生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_皮膚洗浄料及びその製造方法
出願番号:2013064478
年次:2014
IPC分類:A61K 8/81,A61Q 19/10,A61K 8/96,A61K 8/365,C11D 1/02,C11D 1/88,C11D 3/37


特許情報キャッシュ

岡本 将典 JP 2014189502 公開特許公報(A) 20141006 2013064478 20130326 皮膚洗浄料及びその製造方法 株式会社マンダム 390011442 細田 芳徳 100095832 岡本 将典 A61K 8/81 20060101AFI20140909BHJP A61Q 19/10 20060101ALI20140909BHJP A61K 8/96 20060101ALI20140909BHJP A61K 8/365 20060101ALI20140909BHJP C11D 1/02 20060101ALI20140909BHJP C11D 1/88 20060101ALI20140909BHJP C11D 3/37 20060101ALI20140909BHJP JPA61K8/81A61Q19/10A61K8/96A61K8/365C11D1/02C11D1/88C11D3/37 8 OL 18 4C083 4H003 4C083AA122 4C083AB032 4C083AB172 4C083AC112 4C083AC302 4C083AC422 4C083AC662 4C083AC712 4C083AD022 4C083AD091 4C083AD092 4C083AD131 4C083AD132 4C083BB05 4C083BB07 4C083BB21 4C083CC23 4C083DD23 4C083DD27 4C083EE06 4C083EE07 4C083EE11 4C083FF05 4H003AB05 4H003AC12 4H003AD03 4H003DA02 4H003EB29 4H003EB30 4H003EB38 4H003EB42 4H003FA05 4H003FA21 本発明は皮膚洗浄料に関する。 従来から、洗顔料等の皮膚洗浄料として、アニオン性界面活性剤や両性界面活性剤を含むジェル状の洗浄剤組成物等が知られている(特許文献1、特許文献2)。このような皮膚洗浄料は、消費者の基本的なニーズ、即ち、起泡力に優れ、のびが良く、洗い流し時のべたつきが低い等のニーズを満たすものであった。特開平9−20617号公報特開平11−106331号公報 しかしながら近年、消費者のニーズが多様化し、従来とは異なる使用感を消費者に与える皮膚洗浄料が求められつつある。例えば、従来の皮膚洗浄料と比べて、高い汚れ落ち効果を発揮するだけではなく、洗浄時の密着感、マッサージ感、洗浄後のさっぱり感といった使用感をさらに感じさせる皮膚洗浄料が求められている。 従って本発明の課題は、従来の皮膚洗浄料とは異なる新たな使用感を消費者に与えることができる皮膚洗浄料を提供することにある。 即ち、本発明の要旨は、〔1〕 下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)を含有し、成分(A)の含有量が0.30〜2.0質量%であり、成分(C)と成分(B)との質量比〔成分(C)/成分(B)〕が0.05/1〜3.5/1である、皮膚洗浄料: 成分(A):塩化ジメチルジアリルアンモニウムを必須のモノマー成分として形成されるポリマー 成分(B):アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される2種以上を必須のモノマー成分として形成されるポリマー(ただし、成分(C)に該当するものを除く。) 成分(C):(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びネオデカン酸ビニルからなる群より選択される1種以上と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される1種以上とを必須のモノマー成分として形成されるポリマー 成分(D):平均粒径100〜500μmのスクラブ剤 成分(E):アニオン性界面活性剤;並びに〔2〕 下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)を、成分(A)の含有量が0.30〜2.0質量%となり、成分(C)と成分(B)との質量比〔成分(C)/成分(B)〕が0.05/1〜3.5/1となるように混合する、皮膚洗浄料の製造方法: 成分(A):塩化ジメチルジアリルアンモニウムを必須のモノマー成分として形成されるポリマー 成分(B):アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される2種以上を必須のモノマー成分として形成されるポリマー(ただし、成分(C)に該当するものを除く。) 成分(C):(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びネオデカン酸ビニルからなる群より選択される1種以上と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される1種以上とを必須のモノマー成分として形成されるポリマー 成分(D):平均粒径100〜500μmのスクラブ剤 成分(E):アニオン性界面活性剤;に関するものである。 