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タイトル:公開特許公報(A)_化粧料組成物
出願番号:2013101651
年次:2014
IPC分類:A61K 8/81,A61Q 5/00,A61Q 19/00


特許情報キャッシュ

稲本 靖也 浦松 俊治 島本 敏夫 JP 2014221738 公開特許公報(A) 20141127 2013101651 20130513 化粧料組成物 大同化成工業株式会社 591195592 特許業務法人三枝国際特許事務所 110000796 稲本 靖也 浦松 俊治 島本 敏夫 A61K 8/81 20060101AFI20141031BHJP A61Q 5/00 20060101ALI20141031BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20141031BHJP JPA61K8/81A61Q5/00A61Q19/00 7 OL 39 4C083 4C083AB032 4C083AB352 4C083AC022 4C083AC072 4C083AC102 4C083AC122 4C083AC132 4C083AC172 4C083AC182 4C083AC242 4C083AC312 4C083AC432 4C083AC482 4C083AC532 4C083AC582 4C083AC622 4C083AC712 4C083AC782 4C083AD042 4C083AD091 4C083AD092 4C083AD111 4C083AD112 4C083AD162 4C083AD172 4C083AD282 4C083AD332 4C083AD532 4C083AD572 4C083AD662 4C083CC04 4C083CC05 4C083CC23 4C083DD08 4C083DD23 4C083DD41 4C083EE01 4C083EE06 4C083EE07 4C083EE16 本発明は、ポリビニルアルコール系(共)重合体を含有する化粧料組成物に関する。 従来、ポリビニルアルコール(polyvinyl alcohol、PVA)及びポリ酢酸ビニル(PVAc)の部分けん化物は、パック化粧料、頭髪セット樹脂、マスカラ、ゴマージュ化粧料等の化粧料の皮膜形成剤として汎用されてきた高分子である。一方、PVAの主鎖骨格にアクリル酸等がグラフト重合した重合体(PVA系重合体)は、医薬品において使用されている。 しかし、PVA系重合体が化粧料の添加剤として使用された報告はほとんどない。例えば、特許文献1には、特定のPVA及び/又はPVA誘導体と重合性ビニル単量体とを共重合した共重合体の硬カプセルを化粧品分野においても利用可能であることは記載されている。また、特許文献2には、変性PVAと特定のモノマー成分とをグラフト共重合させて得られた整髪剤用基材が記載されている。国際公開番号WO02/17848A1特許第3054052号 本発明は、ポリビニルアルコール系重合体を含む新規な化粧料組成物を提供することを主な課題とする。 本発明者は、上記従来技術の問題点に鑑み鋭意検討を重ねた。そして、本発明者は、ポリビニルアルコール系重合体を含む化粧料組成物を、化粧料の添加剤として使用することで、安全性に優れる化粧料となることを見出した。また、ポリビニルアルコール系重合体を含む化粧料組成物を、化粧料の添加剤として使用することで、化粧料に含まれる成分の分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果が向上できることを見出した。 本発明は、以下の化粧料組成物を提供する。 項1. ポリビニルアルコール系重合体を含む化粧料組成物。 項2. スキンケア化粧料又はヘアケア化粧料の形態である、前記項1に記載の化粧料組成物。 項3. 前記ポリビニルアルコール系重合体が、ポリビニルアルコール及びその誘導体から選択される少なくとも1種と重合性ビニルモノマーの少なくとも1種とを重合して得られるものである、前記項1又は2に記載の化粧料組成物。 項4. 前記重合性ビニルモノマーが、アクリル酸及びメタクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むものである、前記項3に記載の化粧料組成物。 項5. 前記ポリビニルアルコール系重合体において、前記アクリル酸の使用量が0.5〜20質量%であり、前記メタクリル酸メチルの使用量が5〜40質量%である、前記項4に記載の化粧料組成物。 項6. 前記ポリビニルアルコール系重合体が、前記ポリビニルアルコール及びその誘導体から選択される少なくとも1種に前記アクリル酸及びメタクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも1種がグラフト重合した共重合体である、前記項4又は5に記載の化粧料組成物。 項7. 前記ポリビニルアルコール系重合体の重量平均分子量が、1万〜50万である、前記項1〜6のいずれかに記載の化粧料組成物。 本発明は、ポリビニルアルコール系重合体を含む新規な化粧料組成物を提供することができる。 本発明の化粧料組成物は、ポリビニルアルコール系重合体(以下、PVA系重合体と称することがある。)を含む。 本発明の化粧料組成物を、化粧料の添加剤として使用することで、安全性に優れる化粧料を提供することができる。更に、本発明の化粧料組成物を、化粧料の添加剤として使用することで、化粧料に含まれる成分の分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果を向上させることができる。具体的には、本発明の化粧料組成物が含まれる化粧料(スキンケア化粧料、ヘアケア化粧料等の形態)を使用すると、皮膚及び毛髪を生理的に健全状態へと改善できる等の美容効果を奏する。本発明のスキンケア化粧料では、従来品と比べて、皮膚の美白効果、老化防止効果、炎症防止効果、弾力性回復等の整肌効果が有益的に作用する。本発明のヘアケア化粧料では、従来品と比べて、毛髪のハリ、コシ、光沢等の付与できる効果、枝毛防止効果、脱毛防止効果が有益的に作用する。 (1)ポリビニルアルコール系重合体(PVA系重合体) 本発明の化粧料組成物は、PVA系重合体が化粧品に含まれる成分と相互作用する。PVA系重合体は化粧品に含まれる難水溶性成分及び疎水性成分の表面へ吸着する。これにより、難水溶性成分及び疎水性成分の周囲に水和層が形成される。本発明の組成物は、難水溶性及び疎水性成分が粒子間引力により凝集又は凝集沈殿を起こさない。 PVA系重合体の内部構造のメタクリル酸メチル等の疎水部が難水溶性成分及び疎水性成分の表面に吸着する。そして、PVA系重合体により、難水溶性成分及び疎水性成分の粒子間の電気的保護作用又は立体保護作用が現れ、難水溶性成分及び疎水性成分の分散性が向上する。その上、PVA系重合体の内部構造のPVA、アクリル酸等の親水部の周囲に、水和層が形成される。そして、PVA系重合体により、難水溶性成分及び疎水性成分の電気的保護作用又は立体保護作用が増強される。 本発明の組成物は、水性の化粧品として使用する場合、化粧品に含まれる難水溶性成分及び疎水性成分が凝集又は凝集沈殿を起こさず、分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果を向上させることができる。本発明の組成物を水溶液へ再分散させると、難水溶性成分及び疎水性成分が良好な再分散性を示す。本発明の組成物を用いると、より多くの難水溶性成分及び疎水性成分に対して、水溶液中で、良好な分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果を付与することができる。 本発明の組成物は、多種多様な難水溶性成分及び疎水性成分に対して、既存の親水性高分子(ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ポリビニルアルコール(PVA)等)と比べて、同等かより良好な分散性を付与する分散剤としての作用を発揮する。 PVA系重合体は、ポリビニルアルコール(以下、PVAと称することがある。)及びその誘導体から選択される少なくとも1種のPVA系重合体、並びにPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種と重合性ビニルモノマーの少なくとも1種とを重合して得られるPVA系共重合体である。PVA系重合体には、PVA、PVAの誘導体(PVAの変性物)、PVAと他の重合性ビニルモノマーとを重合して得られるPVA共重合体、PVAの誘導体と他の重合性ビニルモノマーとを重合して得られるPVA系共重合体、PVAとPVAの誘導体と他の重合性ビニルモノマーとを重合して得られるPVA系共重合体が含まれる。本明細書では、それらを合わせてPVA系重合体と記す。 本発明の組成物では、PVA系重合体に加えて、液体分散媒の分散質として既存の親水性高分子(HPC、PVA、PVP等)を分散剤として用いることを排除するものではない。 (2)ポリビニルアルコール及びその誘導体 前記PVA系重合体に含まれるポリビニルアルコール(PVA)及びその誘導体は、公知のものを使用すれば良く、市販品が容易に入手可能であればよい。 PVA系重合体において、PVA及びその誘導体は、親水部を形成する。液体分散媒中で、その親水部の周囲には、水和層が形成される。そして、PVA系重合体により、難水溶性成分粒子の電気的保護作用又は立体保護作用が増強される。 PVA及びその誘導体の重合度は、目的とする用途に応じた濃度及び粘度で最適なものを選択すればよく、特に限定されるものでないが、例えば200〜2000程度、好ましくは300〜1000程度である。また、PVA及びその誘導体は、けん化度が好ましくは約60〜100モル%、より好ましくは78〜96モル%程度、更に好ましくは85〜90モル%程度の部分けん化PVAを使用することが好ましい。この様なけん化PVAは、酢酸ビニルをラジカル重合し、得られた酢酸ビニルを適宜、けん化することによって製造することができる。所望のPVAを製造するためには、適宜、重合度及びけん化度をそれ自体公知の方法で制御することによって達成される。 PVAとはポリビニルアセテートの完全ケン化物である。PVAの誘導体としては、例えば、PVAの中間ケン化物及び部分ケン化物の他に、アミン変性PVA、エチレン変性PVA、末端チオール変性PVA等の各種変性PVAを使用できる。PVAの誘導体の市販品としては、例えば、日本酢ビ・ポバール製のJP-05(部分けん化PVA、重合度500、ケン化度88%)等が挙げられる。 本発明において、PVA及びその誘導体は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。PVA系重合体が、PVA、PVAの誘導体等から構成されることから、化粧品に含まれる難水溶性成分及び疎水性成分は、凝集又は凝集沈殿を起こさず、分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果を向上させることができる。 (3)重合性ビニルモノマー 本発明で使用するPVA系重合体では、PVA及びその誘導体の直鎖の一部に重合性ビニルモノマーが結合又は重合していても良い。PVA系重合体では、PVA及びその誘導体の水酸基の一部又は全部に対して、エステル結合により重合性ビニルモノマーが結合していても良い。PVA及びその誘導体に結合した重合性ビニルモノマーは、更に重合していても良い。 本発明において、重合性ビニルモノマーとしては、例えば、 (1)アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸及びイタコン酸等; (2)前記(1)のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩及びアルキルアミン塩等;並びに、 (3)メチルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルメタクリレート、エチルアクリレート、ブチルメタクリレート、ブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、イソブチルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ステアリルメタクリレート、ステアリルアクリレート、アクリロニトリル、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、スチレン、酢酸ビニル、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ポリエチレングリコールとメタクリル酸とのエステル、ポリエチレングリコールとアクリル酸とのエステル、ポリプロピレングリコールとメタクリル酸とのエステル、ポリプロピレングリコールとアクリル酸とのエステル、N−ビニルピロリドン、アクリロイルモルホリン、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート及びメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。 好ましい重合性ビニルモノマーとしては、下記一般式(A) H2C=C(R1)−COOR2 (A)[式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示す。]で表される化合物が挙げられる。 重合性ビニルモノマーは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。重合性ビニルモノマーを2種以上混合して使用する場合、重合性ビニルモノマーは、一般式(A)で表される化合物において、R2が水素原子である化合物とR2が炭素数1〜4のアルキル基である化合物とを含むものが好ましい。 一般式(A)においてR2が水素原子である化合物とR2が炭素数1〜4のアルキル基である化合物の使用割合は、PVA系重合体において、つまりPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種と重合性ビニルモノマーとの合計量を100質量%として、好ましくはR2が水素原子である化合物0.5〜20質量%程度とR2が炭素数1〜4のアルキル基である化合物5〜40質量%程度であり、より好ましくはR2が水素原子である化合物1.0〜10質量%程度とR2が炭素数1〜4のアルキル基である化合物10〜30質量%程度である。 