| タイトル: | 公開特許公報(A)_毛髪化粧料 |
| 出願番号: | 2013251204 |
| 年次: | 2015 |
| IPC分類: | A61K 8/46,A61K 8/37,A61K 8/41,A61Q 5/00 |
横山 裕美 JP 2015107930 公開特許公報(A) 20150611 2013251204 20131204 毛髪化粧料 花王株式会社 000000918 特許業務法人アルガ特許事務所 110000084 高野 登志雄 100077562 中嶋 俊夫 100096736 村田 正樹 100117156 山本 博人 100111028 横山 裕美 A61K 8/46 20060101AFI20150515BHJP A61K 8/37 20060101ALI20150515BHJP A61K 8/41 20060101ALI20150515BHJP A61Q 5/00 20060101ALI20150515BHJP JPA61K8/46A61K8/37A61K8/41A61Q5/00 7 OL 14 4C083 4C083AA122 4C083AB032 4C083AC071 4C083AC072 4C083AC102 4C083AC122 4C083AC152 4C083AC182 4C083AC352 4C083AC392 4C083AC421 4C083AC422 4C083AC432 4C083AC532 4C083AC552 4C083AC691 4C083AC692 4C083AC791 4C083AC792 4C083AD042 4C083AD132 4C083AD152 4C083AD412 4C083BB41 4C083CC33 4C083DD08 4C083DD31 4C083EE06 4C083EE28 本発明は、毛髪化粧料に関する。 毛髪に関する悩みのひとつとして、加齢と共に、頭髪のボリュームがなくなることを挙げる人が多い。この原因としては、毛髪が少なくなること、毛髪が細くなり、ハリ・コシがなくなることが挙げられる。このような悩みに対しては、従来、毛髪にハリ・コシを与えてボリュームアップさせる毛髪化粧料が使用されている。 例えば、特許文献1には、還元剤とナフタレンスルホン酸類を含有する毛髪処理剤組成物が開示されており、当該技術によれば、毛髪に十分なハリ・コシを付与し、その効果が長続きすることが開示されている。 特許文献2には、カチオン性界面活性剤と、有機酸とを含有するヘアボリュームアップ剤が開示されており、当該技術によれば、毛髪を硬くすることなく、ふんわりやわらかく、ボリュームできることが開示されている。 また、特許文献3には、特定の第4級アンモニウム塩と、特定のエーテル型第3級アミン塩と、特定の分岐脂肪酸と、芳香族スルホン酸を含有する毛髪化粧料が開示されており、当該技術によれば、毛髪にボリューム感をもたせつつ、まとまりがよいヘアスタイルが得られることが開示されている。特開平5-43422号公報特開2000-38323号公報特開2012-31128号公報 しかし、ナフタレンスルホン酸類による処理は、毛髪にハリ・コシを付与しつつ、ふんわり感、ボリューム感を付与できるものの、乾燥後の毛髪にまとまり感やなめらかさが少ないという問題がある。このように、従来、毛髪にハリ・コシを付与しつつ、ふんわり感を与えることと、まとまり感やなめらかさを付与することを両立させることは難しかった。 従って本発明は、毛髪にハリ・コシを付与しつつ、ふんわり感を与えることができ、かつ、乾燥後の毛髪をまとまりよく、べたつかず、なめらかにすることができる毛髪化粧料に関する。 本発明者らは、ナフタレンスルホン酸又はその塩と、高融点である特定のトリグリセリドと、特定のカチオン界面活性剤とを、一定に比率で併用することによって、上記要求を満たす毛髪化粧料が得られることを見出した。 本発明は、次の成分(A)〜(C)及び水を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比率(A)/(B)が0.05以上1以下である、毛髪化粧料を提供するものである。 (A) 炭素数14〜22の飽和直鎖脂肪酸を構成脂肪酸とするグリセリントリ脂肪酸エステル:0.03質量%以上0.2質量%以下 (B) ナフタレンスルホン酸又はその塩 (C) 8質量%以上50質量%以下のセチルトリメチルアンモニウム塩を含むカチオン界面活性剤:0.01質量%以上10質量%以下 本発明の毛髪化粧料は、毛髪にハリ・コシを付与し、乾燥後の毛髪にふんわり感を与えると共に、毛髪をまとまりよく、しかもべたつかず、なめらかにすることができる。〔成分(A):グリセリントリ脂肪酸エステル〕 成分(A)のグリセリントリ脂肪酸エステルは、炭素数14〜22の飽和直鎖脂肪酸を構成脂肪酸とするものである。上記構成脂肪酸の炭素数は、16〜22、更には18〜22が好ましい。なお、構成脂肪酸は、複数の脂肪酸の組み合わせであってもよい。成分(A)は、25℃で固体であり、100℃以下の融点を有するものである。