タイトル: | 公表特許公報(A)_S1P5受容体の作動薬および拮抗薬ならびにそれらの使用方法 |
出願番号: | 2011549346 |
年次: | 2012 |
IPC分類: | C07C 69/757,C07C 217/56,C07C 229/48,C07C 229/50,C07C 229/14,C07F 7/10,C07D 205/04,C07D 403/06,C07D 207/27,C07D 211/62,C07D 207/08,C07D 207/16,C07D 307/22,C07D 211/60,C07D 209/02,C07D 417/10,C07D 409/10,C07D 409/06,C07D 405/06,C07D 409/12,C07D 413/06,C07D 401/06,C07D 401/10,C07D 405/10,A61K 31/397,A61K 31/4045,A61K 31/403,A61K 31/695,A61K 31/4015,A61K 31/137,A61K 31/445,A61K 31/40,A61K 31/196,A61K 31/341,A61K 31/427,A61K 31/422,A61K 31/4427,A61P 25/02,A61P 25/00,A61P 25/04,A61P 25/28,A61P 25/14,A61P 25/16,A61P 43/00,A61P 25/08,A61P 29/00,A61P 5/14,A61P 13/12,A61P 27/02,A61P 9/00,A61K 45/00 |
ハリス,クリストフアー・エム ホブソン,エイドリアン・デイー ウイルソン,ノエル・エス JP 2012517446 公表特許公報(A) 20120802 2011549346 20100210 S1P5受容体の作動薬および拮抗薬ならびにそれらの使用方法 アボット・ラボラトリーズ 391008788 ABBOTT LABORATORIES 特許業務法人川口國際特許事務所 110001173 ハリス,クリストフアー・エム ホブソン,エイドリアン・デイー ウイルソン,ノエル・エス US 61/207,301 20090210 C07C 69/757 20060101AFI20120706BHJP C07C 217/56 20060101ALI20120706BHJP C07C 229/48 20060101ALI20120706BHJP C07C 229/50 20060101ALI20120706BHJP C07C 229/14 20060101ALI20120706BHJP C07F 7/10 20060101ALI20120706BHJP C07D 205/04 20060101ALI20120706BHJP C07D 403/06 20060101ALI20120706BHJP C07D 207/27 20060101ALI20120706BHJP C07D 211/62 20060101ALI20120706BHJP C07D 207/08 20060101ALI20120706BHJP C07D 207/16 20060101ALI20120706BHJP C07D 307/22 20060101ALI20120706BHJP C07D 211/60 20060101ALI20120706BHJP C07D 209/02 20060101ALI20120706BHJP C07D 417/10 20060101ALI20120706BHJP C07D 409/10 20060101ALI20120706BHJP C07D 409/06 20060101ALI20120706BHJP C07D 405/06 20060101ALI20120706BHJP C07D 409/12 20060101ALI20120706BHJP C07D 413/06 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AP(BW,GH,GM,KE,LS,MW,MZ,NA,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PE,PG,PH,PL,PT,RO,RS,RU,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN,ZA,ZM,ZW US2010023768 20100210 WO2010093704 20100819 179 20111006 4C037 4C054 4C063 4C069 4C084 4C086 4C204 4C206 4H006 4H049 4C037DA08 4C054AA02 4C054BB03 4C054CC03 4C054DD01 4C054EE01 4C054EE32 4C054FF32 4C063AA01 4C063BB03 4C063BB06 4C063BB08 4C063CC06 4C063CC08 4C063CC12 4C063CC51 4C063CC62 4C063CC76 4C063CC81 4C063CC92 4C063DD02 4C063EE01 4C069AA05 4C069AA16 4C069AB12 4C069BB48 4C069BC12 4C069BD02 4C069CC13 4C084AA19 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本願は、2009年2月10日出願の米国暫定特許出願第61/207301号に対する優先権それの恩恵を主張するものである。 スフィンゴシン−1−ホスフェート(S1P)は、スフィンゴミエリン生合成経路の一部であり、複数の生体プロセスに影響することが知られている。S1Pは、スフィンゴシンキナーゼ(SK1およびSK2)によるスフィンゴシンのリン酸化によって形成され、それはスフィンゴシンリアーゼによる開裂によって分解してパルミトアルデヒドおよびホスホエタノールアミンを生成するか、リン脂質ホスファターゼ類による脱リン酸化によって分解する。S1Pは血清中で高レベル(約500nM)で存在し、ほとんどの組織で認められる。S1Pはいくつかの刺激に応答して非常に多様な細胞で合成され得るものであり、その刺激にはサイトカイン類、成長因子およびGタンパク質共役受容体(GPCR)リガンドなどがある。S1Pに結合するGPCR類(現在では、S1P受容体S1P1−5と称される)は、百日咳毒素感受性(Gi)経路ならびに百日咳毒素非感受性経路によって結合して、多様なプロセスを刺激する。S1Pファミリーの個々の受容体は、組織特異的でもあり、応答特異的でもあることから、治療標的として有望である。 S1Pは、細胞および組織から多くの応答を誘起する。特に、S1Pは、5種類全てのGPCR、すなわちS1P1(Edg−1)、S1P2(Edg−5)、S1P3(Edg−3)、S1P4(Edg−6)およびS1P5(Edg−8)で作働薬であることが明らかになっている。S1P受容体でのS1Pの作用が、アポトーシス、細胞形態における変化、細胞遊走、成長、分化、細胞分裂、血管新生、乏突起膠細胞の分化および生存、軸索電位の調節、およびリンパ球輸送の変化を介した免疫系の調節に対する抵抗性に関連づけられている。従って、S1P受容体は、例えば腫瘍性疾患、中枢神経系および末梢神経系の疾患、自己免疫障害および移植における組織拒絶の治療における治療標的となる。これらの受容体も、構造的に関連するリゾホスファチジン酸(LPA)の3種類の他のリゾリン脂質受容体である、LPA1、LPA2およびLPA3と50から55%のアミノ酸同一性を共有している。 GPCRは、複数の疾患領域にわたる市販薬の多くの例における優れた薬剤標的である。GPCRは、細胞の細胞外表面上のホルモンに結合する細胞表面受容体であり、細胞膜を横断して細胞内部にシグナルを伝達する。内部信号がGタンパク質との相互作用によって増幅され、そのタンパク質は次に各種の第2のメッセンジャー経路と相互作用する。この伝達経路は、数例を挙げると細胞骨格変化、細胞運動、増殖、アポトーシス、分泌およびタンパク質発現の調節などの下流細胞応答で明らかになる。個々の受容体が異なる組織で発現され、個々の受容体を組織特異的かつ応答特異的とする各種経路によって信号伝達することから、S1P受容体は良好な薬剤標的となる。一つの受容体に対して選択的な作働薬または拮抗薬が開発されれば、細胞応答をその受容体を含む組織に限定して、望ましくない副作用が制限されることから、S1P受容体の組織特異性は望ましいものである。S1P受容体の応答特異性も、それによって他の応答に影響を与えることなく、ある種の細胞応答を開始または抑制する作働薬または拮抗薬の開発が可能となることから重要である。例えば、S1P受容体の応答特異性により、細胞の形態に影響を与えることなく血小板凝集を開始するS1P模倣薬が可能となると考えられる。 個々のS1P受容体刺激が生理的に何を示唆するかについては、一部には受容体型選択的リガンドの欠如が原因でほとんど解明されていない。S1P受容体に対する強力な作働薬活性もしくは拮抗薬活性を有するS1P類縁体の単離および特性決定は限られたものであった。 S1P1は例えば、広く発現され、ノックアウトによって大血管が破裂するために胚死亡が生じる。S1P1ノックアウトマウスからのリンパ球を用いる養子細胞伝達実験により、S1P1欠乏リンパ球は二次リンパ器官に入り込むことが明らかになっている。逆に、S1P1を過剰発現するT細胞は、二次リンパ器官ではなく血液コンパートメント(compartment)に優先的に分配される。これらの実験は、S1P1が、二次リンパコンパートメントへのリンパ球のホーミング(homing)およびトラフィッキング(trafficking)に関与する主たるスフィンゴシン受容体であることを示す証拠を提供する。 S1P2受容体は、多くの種類の平滑筋組織中ならびに肥満細胞、マクロファージ、樹状細胞、好酸球および内皮細胞上で発現される。S1P2のS1P刺激は、気道平滑筋収縮性を誘発し、コリン作動性刺激に対する気道の応答を強化する(Kume、H., et al., (2007) J Pharm Exp Ther 320, 766−773)。S1P2シグナル伝達の必要条件が、IgE受容体介在肥満細胞脱顆粒に関して示されている(Jolly, P.S. et al. (2004) J. Exp. Med. 199, 959−970)。内皮細胞培養物の傍細胞透過性におけるS1P誘発増加はS1P2依存性であり、S1P2拮抗作用が過酸化水素負荷潅流肺における血管透過性を遮断する(Sanchez, T., et al. (2007) Arterioscler Thromb Vasc Biol27, 1312−1318)。S1P2受容体の拮抗作用は、高血圧も誘発した(US2006/0148844A1)。さらに、S1P2は、虚血誘発網膜症後の病的新血管形成に関与することが明らかになっている(Skoura, A. et al. (2007) J. Clin. Invest. 117, 2506−2516)。 S1P3受容体は、心臓、肺、腎臓および免疫系で発現される。S1P3刺激は多くの組織の平滑筋の収縮を誘発し、S1P2機能と重複する可能性がある。さらに、S1P3は、気道抵抗、障壁完全性および非選択的S1P受容体作動薬関連の徐脈を調節する(Sanna, M. G., et al. (2004) J. Biol. Chem. 279, 13839−13848; Gon, Y (2005) Proc Natl. Acad. Sci, 102, 9270−9275)。 S1P受容体ファミリーのうち、S1P4は最も制限的発現プロファイルを有し、専ら免疫系で発現される。S1P4の最高発現は、好中球、NK細胞、B細胞、T細胞およびおよび単核球上でのものである。S1P4の生理機能についてはほとんど解明されていない。 S1P5受容体は、中枢神経系で、主として乏突起膠細胞およびニューロン上で、そして免疫系で、主としてナチュラルキラー細胞、T細胞および好中球上で発現される。S1P5は、乏突起膠細胞前駆細胞の遊走を調節し、一次的にそれらの突起退縮を誘発する。さらに、S1P5刺激は、成熟乏突起膠細胞の生存を促進する(Jaillard, C, et al. (2005 J. Neuroscience 25, 1459−1469, Novgorodov, A.S., et al. (2007) FASEB J21, 1503−1541)。恒常状態または炎症状態下でのナチュラルキラー細胞のイン・ビボ遊走では、S1P5受容体が必要である(Walzer, T., et al. (2007) Nature Immunology 8, 1337−1344)。 スフィンゴ脂質は、脂質ラフトまたはコレステロール豊富膜微小ドメインで濃縮される必須の血漿膜脂質である。これらの脂質は、スフィンゴミエリンまたは複合スフィンゴ糖脂質などのスフィンゴ脂質をセラミドおよび次にスフィンゴシンに変換する酵素カスケードの活性化による各種血漿−膜受容体の刺激後に急速に代謝され得る。次に、2種類のスフィンゴシンキナーゼ(SK1およびSK2)がスフィンゴシンをリン酸化してスフィンゴシン−1−ホスフェート(S1P)とする。セラミドおよびS1Pは、相反する生理プロセスを調節するものであり、セラミドは酸化的ストレスを生じ、アポトーシス促進性であり、細胞死を誘発するが、一方でS1Pは細胞の生存および増殖を刺激する(Rivera, et al. (2008) Nat. Rev. Immun. 8, 753−763; Cuvillier, O. et al. (1996) Nature 381, 800−803)。 神経変性疾患および認知疾患においてスフィンゴ脂質代謝の変化が強く示唆される。正常な脳およびアルツハイマー病(AD)の脳での遺伝子発現プロファイルの比較により、ホスファチド酸ホスファターゼPPAP2AおよびS1Pリアーゼ遺伝子などのS1P分解に関与する遺伝子が強く上方制御され、S1P産生の遺伝子は変化しないことが示された。さらに、デ・ノボセラミド合成に関与する遺伝子の大半が上方制御され、それらの発現レベルと疾患の重度との間に相関があった(Katsel, P. et al. (2007) Neurochem. Res. 32, 845−856)。遺伝子発現データは、酵素および脂質レベルにおける実際の変化を予測させるものである。正常な脳と比較して、AD脳はセラミド、スフィンゴシンおよびコレステロールのレベル上昇ならびにスフィンゴミエリンおよびS1Pの低下を特徴とする。脂質レベルにおける変化も、これらの患者における疾患重度と相関している(Cutler, R.G. et al. (2004) Proc. Nat. Acad. Sci. 101, 2070−2075; He, X. et al. (2010) Neurobiol. Aging 31, 398−408)。スフィンゴ脂質およびコレステロールにおける同じ変化が、HIV認知症および筋萎縮性側索硬化症を患う患者からの脳組織において報告されており、高セラミドおよび低S1Pが神経変性疾患の特質となり得ることが示唆される(Cutler, R.G. et al (2002) Ann. Neurol. 52, 448−457; Haughey, NJ. et al. (2004) Ann. Neurol. 55, 257−267; Cutler, R.G. et al. (2010) Neurology 63, 626−630)。中枢神経系における1以上のS1P受容体の活性調節は、セラミド/S1Pの均衡をS1P効果方向に、そしてセラミド介在細胞死から離れる方向にシフトすることによる神経変性疾患または認知疾患の治療方法となり得る。 可溶性β−アミロイド(Aβ)オリゴマーは、ADの早期で起こるシナプス損傷および神経細胞死の近接エフェクターであると考えられる。Aβは、神経培養においてセラミドレベルおよび酸化的ストレスの上昇を誘発して、アポトーシスおよび細胞死に至らしめる。S1Pは、このAβ誘発損傷に対する強力な神経保護因子であり、セラミドの効果に対抗する上でのそれの役割と一致している((Cutler, R.G. et al. (2004) Proc. Nat. Acad. Sci. 101, 2070−2075; Malaplate−Armand, C. et al. (2006) Neurobiol. Dis. 23, 178−189)。Aβは炎症誘発性でもあり、単球の損傷個所への移動を誘発し、S1P1、S1P3、S1P4、S1P5受容体作動薬FTY720はその移動を阻害する。Aβは、S1P受容体のS1P2およびS1P5の発現を誘発するが、S1P1、S1P3またはS1P4についてはそれを行わない(Kaneider, N.C. et al. (2004) FASEB J 10.1096/fj.03−1050fje)。FTY720が作用するS1P受容体のプロファイルおよび単球によって発現されるものは、これらの効果にS1P5受容体が介在していることを示唆するものである。 別の研究で、疼痛シグナル調節におけるS1Pの役割が示唆されている。S1Pはカプサイシン感受性感覚神経での活動電位を調節する(Zhang, Y.H. et al. (2006) J Physiol. 575, 101−113; Zhang, Y.H. et al. (2006) J. Neurophyiol. 96, 1042−1052)。S1Pレベルは、急性および炎症性の疼痛モデルで脳脊髄液を減少させ、SK1遺伝子の欠失によるS1Pレベル低下によって、ホルマリンモデルでの足引き込み潜時が悪化した。くも膜下S1Pにより、脊髄の侵害受容処理の主要な二次メッセンジャーであるcAMPが阻害され、疼痛に対する中枢性感作の機序である脊髄でのNMDA受容体のcAMP依存性リン酸化が消失する(Coste, O. et al. (2008) J. Biol. Chem. 283, 32442−32451)。S1P1、S1P3、S1P4、S1P5受容体作動薬FTY720は、S1P1介在免疫抑制を起こさない条件下でホルマリンモデルにおいて抗侵害受容性であり、FTY720は神経因性疼痛の神経部分損傷モデルでの侵害受容行動を低減した(Coste, O. et al. (2008) J. Cell. Mol. Med. 12, 995−1004)。ホルマリンモデルでのS1P1選択的作動薬SEW2871についての活性の欠如およびS1P5の高いCNS発現は、この受容体が疼痛におけるS1P効果に介在するものであることを示唆している。米国特許出願公開第2006/0148844号明細書Kume、H., et al., (2007) J Pharm Exp Ther 320, 766−773.Jolly, P.S. et al. (2004) J. Exp. Med. 199, 959−970.Sanchez, T., et al. (2007) Arterioscler Thromb Vasc Biol27, 1312−1318.Skoura, A. et al. (2007) J. Clin. Invest. 117, 2506−2516.Sanna, M. G., et al. (2004) J. Biol. Chem. 279, 13839−13848.Gon, Y. (2005) Proc Natl. Acad. Sci, 102, 9270−9275.Jaillard, C, et al. (2005 J. Neuroscience 25, 1459−1469.Novgorodov, A.S., et al. (2007) FASEB J21, 1503−1541.Walzer, T., et al. (2007) Nature Immunology 8, 1337−1344.Rivera, et al. (2008) Nat. Rev. Immun. 8, 753−763.Cuvillier, O. et al. (1996) Nature 381, 800−803.Katsel, P. et al. (2007) Neurochem. Res. 32, 845−856.Cutler, R.G. et al. (2004) Proc. Nat. Acad. Sci. 101, 2070−2075.He, X. et al. (2010) Neurobiol. Aging 31, 398−408.Cutler, R.G. et al (2002) Ann. Neurol. 52, 448−457.Haughey, NJ. et al. (2004) Ann. Neurol. 55, 257−267.Cutler, R.G. et al. (2010) Neurology 63, 626−630.Malaplate−Armand, C. et al. (2006) Neurobiol. Dis. 23, 178−189.Kaneider, N.C. et al. (2004) FASEB J 10.1096/fj.03−1050fje.Zhang, Y.H. et al. (2006) J Physiol. 575, 101−113.Zhang, Y.H. et al. (2006) J. Neurophyiol. 96, 1042−1052.Coste, O. et al. (2008) J. Biol. Chem. 283, 32442−32451.Coste, O. et al. (2008) J. Cell. Mol. Med. 12, 995−1004. S1P受容体ファミリーの個々の受容体の作動作用および拮抗作用に関連する満足されていないニーズに対処するため、S1P受容体ファミリーの個々の受容体の作動薬または拮抗薬である強力かつ選択的薬剤が必要とされている。より具体的には、S1P5の作動薬または拮抗薬は、認知障害、神経変性疾患および疼痛の治療において有用である。特に、S1P5選択的リガンドは、免疫抑制を生じさせずにS1P1調節を行うことで、これらの疾患に対して有用であると考えられる。 本発明は、一部においてS1P受容体ファミリーの個々の受容体の作動薬または拮抗薬である化合物、そのような化合物を含む組成物およびそのような化合物および組成物の使用方法に関するものである。 本発明の別の態様は、単独または別の治療薬との組み合わせで本発明の化合物またはそれの製薬上許容される塩もしくはプロドラッグおよび1以上の製薬上許容される担体を含む医薬組成物に関するものである。本発明のそのような医薬組成物は、本発明の方法に従って、代表的にはS1P受容体ファミリーの個々の受容体に関係する状態および障害の治療おまた予防のための治療法の一環として投与することができる。 本発明の別の態様は、処置を必要とする対象者に対して、治療上有効量の1以上の本発明の化合物または医薬組成物を投与する段階を有する、神経変性障害または神経因性疼痛の治療方法に関するものである。ある種の実施形態において、前記神経変性障害は、からなる群から選択される。神経変性疾患は、アルツハイマー病、ハンチントン舞踏病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、呼吸停止、急性血栓塞栓性脳卒中、局所的虚血および全脳虚血ならびに一過性脳虚血発作から選択される。ある種の実施形態では、前記化合物または医薬組成物は、式IIの化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーまたは立体異性体を含む。 本発明の1態様は、ヒト対象者におけるS1P5発生が変化して治療が達成されるように、ヒト対象者に対して本発明の化合物を投与する段階を有する、S1P5活性の調節が有益である障害を患っているヒト対象者においてS1P5の作動または拮抗を行う方法を提供する。 例えば、本発明の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体またはそれの治療上有効量を含む医薬組成物は、アルツハイマー病、関節炎、関節リウマチ、骨関節炎、若年性慢性関節炎、ライム関節炎、乾癬性関節炎、反応性関節炎および敗血症性関節炎、脊椎関節症、全身性エリテマトーデス、クローン病、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患、インシュリン依存性糖尿病、甲状腺炎、喘息、アレルギー疾患、乾癬、皮膚炎、強皮症、移植片対宿主病、臓器移植拒絶(骨髄および固形臓器拒絶などがあるが、それらに限定されるものではない)、臓器移植に関連する急性もしくは慢性免疫疾患、サルコイドーシス、アテローム性動脈硬化、播種性血管内凝固症候群、カワサキ病、グレーブス病、ネフローゼ症候群、慢性疲労症候群、ヴェグナー肉芽腫症、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病、腎臓の微細脈管炎、慢性活動性肝炎、ブドウ膜炎、敗血症ショック、毒素性ショック症候群、敗血症症候群、悪液質、感染疾患、寄生虫疾患、急性横断性脊髄炎、ハンチントン舞踏病、パーキンソン病、卒中、原発性胆汁性肝硬変、溶血性貧血、悪性腫瘍、心不全、心筋梗塞、アジソン病、散発性疾患、I型多分泌腺機能低下およびII型多分泌腺機能低下、シュミット症候群、成人(急性)呼吸促進症候群、脱毛症、円形脱毛症、血清陰性関節症、関節症、ライター病、乾癬性関節症、潰瘍性丘関節症、腸性滑膜炎、クラミジア、エルジニアおよびサルモネラに関連する関節症、アテローム性疾患/動脈硬化症、アトピー性アレルギー、自己免疫性水泡性疾患、尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、類天疱瘡、線状IgA疾患、自己免疫性溶血性貧血、クーン陽性溶血性貧血、後天性悪性貧血、若年性悪性貧血、筋肉痛脳炎/ロイヤルフリー病、慢性粘膜皮膚カンジダ症、巨細胞性動脈炎、原発性硬化性肝炎、原因不明の自己免疫性肝炎、後天性免疫不全疾患症候群、後天性免疫不全に関連する疾病、B型肝炎、C型肝炎、分類不能型免疫不全(分類不能型低ガンマグロブリン血症)、拡張型心筋症、不妊症、女性の不妊症、卵巣不全、早発性卵巣不全、線維性肺疾患、慢性創傷治癒、原因不明の線維化肺胞炎、ポスト炎症性間隙性肺疾患、線維症、間隙性肺炎、結合組織病に伴う間隙性肺疾患、混合結合組織病に伴う肺疾患、全身性硬化症に伴う間隙性肺疾患、関節リウマチに伴う間隙性肺疾患、全身性エリテマトーデスに伴う肺疾患、皮膚筋炎/多発性筋炎に伴う肺疾患、シェーグレン病に伴う肺疾患、強直性脊椎炎に伴う肺疾患、脈管性びまん性肺疾患、ヘモジデリン沈着症に伴う肺疾患、薬物誘発性の間隙性肺疾患、放射線線維症、閉塞性細気管支炎、慢性好酸球性肺炎、リンパ球浸潤性肺疾患、感染後間隙性肺疾患、通風性関節炎、自己免疫性肝炎、1型自己免疫性肝炎(古典的な自己免疫性またはルポイド肝炎)、2型自己免疫性肝炎(抗LKM抗体肝炎)、自己免疫媒介型低血糖症、黒色表皮症を伴うB型インスリン抵抗性、上皮小体低下症、臓器移植に伴う急性免疫疾患、臓器移植に伴う慢性免疫疾患、変形性関節症、原発性硬化性胆管炎、1型乾癬、2型乾癬、特発性白血球減少症、自己免疫性好中球減少症、腎疾患NOS、糸球体腎炎、腎臓の顕微鏡的脈管炎、ライム病、ジスコイドエリテマトーデス、特発性またはNOSの男性不妊症、精子自己免疫、多発性硬化症(全てのサブタイプ)、交感性眼炎、結合組織疾患に続発する肺高血症、グッドパスチャー症候群、結節性多発性動脈炎の肺での発現、急性リウマチ熱、リウマチ様脊椎炎、スティル病、全身性硬化症、シェーグレン症候群、高安病/動脈炎、自己免疫性血小板減少症、特発性血小板減少症、自己免疫性甲状疾患、甲状腺機能亢進、甲状腺腫自己免疫性甲状腺機能亢進(橋本病)、萎縮性自己免疫性甲状腺機能低下症、原発性粘液水腫、水晶体起因性ブドウ膜炎、原発性脈管炎、白斑、急性肝疾患、慢性肝疾患、アルコール性肝硬変、アルコール誘発肝臓損傷、胆汁鬱帯、特異体質性肝臓疾患、薬物誘発肝炎、非アルコール性脂肪肝炎、アレルギーおよび喘息、B群溶連菌(GBS)感染、精神障害(例:抑鬱および統合失調症)、Th2型およびTh1型介在疾患、急性および慢性疼痛(各種形態の疼痛)、および肺癌、乳癌、胃癌、膀胱癌、結腸癌、膵臓癌、卵巣癌、前立腺癌および直腸癌などの癌および造血系悪性腫瘍(白血病およびリンパ腫)および造血系悪性腫瘍(白血病およびリンパ腫)、無βリポタンパク血症、肢端チアノーゼ、急性および慢性の寄生虫もしくは感染プロセス、急性白血病、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、急性もしくは慢性の細菌感染、急性膵炎、急性腎不全、腺癌類、心房異所性拍動、AIDS認知症複合、アルコール誘発肝炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、同種移植拒絶反応、α−1抗トリプシン欠乏症、筋萎縮性側索硬化症、貧血、狭心症、前角細胞変性、抗cd3療法、抗リン脂質症候群、抗受容体過敏反応、大動脈瘤および末梢動脈瘤、大動脈解離、動脈性高血圧、動脈硬化、動静脈瘻、運動失調、心房細動(持続性もしくは発作性)、心房粗動、房室ブロック、B細胞リンパ腫、骨移植拒絶反応、骨髄移植(BMT)拒絶反応、脚ブロック、バーキットリンパ腫、火傷、心不整脈、心臓気絶症候群、心臓腫瘍、心筋症、人工心肺炎症応答、軟骨移植拒絶反応、小脳皮質変性症、小脳障害、無秩序性もしくは多源性心房頻拍、化学療法関連障害、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性アルコール依存症、慢性炎症症状、慢性リンパ球性白血病(CLL)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性サリチル酸塩中毒、結腸直腸癌、鬱血性心不全、結膜炎、接触皮膚炎、肺性心、冠動脈疾患、クロイツフェルト・ヤコブ病、培養陰性敗血症、嚢胞性線維症、サイトカイン療法関連障害、ボクサー認知症、脱髄疾患、デング出血熱、皮膚炎、皮膚病変、糖尿病、真性糖尿病、糖尿病性アテローム性動脈硬化症、びまん性レビ小体疾患、拡張型鬱血性心筋症、基底核の障害、中年におけるダウン症候群、CNSドーパミン受容体を遮断する薬剤によって誘発される薬剤誘発運動障害、薬剤過敏症、皮膚炎、脳脊髄炎、心内膜炎、内分泌疾患、喉頭蓋炎、エプスタイン・バー・ウイルス感染、肢端紅痛症、錐体外路障害および小脳障害、家族性血球貪食性リンパ組織球増多症、致死性胸腺移植片拒絶、フリードライヒ失調症、機能性末梢動脈障害、真菌性敗血症、ガス壊疸、胃潰瘍、糸球体腎炎、あらゆる臓器もしくは組織の移植片拒絶、グラム陰性菌敗血症、グラム陽性菌敗血症、細胞内生物による肉芽腫、ヘアリー細胞白血病、ハレルフォルデン−スパッツ病、橋本甲状腺炎、花粉症、心移植拒絶反応、血色素症、血液透析、溶血性尿毒症症候群/血栓溶解性血小板減少性紫斑病、出血、肝炎(A)、ヒス束不整脈、HIV感染/HIV神経障害、ホジキン病、多動性障害、過敏反応、過敏性肺炎、高血圧、運動不全障害、視床下部・下垂体・副腎系軸評価、特発性アジソン病、特発性肺線維症、抗体介在細胞毒性、無力症、乳児脊髄性筋萎縮症、大動脈の炎症、A型インフルエンザ、電離放射線曝露、虹彩毛様体炎/ブドウ膜炎/視神経炎、虚血、虚血/再潅流傷害、虚血性卒中、若年性関節リウマチ、若年性脊髄性筋萎縮症、カポジ肉腫、腎臓移植拒絶、レジオネラ、レーシュマニア症、ハンセン病、皮質脊髄系の病変、脂肪性浮腫、肝臓移植拒絶、リンパ浮腫、マラリア、悪性リンパ腫、悪性組織球増殖症、悪性メラノーマ、髄膜炎、髄膜炎菌血症、代謝性/特発性、片頭痛、ミトコンドリア性多系統障害、混合結合組織病、単クローン性免疫グロブリン血症、多発性骨髄腫、多系統変性症(メンシェル、デジェリーヌ・トーマス、シャイ・ドレイガーおよびマシャド−ジョセフ)、重症筋無力症、マイコバクテリウム・アビウム・イントラセルラーレ、結核菌、骨髄異形成症候群、心筋梗塞、心筋虚血障害、上咽頭癌、新生児慢性肺疾患、腎炎、ネフローゼ、神経変性病、神経原性筋萎縮症、好中球減少性発熱、非ホジキンリンパ腫、腹大動脈およびそれの血管枝の閉塞、閉塞性動脈障害、okt3療法、睾丸炎/副睾丸炎、睾丸炎/精管復元術、臓器肥大症、骨粗鬆症、膵臓移植拒絶反応、膵臓癌、悪性腫瘍の腫瘍随伴症候群/高カルシウム血症、副甲状腺移植拒絶反応、骨盤内炎症性疾患、通年性鼻炎、心膜疾患、末梢性アテローム性動脈硬化症、末梢血管障害、腹膜炎、悪性貧血、カリニ肺炎、肺炎、POEMS症候群(多発神経障害、臓器肥大症、内分泌疾患、モノクローナル高ガンマグロブリン血症および皮膚変化症候群)、潅流後症候群、ポンプ後症候群、MI心術後症候群、子癇前症、進行性核上麻痺、原発性肺高血圧、放射線療法、レイノー現象および疾患、レイノー病、レフサム病、規則的狭QRS頻脈、腎血管性高血圧、再潅流損傷、拘束型心筋症、肉腫、強皮症、老年性舞踏病、レビ小体型の老年性認知症、血清反応陰性関節症、ショック、鎌状赤血球貧血、皮膚同種移植片、皮膚変化症候群、小腸移植拒絶反応、固形腫瘍、特異的不整脈、脊髄性運動失調症、脊髄小脳変性症、ストレプトコッカス筋炎、小脳の構造的病変、亜急性硬化性全脳炎、失神、心血管系の梅毒、全身性アナフィラキシー、全身性炎症反応症候群、全身性発症若年性関節リウマチ、T細胞またはFAB