウム水溶液中の、323mg(0.67mmol)のジメチル 2−(1−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)−プロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロナートの溶液を、室温で18時間撹拌した。この反応混合物を水と混和し、そして1N HCl(水性)を用いてpH=1に調整し、次いで酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして高真空下にて濃縮した。これによって、304mgの2−(1−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ブタ−2−イニル)マロン酸を定量的な収率で得た。ステージ3:3−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸 10mlのジオキサン中の304mg(0.67mmol)の2−(1−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]−フェニル}ブタ−2−イニル)マロン酸の溶液を、120℃で27時間煮沸した。この反応混合物を濃縮し、そして分取HPLC(Merck Hibar Purospher Star RP-18e 10μm 25×250mm;A:H2O+0.05%TFA;B:ACN+0.05%TFA;流速:50ml/分;(10分)10%B→80%B;(5分)80%B→90%B)によって分離した。生成物フラクションを凍結乾燥すると、214mg(78%)の3−{4−[2−(3−tert−ブチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸が得られた。方法Aによる実施例合成:実施例63−{4−[2−(3−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸ステージ1:エチル 3−{4−[2−(3−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イノアート(Ethyl 3-[4-[2-(3-isopropylphenoxy)propionylamino]phenyl]hex-4-ynoate) 3mlのDMF中の200mg(0.75mmol)のエチル 3−(4−アミノフェニル)ヘキサ−4−イノアート、258mg(2.24mmol)のN−エチルモルホリン、126mg(0.82mmol)のHOBt水和物及び128mg(0.82mmol)のEDACの溶液に、2.5mlのDMF中の202mg(0.74mmol)の2−(3−イソプロピルフェノキシ)プロピオン酸の溶液を加えた。室温で72時間後、反応混合物を水で希釈し、そして酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして減圧下で濃縮した。これによって、156mgのエチル 3−{4−[2−(3−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イノアートが生じた。ステージ2:3−{4−[2−(3−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸 7mlのアセトニトリル及び7mlの1N NaOH(水性)中の156mgのエチル 3−{4−[2−(3−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−ヘキサ−4−イノアートの溶液を、室温で18時間撹拌した。この反応混合物を水と混和し、そして1N HCl(水性)を用いてpH=1に調整し、次いで酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして高真空下にて濃縮した。これによって、109mgの3−{4−[2−(3−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸が2つのステージにわたり37%の収率で生じた。実施例293−{4−[2−(5−ブロモ−2−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸ステージ1:エチル 3−{4−[2−(5−ブロモ−2−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イノアート 3mlのDMF中の150mg(0.56mmol)のエチル 3−(4−アミノフェニル)ヘキサ−4−イノアート、193mg(1.68mmol)のN−エチルモルホリン、103mg(0.67mmol)のHOBt水和物及び104mg(0.67mmol)のEDACの溶液を、2mlのDMF中の160mg(0.62mmol)の2−(5−ブロモ−2−メチルフェノキシ)プロピオン酸の溶液に加えた。室温で3日後、この反応混合物を塩化ナトリウム溶液で希釈し、そして酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして減圧下で濃縮した。これによって、エチル 3−{4−[2−(5−ブロモ−2−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イノアートが生じた。ステージ2:3−{4−[2−(5−ブロモ−2−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸 5mlのアセトニトリル及び10mlの1N NaOH(水性)中のステージ1からの粗製物の溶液を室温で22時間撹拌した。この反応混合物を水と混和し、そして1N HCl(水性)を用いてpH=1に調整し、次いで酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして高真空下にて濃縮した。この粗混合物を、分取HPLC(カラム:WATERS SunFire Prep C18 OBD,5μm,50×100mm;溶媒A:水+0.5%TFA;溶媒B:アセトニトリル;流速 120ml/分,グラジエント:0〜2.5分:75%A,2.5〜10.5分:75〜15%A,10.5〜11.5分:15〜2%A)によって精製した。これによって、100mgの3−{4−[2−(5−ブロモ−2−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}ヘキサ−4−イン酸が2つのステージにわたり40%の収率で生じた。