生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_皮膚用剤
出願番号:2012155583
年次:2012
IPC分類:A61K 8/63,A61P 17/00,A61K 31/575,A61K 31/352,A61K 31/12,A61P 37/08,A61P 17/06,A61P 17/12,A61P 17/14,A61P 17/02,A61P 1/04,A61P 1/10,A61P 7/10,A61K 31/7004,A61K 35/60,A61K 8/49,A61K 8/35,A61Q 7/00,A61Q 19/08,A61Q 19/02,A61Q 19/00,A61Q 19/10


特許情報キャッシュ

岡田 研吉 大長 孝雄 三浦 於菟 加藤 節子 JP 2012193200 公開特許公報(A) 20121011 2012155583 20120711 皮膚用剤 有限会社大長企画 501072197 熊田 和生 100102370 岡田 研吉 大長 孝雄 三浦 於菟 加藤 節子 JP 2001334668 20011031 JP 2002042641 20020220 JP 2002293886 20021007 A61K 8/63 20060101AFI20120914BHJP A61P 17/00 20060101ALI20120914BHJP A61K 31/575 20060101ALI20120914BHJP A61K 31/352 20060101ALI20120914BHJP A61K 31/12 20060101ALI20120914BHJP A61P 37/08 20060101ALI20120914BHJP A61P 17/06 20060101ALI20120914BHJP A61P 17/12 20060101ALI20120914BHJP A61P 17/14 20060101ALI20120914BHJP A61P 17/02 20060101ALI20120914BHJP A61P 1/04 20060101ALI20120914BHJP A61P 1/10 20060101ALI20120914BHJP A61P 7/10 20060101ALI20120914BHJP A61K 31/7004 20060101ALI20120914BHJP A61K 35/60 20060101ALI20120914BHJP A61K 8/49 20060101ALI20120914BHJP A61K 8/35 20060101ALI20120914BHJP A61Q 7/00 20060101ALI20120914BHJP A61Q 19/08 20060101ALI20120914BHJP A61Q 19/02 20060101ALI20120914BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20120914BHJP A61Q 19/10 20060101ALI20120914BHJP JPA61K8/63A61P17/00A61K31/575A61K31/352A61K31/12A61P37/08A61P17/00 101A61P17/06A61P17/12A61P17/14A61P17/02A61P1/04A61P1/10A61P7/10A61K31/7004A61K35/60 101A61K8/49A61K8/35A61Q7/00A61Q19/08A61Q19/02A61Q19/00A61Q19/10 13 2002303878 20021018 OL 16 4C083 4C086 4C087 4C206 4C083AA072 4C083AA082 4C083AA112 4C083AA122 4C083AB152 4C083AB442 4C083AC012 4C083AC022 4C083AC062 4C083AC072 4C083AC122 4C083AC182 4C083AC211 4C083AC212 4C083AC242 4C083AC342 4C083AC422 4C083AC442 4C083AC482 