ALL、毛細血管拡張症、閉塞性血栓性血管炎、血小板減少症、毒性、移植、外傷/出血、III型過敏反応、IV過敏、不安定狭心症、尿毒症、尿路性敗血症、蕁麻疹、心臓弁膜症、静脈瘤、血管炎、静脈疾患、静脈血栓症、心室細動、ウィルスおよび真菌感染、ウィルス性脳炎/無菌性髄膜炎、ウィルス関連血球貪食症候群、ウェルニッケ・コルサコフ症候群、ウィルソン病、臓器もしくは組織の異種移植拒絶反応、急性疼痛、加齢性記憶障害(AAMI)、不安性注意力欠如障害、一般的な注意力欠如障害、注意欠陥過活動性障害(ADHD)、双極性障害、癌疼痛、中枢神経因性疼痛症候群、中枢性卒中後疼痛、化学療法誘発神経障害、精神疾患における認知障害および機能不全、加齢および神経変性関連の認知障害、糖尿病関連認知障害、統合失調症関連認知障害、複合性局所疼痛症候群、アルツハイマー型認知症および関連認知症における認識機能の低下、注意における欠陥、認知症、ダウン症候群関連認知症、レビ小体関連認知症、クッシング症候群における抑鬱、外傷性脳損傷関連のCNS機能低下、記憶の欠損を伴う疾患、眩暈、薬物乱用、癲癇、HIV感覚性ニューロパシー、ハンチントン舞踏病、神経因性疼痛などの痛覚過敏、炎症および炎症性障害、炎症性痛覚過敏、炎症性疼痛、インスリン抵抗症候群、時差ぼけ、循環の欠乏、学習、大鬱病性障害、甲状腺髄様癌、メニエール病、メタボリック症候群、軽度認識障害、気分の変容、動揺病、多発性硬化症性疼痛、ナルコレプシー、皮膚移植および循環欠乏の血管新生関連の新血管成長の必要性、創傷治癒関連の新血管成長の必要性、神経因性疼痛、神経障害、腫瘍浸潤に続発する神経障害、非炎症性疼痛、肥満、強迫性障害、疼痛を伴う糖尿病性神経障害、パニック障害、パーキンソン病性疼痛、病的な眠気、幻肢痛、ピック病、多嚢胞性卵巣症候群、心的外傷後ストレス症候群、ヘルペス後神経痛、乳房切除術後の痛み、手術後疼痛、心因性鬱病、統合失調性感情障害、発作、老年性認知症、敗血症症候群、睡眠障害、禁煙、脊椎損傷性疼痛、ステロイド誘発急性精神病、末梢神経因性疼痛症候群などの神経因性疼痛の下位カテゴリー、アルコール乱用などの物質乱用、症候群X、トゥレット・シンドローム、治療抵抗性抑鬱、三叉神経痛、II型糖尿病、めまいおよび前庭障害を含む群から選択される障害の治療において有用である。 上記のように、本発明の1態様は、神経因性疼痛の治療における本発明の化合物の使用に関するものである。神経因性疼痛は現在、神経系における一次病巣または機能不全によって開始または引き起こされる疼痛と定義される。神経損傷は、外傷および疾患によって引き起こされ得ることから、「神経因性疼痛」という用語は多様な病因を有する多くの障害を包含するものである。それには、末梢神経障害、糖尿病性神経障害、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛、背痛、癌性神経障害、HIV性神経障害、幻肢痛、手根管症候群、中枢性卒中後疼痛、慢性アルコール依存症関連の疼痛、甲状腺機能低下症、尿毒症、多発性硬化症、脊椎損傷、パーキンソン病、癲癇およびビタミン欠乏症などがあるが、これらに限定されるものではない。神経因性疼痛は、保護的役割を持たないことから病的である。それは、元の原因が消散してからもかなり存在することが多く、一般的には数年続き、患者の生活の質を大きく低下させる。神経因性疼痛の症状は、同じ疾患の患者間であってもそれらが一様ではないことが多いことから治療が困難である。それには自発痛も含まれ、それは痛覚過敏(侵害性刺激に対する感受性亢進)および異痛症(通常は非侵害性の刺激に対する感受性)などの連続的で発作性または異常誘発性疼痛であることができる。 発明の要旨 本発明の1実施形態は、下記式(I)によって表される化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーまたは立体異性体に関するものである。 式中、 環1は、置換されていても良いアリールまたは置換されていても良いヘテロアリールであり; Lは−N(Ra)、−O−またはC(Ra)2であり; Raは独立に、Hまたは置換されていても良いアルキルであり; Xは、LがC(Ra)2の場合はNであり、または Xは、Lが−N−または−O−の場合はCRaであり; R2およびR2aは独立に、水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルケニル、置換されていても良い架橋シクロアルキル、置換されていても良い複素環または−(CH2)pC(=W)R11であり; WはOまたはSであり; R11は−OR、−N(R)2または−SRであり; Rは独立に、水素、置換されていても良いアルキルまたはハロアルキルであり;または XがNまたはCである場合、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いアゼチジン、置換されていても良いピロリジン、置換されていても良いピペリジンまたは置換されていても良いオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル環を形成しており、ただしR2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって形成しているアゼチジン環が、 1以上のフェニル; フェニルおよびOH; フェニルおよび−N(H)C(CH3)3; −CH2O−置換されていても良いピリジニル; −NH−置換されていても良いキナゾリニル; −O−置換されていても良いピリジニル; −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル); −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル)およびオキソ; −NH−イソキノリニル; 置換されていても良いアルキルおよび置換されていても良いジオキソラニル; オキソおよび−O−アルケニル; オキソ、2個のFおよび置換されていても良いフェニル; 置換されていても良いアルケニルおよび−O−C(O)−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルである場合は、LはCH2であり、XはNまたはCであり、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって置換されていても良いシクロアルキルまたは置換されていても良いアゼチジンを形成しており、環1は、 −CH=N−OCH2CH3; −Clおよび−NH2; −C(=O)CH2CH2−置換されていても良いオキサゾリル; −NH−C(O)−アルケニル−置換されていても良いピリジニル; −NO2およびCOOH−O−アルキル−置換されていても良いオキサゾリル; −O−CH2−置換されていても良いベンゾフラニル; −O−CH2−置換されていても良いフェニル; −O−CH2−置換されていても良いピラゾリル; −O−CH2−置換されていても良いチエニル; −O−置換されていても良い(C8)アルキル; −O−置換されていても良い(C8)アルキルおよびハロ; −(C6−C12)アルキル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −(C6−C12)アルケニル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −オキソおよび−CF2CF3によって置換されたピリミジニル; −置換されていても良い1,2,4−オキサジアゾール; −置換されていても良いチアゾロ[5,4−b]ピリジン; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いイソオキサゾリルまたは置換されていても良いオキサゾリルである場合、環1は、 −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタニル; −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いアルキル−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いピリジニルである場合、環1は、 −C(O)−NH−置換されていても良いフェニル; −O−置換されていても良いフェニルによって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルまたはナフチルであり、LがCH2であり、NR2とNR2aが置換されていても良いピロリジン環を形成している場合、前記ピロリジン環は、 −C(O)(OH); −Fおよび−C(O)(OH); −OHおよび−C(O)(OH); −P(O)(OH)(OH); −OHおよび−P(O)(OH)(OH); −CH2C(O)(OH);または テトラゾリル によって置換されていない。 本発明の別の実施形態は、環1が置換されていても良いベンゾフラニル、置換されていても良いベンズイミダゾリル、置換されていても良いジベンゾフラニル、置換されていても良いベンゾチアゾリル、置換されていても良いベンゾチエニル、9H−カルバゾリル、置換されていても良いシンノリニル、置換されていても良いフルオレニル、置換されていても良いフラニル、置換されていても良いイミダゾリル、置換されていても良いインダゾリル、置換されていても良いインデニル、置換されていても良いインドリジニル、置換されていても良いインドリル、置換されていても良いイソインドリル、置換されていても良い3H−インドリル、置換されていても良いイソチアゾリル、置換されていても良いイソオキサゾリル、置換されていても良いナフチリジニル、置換されていても良いナフタレニル、置換されていても良いオキサジアゾリル、置換されていても良いオキサゾリル、置換されていても良いフタラジニル、置換されていても良いプテリジニル、置換されていても良いプリニル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピラゾリル、置換されていても良いピリダジニル、置換されていても良いピリジニル、置換されていても良いピリミジニル、置換されていても良いピロリル、置換されていても良いキナゾリニル、置換されていても良いキノキザリニル、置換されていても良いキノリジニル、置換されていても良いキノリニル、置換されていても良いイソキノリニル、置換されていても良いテトラゾリル、置換されていても良いチエニルまたは置換されていても良いトリアゾリルである前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、−L−X(R2)(R2a)がを形成しており; R1が、水素、ヒドロキシ、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルコキシ、ハロアルコキシまたはハロアルキル、−(CH2)x−O−P(=O)(OR7)(OR7)、−(CH2)x−P(=O)(OR7)(OR7)、−(CH2)x−P(=O)(OR7)(R7)、−CH=CH−P−(=O)(OR7)(OR7)であり; R7が水素、置換されていても良いアルキルまたは置換されていても良いフェニルであり; xが0または1であり; Raが水素、置換されていても良いアルキルまたはハロアルキルであり; R12が独立に、水素、ヒドロキシ、置換されていても良いアルキル、ハロまたは−(CH2)pC(=W)R11であり; mが1、2または3であり; nが0、1または2であり; pが0または1である前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関する。 本発明の別の実施形態は、前記化合物が、 1−((1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(9H−カルバゾール−2−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(ジベンゾ[b,d]フラン−3−イルメチル]アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(フェニルエチニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2−(4−メトキシベンゾイル)ベンゾフラン−5−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−ブロモフェニル)イソオキサゾール−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(3,4−ジクロロフェニル)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−メトキシフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−クロロフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−フルオロフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−フルオロフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−o−トリルチオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−m−トリルチオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−p−トリルチオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(3,4−ジメトキシフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−フェニルチオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′,4′−ジクロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((4′−エチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2′−メトキシビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2′−クロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;または 1−((2′−メチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸である前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、前記化合物が下記のものである前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 式中、 R3、R4、R6およびR7は独立に、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルコキシカルボニル、置換されていても良いアルコキシスルホニル、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキルカルボニル、置換されていても良いアルキルカルボニルオキシ、置換されていても良いアルキルスルホニル、置換されていても良いアルキルチオ、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールオキシ、アミド、置換されていても良いアミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシからなる群から選択され; R5は、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールアルキル、置換されていても良いアリールアルキルカルボニル、置換されていても良い2−チアゾリル、置換されていても良いアリールアルコキシ、置換されていても良いアリールアルキルチオ、置換されていても良いアリールカルボニルオキシ、置換されていても良いアリールカルボニルアルコキシ、置換されていても良いアリールオキシカルボニル、置換されていても良いアリールアルケニル、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキルカルボニル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアリールオキシ、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルコキシカルボニル、ハロアルコキシ、置換されていても良いシクロアルコキシ、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアリールアルキニル、置換されていても良いベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルキルオキシ、置換されていても良いヘテロアリールアルキル、置換されていても良いヘテロアリールまたは置換されていても良いヘテロアリールアルキルオキシである。 本発明の別の実施形態は、R5がハロゲン、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアルキルオキシカルボニル、置換されていても良いベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、置換されていても良いベンジル、置換されていても良いベンジルカルボニル、置換されていても良いベンジルチオ、置換されていても良いベンジルオキシ、置換されていても良いシクロアルキルオキシ、置換されていても良いナフチル、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールアルケニル、置換されていても良いアリールカルボニルオキシ、置換されていても良いアリールアルキル、置換されていても良いアリールオキシ、置換されていても良いピリジニル、置換されていても良いチアゾリル、置換されていても良いチエニルまたは置換されていても良いチエニルアルコキシである前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、R5がハロゲン、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアルキルオキシカルボニル、置換されていても良いベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、置換されていても良いベンジル、置換されていても良いベンジルカルボニル、置換されていても良いベンジルチオ、置換されていても良いベンジルオキシ、置換されていても良いシクロアルキルオキシ、置換されていても良いナフチル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いフェニルアルケニル、置換されていても良いフェニルカルボニルオキシ、置換されていても良いフェニルエチル、置換されていても良いフェノルオキシ、置換されていても良いピリジニル、置換されていても良いチアゾリル、置換されていても良いチエニルまたは置換されていても良いチエニルアルコキシである前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、R5が独立に−C(O)−置換されていても良いアルキル、−C(O)−置換されていても良いアルコキシ、−C(O)−置換されていても良いフェニル、−O−置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルキル、ハロ、CF3、シアノ、ニトロ、オキソ、置換されていても良いフェニルまたはトリメチルシリルアルキニルからなる群から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、XがNである前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、前記化合物が、 1−((4′−メチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(ビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4′−メチルビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4′−クロロビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(3′−メトキシビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(3′−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルチオ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキス−1−インイル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ペンチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(2−クロロ−6−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(ベンジルオキシ)−3−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(4−(メトキシカルボニル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(2−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ヘキシルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3,5−ジメチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−ブロモベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロ−6−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−(メトキシカルボニル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−メトキシ−4−(4−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロ−ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロ−4−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−メトキシベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−ブロモベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−ニトロベンゾイルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンゾイルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3,5−ジブロモベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3,5−ジメトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4,6−トリメチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−メトキシ−2−オキソ−1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(メトキシカルボニル)−6−ニトロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−クロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(イソペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ペンチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシ−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4−ジクロロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−メトキシフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−クロロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジメチルフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−tert−ブチルフェノキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロ−2−ニトロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロフェノキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−ニトロ−4−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−ニトロ−4−(p−トリルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−シクロペンチルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(シクロペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシ−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピペリジン−4−カルボン酸; (S)−2−(1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピロリジン−2−イル)酢酸; (R)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; (R)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピペリジン−3−カルボン酸; (S)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピペリジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−3−メチルピペリジン−4−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; (3R,4S)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピロリジン−3,4−ジカルボン酸; 