本発明の皮膚洗浄料によれば、洗浄時の密着感、マッサージ感及び洗浄後のさっぱり感といった使用感を消費者に付与することができるという効果を奏する。 本発明の皮膚洗浄料は、下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)を少なくとも含有する。本発明の皮膚洗浄料は、さらに下記成分(F)を含有することが好ましく、さらにその他の成分を含有してもよい。 成分(A):塩化ジメチルジアリルアンモニウムを必須のモノマー成分として形成されるポリマー。 成分(B):アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される2種以上を必須のモノマー成分として形成されるポリマー(ただし、成分(C)に該当するものを除く。)。 成分(C):(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びネオデカン酸ビニルからなる群より選択される1種以上と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される1種以上とを必須のモノマー成分として形成されるポリマー。 成分(D):平均粒径100〜500μmのスクラブ剤。 成分(E):アニオン性界面活性剤。 成分(F):両性界面活性剤。成分(A) 本明細書における成分(A)とは、塩化ジメチルジアリルアンモニウム(ジメチルジアリルアンモニウムクロリド)を必須のモノマー成分として形成されるポリマーである。成分(A)は、塩化ジメチルジアリルアンモニウムの単独重合体であってもよいし、塩化ジメチルジアリルアンモニウムと塩化ジメチルジアリルアンモニウム以外のモノマー成分との共重合体であってもよい。 成分(A)を構成するモノマー成分中の、塩化ジメチルジアリルアンモニウム以外のモノマー成分の種類としては、例えば、アクリル酸、アクリル酸アミドが挙げられる。 成分(A)を構成するモノマー成分が塩化ジメチルジアリルアンモニウムとそれ以外のモノマー成分である場合、塩化ジメチルジアリルアンモニウムとそれ以外のモノマー成分とのモル比(〔塩化ジメチルジアリルアンモニウム〕/〔それ以外のモノマー成分〕)は、特に限定されないが、例えば、1/0.3〜1/4の範囲が好ましく、1/0.4〜1/3.5の範囲がより好ましく、1/0.5〜1/3の範囲がさらに好ましい。 成分(A)の重量平均分子量は、特に限定されないが、例えば、1.0×104〜1.0×107の範囲が好ましく、5.0×104〜8.0×106の範囲がより好ましく、8.0×104〜6.0×106の範囲がさらに好ましい。 成分(A)としては、特に限定されないが、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,CTFA,2012年,p.2565〜2572)で、「POLYQUATERNIUM(ポリクオタニウム)−6」と表記される化合物、「POLYQUATERNIUM(ポリクオタニウム)−7」と表記される化合物、「POLYQUATERNIUM(ポリクオタニウム)−22」と表記される化合物、「POLYQUATERNIUM(ポリクオタニウム)−39」と表記される化合物が好ましい。 成分(A)は、公知の方法で調製することが可能であり、あるいは商業的に容易に入手することができる。成分(A)の市販品の具体例としては、商品名「マーコート550PR」(NALCO社製、ポリクオタニウム−7、塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリルアミドとの共重合体)、商品名「マーコートPLUS3330」(NALCO社製、ポリクオタニウム−39、塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸とアクリル酸アミドとの共重合体)、商品名「マーコート280」(NALCO社製、ポリクオタニウム−22、塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸との共重合体)、商品名「マーコート100」(NALCO社製、ポリクオタニウム−6、塩化ジメチルジアリルアンモニウムの重合体)等が挙げられる。 成分(A)は1種のみを使用してもよく、2種以上を使用してもよい。成分(A)の含有量は、適度な密着感及び洗顔後のさっぱり感の観点から、本発明の皮膚洗浄料(100質量%)中の0.30〜2.0質量%であり、0.40〜1.9質量%が好ましく、0.50〜1.5質量%がより好ましい。上記含有量が0.30質量%未満では、皮膚への吸着力が弱くなるため、密着感、マッサージ感が低下する。また、2.0質量%を超えると洗い流し性が悪くなるため、洗顔後のさっぱり感が低下する。成分(B) 本明細書における成分(B)とは、次の4種、即ちアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される2種以上を必須のモノマー成分として形成されるポリマー(ただし、成分(C)に該当するものを除く。)である。アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルにおけるアルキル部分の炭素数としては、1〜10が好ましく、1〜4がより好ましい。 