タイトル: | 公開特許公報(A)_洗浄剤組成物及びその製造方法 |
出願番号: | 2013017565 |
年次: | 2013 |
IPC分類: | A61K 8/44,C11D 17/08,C11D 1/10,C11D 11/00,C11D 1/04,A61Q 5/02,A61Q 19/10,A61K 8/02 |
関口 範夫 清水 克也 JP 2013136598 公開特許公報(A) 20130711 2013017565 20130131 洗浄剤組成物及びその製造方法 旭化成ケミカルズ株式会社 303046314 関口 範夫 清水 克也 A61K 8/44 20060101AFI20130614BHJP C11D 17/08 20060101ALI20130614BHJP C11D 1/10 20060101ALI20130614BHJP C11D 11/00 20060101ALI20130614BHJP C11D 1/04 20060101ALI20130614BHJP A61Q 5/02 20060101ALI20130614BHJP A61Q 19/10 20060101ALI20130614BHJP A61K 8/02 20060101ALI20130614BHJP JPA61K8/44C11D17/08C11D1/10C11D11/00C11D1/04A61Q5/02A61Q19/10A61K8/02 5 OL 16 4C083 4H003 4C083AC241 4C083AC242 4C083AC661 4C083AC662 4C083BB44 4C083CC23 4C083CC38 4C083DD22 4C083EE06 4H003AB03 4H003AB09 4H003BA15 4H003CA15 4H003DA02 4H003EB08 4H003ED02 4H003FA21 4H003FA28 本発明は洗顔フォーム等に好適なペースト状洗浄剤組成物及びその製造方法に関する。 従来、皮膚や毛髪などの身体用洗浄剤組成物には、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、高級脂肪酸塩等が使用されている。しかし、人体に対する刺激性の問題から、これらに代えて、皮膚への刺激が少なく優れた洗浄力を有するN−アシルアミノ酸塩系界面活性剤が使用されるようになってきた。 N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤は皮膚刺激性の点で優れる一方、皮脂汚れに対する洗浄力、皮膚あるいは毛髪の洗浄時の起泡力、ぬめり感、洗いあがりの皮膚や髪のきしみ等の使用感の点で改善が必要であった。これらの改善を目的に数多くの提案がなされている。例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6には各種界面活性剤との併用が、また特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10には特定のN−アシルアミノ酸系界面活性剤の使用が提案されている。さらに、とりわけ人体用として、泡性能、皮脂汚れや毛髪の汚れに対する洗浄力、さっぱり感、つっぱり感、使用後の髪のきしみ、刺激性をバランスよく改善する技術として、特許文献11が知られている。また、特許文献12の実施例には、N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤を用いてpHを制御し、クレンジングフォームを調製した例が開示されている。特開昭63−30599号公報特開平1−272697号公報特開平3−281699号公報特開平4−149299号公報特開平4−273810号公報特開平6−264091号公報特開平6−49481号公報特開平7−82589号公報特開平7−173488号公報特開2001−31993号公報特開平7−331281号公報WO2005/032509 しかしながらN−アシルアミノ酸塩系界面活性剤は、液状製剤への適性は高い反面、洗顔フォームなどのペースト状製剤を調製するのが困難であるとの課題があった。すなわち、従来N−アシルアミノ酸塩からペースト状組成物を得ようとした場合には、N−アシルアミノ酸塩を高温で過飽和状態とした水溶液を冷却する方法が専ら用いられていたが、高温のためN−アシルアミノ酸塩が分解し品質が低下する問題があり、その解決が切望されていた。 N−アシルアミノ酸塩としてN−アシルグリシン塩を用いれば、pH調整により比較的容易にペースト状組成物を製造できる可能性はあるが、特許文献11にも開示されているように、その場合には組成物のpHを8付近のアルカリ性に調整する必要があり、N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤の最大の利点のひとつである、皮膚への低刺激性を犠牲にせざるを得ないという難点があった。 特許文献12に開示されている、N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤を用いてpHを制御し、クレンジングフォームを調製する方法も、性状の点でまだ十分とはいえない。 本発明は、上述した従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤を用いた洗顔フォーム等のペースト状洗浄剤組成物及び、N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤からペースト状洗浄剤組成物を簡便に製造する技術を提供することを目的とする。 本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定のN−アシルアミノ酸塩系界面活性剤の混合物の水溶液を用い、この水溶液のpHを特定の範囲に調整することにより上記目的が達成されることを見いだし、本発明を完成させた。 すなわち、本発明は下記の通りである。[1]ペースト状洗浄剤組成物の製造方法であって、 一般式(1)で表される成分(A)を含む水溶液を調合する工程I、(R1は炭素数11、13、15より選ばれるアルキル基を示す。M1、M2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸であって、M1、M2は同じであっても異なってもよい。) 前記成分(A)が、前記一般式(1)中のR1が異なる、二つ以上の成分の混合物であり、 前記成分(A)を含む水溶液のpHを3.5〜6.5の範囲に調整する工程IIを有することを特徴とする、 ペースト状洗浄剤組成物の製造方法。