PVA系重合体において、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート等の前記(3)のモノマーは、疎水部を形成する。その疎水部は、難水溶性成分及び疎水性成分の表面に吸着する。そして、PVA系重合体により、難水溶性成分及び疎水性成分の粒子間の電気的保護作用又は立体保護作用が現れ、難水溶性成分及び疎水性成分の分散性が向上する。 また、PVA系重合体において、PVA及びその誘導体に加えて、(メタ)アクリル酸等の前記(1)のモノマー、及び前記(1)のモノマーの塩である(2)のモノマーは、親水部を形成する。液体分散媒中で、その親水部の周囲には、水和層が形成される。そして、PVA系重合体により、難水溶性成分及び疎水性成分の電気的保護作用又は立体保護作用が増強される。 液体分散媒を含む形態において、本発明のPVA系重合体により、難水溶性成分及び疎水性成分が液体分散媒(水等)に対して分散性が向上する。 好ましい重合性ビニルモノマーの組み合わせは、前記メカニズムを考慮すると、前記(1)及び(2)のモノマーの少なくとも1種と前記(3)のモノマーの少なくとも1種との併用である。更に好ましい重合性ビニルモノマーの組み合わせは、アクリル酸又はメタクリル酸とメタクリル酸メチルとの併用、即ち、アクリル酸とメタクリル酸メチルの組み合わせ、メタクリル酸とメタクリル酸メチルの組み合わせである。得に好ましいのはアクリル酸とメタクリル酸メチルとの組み合わせである。 更に、重合性ビニルモノマーは、アクリル酸及びメタクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むものが好ましく、アクリル酸及びメタクリル酸メチルのみを使用するものが特に好ましい。 アクリル酸とメタクリル酸メチルとの使用割合は、PVA系重合体において、つまりPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種と重合性ビニルモノマーの合計量を100質量%として、好ましくはアクリル酸0.5〜20質量%程度とメタクリル酸メチル5〜40質量%程度、より好ましくはアクリル酸及びメタクリル酸からなる群から選ばれる少なくとも1種1.0〜10質量%程度とメタクリル酸メチル10〜30質量%程度である。 特に、アクリル酸、メタクリ酸メチル及びPVAの合計量に対し、アクリル酸0.5〜20重量%、メタクリル酸メチル5〜40重合%、PVA 40〜94.5重量%で重合させて得られるポリビニルアルコール系共重合体が好ましく、アクリル酸2.5〜5.0重量%、メタクリル酸メチル15〜25重合%、PVA 20〜70重量%で重合させて得られるPVA系共重合体がより一層好ましい。PVAの存在下でアクリル酸とメタクリル酸メチルを重合させた共重合体は市販されており、ダイドール9015やダイカラックS-7070の名称で大同化成工業株式会社から入手することができ、本発明ではこの市販品を使用することもできる。 (4)PVA系重合体の製造方法 PVA系重合体の製造方法としては、例えば、特許文献1(国際公開02/17848)に記載されている方法が挙げられる。該共重合体の製造方法としては、例えば、水とPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種とを混合し、得られた混合液を加温してPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種を水に溶解し、次いで重合性ビニルモノマー及び重合開始剤を添加して、重合又は共重合反応させる方法が挙げられる。また、PVA系重合体として、市販品を入手することもできる。また、PVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種の存在下で、PVAと重合性ビニルモノマーとを重合させる方法が挙げられる。前記誘導体としては、PVAのアミン変性物、エチレン変性物、末端チオール変性物などの各種変性PVAが例示される。 PVA系重合体の製造方法において、水とPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種の使用割合は、水100質量部に対して、PVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種を好ましくは5〜70質量部程度、より好ましくは15〜40質量部程度である。 PVA系重合体の製造方法において、水とPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種の混合液を加温して溶解する温度は、使用するPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種が水に溶解する温度に適宜設定すればよく、例えば80〜100℃程度とすればよい。 PVA系重合体の製造方法において、重合性ビニルモノマーは、前記記載のものを使用すればよい。重合性ビニルモノマーの使用量は、目的とするPVA系重合体の組成等に応じて適宜選択すればよく、PVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種100質量部に対して、好ましくは5〜100質量部程度、より好ましくは11〜66質量部程度である。 PVA系重合体の重合に使用される各成分の量は、PVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種と重合性ビニルモノマーの総重量に対して、通常、PVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種が40〜95重量%、重合性ビニルモノマーが5〜60重量%であり、好ましくはPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種が60〜90重量%、重合性ビニルモノマーが10〜40重量%である。 また、重合性ビニルモノマーがアクリル酸及びメタクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも1種を含む場合、アクリル酸とメタクリル酸メチルとの使用量は、PVA系重合体において、つまりPVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種と重合性ビニルモノマーの合計量を100質量%として、好ましくはアクリル酸0.5〜20質量%程度、メタクリル酸メチル5〜40質量%程度、より好ましくはアクリル酸1.0〜10質量%程度、メタクリル酸メチル10〜30質量%程度である。 PVA系重合体の製造方法において、重合開始剤としては、公知のものが使用でき、例えば、2,2'−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジハイドロクロライド、AIBN(アゾイソブチロニトリル)等のアゾ化合物;過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;t−ブチルハイドロパーオキサイド等の有機過酸化物;過酸化水素−酒石酸、過酸化水素−酒石酸ナトリウム等のレドックス開始剤等が使用できる。 重合開始剤の使用量は、重合性ビニルモノマーの合計量100質量部に対して、好ましくは0.1〜5.0質量部程度、より好ましくは0.5〜3.0質量部程度である。 PVA系重合反応の反応温度は、PVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種の分子量、重合性ビニルモノマーの種類等に応じて適宜選択すればよいが、好ましくは30〜80℃程度、より好ましくは40〜60℃程度である。 PVA系重合体では、PVA及びその誘導体の直鎖の一部に重合性ビニルモノマーが結合又は重合していても良い。PVA系重合体では、PVA及びその誘導体の水酸基の一部又は全部に対して、エステル結合により重合性ビニルモノマーが結合していても良い。PVA及びその誘導体に結合した重合性ビニルモノマーは、更に重合していても良い。 PVA系重合体としては、例えば、PVA(鎖)に重合性ビニルモノマーがグラフト重合したものが挙げられ、好ましくは、PVA及びその誘導体から選択される少なくとも1種にアクリル酸及びメタクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも1種がグラフト重合したPVA系重合体である。 PVA系重合体の重量平均分子量は、好ましくは1万〜50万程度であり、より好ましくは3万5千〜30万程度である。 本発明の化粧料組成物に使用するPVA系重合体の乾燥物の平均粒子径は130μm程度以下が好ましい。PVA系重合体の平均粒子径は、125μm程度以下がより好ましく、100μm程度以下が更に好ましく、100〜1μm程度特に好ましくはであり、50〜1μm程度が最も好ましい。 PVA系重合体の平均粒子径を130μm以下に調製するには、PVA系重合体を、パルス燃焼式乾燥機を用いる方法、スプレードライヤーを用いる方法、凍結乾燥後に粉砕する方法、PVA系重合体を液体窒素やドライアイスを用いて冷却して粉砕する方法(冷凍粉砕法)、若しくはその他乾燥方法で得られた乾燥品を粉砕することが好ましい。 PVA系重合体は、以下の構造式で表されるPVA系重合体が好ましい。 構造式中、k、l、mの和を100%とした場合、kは60〜85%程度、lは5〜20%程度、mは0.8〜40%程度程度含まれることが好ましい。 A1は、NH基又は酸素原子であることが好ましい。R1は、水素原子又はメチル基であることが好ましい。R2は水素原子、直鎖、分岐若しくは環状のアルキル基、又は窒素原子、酸素原子よりなる群から選ばれる少なくとも一種のヘテロ原子を含む基であることが好ましい。 平均分子量(Mw)は、2万5000〜20万程度であることが好ましい。平均重合度は、300〜1500程度であることが好ましい。表示粘度は、5.5〜20 mPA・S程度であることが好ましい。 PVA系重合体は、以下の構造式で表されるPVA系重合体がより好ましい。 構造式中、k、l、m、nの和を100%とした場合、kは60〜85%程度、lは5〜20%程度、mは0.5〜15%程度、nは0.3〜25%程度含まれることが好ましい。平均分子量(Mw)は、2万5000〜20万程度であることが好まし。平均重合度は、300〜1500程度であることが好ましい。表示粘度は、5.5〜20 mPa・s程度(温度23℃)であることが好ましい。 PVA系重合体は、市販品を使用することもできる。好ましいPVA系重合体を表1に記す。 具体的なPVA系重合体を説明する。 PVA系重合体は、ポリビニルアルコールを含む。更に、メタクリル酸メチル、アクリル酸、n-ブチルアクリレート(アクリル酸ブチル)、2-エチルヘキシルアクリレート(アクリル酸2-エチルヘキシル)、4-ヒドロキシブチルアクリレート(アクリル酸4-ヒドロキシブチル)、メトキシポリエチレングリコールモノアクリレート(EO付加モル9EO)等の成分から構成されることが好ましい。特に、メタクリル酸メチル、アクリル酸等を含むことが好ましい。 PVA系重合体中のポリビニルアルコールの含有量は、50〜90重量%程度が好ましく、55〜85重量%程度がより好ましく、60〜80重量%程度が更に好ましい。 PVA系重合体中のポリビニルアルコール以外の成分である、メタクリル酸メチル、アクリル酸、n-ブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート、4-ヒドロキシブチルアクリレート、メトキシポリエチレングリコールモノアクリレート等の成分の含有量は、50〜10重量%程度が好ましく、45〜15重量%程度がより好ましく、40〜20重量%程度が更に好ましい。 メタクリル酸メチルの含有量は、10〜40重量%程度が好ましい、15〜35重量%程度がより好ましい。アクリル酸の含有量は、1〜30重量%程度が好ましく、2〜20重量%程度がより好ましい。n-ブチルアクリレートの含有量は、10〜50重量%程度が好ましく、15〜40重量%程度がより好ましい。2-エチルヘキシルアクリレート、4-ヒドロキシブチルアクリレート、メトキシポリエチレングリコールモノアクリレート等のの含有量は、10〜25重量%程度が好ましく、15〜20重量%程度がより好ましい。 PVA系重合体の重合度は、300〜3000程度が好ましく、400〜2500程度がより好ましい。 PVA系重合体の濃度は、5〜30重量%程度が好ましく、5〜30重量%程度が好ましく、10〜27重量%程度がより好ましい。 PVA系重合体の粘度(温度23℃)は、1〜8000mPa・s程度が好ましく、3〜7000mPa・s程度がより好ましい。 表1にPVA系重合体の好ましい態様を示す。表1中、PVAはポリビニルアルコール、MMAはメタクリル酸メチル、AAはアクリル酸、BAはn-ブチルアクリレート、2EHAは2-エチルヘキシルアクリレート、4HBAは4-ヒドロキシブチルアクリレート、AMEはメトキシポリエチレングリコールモノアクリレート(EO付加モル9EO)を夫々示す。組成は重量比率(重量%)を表す。「N.V.」は濃度(重量%)を表す。「Vis.」は粘度(mPa・s、温度23℃)を表す。 市販品を使用する場合、例えば、ダイドール9015やダイカラックS-7070(登録商標、大同化成工業製)等を好ましく使用することができる。ダイドール9015やダイカラックS-7070は、部分けん化ポリビニルアルコールに、重合性ビニルモノマーを共重合した合成高分子である。ダイカラックはダイドールを乾燥したものである。 本発明は、化粧料組成物に用いることができる新規のPVA系重合体を提供するものである。化粧料組成物に含まれるPVA系重合体が、PVA、PVAの誘導体、重合性ビニルモノマー等から構成されることから、化粧品に含まれる難水溶性成分及び疎水性成分は、凝集又は凝集沈殿を起こさず、分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果を、既存の親水性高分子(HPC、PVA等)と比べて、同等かより向上させることができる。