4C083AC782 4C083AC841 4C083AC842 4C083AD092 4C083AD162 4C083AD172 4C083AD192 4C083AD202 4C083AD432 4C083AD491 4C083AD492 4C083AD512 4C083AD632 4C083AD662 4C083BB41 4C083CC02 4C083CC05 4C083CC25 4C083CC37 4C083DD32 4C083DD33 4C083DD34 4C083EE12 4C083EE16 4C083EE22 4C083EE41 4C086AA01 4C086BA08 4C086DA11 4C086EA01 4C086EA03 4C086MA03 4C086MA04 4C086MA52 4C086MA60 4C086MA63 4C086MA66 4C086NA05 4C086NA14 4C086ZA66 4C086ZA73 4C086ZA83 4C086ZA89 4C086ZA91 4C086ZA92 4C086ZB13 4C086ZB35 4C087AA01 4C087BB30 4C087CA03 4C087MA02 4C087NA05 4C206AA01 4C206MA03 4C206MA04 4C206MA72 4C206MA80 4C206MA83 4C206MA86 4C206NA05 4C206NA14 4C206ZA66 4C206ZA73 4C206ZA83 4C206ZA89 4C206ZA91 4C206ZA92 4C206ZB13 4C206ZB35 この出願発明は新しい皮膚用剤に関する。 従来、グルコース、ガラクトースなどの単糖類が皮膚に潤いを与えることが知られている。特開2000−103718号公報特開平10−120558号公報特開平10−114649号公報特開平6−316528号公報特開2000−302678号公報特開平2−193920号公報特開平1−96106号公報特公昭60−19885号公報特開平10−114665号公報特開平10−120579号公報特開平5−9119号公報特開昭61−263909号公報特開平6−227959号公報特開平10−194938号公報特開2000−191525号公報特開平7−285833号公報 しかし、これらの単糖類は、皮膚に塗布することにより行うが、摩擦、洗浄などにより皮膚から剥離するため、常に単糖類を塗布しなければならないという問題がある。 この出願発明は、直接皮膚に作用せずに、体内にいったん吸収された後に、体内で単糖類を生じることにより、皮膚の損傷、劣化、衰えを回復する皮膚用剤、とくに、皮膚用外用剤を提供することを目的とする。 この出願発明は、A.コール酸B.大豆イソフラボンまたは大豆イソフラボン配糖体C.クルクミンのA、BおよびCの成分を含むことを特徴とする皮膚用剤に関する。 この出願発明は、いわゆる、津液を改善する物質を利用することにより、皮膚の症状を治療するものであり、とくに、美白、しみ、しわ、発毛、育毛の化粧料、あるいは、美肌作用、アトピー性皮膚炎治療作用、皮膚炎群治療作用、皮膚真菌治療作用、疣贅治療作用、色素沈着症治療作用、尋常性乾癖治療症、老人性乾皮症、老人性角化腫治療作用、皮膚損傷治療作用、発毛促進作用、消化液分泌促進作用、発汗促進作用、便通促進作用、内出血治療作用及び利尿作用等の医薬としてすぐれた効果が得られる。 また、抗癌剤による副作用、例えば、脱毛、内出血などに有効である。従って、抗癌剤と併用することによりこれらの副作用を抑えることができる。 この出願発明のイソフラボン、アシルイソフラボンおよびイソフラボン配糖体は、大豆に含まれる大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体がとくに好ましい。 アシルイソフラボンのアシル基としては、炭素数2〜18個の飽和または不飽和脂肪酸の酸残基が好ましく、酢酸、パルミチン酸、ステアリン酸の酸残基がとくに好ましい。また、アシル化はイソフラボンの水酸基のすべてがアシル化されていてもよいし、その一部がアシル化されていてもよい。 