[2] 前記工程Iにおける、成分(A)を含む水溶液のpHが6.5を超えており、 前記工程IIにおいて、pHを調整する際の水溶液の温度が10〜40℃であることを特徴とする、 [1]に記載のペースト状洗浄剤組成物の製造方法。[3] 前記工程Iにおける水溶液が、さらに、一般式(2)で表される成分(B)を含むことを特徴とする、[1]又は[2]に記載のペースト状洗浄剤組成物の製造方法。(R2は炭素数7〜23のアルキル基を示す。M3は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸を示す。)[4] 前記工程IIにおいて、pHを4.0〜6.0の範囲に調整することを特徴とする、[1]〜[3]のいずれか一項に記載のペースト状洗浄剤組成物の製造方法。[5] 下記一般式(1)で表される成分(A)を含むペースト状洗浄剤組成物であって、(R1は炭素数11、13、15より選ばれるアルキル基を示す。M1、M2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸、であって、M1、M2は同じであっても異なってもよい。) 前記成分(A)が、前記一般式(1)中のR1が異なる二つ以上の成分の混合物であることを特徴とする、ペースト状洗浄剤組成物。 本発明により、N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤を用いた洗顔フォーム等のペースト状洗浄剤組成物及び、N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤から洗顔フォーム等のペースト状洗浄剤組成物を簡便に製造する技術を提供することが可能となる。 本発明について、以下具体的に説明する。 本発明のペースト状洗浄剤組成物の製造方法は、一般式(1)で表される成分(A)を含む水溶液を調合する工程I、(R1は炭素数11、13、15より選ばれるアルキル基を示す。M1、M2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸であって、M1、M2は同じであっても異なってもよい。) 前記成分(A)を含む水溶液のpHを3.5〜6.5の範囲に調整する工程II、を有し、 さらに前記成分(A)が、前記一般式(1)中のR1が異なる、二つ以上の成分の混合物であることを特徴とする。 本発明においてペースト状とは、洗顔フォーム等チューブ状の製品を製造するに耐えるような十分な粘度を有する糊状の性状を意味する。 具体的には、(株)サン科学製、レオメーターCR−500DX−Sを用い、感圧軸をNo.25(寸法20mm)、押込速度を100mm/minの条件で測定した荷重が、1〜2000gの範囲にある性状である。更に好ましくは、2〜1000gであり、最も好ましくは5〜1000gである。<工程I> 工程Iにおいて、上記一般式(1)で表される成分(A)を含む水溶液を調合する。 成分(A)を用いて水溶液を調合する方法は、公知の方法であれば特に限られない。<成分(A)> 上記一般式(1)で表される成分(A)は、N−アシルアスパラギン酸及び/又はその塩を示し、一般式(1)中においてR1は炭素数が11、13、15であるアルキル基いずれかである。R1が11であるときはN−ラウロイルアスパラギン酸又はその塩、R1が13であるときはN−ミリストイルアスパラギン酸又はその塩、R1が15であるときはN−パルミトイルアスパラギン酸又は/その塩を示す。 本発明において、一般式(1)で表される成分(A)は、一般式(1)中のR1が異なる二つ以上の成分の混合物である。成分(A)が混合物であることによって初めて、ペースト状洗浄剤組成物を簡便に製造することが可能となる。 異なるR1の組み合わせとしては、ペースト状洗浄剤組成物の性状の観点から、R1が11と13である場合が好ましい。 上記一般式(1)中においてM1及びM2はそれぞれ、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸であって、M1、M2は同じであっても異なってもよい。 M1及び/又はM2が、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、塩基性アミノ酸のいずれかである場合、M1及び/又はM2は対イオンとなり、一般式(1)で表される成分(A)は塩となる。 一般式(1)で表される成分(A)が塩である場合、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカリ金属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩; アンモニウム塩等の無機アンモニウム塩; モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、アミノメチルプロパノール塩、コリン塩等の有機アンモニウム塩; リジン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩等の単一物あるいは混合物が挙げられる。なかでも、対イオンがナトリウム、カリウム、トリエタノールアミンであることが特に好ましい。<工程II> 工程IIにおいて、成分(A)を含む水溶液のpHを3.5〜6.5の範囲に調整する。pHを3.5〜6.5に調整することにより初めて、ペースト状洗浄剤組成物を簡便に製造することが可能となる。 pH6.5を超える、もしくはpH3.5未満では良質のペースト状態が得られにくい。pH3.5未満は皮膚への刺激性が増大する意味でも好ましくない。 調整するpHの範囲は4.0〜6.0であることがより好ましく、4.5〜5.5であることが最も好ましい。 本発明において、pHは試料の10質量%水溶液を調製し、pH計(東亜ディーケーケー(株)HM−30G)を用いpHを測定する。 pH調整の手段に制限はないが、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸、酢酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機酸を適当量添加する方法が簡便性の点で好ましく、酢酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機酸を添加する方法が安全性の点で好ましく、最も好ましくはクエン酸を添加する方法である。 