成分(B)としては、特に限定されないが、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.60〜61)で「ACRYLATES COPOLYMER(アクリレーツコポリマー)」と表記される化合物等が好ましい。 成分(B)は、公知の方法で調製することが可能であり、あるいは商業的に容易に入手することができる。成分(B)の市販品の具体例としては、商品名「アキュリン 33」、商品名「アキュリン 33A」(いずれも、ローム・アンド・ハース・ジャパン社製、アクリレーツコポリマー(アクリル酸アルキル(C1−4)、メタクリル酸アルキル(C1−4)、アクリル酸およびメタクリル酸の中の2種以上の成分からなる共重合体)、商品名「カーボポール AQUA SF−1」(Lubrizol社製)等が挙げられる。 成分(B)は1種のみを使用してもよく、2種以上を使用してもよい。成分(B)の含有量は、皮膚洗浄料に適度な粘性(粘り気)を付与し、より適度な密着感を付与する観点から、本発明の皮膚洗浄料(100質量%)中の0.10〜1.6質量%が好ましく、0.20〜1.4質量%がより好ましく、0.40〜1.2質量%がさらに好ましい。上記含有量が0.10質量%以上であることにより、皮膚洗浄料に適度な粘性を付与できることにより、密着感がより一層向上する。また、1.6質量%以下であることにより皮膚洗浄料が硬くなりすぎず、使用性が向上する。 成分(B)は、特に限定されないが、塩基性物質で中和されているか、又は塩基性物質で中和して用いられることが好ましい。上記塩基性物質としては、例えば、トリエタノールアミン、モノエタノールアミンなどのアルカノールアミン類;アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基;アルギニンなどの塩基性アミノ酸等が挙げられる。また、塩基性物質の添加量は、充分に中和された成分(B)となる量であるか、又は成分(B)を中和するのに充分な量でもよく、あるいは成分(B)の一部を中和する量であってもよく、成分(B)及び上記塩基性物質の種類や成分(B)の使用量に応じて適宜配合すればよい。成分(C) 本明細書における成分(C)とは、次のA群より選択される1種以上と、B群より選択される1種以上とを必須のモノマー成分として形成されるポリマーである。A群:(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びネオデカン酸ビニル。B群:アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステル。 成分(C)のポリマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキルエステル/(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル共重合体、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキルエステル/イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル共重合体、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキルエステル/ネオデカン酸ビニルクロスポリマー等が挙げられる。尚、重合される酸化エチレンの付加モル数は特に限定されないが、5〜60が好ましく、10〜40がより好ましい。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、「アクリル及び/又はメタクリル」、即ち、「アクリル」及び「メタクリル」のうちの一方又は両方を意味する。 より具体的には、アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸ポリオキシエチレンセチルエーテル共重合体、アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸ポリオキシエチレンステアリルエーテル共重合体、アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸ポリオキシエチレンべへネスエーテル共重合体、アクリル酸アルキルエステル/イタコン酸ポリオキシエチレンステアリルエーテル共重合体、アクリル酸アルキルエステル/イタコン酸ポリオキシエチレンセチルエーテル共重合体、アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸ポリオキシエチレンステアリルエーテルクロスポリマー、アクリル酸アルキルエステル/ネオデカン酸ビニルクロスポリマー、アクリル酸アルキルエステル/ネオデカン酸ビニルクロスポリマー等を例示することができる。 