アシル化することにより、油溶性を増すことができるので、油剤の場合には、多量のアシルイソフラボンを溶解することができる。また、アシル化することにより、皮膚の刺激をやわらげることができる。 また、辛味物質、苦味物質又は酸味物質を加えることが好ましく、食品であることがより好ましい。 辛味物質、苦味物質又は酸味物質は、辛味物質であることが好ましい。 辛味物質は、ウコンのクルクミン、トウガラシのカプサイシン、コショウのピペリン、ショウガのジンゲロン、ショウガの[6]−ショーガオール、ショウガの[6]−ジンゲロールであることが好ましく、クルクミンがとくに好ましい。 苦味物質は、スウェルチアマリン、ゲンチオピクリン、ロガニンが好ましい。 また、酸味物質は、クエン酸、乳酸が好ましい。 この出願発明の皮膚用剤は、単糖類を含むことが好ましい。 単糖類としては、グルコース、ガラクトース等が好ましく、ガラクトースがとくに好ましい。 また、糖類は糖あるいは糖のアシルエステルが使用され、アシルエステルが好ましい。 アシルとしては、脂肪酸が好ましく、また、エステルはアルコールの1個〜総てがアシル化されていてもよい。 この出願発明の皮膚用剤は、肝油を加えることが好ましく、こう骨類、魚類の肝油がとくに好ましい。 この出願発明の皮膚用剤は、生薬を加えることが好ましく、いわゆる津液作用を有する単糖類を生産する生薬、いわゆる補血・活血作用を有する生薬が好ましい。 津液作用を有する生薬は、ブクリョウ、セキブクリョウ、ブクシン、ブクリョウヒ、チョレイ、タクシャ、インチンコウ、モクボウイ、カンボウイ、カッセキ、ヨクイニン、トウカニン、トウカヒ、モクツウ、ツウソウ、トウシンソウ、クバク、ジフシ、ヘンチク、セキイ、シャゼンシ、シャゼンソウ、トウキヒ、ヒカイ、キンセンソウ、セキショウズ、ハンペンレン、ギョクマイシュ、シャジン、セイヨウジン、テンモンドウ、バクモンドウ、セッコク、ギョクチクビャクゴウ、ソウキセイ、カンレンソウ、ジョテイシ、ゴマ、コクズ、コクズイ、キバン、キバンキョウ、ベッコウ、ベッコウキョウ、マオウ、ケイシ、シソヨウ、ケイガイ、キョウカツ、コウホン、ビャクシ、サイシン、ショウキョウ、ソウハク、コウジュ、ゲンスイ、セイリュウカ、シンイ、ハツカ、ゴボウシ、センタイ、ソウヨウ、キクカ、ノギクカ、マンケイシ、フヘイ、モクゾク、コクセイソウ、カッコン、サイコ、ダイオウ、ボウショウ、バンシャヨウ、ロカイ、マシニン、イクリニン、ケンゴシ、カンスイ、ゲンカ、タイゲキ、ショウリク、ゾクズイシ、テイレキシ、ウキュウコンピ、セッコウ、チモ、サンシシ、タンチクヨウ、カゴソウ、カンスイセキ、レンシン、ロコン、ケツメイシ、セイソウシ、ミツモウカ、ヤミョウシャ、ユウタン、セイテンキ、サイカク、ショウジオウ、ゲンジン、ボタンピ、シコン、ジコッピ、ビャクビ、ギンサイコ、オウゴン、オウレン、オウバク、リュウタン、クジン、シンピ、コオウレン、キンギンカ、レンギョウ、タイセイヨウ、バンランコン、ホコウエイ、シカジチョウ、バイショウソウ、ジュウヤク、キンシャトウ、センシンレン、ビャッカジャゼツソウ、ジタントウ、ハクトウオウ、アタンシ、バシケン、ハクセンビ、ドブクリョウ、カンジュウ、バボツ、サンズコン、ヤカン、ドゴシツ、ケンジン、キンカラン、カヨウ、リョクズ、セイカ、ハクヘンズ、ズケン、セイコウ、ロクジョウ、ゴウカイ、ヤモリ、トウチュウカソウ、ニクジュヨウ、サヨウ、インヨウカク、ハゲキテン、コロハ、コトウニク、ホコツシ、ヤクチニン、センボウ、トチュウ、クセキ、ゾクダン、コツサイホ、トクシ、トウシツリ、シカシャ、キュウシ、カイクジン、ヨウキセキ、ガカンセキ、シャジン、セイヨウジン、テンモンドウ、セッコク、ギョクチク、ヒャクゴウ、ソウキセイ、カンレイソウ、ジョテイシ、ゴマ、コクズ、キバン、ベッコウなどがある。 また、補血・活血作用を有する生薬は、センキュウ、タンジン、ケイケットウ、モウトウセイ、エンゴサク、ウコン、キョウォウ、ヤクモソウ、ジュウイシ、タクラン、リョウショウカ、ゲッキカ、サクバイカ、シカラク、セキシャク、トウニン、コウカ、バンコウカ、ガジュツ、サンリョウ、ニュウコウ、モツヤク、ゴシツ、オウフルギョウ、ロロツウ、リュウキド、ラクトクダ、シゼンドウ、ケッケツ、ソボク、キュウセイシ、ホウセンカ、ゴレイシ、ガリョウシ、センザンコウ、スイテツ、シャチュウ、サンヨウケツ、ジュクジオウ、カシュウ、トウキ、ビャクシャク、アキョウ、クコシ、ソウジン、リュウガンニク、ゴオウ、獣胆、魚胆がある。 