pHを調製する際の水溶液の温度に制限はないが、製造の簡便さやコスト低減の観点より10〜40℃の範囲で行うことが好ましい。 本発明においては、工程Iにおける成分(A)を含む水溶液がpH6.5を超えることが好ましい。pHの上限は特になく、pH14以下であればよく、好ましくはpH12以下、より好ましくはpH10以下である。工程IIにおいて調整する前の成分(A)を含む水溶液がpH6.5を超えることにより、水溶液のpHを6.5〜3.5の範囲に調整することで、より良質のペーストを得ることができる。<成分B> 本発明においては、工程Iの成分(A)を含む水溶液が、さらに一般式(2)で表される成分(B)を含むことが好ましい。(R2は炭素数7〜23のアルキル基を示す。M3は水素原子、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、塩基性アミノ酸を示す。) 工程Iの成分(A)を含む水溶液が成分(B)を含むことにより、本発明の効果がより向上する。一般式(2)で表される成分(B)は、高級脂肪酸及び/又はその塩であり、一般式(2)中、R1は炭素数7〜23の炭化水素基であり置換基を有してもかまわない。M3は一般式(1)におけるM1とM2と同様である。 高級脂肪酸の種類については特に限定するものではなく、飽和、不飽和の何れであっても良いし、直鎖状、分岐状の何れであっても良いし、水酸基、芳香族基等の置換基を有していても良い。 一般式(2)で表される成分(B)としては例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ヒドロキシステアリン酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、ひまし油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸等の高級脂肪酸の単一物あるいは混合物が挙げられる。成分(B)が塩である場合はナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等の金属塩; アンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩等のアンモニウム塩; モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、アミノメチルプロパノール塩等のアミン塩; リジン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩、コリン塩等の単一物あるいは混合物が挙げられる。これら高級脂肪酸と高級脂肪酸塩はそれぞれ単独で用いてもまた両者を混合して用いてもよい。塩の配合に代えて、高級脂肪酸と塩基をそれぞれに配合して配合処方の中で塩を形成することもできる。<水溶液> 本発明において、水溶液中の成分(A)の濃度は経済性や工程Iの作業性の観点から5〜50が好ましい。成分(A)が異なるR1を有する二つの成分からなる場合、二つの成分(A)の比率はペースト状洗浄剤組成物の性状の観点から1:100〜100:1が好ましく、5:95〜95:5がさらに好ましく、10:90〜90:10が最も好ましい。 成分(B)の成分(A)に対する割合は特に限定されるものではないが、本発明の効果を最大に発揮するためには、成分(B):成分(A)が1:1000〜300:1の範囲が好ましく、中でも1:100〜100:1の範囲が好ましく、更に好ましくは1:10〜10:1の範囲である。<その他の成分> 本発明において併用することの出来る非イオン系界面活性剤としては、例えば、POE( ポリオキシエチレン)オクチルエーテル、POEラウリルエーテル、POEミリスチルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POEオクチル(2−エチル−ヘキシル)エーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル;POE・POP(ポリオキシプロピレン)ブチルエーテル、POE・POEラウリルエーテル、POE・POPセチルエーテルPOE・POPグリコール等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール型;POEオクチルフェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEクロロフェニルエーテル、ポリオキシエチレンナフトールエーテル等のポリオキシエチレンアリールエーテル;POE硬化ひまし油エーテル、POEひまし油エーテル;その他POEラノリンアルコールエーテル、POEフィトステロール等のエーテル系;モノステアリン酸POEグリセリル、オレイン酸POEグリセリル等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;モノラウリン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、トリステアリン酸POEソルビタン、モノイソステアリン酸POEソルビタン等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ヘキサステアリン酸POEソルビトール、テトラステアリン酸POEソルビトール、テトラオレイン酸POEソルビトール、モノラウリン酸POEソルビトール等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル;ポリエチレングリコールモノラウリン酸、ポリエチレングリコールモノステアリン酸、ポリエチレングリコールモノオレイン酸、ポリエチレングリコールジステアリン酸、ポリエチレングリコールジオレイン酸、ポリエチレングリコールジイソステアリン酸等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル;その他ポリエチレングリコールラノリン脂肪酸エステル等のエーテルエステル系;モノステアリン酸グリセリル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、モノヒドロキシステアリン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル等のグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸ジグリセリル、モノオレイン酸ジグリセリル、ジオレイン酸ジグリセリル、モノイソステアリン酸ジグリセリル、モノステアリン酸テトラグリセリル、トリステアリン酸テトラグリセリル、ペンタステアリン酸テトラグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノミリスチン酸ヘキサグリセリル、ジステアリン酸デカグリセリル、ジイソステアリン酸デカグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸エステル;モノラウリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル;モノラウリン酸エチレングリコール等のエチレングリコール脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール、自己乳化型モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル;モノステアリン酸ペンタエリスリトール、モノオレイン酸ペンタエリスリトール等のペンタエリスリトール脂肪酸エステル;マルチトールヒドロキシ脂肪酸エーテル、アルキル化多糖、アルキル( ポリ) グルコシド、シュガーエステル等の糖誘導体;α − モノイソステアリルグリセリルエーテル等のアルキルグリセリルエーテル;アセチル− モノグリ、乳酸モノグリセリド、クエン酸モノグリセリド等の有機酸モノグリセリド;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウロイルモノエタノールアミド、ミリストイルモノエタノールアミド、ラウロイルジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウロイルイソプロパノールアミド、ミリストイルイソプロパノールアミド、ヤシ油脂肪酸イソプロパノールアミド、POEラウロイルモノエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミド;POEラウリルアミン、POEステアリルアミン等のPOEアルキルアミン; ラウリルジメチルアミンオキサイド、ココジメチルアミンオキサイド、ココアミドプロピルジメチルアミンオキサイド等のアミンオキサイド等が挙げられる。 また陰イオン系界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸カリウム、セチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキル硫酸およびその塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸およびその塩;ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキルアリールエーテル硫酸およびその塩;ポリオキシエチレンラウリン酸アミドエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリン酸アミドエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンミリスチン酸アミドエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイン酸アミドエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウム、オレイン酸アミドエーテル硫酸ナトリウム等のアルキルアミド硫酸およびその塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等のアシルエステル硫酸およびその塩;ラウリルスルホン酸ナトリウム、ミリスチルスルホン酸ナトリウム、ヤシ油アルキルスルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸およびその塩;リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸およびその塩;アルキルナフタレンスルホン酸およびその塩;ナフタレンスルホン酸塩のホルマリン重縮合物等のホルマリン縮合系スルホン酸およびその塩;スルホコハク酸ラウリル2 ナトリウム、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル2ナトリウム、オレイン酸アミドスルホコハク酸2ナトリウム等のスルホコハク酸およびその塩;ドデセンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、ドデセンスルホン酸カリウム、デトラデセンスルホン酸カリウム等のα−オレフィンスルホン酸およびその塩;α−スルホラウリン酸メチルエステル、α−スルホミリスチン酸メチルエステル、α−スルホラウリン酸(EO)nメチルエステル等のα−スルホ脂肪酸エステルおよびその塩;ヤシ油脂肪酸アシル−Nメチルタウリンカリウム、ラウロイル−Nメチルタウリンナトリウム、ラウロイル−Nメチルタウリンカリウム、ラウロイル−Nメチルタウリントリエタノールアミン、ミリストイル−Nメチルタウリンナトリウム、ミリストイル−Nメチルタウリントリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸アシル−Nメチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−Nメチルタウリントリエタンールアミン等のN−アシルメチル−タウリンおよびその塩;ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ミリストイルイセチオン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルイセチオン酸ナトリウム等のアシルイセチオン酸およびその塩;アルキルスルホ酢酸塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンミリスチルリン酸カリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ジポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸およびその塩;アルキルアリールエーテルリン酸およびその塩;ポリオキシエチレンラウリルアミドエーテルリン酸ナトリウム等の脂肪酸アミドエーテルリン酸およびその塩;ラウリルリン酸ナトリウム、ミリスチルリン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸リン酸ナトリウム、ミリスチルリン酸カリウム、ラウリルリン酸トリエタノールアミン、オレイルリン酸ジエタノールアミン等のアルキルリン酸およびその塩;N − ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸カリウム、N−ミリストイルグルタミン酸カリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム、N−ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ミリストイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタンールアミン、N−ラウロイルグリシンナトリウム、N−ミリストイルグリシントリエタノールアミン、N−ラウロイル−β−アラニンカリウム、N−ラウロイルスレオニントリエタノールアミン、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン等のN−アシルアミノ酸およびその塩;ラウロイルイミノジ酢酸ナトリウム、ラウロイルイミノジ酢酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸アシルイミノジ酢酸ナトリウム、ラウロイルイミノジ酢酸ジナトリウム、パーム核脂肪酸イミノジ酢酸ナトリウム等のアシルイミノジ酢酸およびその塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル酢酸カリウム、ポリオキシエチレンパルミチルエーテル酢酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンステアリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリグリセリルラウリルエーテル酢酸ナトリウム等のエーテルカルボン酸およびその塩;ヤシ油脂肪酸シルクペプチド等のアシル化ペプチド;ポリオキシエチレンラウリン酸アミドエーテルカルボン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンミリスチン酸アミドエーテルカルボン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテルカルボン酸トリエタノールアミン等のアミドエーテルカルボン酸およびその塩;アシル乳酸塩;アルケニルコハク酸およびその塩等が挙げられる。また両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルジメチルベタイン、ミリスチルジメチルベタイン、パルミチルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタイン、オレイルジメチルベタイン、ヤシ油アルキルジメチルベタイン、ラウリルメチルエチルベタイン、オクタデシルオキシメチルジメチルベタイン、ラウリルジヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ヤシ油アルキルジヒドロキシエチルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルベタイン、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルベタイン、ステアリン酸アミドプロピルジメチルベタイン、オレイン酸アミドプロピルジメチルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルベタイン等のカルボキシベタイン型;RN+H2CH2COO-(R:アルキル)で示されるラウリルグリシン、ステアリルグリシン等のグリシン型;RN+H2CH2CH2COO-(R:アルキル)で示されるラウリル−β−アラニン、ステアリル−β−アラニン等のアミノプロピオン酸型;ラウリルジメチルヒドロキシプロピルスルホベタイン、ミリスチルジメチルヒドロキシプロピリルスルホベタイン、ラウリルジメチルプロピルスルホベタイン、ヤシ油アルキルジメチルプロピルスルホベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルヒドロキシプロピルスルホベタイン等のスルホベタイン型;RN+H2CH2C H2SO3-(R:アルキル) で示されるスルホン酸型;RN+H2CH2CH2OSO3-(R:アルキル) で示される硫酸型;ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N−ヒドロキシエチル−N´−ジカルボキシエチル−エチレンジアミン2ナトリウム、N−ラウロイル−N−ヒドロキシエチル−N´−カルボキシエチル−エチレンジアミンナトリウム、N−ラウロイル−N´−カルボキシメチル−N´−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N−ヤシ脂肪酸アシル−N´−カルボキシエチル−N´−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N−ラウロイル−N−ヒドロキシエチル−N´− ジカルボキシメチル−エチレンジアミン2ナトリウム、N−ラウロイル−N−ヒドロキシエチル−N´−カルボキシメチル−エチレンジアミンナトリウム、N−ヒドロキシドデシル−N−ポリオキシエチレン−N´−カルボキシエチル−N´−ポリオキシエチレンエチレンジアミンナトリウム等のアミノカルボン酸塩型;2−ラウリル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ミリスチル−N−カルボキシメチル− N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ステアリル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン型;RN+H2CH(CH3)P(OH)O2-(R:アルキル)で示されるリン酸型;レシチン等が挙げられる。