成分(C)としては、特に限定されないが、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.66〜67)で「ACRYLATES/STEARETH−20 METHACRYLATE COPOLYMER((アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.67)で「ACRYLATES/STEARETH−20 METHACRYLATE CROSSPOLYMER((アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.57)で「ACRYLATES/BEHENETH−25 METHACRYLATE COPOLYMER((アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.68〜69)で「ACRYLATES/VINYL NEODECANOATE CROSSPOLYMER((アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.66)で「ACRYLATES/STEARETH−20 ITACONATE COPOLYMER((アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.60)で「ACRYLATES/CETETH−20 ITACONATE COPOLYMER((アクリレーツ/イタコン酸セテス−20)コポリマー)」と表記される化合物等が好ましい。 成分(C)は公知の方法で調製することが可能であり、あるいは商業的に容易に入手することができる。成分(C)の市販品の具体例としては、例えば、商品名「アキュリン22」(ローム・アンド・ハース社製、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー)、商品名「アキュリン28」(ローム・アンド・ハース社製、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー)、商品名「STRUCTURE2001」(アクゾ ノーベル社製、(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー)、商品名「STRUCTURE3001」(アクゾ ノーベル社製、(アクリレーツ/イタコン酸セテス−20)コポリマー)、商品名「アキュリン88」(ローム・アンド・ハース社製、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー)、商品名「アキュリン38」(ローム・アンド・ハース社製、(アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマー)等が挙げられる。 成分(C)は1種のみを使用してもよく、2種以上を使用してもよい。成分(C)の含有量は、皮膚洗浄料に適度な硬さを与えることで密着感及びマッサージ感をより一層向上させる観点から、本発明の皮膚洗浄料(100質量%)中の0.05〜1.5質量%が好ましく、0.07〜1.2質量%がより好ましく、0.10〜1.1質量%がさらに好ましい。上記含有量が0.05質量%以上であることにより、皮膚洗浄料に硬さを与える事ができ、密着感及びマッサージ感がより向上する。また、皮膚洗浄料が硬くなりすぎることを抑え、使用性をより一層向上させる観点から、1.5質量%以下が好ましい。 本発明の皮膚洗浄料において、成分(C)と成分(B)との質量比〔成分(C)/成分(B)〕は、適度なマッサージ感及び密着感を付与する観点から0.05/1〜3.5/1であり、0.08/1〜3.3/1が好ましく、0.1/1〜3.0/1がより好ましく、0.1/1〜2.0/1がさらに好ましい。上記質量比において、成分(C)が0.05未満では、皮膚洗浄料の流動性が高くなり、マッサージ感が低下する。また、また、成分(C)が3.5を超えると、皮膚洗浄料ののびが悪くなるため、密着感、マッサージ感が低下する。 本発明の皮膚洗浄料における、成分(B)と成分(C)との合計量は、特に限定されないが、密着感およびマッサージ感を向上させる観点から、0.50〜3.0質量%が好ましく、1.0〜2.3質量%がより好ましい。 成分(C)は、特に限定されないが、塩基性物質で中和されているか、又は塩基性物質で中和して用いられることが好ましい。塩基性物質としては、例えば、トリエタノールアミン、モノエタノールアミンなどのアルカノールアミン類;アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基;アルギニンなどの塩基性アミノ酸等が挙げられる。また、塩基性物質の添加量は、充分に中和された成分(C)となる量であるか、又は成分(C)を中和するのに充分な量でもよく、あるいは成分(C)の一部を中和する量であってもよく、成分(C)及び上記塩基性物質の種類や成分(C)の使用量に応じて適宜配合すればよい。成分(D) 本明細書における成分(D)とは、平均粒径100〜500μmのスクラブ剤である。本発明の皮膚洗浄料において、このようなスクラブ剤を採用することによって、洗浄後のさっぱり感を付与できるという効果が発揮される。 成分(D)の平均粒径は100〜500μmであり、120〜450μmが好ましく、150〜400μmがより好ましい。該平均粒径が100μm以上であることにより、十分な洗浄後のさっぱり感を得ることができる。また、洗浄時の皮膚への刺激を抑える観点から、該平均粒径は500μm以下であることが好ましい。成分(D)の平均粒径は、レーザー回折・散乱法により得られる、球換算径の体積平均径の値である。 成分(D)は1種のみを使用してもよく、2種以上を使用してもよい。成分(D)の含有量は、成分(D)による適度な洗浄感が得られ、洗顔時のマッサージ感や洗顔後のさっぱり感をより一層向上させる観点から、本発明の皮膚洗浄料(100質量%)中の1.0〜10.0質量%が好ましく、2.0〜9.0質量%がより好ましく、3.0〜8.0質量%がさらに好ましい。上記含有量が1.0質量%以上であることにより成分(D)によるマッサージ感がより一層向上し、洗浄後のさっぱり感もより一層向上する。