成分(A)の好ましいものとしては、トリステアリン酸グリセリル、トリベヘン酸グリセリルが挙げられる。成分(A)は、単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。 本発明の毛髪化粧料における成分(A)の含有量は、乾燥後の毛髪へのまとまり感、なめらかさの付与の点から、0.03質量%以上であり、好ましくは0.05質量%以上であり、また、乾燥後の毛髪へのふんわり感の付与、べたつきのなさの点から、0.2質量%以下であり、好ましくは0.15質量%以下である。〔成分(B):ナフタレンスルホン酸又はその塩〕 成分(B)のうちナフタレンスルホン酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩が挙げられる。成分(B)としては、ナフタレンスルホン酸ナトリウムが好ましいものとして挙げられる。 本発明の毛髪化粧料における成分(B)の含有量は、乾燥後のふんわり感、ハリコシ感の付与の点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また、乾燥後の毛髪のまとまりの点から、好ましくは2質量%以下、より好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.8質量%以下である。 本発明の毛髪化粧料における成分(A)と成分(B)の質量比率(A)/(B)は、乾燥後の毛髪へのふんわり感とまとまりの付与の両立の点から、0.05以上であり、好ましくは0.08以上であり、また、1以下であり、好ましくは0.35以下である。〔成分(C):カチオン界面活性剤〕 成分(C)のカチオン界面活性剤としては、カチオン界面活性剤全量中に8質量%以上50質量%以下のセチルトリメチルアンモニウム塩を含むことが必要である。このセチルトリメチルアンモニウム塩を含め、使用できるカチオン界面活性剤としては、例えば、(i)アルキルトリメチルアンモニウム塩、(ii)アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩、(iii)ジアルキルジメチルアンモニウム塩、(iv)アルキルジメチルアミン及びその塩、(v)アルコキシジメチルアミン及びその塩、(vi)アルキルアミドジメチルアミン及びその塩等が挙げられる。(i)アルキルトリメチルアンモニウム塩 アルキルトリメチルアンモニウム塩としては、例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。 R1−N+(CH3)3 X-〔式中、R1は炭素数12〜22のアルキル基を示し、X-は塩化物イオン、臭化物イオン等のハロゲン化物イオンを示す。〕 具体的には、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。(ii)アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩 アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩としては、例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。 R2−O−R3−N+(CH3)3 X-〔式中、R2は炭素数12〜22のアルキル基を示し、R3はヒドロキシ基が置換していてもよいエチレン基又はプロピレン基を示し、X-は上記と同じである。〕 具体的には、ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアロキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアロキシヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。(iii)ジアルキルジメチルアンモニウム塩 ジアルキルジメチルアンモニウム塩としては、例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。 (R4)2N+(CH3)2 X-〔式中、R4はそれぞれ独立して炭素数12〜22のアルキル基又はベンジル基を示し、X-は上記と同じである。〕 具体的には、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。(iv)アルキルジメチルアミン及びその塩 アルキルジメチルアミンは、酸と反応して4級アンモニウム塩となり、界面活性剤となる。従って、ここでは、アルキルジメチルアミン及びその塩をカチオン界面活性剤と定義する。また、その含有量は、アルキルジメチルアミンの質量で換算する。アルキルジメチルアミン及びその塩としては、例えば下記一般式で表されるもの及びその塩が挙げられる。 R5−N(CH3)2〔式中、R5は炭素数12〜22のアルキル基を示す。〕 塩としては、成分(B)を除く有機酸又は無機酸による塩が挙げられる。