また、化粧品に、皮膜効果を付与でき、増粘性を向上させることができる。 (5)化粧料組成物 PVA系重合体の内部構造のメタクリル酸メチル等の疎水部が、難水溶性成分及び疎水性成分の表面に吸着し、難水溶性成分及び疎水性成分の分散性が向上する。PVA系重合体の内部構造のPVA、アクリル酸等の親水部の周囲に、水和層が形成され、難水溶性成分及び疎水性成分の電気的保護作用又は立体保護作用が増強される。本発明の組成物は、化粧品に含まれる難水溶性成分及び疎水性成分が凝集又は凝集沈殿を起こさない。 本発明の化粧料組成物は、多種多様な難水溶性成分及び疎水性成分に対して、既存の親水性高分子(HPC、PVA等)と比べて、同等かより良好な分散性を付与する分散剤としての作用を発揮する。本発明の化粧料組成物は、PVA系重合体が化粧品に含まれる成分と相互作用し、化粧品に良好な分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果を付与することができる。 本発明の化粧料組成物は、PVA系重合体を含む。PVA系重合反応によって得られたPVA系重合体は、乾燥後、必要に応じて粉砕してから本発明の化粧料組成物に使用して良い。 本発明の化粧料組成物は、必要に応じ本発明の効果を損なわない範囲内(前記、本発明必須成分の望ましい含有濃度が満たされ、且つ化粧料処方を充塞する適切量)で、通常、下記に例示する成分や添加剤を任意に選択し添加して製造される。 成分及び添加剤 本発明の化粧料組成物には、次の成分及び添加剤を含むことができる。 (1)各種油脂類 アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂又はこれら油脂類の水素添加物(硬化油等)等。 (2)ロウ類 ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス、スクワレン、スクワラン、プリスタン等。 (3)鉱物油 流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライド、セレシン、マイクロクリスタンワックス等。 (4)脂肪酸類 ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール油、ラノリン脂肪酸等の天然脂肪酸、イソノナン酸、カプロン酸、2-エチルブタン酸、イソペンタン酸、2-メチルペンタン酸、2-エチルヘキサン酸、イソペンタン酸等の合成脂肪酸。 (5)アルコール類 エタノール、イソピロパノール、ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、フェノキシエタノール、等の天然アルコール、2-ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール等の合成アルコール。 (6)多価アルコール類 酸化エチレン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレングリコール、酸化プロピレン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、ペンタエリトリトール、ソルビトール、マンニトール等。 (7)エステル類 ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール等。 (8)金属セッケン類 ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等。 (9)ガム質、糖類又は水溶性高分子化合物 アラビアゴム、ベンゾインゴム、ダンマルゴム、グアヤク脂、アイルランド苔、カラヤゴム、トラガントゴム、キャロブゴム、クインシード、寒天、カゼイン、乳糖、果糖、ショ糖又はそのエステル、トレハロース又はその誘導体、デキストリン、ゼラチン、ペクチン、デンプン、カラギーナン、カルボキシメチルキチン又はキトサン、エチレンオキサイド等のアルキレン(C2〜C4)オキサイドが付加されたヒドロキシアルキル(C2〜C4)キチン又はキトサン、低分子キチン又はキトサン、キトサン塩、硫酸化キチン又はキトサン、リン酸化キチン又はキトサン、アルギン酸又はその塩、ヒアルロン酸又はその塩、コンドロイチン硫酸又はその塩、ヘパリン、エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カルボキシエチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、結晶セルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタアクリレート、ポリアクリル酸塩、ポリエチレンオキサイドやポリプロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイド又はその架橋重合物、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミン等。 (10)界面活性剤 アニオン界面活性剤(アルキルカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩)、カチオン界面活性剤(アルキルアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩)、両性界面活性剤:カルボン酸型両性界面活性剤(アミノ型、ベタイン型)、硫酸エステル型両性界面活性剤、スルホン酸型両性界面活性剤、リン酸エステル型両性界面活性剤、非イオン界面活性剤(エーテル型非イオン界面活性剤、エーテルエステル型非イオン界面活性剤、エステル型非イオン界面活性剤、ブロックポリマー型非イオン界面活性剤、含窒素型非イオン界面活性剤)、その他の界面活性剤(天然界面活性剤、タンパク質加水分解物の誘導体、高分子界面活性剤、チタン・ケイ素を含む界面活性剤、フッ化炭素系界面活性剤)等。 (11)各種ビタミン類 ビタミンA群:レチノール、レチナール(ビタミンA1)、デヒドロレチナール(ビタミンA2)、カロチン、リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB群:チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、葉酸類、ニコチン酸類、パントテン酸類、ビオチン類、コリン、イノシトール類、ビタミンC群:ビタミンC酸又はその誘導体、ビタミンD群:エルゴカルシフェロール(ビタミンD2)、コレカルシフェロール(ビタミンD3)、ジヒドロタキステロール、ビタミンE群:ビタミンE又はビタミンEアセテート等のビタミンE誘導体、ユビキノン類、ビタミンK群:フィトナジオン(ビタミンK1)、メナキノン(ビタミンK2)、メナジオン(ビタミンK3)、メナジオール(ビタミンK4)、その他、必須脂肪酸(ビタミンF)、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、オロット酸、ビタミンP類(ルチン、エリオシトリン、ヘスペリジン)、ビタミンU等。 (12)各種アミノ酸類 バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジン等や、それらの硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、クエン酸塩、或いはピロリドンカルボン酸のごときアミノ酸誘導体等。 (13)植物又は動物系原料由来の種々の添加物 これらは、添加しようとする製品種別、形態に応じて常法的に行われる加工(例えば、粉砕、製粉、洗浄、加水分解、醗酵、精製、圧搾、抽出、分画、ろ過、乾燥、粉末化、造粒、溶解、滅菌、pH調整、脱臭、脱色等を任意に選択、組合わせた処理)を行い、各種の素材から任意に選択して用いることができる。また、特に植物については、本発明による成分(B)として使用することもできる。 尚、抽出に用いる溶媒については、供する製品の使用目的、種類、或いは後に行う加工処理等を考慮した上で選択すれば良いが、通常では、水、水溶性有機溶媒(例えば、エタノール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール等)の中から選ばれる1種もしくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。但し、用途により有機溶媒の含有が好ましくない場合においては、水のみを使用したり、あるいは抽出後に除去しやすいエタノールを採用し、単独又は水との任意の混液で用いたりすれば良く、又、搾取抽出したものでも良い。 尚、植物又は動物系原料由来の添加物を、全身用又は局所用の外用剤、化粧品類に供する場合、皮膚や頭髪の保護をはじめ、保湿、感触・風合いの改善、柔軟性の付与、刺激の緩和、芳香によるストレスの緩和、細胞賦活(細胞老化防止)、炎症の抑制、肌質・髪質の改善、肌荒れ防止及びその改善、発毛、育毛、脱毛防止、光沢の付与、清浄効果、疲労の緩和、血流促進、温浴効果等の美容的効果のほか、香付け、消臭、増粘、防腐、緩衝等の効果も期待できる。 原料とする具体的な植物(生薬)としては、例えば、アーモンド(へん桃)、アイ(藍葉)、アオカズラ(清風藤)、アオキ(青木)、アオギリ又はケナシアオギリ(梧桐)、アオツヅラフジ(木防巳)、アカシア、アカショウマ(赤升麻)、アカスグリ「果実」、アカツメクサ、アカブドウ、アカミノキ(ログウッド)、アカメガシワ(赤芽柏)、アカミノアカネ又はセイヨウアカネ又はアカネ(茜草根)、アカヤジオウ又はジオウ(地黄)、アギ(阿魏)、アキカラマツ、アキニレ(榔楡皮)、アグアイー・グァスー、アグアヘ(オオミテングヤシ)、アケビ(木通)、アサ(麻子仁)、マルバアサガオ又はアサガオ(牽牛子)、アジサイ(紫陽花)、アシタバ(明日葉)、アズキ(赤小豆)、アスナロ、アセロラ、アセンヤク(阿仙薬)、アチラ(ショクヨウカンナ)、アニス、アビウ、アビウラーナ、アブラナ、アベマキ「果実」、アボカド、アマ、アマチャ(甘茶)、アマチャヅル、アマドコロ(玉竹)、アマナ(光慈姑)、 アマランサス(ヒユ、ハゲイトウ、ヒモゲイトウ、センニンコク、スギモリゲイトウ、ホソアオゲイトウ、アオゲイトウ、ハリビユ、アマラントウス・ヒポコンドリアクス)、アミガサユリ又はバイモ(貝母)、アリストロメリア(ユリズイセン)、アルカナ(アルカンナ)、アルガローボ(キャベ)、アルテア、アルニカ、アルピニア又はカツマダイ(ソウズク)、アロエ(蘆薈)、アロエベラ、アンジェリカ、アンズ又はホンアンズ(杏仁)、アンソッコウ(安息香)、イエローサポテ、イガコウゾリナ(地胆頭)、イカリソウ又はヤチマタイカリソウ(インヨウカク)、イグサ(灯心草)、イタドリ(虎杖根)、イチイ(一位)、イチゴ、イチジク(無花果「果実、葉」)、イチハツ(一初)、イチビ(冬葵子)、イチヤクソウ(一薬草)、イチョウ(銀杏「種子、葉」)、イトヒメハギ(遠志)、イナゴマメ、イヌナズナ(テイレキシ)、 イヌビユ(ホナガイヌビユ)、イネ「種子、種皮」、イノンド「種子」、イブキジャコウソウ、イラクサ、イランイラン、イワタバコ(岩萵苣)、イワヒバ又はイワマツ(巻柏)、ウーロン茶、ウイキョウ(茴香)、ウィート(チブサノキ)、ウキヤガラ(三稜)、ウグイスカグラ「果実」、ヒメウイキョウ、ウコン(鬱金)、ウキクサ(浮萍)、ウスバサイシン又はケイリンサイシン又はオウシュウサイシン(細辛)、ウスベニアオイ、ウスベニタチアオイ、ウツボグサ(夏枯草)、ウド又はシシウド(羌活、独活、唐独活)、ウニャデガト(ウンカリア、キャッツクロー)、ウバ茶、ウメ(烏梅「種子、果肉」)、ウラジロガシ、ウワウルシ(クサコケモモ)、ウンシュウミカン(陳皮)、ウンボク、エストラゴン、エゾウコギ(蝦夷五加)、エチナシ(ホソバムラサキバレンギク)、エニシダ、エノキタケ(榎茸)、エビスグサ又はカッシア・トーラ(決明子)、 エルカンプレ、エルダーベリー「果実」、エレミ、エリンギィ又はプレロータスエリンジ、エンジュ(槐花、槐花米)、オウギ又はキバナオウギ(黄耆)、オウセイ(ナルコユリ、カギクルマバナルコユリ)、オウヒササノユキ又はササノユキ、オウレン(黄連)、オオガタホウケン、オオカラスウリ(カロコン)、オオグルマ(土木香)、オオツヅラフジ(防己)、オオバコ(車前子、車前草)、オオバナアザミ(祁州漏芦、白頭翁)、オオハシバミ(榛子)、オオハシラサボテン、オオバナオケラ又はオケラ(白朮)、オオバナサルスベリ(バナバ)、オオバヤシャブシ「果実」、オオホシグサ(穀精草)、オオミアカテツ、オオミサンザシ又はサンザシ(山査子)、オオムギ(大麦)、オカ、オカゼリ(蛇床子)、オクラ「果実」、オグルマ(旋覆)、オクルリヒゴタイ(禹州漏芦、藍刺頭)、オタネニンジン又はトチバニンジン (人参)、オトギリソウ又はコゴメバオトギリソウ又はセイヨウオトギリソウ(弟切草)、 オドリコソウ(続断)、オナモミ(蒼耳子)、オニグルミ、オニドコロ又はトコロ又はナガドコロ(ヒカイ)、オニノヤガラ(天麻)、オニユリ又はササユリ又はハカタユリ(百合)、オノニス、オヒョウ(裂葉楡)、オミナエシ(敗醤)、オユーコ、オランダカラシ(クレソン)、オランダゼリ、オランダビユ、オランダミツバ、オリーブ「果実、種子、葉」、オレガノ、オレンジ「果実、果皮」、カイケイジオウ(熟地黄)、カカオ「果実、果皮、種子」、カキ(柿蒂「葉」)、カギカズラ(釣藤鈎)、カキドオシ又はカントリソウ(蓮銭草)、ガクアジサイ、カシア、カジノキ(楮実「果実」)、ガジュツ(莪朮)、カシワ(槲樹、槲葉)、カスカリラ、カスカラサグラダ、カスミソウ、カセンソウ、カニクサ(金沙藤)、カニーワ、カーネーション、カノコソウ(吉草根)、カバ、カバノキ又はシダレカンバ(白樺)、ガーベラ、カボチャ、カポックノキ「種子」、カホクサンショウ(蜀椒)、ガマ(蒲黄)、 