この出願発明の皮膚用剤は、化粧料であることが好ましい。 化粧料としては、美白、しみ、皺、発毛、育毛にすぐれた効果がある。 また、化粧料は内用剤であってもよいが、外用剤であることがとくに好ましい。 この出願発明の皮膚用剤は、医薬であることが好ましい。 医薬としては、美肌作用、アトピー性皮膚炎治療作用、皮膚炎群治療作用、皮膚真菌治療作用、疣贅治療作用、色素沈着症治療作用、尋常性乾癖治療症、老人性乾皮症、老人性角化腫治療作用、皮膚損傷治療作用、発毛促進作用、消化液分泌促進作用、発汗促進作用、便通促進作用、内出血治療作用及び利尿作用であることが好ましい。 医薬は、内服薬、座薬、注射薬、外用薬である等の剤形で使用することができる。 また、この出願発明の皮膚用剤とくに皮膚用外用剤は、浴用剤であることが好ましい。 この出願発明はその他の成分として、医薬品一般が使用され、ビタミン類、アミノ酸類が使用される。 シムノールおよび/またはシムノールエステルは、鮫の胆汁に含まれている。 シムノールはつぎの構造式で表される。 また、シムノール硫酸エステルナトリウム塩はつぎの構造式で表される。 また、この出願発明において用いられるもうひとつの素材は、イソフラボン、アシルイソフラボンおよびイソフラボン配糖体である。 大豆に含まれるこの目的のための有効成分はダイズイン(Daidzin)、グリシチン(Glycitin)、ゲニスチン(Genistin)などの数種のイソフラボン配糖体であり、また、そのアグリコンであるゲニン、ダイゼイン(Daidzein)、グリシテイン(Glycitein)、ゲニステイン(Genistein)などの数種のイソフラボンである。 大豆は大豆油の製造原料であるが、大豆油の需要量は大きく、その副産物である大豆粕は同時に大量に生産される。大豆粕の一部は食品原料となる大豆蛋白などの製造原料となるが主として肥料、飼料として使われその価格は極めて低い。産業廃棄物に近い大豆粕を原料として大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体を高い純度で廉価に製造することができる。 コール酸は、0.01%〜10%が好ましく、0.06%〜5%がとくに好ましい。 コール酸の一日の投与量は、1〜1000mgが好ましく、2〜300mgがより好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。 大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体は、0.01%〜30%が好ましく、更には0.05%〜20%がとくに好ましい。 イソフラボン、アシルイソフラボンおよびイソフラボン配糖体の一日の投与量は、1〜500mgが好ましく、5〜200mgがより好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。 シムノールは、0.01〜5%が好ましく、0.05〜3%がとくに好ましい。 シムノールおよび/またはシムノールエステルの一日の投与量は、0.1〜100mgが好ましく、0.1〜50mgがより好ましく、0.3〜10mgがとくに好ましい。 クルクミンは1〜30%が好ましく、5〜20%がとくに好ましい。 一日の投与量は、1〜500mgが好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。 ガラクトースは0.1%〜30%が好ましく、1%〜5%がとくに好ましい。 一日の投与量は、0.5〜500mgが好ましく、1〜100mgがとくに好ましい。 アセチルガラクトースは0.1%〜30%が好ましく、1%〜5%がとくに好ましい。 一日の投与量は、0.5〜500mgが好ましく、1〜100mgがとくに好ましい。 この出願発明の皮膚用剤を外用剤として投与する剤形としては、とくに限定されないが、クリーム、乳剤、液剤、軟膏などとして使用することが好ましい。 