有機酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸等のモノカルボン酸;マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等のジカルボン酸;ポリグルタミン酸等のポリカルボン酸;グリコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等のヒドロキシカルボン酸;グルタミン酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸等が挙げられる。無機酸としては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸等が挙げられる。これらの中で、有機酸が好ましく、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、酸性アミノ酸が好ましく、ジカルボン酸としてはマレイン酸、コハク酸がより好ましい。ヒドロキシカルボン酸としてはグリコール酸、乳酸、リンゴ酸がより好ましい。酸性アミノ酸としてはグルタミン酸がより好ましい。 具体的なアルキルジメチルアミン及びその塩としては、N,N-ジメチルベヘニルアミン、N,N-ジメチルステアリルアミン及びそれらの有機酸塩が挙げられ、N,N-ジメチルベヘニルアミンの乳酸塩、N,N-ジメチルステアリルアミンのグリコール酸塩などが好ましい。(v)アルコキシジメチルアミン及びその塩 アルコキシジメチルアミンは、酸と反応して4級アンモニウム塩となり、界面活性剤となる。従って、ここでは、アルキルジメチルアミン及びその塩をカチオン界面活性剤と定義する。また、その含有量は、アルコキシジメチルアミンの質量で換算する。アルコキシジメチルアミン及びその塩としては、例えば下記一般式で表されるもの及びその塩が挙げられる。 R6−O−R7−N(CH3)2〔式中、R6は炭素素数12〜22のアルキル基を示し、R7はエチレン基又はプロピレン基を示す。〕 塩としては、成分(B)を除く有機酸又は無機酸による塩が挙げられる。有機酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸等のモノカルボン酸;マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等のジカルボン酸;ポリグルタミン酸等のポリカルボン酸;グリコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等のヒドロキシカルボン酸;グルタミン酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸等が挙げられる。無機酸としては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸等が挙げられる。これらの中で、有機酸が好ましく、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、酸性アミノ酸が好ましく、ジカルボン酸としてはマレイン酸、コハク酸がより好ましい。ヒドロキシカルボン酸としてはグリコール酸、乳酸、リンゴ酸がより好ましい。酸性アミノ酸としてはグルタミン酸がより好ましい。 具体的なアルコキシジメチルアミン及びその塩としては、N,N-ジメチル-3-ヘキサデシルオキシプロピルアミン、N,N-ジメチル-3-オクタデシルオキシプロピルアミン及びそれらの有機酸塩が挙げられ、N,N-ジメチル-3-ヘキサデシルオキシプロピルアミンの乳酸塩、N,N-ジメチル-3-オクタデシルオキシプロピルアミンのグリコール酸塩が好ましい。(vi)アルキルアミドジメチルアミン及びその塩 アルキルアミドジメチルアミンは、酸と反応して4級アンモニウム塩となり、界面活性剤となる。従って、ここでは、アルキルジメチルアミン及びその塩をカチオン界面活性剤と定義する。また、その含有量は、アルキルアミドジメチルアミンの質量で換算する。アルキルアミドジメチルアミン及びその塩としては、例えば下記一般式で表されるもの及びその塩が挙げられる。 R8−C(=O)NH−R9−N(CH3)2〔式中、R8は炭素数11〜21のアルキル基を示し、R9はエチレン基又はプロピレン基を示す。〕 塩としては、成分(B)を除く有機酸又は無機酸による塩が挙げられる。有機酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸等のモノカルボン酸;マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等のジカルボン酸;ポリグルタミン酸等のポリカルボン酸;グリコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等のヒドロキシカルボン酸;グルタミン酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸等が挙げられる。無機酸としては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸等が挙げられる。