カミツレ又はローマカミツレ、カミヤツデ(通草)、カムカム(カモカモ)、カラー、カラクサケマン、カラスウリ又はシナカラスウリ(王瓜)、カラスビシャク(半夏)、カラスムギ、ガラナ「種子」、カラホオ(厚朴)、カラヤ、ガリュウ、カリン(木瓜)、ガルシニア、カワミドリ、カワラサイコ(委陵菜、翻白草)、カワヂシャ、カワラタケ、カワラナデシコ(石竹)又はエゾカワラナデシコ(瞿麦、瞿麦子)、カワラニンジン(青蒿)、カワラヨモギ(茵チン蒿)、カンスイ(甘遂)、カンゾウ(甘草)、カンタラアサ、カンデリラ、カントウ、カンナ、キイチゴ(エゾイチゴ、オランダイチゴ、エビガライチゴ、ナワシロイチゴ、モミジイチゴ、ヨーロッパキイチゴ)、キウイ「果実、葉」、キカラスウリ(瓜呂根)、キキョウ(桔梗、桔梗根)、キク(菊花、シマカンギク、チョウセンノギク)、キクタニギク、キササゲ(梓実)、ギシギシ(羊蹄根)、 キジツ(枳実)、キズタ、キダチアロエ、キダチハッカ、キナ、キナノキ(シンコーナ、アカキナノキ)、キヌア(キノア)、キハダ(黄柏)、ギムネマ・シルベスタ、キメンカク、キャベツ、キャベブ「未熟果」、キャラウェー、キュウリ、ギョリュウ(西河柳、てい柳)、キラジャ・サポナリア、キラヤ、キランソウ(金瘡小草)、キンカン「果実」、ギンセカイ、キンブセン、キンマ、キンミズヒキ(仙鶴草)、グァペーバ・ヴェルメーリャ、グアバ「果実」、グアユーレ、クェルクス・インフェクトリア(没食子)、ククイナッツ、クコ(枸杞、枸杞子、枸杞葉、地骨皮)、クサスギカズラ(天門冬)、クズ(葛根)、クスノキ、グースベリー「果実」、クソニンジン(黄花蒿)、クティティリバー、クチナシ(山梔子)、クヌギ(樸ソウ)、クプアス、クベバ、クマザサ、クマツヅラ(馬鞭草)、クララ(苦参)、クランベリー「果実」、クリ「種子、果実、渋皮」、 クルクリゴ・ラチフォリア「果実」、グレープフルーツ「果実・葉」、クロウメモドキ、クロガネモチ(救必応)、カメバヒキオコシ又はクロバナヒキオコシ又はヒキオコシ(延命草)、クローブ(丁子、丁香)、グンバイナズナ(セキメイ、セキメイシ)、ケイガイ(荊芥、荊芥穂)、ケイトウ(鶏冠花、鶏冠子)、ゲッカビジン、ゲッケイジュ(月桂樹)、ケナシサルトリイバラ(土茯苓、山帰来)、ゲンチアナ、ゲンノショウコ(老鸛草)、ケンポナシ(キグシ)、コウキセッコク、キシュウミカン(コウジ、タチバナ、オオベニミカン、フクレミカン、サガミコウジ、ポンカン、サンタラ(橘皮))、コウシンバラ(月季花)、コウスイハッカ、コウゾ「果実」、コウチャ(紅茶)、コウホネ(川骨)、コウホン(藁本、唐藁本)、コウリャン、コウリョウキョウ(高良姜)、コエンドロ「果実」、コオウレン(胡黄連)、コガネバナ(黄ゴン)、コケモモ(越橘)、ココヤシ「果実」、ゴシュユ(呉茱萸)、ゴショイチゴ(覆盆子)、 コショウ(胡椒)、コスモス、コパイババルサム、コーヒー「種子、葉」、コブシ又はモクレン(辛夷)、ゴボウ(牛蒡、牛蒡子)、コボタンヅル、ゴマ(胡麻)、ゴマノハグサ(玄参)、ゴミシ(五味子)、サネカズラ又はビナンカズラ又はマツブサ、コムギ(小麦)、米又は米糠「赤糠、白糠」、コメ油、コーラ・アクミナタ「種子」、コーラ・ベラ「種子」、コロニーリャ、コロハ「果実」、コロンボ、コンズランゴ、コンブ、コンニャク、コンフリー(鰭張草)、サイザル(サイザルアサ)、サキシマボタンヅル又はシナボタンヅル又はシナセンニンソウ(威霊仙)、サクラ(オオシマザクラ、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、エドヒガシ、マメザクラ、ミヤマザクラ、ソメイヨシノ、タカネザクラ、カスミザクラ、コヒガン、サトザクラ、カンザクラ「葉、花、果実、樹皮(桜皮)」)、サクランボ、ザクロ、ササ、サザンカ、サジオモダカ(沢瀉)、サツマイモ、サトウキビ、サトウダイコン、 サネブトナツメ(酸棗仁)、サフラン(番紅花、西紅花)、サポジラ、サポテアマリヨ、ザボン「果実」、サボンソウ、サーモンベリー「果実」、サラシナショウマ(升麻)、サランシトウ(砂藍刺頭)、サルビア(セージ)、サワギキョウ(山梗菜)、サワグルミ(山胡桃)、サンカクサボテン、サングレデグラード(クロトン)、サンシクヨウソウ、サンシチニンジン(三七人参)、サンシュユ(山茱萸)、サンショウ(山椒)、サンズコン(山豆根)、シア(カリテ)、シアノキ「果実」、シイタケ(椎茸)、シオン(紫苑)、ジキタリス、シクンシ(使君子)、シソ又はアオジソ又はチリメンジソ又はカタメンジソ(紫蘇葉、紫蘇子)、シタン、シナノキ、シナホオノキ、シナレンギョウ(連翹)、シメジ(ヒンシメジ、シャカシメジ、ハタケシメジ、オシロイシメジ、ブナシメジ、ホンジメシ、シロタモギタケ)、シモクレン(辛夷)、シモツケソウ、ジャガイモ、シャクヤク(芍薬)、シャジン(沙参)、ジャスミン(マツリカ)、 ジャノヒゲ(麦門冬)、シュクコンカスミソウ、シュクシャミツ(砂仁、縮砂)、ジュズダマ、シュロ「果実」、ショウガ(生姜)、ジョウザンアジサイ(常山)、ショウブ(菖蒲、菖蒲根)、ショズク「果実」、シラカシ「種子」、シロゴチョウ「種子」、シロツメクサ(クローバー)、シロトウアズキ(鶏骨草)、シロバナイリス(ニオイイリス)、シロバナツタ「花」、シロミナンテン(南天実)、シンコナサクシルブラ、ジンチョウゲ(瑞香、瑞香花、沈丁花)、シンナモン、シンナモムム・カッシア(桂皮)、スイカ(西瓜)、スイカズラ(金銀花、忍冬)、スイバ(酸模)、スイムベリー「果実」、スターアップル、ステビア、ストロベリー「果実」、スズサイコ(徐長卿)、スギナ(問荊)、スベリヒユ(馬歯けん、馬歯けん子)、スモモ「果実」、セイヨウアカマツ「球果」、セイヨウカラマツ、セイヨウキズタ、セイヨウグルミ、セイヨウサンザシ、セイヨウスノキ、セイヨウタンポポ、 セイヨウトチノキ(マロニエ)、セイヨウナシ「果実」、セイヨウナツユキソウ、セイヨウニワトコ(エルダー)、セイヨウネズ(ジュニパー、杜松)、セイヨウノコギリソウ(ミルフォイル)、セイヨウバラ、セイヨウフウチョウボク、セイヨウヤドリギ、セイヨウハッカ又はセイヨウヤマハッカ、セイヨウワサビ、セキショウ(石菖根)、セッコク(石斛)、セドロン(ボウシュウボク)、ゼニアオイ、ヒロハセネガ、セネガ、セリ、セロリ、センキュウ(川キュウ)、センシンレン(穿心連)、センダン、センニンサボテン、センナ「果実、葉」、センニンソウ(大蓼)、センブリ(当薬)、センボク、ソウカ(草果)、ゾウゲチュウ、ソシンロウバイ、ソバ「種実」、ソメモノイモ、ダイオウ(大黄)、大根、大豆、ダイダイ(橙皮、枳実)、タカサゴルリヒゴタイ(東南藍刺頭)、タカサブロウ(旱蓮草)、タカトウダイ(大戟)、タカワラビ(狗脊)、ダークスィートチェリー「果実」、タチアオイ、 タチジャコウソウ(タイム、百里香)、タチドコロ(ヒカイ)、タチヤナギ、タマリンド「種子」、タマネギ、タムシバ(辛夷)、タラノキ「果実、葉、根皮」、タラヨウ(大葉冬青、一葉茶、苦丁茶、苦灯茶)、ダリア(テンジクボタン)、タルウィ、タンシウチワ、タンジン(丹参)、タンポポ(蒲公英)又はシロバナタンポポ又はモウコタンポポ、ダンマル、チェリー「果実」、チガヤ「果実、根、芽」、チクセツニンジン(竹節人参)、チコリ、チャンカピエドラ(キダチコミカンソウ)、チョウセンダイオウ(大黄)、チョウセンニレ(蕪夷)、チョウセンヨモギ(艾葉)、チョレイマイタケ(猪苓)、チョロギ、ツキミソウ、ツクリタケ(マッシュルーム)、ツバキ、ツボクサ、ツメクサ(漆姑草)、ツユクサ(鴨跖草)、ツルアズキ(赤小豆)、ツルドクダミ(何首烏)、ツルナ(蕃杏)、ツルニンジン(四葉参)、ツワブキ、デイコ、テウチグルミ、 デュベリー「果実」、チューリップ、チョコノステイ、テングサ、テンチャ(甜茶)、テンダイウヤク(烏薬)、トウガ(冬瓜子)、トウカギカズラ、トウガラシ(番椒)、トウキ(当帰)、トウキンセンカ(マリーゴールド)、トウナベナ(川断)、トウモロコシ又はトウモロコシ毛(南蛮毛)、トウネズミモチ(女貞子)、トウリンドウ又はチョウセンリンドウ(竜胆)、トクサ(木賊)、ドクダミ(十薬)、トコン(吐根)、トシシ又はマメダオシ又はネナシカズラ、トチュウ(杜仲「樹皮、葉、根」)、トネリコ(秦皮)、トマト、トラガント、トリアカンソス「種子」、トルコキキョウ、トルメンチラ、ドロノキ、トロロアオイ、トンカマメ、ナイゼリアベリー「果実」、ナガイモ又はヤマノイモ(山薬)、ナギイカダ(ブッチャーブルーム)、ナギナタコウジュ、ナズナ、ナタネ、ナタマメ又はタテハキ(刀豆)、ナツミカン、 ナツメ(大棗)、ナニワイバラ(金桜子)、ナベナ(続断)、ナメコ、ナルコユリ(黄精)、ナンキンマメ(落花生)、ナンテン(南天実)、ナンバンカラムシ(苧麻)、ニオイスミレ、ニガキ(苦木)、ニガヨモギ(苦艾)、ニクズク、ケイ又はニッケイ又はセイロンニッケイ又はヤブニッケイ(桂皮)又はケイシ(桂枝)、ニラ(韮子)、ニワトコ(接骨木「果実、花、茎、葉」)、ニンニク(大蒜)、ヌルデ(五倍子)、ネギ、ネムノキ又はネブ又はネビ又はネムリノキ又はジゴクバナ(合歓)、ノアザミ(大薊)、ノイバラ(営実)、ノウゼンカズラ(凌霄花)、ノゲイトウ、ノコギリソウ、ノダケ(前胡)、ノバラ、ノモモ、パイナップル「果実」、ハイビスカス(ブッソウゲ、フウリンブッソウゲ、ローゼル)、ハイリンドウ、ハウチワ、パウ・ドーセ、ハカマウラボシ(骨砕補)、ハクカユマトウ、ハクセン(白癬皮)、ハクルベリー「果実」、ハコベ(繁縷)、ハシバミ(榛子)、ハシリドコロ(ロート根)、バジル、ハス(蓮、蓮肉、蓮子)、 パセリ(オランダゼリ)、ハダカムギ、バタタ、ハチク又はマダケ(竹茹)、パチョリー、ハッカ(薄荷、薄荷葉)、ハトムギ(ヨクイニン)、ハナスゲ(知母)、バナナ、ハナハッカ、ハナビシ(シツリシ、シシツリ)、バニラビンズ、パパイヤ、ハハコグサ(鼠麹草)、パハロボボ、ハブ「全草、茎、葉」、パプリカ、ハマゴウ又はミツバハマゴウ(蔓荊子)、ハマスゲ(香附子)、ハマビシ(シツ莉子)、ハマナス(マイカイ花)、ハマボウフウ(浜防風)、ハマメリス、パーム、バラ(薔薇)、バラータ、バラタゴムノキ、ハラタケ(ハラタケ、シロオオハラタケ、ウスキモリノカサ)、ハラン、パリウルス(セイヨウハマナツメ)、パリエタリア、バルサミーナ(ツルレイシ、ニガウリ)、ハルニレ(楡皮、楡白皮、楡葉)、バルバスコ、ハルリンドウ、ハンダイカイ(胖大海)、パンノキ、ヒオウギ(射干)、ヒカゲツルニンジン(党参)、ピーカンナッツ、ヒガンバナ(石蒜、蔓珠沙華)、ヒグルマダリア、ヒゴタイ、ヒシ(菱実)、ピスタチオ、ビート、ヒトツバ(石葦)、ヒトツバエニシダ、 ヒナギク(デージー)、ヒナタイノコズチ(牛膝)、ヒノキ、ヒバ、ヒマシ、ヒマワリ、ピーマン、ヒメウズ(天葵)、ヒメガマ(香蒲)、ヒメマツタケ(カワリハラタケ、ヒロマツタケ)、ピメンタ「果実」、ビャクシ、ビャッキュウ、ヒユ「果実」、ビロウドアオイ、ヒロハオキナグサ(白頭翁)、ビワ「果実、葉、茎」、ビンロウ(大服皮、檳榔子)、プーアル茶、フウトウカズラ(南籐)、フキ、フキタンポポ(款冬花、款冬葉)、フジバカマ(蘭草)、フジマメ(扁豆)、フジモドキ(チョウジザクラ、芫花)、ブドウ「果実、果皮、種子、葉」、ブナ、フユムシナツクサタケ(冬虫夏草)、ブラジルカンゾウ、ブラジルニンジン、ブラックカーラント「果実」、ブラックベリー、ブラーニェン、プラム「果実」、フルセラリア、ブルーベリー(セイヨウヒメスノキ)、プルーン、フローラルブランカ、ブロンドサイリウム、ブンドウ(緑豆)、ヘーゼルナッツ、ヘチマ、ベニバナ(紅花)、ヘネケン、 ベラドンナ、ベリー「果実」、ペルセア、ペルビアンバーグ、ペレスキア・グランディフォリア、ベンケイソウ又はイキクサ(景天)、ボイセンベリー「果実」、ホウキギ又はニワクサ又はネンドウ又はハハキギ・コキア(地膚子)、ホウセンカ(鳳仙、急性子、透骨草)、ポウテリア・サポタ、ポウテリア・ルクマ、ホウノキ、ボウフウ(防風)、ホウレンソウ、ホオズキ(登呂根)、ホオノキ(和厚朴、朴)、ボケ(木瓜)、ホソバアブラギク(苦ヨク)、ホソバオグルマ、ホソバナオケラ(蒼朮)、ホソバノキリンソウ(景天三七)、ホソババレンギク、ボダイジュ(菩醍樹)、ボタン(牡丹「花、葉、茎、樹皮」)、ボタンピ(牡丹皮)、ホップ、ホホバ、ボリジ(ルリチシャ)、ボルドー、ホワートルベリー「果実」、ホンオニク(肉じゅ蓉、大芸)、ホンセッコク(鉄皮石斛、雀山石斛)、マイズルテンナンショウ(天南星)、マイタケ(舞茸)、マオウ(麻黄)、マカ、マカデミアナッツ、マーガレット(モクシュンギク)、 マクリ(海人草)、マグワ(桑白皮「樹皮、葉」)、マグノリア・スプレンゲリ、マサランヅーバ、マサランズーバ・ド・セアラー、マシェイラ・デ・ボイ、マシュア(タマノウゼンハレン、キュウコンキンレンカ)、マタタビ(木天蓼)、マツカサ、松「葉、樹皮、根」、マッタ・オーリョ、マツホド(茯苓)、マティコ(コルドンシージョ)、マヨラム(ハナハッカ)、マルバノジャジン(苦参)、マルベリー「果実」、マルメロ、マレイン(ビロウドモウズイカ)、マンゴー、マンゴスチン、マンサーニャ(アンデスカミツレ)、マンシュウグルミ、マンダリン「果実」、マンネンタケ(霊芝)、キジツ(枳実「果実」)、ミシマサイコ(柴胡)、ミズオオバコ又はミズアサガオ(竜舌草)、ミゾカクシ(半辺蓮)、ミソハギ(千屈菜)、ミチヤナギ又はニワヤナギ(篇蓄)、ミツガシワ、ミツバ、ミドリサポテ、ミドリハッカ、ミモザ、ミョウガ、ミラクルフルーツ「果実」、ミルラ、ミロバラン、ムギワラギク、 ムクゲ(木槿)、ムクノキ、ムクロジ(延命皮)、ムニャ、ムラサキ(紫根)、ムラサキシキブ又はオオムラサキシキブ(紫珠)、ムラサキトウモロコシ、ムラサキナツフジ(昆明鶏血藤)、メガカンサ・オプンティカ、メハジキ(益母草)、メボウギ、メラロイカ、メリッサ、メリロート、メロン「果実」、モウコヨモギ、モウソウチク、モクキリン、モジェ(コショウボク)、モチノキ、モッコウ(木香)、モミジバダイオウ、モモ(桃「葉、種子、花、果実」)、モヤシ、モレロチェリー「果実」、モロヘイヤ(黄麻)、ヤカワムラサキイモ、ヤクチ(益智)、ヤグルマソウ(ヤグルマギク)、ヤグルマハッカ、ヤーコン、ヤシャブシ(矢車)又はヒメヤシャブシ又はオオバヤシャブシ「果実、果皮、果穂」、ヤチヤナギ、ヤツデ(八角金盤)、ヤドリギ(柳寄生)、ヤナギ(カワヤナギ、タチヤナギ、シダレヤナギ、アカメヤナギ、ネコヤナギ、イヌコリヤナギ、キヌヤナギ、コリヤナギ、ウンリュウヤナギ、 ミヤマヤナギ、ヤシ、ヤマヤナギ、オオバヤナギ、タイリクキヌヤナギ、キツネヤナギ、ドロノキ)、ヤナギタデ「葉、茎」、ヤブガラシ、ヤブコウジ(紫金牛)、ヤブタバコ(鶴虱、天名精)、ヤマゴボウ(商陸)、ヤマハンノキ(山榛)、ヤマモモ(楊梅皮)、ヤマヨモギ、 ユーカリ、ユキノシタ(虎耳草)、ユッカ又はフレビフォリア、ユズ「果実」、ユリ、ヨロイグサ、ヨモギ(艾葉)、ライガン(雷丸)、ライム「果実」、ライムギ、ラカンカ「果実」、ラズベリー「葉、果実」、ラタニア(クラメリア)、ラッキョウ又はエシャロット(薤白)、ラベンダー、リュウガン(竜眼肉)、リュウゼツラン(アオノリュウゼツラン、フクリンリュウゼツラン)、リョクチャ(緑茶)、リンゴ「果実、種子、葉、根」、リンドウ、ルバス又はスアビシムス(甜涼)、ルリタマアザミ(ウラジロヒゴタイ、新彊藍刺頭)、レイシ(茘枝、茘枝核)、レタス(チシャ)、レッドカーラント「果実」、レッドピタヤ、レモン「果実」、レモングラス、レンギョウ又はシナレンギョウ(連翹)、レンゲソウ、ロウバイ(蝋梅)、ロウヤシ、ロコン(ヨシ、蘆根)、ローガンベリー「果実」、ローズマリー(マンネンロウ)、ローズヒップ(ノバラ)、ワサビ、ワタフジウツギ(密蒙花)、ワレモコウ(地楡)等が挙げられる。 