またカチオン系界面活性剤としては、例えば、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロライド、パルミチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、オレイルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ヤシ油アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、牛脂アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムブロミド、ヤシ油アルキルトリメチルアンモニウムブロミド、セチルトリメチルアンモニウムメチル硫酸等のモノアルキル第四級アンモニウム塩; ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド等のジアルキル第四級アンモニウム塩;ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムエチル硫酸、ラウロイルアミノエチルメチルジエチルアンモニウムメチル硫酸等のアシルアミノアルキル第四級アンモニウム塩;ジパルミチルポリエテノキシエチルアンモニウムクロライド、ジステアリルポリエテノキシメチルアンモニウムクロライド等のアルキルエテノキシ第四級アンモニウム塩;ラウリルイソキノリニウムクロライド等のアルキルイソキノリニウム塩;ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド等のベンザルコニウム塩;ベンジルジメチル{2−[2−(p−1,1,3 ,3−テトラメチルブチルフェノオキシ)エトオキシ]エチル}アンモニウムクロライド等のベンゼトニウム塩;セチルピリジニウムクロライド等のピリジニウム塩;イミダゾリニウム塩;N−ココイルアルギニンエチルエステルピロリドンカルボン酸塩、N−ラウロイルリジンエチルエチルエステル塩酸塩等のアシル塩基性アミノ酸アルキルエステル塩;ラウリルアミン塩酸塩等の第一級アミン塩;ジラウリルアミン酢酸塩等の第二級アミン塩;第三級アミン塩;脂肪酸アミドグアニジニウム塩;ラウリルトリエチレングリコールアンモニウムハイドロオキサイド等のアルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩等が挙げられる。 成分(A)に対する各界面活性剤の添加割合は特に限定されるものではないが、本発明の効果を最大に発揮するためには、成分(A):各界面活性剤が、1:1000〜300:1の範囲が好ましく、中でも1:200〜100:1の範囲が好ましい。更に好ましくは1:10〜10:1の範囲である。 本発明においては、その効果を損なわない範囲において、通常、洗浄剤あるいは化粧料として用いられる各種成分を、その目的に応じて適宜配合することができる。これらの成分としては、例えば、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カオリン、二酸化チタン、二酸化亜鉛等の粉末成分;ホホバ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、月見草油、ミンク油、ナタネ油、ヒマシ油、ヒマワリ油、トーモロコシ油、カカオ油、ヤシ油、コメヌカ油、オリーブ油、アーモンド油、ごま油、サフラワー油、大豆油、椿油、パーシック油、ヒマシ油、ミンク油、綿実油、モクロウ、パーム油、パーム核油、卵黄油、ラノリン、スクワレン等の天然動植物油脂類;合成トリグリセライド; スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、イソパラフィン等の炭化水素類;カルナバウロウ、パラフィンワックス、鯨ロウ、ミツロウ、キヤンデリラワックス、ラノリン等のワックス類;セタノール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、ラノリンアルコール、水添ラノリンアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール等の高級アルコール類;コレステリル− オクチルドデシル− ベヘニル等のコレステロールおよびその誘導体;イソプロピルミリスチン酸、イソプロピルパルミチン酸、イソプロピルステアリン酸、2 エチルヘキサン酸グリセロール、ブチルステアリン酸、リノール酸エチル等のエステル類;ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンペンタエリトリトールエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテル等の極性オイル;その他、メチルフェニルポリシロキサン、メチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、メチルハイドロジェンポリシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン、ステアロキシメチルポリシロキサン、セトキシメチルポリシロキサン、メチルポリシロキサンエマルション、高重合メチルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、架橋型メチルポリシロキサン、架橋型メチルフェニルポリシロキサン等、更にはアミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、カルボキシル変性シリコーン、カルビノール変性シリコーン、メタクリル変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、フェノール変性シリコーン、片末端反応性シリコーン、異種官能基変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、メチルスチリル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、高級脂肪酸エステル変性シリコーン、親水性特殊変性シリコーン、高級アルコキシ変性シリコーン、高級脂肪酸含有シリコーン、フッ素変性シリコーン等の各種誘導体を含むシリコーン類;パラアミノ安息香酸およびその誘導体、ホモメチル−7N−アセチルアラントイラニレート、ブチルメトキシベンゾイルメタン、ジ−パラメトキシケイ皮酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、オクチルシンナメート等のパラメトキシケイ皮酸誘導体、アミルサリシレート等のサリチル酸誘導体、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン誘導体、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオン酸エチルヘキシル、酢酸液状ラノリン、コガネバナ根抽出エキス、トリアニリノ−p−カルボエチルヘキシルオキシ−トリアジン等の紫外線吸収剤; アルブチン、コウジ酸、リン酸アスコルビン酸マグネシウムなどのアスコルビン酸およびその誘導体、グルタチオン、甘草エキス、チョウジエキス、茶抽出物、アスタキサンチン、牛胎盤エキス、トコフェロールおよびその誘導体、トラネキサム酸およびその塩、アズレン、γ−ヒドロキシ酪酸等の美白成分;マルチトール、ソルビトール、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリコール等の多価アルコール、ピロリドンカルボン酸ソーダ、乳酸ソーダ、クエン酸ソーダなど有機酸およびその塩、ヒアルロン酸ソーダなどヒアルロン酸およびその塩、酵母および酵母抽出液の加水分解物、酵母培養液、乳酸菌培養液など醗酵代謝産物、コラーゲン、エラスチン、ケラチン、セリシン等の水溶性蛋白、コラーゲン加水分解物、カゼイン加水分解物、シルク加水分解物、ポリアスパラギン酸ナトリウム等のぺプチド類およびその塩、トレハロース、キシロビオース、マルトース、ラフィノース、メリビオース、蔗糖、ブドウ糖、植物性粘質多糖等の糖類、結晶性セルロース、非結晶性セルロース、キシラン、マンナン、ガラクタン、アラビナン、アラビノキシラン等の多糖類およびその誘導体、水溶性キチン、キトサン、ペクチン、コンドロイチン硫酸およびその塩等のグリコサミノグリカンおよびその塩、グリシン、セリン、スレオニン、アラニン、アスパラギン酸、チロシン、バリン、ロイシン、アルギニン、グルタミン、プロリン酸等のアミノ酸、アミノカルボニル反応物等の糖アミノ酸化合物、アロエ、マロニエ等の植物抽出液、トリメチルグリシン、尿素、尿酸、アンモニア、レシチン、ラノリン、スクワラン、スクワレン、グルコサミン、クレアチニン、D N A 、R N A 等の核酸関連物質等の保湿剤; カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、デンプン、可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン、アルギン酸プロピレングリコールエステル、メチルセルロース、アラビアガム、キサンタンガム、グアーガム、ローカストビンガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、ペクチン、マンナン、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、両性メタクリル酸エステル共重合体、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム、ポリアクリル酸エステル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸、ニトロセルロース、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ジステアリン酸ポリエチレングリコール等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコシド等のポリオキシエチレン脂肪酸エステルメチルグリコシド等の増粘剤; エチレンジアミン四酢酸およびその塩類、ヒドロキシエチレンジアミン3酢酸およびその塩類、リン酸、アスコルビン酸、コハク酸、グルコン酸、ポリリン酸塩類、メタリン酸塩類などの金属イオン封鎖剤;雲母、ジステアリン酸PEG−12等のパール化剤;カチオン性、アニオン性、ノニオン性等の水溶性高分子; エタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレグリコール等の有機溶剤、ブチルヒドロキシトルエン、トコフェロール、フィチン酸等の酸化防止剤;クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、アジピン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸、マレイン酸等の有機酸;ビタミンA及びその誘導体;ビタミンB 6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2及びその誘導体等のビタミンB類;アスコルビン酸、アスコルビン酸硫酸エステル、アスコルビン酸リン酸エステル等のビタミンC類、αトコフェロール、βトコフェロール、γトコフェロール等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH 、パントテン酸等のビタミン類;ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノール、アラントイン、グリチルリチン酸(塩)グリチルレチン酸およびその誘導体、ヒノキチオール、ムシジン、ビサボロール、ユーカリプトール、チモールイノシトール、サポニン類(キラヤサポニン、アズキサポニン、ヘチマサポニン等)トラネキサム酸、パントテルエチルエーテル、エチニルエストラジオール、セファランジン、プラセンタエキス、センブリエキス、セファランチン、ビタミンE およびその誘導体、ガンマーオリザノールなどの血行促進剤;トウガラシチンキ、ショオウキョウチンキ、カンタリスチンキ、ニコチン酸ベンジルエステルなどの局所刺激剤、各種ビタミンやアミノ酸などの栄養剤、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸誘導体、アラントイン、アズレン、アミノカプロン酸、ヒドロコルチゾンなどの抗炎症剤; 