これらの中で、有機酸が好ましく、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、酸性アミノ酸が好ましく、ジカルボン酸としてはマレイン酸、コハク酸がより好ましい。ヒドロキシカルボン酸としてはグリコール酸、乳酸、リンゴ酸がより好ましい。酸性アミノ酸としてはグルタミン酸がより好ましい。 具体的なアルキルアミドジメチルアミン及びその塩としては、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]ドコサナミド、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]ステアラミド及びそれらの有機酸塩が挙げられ、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]ドコサナミドの乳酸塩、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]ステアラミドのグリコール酸塩が好ましい。 上記(i)〜(vi)以外のカチオン界面活性剤としてとしては、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム(アルカノイルアミノプロピルジメチルエチルアンモニウムのエチル硫酸塩、アルカノイル基はラノリン由来)、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(C14〜20)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(C18〜22)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソステアリン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソノナン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム及びアルキルトリメチルアンモニウムサッカリンなどが挙げられる。 このうち、本発明においては、成分(C)中に一定比率のセチルトリメチルアンモニウム塩を含有することが必要である。成分(C)中のセチルトリメチルアンモニウム塩の含有比率は、乾燥後の毛髪へのふんわり感とさらさら感の付与の点から、8質量%以上であり、、好ましくは30質量%以上であり、また、乾燥後の毛髪のまとまり、ハリ・コシ感の点から、50質量%以下、好ましくは42質量%以下である。 一般にカチオン界面活性剤は、毛髪に吸着しやすく、なめらかな感触を付与することができる。しかし、アルキル鎖長の長いカチオン界面活性剤は、全体として重くなる感じがあり、乾燥した毛髪にふんわりした感触が付与しにくい。一方、セチルトリメチルアンモニウム塩は、アルキル鎖長が短く、乾燥後の毛髪に軽さを付与できる。従って、成分(C)カチオン界面活性剤中に一定比率のセチルトリメチルアンモニウム塩を含有させることで、ふんわり感とさらさら感及び、なめらかな感触の付与の両立が可能となる。 本発明の毛髪化粧料における成分(C)の含有量は、乾燥後の毛髪へのふんわり感とまとまりの付与の両立の点から、0.1質量%以上、好ましくは0.5質量%以上であり、また、10質量%以下、好ましくは5質量%以下である。 本発明の毛髪化粧料におけるセチルトリメチルアンモニウム塩の含有量は、乾燥後の毛髪へのふんわり感とさらさら感の付与の両立の点から、好ましくは0.08質量%以上、より好ましくは0.04質量%以上であり、また、好ましくは5質量%以下、より好ましくは2.5質量%以下である。〔水〕 本発明の毛髪化粧料は、媒体として水を含有する。水は、成分(A)〜(C)及びその他成分の残量となる。〔成分(D):高級アルコール〕 本発明の毛髪化粧料は、塗布からすすぎ、及び乾燥後の平滑性の点、並びに系の安定性や使いやすい粘度に調整する点から、更に、炭素数12〜22の高級アルコールを含有することが好ましい。高級アルコールとしては、セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール等が挙げられる。 本発明の毛髪化粧料における成分(D)の含有量は、塗布からすすぎ、及び乾燥後の平滑性の点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上、更に好ましくは2質量%以上であり、また、乾燥後のべたつき及び使いやすい粘度に調整する点から、20質量%以下であり、より好ましくは15質量%以下、更に好ましくは10質量%以下である。〔その他の任意成分〕 本発明の毛髪化粧料には更に、毛髪化粧料に一般に使用されるその他の成分を、目的に応じて配合することができる。