1−(4−フェノキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−プロポキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−tert−ブチルチアゾール−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; (E)−1−(4−スチリルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(アリルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2−フルオロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(チオフェン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((ビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3,4−ビス(ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−イソブチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′,4′−ジクロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−エトキシ−4−(ヘプチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(イソペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(3,4−ジメチルフェニル)−2−オキソエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−メトキシ−4−(ペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシ−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−ブロモ−5−メトキシ−4−プロポキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−クロロ−5−メトキシ−4−プロポキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−イソブトキシ−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(イソペンチルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−フルオロプロポキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−((2−シアノチオフェン−3−イル)メトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((4′−エチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2′−メトキシビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′,5′−ジクロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′−クロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′,4′−ジメチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′−メチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ナフタレン−1−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)−3−メチルピペリジン−4−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシカルボニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−4−メチルピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−フェネチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(2−クロロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−クロロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(2−メチル−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; (R)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; (S)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(3,4−ジクロロフェニル)アセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(3,4−ジクロロフェニル)アセチル)フェニル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−ヘキサノイルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ヘキサノイルベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; (1R,3S)−3−((6−ヘキサノイルピリジン−3−イル)メチルアミノ)シクロペンタンカルボン酸; 1−(4−ヘプタノイルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ヘプタノイルベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 3−(4−ヘプタノイルベンジル)シクロペンタンカルボン酸; 1−(4−(3,3−ジメチルブト−1−インイル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)ピペリジン−4−カルボン酸; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)ピペリジン−3−カルボン酸; 3−(4−(ベンジルオキシ)フェニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸; 1−(1−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピペリジン−4−カルボン酸; 1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピペリジン−3−カルボン酸; 4,4−ジメチル−1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 4−メチル−1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−((3′,5′−ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(5−シアノピリジン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−シアノピリジン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−ニトロピリジン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−クロロ−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((9−メチル−9H−カルバゾール−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′−メトキシビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4′−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((9H−フルオレン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2−フルオロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;または 1−(4−(フェニルエチニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸である前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、前記化合物が下記式(II)の化合物である前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 式中、 R3、R4、R6およびR7は独立に、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルコキシカルボニル、置換されていても良いアルコキシスルホニル、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキルカルボニル、置換されていても良いアルキルカルボニルオキシ、置換されていても良いアルキルスルホニル、置換されていても良いアルキルチオ、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールオキシ、アミド、置換されていても良いアミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシからなる群から選択され; R5は、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールアルキル、置換されていても良いアリールアルキルカルボニル、置換されていても良い2−チアゾリル、置換されていても良いアリールアルコキシ、置換されていても良いアリールアルキルチオ、置換されていても良いアリールカルボニルオキシ、置換されていても良いアリールカルボニルアルコキシ、置換されていても良いアリールオキシカルボニル、置換されていても良いアリールアルケニル、置換されていても良いアリールアルキル、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキルカルボニル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアリールオキシ、置換されていても良いアリールオキシカルボニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルコキシカルボニル、ハロアルコキシ、置換されていても良いシクロアルコキシ、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアリールアルキニル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルキルオキシ、置換されていても良いヘテロアリールアルキルまたは置換されていても良いヘテロアリールである。 本発明の別の実施形態は、R2およびR2aが独立に、水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルケニル、置換されていても良い架橋シクロアルキル、置換されていても良い複素環または−(CH2)pC(=W)R11である前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、Raが水素または置換されていても良いアルキルである前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、R2aが水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロヘキセニル、置換されていても良い架橋シクロアルキルまたはテトラヒドロフラニルである前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、前記化合物が 1−(3−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)プロピル)ピロリジン−2−オン; (S)−2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (R)−2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (S)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−2−オール; (R)−2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (2R,3S)−3−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸; (2S,3R)−3−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸; (1R,6S)−6−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)シクロヘキス−3−エンカルボン酸; (R)−N−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−1−メトキシプロパン−2−アミン; 3−((4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)(イソプロピル)アミノ)プロパン酸; (S)−N−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)テトラヒドロフラン−3−アミン; N−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−1−メトキシブタン−2−アミン; 2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)シクロヘプタンカルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン−2−オール; 2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸; (S)−2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (R)−N−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)テトラヒドロフラン−3−アミン; (S)−N−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)テトラヒドロフラン−3−アミン; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン−2−オール; (1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)シクロプロピル)メタノール; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)シクロプロパンカルボン酸; 2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン酸; 3−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン酸; 2−((2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)メチル)ブタン−1−オール; N−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)−3−メトキシ−2−メチルプロパン−1−アミン; (R)−2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (S)−1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−2−オール; (R)−3−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; (S)−3−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; 2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1,3−ジオール; 2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン−1−オール; 3−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; (S)−1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−2−オール; (S)−2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)ブタン−1−オール; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)−4−メチルピロリジン−3−カルボン酸; (R)−3−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; 4−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)ブタン酸; (R)−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)ブタン酸; 2−メチル−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸; 2−メチル−3−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸; 2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン−1,3−ジオール; (S)−3−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; (R)−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸; (S)−2−ヒドロキシ−3−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸; (S)−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)ブタン酸; 2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)酢酸; 3−(エチル(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)アミノ)プロパン酸; (S)−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸;または (1R,3S)−3−(5−ペンチルピリミジン−2−イルアミノ)シクロペンタンカルボン酸である前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、前記化合物が2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−3a−カルボン酸である前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、前記化合物がS1P5受容体に関して選択的であり、治療上妥当な薬物量でリンパ球減少症や免疫抑制を生じない前記実施形態のうちのいずれかによる化合物に関するものである。 本発明の別の実施形態は、患者に対して治療上有効量のS1P5受容体リガンドまたは式(I)の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体を投与する段階を有する、神経変性障害、注意力欠如障害、(ADHD)、アルコール乱用などの物質乱用、双極性障害、軽度認識障害、加齢性記憶障害(AAMI)、老年性認知症、AIDS性認知症、ピック病、レビ小体関連認知症、ダウン症候群関連認知症、統合失調症、統合失調性感情障害、禁煙、外傷性脳損傷関連のCNS機能低下、不妊、循環の欠乏、創傷治癒関連の新血管成長の必要性、虚血、敗血症、神経変性、神経因性疼痛、炎症および炎症性障害から選択される状態または障害の治療または予防においてS1P5によって調節される状態、障害または欠陥の治療または予防方法に関するものである。 本発明の別の実施形態は、処置を必要とする対象者に対して、治療上有効量の1以上の請求項1から41のうちのいずれか1項の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体を投与する段階を有する、神経変性の治療方法に関するものである。 本発明の別の実施形態は、前記神経変性障害が、アルツハイマー病、ハンチントン舞踏病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、呼吸停止、急性血栓塞栓性脳卒中、局所的虚血および全脳虚血および一過性脳虚血発作から選択される神経変性疾患からなる群から選択される前記方法に関するものである。 本発明の別の実施形態は、処置を必要とする対象者に対してニコチン性アセチルコリン受容体リガンドまたはアセチルコリンエステラーゼ阻害薬と組み合わせて治療上有効量のS1P5リガンドを投与する段階を有し、処置を必要とする対象者に対して治療上有効量の1以上の下記式(I)の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体を投与する段階を有する、注意もしくは認知の機能不全を特徴とする状態もしくは障害の治療もしくは予防での使用方法に関するものである。 式中、 環1は、置換されていても良いアリールまたは置換されていても良いヘテロアリールであり; Lは−N(Ra)、−O−またはC(Ra)2であり; Raは独立に、Hまたは置換されていても良いアルキルであり; Xは、LがC(Ra)2の場合はNであり、または Xは、Lが−N−または−O−の場合はCRaであり; R2およびR2aは独立に、水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルケニル、置換されていても良い架橋シクロアルキル、置換されていても良い複素環または−(CH2)pC(=W)R11であり; WはOまたはSであり; R11は−OR、−N(R)2または−SRであり; Rは独立に、水素、置換されていても良いアルキルまたはハロアルキルであり;または XがNまたはCである場合、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いアゼチジン、置換されていても良いピロリジン、置換されていても良いピペリジンまたは置換されていても良いオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル環を形成しており、ただしR2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって形成しているアゼチジン環が、 1以上のフェニル; フェニルおよびOH; フェニルおよび−N(H)C(CH3)3; −CH2O−置換されていても良いピリジニル; −NH−置換されていても良いキナゾリニル; −O−置換されていても良いピリジニル; −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル); −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル)およびオキソ; −NH−イソキノリニル; 置換されていても良いアルキルおよび置換されていても良いジオキソラニル; オキソおよび−O−アルケニル; オキソ、2個のFおよび置換されていても良いフェニル; 置換されていても良いアルケニルおよび−O−C(O)−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルである場合は、LはCH2であり、XはNまたはCであり、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって置換されていても良いシクロアルキルまたは置換されていても良いアゼチジンを形成しており、環1は、 −CH=N−OCH2CH3; −Clおよび−NH2; −C(=O)CH2CH2−置換されていても良いオキサゾリル; −NH−C(O)−アルケニル−置換されていても良いピリジニル; −NO2およびCOOH−O−アルキル−置換されていても良いオキサゾリル; −O−CH2−置換されていても良いベンゾフラニル; −O−CH2−置換されていても良いフェニル; −O−CH2−置換されていても良いピラゾリル; −O−CH2−置換されていても良いチエニル; −O−置換されていても良い(C8)アルキル; −O−置換されていても良い(C8)アルキルおよびハロ; −(C6−C12)アルキル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −(C6−C12)アルケニル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −オキソおよび−CF2CF3によって置換されたピリミジニル; −置換されていても良いオキサジアゾール; −置換されていても良いチアゾロ[5,4−b]ピリジン; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いイソオキサゾリルまたは置換されていても良いオキサゾリルである場合、環1は、 −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタニル; −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いアルキル−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いピリジニルである場合、環1は、 −C(O)−NH−置換されていても良いフェニル; −O−置換されていても良いフェニルによって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルまたはナフチルであり、LがCH2であり、NR2とNR2aが置換されていても良いピロリジン環を形成している場合、前記ピロリジン環は、 −C(O)(OH); −Fおよび−C(O)(OH); −OHおよび−C(O)(OH); −P(O)(OH)(OH); −OHおよび−P(O)(OH)(OH); −CH2C(O)(OH);または テトラゾリル によって置換されていない。 