実施例323−{4−[2−(2−ブロモ−4−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシ−プロピオン酸ステージ1:エチル 3−{4−[2−(2−ブロモ−4−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシプロピオナート 2mlのDMF中の150mg(0.67mmol)のエチル 3−(4−アミノフェニル)−3−メトキシ−プロピオナート、116mg(1.01mmol)のN−エチルモルホリン、123mg(0.81mmol)のHOBt水和物及び125mg(0.81mmol)のEDACの溶液に、2mlのDMF中の212mg(0.74mmol)の2−(2−ブロモ−4−イソプロピルフェノキシ)プロピオン酸の溶液を加えた。室温で22時間後、この反応混合物を塩化ナトリウム溶液で希釈し、そして酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして減圧下で濃縮した。これによって、331mgのエチル 3−{4−[2−(2−ブロモ−4−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシプロピオナートが生じた。ステージ2:3−{4−[2−(2−ブロモ−4−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシプロピオン酸 7mlのアセトニトリル及び7mlの1N NaOH(水性)中の331mgのエチル 3−{4−[2−(2−ブロモ−4−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]−フェニル}−3−メトキシプロピオナートの溶液を室温で20時間撹拌した。この反応混合物を水と混和し、そして1N HCl(水性)を用いてpH=1に調整し、次いで酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして高真空下にて濃縮した。粗混合物を分取HPLC(Merck Hibar Purospher Star RP-18e 10μm 25×250mm;A:H2O+0.05%TFA;B:ACN+0.05%TFA;流速:50ml/分;(10分)10%B→80%B;(5分)80%B→90%B)によって精製した。これによって、152mgの3−{4−[2−(2−ブロモ−4−イソプロピルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシプロピオン酸が、2つのステージにわたり49%の収率で生じた。方法Cによる実施例合成:実施例403−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシ−プロピオン酸ステージ1:エチル 3−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシ−プロピオナート アルゴン下、1mlのチオニルクロリド中の150mg(0.67mmol)の2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオン酸の溶液を、還流下にて30分間煮沸した。この反応混合物を濃縮し、2mlのトルエンと混和し、再度濃縮した。アルゴン下にて、残留物を3mlのアセトニトリル中に溶解し、940μl(0.67mmol)のトリエチルアミン及び150mg(0.67mmol)のエチル 3−(4−アミノフェニル)−3−メトキシプロピオナートの溶液と混和し、そして室温で30分間撹拌した。この反応混合物を水で希釈し、1N塩酸を用いてpH=6〜7に調整し、そして酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして高真空下にて濃縮した。これによって、287mgのエチル 3−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシプロピオナートが生じた。ステージ2:3−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシプロピオン酸 10mlの2N NaOH/THF/NaOH(1:1:1の比率)中の287mg(0.67mmol)のエチル 3−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)−プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシプロピオナートの溶液を室温で30分間放置したままにした。この反応混合物を水と混和し、そして1N HCl(水性)を用いてpH=6〜7に調整し、次いで酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして高真空下にて濃縮した。粗混合物を分取HPLC(Merck Hibar Purospher Star RP-18e 10μm 25×250mm;A:H2O+0.05%TFA;B:ACN+0.05%TFA;流速:50ml/分;(10分)10%B→80%B;(10分)80%B→90%B)によって精製した。これによって、138mgの3−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−3−メトキシプロピオン酸が、2つのステージにわたり51%の収率で生じた。実施例453−シアノ−3−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−プロピオン酸 アルゴン下、1mlのチオニルクロリド中の164mg(0.74mmol)の2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオン酸の溶液を、還流下にて、30分間煮沸した。この反応混合物を濃縮し、2mlのトルエンと混和し、そして再度濃縮した。アルゴン下にて、残留物を5mlのアセトニトリル中に溶解し、200mgのtert−ブチル 3−(4−アミノフェニル)−3−シアノプロピオナートを加え、そしてこの混合物を室温で4日間反応させた。