例えば、ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、アミノ変性シリコーン、ジメチコノール、ポリエーテル変性シリコーン、ポリグリシドール変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等のシリコーン類;カチオン化セルロース、ヒドロキシ化セルロース、高重合ポリエチレンオキサイド等の高分子化合物;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシド等の非イオン界面活性剤;スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボカド油、オリーブ油等のグリセリド類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ類;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2-エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸、イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテルなどの油剤;エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、ブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2-ベンジルオキシエタノール、メチルカルビトール、エチルカルビトール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトール、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、グリセリン等のアルコール類;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ剤;pH調整剤;ビタミン剤;殺菌剤;抗炎症剤;防腐剤;キレート剤;パンテノール等の保湿剤;染料、顔料等の着色剤;ユーカリの極性溶媒抽出物、真珠層を有する貝殻又は真珠から得られる蛋白質又はその加水分解物、シルクから得られる蛋白質又はその加水分解物、マメ科植物の種子から得られる蛋白含有抽出物、オタネニンジン抽出物、米胚芽抽出物、ヒバマタ抽出物、ツバキ抽出物、アロエ抽出物、月桃葉抽出物、クロレラ抽出物等のエキス類;雲母チタン等のパール粉体;メントール等の清涼剤:香料;色素;紫外線吸収剤;酸化防止剤;その他エンサイクロペディア・オブ・シャンプー・イングリーディエンツ(ENCYCLOPEDIA OF SHAMPOO INGREDIENTS (MICELLE PRESS))に記載されている成分等が挙げられる。〔pH〕 本発明の毛髪化粧料のpHは、2.0以上が好ましく、更には2.5以上が好ましく、また7.5以下が好ましく、更には6.5以下、更には5.5以下が好ましい。なお、本発明において、毛髪化粧料のpHは、水で20質量倍希釈したときの25℃における値をいう。〔製造方法〕 本発明の毛髪化粧料は、例えば以下のようにして製造することができる。精製水を55〜100℃、好ましくは55〜65℃に加熱し、成分(B)と成分(C)中のセチルトリメチルアンモニウムクロライドを混合し、均一にして水相とする。成分(A)、セチルトリメチルアンモニウムクロライドを除いた成分(C)、成分(D)、油剤及び多価アルコール等の溶剤(エタノールを除く)を混合し、成分(A)の融点以上に加熱し、均一にして油相とする。得られた水相と油相を混合し、乳化する。場合によっては、更に、シリコーン類を添加し均一にする。この後、約45℃に冷却し、香料、エタノールなど沸点の低い成分、その他の成分を混合し均一にする。場合によっては、酸又は塩基を加え、pHを調整する。更に、30℃まで冷却し、本件発明の毛髪化粧料を得る。〔毛髪化粧料の形態〕 本発明の毛髪化粧料の形態としては、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック等の浴室内で使用されるもの、すなわち毛髪に塗布後、良くなじませて、洗い流して使用されるもの、また、ヘアフォーム、ヘアローション、ヘアミスト等の浴室外で使用されるもの、すなわち毛髪に塗布後、良くなじませて、洗い流さずに、放置するもの、が挙げられる。実施例1〜8及び比較例1〜8 表1に示すヘアコンディショナーを以下のようにして調製し、その評価を行った。〔製造方法〕 精製水を60℃に加熱し、成分(B)及びセチルトリメチルアンモニウムクロライドを混合し、均一にした(水相)。成分(A)、セチルトリメチルアンモニウムクロライドを除いた成分(C)、成分(D)、油剤及び溶剤(エタノールを除く)を80℃で混合し溶解し、油相とした。水相をプロペラ攪拌(1Lの製造で約250rpm)しながら油相を添加し、約10分間攪拌、乳化した。更に、シリコーン類を添加し均一にした。この後、約45℃に冷却し、その他の成分を混合し均一にした。更に、30℃まで攪拌冷却し終了した。なお、実施例にエタノール、香料を含む場合は、45℃に冷却した後、混合した。なお、表中の各成分の含有量は、有効成分量である。