一方、成分(D)による刺激感をより一層軽減させる観点から、10.0質量%以下が好ましい。 成分(D)の材質としては、特に限定されず、例えば、本発明分野で公知のものを用いることができる。具体的には、例えば、ポリエチレン、カルナウバロウ、結晶セルロース、ポリメタクリル酸エステル(例えばPMMA)、シリカ等が挙げられる。 成分(D)は、商業的に容易に入手することができる。具体的な市販品としては、例えば、商品名「フロービーズ CL−5007」(住友精化株式会社製、ポリエチレン製、平均粒径360μm)、商品名「フロービーズ CL−2507」(住友精化株式会社製、ポリエチレン製、平均粒径180μm)、商品名「TOWAX−135」(東亜化成株式会社製、カルナウバロウ製、平均粒径:250μm)が挙げられる。成分(E) 本明細書における成分(E)とはアニオン性界面活性剤である。成分(E)としては、特に限定されず、例えば、一般に化粧品基剤として用いられるアニオン性界面活性剤を採用することができる。成分(E)としては、具体的には、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウムなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウムなどのα−オレフィンスルホン酸塩;ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムなどのN−アシルメチルタウリン塩;スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウムなどのスルホコハク酸アルキル塩;スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウリル二ナトリウムなどのスルホコハク酸ポリオキシエチレンアルキル塩;ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ジエタノールアミンなどのモノアルキルリン酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミンなどのポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ミリストイルサルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウムなどのN−アシルサルコシン塩;ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウムなどのN−アシル−N−メチル−β−アラニン塩;ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミンなどのN−アシルグルタミン酸塩;ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウムなどのN−アシルグリシン塩;ラウリルグリコール酢酸ナトリウム(ドデカン−1,2−ジオール酢酸ナトリウム)、ラウリルグリコール酢酸カリウム、ミリスチルグリコール酢酸ナトリウム、ミリスチルグリコール酢酸カリウム、パルミチルグリコール酢酸ナトリウム、パルミチルグリコール酢酸カリウム、ステアリルグリコール酢酸ナトリウム、ステアリルグリコール酢酸カリウム、ベヘニルグリコール酢酸ナトリウム、ベヘニルグリコール酢酸カリウムなどのアルキルエーテルグリコール酢酸塩などを例示することができる。これら成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。 中でも、皮膚洗浄料の洗い流し性をより一層向上する観点から、アルキルヒドロキシエーテルカルボン酸塩が好ましく、具体的にはドデカン−1,2−ジオール酢酸エーテルナトリウムが挙げられ、商品名「ビューライトSHAA」(三洋化成工業社製)等として市販されている。 成分(E)は1種のみを使用してもよく、2種以上を使用してもよい。成分(E)の含有量は、洗浄後のさっぱり感をより一層高くする観点から、本発明の皮膚洗浄料(100質量%)中の0.20〜7.0質量%が好ましく、0.40〜6.0質量%がより好ましく、0.60〜5.0質量%がさらに好ましい。上記含有量が0.20質量%以上であることにより、洗浄後のさっぱり感が向上する。また、7.0質量%以下であることにより、経済性、低刺激性がより一層向上する。成分(F) 本明細書における成分(F)とは両性界面活性剤である。洗浄効果を向上させ、洗顔後のさっぱり感をより一層向上させる観点から、本発明の皮膚洗浄料に含有させることが好ましい。成分(F)としては、特に限定されず、例えば、一般に化粧品基剤として用いられているベタイン系界面活性剤を採用することができる。例えば、アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤、アミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリニウム型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、プロピオン酸ナトリウム型両性界面活性剤などが挙げられる。