本発明の別の実施形態は、前記神経因性疼痛が末梢神経障害、糖尿病性神経障害、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛、背痛、癌性神経障害、HIV性神経障害、幻肢痛、手根管症候群、中枢性卒中後疼痛、慢性アルコール依存症関連の疼痛、甲状腺機能低下症、尿毒症、多発性硬化症、脊椎損傷、パーキンソン病、癲癇、ビタミン欠乏症、背痛、慢性腰痛、術後疼痛、外傷関連疼痛、脊髄損傷からの疼痛、眼痛、炎症性疼痛、骨肉腫痛、骨関節炎性疼痛、神経因性疼痛、侵害受容性疼痛、多発性硬化症性疼痛、卒中後疼痛、糖尿病性神経因性疼痛、神経因性癌疼痛、三叉神経痛、HIV−関連神経因性疼痛、幻肢痛、線維筋痛または片頭痛によって引き起こされるものである前記実施形態のうちのいずれかによる方法に関するものである。 本発明の別の実施形態は、前記神経変性障害が、アルツハイマー病、加齢性記憶障害、老年性認知症、AIDS性認知症、ピック病、レビ小体関連認知症、ダウン症候群関連認知症、ハンチントン舞踏病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、軽度認識障害、呼吸停止、急性血栓塞栓性脳卒中、外傷性脳損傷関連のCNS機能低下、局所的虚血および全脳虚血および一過性脳虚血発作から選択される神経変性疾患からなる群から選択される前記実施形態のうちのいずれかによる方法に関するものである。 本発明の別の実施形態は、少なくとも一つの別の治療剤を投与する段階をさらに有する前記実施形態のうちのいずれかによる方法に関するものである。 本発明の別の実施形態は、処置を必要とする対象者に対して、治療上有効量の1以上の下記式(I)の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体を投与する段階を有する、リゾホスファチジン酸受容体1、2または3の阻害方法に関するものである。 式中、 環1は、置換されていても良いアリールまたは置換されていても良いヘテロアリールであり; Lは−N(Ra)、−O−またはC(Ra)2であり; Raは独立に、Hまたは置換されていても良いアルキルであり; Xは、LがC(Ra)2の場合はNであり、または Xは、Lが−N−または−O−の場合はCRaであり; R2およびR2aは独立に、水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルケニル、置換されていても良い架橋シクロアルキル、置換されていても良い複素環または−(CH2)pC(=W)R11であり; WはOまたはSであり; R11は−OR、−N(R)2または−SRであり; Rは独立に、水素、置換されていても良いアルキルまたはハロアルキルであり;または XがNまたはCである場合、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いアゼチジン、置換されていても良いピロリジン、置換されていても良いピペリジンまたは置換されていても良いオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル環を形成しており、ただしR2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって形成しているアゼチジン環が、 1以上のフェニル; フェニルおよびOH; フェニルおよび−N(H)C(CH3)3; −CH2O−置換されていても良いピリジニル; −NH−置換されていても良いキナゾリニル; −O−置換されていても良いピリジニル; −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル); −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル)およびオキソ; −NH−イソキノリニル; 置換されていても良いアルキルおよび置換されていても良いジオキソラニル; オキソおよび−O−アルケニル; オキソ、2個のFおよび置換されていても良いフェニル; 置換されていても良いアルケニルおよび−O−C(O)−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルである場合は、LはCH2であり、XはNまたはCであり、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって置換されていても良いシクロアルキルまたは置換されていても良いアゼチジンを形成しており、環1は、 −CH=N−OCH2CH3; −Clおよび−NH2; −C(=O)CH2CH2−置換されていても良いオキサゾリル; −NH−C(O)−アルケニル−置換されていても良いピリジニル; −NO2およびCOOH−O−アルキル−置換されていても良いオキサゾリル; −O−CH2−置換されていても良いベンゾフラニル; −O−CH2−置換されていても良いフェニル; −O−CH2−置換されていても良いピラゾリル; −O−CH2−置換されていても良いチエニル; −O−置換されていても良い(C8)アルキル; −O−置換されていても良い(C8)アルキルおよびハロ; −(C6−C12)アルキル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −(C6−C12)アルケニル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −オキソおよび−CF2CF3によって置換されたピリミジニル; −置換されていても良いオキサジアゾール; −置換されていても良いチアゾロ[5,4−b]ピリジン; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いイソオキサゾリルまたは置換されていても良いオキサゾリルである場合、環1は、 −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタニル; −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いアルキル−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いピリジニルである場合、環1は、 −C(O)−NH−置換されていても良いフェニル; −O−置換されていても良いフェニルによって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルまたはナフチルであり、LがCH2であり、NR2とNR2aが置換されていても良いピロリジン環を形成している場合、前記ピロリジン環は、 −C(O)(OH); −Fおよび−C(O)(OH); −OHおよび−C(O)(OH); −P(O)(OH)(OH); −OHおよび−P(O)(OH)(OH); −CH2C(O)(OH);または テトラゾリル によって置換されていない。 別の実施形態において本発明は、少なくとも一つの別の治療薬を投与する段階をさらに有する前記方法のうちのいずれかによる方法を提供する。 別の実施形態において本発明は、前記少なくとも一つの別の治療薬を前記1以上の請求項1から41のうちのいずれかの化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体と同時に投与する前記方法のうちのいずれかによる方法を提供する。 別の実施形態において本発明は、前記少なくとも一つの別の治療薬を前記1以上の請求項1から41のうちのいずれかの化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体と順次に投与する前記方法のうちのいずれかによる方法を提供する。 別の実施形態において本発明は、前記少なくとも一つの別の治療薬が、ブロモクリプチン、プラミペキソール、ロピニロール、アマンタジン、レボドーパ、セレギリン、ベンズトロピン、スマトリプタン、フェニトイン、カルバマゼピン、ラモトリジン、ガバペンチン、トピラメート、フェノバルビタール(Phenobarbitol)、バルプロ酸、ジアゼパム、ロラゼパム、トリアゾラム、オキサゼパム、クロルジアゼポキシド、フェノバルビタール(Phenobarbitol)、チオペンタール、セコバルビタール、アセチルサリチル酸、セレコキシブ、ジクロフェナクナトリウム、ミソプロストール、ジフルニサル、フルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、メフェナム酸、メロキシカム、ナプロキセン、ナプロキセンナトリウム、ピロキシカム、スリンダク、チアプロフェン酸、アセトアミノフェン、クエン酸カフェイン、コデイン・1水和物、硫酸コデイン・3水和物、リン酸コデイン、フェンタニル、塩酸ヒドロモルホン、塩酸メペリジン、塩酸モルヒネ、硫酸モルヒネ、塩酸オキシコドン、塩酸ペンタゾシン、酪酸ペンタゾシン、フロクタフェニン、フェノバルビタール、プリミドン、クロナゼパム、フェニトイン、エトスクシミド、メトスクシミド、カルバマゼピン、ジバルプロックス・ナトリウム、ガバペンチン、ラモトリジン、レベチラセタム、トピラメート、バルプロ酸ナトリウム、バルプロ酸、ビガバトリン、塩酸アミトリプチリン、塩酸ブプロピオン(ウェルブトリン)、塩酸ブプロピオン(ザイバン)、シタロプラム、塩酸クロミプラミン、塩酸デシプラミン、塩酸ドキセピン、塩酸フルオキセチン、マレイン酸フルボキサミン、塩酸イミプラミン、塩酸マプロチリン、ミルタザピン、モクロベミド、塩酸ノルトリプチリン、塩酸パロキセチン、硫酸フェネルジン、セルトラリン、硫酸トラニルシプロミン、塩酸トラゾドン、マレイン酸トリミプラミン、塩酸ベンラファクシン、クロルプロマジン、クロザピン、デカン酸フルペンチキソール、フルペンチキソール・2塩酸塩、デカン酸フルフェナジン、塩酸フルフェナジン、ハロペリドール、デカン酸ハロペリドール、塩酸ロクサピン、コハク酸ロクサピン、メトトリメプラジン、オランザピン、ペリシアジン、ペルフェナジン、ピモジド、パルミチン酸ピポチアジン、プロクロルペラジン、フマル酸クエチアピン、リスペリドン、メシル酸チオプロペラジン、チオチキセン、塩酸トリフルオペラジン、硫酸デキストロアンフェタミン、塩酸メチルフェニデート、モダフィニル、アルプラゾラム、ブロマゼパム、クロバザム、ジアゼパム、ロラゼパム、ニトラゼバム、オキサゼパム、テマゼパム、トリアゾラム、塩酸ヒドロキシジン、炭酸リチウム、クエン酸リチウム、マレイン酸アルモトリプタン、塩酸ナラトリプタン、リザトリプタン、ヘミ硫酸スマトリプタン、コハク酸スマトリプタン、ゾルミトリプタン、エンタカポン、レボドーパ/ベンセラジド、レボドーパ/カルビドーパ、マレイン酸水素ピゾチリン、プラミペキソール・2塩酸塩、塩酸セレギリン、アセチルコリン、カルバミルコリン、ベタネコール、ピロカルピン、アトロピン、スコポラミン、四級アミン類(メチルアトロピン)、ニコチン、ヘキサメトニウム、メカミラミン、d−ツボクラリン、スクシニルコリン、エンドロホニウム、ネオスチグミンおよびピリドスチグミン、フィゾスチグミン、ドネペジル、エコチオフェート、プラリドキシム、ダントロレン、ボツリヌス毒素、ノルエピネフリン、エピネフリン、フェニレフリン、オキシメタゾリン(axymetazoline)、テトラヒドロゾリン、クロニジン、メチルドーパ、イソプロテレノール、アルブテロール、テルブタリン、サルメテロール、リトドリン、チラミン、エフェドリン、プソイドエフェドリン、アンフェタミン、メタンフェタミン、フェノキシベンズアミン(ハロアルキルアミン)、フェントラミン(イミダゾリン)、プロゾシン(prozasin)、タムスロシン(α1A)、プロプラノロール、アテノロールおよびピンドロールからなる群から選択される前記方法のうちのいずれかによる方法を提供する。 別の実施形態において本発明は、R1が水素である前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R2が水素である前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R2がメチルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R3、R4、R6およびR7が独立にアルコキシ、アルキル、ハロ、水素およびニトロからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R3、R4、R6およびR7が独立にメトキシ、エトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、水素およびニトロからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R3が水素、フルオロまたはメチルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R3が水素である前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R4が水素、ニトロ、メトキシ、エトキシ、クロロ、メチル、ブロモまたはフルオロである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R4が水素である前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R6が水素、メチル、メトキシまたはブロモである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R6が水素である前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R7が水素である前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5が−C6(R8)5であり;R8が各場合で独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R8が各場合で独立に水素、アルキル、アルコキシ、ハロアルキルまたはハロからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R8が各場合で独立に水素、メチル、エチル、メトキシ、トリフルオロメチル、ブロモまたはクロロからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5がフェニル、4−メチルフェニル、4−クロロフェニル、3−メトキシフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル、3,4−ジクロロフェニル、2−メトキシフェニル、4−エチルフェニル、3,5−ジクロロフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3−メチルフェニル、4−ブロモフェニルまたは4−トリフルオロメチルフェニルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5が−XCH2C6(R8)5であり;XがOまたはSであり;R8が各場合で独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、XがOである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、XがSである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R8が各場合で独立に水素、ハロ、アルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、ハロアルキルおよびニトロからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R8が各場合で独立に水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、メチル、メトキシ、メトキシカルボニル、トリフルオロメチルおよびニトロからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5がフェニルメトキシ、フェニルメチルチオ、2−クロロフェニルメトキシ、4−クロロフェニルメトキシ、2−メチルフェニルメトキシ、4−フルオロフェニルメトキシ、4−(メトキシカルボニル)−フェニルメトキシ、3−フルオロフェニルメトキシ、2,4−ジクロロフェニル−メトキシ、6−クロロ−2−フルオロフェニルメトキシ、2−クロロ−4−フルオロフェニルメトキシ、3−メチルフェニルメトキシ、3−トリフルオロメチルフェニルメトキシ、3−メトキシフェニルメトキシ、4−ブロモフェニルメトキシ、3−ブロモフェニルメトキシ、3−(メトキシカルボニル)−フェニルメトキシ、2−フルオロフェニルメトキシ、6−(メトキシカルボニル)フェニル−2−ニトロフェニルメトキシ、2,4,6−トリメチルフェニルメトキシ、3,4−ジクロロフェニルメトキシ、3,4,5−トリメトキシフェニル−メトキシ、3−ニトロフェニルメトキシまたは3,4−ジメチルフェニルメトキシである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5がアルキルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5がC3−C6アルキルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5がヘキシル、ペンチル、ブチルまたはi−プロピルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5がまたは−C(=O)R9であり;R9がアルキルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R9がC4−C8アルキルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R9がペンチルまたはヘキシルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5が−C(=O)CH2C6(R8)5であり;R8が各場合で独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R8が水素またはハロである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R8が水素またはクロロである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5がフェニルメチルカルボニルまたは3,4−ジクロロフェニルメチルカルボニルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5が−OC6(R8)5であり;R8が各場合で独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシからなる群から選択される前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R8が水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシおよびハロアルキルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R8が水素、クロロ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、t−ブチルおよびブロモである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5がフェニルオキシ、4−クロロフェニルオキシ、2,4−ジクロロフェニルオキシ、4−メトキシフェニルオキシ、4−ブロモフェニルオキシ、4−t−ブチルフェニルオキシ、3,4−ジメチルフェニルオキシ、3,クロロフェニルオキシ、2,4−ジフルオロフェニルオキシ、3−トリフルオロフェニルオキシまたは4−クロロフェニルオキシである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R5が−OR9であり;R9がアルキルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R9がC2−C8アルキルである前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、R9がヘプチル、ヘキシル、ペンチル、i−ペンチル、ブチル、i−ブチル、プロピルまたは3−フルオロペンチル前記実施形態のいずれかの化合物に関するものである。 別の実施形態において本発明は、検出可能な量の前記実施形態のうちのいずれかによる造影剤を投与する段階;およびサンプル中の前記造影剤のS1P5に対する結合を検出する段階を有する、サンプルにおけるS1P5の測定方法に関するものである。 別の実施形態において本発明は、検出可能な量の前記実施形態のうちのいずれかによる造影剤を投与する段階;および対象者における前記造影剤のS1P5に対する結合を検出する段階を有する、対象者における前記S1P5の測定方法に関するものである。 別の実施形態において、造影用キットで具体化される本発明は、ヒト血清アルブミンなどの製薬上許容される担体と組み合わせて上記の放射性造影剤または蛍光造影剤を含む。本発明のキットで使用されるヒト血清アルブミンは、いずれかの方法で、例えばヒト血清からのタンパク質の精製により、またはヒト血清アルブミンをコードする遺伝子を含むベクターの組換え発現によって製造することができる。他の物質も本発明の本実施形態に従って担体として用いることができ、例えば洗浄剤、希アルコール類、炭水化物、補助分子などがある。本発明のキットは当然のことながら、注射器、説明書、反応バイアルなどの、それの使用を容易にすることができるような他の物品を含むこともできる。 別の実施形態において本発明は、製薬上許容される担体と組み合わせて、本明細書に記載の放射性核種標識もしくは標識S1P5作動薬または拮抗薬を含む本発明によるキットに関するものである。前記造影剤および担体は、溶液または凍結乾燥品の形で提供することができる。当該キットの造影剤および担体が凍結乾燥形態の場合、そのキットは水、生理食塩水、緩衝生理食塩水などの無菌で生理的に許容される再生用媒体を含んでいても良い。 併用療法 本発明の1態様において、本発明の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体は、単独でまたは上記で記載のような疾患を治療するための別の治療剤との併用で用いることができる。理解すべき点として、本発明の化合物は、単独でまたは別の薬剤、例えば治療薬との併用で使用することができ、前記他薬剤はその所期の目的のため当業者によって選択されるものである。例えば、他薬剤は、本発明の化合物により治療される疾患または状態を治療するのに有用であることが当技術分野で理解されている治療薬であることができる。他薬剤は、治療組成物に有益な性質を与える薬剤、例えば組成物に粘性をもたらす薬剤であってもよい。 本発明によって想到される併用療法には、例えば単一の医薬製剤での本発明の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体および別の薬剤の投与、ならびに別個の医薬製剤での本発明の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体および別の薬剤の投与などがある。すなわち、同時投与は、対象者に対して少なくとも2薬剤を投与して両方の薬剤の組み合わせの有益な効果を提供することを意味する。例えば、これら薬剤を同時にまたはある期間をかけて順次で投与することができる。 さらに理解すべき点として、本発明に含まれる組合せは、その所期の目的に有用な組合せのものである。以下に述べる薬剤は例示を目的とするものであり、これらに限定するものではない。本発明の一部であるその組合せは、本発明の化合物と、下記のリストから選択された少なくとも1種類の薬剤とすることができる。組合せは、複数の他薬剤を含むこともでき、例えば、形成される組成物がその所期の機能を発揮できるような組合せである場合には2種または3種の他薬剤を含むことができる。 ある種の実施形態において、組み合わせはイブプロフェンなどの薬物等のNSAIDSとも称される非ステロイド系抗炎症薬を含む。他の組み合わせはプレドニゾロンなどの副腎皮質ステロイドを含み、本発明のS1P5調節剤と組み合わせて患者を治療する場合に必要なステロイドの用量を漸減することにより、ステロイドの公知の副作用は低減または消失させることができる。 関節リウマチ用治療薬であって、本発明の化合物と組み合せることができるその治療薬の例には、以下のものなどがあるが、それに限定されるものではない。すなわち、サイトカイン抑制性抗炎症薬(CSAID)と、他のヒトサイトカインまたは成長因子に対する抗体または拮抗薬であって、例えばTNF、LT、IL−1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−5、IL−6、IL−7、IL−8、IL−12、IL−15、IL−16、IL−21、IL−23、インターフェロン類、EMAP−II、GM−CSF、FGFおよびPDGFである。本発明のS1P受容体調節剤は、CD2、CD3、CD4、CD8、CD25、CD28、CD30、CD40、CD45、CD69、CD80(B7.1)、CD86(B7.2)、CD90、CTLAまたはCD154を含むこれらのリガンド(gp39またはCD40L)などの細胞表面分子に対する抗体と組み合せることができる。 ある種の実施形態において、治療薬の組合せは、自己免疫および後続の炎症カスケードの異なる点で干渉する可能性があり、例としては、キメラ様のTNF拮抗薬、ヒト化またはヒトTNF抗体、D2Ey(HUMIRA(商標名))(米国特許第6090382号;参照によって組み込まれる)、CA2(REMICADE(商標名))、CDP571、および可溶性p55またはp75 TNF受容体、その誘導体(p75TNFR1gG(ENBREL(商標名))またはp55TNFR1gG(Lenercept)、およびTNFα変換酵素(TACE)も含まれ、同様に、IL−1阻害剤(インターロイキン1変換酵素阻害剤、IL−1RAなど)を同様の理由で効果的に用いることができる。他の組合せには、インターロイキン11が含まれる。さらに別の組合せは、IL−18の機能に並行して、依存して、または協働して作用することが可能な自己免疫応答のその他の主要な役割を果すものであり、あるいはIL−12抗体または可溶性IL−12受容体を含むIL−12拮抗薬、またはIL−12結合タンパク質である。IL−12およびIL−18が一部重複するが明確に異なる機能を有し、その両者に対する拮抗薬の組合せが最も有効となり得ることが明らかになっている。さらに別の組合せは、非枯渇性抗CD4阻害剤である。さらに他の組合せには、抗体、可溶性受容体または拮抗性リガンドを含む同時刺激経路CD80(B7.1)またはCD86(B7.2)の拮抗薬などがある。 本発明の化合物は、メトトレキサート、6−MP、アザチオプリンスルファサラジン、メサラジン、オルサラジンクロロキニン/ヒドロキシクロロキン、ペンシルアミン、金チオマレート(筋肉および経口)、アザチオプリン、コチシン、コルチコステロイド(経口、吸入、および局所注射)、β2アドレナリン作用性受容体作動薬(サルブタモール、テルブタリン、サルメテラル)、キサンチン(テオフィリン、アミノフィリン)、クロモグリケート、ネドクロミル、ケトチフェン、イプラトロピウムおよびオキシトロピウム、シクロスポリン、FK506、ラパマイシン、ミコフェノール酸モフェチル、レフルノミド、例えばイブプロフェンなどのNSAID、プレドニゾロンなどのコルチコステロイド、ホスホジエステラーゼ阻害剤、アデノシン作動薬、抗血栓薬、補体阻害剤、アドレナリン作用性の薬剤、TNFαやIL−1など、炎症誘発性サイトカインからのシグナルを妨げる薬剤(例えばIRAK、NIK、IKK、p38またはMAPキナーゼ阻害剤)、IL−1β変換酵素阻害剤、キナーゼ阻害剤などのT細胞シグナル阻害剤、メタロプロテイナーゼ阻害剤、スルファサラジン、アザチオプリン、6−メルカプトプリン、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、可溶性サイトカイン受容体およびその誘導体(例えば可溶性p55またはp75 TNF受容体および誘導体p75TNFRIgG(Enbrel(商標名)およびp55TNFRIgG(Lenercept))、sIL−1RI、sIL−1RII、sIL−6R)、および抗炎症性サイトカイン(例えばIL−4、IL−10、IL−11、IL−13およびTGFβ)、セレコキシブ、葉酸、硫酸ヒドロキシクロロキン、ロフェコキシブ、エタネルセプト、インフリキシマブ、ナプロキセン、バルデコキシブ、スルファサラジン、メチルプレドニゾロン、メロキシカム、酢酸メチルプレドニゾロン、チオリンゴ酸金ナトリウム、アスピリン、トリアムシノロンアセトニド、プロポキシフェンナプシレート/apap、葉酸塩、ナブメトン、ジクロフェナク、ピロキシカム、エトドラク、ジクロフェナクナトリウム、オキサプロジン、オキシコドンHCl、酒石酸水素ヒドロコドン/apap、ジクロフェナクナトリウム/ミソプロストール、フェンタニル、アナキンラ、トラマドールHCl、サルサラート、スリンダク、シアノコバラミン/fa/ピリドキシン、アセトアミノフェン、アレンドロン酸ナトリウム、プレドニゾロン、硫酸モルヒネ、塩酸リドカイン、インドメタシン、硫酸グルコサミン/コンドロイチン、アミトリプチリンHCl、スルファジアジン、オキシコドンHCl/アセトアミノフェン、オロパタジンHCl、ミソプロストール、ナプロキセンナトリウム、オメプラゾール、シクロホスファミド、リツキシマブ、IL−1TRAP、MRA、CTLA4−IG、IL−18BP、抗−IL−12、抗−IL15、BIRB−796、SCIO−469、VX−702、AMG−548、VX−740、ロフルミラスト、IC−485、CDC−801およびメソプラムなどの薬剤と組み合せることもできる。ある種の実施形態において、組合せには、メトトレキサートまたはレフルノミドなどがあり、中等度または重度の関節リウマチの場合にはシクロスポリンおよび上記の抗TNF抗体などがある。 本発明の化合物を組み合せることができる炎症性腸疾患用治療薬の例には、ブデソニド;表皮成長因子;コルチコステロイド;シクロスポリン、スルファサラジン;アミノサリチレート;6−メルカプトプリン;アザチオプリン;メトロニダゾール;リポキシゲナーゼ阻害剤;メサラミン;オルサラジン;バルサラジン;抗酸化薬;トロンボキサン阻害剤;IL−1受容体拮抗薬;抗IL−βモノクローナル抗体;抗IL−6モノクローナル抗体;成長因子;エラスターゼ阻害剤;ピリジニル−イミダゾール化合物;その他のヒトサイトカインまたは成長因子に対する抗体または拮抗薬、例えばTNF、LT、IL−1、IL−2、IL−6、IL−7、IL−8、IL−12、IL−15、IL−16、EMAP−II、GM−CSF、FGFおよびPDGF;CD2、CD3、CD4、CD8、CD25、CD28、CD30、CD40、CD45、CD69、CD90またはそれらのリガンドなどの細胞表面分子;メトトレキサート、シクロスポリン、FK506、ラパマイシン、マイコフェノラートモフェチル、レフルノミド、NSAID(例えばイブプロフェン)、プレドニゾロンなどのコルチコステロイド、ホスホジエステラーゼ阻害剤、アデノシン作動薬、抗血栓薬、補体阻害剤、アドレナリン作用性の薬剤、TNFαやIL−1など、炎症誘発性サイトカインからのシグナルを妨げる薬剤(例えばIRAK、NIK、IKKまたはMAPキナーゼ阻害剤)、IL−1β変換酵素阻害剤、TNFα変換酵素阻害剤、キナーゼ阻害剤などのT細胞シグナル阻害剤、メタロプロテイナーゼ阻害剤、スルファサラジン、アザチオプリン、6−メルカプトプリン、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、可溶性サイトカイン受容体およびその誘導体(例えば可溶性p55またはp75 TNF受容体、sIL−1RI、sIL−1RII、sIL−6R)、および抗炎症性サイトカイン(例えばIL−4、IL−10、IL−11、IL−13およびTGFβ)などがあるが、これらに限定されるものではない。本発明の化合物と組み合せることができるクローン病用治療薬の例には、以下のものなどがある。すなわち、TNF拮抗薬、例えば、抗TNF抗体、D2E7(米国特許第609382;HUMIRA(商標名));CA2(レミケード(商標名))、CDP571、TNFR−Ig構造体、(p75TNFRIgG(エンブレル(商標名))またはp55TNFRIgG(レネルセプト(商標名)))阻害剤およびPDE4阻害剤である。本発明の化合物は、コルチコステロイド、例えばブデソニドやデキサメタゾン;スルファサァジン、5−アミノサリチル酸;オルサラジン;IL−1などのプロ炎症性サイトカイン、例えばIL−1β変換酵素阻害剤、およびIL−1raの合成または作用を妨げる薬剤;T細胞シグナル阻害剤、例えばチロシンキナーゼ阻害剤6−メルカプトプリン類;IL−11;メサラミン、プレドニゾン、アザチオプリン、メルカプトプリン、インフリキシマブ、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム、ジフェノキシレート/アトロプ硫酸塩、ロペラミド塩酸塩、メトトレキセート、オメプラゾール、葉酸塩、シプロフロキサシン/デキストロース−水、酒石酸水素ヒドロコドン/apap、テトラサイクリン塩酸塩、フルオシノニド、メトロニダゾール、チメロアール/ホウ酸、コレスチラミン/ショ糖、シプロフロキサシン塩酸塩、ヒヨスチアミン硫酸塩、メペリジン塩酸塩、ミダゾラム塩酸塩、オキシコドンHCl/アセトアミノフェン、プロメタジン塩酸塩、リン酸ナトリウム、スルファメトキサゾール/トリメトプリム、セレコキシブ、ポリカルボフィル、ナプシル酸プロポキシフェン、ヒドロコルチゾン、総合ビタミン剤、バルサラジド・2ナトリウム、リン酸コデイン/apap、コレセベラムHCl、シアノコバラミン、葉酸、レボフロキサシン、メチルプレドニゾロン、ナタリズマブおよびインターフェロン−γと組み合わせることができる。 本発明の化合物と組み合せることができる多発性硬化症用治療薬の例には、コルチコステロイド;プレドニゾロン;メチルプレドニゾロン;アザチオプリン;シクロホスファミド;シクロスポリン;メトトレキサート;4−アミノピリジン;チザニジン;インターフェロンβ1a(アボネックス(登録商標);Biogen);インターフェロンβ1b(ベタセロン(登録商標);Chiron/Berlex);インターフェロンβ1A−IF(Serono/Inhale Therapeutics)、Pegインターフェロンα2b(Enzon/Schering−Plough)、コポリマー1(Cop−1;コパキソン(登録商標);Teva Pharmaceutical Industries, Inc.);高圧酸素;静脈免疫グロブリン;クラブリビン;その他のヒトサイトカインまたは成長因子およびそれらの受容体に対する抗体または拮抗薬、例えばTNF、LT、IL−1、IL−2、IL−6、IL−7、IL−8、IL−12、IL−23、IL−15、IL−16、EMAP−II、GM−CSF、FGFおよびPDGFなどがあるが、それらに限定されるものではない。本発明の化合物は、CD2、CD3、CD4、CD8、CD19、CD20、CD25、CD28、CD30、CD40、CD45、CD69、CD80、CD86、CD90またはこれらのリガンドなどの細胞表面分子に対する抗体と組み合せることができる。本発明の化合物は、メトトレキサート、シクロスポリン、FK506、ラパマイシン、マイコフェノラートモフェチル、レフルノミド、NSAID(例えばイブプロフェン)、プレドニゾロンなどのコルチコステロイド、ホスホジエステラーゼ阻害剤、アデノシン作動薬、抗血栓薬、補体阻害剤、アドレナリン作用性の薬剤、TNFαやIL−1など、炎症誘発性サイトカインからのシグナルを妨げる薬剤(例えばIRAK、NIK、IKK、p38またはMAPキナーゼ阻害剤)、IL−1β変換酵素阻害剤、TACE阻害剤、キナーゼ阻害剤などのT細胞シグナル阻害剤、メタロプロテイナーゼ阻害剤、スルファサラジン、アザチオプリン、6−メルカプトプリン、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、可溶性サイトカイン受容体およびその誘導体(例えば可溶性p55またはp75 TNF受容体、sIL−1RI、sIL−1RII、sIL−6R)および抗炎症性サイトカイン(例えばIL−4、IL−10、IL−13およびTGFβ)などの薬剤と組み合せることもできる。 本発明の化合物を組み合わせることができる多発性硬化症用治療薬の例には、インターフェロンβ、例えばIFNβ1aおよびIFNβ1b;コパクソン、コルチコステロイド、カスパーゼ阻害薬(例えば、カスパーゼ−1阻害薬)、IL−1阻害剤、TNF阻害剤およびCD40リガンドおよびCD80に対する抗体などがある。 本発明の化合物は、アレムツヅマブ、ドロナビノール、ダクリツマブ、ミトキサントロン、キサリプロデン塩酸塩、ファムプリジン、酢酸グラチラマー、ナタリツマブ、シンナビドール(sinnabidol)、a−イムノカイン(a−immunokine)NNS03、ABR−215062、アレルギ(Anergi)X.MS、ケモカイン受容体拮抗薬、BBR−2778、カラグアリン(calagualine)、CPI−1189、LEM(リポソーム封入ミトキサントロン)、THC.CBD(カンナビノイド作働薬)MBP−8298、メソプラム(PDE4阻害薬)、MNA−715、抗−IL−6受容体抗体、ニューロバクス(neurovax)、パーフェミドン・アロトラップ(allotrap)1258(RDP−1258)、sTNF−R1、タラミパネル(talampanel)、テリフルノミド(teriflunomide)、TGF−β2、チプリモチド(tiplimotide)、VLA−4拮抗薬(例えば、TR−14035、VLA4ウルトラヘイラー(Ultrahaler)、アンテグラン(Antegran)−ELAN/バイオゲン(Biogen)、インターフェロンγ拮抗薬およびIL−4作働薬などの薬剤と組み合わせることもできる。 中枢神経系薬は、アルツハイマー病、抑鬱およびパーキンソン病などの非常に多様な医学的状態の影響を治療するのに用いられる。この医薬の範疇には、鎮痛薬(疼痛薬)、鎮静薬および抗痙攣薬も含まれる。本発明の化合物を組み合わせることができる中枢神経系の障害の治療のための治療薬の例としては、ブロモクリプチン、プラミペキソール、ロピニロール、アマンタジン、レボドーパ、セレギリン、ベンズトロピン、スマトリプタン、フェニトイン、カルバマゼピン、ラモトリジン、ガバペンチン、トピラメート、フェノバルビタール、バルプロ酸、ジアゼパム、ロラゼパム、トリアゾラム、オキサゼパム、クロルジアゼポキシド、フェノバルビタール、チオペンタールおよびセコバルビタールなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物は、アセチルサリチル酸、セレコキシブ、ジクロフェナクナトリウム、ミソプロストール、ジフルニサル、フルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、メフェナム酸、メロキシカム、ナプロキセン、ナプロキセンナトリウム、ピロキシカム、スリンダク、チアプロフェン酸などの非ステロイド系抗炎症薬とも組み合わせることができる。 本発明の化合物は、アセトアミノフェン、アセチルサリチル酸、クエン酸カフェイン、コデイン・1水和物、硫酸コデイン・3水和物、リン酸コデイン、フェンタニル、塩酸ヒドロモルホン、塩酸メペリジン、塩酸モルヒネ、硫酸モルヒネおよび塩酸オキシコドンなどのアヘン剤作動薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、塩酸ペンタゾシンおよび酪酸ペンタゾシンなどのアヘン剤部分作動薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、アセトアミノフェンおよびフロクタフェニンなどの鎮痛薬および解熱薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、フェノバルビタール、プリミドン、クロナゼパム、フェニトイン、エトスクシミド、メトスクシミド、カルバマゼピン、ジバルプロックス・ナトリウム、ガバペンチン、ラモトリジン、レベチラセタム、トピラメート、バルプロ酸ナトリウム、バルプロ酸およびビガバトリンなどの抗痙攣薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、塩酸アミトリプチリン、塩酸ブプロピオン(ウェルブトリン)、塩酸ブプロピオン(ザイバン)、シタロプラム、塩酸クロミプラミン、塩酸デシプラミン、塩酸ドキセピン、塩酸フルオキセチン、マレイン酸フルボキサミン、塩酸イミプラミン、塩酸マプロチリン、ミルタザピン、モクロベミド、塩酸ノルトリプチリン、塩酸パロキセチン、硫酸フェネルジン、セルトラリン、硫酸トラニルシプロミン、塩酸トラゾドン、マレイン酸トリミプラミンおよび塩酸ベンラファクシンなどの抗鬱薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、クロルプロマジン、クロザピン、デカン酸フルペンチキソール、フルペンチキソール・2塩酸塩、デカン酸フルフェナジン、塩酸フルフェナジン、ハロペリドール、デカン酸ハロペリドール、塩酸ロクサピン、コハク酸ロクサピン、メトトリメプラジン、オランザピン、ペリシアジン、ペルフェナジン、ピモジド、パルミチン酸ピポチアジン、プロクロルペラジン、フマル酸クエチアピン、リスペリドン、メシル酸チオプロペラジン、チオチキセンおよび塩酸トリフルオペラジンなどの抗精神病薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、硫酸デキストロアンフェタミンなどのアンフェタミン類と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、塩酸メチルフェニデート、モダフィニルなどの食欲減退薬ならびに呼吸刺激剤および脳刺激剤と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、アルプラゾラム、ブロマゼパム、クロバザム、ジアゼパム、ロラゼパム、ニトラゼバム、オキサゼパム、テマゼパム、トリアゾラムおよび塩酸ヒドロキシジンなどの抗不安薬、鎮静剤および催眠剤と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、炭酸リチウムおよびクエン酸リチウムなどの抗躁薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、マレイン酸アルモトリプタン、塩酸ナラトリプタン、リザトリプタン、ヘミ硫酸スマトリプタン、コハク酸スマトリプタンおよびゾルミトリプタンなどの選択的セロトニン作動薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物は、エンタカポン、レボドーパ/ベンセラジド、レボドーパ/カルビドーパ、マレイン酸水素ピゾチリン、プラミペキソール・2塩酸塩および塩酸セレギリンなどの中枢神経系薬と組み合わせることもできる。 末梢神経系には、脳および脊髄以外における全ての神経が含まれ、身体のあらゆる部分を中枢神経系とつないでいる。末梢(感覚)神経系が刺激を受け取り、中枢神経系がそれを解釈し、末梢(運動)神経系が応答を開始する。本発明の化合物は、アセチルコリン、カルバミルコリン、ベタネコール、ピロカルピン、アトロピン、スコポラミン、四級アミン類(メチルアトロピン)、ニコチン、ヘキサメトニウム、メカミラミン、d−ツボクラリン、スクシニルコリン、エンドロホニウム、ネオスチグミンおよびピリドスチグミン、フィゾスチグミン、ドネペジル、エコチオフェート、プラリドキシム、ダントロレン、ボツリヌス毒素、ノルエピネフリン、エピネフリン、フェニレフリン、オキシメタゾリン(axymetazoline)、テトラヒドロゾリン、クロニジン、メチルドーパ、イソプロテレノール、アルブテロール、テルブタリン、サルメテロール、リトドリン、チラミン、エフェドリン、プソイドエフェドリン、アンフェタミン、メタンフェタミン、フェノキシベンズアミン(ハロアルキルアミン)、フェントラミン(イミダゾリン)、プロゾシン(prozasin)、タムスロシン(α1A)、プロプラノロール、アテノロールおよびピンドロールなどの末梢神経系薬と組み合わせることもできる。 本発明の化合物を組み合わせることができる狭心症の治療薬の例としては、アスピリン、ニトログリセリン、1硝酸イソソルビド、コハク酸メトプロロール、アテノロール、酒石酸メトプロロール、ベシル酸アムロジピン、ジルチアゼム塩酸塩、2硝酸イソソルビド、重硫酸クロピドグレル、ニフェジピン、アトルバスタチンカルシウム、塩化カリウム、フロセミド、シンバスタチン、ベラパミルHCl、ジゴキシン、プロプラノロール塩酸塩、カルベジロール、リシノプリル、スピロノラクトン、ヒドロクロロチアジド、マレイン酸エナラプリル、ナドロール、ラミプリル、エノキサパリンナトリウム、ヘパリンナトリウム、バルサルタン、塩酸ソタロール、フェノフィブラート、エゼチミベ、ブメタニド、ロサルタンカリウム、リシノプリル/ヒドロクロロチアジド、フェロジピン、カプトプリルおよびフマル酸ビソプロロールなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができる強直性脊椎炎の治療薬の例としては、イブプロフェン、ジクロフェナク、ミソプロストール、ナプロキセン、メロキシカム、インドメタシン、ジクロフェナク、セレコキシブ、ロフェコキシブ、スルファサラジン、メトトレキセート、アザチオプリン、ミノサイクリン、プレドニゾン、エタネルセプト、D2E7(米国特許第6090382号;HUMIRA(商標名))およびインフリキシマブなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができる喘息の治療薬の例としては、アルブテロール、サルメテロール/フルチカゾン、モンテルカストナトリウム、プロピオン酸フルチカゾン、ブデゾニド、プレドニゾン、キシナホ酸サルメテロール、レボ−アルブテロールHCl、硫酸アルブテロール/イプラトロピウム、リン酸プレドニゾロンナトリウム、トリアムシノロンアセトニド、2プロピオン酸ベクロメタゾン、イプラトロピウムブロマイド、アジスロマイシン、酢酸ピルブテロール、プレドニゾロン、無水テオフィリン、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム、クラリスロマイシン、ザフィルルカスト、フマル酸フォルモテロール、インフルエンザウイルスワクチン、アモキシシリン・3水和物、フルニソリド、アレルギー注射、クロモリンナトリウム、塩酸フェキソフェナジン、フルニソリド/メントール、アモキシシリン/クラブラン酸塩、レボフロキサシン、吸入支援機器、グアイフェネシン、リン酸デキサメタゾンナトリウム、モキシフロキサシンHCl、ドキシサイクリンヒクラート、グアイフェネシン/d−メトルファン、p−エフェドリン/cod/クロルフェニル、ガチフロキサシン、セチリジンHCl、フロ酸モメタゾン、キシナホ酸サルメテロール、ベンゾナテート、セファレキシン、pe/ヒドロコドン/クロルフェニル、セチリジン塩酸塩/プソイドエフェド(pseudoephed)、フェニレフリン/cod/プロメタジン、コデイン/プロメタジン、セフプロジル、デクサメタゾン、グアイフェネシン/プソイドエフェドリン、クロルフェニラミン/ヒドロコドン、ネドクロミルナトリウム、硫酸テルブタリン、エピネフリン、メチルプレドニゾロンおよび硫酸メタプロテレノールなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができるCOPDの治療薬の例としては、硫酸アルブテロール/イプラトロピウム、イプラトロピウムブロマイド、サルメテロール/フルチカゾン、アルブテロール、キシナホ酸サルメテロール、プロピオン酸フルチカゾン、プレドニゾン、無水テオフィリン、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム、モンテルカストナトリウム、ブデゾニド、フマル酸フォルモテロール、トリアムシノロンアセトニド、レボフロキサシン、グアイフェネシン、アジスロマイシン、2プロピオン酸ベクロメタゾン、レボアルブテロールHCl、フルニソリド、セフトリアキソンナトリウム、アモキシシリン・3水和物、ガチフロキサシン、ザフィルルカスト、アモキシシリン/クラブラン酸塩、フルニソリド/メントール、クロルフェニラミン/ヒドロコドン、硫酸メタプロテレノール、メチルプレドニゾロン、フロ酸モメタゾン、p−エフェドリン/cod/クロルフェニル、酢酸ピルブテロール、p−エフェドリン/ロラタジン、硫酸テルブタリン、チオトロピウムブロマイド、(R,R)−フォルモテロール、TgAAT、シロミラストおよびロフルミラストなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができるHCVの治療薬の例としては、インターフェロン−α−2a、インターフェロン−α−2b、インターフェロン−αcon1、インターフェロン−α−n1、PEG化インターフェロン−α−2a、PEG化インターフェロン−α−2b、リバビリン、PEGインターフェロンα−2b+リバビリン、ウルソデオキシコール酸、グリチルリジン酸、チマルファシン、マキサミン(Maxamine)、VX−497およびHCVポリメラーゼ、HCVプロテアーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV IRES(内部リボソーム侵入部位)という標的に介入することでHCVを治療するのに用いられる化合物などがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができる特発性肺線維症の治療薬の例としては、プレドニゾン、アザチオプリン、アルブテロール、コルヒチン、硫酸アルブテロール、ジゴキシン、γ−インターフェロン、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム、ロラゼパム、フロセミド、リシノプリル、ニトログリセリン、スピロノラクトン、シクロホスファミド、イプラトロピウムブロマイド、アクチノマイシンd、アルテプラーゼ、プロピオン酸フルチカゾン、レボフロキサシン、硫酸メタプロテレノール、硫酸モルヒネ、オキシコドン塩酸塩、塩化カリウム、トリアムシノロンアセトニド、無水タクロリムス、カルシウム、インターフェロン−α、メトトレキセート、ミコフェノール酸モフェチル、インターフェロン−γ−1βなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができる心筋梗塞の治療薬の例としては、アスピリン、ニトログリセリン、酒石酸メトプロロール、エノキサパリンナトリウム、ヘパリンナトリウム、重硫酸クロピドグレル、カルベジロール、アテノロール、硫酸モルヒネ、コハク酸メトプロロール、ワーファリンナトリウム、リシノプリル、1硝酸イソソルビド、ジゴキシン、フロセミド、シンバスタチン、ラミプリル、テネクテプラーゼ、マレイン酸エナラプリル、トルセミド、レタバーゼ(retavase)、ロサルタンカリウム、キナプリル塩酸塩/マグカルブ(mag carb)、ブメタニド、アルテプラーゼ、エナラプリラート、アミオダロン塩酸塩、チロフィバンHClm−水和物、ジルチアゼム塩酸塩、カプトプリル、イルベサルタン、バルサルタン、プロプラノロール塩酸塩、フォシノプリルナトリウム、リドカイン塩酸塩、エプチフィバチド、セファゾリンナトリウム、硫酸アトロピン、アミノカプロン酸、スピロノラクトン、インターフェロン、ソタロール塩酸塩、塩化カリウム、ドキュセートナトリウム、ドブタミンHCl、アルプラゾラム、プラバスタチンナトリウム、アトルバスタチンカルシウム、ミダゾラム塩酸塩、メペリジン塩酸塩、2硝酸イソソルビド、エピネフリン、ドーパミン塩酸塩、ビバリルジン、ロスバスタチン,エゼチミベ/シンバスタチン、アバシミベ(avasimibe)およびカリポリドなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができる乾癬の治療薬の例としては、カルシポトリエン、プロピオン酸クロベタゾール、トリアムシノロンアセトニド、プロピオン酸ハロベタゾール、タザロテン、メトトレキセート、フルオシノニド、ベタメタゾン・2プロピオン酸塩増量(augmented)、フルオシノロンアセトニド、アシトレチン、タールシャンプー、吉草酸ベタメタゾン、フロ酸モメタゾン、ケトコナゾール、プラモキシン/フルオシノロン、吉草酸ヒドロコルチゾン、フルランドレノリド、尿素、ベタメタゾン、プロピオン酸クロベタゾール/エモル(emoll)、プロピオン酸フルチカゾン、アジスロマイシン、ヒドロコルチゾン、保湿製剤、葉酸、デソニド(desonide)、ピメクロリムス、コールタール、2酢酸ジフロラゾン、葉酸エタネルセプト、乳酸、メトキサレン、hc/次没食子酸ビスマス/znox/resor、酢酸メチルプレドニゾロン、プレドニゾン、日焼け止め、ハルシノニド、サリチル酸、アントラリン、ピバリン酸クロコルトロン、石炭抽出物、コールタール/サリチル酸、コールタール/サリチル酸/硫黄、デソキシメタゾン、ジアゼパム、緩和薬、フルオシノニド/緩和薬、鉱油/ヒマシ油/乳酸ナトリウム(nalact)、鉱油/落花生油、石油/ミリスチン酸イソプロピル、ソラレン、サリチル酸、石鹸/トリブロンサラン、チメロサール/ホウ酸、セレコキシブ、インフリキシマブ、シクロスポリン、アレファセプト、エファリズマブ、タクロリムス、ピメクロリムス、PUVA、UVB、D2E7(米国特許第6090382号;HUMIRA(商標名))およびスルファサラジンなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができる乾癬性関節炎の治療薬の例としては、メトトレキセート、エタネルセプト、ロフェコキシブ、セレコキシブ、葉酸、スルファサラジン、ナプロキセン、レフルノミド、酢酸メチルプレドニゾロン、インドメタシン、硫酸ヒドロキシクロロキン、プレドニゾン、スリンダク、ベタメタゾン・2プロピオン酸塩増量(augmented)、インフリキシマブ、メトトレキセート、葉酸塩、トリアムシノロンアセトニド、ジクロフェナク、ジメチルスルホキシド、ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウム、ケトプロフェン、メロキシカム、メチルプレドニゾロン、ナブメトン、トルメチンナトリウム、カルシポトリエン、シクロスポリン、ジクロフェナクナトリウム/ミソプロストール、フルオシノニド、硫酸グルコサミン、チオリンゴ酸金ナトリウム、酒石酸水素ヒドロコドン/apap、イブプロフェン、リセドロン酸ナトリウム、スルファジアジン、チオグアニン、バルデコキシブ、アレファセプト、D2E7(米国特許第6090382号;HUMIRA(商標名))およびエファリズマブなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができる再狭窄の治療薬の例としては、シロリムス、パクリタキセル、エベロリムス、タクロリムス、ABT−578およびアセトアミノフェンなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物を組み合わせることができる坐骨神経痛の治療薬の例としては、酒石酸水素ヒドロコドン/apap、ロフェコキシブ、シクロベンザプリンHCl、メチルプレドニゾロン、ナプロキセン、イブプロフェン、オキシコドンHCl/アセトアミノフェン、セレコキシブ、バルデコキシブ、酢酸メチルプレドニゾロン、プレドニゾン、リン酸コデイン/apap、トラマドール塩酸塩/アセトアミノフェン、メタキサロン、メロキシカム、メトカルバモール、リドカイン塩酸塩、ジクロフェナクナトリウム、ガバペンチン、デクサメタゾン、カリソプロドール、ケトロラクトロメタミン、インドメタシン、アセトアミノフェン、ジアゼパム、ナブメトン、オキシコドンHCl、チザニジンHCl、ジクロフェナクナトリウム/ミソプロストール、ナプシル酸プロポキシフェン/apap、asa/オキシコドン/オキシコドンter、イブプロフェン/ヒドロコドンbit、トラマドールHCl、エトドラク、プロポキシフェンHCl、アミトリプチリンHCl、カリソプロドール/リン酸コデイン/asa、硫酸モルヒネ、総合ビタミン剤、ナプロキセンナトリウム、クエン酸オルフェナドリンおよびテマゼパムなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の化合物と組み合わせることができるSLE(狼瘡)の治療薬の例としては、ジクロフェナク、ナプロキセン、イブプロフェン、ピロキシカム、インドメタシンなどのNSAID類;セレコキシブ、ロフェコキシブ、バルデコキシブなどのCOX2阻害薬;ヒドロキシクロロキンなどの抗マラリア剤;プレドニゾン、プレドニゾロン、ブデソニド(budenoside)、デクサメタゾンなどのステロイド類;アザチオプリン、シクロホスファミド、ミコフェノール酸モフェチル、メトトレキセートなどの細胞傷害剤;セルセプト(登録商標)などのPDE4の阻害薬またはプリン合成阻害薬などがある。