〔トレスの前処理〕 未だパーマ、ヘアカラー等の化学処理をしたことのない日本人女性の毛髪20g(約20cm)を束(トレス)にし、ブリーチ処理(プリティアハイブリーチ(花王社製)を用いて浴比1/1で適用し、40分放置後すすぐ処理)を2回行い、乾燥させた。その後、更に以下に示すプレーンシャンプーで2回洗浄した。・プレーンシャンプー処方(pH7.0) (質量%) 25質量%ポリオキシエチレン(2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩 62.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 2.3 エデト酸二ナトリウム 0.15 安息香酸ナトリウム 0.5 塩化ナトリウム 0.8 75質量%リン酸 適量 香料、メチルパラベン 適量 精製水 残量〔ヘアコンディショナーによる処理〕 前記トレスをプレーンシャンプーで洗浄後、表1に記載のヘアコンディショナー2gを均一に塗布し、なじませた。次いで30秒間流水ですすぎ流した後、タオルで水気をとった。その後、毛髪トレスに指を通しながらドライヤーにて乾燥を行った。〔官能評価〕 上記処理を行ったトレスの「乾燥後のふんわり感」及び「乾燥後の毛流れのまとまり」を目視にて、「乾燥後のハリ・コシ」、「乾燥後のべたつきのなさ」及び「乾燥後の滑らかさ」を感触にて評価した。 評価は、5人の専門パネラーにより、上記処理を行ったトレスを下記基準に従って評価し、その合計値を表1及び2に示した。「乾燥後の毛髪のふんわり感」 「ふんわりしている」を5、「ふんわりしてしない」を1とし、以下の5段階評価を行った。 5:ふんわりしている 4:ややふんわりしている 3:どちらともいえない 2:あまりふんわりしていない 1:ふんわりしていない「乾燥後の毛髪のまとまり」 「まとまりやすい」を5、「まとまりにくい」を1とし、以下の5段階評価を行った。 5:まとまりやすい 4:ややまとまりやすい 3:どちらともいえない 2:ややまとまりにくい 1:まとまりにくい「乾燥後の毛髪のハリ・コシ」 「ハリ・コシがある」を5、「ハリ・コシがない」を1とし、以下の5段階評価を行った。 5:ハリ・コシがある 4:ややハリ・コシがある 3:どちらともいえない 2:あまりハリ・コシがない 1:ハリ・コシがない「乾燥後の毛髪のべたつきのなさ」 「べたつきがない」を5、「べたつきがある」を1とし、以下の5段階評価を行った。 5:べたつきがない 4:あまりべたつきがない 3:どちらともいえない 2:ややべたつきがある 1:べたつきがある「乾燥後の毛髪の滑らかさ」 「滑らか」を5、「滑らかでない」を1とし、以下の5段階評価を行った。 5:滑らか 4:やや滑らか 3:どちらともいえない 2:ややきしむ 1:きしむ *1:シンクロワックスHR-C クローダジャパン(株)製 *2:トリステアリン 関東化学(株)製 *3:エキセルO-95N 花王(株)製 *4:ココナードRK 花王(株)製 *5:18 MEA-SO-(RB) Croda Europe Ltd *6:β-ナフタレンスルホン酸ナトリウム スガイ化学工業(株)製 *7:コータミンE-80K 花王(株)製 *8:コータミンD-2345P 花王(株)製 *9:コータミン60W 花王(株)製 *10:カルコール6098 花王(株)製 *11:カルコール8098 花王(株)製 *12:DPG-RF ADEKA製 *13:ベンジルアルコール INEOS Chloro Toluenes Ltd.(HQ)製 *14:ハイオレイックヒマワリ油 横関油脂工業(株)製 *15:コスモール168ARV 日清オイリオグループ(株)製 *16:シリコーンKT-0032 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン(同)製 *17:原料名 シリコーンKHS-3 信越化学工業(株)製実施例9 ヘアボリュームアップフォーム 下記処方に従い、実施例1と同様の方法でヘアボリュームアップフォーム原液を調製した。この原液に噴射剤(LPG)を原液:LPG=93:7の質量比で混合し、エアゾール容器に充填し、エアゾール式のヘアボリュームアップフォームを製造した。 (質量%) ナフタレンスルホン酸ナトリウム(*1) 0.6 セチルトリメチルアンモニウムクロライド(*2) 0.85 トリベヘン酸グリセリル(*3) 0.05 エタノール(*4) 13.0 グリセリン(*5) 2.80 ブチレングリコール(*6) 0.70 ポリクオタニウム-11(*7) 0.50 (C12-14)s-パレス-9(*8) 0.50 セテス-20(*9) 0.50 パルミチン酸イソプロピル(*10) 0.50 水酸化Na(*11) 0.30 ジプロピレングリコール(*12) 0.30 イソステアリルグリセリル(*13) 0.20 ラウレス-23(*14) 0.10 香料 0.10 水 バランス 合計 100.00 *1:β-ナフタレンスルホン酸ナトリウム スガイ化学工業(株)製 *2:コータミン60W 花王(株)製 *3:テクノールTBR Croda Europe Ltd製 *4:エタノール 花王(株)製 *5:化粧品用濃グリセリン 花王(株)製 *6:1,3-ブチレングリコール-P KHネオケム(株)製 *7:ガフカット755N International Specialty Products, Inc.