海藻類としては、緑藻類:クロレラ・ブルガリス、クロレラ・ピレノイドサ、クロレラ・エリプソイデイア、アオノリ(ウスバアオノリ、スジアオノリ、ヒラアオノリ、ボウアオノリ、ホソエダアオノリ)、アナアオサ(アオサ)、褐藻類:コンブ(マコンブ、リシリコンブ、ホソメコンブ、ミツイシコンブ)、ワカメ、ヒロメ、アオワカメ、ジャイアントケルプ(マクロシスティス・ピリフェラ、マクロシスティス・インテグリフォリア、ネオシティス・ルエトケアーナ)、ヒジキ、ヒバマタ、ウミウチワ、ウスバウミウチワ、キレバノウミウチワ、アカバウミウチワ、コナウミウチワ、オキナウチワ、ウスユキウチワ、エツキウミウチワ、紅藻類:ヒジリメン、マクサ(テングサ)、ヒラクサ、オニクサ、オバクサ、カタオバクサ、ヤタベグサ、ユイキリ、シマテングサ、トサカノリ、トゲキリンサイ、アマクサキリンサイ、キリンサイ、ビャクシンキリンサイ、ツノマタ、オオバツノマタ、トチャカ(ヤハズツノマタ)、エゾツノマタ、トゲツノマタ、ヒラコトジ、コトジツノマタ、イボツノマタ、マルバツノマタ、ヒラコトジ、スギノリ、シキンノリ、カイノリ、ヤレウスバノリ、カギウスバノリ、スジウスバノリ、ハイウスバノリ、アカモミジノリ]等が代表的なものとして挙げられる。 その他の藻類として、例えば、緑藻類(クラミドモナス属:クラミドモナス、アカユキモ、ドゥナリエラ属:ドゥナリエラ、クロロコッカス属:クロロコッカス、クワノミモ属:クワノミモ、ボルボックス属:オオヒゲマワリ、ボルボックス、パルメラ属、ヨツメモ属、アオミドロ属:ヒザオリ、アオミドロ、ツルギミドロ属、ヒビミドロ属:ヒビミドロ、アオサ属:アナアオサ、アミアオサ、ナガアオサ、カワノリ属:カワノリ、フリッチエラ属、シオグサ属:オオシオグサ、アサミドリシオグサ、カワシオグサ、マリモ、バロニア属:タマゴバロニア、タマバロニア、マガタマモ属:マガタマモ、イワヅタ属:フサイワヅタ、スリコギヅタ、ヘライワヅタ、クロキヅタ、ハネモ属、ミル属:ミル、クロミル、サキブチミル、ナガミル、ヒラミル、カサノリ属:カサノリ、ジュズモ属:フトジュズモ、タマジュズモ、ミゾジュズモ、ミカヅキモ属、コレカエテ属、ツヅミモ属、キッコウグサ属:キッコウグサ、ヒトエグサ属:ヒトエグサ、ヒロハノヒトエグサ、ウスヒトエグサ、モツキヒトエ、サヤミドロ属、クンショウモ属、スミレモ属:スミレモ、ホシミドロ属、フシナシミドロ属等)。 藍藻類(スイゼンジノリ属:スイゼンジノリ、アオコ属、ネンジュモ属:カワタケ、イシクラゲ、ハッサイ、ユレモ属、ラセンモ(スピルリナ)属:スピルリナ、トリコデスミウム(アイアカシオ)属等)。 褐藻類(ピラエラ属:ピラエラ、シオミドロ属:ナガミシオミドロ、イソブドウ属:イソブドウ、イソガワラ属:イソガワラ、クロガシラ属:グンセンクロガシラ、カシラザキ属:カシラザキ、ムチモ属:ムチモ、ヒラムチモ、ケベリグサ、アミジグサ属:アミジグサ、サキビロアミジ、サナダグサ属:サナダグサ、フクリンアミジ、コモングサ属:コモングサ、ヤハズグサ属:エゾヤハズ、ヤハズグサ、ウラボシヤハズ、ジガミグサ属:ジガミグサ、ウミウチワ属:ウミウチワ、コナウミウチワ、アカバウミウチワ、ナミマクラ属:ヒルナミマクラ、ソメワケグサ属:ソメワケグサ、ナバリモ属:ナバリモ、チャソウメン属:モツキチャソウメン、マツモ属:マツモ、ナガマツモ属:ナガマツモ、オキナワモズク属:オキナワモズク、ニセフトモズク属:ニセフトモズク、フトモズク属:フトモズク、イシモズク属:イシモズク、クロモ属:クロモ、ニセモズク属:ニセモズク、モズク属:モズク、イシゲ属:イシゲ、イロロ、イチメガサ属:イチメガサ、 ケヤリ属:ケヤリ、ウミボッス属:ウミボッス、ウルシグサ属:ウルシグサ、ケウルシグサ、タバコグサ、コンブモドキ属:コンブモドキ、ハバモドキ属:ハバモドキ、ハバノリ属:ハバノリ、セイヨウハバノリ属:セイヨウハバノリ、コモンブクロ属:コモンブクロ、エゾブクロ属:エゾブクロ、フクロノリ属:フクロノリ、ワタモ、チシマフクロノリ属:チシマフクロノリ、カゴメノリ属:カゴメノリ、ムラリドリ属:ムラチドリ、サメズグサ属:サメズグサ、イワヒゲ属:イワヒゲ、ヨコジマノリ属:ヨコジマノリ、カヤモノリ属:カヤモノリ、ウイキョウモ属:ウイキョウモ、ツルモ属:ツルモ、アナメ属:アナメ、スジメ属:スジメ、ミスジコンブ属:ミスジコンブ、アツバミスジコンブ、コンブ属:ガツガラコンブ、カキジマコンブ、オニコンブ、ゴヘイコンブ、ナガコンブ、エンドウコンブ、オオチヂミコンブ、トロロコンブ属:トロロコンブ、 アントクメ属:アントクメ、カジメ属:カジメ、ツルアラメ、クロメ、キクイシコンブ属:キクイシコンブ、ネジレコンブ属:ネジレコンブ、クロシオメ属:クロシオメ、ネコアシコンブ属:ネコアシコンブ、アラメ属:アラメ、アイヌワカメ属:アイヌワカメ、チガイソ、オニワカメエゾイシゲ属:エゾイシゲ、ヤバネモク属:ヤバネモク、ラッパモク属:ラッパモク、ジョロモク属:ウガノモク、ジョロモク、ヒエモク、ホンダワラ属:タマナシモク、イソモク、ナガシマモク、アカモク、シダモク、ホンダワラ、ネジモク、ナラサモ、マメタワラ、タツクリ、ヤツマタモク、ウミトラノオ、オオバモク、フシズシモク、ハハキモク、トゲモク、ヨレモク、ノコギリモク、オオバノコギリモク、スギモク属:スギモク、ウキモ属:オオウキモ、ブルウキモ属:ブルウキモ、カヤモノリ属:カヤモノリ等)。 紅藻類(ウシケノリ属:ウシケノリ、フノリノウシケ、アマノリ属:アサクサノリ、スサビノリ、ウップルイノリ、オニアマノリ、タサ、フイリタサ、ベニタサ、ロドコルトン属:ミルノベニ、アケボノモズク属:アケボノモズク、コナハダ属:ハイコナハダ、ヨゴレコナハダ、アオコナハダ、ウミゾウメン属:ウミゾウメン、ツクモノリ、カモガシラノリ、ベニモズク属:ベニモズク、ホソベニモズク、カサマツ属:カサマツ、フサノリ属:フサノリ、ニセフサノリ属:ニセフサノリ、ソデガラミ属:ソデガラミ、ガラガラ属:ガラガラ、ヒラガラガラ、ヒロハタマイタダキ属:ヒロハタマイタダキ、タマイタダキ属:タマイタダキ、カギケノリ属:カギノリ、カギケノリ、テングサ属:ヒメテングサ、ハイテングサ、オオブサ、ナンブグサ、コヒラ、ヨヒラ、キヌクサ、ヒビロウド属:ヒビロウド、ヒメヒビロウド、イソムメモドキ属:イソムメモドキ、 ミチガエソウ属:ミチガエソウ、リュウモンソウ属:リュウモンソウ、ヘラリュウモン、 ニセカレキグサ属:ニセカレキグサ、オキツバラ属:オオバオキツバラ、アカバ属:アカバ、マルバアカバ、ナミノハナ属:ホソバナミノハナ、ナミノハナ、サンゴモドキ属:ガラガラモドキ、シオグサゴロモ属:シオグサゴロモ、イワノカワ属:エツキイワノカワ、カイノカワ属:カイノカワ、カニノテ属:カニノテ、サンゴモ属:サンゴモ、ムカデノリ属:ムカデノリ、スジムカデ、カタノリ、ヒラムカデ、キョウノヒモ、サクラノリ、ニクムカデ、タンバノリ、ツルツル、フダラク、マルバフダラク、イソノハナ属:ヌラクサ、クロヌラクサ、オオムカデノリ、ヒラキントキ属:ヒラキントキ、マタボウ属:マタボウ、キントキ属:チャボキントキ、キントキ、マツノリ、コメノリ、トサカマツ、ヒトツマツ、フシキントキ、ツノムカデ、ナガキントキ、スジムカデ、カクレイト属:オオバキントキ、イトフノリ属:イトフノリ、ナガオバネ属:ナガオバネ、 フノリ属:ハナフノリ、フクロフノリ、マフノリ、カレキグサ属:カレキグサ、トサカモドキ属:ホソバノトサカモドキ、ヒロハノトサカモドキ、ヤツデガタトサカモドキ、クロトサカモドキ、ネザシノトサカモドキ、ユウソラ、エツキノトサカモドキ、ナンカイトサカモドキ、ヒメトサカモドキ、キヌハダ属:キヌハダ、エゾトサカ属:エゾトサカ、ツカサノリ属:エナシカリメニア、オオツカサノリ、ハナガタカリメニア、ホウノオ属:ホウノオ、ヒカゲノイト属:ヒカゲノイト、ウスギヌ、ニクホウノオ属:ニクホウノオ、ベニスナゴ属:ベニスナゴ、ススカケベニ属:ススカケベニ、オカムラグサ属:ヤマダグサ、ミリン属:ミリン、ホソバミリン、トサカノリ属:キクトサカ、エゾナメシ属:エゾナメシ、イソモッカ属:イソモッカ、ユカリ属:ユカリ、ホソユカリ、イバラノリ属:イバラノリ、サイダイバラ、タチイバラ、カギイバラノリ、キジノオ属:キジノオ、イソダンツウ属:イソダンツウ、 アツバノリ属:アツバノリ、オゴノリ属:オゴノリ、ツルシラモ、シラモ、オオオゴノリ、ミゾオコノリ、カバノリ、ベニオゴノリ、フクレシノリ、ムラサキカバノリ、シンカイカバノリ、トゲカバノリ、カタオゴノリ、リュウキュウオゴノリ、セイヨウオゴノリ、イツツギヌ、ユミガタオゴノリ、クビレオゴノリ、モサオゴノリ、キヌカバノリ、テングサモドキ属:ハチジョウテングサモドキ、フシクレノリ属:フシクレノリ、ナミイワタケ属:ナミイワタケ、カイメンソウ属:カイメンソウ、オキツノリ属:オキツノリ、サイミ属:イタニグサ、サイミ、ハリガネ、ハスジグサ属:ハスジグサ、スギノリ属:イカノアシ、ホソイボノリ、ノボノリ、クロハギンナンソウ属:クロハギンナンソウ、アカバギンナンソウ属:アカバギンナンソウ、ヒシブクロ属:ヒシブクロ、マダラグサ属:トゲマダラ、エツキマダラ、タオヤギソウ属:タオヤギソウ、ハナサクラ、 フクロツナギ属:フクロツナギ、スジコノリ、ハナノエダ属:ハナノエダ、ヒラタオヤギ属:ヒラタオヤギ、ダルス属:ダルス、マサゴシバリ、アナダルス、ウエバグサ属:ウエバグサ、ベニフクロノリ属:ベニフクロノリ、フシツナギ属:フシツナギ、ヒメフシツナギ、ヒロハフシツナギ、ワツナギソウ属:ヒラワツナギソウ、ウスバワツナギソウ、イギス属:イギス、ケイギス、ハリイギス、ハネイギス、アミクサ、エゴノリ属:エゴノリ、フトイギス、サエダ属:サエダ、チリモミジ属:チリモミジ、コノハノリ科:ハブタエノリ、コノハノリ、スズシロノリ、ウスベニ属:ウスベニ、ハスジギヌ属:ハスジギヌ、ナガコノハノリ属:ナガコノハノリ、スジギヌ属:スジギヌ、アツバスジギヌ、ハイウスバノリ属:カギウスバノリ、ヤレウスバノリ、スジウスバノリ、ハイウスバノリ、ウスバノリモドキ属:ウスバノリモドキ、アヤニシキ属:アヤニシキ、アヤギヌ属:アヤギヌ、ダジア属:エナシダジア、 シマダジア属:イソハギ、シマダジア、ダジモドキ属:ダジモモドキ、イトグサ属:モロイトグサ、フトイグサ、マクリ属:マクリ、ヤナギノリ属:ハナヤナギ、ユナ、ヤナギノリ、モツレユナ、ベニヤナギコリ、モサヤナギ、ササバヤナギノリ、ソゾ属:クロソゾ、コブソゾ、ハネソゾ、ソゾノハナ、ハネグサ属:ハネグサ、ケハネグサ、コザネモ属:コザネモ、イソムラサキ、ホソコザネモ、ヒメゴケ属:ヒメゴケ、クロヒメゴケ、ヒオドシグ属:キクヒオドシ、ヒオドシグサ、ウスバヒオドシ、アイソメグサ属:アイソメグサ、スジナシグサ属:スジナシグサ、イソバショウ属:イソバショウ、フジマツモ属:フジマツモ、ノコギリヒバ属:ハケサキノコギリヒバ、カワモズク属:カワモズク、アオカワモズク、ヒメカワモズク、イデユコゴメ属:イデユコゴメ、オキチモズク属:オキチモズク、イトグサ属、チノリモ属:チノリモ、チスジノリ属:チスジノリ等)。 車軸藻類(シャジクモ属、シラタマモ属、ホシツリモ属:ホシツリモ、リクノタムヌス属、フラスコモ属:ヒメフラスコモ、チャボフラスコモ、トリペラ属等)、黄色藻類(ヒカリモ属:ヒカリモ等)からの抽出物等を使用することもできる。 又、動物系原料由来の素材としては、鶏冠抽出物、牛又は豚、人の胎盤抽出物、豚又は牛の胃や十二指腸或いは腸の抽出物若しくはその分解物、牛又は豚の脾臓の抽出物若しくはその分解物、牛又は豚の脳組織の抽出物、水溶性コラーゲン、アシル化コラーゲン等のコラーゲン誘導体、コラーゲン加水分解物、エラスチン、エラスチン加水分解物、水溶性エラスチン誘導体、ケラチン及びその分解物又はそれらの誘導体、シルク蛋白及びその分解物又はそれらの誘導体、豚又は牛血球蛋白分解物(グロビンペプチド)、牛又は豚へモグロビン分解物(ヘミン、ヘマチン、ヘム、プロトヘム、ヘム鉄等)、牛乳、カゼイン及びその分解物又はそれらの誘導体、脱脂粉乳及びその分解物又はそれらの誘導体、ラクトフェリン又はその分解物、鶏卵成分、魚肉分解物、核酸関連物質(リボ核酸、デオキシリボ核酸)等。 (14)微生物培養代謝物 酵母代謝物、酵母菌抽出エキス、納豆菌代謝物、納豆抽出エキス、米発酵エキス、米糠(赤糠、白糠)発酵エキス、ユーグレナ抽出物、生乳又は脱脂粉乳の乳酸発酵物やトレハロース又はその誘導体等。 (15)α-ヒドロキシ酸類 グリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等。 (16)無機顔料 無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、ベントナイト、マイカ、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、グンジョウ、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、カラミン等。 (17)紫外線吸収/遮断剤 ベンゾフェノン誘導体(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン−スルホン酸ナトリウム、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン等)、p-アミノ安息香酸誘導体(パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル等)、メトキシ桂皮酸誘導体(パラメトキシ桂皮酸エチル、パラメトキシ桂皮酸イソプロピル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、パラメトキシ桂皮酸2-エトキシエチル、パラメトキシ桂皮酸ナトリウム、パラメトキシ桂皮酸カリウム、ジパラメトキシ桂皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル等)、 サリチル酸誘導体(サリチル酸オクチル、サリチルフェニル、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸ミリスチル、サリチル酸メチル等)、アントラニル酸誘導体(アントラニル酸メチル等)、ウロカニン酸誘導体(ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等)、クマリン誘導体、アミノ酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘導体、ピリミジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン誘導体、核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、ビタミンB6誘導体、ウンベリフェロン、エスクリン、桂皮酸ベンジル、シノキサート、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン、オクタベンゾン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、アルブチン、グアイアズレン、シコニン、バイカリン、バイカレイン、ベルベリン、ネオヘリオパン、エスカロール、酸化亜鉛、タルク、カオリン等。 (18)美白剤 p−アミノ安息香酸誘導体、サルチル酸誘導体、アントラニル酸誘導体、クマリン誘導体、アミノ酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘導体、ピリミジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン誘導体、核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、ビタミンC又はその誘導体(ビタミンCリン酸エステルマグネシウム塩、ビタミンCグルコシド等)、ビタミンE又はその誘導体、コウジ酸又はその誘導体、オキシベンゾン、ベンゾフェノン、アルブチン、グアイアズレン、シコニン、バイカリン、バイカレイン、ベルベリン、胎盤エキス、エラグ酸、ルシノール等。 (19)チロシナーゼ活性阻害剤 ビタミンC又はその誘導体(ビタミンCリン酸エステルマグネシウム塩、ビタミンCグルコシド等)、ハイドロキノン又はその誘導体(ハイドロキノンベンジルエーテル等)、コウジ酸又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体、N−アセチルチロシン又はその誘導体、グルタチオン、過酸化水素、過酸化亜鉛、胎盤エキス、エラグ酸、アルブチン、ルシノール、シルク抽出物、植物エキス(カミツレ、クワ、クチナシ、トウキ、ワレモコウ、クララ、ヨモギ、スイカズラ、キハダ、ドクダミ、マツホド、ハトムギ、オドリコソウ、ホップ、サンザシ、ユーカリ、セイヨウノコギリソウ、アルテア、ケイヒ、マンケイシ、ハマメリス、ヤマグワ、延命草、桔梗、トシシ、続随子、射干、麻黄、センキュウ、ドッカツ、サイコ、ボウフウ、ハマボウフウ、オウゴン、牡丹皮、シャクヤク、ゲンノショウコ、葛根、甘草、五倍子、アロエ、ショウマ、紅花、緑茶、紅茶、阿仙薬)等。 (20)メラニン色素還元/分解物質 フェニル水銀ヘキサクロロフェン、酸化第二水銀、塩化第一水銀、過酸化水素水、過酸化亜鉛、ハイドロキノン又はその誘導体(ハイドロキノンベンジルエーテル)等。 (21)ターンオーバーの促進作用/細胞賦活物質 ハイドロキノン、乳酸菌エキス、胎盤エキス、霊芝エキス、ビタミンA、ビタミンE、アラントイン、脾臓エキス、胸腺エキス、酵母エキス、発酵乳エキス、植物エキス(アロエ、オウゴン、スギナ、ゲンチアナ、ゴボウ、シコン、ニンジン、ハマメリス、ホップ、ヨクイニン、オドリコソウ、センブリ、トウキ、トウキンセンカ、アマチャ、オトギリソウ、キュウリ、タチジャコウソウ、ローズマリー、パセリ)等。 (22)収斂剤 コハク酸、アラントイン、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、カラミン、p-フェノールスルホン酸亜鉛、硫酸アルミニウムカリウム、レゾルシン、塩化第二鉄、タンニン酸(カテキン化合物を含む)等。 (23)活性酸素消去剤 SOD、カタラーゼ、グルタチオンパーオキシダーゼ等。 (24)抗酸化剤 ビタミンC又はその塩、ステアリン酸エステル、ビタミンE又はその誘導体、ノルジヒドログアセレテン酸、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ヒドロキシチロソール、パラヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、セサモール、セサモリン、ゴシポール、プロポリス等。 (25)過酸化脂質生成抑制剤 β-カロチン、植物エキス(ゴマ培養細胞、アマチャ、オトギリソウ、ハマメリス、チョウジ、メリッサ、エンメイソウ、シラカバ、サルビア、ローズマリー、南天実、エイジツ、イチョウ、緑茶)等。 (26)抗炎症剤 イクタモール、インドメタシン、カオリン、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、サリチル酸メチル、アセチルサリチル酸、塩酸ジフェンヒドラミン、d-カンフル、dl-カンフル、ヒドロコルチゾン、グアイアズレン、カマズレン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルリチン酸又はその塩、グリチルレチン酸又はその塩、甘草エキス、シコンエキス、エイジツエキス、プロポリス等。 (27)抗菌・殺菌・消毒薬 アクリノール、イオウ、グルコン酸カルシウム、グルコン酸クロルヘキシジン、スルファミン、マーキュロクロム、ラクトフェリン又はその加水分解物、塩化アルキルジアミノエチルグリシン液、トリクロサン、次亜塩素酸ナトリウム、クロラミンT、サラシ粉、ヨウ素化合物、ヨードホルム、ソルビン酸又はその塩、サルチル酸、デヒドロ酢酸、パラヒドロキシ安息香酸エステル類、ウンデシレン酸、チアミンラウリル硫酸塩、チアミンラウリル硝酸塩、フェノール、クレゾール、p-クロロフェノール、p-クロロ-m-キシレノール、p-クロロ-m-クレゾール、チモール、フェネチルアルコール、o-フェニルフェノール、イルガサンCH3565、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、クロロヘキシジン、エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、フェノキシエタノール、クロロブタノール、イソプロピルメチルフェノール、非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等)、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンカリウム等)、カチオン界面活性剤(臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化メチルロザニリン)、ホルムアルデヒド、ヘキサミン、ブリリアントグリーン、マラカイトグリーン、クリスタルバイオレット、ジャーマル、感光素101号、感光素201号、感光素401号、N-長鎖アシル塩基性アミノ酸誘導体及びその酸附加塩、酸化亜鉛、ヒノキチオール、クジン、プロポリス等。 (28)保湿剤 グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ヒアルロン酸又はその塩、ポリエチレングリコール、コンドロイチン硫酸又はその塩、水溶性キチン或いはキトサン誘導体、ピロリドンカルボン酸又はその塩、乳酸ナトリウム、ミニササニシキエキス、納豆菌代謝物、納豆抽出エキス、ヘチマ水、シラカバ(白樺)又は赤松の樹液。 (29)エラスターゼ活性阻害剤 フロオロリン酸ジイソプロピル、植物エキス(オウゴン、オトギリソウ、クララ、桑の葉、ケイヒ、ゲンノショウコ、コンフリー、サルビア、セイヨウニワトコ、ボダイジュ、ボタンピ)、海藻エキス等。 (30)頭髪用剤 二硫化セレン、臭化アルキルイソキノリニウム液、ジンクピリチオン、ビフェナミン、チアントール、カスタリチンキ、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、塩酸キニーネ、強アンモニア水、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、チオグリコール酸等。 (31)抗アンドロゲン剤 卵胞ホルモン(エストロン、エストラジオール、エチニルエストラジオール等)、イソフラボン、オキセンドロン等。 (32)末梢血管血流促進剤 ビタミンE又はその誘導体、センブリエキス、ニンニクエキス、人参エキス、アロエエキス、ゲンチアナエキス、トウキエキス、セファランチン、塩化カルプロニウム、ミノキシジル等。 (33)刺激剤 トウガラシチンキ、ノニル酸バニルアミド、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ、ハッカ油、l-メントール、カンフル、ニコチン酸ベンジル等。 (34)代謝活性剤 感光素301号、ヒノキチオール、パントテン酸又はその誘導体、アラントイン、胎盤エキス、ビオチン、ペンタデカン酸グリセリド等。 (35)抗脂漏剤 ピリドキシン又はその誘導体、イオウ、ビタミンB6等。 (36)角質溶解剤 レゾルシン、サリチル酸、乳酸等。 (37)酸化剤 過酸化水素水、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化尿素、過炭酸ナトリウム、過酸化トリポリリン酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム、過酸化ピロリン酸ナトリウム、過酸化オルソリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム過酸化水素付加体、硫酸ナトリウム過酸化水素付加体、塩化ナトリウム過酸化水素付加体、β-チロシナーゼ酵素液、マッシュルーム抽出液等。 (38)除毛剤 硫酸ストロンチウム、硫化ナトリウム、硫化バリウム、硫化カルシウム等の無機系還元剤、チオグリコール酸又はその塩類(チオグリコール酸カルシウム、チオグリコール酸ナトリウム、チオグリコール酸リチウム、チオグリコール酸マグネシウム、チオグリコール酸ストロンチウム)等。 (39)毛髪膨潤剤 エタノールアミン、尿素、グアニジン等。 (40)染料剤 5-アミノオルトクレゾール、2-アミノ-4-ニトロフェノール、2-アミノ-5-ニトロフェノール、1-アミノ-4-メチルアミノアントラキノン、3,3′-イミノジフェノール、塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール、塩酸2,4-ジアミノフェノール、塩酸トルエン-2,5-ジアミン、塩酸ニトロパラフェニレンジアミン、塩酸パラフェニレンジアミン、塩酸N-フェニルパラフェニレンジアミン、塩酸メタフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、酢酸N−フェニルパラフェニレンジアミン、1,4-ジアミノアントラキノン、2,6-ジアミノピリジン、1,5-ジヒドロキシナフタレン、トルエン-2,5-ジアミン、トルエン-3,4-ジアミン、ニトロパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラニトロオルトフェニレンジアミン、パラフェニレンジアミン、パラメチルアミノフェノール、ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、N,N′-ビス(4-アミノフェニル)-2,5-ジアミノ-1,4-キノンジイミン、 5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、N-フェニルパラフェニレンジアミン、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、硫酸5-アミノオルトクレゾール、硫酸2-アミノ-5-ニトロフェノール、硫酸オルトアミノフェノール、硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン、硫酸4,4′-ジアミノジフェニルアミン、硫酸2,4-ジアミノフェノール、硫酸トルエン-2,5-ジアミン、硫酸ニトロパラフェニレンジアミン、硫酸パラアミノフェノール、硫酸パラニトロオルトフェニレンジアミン、硫酸パラニトロメタフェニレンジアミン、硫酸パラフェニレンジアミン、硫酸パラメチルアミノフェノール、硫酸メタアミノフェノール、硫酸メタフェニレンジアミン、カテコール、ジフェニルアミン、α−ナフトール、ヒドロキノン、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、レゾルシン、タンニン酸、2-ヒドロキシ-5-ニトロ-2′,4′-ジアミノアゾベンゼン-5′-スルホン酸ナトリウム、ヘマテイン等。 (41)香料 ジャコウ、シベット、カストリウム、アンバーグリス等の天然動物性香料、アニス精油、アンゲリカ精油、イランイラン精油、イリス精油、ウイキョウ精油、オレンジ精油、カナンガ精油、カラウェー精油、カルダモン精油、グアヤクウッド精油、クミン精油、黒文字精油、ケイ皮精油、シンナモン精油、ゲラニウム精油、コパイババルサム精油、コリアンデル精油、シソ精油、シダーウッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャーグラス精油、杉精油、スペアミント精油、西洋ハッカ精油、大茴香精油、チュベローズ精油、丁字精油、橙花精油、冬緑精油、トルーバルサム精油、バチュリー精油、バラ精油、パルマローザ精油、桧精油、ヒバ精油、白檀精油、プチグレン精油、ベイ精油、ベチバ精油、ベルガモット精油、ペルーバルサム精油、ボアドローズ精油、芳樟精油、マンダリン精油、ユーカリ精油、ライム精油、ラベンダー精油、リナロエ精油、レモングラス精油、レモン精油、ローズマリー精油、和種ハッカ精油等の植物性香料、その他合成香料等。 (42)色素・着色剤 赤キャベツ色素、赤米色素、アカネ色素、アナトー色素、イカスミ色素、ウコン色素、エンジュ色素、オキアミ色素、柿色素、カラメル、金、銀、クチナシ色素、コーン色素、タマネギ色素、タマリンド色素、スピルリナ色素、ソバ全草色素、チェリー色素、海苔色素、ハイビスカス色素、ブドウ果汁色素、マリーゴールド色素、紫イモ色素、紫ヤマイモ色素、ラック色素、ルチン等。 (43)海洋成分 海水類、例えば、海水塩、海水乾燥物、死海又は大西洋又は太平洋の海より得た無機塩(塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムなど)、海泥又は泥(ファンゴ)類、例えば、イタリアファンゴ、ドイツファンゴ、アイフェルファンゴ、フライブルグファンゴなどの各地の海泥又は泥(含有成分:二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化マンガン、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、クロム、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、鉛、マンガン、ヒ素、水)、聖徳石等。 (44)解熱、鎮痛、抗炎症薬 サリチル酸、スルピリン、フルフェナム酸、ジクロフェナック、インドメタシン、アトロピン、スコポラミン、モルヒネ、ペチジン、レボルファイノール、ケトプロフェン、ナプロキセン、イブプロフェン、オキシモルフォン、アスピリン、アミノピリン、フェナセチン、アセトアミノフェノン、フェニルブタゾン、ケトフェニルブタゾン、メフェナム酸、ブコローム、ベンジダミン、メピリゾール、チアラミド、チノリジン、キシロカイン、ペンタゾシン、デキサメタゾン、ハイドロコーチゾン、プレドニゾロン、アズレン、イソプロピルアンチピリン、サザピリン、クロフェゾン、エトドラッグ、エテンザミド(2−エトキシベンザミド)またはその塩等。 (45)抗菌薬 グリセオフルビン、ランカシジン類〔J. Antibiotics,38,877-885(1985)〕、アゾール系化合物〔2−〔(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル〕−4−〔4−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)フェニル−3−(2H,4H)−1,2,4−トリアゾロン、フルコナゾール、イトラコナゾール等〕、ナリジクス酸、ピロミド酸、ピペミド酸三水和物、エノキサシン、シノキサシン、オフロキサシン、ノルフロキサシン、塩酸シプロキサシン、スルファメトキサゾール・トリメトプリム等。 (46)抗生物質 ゲンタマイシン、ジペカシン、カネンドマイシン、リビドマイシン、トプラマイシン、アミカシン、ディベカシン、フラジオマイシン、シソマイシン、テトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、ロリテトラサイクリン、ドキシサイクリン、アンピシリン、ピペラシリン、チカルシリン、セファロチン、セファロリジン、セフォチアム、セフォチアムヘキセチル、セフスロジン、セフメノキシム、セフメタゾール、セファゾリン、セフォタキシム、セフォペラゾン、セフチゾキシム、モキサラクタム、チエナマイシン、スルファゼシン、アズスレオナム、アモキシリン、セファレキシン、エリスロマイシン、バカンピシン、ミノサイクリン、クロラムフェニコールまたはそれらの塩等。 (47)抗アレルギー薬 ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン、トリペレナミン、メトジラミン、クレミゾール、ジフェニルピラリン、メトキシフェナミン、フマル酸クレマスチン、塩酸シプロヘプタジン、メキタジン、酒石酸アリメマジン等。 (48)脂溶性ビタミン薬 ビタミンK類:ビタミンK1、K2、K3およびK4、葉酸(ビタミンM)等。 (49)ビタミン誘導体 ビタミンの各種誘導体、例えば、5,6−トランス−コレカルシフェロール、2,5−ヒドロキシコレカルシフェロール、1−α−ヒドロキシコレカルシフェロールなどのビタミンD3誘導体、5,6−トランス−エルゴカルシフェロール等のビタミンD2誘導体等。 (50)賦形剤 糖アルコール類(マルチトール、キシリトール、ソルビトール及びエリスリトール等)、乳糖、白糖、ショ糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、デンプン、シュクロース、マンニトール、還元パラチノーム、炭酸塩類(炭酸カルシウム等)、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸、メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、タルク、リン酸塩類(リン酸水素カリウム、リン酸水素カルシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸二水素ナトリウムなど)、硫酸カルシウム、乳酸カルシウム及びオリゴ糖類(ラクチュロース、ラフィノース、ラクトスクロースなど)等。 (51)可塑剤 グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール等の多価アルコール;モノステアリン、PEG4000、PEG6000、PEG20000等の各種ワックス類;ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム等の有機脂肪酸類等。 (52)界面活性剤 クエン酸トリエチル、ツイーン80、HCO60及びトリアセチン等。 (53)粘度調整剤 単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液及びゼラチン溶液等。 (54)結合剤 ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルエーテル、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、結晶セルロース、粉末セルロース、結晶セルロース・カルメロースナトリウム、セラック、メチルセルロース、エチルセルロース、リン酸カリウム、アラビアゴム末、プルラン、ペクチン、デキストリン、トウモロコシデンプン、アルファー化デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、ゼラチン、キサンタンガム、カラギーナン、トラガント、トラガント末及びポリエチレングリコール等。 (55)崩壊剤 デンプン、乾燥デンプン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、メチルセルロース、カルメロースカルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、部分アルファー化デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、炭酸水素ナトリウム及び炭酸カルシウム等。 (56)吸収促進剤 第4級アンモニウム塩及びラウリル硫酸ナトリウム等。 (57)吸着剤 デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト及びコロイド状ケイ酸等。 (58)滑沢剤 ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、酸化マグネシウム、コロイドシリカ、ホウ酸末及びポリエチレングリコール等。 (59)分散剤 ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル及びサポニン等。 (60)抗酸化剤 アスコルビン酸及びトコフェロール等。 (61)酸味料 乳酸、クエン酸、グルコン酸及びグルタミン酸等。 (62)流動化剤 二酸化ケイ素等。 (63)香料 スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、グリチルリチン等の甘味料。ハッカ油、ユーカリ油、ケイヒ油、ウイキョウ油、チョウジ油、オレンジ油、レモン油、ローズ油、フルーツフレーバー、ミントフレーバー、ペパーミントパウダー、dl−メントール及びl−メントール等。 (64)その他の成分 その他、保湿剤、ホルモン類、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びその分解物、動・植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖蛋白質及びその分解物、血流促進剤、抗炎症剤・消炎剤・抗アレルギー剤、細胞賦活剤、角質溶解剤、創傷治療剤、増泡剤、増粘剤、消臭・脱臭剤、苦味料、調味料、酵素等等の添加剤が上げられ、これらとの併用によって、相加的及び相乗的な各種の効果が期待できる。化粧料組成物として許容される担体、賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、防腐剤、抗酸化剤、着色剤及び甘味剤等の添加剤を1種単独で又は2種以上組み合わせて添加することができる。 本発明の化粧料組成物では、化粧料として用いた時の物性を滑らかにする目的や製品の安定性の点から、特に多価アルコールを配合することが好ましい。多価アルコールとしては、炭素数2〜6で酸素数2〜3の多価アルコールである。多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3‐プロパンジオール、ジプロピレングリコール、1,3‐ブチレングリコール、1,2‐ペンタンジオール、1,2‐ヘキサンジオール、3‐メチル‐1,3‐ブタンジオール、グリセリン、ソルビトール等が好ましい。 また、本発明の化粧料組成物には、上記必須成分以外に通常化粧料で使用される任意成分を含有することができる。任意成分としては、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン等の炭化水素、オリーブ油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油、等の液体油脂、ヤシ油、パーム油、シア脂等の固体油脂、ミツロウ、カルナウバロウ、ラノリン等のロウ類、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール、オクタン酸セチル、パルミチン酸イソプロピル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等の合成エステル油、ジメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、シリコーン樹脂、アミノ変性ポリシロキサン等のシリコーン油、モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸プロピレングリコール、ソルビタンモノステアレート等の親油性非イオン界面活性剤、モノステアリン酸デカグリセリル、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−ソルビタンテトラオレエート、POE−ベヘニルエーテル、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド等の親水性非イオン界面活性剤、ステアリン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム等の陰イオン界面活性剤、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、塩化ベンザルコニウム等の陽イオン界面活性剤、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の両性界面活性剤、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子、エデト酸二ナトリウム等の金属イオン封鎖剤、その他に粉末成分、紫外線吸収剤、酸化防止剤、pH調整剤、有機アミン、防腐剤(フェノキシエタノール、グリセリンエチルヘキシルエーテル、メチルパラベン等)、殺菌剤、消炎剤、収れん剤、美白剤、ビタミン類、アミノ酸、血行促進剤、賦活剤、賦形剤(マルチトール、乳糖、デキストリン、デンプン等)、清涼剤、各種抽出物、香料、水等が挙げられる。しかしながら、本発明はもちろんこれらの例に限定されるものではない。 (6)化粧料組成物の配合割合 PVA系重合体の含有量は、化粧料組成物中に、好ましくは0.01〜10質量%程度であり、より好ましくは0.05〜5質量%程度、更により好ましくは0.1〜3質量%程度である。PVA系重合体の含有量は、化粧料の態様に合わせて適宜調節すれば良い。 化粧料組成物中のPVA系重合体の配合量が上記範囲であることで、化粧料組成物(化粧料)含まれる難水溶性成分及び疎水性成分の分散性が向上し、難水溶性成分及び疎水性成分が凝集又は凝集沈殿を起こさない。本発明の化粧料組成物は、多種多様な難水溶性成分及び疎水性成分に対して、既存の親水性高分子(HPC、PVA等)と比べて、同等かより良好な分散性を付与する分散剤としての作用を発揮する。本発明の化粧料組成物は、PVA系重合体が化粧品に含まれる成分と相互作用し、化粧品に良好な分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果を付与することができる。 洗顔フォーム化粧料(化粧品)に用いる化粧料組成物 化粧水化粧料(化粧品)に用いる化粧料組成物 乳液化粧料(化粧品)に用いる化粧料組成物 モイスチャージェル化粧料(化粧品)に用いる化粧料組成物(スキンケア化粧料) 美白美容液化粧料(化粧品)に用いる化粧料組成物 ヘアミスト化粧料(化粧品)に用いる化粧料組成物(ヘアケア化粧料) (7)化粧料組成物の物性値 本発明の化粧料組成物の物性値は、洗顔フォーム化粧料、化粧水化粧料、乳液化粧料、モイスチャージェル化粧料、美白美容液化粧料、ヘアミスト化粧料等の化粧品に用いる化粧料組成物として、好ましい使用感が得られる様に、適宜調整すれば良い。 (8)化粧料組成物の製造 本発明の化粧料組成物は、以下の方法により製造することができる。 ・洗顔フォーム 脂肪酸、保湿剤等を加温溶解して70℃に調整する。精製水にPVA系重合体、アルカリ剤、キレート剤等を溶解した後、70℃に調整する。これらを70℃に保ったまま混ぜ合わせ、中和を完了させた後、冷却する。 ・化粧水 精製水にPVA系重合体、保湿剤等を溶解する。エタノールに界面活性剤、防腐剤等を溶解した後、前述の水相に添加配合する。 ・乳液化粧料 精製水にPVA系重合体、保湿剤、アルカリ剤等を溶解して70℃に調整する。油分を溶解後、乳化剤等を加え、70℃に調整する。これを前述の水相に添加したらホモミキサー等を用いて乳化した後、冷却する。 ・モイスチャージェル 精製水にPVA系重合体、保湿剤、増粘剤、消炎成分、抗酸化剤等を溶解する。別途、精製水にアルカリ剤等を溶解した後、前述の水相に添加配合する。 ・美白美容液 精製水に美白剤以外の成分を溶解する。PVA系重合体を溶解する。完全に溶解した後、美白剤を添加し、溶解する。 ・ヘアミスト 精製水に、PVA系重合体、エタノール、保湿剤、界面活性剤、防腐剤、香料等を順次添加し溶解する。 (9)化粧料(化粧品) 本発明の化粧料(又は化粧品)は、前記化粧料組成物を含む。本発明において、「化粧料組成物」は、化粧料に用いるための組成物であり、少なくともPVA系重合体を含有するものを意味する。「化粧料(又は化粧品)」とは、使用者が使用する最終形態であり、前記化粧料組成物を含むものを意味する。 本発明では、化粧料組成物がそのまま最終製品として流通され、使用される形態であっても良く、又化粧料組成物が化粧料であっても良い。本発明の化粧料は、前記化粧料組成物を100質量%含む使用形態であっても良い。つまり、本発明の化粧料組成物は、それ自体を化粧料として好ましく使用することができる。本発明の化粧料が前記化粧料組成物を100質量%含む使用形態である場合は、化粧料中のPVA系重合体、その他の添加剤等の含有量は、前記化粧料組成物に記載する通りである。 本発明の化粧料は、前記化粧料組成物に、更に、香料、pH調整剤等を配合しても良い。また、前記化粧料組成物で記した、多価アルコール、液体油脂、固体油脂、ロウ類、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油、親油性非イオン界面活性剤、親水性非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、低級アルコール、水溶性高分子、金属イオン封鎖剤、その他の粉末成分、紫外線吸収剤、酸化防止剤、pH調整剤、有機アミン、防腐剤、殺菌剤、消炎剤、収れん剤、美白剤、ビタミン類、アミノ酸、血行促進剤、賦活剤、賦形剤、清涼剤、各種抽出物、香料、水等を、適量添加しても良い。本発明の化粧料が前記化粧料組成物を含み、更に任意の成分を含む場合であっても、化粧料中のPVA系重合体、その他の添加剤等の含有量は、前記外用剤用組成物に記載する通りの範囲とすることが好ましい。 本発明の化粧料組成物は、(1)局所又は全身用の皮膚洗浄料又は皮膚化粧料類、(2)頭皮・頭髪に適用する薬用及び/又は化粧用の製剤類、(3)浴湯に投じて使用する浴用剤、(4)人体用の消臭・防臭剤、(5)皮膚貼付用シート、化粧用シート、化粧用コットン、衛生用品、衛生綿類、ウエットティッシュ等の化粧料の形態であることが好ましい。 化粧料の形態としては、アンプル、カプセル、粉末(パウダー)、顆粒、固形、溶液、ゲル、気泡、エマルジョン、シート、ミスト、スプレー剤等、利用上の適当な形態とすることができる。具体的には、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ジェル、ローション、オイル、パック、ミスト、顔面用化粧用シートなどの基礎化粧料、ひげ剃り用剤、洗顔料、皮膚洗浄料、シャンプー、リンス、ヘアートリートメント、整髪料、パーマ剤、ヘアートニック、染毛料、育毛・養毛料などの頭髪化粧料、ファンデーション、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラなどのメークアップ化粧料、香水類、皮膚用消臭剤、制汗剤、入浴剤等が上げられる。 スキンケア化粧料(化粧品) 本発明の化粧料は、特にスキンケア化粧料の形態であることが好ましい。本発明の化粧料を、アトピー性皮膚炎、切創、擦過創、熱傷、ひび割れ、乾燥肌等に対して使うことが可能である。本発明の化粧料を、直接的に作用し効果を高める部位に使用することが好ましい。本発明の化粧料を皮膚に塗布することで、皮膚の保湿性を高めるができる。また、本発明の化粧料をスキンケア化粧料として、ローション、乳液、クリーム、軟膏、シート状等の剤形での使用が可能である。本発明の化粧料をパック化粧料として、皮膚を覆うことも可能である。本発明の化粧料の使用部位に制限はないが、ボディ用化粧料(例えば、頭皮育毛剤)として用いて、全身(頭皮)の血行促進を目的とすることも可能である。本発明の化粧料を直接的に作用し効果が高いスキンケア化粧料として顔面に使用することが好ましい。スキンケア化粧料として、ローション、乳液、クリーム、軟膏、シート状等の剤形での使用が可能であるが、パック化粧料として、顔面を覆い閉塞して高濃度とすることで血行促進効果を高めることが出来るため、パック化粧料がもっとも好ましいといえる。 本発明のスキンケア化粧料はPVA系重合体を含むことから、本発明のスキンケア化粧料を用いると次の効能を得ることができる。(17)(汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする。(18)(洗浄により)ニキビ、アセモを防ぐ(洗顔料)。(19)肌を整える。(20)肌のキメを整える。(21)皮膚をすこやかに保つ。(22)肌荒れを防ぐ。(23)肌をひきしめる。(24)皮膚にうるおいを与える。(25)皮膚の水分、油分を補い保つ。(26)皮膚の柔軟性を保つ。(27)皮膚を保護する。(28)皮膚の乾燥を防ぐ。(29)肌を柔らげる。(30)肌にはりを与える。(31)肌にツヤを与える。(32)肌を滑らかにする。(33)ひげを剃りやすくする。(34)ひがそり後の肌を整える。(35)あせもを防ぐ(打粉)。(36)日やけを防ぐ。(37)日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。(38)芳香を与える。(39)爪を保護する。(40)爪をすこやかに保つ。(41)爪にうるおいを与える。(42)口唇の荒れを防ぐ。(43)口唇のキメを整える。(44)口唇にうるおいを与える。(45)口唇をすこやかにする。(46)口唇を保護する。口唇の乾燥を防ぐ。(47)口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。(48)口唇を滑らかにする。(49)乾燥による小ジワを目立たなくする。 ヘアケア化粧料(化粧品) 本発明の化粧料は、特にヘアケア化粧料の形態であることが好ましい。本発明の化粧料を、例えばヘアークリーム、ヘアーローション、ヘアーミスト、ヘアージェル等の整髪料、頭髪化粧用着色剤等の形態であることが好ましい。 本発明のヘアケア化粧料はPVA系重合体を含むことから、本発明のヘアケア化粧料を用いると次の効能を得ることができる。(1)頭皮、毛髪を清浄にする。(2)香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える。(3)頭皮、毛髪をすこやかに保つ。(4)毛髪にはり、こしを与える。(5)頭皮、毛髪にうるおいを与える。(6)頭皮、毛髪のうるおいを保つ。(7)毛髪をしなやかにする。(8)クシどおりをよくする。(9)毛髪のつやを保つ。(10)毛髪につやを与える。(11)フケ、カユミがとれる。(12)フケ、カユミを抑える。(13)毛髪の水分、油分を補い保つ。(14)裂毛、切毛、枝毛を防ぐ。(15)髪型を整え、保持する。(16)毛髪の帯電を防止する。 (10)化粧料(化粧品)の製造及び化粧料(化粧品)としての物性値 本発明の化粧料(化粧品)は、前述の化粧料組成物の製造に記載の方法に従って製造することができる。 化粧料(化粧品)の物性値は、洗顔フォーム化粧料、化粧水化粧料、乳液化粧料、モイスチャージェル化粧料、美白美容液化粧料、ヘアミスト化粧料等の化粧品として、好ましい使用感が得られる様に、適宜調製すれば良い。 (11)化粧料(化粧品)の評価方法 本発明の化粧料を用いて、皮膚刺激性、整肌効果、保湿効果、美白効果、抗炎症効果、抗老化作用、育毛作用等の官能評価を行うことができる。例えば、被験者(女性)5名をパネラーとして用いて、化粧料約300mgを採り、手の甲、腕、頭皮等に塗布することで、性能を確認することができる。皮膚に対する刺激性、肌荒れが無いこと、肌の回復力(皮膚のバリヤー機能の回復)、皮膚明度の早期回復、紫外線による炎症反応に対する予防又は改善、皮膚弾力性の改善、育毛の促進を確認することできる。 (12)化粧料(化粧品)の処方 化粧料には、PVA系重合体としてダイカラックS-7070(登録商標、大同化成工業製)を用いることができる。 以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例 化粧料には、PVA系重合体としてダイカラックS-7070(登録商標、大同化成工業製)を用いた。 処方例1 モイスチャージェル 処方例2 ヘアミスト 皮膚刺激性 処方例1(モイスチャージェル)及び処方例2(ヘアミスト)を、被験者(女性)5名をパネラーとして用いて、皮膚刺激性の官能評価を行った。パネラーは、処方例の検体試料約300mgを採り、手の甲或いは腕に塗布した。 その結果、皮膚に対する刺激性はなかった。 整肌効果 処方例1(モイスチャージェル)を、被験者(女性)5名をパネラーとして用いて、整肌効果の官能評価を行った。パネラーは、処方例の検体試料約300mgを採り、手の甲或いは腕に塗布した。 その結果、肌荒れが無く、肌が回復した。 保湿効果 処方例1(モイスチャージェル)を、被験者(女性)5名をパネラーとして用いて、保湿効果の官能評価を行った。パネラーは、処方例の検体試料約300mgを採り、手の甲或いは腕に塗布した。 その結果、肌荒れがなく、皮膚のバリヤー機能が維持された。 整肌効果及び保湿効果の評価試験から、処方例1(モイスチャージェル)は、皮膚の生理的健全化に有効であることがわかった。 美白効果 処方例1(モイスチャージェル)を、被験者(女性)5名をパネラーとして用いて、美白効果の官能評価を行った。パネラーは、処方例の検体試料約300mgを採り、手の甲或いは腕に塗布した。 その結果、皮膚明度の早期回復に優れていた。 抗炎症効果 処方例1(モイスチャージェル)及び処方例2(ヘアミスト)を、被験者(女性)5名をパネラーとして用いて、抗炎症効果の官能評価を行った。パネラーは、処方例の検体試料約300mgを採り、手の甲或いは腕に塗布した。 その結果、紫外線による炎症反応においても予防又は改善に有効であった。 抗老化作用 処方例1(モイスチャージェル)及び処方例2(ヘアミスト)を、被験者(女性)5名をパネラーとして用いて、抗老化作用の官能評価を行った。パネラーは、処方例の検体試料約300mgを採り、手の甲或いは腕に塗布した。 その結果、皮膚弾力性改善作用が顕著に向上した。紫外線による皮膚の老化防止効果に有効であった。 育毛作用 処方例2(ヘアミスト)を、被験者(女性)5名をパネラーとして用いて、育毛作用の官能評価を行った。パネラーは、処方例の検体試料約300mgを採り、頭皮に塗布した。 その結果、顕著な育毛作用が現れた。 本発明は、PVA系重合体を含む新規な化粧料組成物を提供することができる。 本発明の化粧料組成物を、化粧料の添加剤として使用することで、安全性に優れる化粧料を提供することができる。更に、本発明の化粧料組成物を、化粧料の添加剤として使用することで、化粧料に含まれる成分の分散安定化、可溶化、乳化安定化、皮膜形成能等の効果を向上させることができる。特に、本発明の化粧料組成物をスキンケア化粧料、ヘアケア化粧料等の形態でを使用すると、皮膚及び毛髪を生理的に健全状態へと改善できる等の美容効果を奏する。本発明のスキンケア化粧料(モイスチャージェル)では、従来品と比べて、皮膚の美白効果、老化防止効果、炎症防止効果、弾力性回復等の整肌効果が有益的に作用する。本発明のヘアケア化粧料(ヘアミスト)では、従来品と比べて、毛髪のハリ、コシ、光沢等の付与できる効果、枝毛防止効果、脱毛防止効果が有益的に作用する。 ポリビニルアルコール系重合体を含む化粧料組成物。 スキンケア化粧料又はヘアケア化粧料の形態である、請求項1に記載の化粧料組成物。 前記ポリビニルアルコール系重合体が、ポリビニルアルコール及びその誘導体から選択される少なくとも1種と重合性ビニルモノマーの少なくとも1種とを重合して得られるものである、請求項1又は2に記載の化粧料組成物。 前記重合性ビニルモノマーが、アクリル酸及びメタクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むものである、請求項3に記載の化粧料組成物。 前記ポリビニルアルコール系重合体において、前記アクリル酸の使用量が0.5〜20質量%であり、前記メタクリル酸メチルの使用量が5〜40質量%である、請求項4に記載の化粧料組成物。 前記ポリビニルアルコール系重合体が、前記ポリビニルアルコール及びその誘導体から選択される少なくとも1種に前記アクリル酸及びメタクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも1種がグラフト重合した共重合体である、請求項4又は5に記載の化粧料組成物。 前記ポリビニルアルコール系重合体の重量平均分子量が、1万〜50万である、請求項1〜6のいずれかに記載の化粧料組成物。 【課題】ポリビニルアルコール系重合体を含む新規な化粧料組成物を提供する。【解決手段】ポリビニルアルコール系重合体を含む化粧料組成物。【選択図】なし


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