本発明の化合物は、スルファサラジン、5−アミノサリチル酸、オルサラジン、イムラン(登録商標)およびIL−1などの炎症誘発性サイトカインの合成、産生または作用を妨害する薬剤(例えば、IL−1β変換酵素阻害薬およびIL−1raなどのカスパーゼ阻害薬)のような薬剤と組み合わせることもできる。本発明の化合物は、例えばチロシンキナーゼ阻害薬などのT細胞信号伝達阻害薬;あるいは例えばCTLA−4−IgGまたは抗B7ファミリー抗体、抗PD−1ファミリー抗体などのT細胞活性化分子を標的とする分子とともに用いることもできる。本発明の化合物は、hIL−11または例えばフォノトリズマブ(fonotolizumab)(抗IFNg抗体)などの抗サイトカイン抗体、または例えば抗IL−6受容体抗体およびB細胞表面分子に対する抗体などの抗−受容体受容体抗体と組み合わせることができる。本発明の化合物は、LJP394(アベチムス(abetimus))、例えばリツキシマブ(抗CD20抗体)、リンフォスタット(lymphostat)−B(抗BlyS抗体)などのB細胞を枯渇または失活させる薬剤、例えば抗TNF抗体、D2E7(米国特許第6090382号;HUMIRA(商標名))、CA2(レミケード(商標名))およびCDPなどのTNF拮抗薬とともに用いることもできる。 定義 本発明において、以下の定義を適用することができる。 「治療上有効量」とは、前記状態の進行を完全または部分的に阻害するか、あるいは、前記状態の1以上の症状を少なくとも部分的に緩和する、本発明の化合物の量または2種類以上のそのような化合物の組合せの量である。治療上有効量はまた、予防的に有効である量であり得る。治療的に有効である量は、患者の大きさおよび性別、処置される状態、状態の重度、ならびに求められている結果によって決まる。所定の患者について、治療上有効量は、当業者に知られている方法によって決定することができる。 「生理的に許容される塩」は、遊離塩基の生物学的有効性および生物学的性質を保持し、かつ、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、または、スルホン酸、カルボン酸、有機リン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、クエン酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、安息香酸、サリチル酸、乳酸、酒石酸(例えば、(+)または(−)−酒石酸、またはそれらの混合物)、アミノ酸(例:および、(+)または(−)−アミノ酸またはそれらの混合物)などの有機酸との反応によって得られる塩を指す。これらの塩は、当業者に公知の方法によって製造することができる。 酸性置換基を有する本発明のある種の化合物は、製薬上許容される塩基との塩として存在する場合がある。本発明はそのような塩を包含する。そのような塩の例には、ナトリウム塩、カリウム塩、リシン塩およびアルギニン塩が含まれる。これらの塩は、当業者に知られている方法によって製造することができる。 本発明のある種の化合物およびその塩は2以上の結晶形で存在する場合がある。本発明はそれぞれの結晶形およびその混合物を包含する。 本発明のある種の化合物およびその塩はまた、溶媒和物(例えば、水和物)の形態で存在する場合がある。本発明はそれぞれの溶媒和物およびその混合物を包含する。 本発明のある種の化合物は2以上のキラル中心を含有する場合があり、従って、異なる光学活性形態で存在する場合がある。本発明の化合物が1個のキラル中心を含有するとき、化合物は2種類のエナンチオマー形態で存在する。本発明は両方のエナンチオマーおよびエナンチオマーの混合物(例えば、ラセミ混合物など)を包含する。エナンチオマーは、当業者に知られている方法によって、例えば、ジアステレオマー塩の形成、例えば、結晶化によって分離され得るジアステレオマー塩の形成によって;ジアステレオマーの誘導体または複合体の形成、例えば、結晶化、ガスクロマトグラフィーまたは液体クロマトグラフィーによって分離され得るジアステレオマーの誘導体または錯体の形成によって;一方のエナンチオマーをエナンチオマー特異的な試薬と選択的に反応すること(例えば、酵素によるエステル化)によって;あるいは、キラルな環境でのガスクロマトグラフィーまたは液体クロマトグラフィー、例えば、キラルな担体(例えば、キラル配位子を結合させたシリカ)またはキラルな溶媒の存在下でのガスクロマトグラフィーまたは液体クロマトグラフィーによって分割することができる。所望するエナンチオマーは、上記に記載された分離手順のいずれかによって別の化学成分に変換される場合、さらなる工程が、所望するエナンチオマー形態を遊離させるために必要とされることが理解される。あるいは、特定のエナンチオマーを、光学活性な試薬、基質、触媒もしくは溶媒を使用する不斉合成によって、または、一方のエナンチオマーを不斉変換によりもう一方のエナンチオマーに変換することによって合成することができる。 本発明の化合物が2以上のキラル中心を含有するとき、化合物はジアステレオマー形態で存在する場合がある。ジアステレオマー化合物は、当業者に知られている方法によって、例えば、クロマトグラフィーまたは結晶化によって分離することができ、そして個々のエナンチオマーを上記に記載されたように分離することができる。本発明は、本発明の化合物のそれぞれのジアステレオマー、およびその混合物を包含する。 本発明のある種の化合物は、異なる互変異型で、または、異なる幾何異性体として存在する場合がある。本発明は、本発明の化合物のそれぞれの互変異体および/または幾何異性体、ならびにそれらの混合物を包含する。 本発明のある種の化合物は、分離可能であり得る異なる安定な立体配座形態で存在する場合がある。非対称な単結合の周りでの回転が、例えば、立体障害または環の変形のために制限されたことによる回転非対称性は、異なる配座異性体の分離を可能にし得る。本発明は、本発明の化合物のそれぞれの立体配座異性体、およびその混合物を包含する。 本発明のある種の化合物は両性イオン形態で存在する場合がある。本発明は、本発明の化合物のそれぞれの両性イオン形態、およびその混合物を包含する。 本明細書で使用される場合、「プロドラッグ」という用語は、何らかの生理的化学プロセスによってイン・ビボで親薬剤に変換される薬剤を指す(例えば、プロドラッグは、生理的pHにされると、所望の薬剤型に変換される。)。プロドラッグは、状況によっては、親薬剤より投与が容易である場合があることから有用であることが多い。それらは例えば、経口投与によって生理的に利用可能である場合があり、親薬剤はそうではない場合がある。プロドラッグは、親薬剤より薬理組成物での溶解度が改善されている場合もある。限定されるものではないが、プロドラッグの例としては、水溶解性が有利ではない細胞膜を通過しての送達を促進するためのエステル(「プロドラッグ」)として投与される本発明の化合物があると考えられるが、それは水溶解性が有利である細胞内に入ると代謝的に加水分解されてカルボン酸となる。プロドラッグは多くの有用な特性を有する。例えば、プロドラッグは、最終的な薬剤より水溶性が高いものとすることで、薬剤の静脈投与を容易にすることができる。プロドラッグは、最終的な薬剤より経口での生物学的利用能レベルが高いものとすることもできる。投与後、プロドラッグは酵素的または化学的に開裂されて、血液または組織中で最終薬剤を送達する。 開裂時に本発明の化合物の相当する遊離酸およびそのような加水分解可能なエステル形成残基を放出するプロドラッグの例には、遊離水素が(C1−C4)アルキル、(C2−C12)アルカノイルオキシメチル、(C4−C9)1−(アルカノイルオキシ)エチル、5から10個の炭素原子を有する1−メチル−1−(アルカノイルオキシ)−エチル、3から6個の炭素原子を有するアルコキシカルボニルオキシメチル、4から7個の炭素原子を有する1−(アルコキシカルボニルオキシ)エチル、5から8個の炭素原子を有する1−メチル−1−(アルコキシカルボニルオキシ)エチル、3から9個の炭素原子を有するN−(アルコキシカルボニル)アミノメチル、4から10個の炭素原子を有する1−(N−(アルコキシカルボニル)アミノ)エチル、3−フタリジル、4−クロトノラクトニル、γ−ブチロラクトン−4−イル、ジ−N,N−(C1−C2)アルキルアミノ(C2−C3)アルキル(β−ジメチルアミノエチルなど)、カルバモイル−(C1−C2)アルキル、N,N−ジ(C1−C2)−アルキルカルバモイル−(C1−C2)アルキルおよびピペリジノ−、ピロリジノ−またはモルホリノ(C2−C3)アルキルによって置き換わっているカルボン酸置換基(例:−C(O)2Hまたはカルボン酸を含む部分)などがあるが、これらに限定されるものではない。 他のプロドラッグの例は、ヒドロキシル置換基の遊離水素が、(C1−C6)アルカノイルオキシメチル、1−((C1−C6)アルカノイルオキシ)エチル、1−メチル−1−((C1−C6)アルカノイルオキシ)エチル、(C1−C6)アルコキシカルボニルオキシメチル、N−(C1−C6)アルコキシカルボニルアミノ−メチル、スクシノイル、(C1−C6)アルカノイル、α−アミノ(C1−C4)アルカノイル、アリールアシルおよびα−アミノアシル、またはα−アミノアシル−α−アミノアシルによって置き換わっており;前記α−アミノアシル部分が独立に、タンパク質で認められる天然L−アミノ酸、−P(O)(OH)2、−P(O)(O(C1−C6)アルキル)2またはグリコシル(炭水化物のヘミアセタールのヒドロキシルの脱離によって生じる基)のいずれかである本発明の化合物のアルコールを放出する。 本発明に関して、化学元素はCAS版Handbook of Chemistry and Physics, 67th Ed., 1986−87内表紙の元素周期表に従って確認する。 冠詞「1個」および「一つの」は本明細書において、1個または複数の(すなわち、少なくとも1個)のその冠詞の文法上の目的語を指すのに用いられる。例を挙げると、「1個の元素」は、1個の元素または複数の元素を意味する。 本明細書で使用される「アルケニル」という用語は、2から10個の炭素を有し、2個の水素の脱離によって形成された少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する直鎖または分岐の炭化水素を意味する。アルケニルの代表例には、エテニル、2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、3−ブテニル、4−ペンテニル、5−ヘキセニル、2−ヘプテニル、2−メチル−1−ヘプテニルおよび3−デセニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 「アルコキシ」という用語は、酸素原子を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアルキル基を意味する。アルコキシの代表例としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、2−プロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキシ、ペンチルオキシおよびヘキシルオキシなどがあるが、これらに限定されるものではない。 「アルコキシカルボニル」という用語は、本明細書で定義の−C(=O)−によって表されるカルボニル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシカルボニルの代表例としては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルおよびtert−ブトキシカルボニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アルコキシスルホニル」という用語は、本明細書で定義のスルホニル基を介して親分子部分に結合した、本明細書で定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシスルホニルの代表例には、メトキシスルホニル、エトキシスルホニルおよびプロポキシスルホニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アリールアルコキシ」および「ヘテロアルコキシ」という用語は、本明細書で定義のアルコキシ基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリール基またはヘテロアリール基を意味する。アリールアルコキシの代表例には、2−クロロフェニルメトキシ、3−トリフルオロメチルエトキシおよび2,3−メチルメトキシなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アリールアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリール基を意味する。アルコキシアルキルの代表例には、tert−ブトキシメチル、2−エトキシエチル、2−メトキシエチルおよびメトキシメチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 「アルキル」という用語は、炭素原子数1から10個である直鎖または分岐の炭化水素を意味する。アルキルの代表例としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチルおよびn−ヘキシルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アルキルカルボニル」という用語は、本明細書で定義のカルボニル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアルキル基を意味する。アルキルカルボニルの代表例としては、アセチル、1−オキソプロピル、2,2−ジメチル−1−オキソプロピル、1−オキソブチルおよび1−オキソペンチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アルキルカルボニルオキシ」および「アリールカルボニルオキシ」という用語は、酸素原子を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアルキルカルボニルまたはアリールカルボニル基を意味する。アルキルカルボニルオキシの代表例には、アセチルオキシ、エチルカルボニルオキシおよびtert−ブチルカルボニルオキシなどがあるが、これらに限定されるものではない。アリールカルボニルオキシの代表例には、フェニルカルボニルオキシなどがあるが、これに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アルキルスルホニル」という用語は、本明細書で定義のスルホニル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアルキル基を意味する。アルキルスルホニルの代表例には、メチルスルホニルおよびエチルスルホニルなどがあるがこれらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アルキルチオ」という用語は、硫黄原子を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアルキル基を意味する。アルキルチオの代表例には、メチルチオ、エチルチオ、tert−ブチルチオおよびヘキシルチオなどがあるがそれらに限定されるものではない。 「アリールチオ」、「アルケニルチオ」および「アリールアルキルチオ」という用語は、例えば同様に定義される。 本明細書で使用される「アルキニル」という用語は、炭素原子数2から10個であり、好ましくは直鎖であり、少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を有する直鎖または分岐の炭化水素基を意味する。アルキニルの代表例には、アセチレニル、1−プロピニル、2−プロピニル、3−ブチニル、2−ペンチニルおよび1−ブチニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アミノ」という用語は、窒素原子を介して親分子部分に結合した置換されていないアミンおよび置換されたアミンの両方の基を指す。二つの基はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールカルボニルまたはホルミルである。代表例には、メチルアミノ、アセチルアミノおよびアセチルメチルアミノなどがあるが、これらに限定されるものではない。 「芳香族」という用語は、4n+2個の電子(nは整数の絶対値である)を含む環状に共役した分子部分を特徴とする平面または多環構造を指す。縮合もしくは連結した環を含む芳香族分子は、二環式芳香環と称される。例えば、炭化水素環構造にヘテロ原子を含む二環式芳香環は、二環式ヘテロアリール環と称される。 本明細書で使用される「アリール」という用語は、フェニル基、ナフチル基、インデニル基またはナフタレニル基を意味する。本発明のアリール基は、独立に例えばアルケニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシから選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されていても良い。 「アリーレン」という用語は、当該技術分野で承認されており、本明細書で使用される場合、上記で定義のアリール環の2個の水素原子を取り除くことで得られる二座部分に関するものである。 本明細書で使用される「アリールアルキル」または「アラルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリール基を意味する。アリールアルキルの代表例には、ベンジル、2−フェニルエチル、3−フェニルプロピルおよび2−ナフト−2−イルエチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アリールアルコキシ」または「アリールアルキルオキシ」という用語は、酸素を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリールアルキル基を意味する。本明細書で使用される「ヘテロアリールアルコキシ」という用語は、酸素を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のヘテロアリールアルキル基を意味する。 本明細書で使用される「アリールアルキルチオ」という用語は、硫黄を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリールアルキル基を意味する。本明細書で使用される「ヘテロアリールアルキルチオ」という用語は、硫黄を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のヘテロアリールアルキル基を意味する。 本明細書で使用される「アリールアルケニル」という用語は、アルケニル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリール基を意味する。代表例にはフェニルエチレニルがある。 本明細書で使用される「アリールアルキニル」という用語は、アルキニル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリール基を意味する。代表例には、フェニルエチニルがある。 本明細書で使用される「アリールカルボニル」という用語は、本明細書で定義のカルボニル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリール基を意味する。アリールカルボニルの代表例には、ベンゾイルおよびナフトイルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「アリールカルボニルアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子に結合した本明細書で定義のアリールカルボニル基を意味する。 本明細書で使用される「アリールカルボニルアルコキシ」という用語は、酸素を介して親分子に結合した本明細書で定義のアリールカルボニルアルキル基を意味する。 本明細書で使用される「アリールオキシ」という用語は、酸素を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のアリール基を意味する。本明細書で使用される「ヘテロアリールオキシ」という用語は、酸素を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のヘテロアリール基を意味する。 本明細書で使用される「カルボニル」という用語は、−C(=O)−基を意味する。 本明細書で使用される「カルボキシ」という用語は、−CO2H基を意味する。 本明細書で使用される「シクロアルキル」という用語は、完全に飽和しているか1以上の不飽和結合を有するが芳香族基となるまでの数ではない3から12個の炭素原子を含む単環式または多環式(例えば二環式、三環式など)炭化水素を意味する。シクロアルキル基の例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシルおよびシクロヘキセニルなどがある。 本明細書で使用される「シクロアルコキシ」という用語は、酸素を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のシクロアルキル基を意味する。 本明細書で使用される「シアノ」という用語は、−CN基を意味する。 本明細書で使用される「ホルミル」という用語は、−C(=O)H基を意味する。 「ハロ」または「ハロゲン」という用語は、−Cl、−Br、−Iまたは−Fを意味する。 本明細書で使用される「ハロアルコキシ」という用語は、本明細書で定義のアルコキシ基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義の少なくとも1個のハロゲンを意味する。ハロアルコキシの代表例には、クロロメトキシ、2−フルオロエトキシ、トリフルオロメトキシおよびペンタフルオロエトキシなどがあるが、これらに限定されるものではない。 「ハロアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義の少なくとも1個のハロゲンを意味する。ハロアルキルの代表例には、クロロメチル、2−フルオロエチル、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチルおよび2−クロロ−3−フルオロペンチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「複素環」という用語は、完全に飽和しているか、1以上の不飽和単位を有することができ(誤解を避けるため、不飽和度は芳香族環系を生じないものである)、窒素、酸素もしくは硫黄などの少なくとも1個のヘテロ原子を含む3から12個の原子を有する単環式、二環式および三環式の環など(これらに限定されるものではない)の非芳香族環系を含むものである。例(本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではない)を挙げると、アゼピニル、アゼチジニル、モルホリニル、オキソピペリジニル、オキソピロリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピロリジニル、キヌクリジニル、チオモルホリニル、テトラヒドロピラニルおよびテトラヒドロフラニルが複素環の例としてある。本発明の複素環基は、独立に例えばアルケニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシから選択される0、1、2または3個の置換基で置換されている。 本明細書で使用される「ヘテロアリール」という用語は、単環式、二環式および三環式の環(これらに限定されるものではない)などの芳香族環系を含み、窒素、酸素もしくは硫黄などの少なくとも1個のヘテロ原子を含む3から12個の原子を有する。例を挙げると(本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではない)、アザインドリル、ベンゾ(b)チエニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、クロメニル、シンノリニル、フラニル、フラザニル、イミダゾリル、イミダゾピリジニル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インデニル、インドリジニル、インドリル、インドリニル、インダゾリル、イソインドリニル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、イソキノリニル、ナフチリジニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリル、ピロロ[2,3−d]ピリミジニル、ピラゾロ[3,4−d]ピリミジニル、キノリニル、キナゾリニル、キノキザリニル、トリアゾリル、[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジニル、チアゾリル、チオインドリル、チオフェニル、テトラヒドロインドリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チエニル、チオモルホリニル、トリアゾリルまたはトロパニルである。本発明のヘテロアリール基は、独立に例えばアルケニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシから選択される0、1、2または3個の置換基で置換されている。 「ヘテロアリーレン」という用語は当該技術分野で承認されており、本明細書で使用される場合、上記で定義のヘテロアリール環の2個の水素原子を取り除くことによって得られる二座部分に関するものである。 本明細書で使用される「ヘテロアリールアルキル」または「ヘテロアラルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に結合した本明細書で定義のヘテロアリールを意味する。