(ISP)製 *8:ソフタノール90 (株)日本触媒製 *9:ニッコールBC-20TX 日本サーファクタント工業(株)製 *10:エキセパールIPP 花王(株)製 *11:48%か性ソーダ 南海化学(株)製 *12:DPG-RF (株)ADEKA製 *13:GE-IS(U) 花王(株)製 *14:エマルゲン123P 花王(株)製実施例10 ヘアボリュームアップミスト 下記処方に従い、実施例1と同様の方法でヘアボリュームアップミストを製造した。 (質量%) ナフタレンスルホン酸ナトリウム(*1) 0.6 セチルトリメチルアンモニウムクロライド(*2) 0.85 トリベヘン酸グリセリル(*3) 0.05 エタノール(*4) 15 グリセリン(*5) 0.8 ポリシリコーン-9(*6) 0.25 ステアルトリモニウムクロリド(*7) 0.238 ベンジルアルコール(*8) 0.2 (C12-14)s-パレス-9(*9) 0.2 PEG-32(*10) 0.2 PEG-60水添ヒマシ油(*11) 0.2 ジプロピレングリコール(*12) 0.1 グリシルグリシン(*13) 0.1 水酸化Na(*14) 0.0912 EDTA-2Na(*15) 0.05 ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(*16) 0.008 香料 0.07 精製水 バランス 合計 100 *1:β-ナフタレンスルホン酸ナトリウム スガイ化学工業(株)製 *2:コータミン60W 花王(株)製 *3:テクノールTBR Croda Europe Ltd社製 *4:エタノール 花王(株)製 *5:化粧品用濃グリセリン 花王(株)製 *6:OS-50TE-E 花王(株)製 *7:コータミン86W 花王(株)製 *8:ベンジルアルコール(パフュームグレード)(オランダ) INEOS Chloro Toluenes Ltd.(HQ)社製 *9:ソフタノール90 (株)日本触媒製 *10:PEG-1540(-G) 三洋化成工業(株)製 *11:エマノーンCH-60(K) 花王(株)製 *12:DPG-RF ADEKA社製 *13:グリシルグリシン 米山薬品工業(株)製 *14:苛性ソーダ(48%) 東亞合成(株)製 *15:クレワットN ナガセケムテックス(株)製 *16:ユビナールA PLUS GRANULAR BASF SE社製 次の成分(A)〜(C)及び水を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比率(A)/(B)が0.05以上1以下である毛髪化粧料。 (A) 炭素数14〜22の飽和直鎖脂肪酸を構成脂肪酸とするグリセリントリ脂肪酸エステル:0.03質量%以上0.2質量%以下 (B) ナフタレンスルホン酸又はその塩 (C) 8質量%以上50質量%以下のセチルトリメチルアンモニウム塩を含むカチオン界面活性剤:0.01質量%以上10質量%以下 成分(A)と成分(B)の質量比率(A)/(B)が0.08以上0.35以下である請求項1に記載の毛髪化粧料。 成分(C)が30質量%以上42質量%以下のセチルトリメチルアンモニウム塩を含む請求項1又は2に記載の毛髪化粧料。 成分(A)が、トリベヘン酸グリセリル及びトリステアリン酸グリセリルから選ばれる1種以上である請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。 更に成分(D)として、炭素数12〜22の高級アルコールを0.1質量%以上10質量%以下含有する請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。 請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪化粧料を、毛髪に塗布し、洗い流す毛髪の処理方法。 請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪化粧料を、毛髪に塗布し、洗い流さずに放置する毛髪の処理方法。 【課題】毛髪にハリ・コシを付与しつつ、ふんわり感を与えることができ、かつ、乾燥後の毛髪をまとまりよく、べたつかず、なめらかにすることができる毛髪化粧料の提供。【解決手段】次の成分(A)〜(C)及び水を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比率(A)/(B)が0.05以上1以下である、毛髪化粧料。 (A) 炭素数14〜22の飽和直鎖脂肪酸を構成脂肪酸とするグリセリントリ脂肪酸エステル:0.03質量%以上0.2質量%以下 (B) ナフタレンスルホン酸又はその塩 (C) 8質量%以上50質量%以下のセチルトリメチルアンモニウム塩を含むカチオン界面活性剤:0.01質量%以上10質量%以下【選択図】なし