また、それらの配合成分は、通常のクリーム、乳剤、液剤、軟膏に使用されるものが使用される。 また、この出願発明の皮膚用剤を内服薬、座薬、注射薬として投与するときは通常の消化薬、賦形剤等が使用される。 カプセル剤は、ゼラチン皮膜を約60℃に加温しすべての原料を均質に溶解する。ゾル状態にあるこの溶液のゼラチン皮膜をロータリー式充填機にセットする。 更に、内容液を加温し均質になるまで撹拌する。完全に混合分散した後、この溶液をロータリー式充填機にセットする。ゼラチン皮膜と内容液の溶液をセットした後運転を開始する。 製造直後のカプセルは、皮膜中に34−40%の水分を含むので形状が固定されるまで回転タンブラー等の乾燥機の中で低湿度空気を送風して乾燥する。その後、更に低湿度乾燥室内で目的とする製品水分まで乾燥を続ける。 カプセルの内容量は150mg〜400mgが好ましい。 錠剤は、素錠の原料である大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体、コール酸、ガラクトースを粉砕機にかけて一定の粒度に粉砕する。次に粉砕したものを混合機にかけ、残った他の素錠の原料を加え十分に混合する。均質に混合した後造粒機にかけ、造粒する。造粒した顆粒を乾燥し、水分を調節し整粒工程を経て打錠を行うことがとくに好ましい。 このようにして製造した素錠に自動コーティングパン装置(ドリアコーターDRC−1600型機)によりコーティング層を形成し、糖衣錠を製造する。 糖衣の目的は、錠剤を呑みやすくする、耐光性、防湿性そして低酸素透過性の付与による安定性の向上等である。 たとえば、自動コーティングパン装置(ドリアコーターDRC−1600型機)によりコーティング層を形成する。 この時の素錠一錠あたりの重量は、100mg〜300mgが好ましい。 また、糖衣の重量は素錠重量に対し40%〜70%が好ましい。 以下に、この出願発明を具体的に説明する。実施例1栄養クリーム(O/W)(A)POE(40)モノステアレート 3.0部 ソルビタンモノパルミテート 1.0部 イソオクタン酸セチル 10.0部 ミリスチン酸イソプロピル 5.0部 流動パラフィン(#70) 5.0部 MCステアリン酸 10.0部 セタノール 3.0部 パラフィンワックス(135゜F) 3.0部 脱水ラノリン 2.0部 ジパルミチン酸ピリドキシン 0.3部 メチルパラペン 0.1部 ブチルパラペン 0.1部 コール酸 0.1部 大豆イソフラボン(純度100%換算) 0.5部 アセチルガラクトース 2.0部 クルクミン 0.1部(B)棚砂 0.5部 プロピレングリコール 5.0部 精製水 適量 全量 100.0部(C)香料 0.3〜0.6部実施例2乳液(A)POE(20)ベヘニルエーテル 2.4部 ソルビタンモノパルミテート 1.6部 パルミチン酸イソステアリル 5.0部 ミリスチン酸イソプロピル 3.0部 脱水ラノリン 1.5部 MCステアリン酸 1.0部 セタノール 1.0部 ミツロウ 2.0部 パラフィンワックス(135゜F) 2.0部 鯨ロウ 2.0部 メチルパラペン 0.1部 ブチルパラペン 0.1部 コール酸 0.1部 アセチル化ガラクトース 2.0部 クルクミン 0.1部(B)棚砂 0.5部 カーボポール940(2%水溶液) 10.0部 プロピレングリコール 10.0部 大豆イソフラボン(純度100%換算) 0.1部 ガラクトース 2.0部 精製水 適量 全量 100.0部(C)香料 0.2〜0.4部実施例3栄養クリーム(W/○)(A)POE((15)グリセリン植物油脂肪酸エステル 1.5部 ソルビタンセスキオレエート 3.5部 パルミチン酸イソプロピル 10.0部 流動パラフィン(#70) 10.0部 セタノール 4.0部 パラフィンワックス(135゜F) 5.0部 ミツロウ 10.0部 メチルパラベン 0.1部 ブチルパラベン 0.1部 コール酸 0.5部 アセチルガラクトース 2.0部 クルクミン 0.1部(B)棚砂 0.5部 プロピレングリコール 2.0部 大豆イソフラボン(100%換算) 1.0部 精製水 適量 全量 100.0部(C)香料 0.3〜0.5部実施例4コールドクリーム(W/O)(A)POE(6)ソルビタンモノオレエート 