ヘテロアリールアルキルの代表例には、ピリジン−3−イルメチルおよび2−(チエン−2−イル)エチルなどがあるが、それらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「ヒドロキシ」という用語は、−OH基を意味する。 本明細書で使用される「ヒドロキシアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に結合した少なくとも1個の本明細書で定義のヒドロキシ基を意味する。ヒドロキシアルキルの代表例には、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロキシペンチルおよび2−エチル−4−ヒドロキシヘプチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。 本明細書で使用される「メルカプト」という用語は、−SH基を意味する。 本明細書で使用される「ニトロ」という用語は、−NO2基を意味する。 本明細書で使用される「シリル」という用語は、シリル(H3Si−)基のヒドロカルビル誘導体(すなわち、(ヒドロカルビル)3Si−)(ヒドロカルビル基は、エチル、フェニルなどの炭化水素から水素原子を取り除くことで形成される一価の基である。)などがある。ヒドロカルビル基は、変動可能な各種基の組み合わせであることで、トリメチルシリル(TMS)、tert−ブチルジフェニルシリル(TBDPS)、tert−ブチルジメチルシリル(TBS/TBDMS)、トリイソプロピルシリル(TIPS)および[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル(SEM)などの多くのシリル基を提供することができる。 本明細書で使用される「シリルオキシ」という用語は、酸素原子を介して親分子に結合した本明細書で定義のシリル基を意味する。 医薬組成物 本発明の1以上の化合物は、本明細書に記載の疾患または状態を治療または改善するための用量で、それ自体でまたはそれらが生理的に好適な担体もしくは賦形剤と混合した医薬組成物で、ヒト患者に投与することができる。これらの化合物の混合物は、単一の混合物としてまたは好適な製剤された医薬組成物で患者に投与することもできる。治療上有効な用量とは、本明細書に記載の疾患または状態の予防または減弱を生じさせるだけの化合物または複数化合物の量を指す。本願の化合物の製剤および投与技術は、「Remington′s Pharmaceutical Sciences」、Mack Publishing Co., Easton, PA(最新版)などの当業者には公知の文献に記載されている。 好適な投与経路には、例えば、経口投与、点眼投与、直腸投与、経粘膜投与、局所投与または経腸投与;筋肉注射、皮下注射、髄内注射、ならびに、くも膜下注射、直接的な脳室(心室)内注射、静脈注射、腹腔内注射、鼻腔注射または眼内注射を含む非経口投与などがあり得る。 あるいは、本発明の化合物は、全身的様式ではなく、むしろ局所的様式で、例えば、デポ製剤または持続放出製剤においてであることが多いが、化合物を浮腫部位内に直接注入することによって投与することができる。 さらに、薬物を、標的化された薬物送達系で、例えば、内皮細胞特異的抗体で被覆されたリポソームで投与することができる。 本発明の医薬組成物は、それ自体が知られている様式で、例えば、混合、溶解、造粒、糖衣錠作製、研和、乳化、カプセル化、包括化または凍結乾燥の従来のプロセスによって製造することができる。 従って、本発明に従って使用される医薬組成物は、活性化合物を、製薬上使用され得る製剤に加工することを容易にする賦形剤および補助剤を含む1以上の生理的に許容され得る担体を使用して従来の様式で製剤することができる。適正な製剤は、選ばれた投与経路によって決まる。 注射の場合、本発明の薬剤は、水溶液剤において、好ましくは、生理的に適合し得る緩衝液(例えば、ハンクス溶液、リンゲル溶液、または生理的な生理的食塩水緩衝液など)において製剤され得る。経粘膜投与の場合、透過させられるバリアに対して適切な浸透剤が製剤において使用される。そのような浸透剤はこの分野では一般に知られている。 経口投与の場合、本発明の化合物は、活性化合物を、この分野で広く知られている製薬上許容される担体と組み合わせることによって容易に製剤され得る。そのような担体は、本発明の化合物が、処置される患者によって経口摂取される錠剤、丸薬、糖衣剤、カプセル、液剤、ゲル、シロップ、スラリー、懸濁液などとして製剤されることを可能にする。経口使用される医薬製剤は、活性化合物を固体の賦形剤と一緒にし、得られた混合物を場合により粉砕し、その後、錠剤または糖衣剤コアを得るために、所望する場合には好適な補助剤を加えた後、顆粒の混合物を加工することによって得ることができる。好適な賦形剤は、具体的には、ラクトース、スクロース、マンニトールまたはソルビトールを含む糖;セルロース調製物、例えば、トウモロコシデンプン、コムギデンプン、コメデンプン、ジャガイモデンプン、ゼラチン、トラガカントゴム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ナトリウムカルボメチルセルロースなど;および/またはポリビニルピロリドン(PVP)などの充填剤である。所望する場合、架橋されたポリビニルピロリドン、寒天、またはアルギン酸もしくはその塩(アルギン酸ナトリウムなど)などの崩壊剤を加えることができる。 糖衣剤コアには、好適なコーティングが施される。この目的のために、高濃度の糖溶液を使用することができ、この場合、糖溶液は、場合により、アラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、カルボポールゲル、ポリエチレングリコール、および/または二酸化チタン、ラッカー溶液、ならびに好適な有機溶媒または溶媒混合物を含有し得る。色素または顔料が、活性化合物の量を明らかにするために、または活性化合物の量の種々の組合せの特徴を示すために、錠剤または糖衣剤コーティングに添加され得る。 経口使用され得る医薬製剤には、ゼラチンから作製されたプッシュ・フィット型カプセル、ならびにゼラチンおよび可塑剤(グリセロールまたはソルビトールなど)から作製された柔らかい密閉カプセルが含まれる。プッシュ・フィット型カプセルは、充填剤(ラクトースなど)、結合剤(デンプンなど)、および/または滑剤(タルクまたはステアリン酸マグネシウムなど)、ならびに場合により安定化剤との混合で有効成分を含有し得る。軟カプセルでは、活性化合物を好適な液体(脂肪油、流動パラフィンまたは液状のポリエチレングリコールなど)に溶解または懸濁させることができる。さらに、安定化剤を加えることができる。経口投与される製剤はすべて、そのような投与のために好適な投薬形態でなければならない。 口内投与の場合、組成物は、従来の様式で製剤された錠剤またはトローチの形態を取ることができる。 吸入による投与の場合、本発明に従って使用される化合物は、好適な噴射剤、例えば、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、二酸化炭素または他の好適なガスの使用により加圧パックまたはネブライザーからのエアロゾルスプレーの形態で簡便に送達される。加圧されたエアロゾルの場合、用量単位は、計量された量を送達するためのバルブを備えることによって決定することができる。吸入器または通気装置において使用される、例えば、ゼラチン製のカプセルおよびカートリッジで、本発明の化合物および好適な粉末基剤(ラクトースまたはデンプンなど)の粉末混合物を含有するカプセルおよびカートリッジを製剤することができる。 本発明の化合物は、注射による非経口投与のために、例えば、ボーラス注射または連続注入による非経口投与のために製剤することができる。注射用製剤は、保存剤が添加された、例えば、アンプルまたは複数用量容器における単位投薬形態で提供され得る。組成物は、油性媒体または水性媒体における懸濁液または溶液または乳濁液のような形態を取ることができ、そして懸濁剤、安定剤および/または分散剤などの製剤を含有することができる。 非経口投与される医薬製剤には、水溶性形態での活性化合物の水溶液が含まれる。さらに、活性化合物の懸濁液を適切な油性の注射用懸濁液として調製することができる。好適な親油性の溶媒または媒体には、脂肪油(ゴマ油など)、または合成脂肪酸エステル(オレイン酸エチルなど)、またはトリグリセリド、またはリポソームが含まれる。水性の注射用懸濁液は、懸濁液の粘度を増大させる物質、例えば、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ソルビトールまたはデキストランなどを含有することができる。場合により、懸濁液はまた、高濃度溶液の調製を可能にするために化合物の溶解性を増大させる好適な安定化剤または薬剤を含有することができる。 あるいは、有効成分は、使用前に好適な媒体(例えば、滅菌された発熱物質を含まない水)を用いて構成される粉末形態にすることができる。 本発明の化合物はまた、例えば、従来の坐薬基剤(カカオ脂または他のグリセリドなど)を含有する坐薬または停留浣腸剤などの直腸用組成物に製剤することができる。 前記に記載された製剤に加えて、本発明の化合物はまた、デポ剤調製物として製剤することができる。そのような長期間作用する製剤は、(例えば、皮下または筋肉内に、あるいは筋肉注射による)埋め込みによって投与することができる。従って、例えば、本発明の化合物は、好適なポリマー物質または疎水性物質(例えば、許容され得るオイルにおける乳濁液として)またはイオン交換樹脂とともに、あるいは難溶性の誘導体として、例えば、難溶性の塩として製剤することができる。 本発明の疎水性化合物に対する医薬担体の例には、ベンジルアルコール、非極性界面活性剤、水混和性有機ポリマーおよび水相を含む共溶媒系がある。この共溶媒系はVPD共溶媒系であり得る。VPDは、無水エタノールにおいて所定体積にされた、3%(w/v)のベンジルアルコール、8%(w/v)の非極性界面活性剤ポリソルベート80、および65%(w/v)のポリエチレングリコール400からなる溶液である。このVPD共溶媒系(VPD:5W)は、5%デキストロース水溶液で1:1希釈されたVPDからなる。この共溶媒系は疎水性化合物を十分に溶解し、自身は、全身投与時に低い毒性をもたらす。当然のことではあるが、共溶媒系の割合は、その溶解性特性および毒性特性を消失させない限りにおいて、かなりの範囲で変動させることができる。さらに、共溶媒の構成成分を変化させることができる。例えば、他の低毒性の非極性界面活性剤をポリソルベート80の代わりに使用することができる;ポリエチレングリコールの分画サイズを変化させることができる;他の生体適合性ポリマー(例えば、ポリビニルピロリドン)がポリエチレングリコールの代わりになり得る;また、他の糖または多糖類がデキストロースの代用になり得る。 あるいは、疎水性の医薬化合物に対する他の送達システムを用いることができる。リポソームおよび乳濁液が、疎水性薬物に対する送達媒体または送達担体の広く知られている例である。毒性がより大きいという代償を通常の場合には払うが、ある種の有機溶媒(例えば、ジメチルスルホキシドなど)もまた用いることができる。さらに、本発明の化合物は、治療剤を含有する固体の疎水性ポリマーの半透過性マトリックスなどの持続放出システムを使用して送達することができる。様々な持続放出物質が当業者によって明らかにされ、かつ広く知られている。持続放出カプセルは、その化学的性質に応じて、100日超までの数週間にわたって化合物を放出することができる。治療試薬の化学的性質および生物学的安定性に応じて、タンパク質安定化のためのさらなる方法を用いることができる。 医薬組成物はまた、好適な固相またはゲル相の担体または賦形剤を含むことができる。そのような担体または賦形剤の例には、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、様々な糖、デンプン、セルロース誘導体、ゼラチンおよびポリマー(ポリエチレングリコールなど)が含まれるが、これらに限定されない。 本発明の化合物の多くは、製薬上適合し得る対イオンとの塩として提供され得る(すなわち、製薬上許容される塩)。「製薬上許容される塩」は、被投与者に投与した際に、直接または間接に本発明の化合物または本発明の化合物のプロドラッグを与えることができる無毒性の塩を意味する。「製薬上許容される対イオン」は、被投与者への投与時に塩から遊離した際に毒性ではない塩のイオン性部分である。製薬上適合性の塩は、塩酸、硫酸、酢酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸など(これらに限定されない)を含む多くの酸を用いて形成され得る。塩は、その対応する遊離塩基形態よりも、水性溶媒または他のプロトン性溶媒において大きな溶解性を有する傾向がある。 製薬上許容される塩を形成するのに一般に用いられる酸には、二硫化水素、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸およびリン酸などの無機酸ならびにパラ−トルエンスルホン酸、サリチル酸、酒石酸、重酒石酸、アスコルビン酸、マレイン酸、ベシル酸(besylic)、フマル酸、グルコン酸、グルクロン酸、ギ酸、グルタミン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、乳酸、シュウ酸、パラ−ブロモフェニルスルホン酸、炭酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸および酢酸などの有機酸、そして関連する無機および有機酸などがある。従って、そのような製薬上許容される塩には、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、リン酸塩、一水素リン酸塩、二水素リン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、カプリン酸塩、ヘプタン酸塩、プロピオル酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、ブチン−1,4−ジオン酸塩、ヘキシン−1,6−ジオン酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、フタル酸塩、テレフタル酸塩、スルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、マンデル酸塩などの塩などがある。好ましい製薬上許容される酸付加塩には、塩酸および臭化水素酸などの無機酸と形成されるもの、特にはマレイン酸などの有機酸と形成されるものなどがある。 酸性官能基と製薬上許容される塩を形成するための好適な塩基には、ナトリウム、カリウムおよびリチウムなどのアルカリ金属の水酸化物;カルシウムおよびマグネシウムなどのアルカリ土類金属の水酸化物;アルミニウムおよび亜鉛などの他の金属の水酸化物;アンモニアおよび置換されていないかヒドロキシ置換されたモノ、ジもしくはトリアルキルアミン類などの有機アミン類;ジシクロヘキシルアミン;トリブチルアミン;ピリジン;N−メチル,N−エチルアミン;ジエチルアミン;トリエチルアミン;モノ−、ビス−またはトリス−(2−ヒドロキシエチル)アミン、2−ヒドロキシ−tert−ブチルアミンまたはトリス−(ヒドロキシメチル)メチルアミンなどのモノ−、ビス−もしくはトリス−(2−ヒドロキシ−低級アルキルアミン類)、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アミンまたはトリ−(2−ヒドロキシエチル)アミンなどのN,N−ジ−低級アルキル−N−(ヒドロキシ低級アルキル)−アミン類;N−メチル−D−グルカミン;およびアルギニン、リジンなどのアミノ酸などがあるが、これらに限定されるものではない。 本発明での使用に好適な医薬組成物には、有効成分が、その所期の目的を達成するための効果的な量で含有される組成物が含まれる。より詳細には、治療有効量は、処置されている対象者にある症状の進行を予防するために、またはそのような症状を緩和するために効果的である量を意味する。有効量の決定は十分に当業者の能力の範囲内である。 用量 本発明の方法において使用される化合物について、治療有効用量は、最初に、細胞アッセイから推算することができる。例えば、用量は、細胞アッセイで決定されるようなIC50(すなわち、半最大阻害を達成する試験化合物の濃度)を含む循環濃度範囲を達成するために、細胞モデルおよび動物モデルにおいて定めることができる。場合により、3%から5%の血清アルブミンの存在下でIC50を決定することは適切である。これは、そのような測定により、化合物に対する血漿タンパク質の結合効果が近似されるからである。そのような情報は、ヒトにおける有用な用量をより正確に決定するために使用することができる。 治療有効用量は、患者における症状の改善をもたらす化合物のそのような量を示す。そのような化合物の毒性および治療効力は、例えば、最大耐容量(MTD)およびED50(50%最大応答のための有効用量)を決定するための細胞培養または実験動物における標準的な製薬手順によって求めることができる。毒性作用と治療効果との間の用量比が治療指数であり、これはMTDとED50との間の比として表すことができる。これらの細胞アッセイおよび動物研究から得られたデータは、ヒトにおいて使用される用量の範囲を定める際に使用することができる。そのような化合物の用量は、好ましくは、毒性をほとんど伴わないED50を含む循環濃度の範囲内にある。用量は、用いられる投薬形態および使用される投与経路に応じてこの範囲内で変動し得る。正確な製剤、投与経路および用量は、患者の状態を考慮して個々の医師が選ぶことができる(例えば、Fingl et al.,1975,”The Pharmacological Basis of Therapeutics”,Ch.1[参照)。危機的状況の処置では、MTDに近い急激なボーラス剤または注入剤の投与が、迅速な応答を得るために要求される場合がある。 用量および投薬間隔は、キナーゼ調節効果を維持する上で十分な活性部分の血漿レベル、すなわち最小有効濃度(MEC)を提供するよう個々に調節することができる。MECは、それぞれの化合物について変化するが、インビトロデータから、例えば、本明細書中に記載されるアッセイを使用してタンパク質キナーゼの50%から90%の阻害を達成するために必要な濃度から推定することができる。MECを達成するために必要な用量は個々の特性および投与経路によって決まる。しかしながら、HPLCアッセイまたはバイオアッセイを使用して、血漿濃度を測定することができる。 投薬間隔もまた、MEC値を使用して決定することができる。化合物は、症状の所望される改善が達成されるまで、時間の10%から90%について、好ましくは30%から90%の間について、最も好ましくは50%から90%の間についてMECを超える血漿レベルを維持する療法を使用して投与されなければならない。局所投与または選択的取り込みの場合、薬物の有効局所濃度は血漿濃度と関連づけられなくてもよい。 組成物の投与量は、当然のことではあるが、処置されている被験者、被験者の体重、病気の重度、投与様式、および処方医の判断によって決まる。 組成物は、所望される場合、有効成分を含有する単位投薬形態物を1以上含有するパックまたは投薬装置において提供され得る。パックは、例えば、ブリスターパックなどの金属ホイルまたはプラスチックホイルを含むことができる。パックまたは投薬装置には、投与のための説明書が添付されていても良い。適合し得る医薬担体に製剤された本発明の化合物を含む組成物はまた、製剤され、適切な容器に入れ、適応状態の処置に関してラベル表示することができる。 製剤例 一部の製剤では、例えば、流体エネルギー粉砕によって得られるような非常に小さい粒径の粒子の形態で本発明の化合物を使用することが有益であり得る。 医薬組成物を製造する際の本発明の化合物の使用が下記の説明によって例示される。この説明において、用語「活性化合物」は、本発明の化合物を表しているが、具体的には、下記の実施例のいずれかの最終生成物である化合物を表している。 活性成分を含むカプセルを製造することができる。カプセル剤の調製において、10重量部の活性化合物および240重量部のラクトースを粉砕し、混合することができる。混合物は、活性化合物の単位用量または単位用量の一部を各カプセルが含有する硬ゼラチンカプセルに充填することができる。 錠剤を、下記の表1に示した成分から調製することができる。 活性化合物、ラクトース、およびデンプンの一部を粉砕し、混合することができる。得られた混合物をポリビニルピロリドンのエタノール溶液とともに造粒することができる。乾燥顆粒を、ステアリン酸マグネシウムおよび残りのデンプンと混合することができる。次いで、混合物を打錠機で圧縮成形して、活性化合物の単位用量または単位用量の一部をそれぞれが含有する錠剤を得る。 錠剤は、20%酢酸フタル酸セルロースおよび3%フタル酸ジエチルをエタノール:DCM(1:1)に含む溶液を使用して従来の様式で腸溶コーティングすることができる。 活性化合物を含む坐薬を製造することができる。坐薬の調製において、100重量部の活性化合物を1300重量部のトリグリセリド坐薬基剤に組み込むことができ、この混合物は、治療有効量の活性化合物をそれぞれが含有する坐薬に成形することができる。 一般合成図式 本発明の化合物は、図式IからXに示した合成変換を用いて製造することができる。出発材料は市販されているか、本明細書に記載の手順によって、文献手順によって、または有機化学の当業者に公知であると考えられる手順によって製造することができる。 製造および実施例 各一般手順で用いられる一般合成法は次の通りであり、指定の一般手順を用いて合成した化合物の説明を含む。 本発明の化合物を合成し、それらの活性を下記に記載の方法に従って分析した。別段の断りがない限り、試薬はSigma Aldrich、Acros、Alfa AesarまたはSigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから購入した。与えられる試薬/反応物の名称は、売られている瓶にある命名の通りとするか、IUPAC conventions、Cambridge Soft(登録商標) ChemDraw Ultra 9.0.7またはAutoNom 2000によって作られるものとする。化合物は、IUPAC conventions, CambridgeSoft(登録商標) ChemDraw Ultra 9.0.7またはAutoNom 2000によって作られる通りに命名される。 重要な点として、下記に記載の具体的な条件および試薬の中で本発明の範囲を限定するものはなく、それらは単に説明を目的としたものである。 下記の図式および実施例の説明で用いられている略称を下記の表1に挙げてある。 分析法 分析データは、一般手順の説明または実施例の表中の下記手順に含まれる。別段の断りがない限り、1Hまたは13C ΝMRデータはいずれも、バリアン・マーキュリー・プラス(Varian Mercury Plus)400MHzまたはブルカー(Bruker)AVIII300MHz装置で収集したものであり、化学シフトは百万分率(ppm)で示している。HPLC分析データは、実験の部内で詳細に記載されているか、表2中で小文字を用いたLC/MSおよびHPLC条件の表を参照する。 一般手順A:表A中の化合物の合成 表Aに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素とする一次元アレイの一部として表A中の化合物を製造した。アルデヒドは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアル中、DCM(1.2mL)に溶かしたアルデヒドモノマー(1.2当量)の溶液を加え、次にDCM(1.0mL)に溶かしたアゼチジン−3−カルボン酸(25mg、1当量)と次にDCM(0.3mL)に溶かしたHOAc(5当量)、次にMP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、2当量)を加えた。得られた混合物を室温で約5時間振盪した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO:MeOHに溶かし、フェノメネクスLuna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。アセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を流量50mL/分で用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプル注入は、中で行った1.5mLDMSO:MeOH(1:1).次のモジュール:API−エレクトロスプレー源搭載アジレント1100シリーズLC/MSDSL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセルを搭載したアジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析計用補給ポンプは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量のEICが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 一般手順B:表B中の化合物の合成 表Bに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素とする一次元アレイの一部として表B中の化合物を製造した。アルデヒドは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアル中、DCM(1.2mL)に溶かしたアルデヒドモノマー(1.2当量)の溶液を加え、次にDCM(1.0mL)に溶かしたアゼチジン−3−カルボン酸(27mg、1当量)、次にDCM(0.3mL)に溶かしたHOAc(5当量)、次にMP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、2当量)を添加した。混合物を室温で約5時間振盪した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO:MeOHに溶かし、フェノメネクスLuna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。アセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を流量50mL/分で用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプル注入は、DMSO:MeOH(1:1)1.5mL中で行った。次のモジュール:API−エレクトロスプレー源搭載アジレント1100シリーズLC/MSDSL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセル搭載アジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析計用補給ポンプでは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量のEICが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 一般手順C:表C中の化合物の合成 表Cに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素とする一次元アレイの一部として表C中の化合物を製造した。アルデヒドは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアルに、アルデヒドモノマーのDCM(0.6mmol秤量済み、1.20当量、2.0mLDCM)中溶液、MP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、3.0当量)、アゼチジン−3−カルボン酸の1.0mLDCM(1.0当量、41.67mg)中溶液およびHOAcのDCM中溶液(3.0当量、59.34mmol合計、76.24μL、DCM 500μL)を入れた。これにキャップを施し、生成物形成が完了するまで反応をモニタリングしながら約4から5時間振盪した。生成物形成後、取得物を濾過し、粗混合物から溶媒を除去した(Speed Vac)。次に、取得物をDMSO:MeOH溶液(1:1体積比)1.4mLに溶かし、フェノメネクスLuna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。