この反応混合物を、高真空下にて濃縮し、そして分取HPLC(Merck Hibar Purospher Star RP-18e 10μm 25×250mm;A:H2O+0.05%TFA;B:ACN+0.05%TFA;流速:50ml/分;第一の分離:(10分)10%B→80%B;(5分)80%B→90%B,第二の分離:(2分)5%B;(27分)5%B→100%B;5分100%B)によって2回精製した。集められた純フラクション(clean fractions)を凍結乾燥すると、74mgのtert−ブチル 3−シアノ−3−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)プロピオニルアミノ]フェニル}−プロピオナート及び144mg(45%)の3−シアノ−3−{4−[2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)−プロピオニルアミノ]フェニル}プロピオン酸が生じた。 他の実施例はすべて、表1に特定されている製造方法、A、B、又はCによって、同様に合成された。これらの化合物は、LC/MSを用いて分析された。全ての実施例において該当する分子ピーク又は除去生成物(elimination products)(実施例参照)がLC/MSによって検出された。 式I:[式中 R1は、O−(C1−C6)−アルキル、O−(C3−C6)−シクロアルキル、O−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル、−(C2−C6)−アルキニル又はCNであり、上記において、O−(C1−C6)−アルキル基、O−(C3−C6)−シクロアルキル、O−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル及び(C2−C6)−アルキニル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、H、F、Cl、Br、CN、CH3、CO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル又はO−(C1−C6)−アルキルであり、上記において、CO−(C1−C6)−アルキル基、(C1−C6)−アルキル基及びO−(C1−C6)−アルキル基は、それぞれ、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立して、H、F、Cl、Br、I、NO2、CN、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、SO2−NH2、SO2−NH(C1−C6)−アルキル、SO2−N((C1−C6)−アルキル)2、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON((C1−C6)−アルキル)2、SF5、(C6−C10)−アリール、(C3−C10)−シクロアルキル、又は4員〜12員のヘテロ環であり、上記において、(C1−C6)−アルキル基及びO−(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく、そして上記において、(C6−C10)−アリール基、(C3−C10)−シクロアルキル基及び4員〜12員のヘテロ環基は、それぞれ、F、Cl、Br、I、OH、CF3、CHF2、CH2F、NO2、CN、OCF3、OCHF2、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、SO2−NH2、SO2−NH(C1−C6)−アルキル、SO2−N((C1−C6)−アルキル)2、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON((C1−C6)−アルキル)2又はSF5によって、一置換〜三置換されていてもよく; R8は、H又は(C1−C6)−アルキルであり; Aは、(C6−C10)−アリール又は4員〜12員のヘテロ環である]の化合物及びその生理学的に適合する塩。 R1は、O−(C1−C6)−アルキル、O−(C3−C6)−シクロアルキル、O−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル、−(C2−C6)−アルキニル又はCNであり、上記において、O−(C1−C6)−アルキル基、O−(C3−C6)−シクロアルキル、O−(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル及び(C2−C6)−アルキニル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、H、F、Cl、Br、CN、CH3、CO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル又はO−(C1−C6)−アルキルであり、上記において、CO−(C1−C6)−アルキル基、(C1−C6)−アルキル基及びO−(C1−C6)−アルキル基は、それぞれ、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立して、H、F、Cl、Br、I、CN、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、SF5又はフェニルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基及びO−(C1−C6)−アルキル基は、それぞれ、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、H又は(C1−C6)−アルキルであり; Aは、フェニル又は6員のヘテロ環である、請求項1に記載の化合物及びその生理学的に適合する塩。 R1は、O−(C1−C6)−アルキル又は−(C2−C6)−アルキニルであり、上記において、O−(C1−C6)−アルキル基及び(C2−C6)−アルキニル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、Hであり; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立して、H、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、Hであり; Aは、フェニル又はピリジルである、請求項1又は2に記載の化合物及びその生理学的に適合する塩。 