生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_リンゴ酸を主成分とした歯磨き剤、洗口液
出願番号:2012158077
年次:2013
IPC分類:A61K 8/365,A61K 8/34,A61Q 11/00


特許情報キャッシュ

田上 博敏 JP 2013166742 公開特許公報(A) 20130829 2012158077 20120628 リンゴ酸を主成分とした歯磨き剤、洗口液 田上 博敏 592142164 田上 博敏 JP 2012023473 20120120 A61K 8/365 20060101AFI20130802BHJP A61K 8/34 20060101ALI20130802BHJP A61Q 11/00 20060101ALI20130802BHJP JPA61K8/365A61K8/34A61Q11/00 2 1 書面 4 4C083 4C083AC101 4C083AC102 4C083AC121 4C083AC131 4C083AC132 4C083AC301 4C083AC302 4C083CC41 4C083DD27 4C083EE06 4C083EE34 4C083EE35 4C083EE36 化粧品、歯磨き粉,洗口液 研磨剤によるか弱酸あるいは弱アルカリ成分の磨き粉が多く、主に弱アルカリ性になるようにPHを調整した歯磨き剤が主流である。このことによってアルカリ性で落ちる歯垢や歯石はかなりの効果があるが、酸でないと落ちにくい歯垢や歯石が残ってしまう。 このことに注目して開発した。 特許第474141号 リンゴ酸,カソルビル酸、を選択できるとあるがおよそ遠い内容である。特許第4916045号 クエン酸Ph2.5−3.8を有する液体義歯洗浄剤 公開特許公報 昭62−187407 リン酸を含有する水溶液特開2010−168352 水溶性ポリリン酸塩を含む義歯洗浄剤 ph6.0−8.5 従来の歯磨き粉は、研磨剤によるか、弱酸あるいは弱アルカリ成分が多く、また酸でもph4以上では頑固な歯垢や歯石は除去しにくい。またph1以下では歯が強酸によって侵されてしまう。 いろいろと試行錯誤の結果リンゴ酸を主成分としたph3以下ph1.8以上の間に調合することによって、従来のアルカリ性では落ちにくい歯垢や、ヤニが面白く落ちることが判明した。ただし口の中で使用してみると、リンゴ酸の水溶液ph3以下はph1.8以上では酸味と刺激が強く、我慢し難いと感じられる。前述の特許文献が示す通り、酸を利用したものは、義歯洗浄剤とされてきた。そこで何とか人の歯磨き剤として使えるように検討した結果、グリセリン(5%−8%)、ソルビトール(5.5−10%)、甘味料(キシリトール1.0%−5%)ハッカを配合してみるとある配合に至ると、酸味と刺激性を受け入れられる程度になった。しかもph3以下ph1.8以上の性能を損なわないことが判明した。そこでさらに口当たりが良くて、さらに利便性を上げるために増粘剤、香料、保存剤を加味して調整しph3以下ph1.8以上を維持しながら歯垢除去能力や口腔洗浄力を損なわないように配合した歯磨き剤とした。またリンゴ酸ph3.0以下ph1.8以上に調合した溶液によって殺菌効果を引出し、増粘剤を使わず、エタノール5%以下0.5%以上を使用することによって、口腔内の清掃と口臭予防と清涼感を引き出せるようにした洗口液となった。 短時間にph3以下ph1.8以上のリンゴ酸成分により簡単に歯垢や歯石の付着の予防ができ、歯の色もアルカリ性の歯磨剤より一段と黄白色からより白い歯になる。またリンゴ酸の殺菌効果とさわやかな酸味で口腔内の口臭予防効果を発揮する。 酸味と添加物を加える前と調合後の被験者の反応を示す リンゴ酸を主成分とする歯みがき液をスプレー式ボトルに詰めた実施例 1 スプレーガン2 止めふた3 溶液ボトル4 ph3.0以下ph1.8以上のリンゴ酸を主成分とする歯みがき液 図1 の スプレー式ボトルに発明した溶掖を入れた実施例 歯磨き液、洗口液 カルキなどの除去洗剤として利用 リンゴ酸を主成分として歯や歯肉に刺激や害を与えないように水(精製水をふくむ)で希釈を施しph3以下ph1.8以上とし、強い酸味や刺激性を軽減するためにグリセリン(5%−8%)やソルビトール(5.5%−10%)、キシリトール(1%−5%)を配合して強い酸味や鋭い刺激を強く感じさせないように配合し、ph3以下ph1.8以上を維持した歯磨き剤 請求項1のリンゴ酸を主成分としたph3.0以下ph1.8以上の溶液にエタノールを0.5%以上−5%以下配合し、口腔内の汚れ除去、口臭予防及び除菌作用を持つようにした洗口液 【課題】歯石や歯垢を簡単に除去できないのは歯磨き粉の研磨剤が水酸化塩(水酸化ナトリウム、カリウム、マグネシウム塩)リン酸塩などアルカリ性を主剤とするものが圧倒的に多く、アルカリ成分のヤニ、歯垢や歯石を取り除き難い面があった。【解決手段】強酸で処理すると歯がやられ、どのような酸では歯を犯すことなく、アルカリ性の従来の歯磨き剤で落ち難かった歯垢やヤニやステイン(黄ばみ)を除去できるが舌や歯肉の刺激もなく除去できるかと検討した結果、ジュースなどにも使われるリンゴ酸の濃度をph3以下にすると簡単に歯垢やヤニ、ステインが簡単に除去できるようになった。ただ口の中では強い酸味や刺激は耐えられないので、グリセリンや甘味料(ソルビト−ル、キシリトールなど)、香料を加味して、強い酸味や、刺激性を感じさせない配合で、リンゴ酸ph3以下ph1.8以上の特性を引き出せるようにした。【選択図】図1


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