具体的には、例えば、ラウリン酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ヤシ油脂肪酸ヒドロキシスルホベタイン、ミリスチン酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルホベタイン、ラウリルスルホベタイン、ココスルホベタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルホベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ミリスチン酸アミドプロピルベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N'−カルボキシエチル−N'−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム(ヤシ油アルキルカルボキシエチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム)、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウムなどが挙げられる。成分(F)としては市販品を利用することができ、具体的には、新日本理化株式会社製「リカビオンB−300」(ラウリン酸アミドプロピルベタイン液)が挙げられる。 成分(F)は1種のみを使用してもよく、2種以上を使用してもよい。成分(F)の含有量は、洗顔後のさっぱり感をより一層向上させる観点から、本発明の皮膚洗浄料(100質量%)中の0.20〜5.0質量%が好ましく、0.30〜4.5質量%がより好ましく、0.40〜4.0質量%がさらに好ましい。上記含有量が0.20質量%以上であることにより、洗浄後のさっぱり感がより一層向上する。また、5.0質量%以下であることにより、経済性、低刺激性がより一層向上する。その他の成分 本明細書においては、化粧料に配合でき得る例えば下記の成分を必要に応じて本発明の皮膚洗浄料に添加することができる。例えば、水、(E)成分及び(F)成分以外の界面活性剤、油脂、炭化水素油、ロウ類、高級脂肪酸、脂肪酸エステル油、高級アルコール、低級アルコール、多価アルコール、ステロール類、保湿剤、無機顔料、色素、酸化防止剤、紫外線吸収剤、ビタミン類、収斂剤、美白剤、動植物抽出物、金属イオン封鎖剤等が挙げられる。上記した成分の他にも、化粧料に通常用いられる成分を適宜任意に配合することができる。 本発明の皮膚洗浄料は、特に限定されないが、水を含むことが好ましい。上記水は、化粧料に用いられる水であれば特に限定されないが、精製水が好ましい。水の含有量は、本発明の皮膚洗浄料(100質量%)中の50〜97質量%が好ましく、60〜95質量%がより好ましく、70〜93質量%がさらに好ましい。上記含有量が50質量%以上であることにより使用時の水なじみが向上する。また、97質量%以下であることにより水っぽい感触になるのを防ぐことができる。 本発明の皮膚洗浄料の調製方法は、特に限定されず、例えば、公知の皮膚洗浄料の調製方法を用いることができる。例えば、各成分を公知の混合装置で混合することにより調製することができる。 本発明の皮膚洗浄料の性状は特に限定されないが、ローション、乳液、クリーム、ジェル等を例示できる。中でも、所望の効果を十分に発揮される観点からジェル状であることが好ましい。 皮膚洗浄料の粘度は特に限定されないが、25℃において例えば5,000〜150,000mPa・sが好ましく、10,000〜100,000mPa・sがより好ましい。皮膚用化粧料の粘度の調整は、例えば水の量を適宜増減することにより実施できる。 本発明の皮膚洗浄料のpHは特に限定されないが、人体への影響の観点から25℃において例えば4〜8が好ましく、5〜8がより好ましい。皮膚用化粧料のpHの調整は、酸又はアルカリを適宜添加することにより実施できる。 このような本発明の皮膚洗浄料は、好ましくは洗顔料として使用することができる。 本発明においては、カチオン性高分子である成分(A)を特定量含有することにより、皮膚洗浄料に、皮膚に対する密着感を付与することができる。 また、成分(B)及び成分(C)は共に親水性の増粘剤であり、皮膚洗浄料を増粘させることにより、密着感及びマッサージ感を向上させることができる。さらに、皮膚洗浄料の保存安定性が良好になる。加えて、成分(C)は疎水基を有するため、成分(C)同士で疎水基間相互作用を生じて会合体を形成するためと考えられるが、成分(C)の配合により皮膚洗浄料が弾性的になり、洗浄時(塗布時)の皮膚洗浄料の層(塗布層)に厚みや弾力感を付与することができる。一方、成分(B)は皮膚洗浄料に粘性的な性質を付与し、成分(C)の配合により塗布時の皮膚洗浄料ののびが向上する。本発明においては、上記のような、成分(B)と成分(C)を特定比率で配合することにより、洗浄時(塗布時)の皮膚洗浄料ののびと弾力感のバランスが優れたものとなる。これにより、本発明の皮膚洗浄料により、優れた密着感及びマッサージ感を感じることができる。なお、成分(B)を配合せず成分(C)のみを配合する場合には、皮膚洗浄料ののびが悪くなり、使用性が著しく低下し、密着感及びマッサージ感も低下する。一方、成分(C)を配合せず成分(B)のみを配合する場合には、洗浄時(塗布時)の皮膚洗浄料の塗布層の厚みが不足し、密着感及びマッサージ感が低下する。 さらに、特定の平均粒径を有する成分(D)を配合することで、適度なマッサージ感及び洗浄後のさっぱり感を付与することができる。 さらに、成分(E)を配合することにより、特に成分(F)を併用することにより、洗浄性が向上し、さっぱり感がより一層向上する。 