R1は、O−(C1−C6)−アルキルであり、上記において、O−(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、Hであり; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立して、H、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、Hであり; Aは、フェニル又はピリジルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物及びその生理学的に適合する塩。 R1は、−(C2−C6)−アルキニルであり、上記において、(C2−C6)−アルキニル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R2、R9は、Hであり; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R4は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C3)−アルキレン−(C3−C6)−シクロアルキル又は(C3−C6)−シクロアルキルであり; R5、R6、R7は、それぞれ、独立して、H、Cl、Br、CH3又は(C1−C6)−アルキルであり、上記において、(C1−C6)−アルキル基は、Fによって一置換又は多置換されていてもよく; R8は、Hであり; Aは、フェニル又はピリジルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物及びその生理学的に適合する塩。 薬剤として使用するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 請求項1〜5のいずれか1項に記載の1つ又はそれより多い化合物を含んでなる薬剤。 少なくとも1つの更なる活性成分を含んでなる、請求項7に記載の薬剤。 更なる活性成分として、1つ又はそれより多い、抗糖尿病薬、活性な血糖降下成分、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、コレステロール吸収阻害剤、PPARガンマアゴニスト、PPARアルファアゴニスト、PPARアルファ/ガンマアゴニスト、PPARデルタアゴニスト、フィブラート類、MTP阻害剤、胆汁酸吸収阻害剤、CETP阻害剤、ポリマー胆汁酸吸着剤、LDL受容体インデューサー、ACAT阻害剤、抗酸化剤、リポタンパク質リパーゼ阻害剤、ATPクエン酸リアーゼ阻害剤、スクアレン合成酵素阻害剤、リポタンパク質(a)アンタゴニスト、HM74A受容体アゴニスト、リパーゼ阻害剤、インスリン類、スルホニルウレア、ビグアニド、メグリチニド、チアゾリジンジオン類、α−グルコシダーゼ阻害剤、ベータ細胞のATP依存性カリウムチャネルに作用する活性成分、グリコーゲンホスホリラーゼ阻害剤、グルカゴン受容体アンタゴニスト、グルコキナーゼの活性化剤、糖新生の阻害剤、フルクトース 1,6−ビスホスファターゼの阻害剤、グルコース輸送体4のモジュレーター、グルタミン:フルクトース−6−リン酸アミドトランスフェラーゼの阻害剤、ジペプチジルペプチダーゼIVの阻害剤、11−ベータ−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1の阻害剤、タンパク質チロシンホスファターゼ1Bの阻害剤、ナトリウム依存性グルコース輸送体1又は2のモジュレーター、ホルモン感受性リパーゼの阻害剤、アセチル−CoAカルボキシラーゼの阻害剤、ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼの阻害剤、グリコーゲン合成酵素キナーゼ−3ベータの阻害剤、プロテインキナーゼCベータの阻害剤、エンドセリン−A受容体アンタゴニスト、IカッパBキナーゼの阻害剤、グルココルチコイド受容体のモジュレーター、CARTアゴニスト、NPYアゴニスト、MC4アゴニスト、オレキシンアゴニスト、H3アゴニスト、TNFアゴニスト、CRFアゴニスト、CRF BPアンタゴニスト、ウロコルチンアゴニスト、β3アゴニスト、CB1受容体アンタゴニスト、MSH(メラニン細胞刺激ホルモン)アゴニスト、CCKアゴニスト、セロトニン再取り込み阻害剤、混合型セロトニン作動性及びノルアドレナリン作動性化合物、5HTアゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ガラニンアンタゴニスト、成長ホルモン、成長ホルモン放出化合物、TRHアゴニスト、脱共役タンパク質2又は3モジュレーター、レプチンアゴニスト、DAアゴニスト、リパーゼ/アミラーゼ阻害剤、PPARモジュレーター、RXRモジュレーター又はTR−β−アゴニスト又はアンフェタミン類を含んでなる、請求項8に記載の薬剤。 更なる活性成分として、メトホルミン、アカルボース、グリベンクラミド、グリメピリド、グリクラジド、グリキドン、ピオグリタゾン、ロシグリタゾン、エクセナチド、ミグリトール、ビルダグリプチン、シタグリプチン、レパグリニド、ナテグリニド又はミチグリニドを含んでなる、請求項8に記載の薬剤。 更なる活性成分としてリキシセナチドを含んでなる、請求項8に記載の薬剤。 血糖を降下させるための請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 糖尿病を処置するための請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 インスリン分泌を増加させるための請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 活性成分を製薬学的に適した担体と混和する工程、及びこの混合物を投与に適した形態に変換する工程を含んでなる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の1つ又はそれより多い化合物を含む薬剤の製造方法。 a)有効な量の、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物、及び b)有効な量の更なる医薬活性成分の別々のパッケージを含んでなるキット。 本発明は、式Iの置換(2−アリールオキシ−アセチルアミノ)−フェニル−プロピオン酸誘導体、及びその生理学的に許容可能な塩に関する。これらの化合物は、それらがGPR40受容体を活性化することによってインスリン放出の増加をもたらすので、例えば、糖尿病の処置に適している。【化1】