1.0部 ソルビタンモノイソステアレート 4.0部 モノイソステアリン酸バチル 1.0部 流動パラフィン(#70) 25.0部 ラノリンアルコール 4.0部 ミツロウ 15.0部 パラフィンワックス(135゜F) 5.0部 メチルパラペン 0.1部 ブチルパラペン 0.1部 アセチル化ガラクトース 2.0部 大豆イソフラボン(純度100%換算) 0.1部 コール酸 0.1部(B)棚砂 0.8部 精製水 適量 全量 100.0部(C)香料 0.3〜0.5部実施例5ダブルエマルジョン(○/W/○)(A)環状5量体シリコーン(信越KF995) 30部 ポリエーテル変性シリコーン(信越KF6017) 4部 ベントン38(レオックス社) 2部(B)グリセリン 10部 実施例2の乳液 適量 全量 100部(C)香料 0.2〜0.4部実施例6(A)ゼラチン皮膜液処方 ゼラチン 48部 グリセリン 15部 パール剤(魚鱗箔) 0.7部 パラベン 0.3部 精製水 36.5部(B)内溶液処方 サフラワー油 70部 ミツロウ 2部 大豆イソフラボン(純度100%換算) 12.5部 コール酸 12.5部 ガラクトース 1部 蔗糖エステル 2部実施例7(A)ゼラチン皮膜液処方 ゼラチン 48部 グリセリン 15部 パール剤(魚鱗箔) 0.7部 パラベン 0.3部 精製水 36.5部(B)内溶液処方 クルクミン 2.0部 シムノール硫酸エステルNa 0.1部 大豆イソフラボン 10.4部 タラ肝油 6.7部 酢酸トコフェロール 0.4部 ヘプタデカン酸 2.5部 イノシン酸 8.3部 人参エキス 16.7部 ミツロウ 4.6部 サフラワー油 49.3部実施例8(A)ゼラチン皮膜液処方 ゼラチン 48部 グリセリン 15部 パール剤(魚鱗箔) 0.7部 パラベン 0.3部 精製水 36.5部(B)内溶液処方 クルクミン 2.5部 コール酸 5.0部 大豆イソフラボン配糖体 10.4部 ヘプタデカン酸 2.5部 イノシン酸 8.3部 ミツロウ 4.5部 サフラワー油 67.8部カプセル剤の製造 Aを約60℃に加温しすべての原料を均質に溶解する。ゾル状態にあるこの溶液Aをロータリー式充填機にセットする。 更に、Bを加温し均質になるまで撹拌する。完全に混合分散した後、この溶液をロータリー式充填機にセットする。A、Bの溶液がセットした後運転を開始する。 製造直後のカプセルは、皮膜中に34−40%の水分を含むので形状が固定されるまで回転タンブラー等の乾燥機の中で低湿度空気を送風して乾燥する。その後、更に低湿度乾燥室内で目的とする製品水分まで乾燥を続ける。 カプセルの内容量は200mgである。これを一日当たり2カプセルを目安に内服又は食する。 有効成分の大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンあるいは大豆イソフラボン配糖体、シムノールあるいはシムノールサルフェイト、クルクミン、ガラクトースの配合可能量は4者を合計した量として35部以内が好ましい。この範囲でそれぞれの比率を変えるのは自由である。 また、これらの合計量を減少してもよく、減少した分だけサフラワー油を増やす。 例えば、大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンあるいは大豆イソフラボン配糖体20部、シムノールあるいはシムノールサルフェイト0.5部、クルクミン11.5部、ガラクトース3部でも良い。実施例9(A)素錠処方 大豆イソフラボン 12部 コール酸 12部 ガラクトース 2部 乳糖 30部 結晶セルロース 26部 蔗糖エステル 8部 とうもろこしタンパク 4部 馬鈴薯でんぷん 4部 ゼラチン 1部 タルク 1部(B)フィルムコーティング液処方 ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 10部 ポリエチレングリコール6000 1部 酸化チタン 2部 精製水 87部実施例10(A)素錠処方 大豆イソフラボン 12部 コール酸 12部 ガラクトース 2部 乳糖 30部 結晶セルロース 26部 蔗糖エステル 8部 とうもろこしタンパク 4部 馬鈴薯でんぷん 4部 ゼラチン 1部 タルク 1部(B)糖衣処方 グラニュー糖 50部 乳糖 39部 シェラック 4部 ゼラチン 2部 炭酸カルシュウム 2部 二酸化チタン 1部 タルク 1部 アラビアガム末 1部実施例11錠剤の製法 実施例8(A)で示した素錠の原料である大豆イソフラボン、コール酸、ガラクトースを粉砕機にかけて一定の粒度に粉砕する。