以下に、本発明を実施例等に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。(試料の調製) 表1〜表3に記した組成に従い実施例1〜21及び比較例1〜10の各試料を調製し、下記評価に供した。結果をそれぞれ表1〜表3に併記する。なお、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。試験例 化粧を施していない女性官能評価パネル20名により、以下の手順で評価を行った。 実施例及び比較例で得られた各試料2gを20gの水と混ぜてなじませ、顔全体に塗布し、30秒間肌をマッサージする様に洗顔した後、十分な水で洗い流した。「洗顔時の密着感」、「マッサージ感」及び「洗顔後のさっぱり感」について、下記の評価基準に従って官能評価した。<洗顔時の密着感>◎(優れる):20名中16名以上が、密着感に優れると回答○(良好):20名中11〜15名が、密着感に優れると回答△(不十分):20名中6〜10名が、密着感に優れると回答×(不良):20名中5名以下が、密着感に優れると回答 洗顔時の密着感とは、塗布中から洗い流すまでの間に、皮膚洗浄料が肌に吸い付くような感覚のことをいう。<マッサージ感>◎(優れる):20名中16名以上が、マッサージ効果を感じると回答○(良好):20名中11〜15名が、マッサージ効果を感じると回答△(不十分):20名中6〜10名が、マッサージ効果を感じると回答×(不良):20名中5名以下が、マッサージ効果を感じると回答 マッサージ効果を感じる(マッサージ感)とは、塗布中から洗い流すまでの間に皮膚洗浄料の塗布層に適度な厚み・コクが感じられ、滑り過ぎないことにより、手でなでることによるマッサージ効果を感じることをいう。<洗顔後のさっぱり感>◎(優れる):20名中16名以上が、洗顔後のさっぱり感を感じると回答○(良好):20名中11〜15名が、洗顔後のさっぱり感を感じると回答△(不十分):20名中6〜10名が、洗顔後のさっぱり感を感じると回答×(不良):20名中5名以下が、洗顔後のさっぱり感を感じると回答 洗顔後のさっぱり感とは、洗浄後に皮膚洗浄料の残りが無く、汚れが落ちてさっぱりとした感覚が得られることである。 表中の下記の成分の詳細は次の通りである。商品名「マーコート550PR」(NALCO社製、ポリクオタニウム−7)商品名「マーコートPLUS3330」(NALCO社製、ポリクオタニウム−39)商品名「マーコート280」(NALCO社製、ポリクオタニウム−22)商品名「アキュリン33A」(ローム・アンド・ハース・ジャパン社製、アクリレーツコポリマー)商品名「アキュリン22」(ローム・アンド・ハース社製、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー)商品名「フロービーズ CL−5007」(住友精化株式会社製、ポリエチレン製、平均粒径360μm)商品名「フロービーズ CL−2507」(住友精化株式会社製、ポリエチレン製、平均粒径180μm)商品名「TOWAX−135」(東亜化成株式会社製、カルナウバロウ製、平均粒径:250μm)商品名「セオラスPH−F20JP」(旭化成株式会社製、結晶セルロース、平均粒径20μm)商品名「フロービーズ CL−8007」(住友精化株式会社製、ポリエチレン製、平均粒径600μm)商品名「ビューライトSHAA」(三洋化成工業社製、ドデカン−1,2−ジオール酢酸エーテルナトリウム)商品名「リカビオンB−300」(新日本理化株式会社製、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液) また、表中の各成分の配合量は、水分を除いた有効成分そのものの配合量(単位:質量%)である。すなわち、成分(A)、成分(B)、成分(C)の配合量は、それぞれ、ポリマーの配合量である。また、成分(D)の配合量は、スクラブ剤の配合量である。さらに、成分(E)、成分(F)の配合量は、界面活性剤の配合量である。 実施例の皮膚洗浄料は、洗顔時の密着感、マッサージ感及び洗顔後のさっぱり感のいずれもが優れていることが分かった。 比較例1及び比較例2は、成分(A)の量が本発明に規定の範囲外の例である。これらの比較例では、洗顔時の密着感、マッサージ感及び洗顔後のさっぱり感のいずれかの評価が劣っていることが分かった。比較例1、実施例3及び実施例1から、成分(A)の量が増加するにつれて洗顔時の密着感及びマッサージ感が改善する傾向が見られた。 比較例3は成分(B)が無配合の例であり、比較例4は成分(C)が無配合の例であり、比較例5は成分(D)が無配合の例であり、比較例8は成分(E)が無配合の例である。これらの比較例では、洗顔時の密着感、マッサージ感及び洗顔後のさっぱり感のいずれかの評価が劣っていることが分かった。特に成分(D)が無配合の比較例5では、マッサージ感及び洗顔後のさっぱり感の両者に劣っていた。このことから、成分(D)の所定の平均粒径を有するスクラブ剤が、意外にもこれらの評価に大きく関与することが分かった。 成分(D)の平均粒径に着目すれば、本発明に規定の範囲外の成分(D)を用いた比較例6及び比較例7では、マッサージ感又は洗顔後のさっぱり感の評価が劣っていることが分かった。より詳細には、成分(D)の平均粒径が規定の範囲より小さい比較例6では洗顔後のさっぱり感が劣っており、成分(D)の平均粒径が規定の範囲より大きい比較例7ではマッサージ感が劣っていた。このことから、成分(D)の平均粒径はマッサージ感又は洗顔後のさっぱり感に影響を与えることが分かった。さらに本明細書において、両評価項目に優れた成分(D)の平均粒径の範囲が存在することや、かかる範囲が特定できたことを明らかにした。 比較例9及び比較例10は、成分(C)と成分(B)の質量比が本発明に規定の範囲外の例である。これらの比較例からは、所定の平均粒径を有する成分(D)が含まれていても、前記質量比が規定の範囲を満たさなければ、洗顔時の密着感及びマッサージ感の両者に劣ることが分かった。 以下、本発明に係る皮膚洗浄料の処方例を示す。なお、配合量は質量%である。(処方例1)ポリクオタニウム−7:1.1アクリレーツコポリマー:0.59(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー:0.53N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム:2.0ラウリン酸アミドプロピルベタイン液:2.0水酸化カリウム:0.28シリカ(平均粒径200μm):6.0PEG−6(カプリル/カプリン酸)グリセリル:1.0オクトキシグリセリン:0.301,2−オクタンジオール:0.30精製水:残部合計:100 本発明の皮膚洗浄料は、例えば洗顔料として使用することができる。 下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)を含有し、成分(A)の含有量が0.30〜2.0質量%であり、成分(C)と成分(B)との質量比〔成分(C)/成分(B)〕が0.05/1〜3.5/1である、皮膚洗浄料: 成分(A):塩化ジメチルジアリルアンモニウムを必須のモノマー成分として形成されるポリマー 成分(B):アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される2種以上を必須のモノマー成分として形成されるポリマー(ただし、成分(C)に該当するものを除く。) 成分(C):(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びネオデカン酸ビニルからなる群より選択される1種以上と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される1種以上とを必須のモノマー成分として形成されるポリマー 成分(D):平均粒径100〜500μmのスクラブ剤 成分(E):アニオン性界面活性剤。 成分(D)の含有量が1.0〜10.0質量%である、請求項1に記載の皮膚洗浄料。 成分(F):両性界面活性剤をさらに含有する、請求項1又は2に記載の皮膚洗浄料。 洗顔料である請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚洗浄料。 下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)を、成分(A)の含有量が0.30〜2.0質量%となり、成分(C)と成分(B)との質量比〔成分(C)/成分(B)〕が0.05/1〜3.5/1となるように混合する、皮膚洗浄料の製造方法: 成分(A):塩化ジメチルジアリルアンモニウムを必須のモノマー成分として形成されるポリマー 成分(B):アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される2種以上を必須のモノマー成分として形成されるポリマー(ただし、成分(C)に該当するものを除く。) 成分(C):(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びネオデカン酸ビニルからなる群より選択される1種以上と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルからなる群より選択される1種以上とを必須のモノマー成分として形成されるポリマー 成分(D):平均粒径100〜500μmのスクラブ剤 成分(E):アニオン性界面活性剤。 成分(D)の含有量が1.0〜10.0質量%となるように混合する、請求項5に記載の皮膚洗浄料の製造方法。 成分(F):両性界面活性剤をさらに混合する、請求項5又は6に記載の皮膚洗浄料の製造方法。 洗顔料の製造方法である請求項5〜7のいずれか1項に記載の皮膚洗浄料の製造方法。 【課題】従来の皮膚洗浄料とは異なる新たな使用感を消費者に与えることができる皮膚洗浄料を提供すること。【解決手段】下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)を含有し、成分(A)の含有量が0.30〜2.0質量%であり、成分(C)と成分(B)との質量比〔成分(C)/成分(B)〕が0.05/1〜3.5/1である、皮膚洗浄料:成分(A):塩化ジメチルジアリルアンモニウムを必須のモノマー成分として形成されるポリマー;成分(B):アクリル酸等を必須のモノマー成分として形成されるポリマー(ただし、成分(C)に該当するものを除く。);成分(C):(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル等と、アクリル酸等とを必須のモノマー成分として形成されるポリマー;成分(D):平均粒径100〜500μmのスクラブ剤;成分(E):アニオン性界面活性剤。【選択図】なし


ページのトップへ戻る

生命科学データベース横断検索へ戻る