酸化亜鉛、硫酸亜鉛、アラントインヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、スルホ石炭酸亜鉛、タンニン酸などの収斂剤;メントール、カンフルなどの清涼剤;抗ヒスタミン剤;トコフェロール類、BHA、BHT、没食子酸、NDGA、ユビキノンなどの酸化防止剤等の各種薬剤;サッカロマイセスなどの酵母、糸状菌、バクテリア、牛胎盤、人胎盤、人臍帯、酵母、牛コラーゲン、牛乳由来蛋白、小麦、大豆、牛血液、ブタ血液、鶏冠、カミツレ、キュウリ、コメ、シアバター、シラカバ、茶、トマト、ニンニク、ハマメリス、バラ、ヘチマ、ホップ、モモ、アンズ、レモン、キウイ、ドクダミ、トウガラシ、クララ、ギシギシ、コウホネ、セージ、ノコギリ草、ゼニアオイ、センキュウ、センブリ、タイム、トウキ、トウヒ、バーチ、スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキノシタ、アルニカ、ユリ、ヨモギ、シャクヤク、アロエ、アロエベラ、オウゴン、オウバク、コウカ、ベニバナ、サンシン、シコン、タイソウ、チンピ、ニンジン、ヨクイニン、ハトムギ、クチナシ、サワラ等の動植物・微生物およびその一部から有機溶媒、アルコール、多価アルコール、水、水性アルコール等で抽出または加水分解して得た天然エキス;色素;香料;ラノリン、コレステロール、サポニン等の天然界面活性剤;アルギン酸ナトリウム、澱粉誘導体、トラガントゴム等の高分子界面活性;精製水等を配合することができる。 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明の技術的範囲及びその実施態様はこれに限定されるものではない。実施例で得られた洗浄剤組成物の特性は、以下の方法によって評価した。<泡性能の評価>[pHの測定方法] 試料の10質量%水溶液を調製し、pH計(東亜ディーケーケー(株)HM−30G)を用いpHを測定した。[温度の測定方法] 工程IIにおける温度は、記成分(A)を含む水溶液の温度をアルコール温度計で測定した。[性状] (株)サン科学製、レオメーターCR−500DX−Sを用い、感圧軸をNo.25(寸法20mm)、押込速度を100mm/minの条件で測定した荷重が、1〜2000gの範囲にある性状をペースト状とした。[起泡力] 洗浄剤組成物を3.3gとり精製水で300gにし、ミキサーに入れ30秒間撹拌し、直後の泡の高さを測定して、以下の基準で「起泡力」を評価した。○:泡の高さが18cm以上△:泡の高さが16cm以上18cm未満×:泡の高さが16cm未満[泡の保持性] 起泡力の測定において撹拌したあと、5分間放置して、再度泡の高さを測定し、直後の泡の高さに対する保持率を求めて、以下の基準で「泡の保持性」を評価した。泡の保持性[%]=放置後の泡の高さ[cm]/直後の泡の高さ[cm]×100○:泡の保持率が90%以上△:泡の保持率が70%以上90%未満×:泡の保持率が70%未満[泡のクリーミー性] 起泡力の測定において撹拌した直後の泡のきめ細かさを、男女パネラー10人を対象に以下の基準でクリーミー性を評価してもらい、その平均点を、「泡のクリーミー性」とした。2点:クリーミー(泡が非常にきめ細かい)1点:クリーミーだが泡がやや粗い0点:泡が非常に粗い なお、上記の測定する際の洗浄剤組成物の温度は、25℃とした。[実施例1]〜[実施例5]、[比較例1]、[比較例2] 表1に示した組成の水溶液(pH=7.0)を、クエン酸を用い25℃で表1のpHに調整し、洗浄剤組成物を調製した。得られた洗浄剤組成物の物性を、上記、記載の方法にて測定した。結果を表1の評価欄に示す。 本発明は、洗顔フォーム等のペースト状洗浄剤組成物を簡便に製造する技術を提供することが可能となる。ペースト状洗浄剤組成物の製造方法であって、 一般式(1)で表される成分(A)を含む水溶液を調合する工程I、(R1は炭素数11、13、15より選ばれるアルキル基を示す。M1、M2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸であって、M1、M2は同じであっても異なってもよい。) 前記成分(A)が、前記一般式(1)中のR1が異なる、二つ以上の成分の混合物であり、 前記成分(A)を含む水溶液のpHを3.5〜6.5の範囲に調整する工程IIを有することを特徴とする、 ペースト状洗浄剤組成物の製造方法。 前記工程Iにおける、成分(A)を含む水溶液のpHが6.5を超えており、 前記工程IIにおいて、pHを調整する際の水溶液の温度が10〜40℃であることを特徴とする、 請求項1に記載のペースト状洗浄剤組成物の製造方法。 前記工程Iにおける水溶液が、さらに、一般式(2)で表される成分(B)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のペースト状洗浄剤組成物の製造方法。(R2は炭素数7〜23のアルキル基を示す。M3は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸を示す。) 前記工程IIにおいて、pHを4.0〜6.0の範囲に調整することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のペースト状洗浄剤組成物の製造方法。 下記一般式(1)で表される成分(A)を含むペースト状洗浄剤組成物であって、(R1は炭素数11、13、15より選ばれるアルキル基を示す。M1、M2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸、であって、M1、M2は同じであっても異なってもよい。) 前記成分(A)が、前記一般式(1)中のR1が異なる二つ以上の成分の混合物であることを特徴とする、ペースト状洗浄剤組成物。 【課題】N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤を用いた洗顔フォーム等のペースト状洗浄剤組成物及び、N−アシルアミノ酸塩系界面活性剤からペースト状洗浄剤組成物を簡便に製造する技術を提供する。【解決手段】ペースト状洗浄剤組成物の製造方法であって、一般式(1)で表される成分(A)を含む水溶液を調合する工程I、(R1は炭素数11、13、15より選ばれるアルキル基を示す。M1、M2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、有機若しくは無機アンモニウム、又は塩基性アミノ酸であって、M1、M2は同じであっても異なってもよい。)前記成分(A)が、前記一般式(1)中のR1が異なる、二つ以上の成分の混合物であり、前記成分(A)を含む水溶液のpHを3.5〜6.5の範囲に調整する工程IIを有することを特徴とする、ペースト状洗浄剤組成物の製造方法。【選択図】なし