次に粉砕したものを混合機にかけ、残った他の素錠の原料を加え十分に混合する。均質に混合した後造粒機にかけ、造粒する。造粒した顆粒を乾燥し、水分を調節し整粒工程を経て打錠を行う。 このようにして製造した素錠に自動コーティングパン装置(ドリアコーターDRC−1600型機)によりコーティング層を形成し、糖衣錠を製造する。 糖衣の目的は、錠剤を呑みやすくする、耐光性、防湿性そして低酸素透過性の付与による安定性の向上等である。 製法的には、自動コーティングパン装置(ドリアコーターDRC−1600型機)によりコーティング層を形成する。 この時の素錠一錠あたりの重量は200mgであり、糖衣の重量は素錠重量に対し140mgである。実施例12フィルムコート(FC)錠 FC錠の目的は、苦味、臭いなどのマスキングによる食性の向上、更に腸溶性、徐放性機能の付与による効果発現の調整等である。 コーティング装置(ハイコーターHCF−150型機)を使用し、素錠に対して重量で2〜5%をコーティングする。 素錠は200mgであり、フィルム重量は8mgである。 錠剤は、一日あたり2錠を目安に服用あるいは食する。実施例13栄養クリーム(O/W)(A)POE(40)モノステアレート 3.0部 ソルピタンモノパルミテート 1.0部 イソオクタン酸セチル 10.0部 ミリスチン酸イソプロピル 5.0部 流動パラフィン(#70) 5.0部 MCステアリン酸 10.0部 セタノール 3.0部 パラフィンワックス(135゜F) 3.0部 脱水ラノリン 2.0部 ジパルミチン酸ピリドキシン 0.3部 メチルパラペン 0.1部 プチルパラペン 0.1部 コール酸 0.1部 アセチル大豆イソフラボン 0.5部 (全ての水酸基をアセチル化したもの純度100%換算) アセチルガラクトース 2.0部(B)硼砂 0.5部 プロピレングリコール 5.0部 精製水 適量 全量 100.0部(C)香料 0.3〜0.6部実施例14乳液(O/W)(A)POE(20)ベヘニルエーテル 2.4部 ソルビタンモノパルミテート 1.6部 パルミチン酸イソステアリル 5.0部 ミリスチン酸イソプロビル 3.0部 脱水ラノリン 1.5部 MCステアリン酸 1.0部 セタノール 1.0部 ミツロウ 2.0部 パラフィンワックス(135゜F) 2.0部 鯨ロウ 2.0部 メチルパラペン 0.1部 ブチルパラペン 0.1部 コール酸 0.1部 アセチルガラクトース 2.0部 アセチル大豆イソフラボン 0.1部 (全ての水酸基をアセチル化したもの。純度100%換算)(B)硼砂 0.5部 カーボポール940(2%水溶液) 10.0部 プロピレングリコール 10.0部 ガラクトース 2.0部 精製水 適量 全量 100.0部(C)香科 0.2〜0.4部実施例15 コールドクリーム(W/O)(A)POE(6)ソルビタンモノオレエート 1.0部 ソルビタンモノイソステアレート 4.0部 モノイソステアリン酸バチル 1.0部 流動パラフィン(#70) 25.0部 ラノリンアルコール 4.0部 ミツロウ 15.0部 パラフィンワックス(135゜F) 5.0部 メチルパラペン 0.1部 ブチルパラペン 0.1部 アセチル化ガラクトース 2.0部 アセチル大豆イソフラボン 0.1部 (すべての水酸基をアセチル化したもの。純度100%換算)コール酸 0.1部 (B)硼砂 0.8部 精製水 適量 全量 100.0部 (C)香料 0.3〜0.5部実施例16ダブルエマルジョン処方(O/W/O) (A)環状5量体シリコーン(信越KF995) 30.0部 ポリエーテル変性シリコーン(信越KF6017) 4.0部 ベントン38(レオックス社) 2.0部(B)グリセリン 10.0部 実施例11の乳液 適量 全量 100.0部(C)香料 0.2〜0.4部 ダブルエマルジョンは、(B)を混合し、ついで、(A)を加えて混合し、最後に(C)を加えて混合する。 このようにすることによりO/W/Oのダブルエマルジョンを製造する。 実施例7のカプセル剤を16週間投与したところ、例えば、毛髪に関しては、つぎのような効果があった。 銀髪の62才の男性の額の生え際に沿って黒髪が発毛した。61才男性の“もみあげ”と額中央の髪が黒くなった。55才の男性の太い黒髪が2本前頭部に生えた。68才の女性の額に沿って黒い髪が生え、前腕の毛が異常に長くなった。発毛現象は左半身に著明であった。68才の女性の額に沿ってカツラの様に髪の毛が黒くなった。82才の女性の眉毛が濃くなった。55才の男性の後退した額の生え際に、黒髪が9〜12本生えた。64才の女性の髪の毛が生え、疣が消えた。74才の女性の眉毛が黒くなった。甲状腺昨機能低下症で脱毛症の64才の女性が16週間服用することにより治った。健康体の74才の女性が16週間服用することにより脱毛症が治った。肺癌、脳腫瘍の34才の女性の副作用による脱毛症が著しく改善された。白斑の69才の女性が2週間服用することにより皮膚に赤みが差してきた。55才の白斑の女性が4週間服用することにより良くなってきた。 同様に、美肌作用、アトピー性皮膚炎治療作用、皮膚炎群治療作用、皮膚真菌治療作用、疣贅治療作用、色素沈着症治療作用、尋常性乾癖治療症、老人性乾皮症、老人性角化腫治療作用、皮膚損傷治療作用、発毛促進作用、消化液分泌促進作用、発汗促進作用、便通促進作用、及び利尿作用等についても効果が確認された。 この出願発明は新しい皮膚用剤に関する。A.コール酸B.大豆イソフラボンまたは大豆イソフラボン配糖体C.クルクミンのA、BおよびCの成分を含むことを特徴とする皮膚用剤。単糖類を含むことを特徴とする請求項1に記載の皮膚用剤。単糖類がアシルエステルであることを特徴とする請求項2に記載の皮膚用剤。肝油を加えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚用剤。生薬を加えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚用剤。化粧料であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚用剤。化粧料が美白、しみ、しわ、荒れ肌、発毛、育毛の化粧料であることを特徴とする請求項6に記載の皮膚用剤。化粧料が外用剤であることを特徴とする請求項6に記載の皮膚用剤。医薬であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚用剤。医薬が、美肌作用、アトピー性皮膚炎治療作用、皮膚炎群治療作用、皮膚真菌治療作用、疣贅治療作用、色素沈着症治療作用、尋常性乾癖治療症、老人性乾皮症、老人性角化腫治療作用、皮膚損傷治療作用、発毛促進作用、消化液分泌促進作用、発汗促進作用、便通促進作用、内出血治療作用及び利尿作用であることを特徴とする請求項9に記載の皮膚用剤。医薬が外用薬であることを特徴とする請求項9または10に記載の皮膚用剤。医薬が内服薬、座薬、注射薬であることを特徴とする請求項9または10に記載の皮膚用剤。浴用剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚用剤。 【課題】 この出願発明は、単糖類を生成する物質を利用すること、また、血と津液を改善することにより、とくに、美白、しみ、しわ、荒れ肌、発毛、育毛の化粧料、医薬美肌作用、アトピー性皮膚炎治療作用、皮膚炎群治療作用、皮膚真菌治療作用、疣贅治療作用、色素沈着症治療作用、尋常性乾癖治療症、老人性乾皮症、老人性角化腫治療作用、皮膚損傷治療作用、発毛促進作用、消化液分泌促進作用、発汗促進作用、便通促進作用、及び利尿作用等としてすぐれている医薬を提供することを目的とする。【解決手段】 この出願発明は、イソフラボンおよび/またはアシルイソフラボンおよび/またはイソフラボン配糖体、およびコール酸を含む皮膚用剤とくに外用剤の皮膚用剤に関する。【選択図】 なし。


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