流量50mL/分でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプル注入は、DMSO:MeOH(1:1)1.5mL中で行った。次のモジュール:API−エレクトロスプレー源搭載アジレント1100シリーズLC/MSDSL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセルを搭載したアジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析計用補給ポンプでは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量のEICが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 一般手順D:表D中の化合物の合成 表Dに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素とする一次元アレイの一部として表D中の化合物を製造した。アルデヒドは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアルに、アルデヒドモノマーのDCM中溶液(0.6mmol予め秤量、1.20当量、1.0DCM)、MP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、3.0当量)、アゼチジン−3−カルボン酸のDCM(1.0mL)中溶液(1.0当量、45.45mg)およびHOAcのDCM中溶液(3.0当量、59.34mmol合計、81.27μL、DCM 864μL)を入れた。これにキャップを施し、生成物形成が完了するまで反応をモニタリングしながら約4から5時間振盪した。生成物形成後、取得物を濾過し、粗混合物から溶媒を除去した(Speed Vac)。次に、取得物をDMSO:MeOH溶液1.4mL(1:1体積比)に溶かし、フェノメネクスLuna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。流量50mL/分でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプル注入は、DMSO:MeOH(1:1)1.5mL中で行った。次のモジュール:API−エレクトロスプレー源搭載アジレント1100シリーズLC/MSD SL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセル搭載アジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析計用補給ポンプでは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量のEICが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 一般手順E:表E中の化合物の合成 表Eに示したアミンモノマーのみを可変要素とする一次元アレイの一部として表E中の化合物を製造した。アミンは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアルに、4−(ヘキシルオキシ)ベンズアルデヒドのMeOH/DCM(1:1体積比、1.0mL)中溶液(20.0mg、1当量、0.102mmol)、アミンモノマーのDMA中溶液(1.20当量、0.6mmol予め秤量、2.0mLDMA)、HOAcのMeOH:DCM中溶液(5.0当量、0.508mmol)およびMP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、3当量)を入れた。バイアルにキャップを取り付け、約55℃のヒーター振盪器に約72時間入れた。反応が完結したら、樹脂を濾過によって除去し、溶媒を減圧下に除去した。粗取得物をDMSO:MeOH(1:1体積比)1.4mLに溶かし、フェノメネクスLunaC8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。流量50mL/分でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプル注入は、DMSO:MeOH(1:1)1.5mL中で行った。次のモジュール:API−エレクトロスプレー源を搭載したアジレント1100シリーズLC/MSD SL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセルを搭載したアジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析計用の補給ポンプでは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量のEICが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 一般手順F:表F中の化合物の合成 表Fに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素とする一次元アレイの一部として表F中の化合物を製造した。アルデヒドは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアルに、DCM(1.2mL)に溶かしたアルデヒドモノマー(1.2当量)の溶液を加え、次にDCM(1.0mL)に溶かしたアゼチジン−3−カルボン酸(32mg、1当量)、次にDCM(0.3mL)に溶かしたHOAc(3当量)、次にMP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、3当量)を添加した。混合物を室温で約5時間振盪した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO:MeOHに溶かし、フェノメネクスLuna C8(2)5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。流量50mL/分でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプル注入は、DMSO:MeOH(1:1)1.5mL中で行った。次のモジュール:API−エレクトロスプレー源を搭載したアジレント1100シリーズLC/MSDSL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセルを搭載したアジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析計用補給ポンプでは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量のEICが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 一般手順G:表G中の化合物の合成 表Gに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素とする一次元アレイの一部として表G中の化合物を製造した。アルデヒドは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアルに、DCM(1.0mL)に溶かしたアルデヒドモノマー(1.2当量)の溶液を加え、次にDCM(1.0mL)に溶かしたアゼチジン−3−カルボン酸(26mg、1当量)、次にDCM(04mL)に溶かしたHOAc(3当量)、次にMP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、3当量)を添加した。混合物を室温で約5時間振盪した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO:MeOHに溶かし、フェノメネクスLuna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。流量50mL/mmでアセトニトリル(A)および01%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプルは、DMSO:MeOH(1:1)1.5mL中で注入した。次のモジュール:API−エレクトロスプレー源を搭載したアジレント1100シリーズLC/MSDSL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセルを搭載したアジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析計用補給ポンプでは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量用のEICが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 一般手順H:表H中の化合物の合成 表Hに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素とする一次元アレイの一部として表H中の化合物を製造した。アルデヒドは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアルに、DCM(1.1mL)に溶かしたアルデヒドモノマー(1.2当量)の溶液を加え、次にDCM(0.4mL)に溶かしたアゼチジン−3−カルボン酸(29mg、1当量)、次にDCM(0.4mL)に溶かしたHOAc(3当量)、次にMP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、3当量)を添加した。混合物を室温で約5時間振盪した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO:MeOHに溶かし、フェノメネクスLuna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。流量50mL/分でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプル注入は、DMSO:MeOH(1:1)1.5mL中で行った。次のモジュール:API−エレクトロスプレー源を搭載したアジレント1100シリーズLC/MSD SL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセルを搭載したアジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析装置用の補給ポンプでは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量用のEICが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 実施例1:1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)−3−メチルピペリジン−4−カルボン酸の製造 20mLバイアルに、4−(3,4−ジクロロベンジルオキシベンズアルデヒドのDCM中溶液(27.60mg、1当量)、3−メチル−4−ピペリジンカルボン酸(1.2当量、0.6mmol)のDCM中溶液、HOAcのDCM中溶液(5当量、21.34mmol、30.51μL)およびMP−水素化シアノホウ素樹脂(Biotage、3.0当量)を入れた。バイアルにキャップを取り付け、反応が完結するまで約50℃のヒーター/振盪器に入れた。溶媒を減圧下に除去し、粗取得物をDMSO:MeOH(1:1体積比)1.4mLに溶かし、フェノメネクスLuna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製した。流量50mL/分でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配を用いた(0から0.5分:10%A、0.5から6.0分:10から100%Aの直線勾配、6.0から7.0分:100%A、7.0から8.0分:100から10%Aの直線勾配)。サンプル注入は、DMSO:MeOH(1:1)1.5mL中で行った。次のモジュール:API−エレクトロスプレー源を搭載したアジレント1100シリーズLC/MSD SL質量分析計;アジレント1100シリーズ分取ポンプ2台;アジレント1100シリーズ定組成ポンプ;分取(0.3mm)フローセルを搭載したアジレント1100シリーズダイオードアレイ検出装置;アジレントアクティブ−スプリッター、IFC−PALフラクションコレクター/オートサンプラーからなるアジレント1100シリーズ精製システムを用いた。質量分析計用補給ポンプでは、流量1mL/分で3:1MeOH:水/0.1%ギ酸を用いた。標的質量用の抽出イオンクロマトグラムが当該方法で規定の閾値を超えた時に、分画回収を自動的に開始した。当該システムは、データエクスポート用の特注Chemstationマクロを用いるアジレントChemstation(Rev B.10.03)、アジレントA2PrepおよびLeap FractPalソフトウェアを用いて制御した。1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)−3−メチルピペリジン−4−カルボン酸LC/MS(表2、方法b)Rt:1.58分;m/z:410.0(M+H)+。 製造例1:4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンズアルデヒドの製造 2リットル丸底フラスコに、アセトン(1リットル)中の4−ヒドロキシベンズアルデヒド(150g、1.22mol)および炭酸カリウム(254.64g、1.84mol)を入れ、3,4−ジクロロベンジルクロライド(240g、1.22mol)を少量ずつ加えた。次に、反応混合物を終夜加熱還流した。反応完結をTLCによってモニタリングし、冷却して室温とした。冷却した反応混合物を、冷水の入ったビーカーの注ぎ入れて、沈澱を得た。その固体を濾過し、水で洗浄し(250mLで2回)、脱水し、MeOH(1リットル)に懸濁させ、室温で約15分間撹拌した。MeOHを濾去し、固体生成物を乾燥させて4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンズアルデヒド272g(79%)を得た。1H NMR(DMSO−d6、500MHz):δ5.22(s、2H)、7.2(d、2H)、7.43(m、1H)、7.69(d、1H)、7.78(s、1H)、7.90(d、2H)、9.85(s、1H)。 実施例2:1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の製造 3リットル丸底フラスコに、4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンズアルデヒド(80g、0.28mol、製造例1)を入れ、アゼチジン−3−カルボン酸(30.4g、0.28mol)をMeOH(2L)に懸濁させ、次にHOAc(8mL)を反応混合物に加え、約1時間撹拌した。水素化シアノホウ素ナトリウム(9.6g、0.15mol)を少量ずつ加え、混合物を室温で終夜撹拌した。反応完結をTLCによってモニタリングした。得られた固体を濾過し、MeOHで洗浄し(250mLで2回)、乾燥させて、1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸62g(60%)を白色固体として得た。1H NMR(500MHz、DMSO−d6):δ3.15(m、1H)、3.45(m、2H)、3.6(m、2H)、3.75(s、2H)、5.08(s、2H)、6.94(d、2H)、7.25(d、2H)、7.40(d、1H)、7.60(d、1H)、7.68(s、1H)。13C NMR(DMSO−d6、125MHz):δ33.7、56.0、60.8、67.6、114.6、127.7、129.3、129.8、130.3、130.6、131.1、138.3、157.2、174.3。IR(KBrペレット):3421.1、2923.6、1612.2、1512.8、1248.7cm−1。LC/MS(表1、方法b)Rt:1.81分;MSm/z:366.1(M+H)+。MP:165.6から166.1℃。 製造例2:4−ホルミル安息香酸ヘキシルの製造 4−ホルミル安息香酸(900mg、5.99mmol)、1−ブロモヘキサン(0.926mL、6.59mmol)および炭酸カリウム(1243mg、8.99mmol)のDMF(12mL)中混合物を約80℃で終夜加熱した。固体を濾去し、濾液を濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(30分かけての0%から25%EtOAc/ヘプタン;Redi−Sepカラム、80g)によって精製して、4−ホルミル安息香酸ヘキシル(1.128g、4.81mmol、収率80%)を褐色液体として得た。%)1H NMR(400MHz、DMSO−d6)1H NMR(400MHz、)δ10.12(s、1H)、8.15(d、J=8.3、2H)、8.05(d、J=8.1、2H)、4.31(t、J=6.6、2H)、1.81−1.64(m、2H)、1.47−1.36(m、2H)、1.35−1.24(m、4H)、0.87(t、J=7.1、3H)。LC/MS(表2、方法b)Rt:2.57分(イオン化なし)。 実施例3:1−(4−(ヘキシルオキシカルボニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の製造 4−ホルミル安息香酸ヘキシル(50mg、0.213mmol、製造例2)、アゼチジン−3−カルボン酸(25.9mg、0.26mmol)およびHOAc(0.061mL、1.067mmol)のMeOH(2mL)中混合物を約40℃で終夜撹拌した。水素化シアノホウ素ナトリウム(13.41mg、0.213mmol)を1回で加え、約40℃で約4時間撹拌した。溶媒を除去し、残留物を質量トリガー(mass triggered)HPLCによって精製して、1−(4−(ヘキシルオキシカルボニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を白色粉末として得た(38.8mg、収率56.4%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ7.89(d、J=8.2、2H)、7.40(d、J=8.1、2H)、4.25(t、J=6.6、2H)、3.60(s、2H)、3.41−3.32(m、2H)、3.21−3.11(m、3H)、1.74−1.64(m、2H)、1.44−1.34(m、2H)、1.30(dt、J=3.7、7.1、4H)、0.87(t、J=7.1、3H).LC/MS(表1、方法b)Rt:1.97分;m/z320.29(M+H)+。 実施例4:1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−4−メチルピロリジン−3−カルボン酸の製造 50mL丸底フラスコ中、DCM(15mL)/MeOH15mL中の4−メチルピロリジン−3−カルボン酸(0.4124g、3.19mmol)(Tyger)および4−(ヘキシルオキシ)ベンズアルデヒド(0.659g、3.19mmol)を加えて、黄色溶液を得た。MP−水素化シアノホウ素樹脂(2.2mmol/g、1.6g、3.51mmol)(Argonaut)を溶液に1回で加えた。得られた懸濁液を約20℃で終夜撹拌した。反応液を濾過し、DCMで洗浄した。濾液を濃縮して油状物0.8gとした。その油状物を3:5 DMSO:MeOH(16mL)に溶かし、質量分離HPLCによる精製を行った。分画を、Genevacで溶媒留去して乾固させた。次に、分画をMeOHに溶かし、溶媒留去して乾固させ、週末にかけて真空乾燥機で約60℃にて乾燥させて、1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−4−メチルピロリジン−3−カルボン酸(0.36g、33.5%)を油状物として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3):δ7.35(d、J=8.5、2H)、6.84(d、J=8.5、2H)、4.33(d、J=12.7、1H)、3.91(t、J=6.6、3H)、3.76(d、J=12.8、1H)、3.41−3.28(m、1H)、2.90(t、J=10.0、1H)、2.81(s、1H)、2.58(s、1H)、2.24(t、J=10.0、1H)、1.84−1.68(m、2H)、1.43(s、2H)、1.38−1.24(m、4H)、1.16(d、J=6.8、3H)、0.88(t、J=6.7、3H)。LC/MS(表1、方法b)Rt:1.85分;MSm/z:320.2(M+H)+。 実施例5:1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の製造 100mL丸底フラスコ中、MeOH:DCM(1:1、30mL)中のアゼチジン−3−カルボン酸(0.3g、2.97mmol)および4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−ニトロベンズアルデヒド(0.968g、2.97mmol)(Bionet)を加えて黄色懸濁液を得た。MP−水素化シアノホウ素2.2mmol/g(1.6g、2.97mmol)(Argonaut)を懸濁液に1回で加えた。得られた懸濁液を約20℃で終夜撹拌した。反応液を濾過し、DCMで洗浄した。濾液を濃縮して泡状物0.5gを得た。その泡状物をDMSO(6mL)およびMeOH(6mL)に溶かし、質量分離HPLCによる精製を行った。分画をGenevacで終夜溶媒留去して乾固させ、真空乾燥機で週末にかけて約63℃で乾燥させて、1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸(0.218g、18%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz、CD3CN)δ7.77(d、J=2.1、1H)、7.65(d、J=1.9、1H)、7.56(d、J=8.3、1H)、7.51(dd、J=2.2、8.6、1H)、7.44−7.36(m、1H)、7.21(d、J=8.6、1H)、5.20(s、2H)、3.59(s、2H)、3.45(t、J=7.6、2H)、3.30(t、J=6.7、2H)、3.24(dd、J=7.2、13.9、1H)。LC/MS(表1、方法b)Rt:1.83分;MSm/z:411.02(M+H)+。 実施例6:1−(4−(ヘキシルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の製造 200mL丸底フラスコ中、DCM(25mL)およびMeOH(25mL)中の4−(ヘキシルオキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(2.5g、10.58mmol)(Enamine)およびアゼチジン−3−カルボン酸(1.1g、10.58mmol)を加えて黄色懸濁液を得た。室温で約30分撹拌後、水素化シアノホウ素ナトリウム(0.731g、11.64mmol)を1回で加えた。反応液を室温で終夜撹拌した。LC/MSは、所望の生成物への変換がほぼ完了したことを示していた。溶媒を減圧下に除去し、粗取得物をDCMに取り、水で洗浄した。DCMに水を加えた時点で、混合物全体が不透明溶液となった。約2時間後、混合物を分離した。DCM層を回収し、脱水し(MgSO4)、濾過し、減圧下に濃縮して、淡黄色油状物を得た。エーテルを加え、粗取得物を完全に溶かした。溶液が濁り、沈澱が生成するまで、1.0M HCl/エーテルを滴下した。取得物を濾過して白色固体を回収し、フィルターケーキをエーテルで洗浄し(25mLで3回)、真空乾燥機で終夜乾燥して、1−(4−(ヘキシルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸(1.48g、39%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz、d4−MeOH):δppm7.09(s、1H)、7.00(q、J=8.27Hz、2H)、4.36−4.21(m、6H)、4.00(t、J=6.46Hz、2H)、3.87(s、3H)、3.65(m、1H)、1.87−1.70(m、2H)、1.55−1.41(m、2H)、1.41−1.27(m、4H)、0.92(t、J=6.43Hz、3H).LC/MS(表1、方法b)Rt:1.61分;MSm/z:322.25(M+H)+。 製造例3:4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ベンゾニトリルの合成 4−ホルミルベンゾニトリル(13.1g、0.1mol)、エチレングリコール(62g、1mol)、p−トルエンスルホン酸・1水和物(1.9g、0.01mol)のトルエン(150mL)中混合物を終夜還流させた。混合物を室温に冷却後、それを氷冷水200mLに加え、約15分間撹拌した。有機層を脱水し(Na2SO4)、濾過し、溶媒を減圧下に除去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc10:1から4:1)での精製によって、4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ベンゾニトリルを白色固体として得た(14.2g、収率81%)。LC/MS(表1、方法c)Rt:0.66分;m/z176.7(M+H)+。 製造例4:4−(2−フェニルアセチル)ベンズアルデヒドの合成 N2下、Et2O(5mL)中のマグネシウム削片(792mg、32.98mmol)およびI2(7mg)に、(ブロモメチル)ベンゼンの溶液(3.76g、21.99mmol)を室温で加えた。約1時間撹拌後、混合物を冷却して0から15℃とした。4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ベンゾニトリル(2.89g、16.5mmol)のEt2O(10mL)中溶液を滴下し、混合物を約1時間還流した。溶液を冷却して室温とし、氷水で処理した。次に、5M HCl水溶液を加えた。有機相を分離し、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機相を飽和NaHSO3および飽和NaHCO3で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、減圧下に濃縮して粗1−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−2−フェニルエタノンを得た。粗1−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−2−フェニルエタノンをTHF(20mL)に溶かし、10%HCl(30mL)を溶液に加えた。反応混合物を約16時間還流させ、冷却して室温とした。EtOAcを加え、有機層を脱水し(Na2SO4)、濾過した。溶媒除去後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc50:1から10:1)によって精製して、4−(2−フェニルアセチル)ベンズアルデヒドを白色固体として得た(1.1g、収率43%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.57分;m/z225.1(M+H)+。 実施例7:1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 アゼチジン−3−カルボン酸(152mg、1.5mmol)およびHOAc(270mg、4.5mmol)のMeOH(5mL)中溶液を撹拌しながら、それに4−(2−フェニルアセチル)ベンズアルデヒド(336mg、1.5mmol、製造例4)を加えた。混合物を加熱して約40℃とした。約15分後、NaCNBH3(279mg、4.5mmol)を1回で加え、約40℃で約24時間撹拌した。1M HClで酸性とした後、残留物をPrep−HPLCによって精製して、1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を得た(10mg、収率11%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.23分;m/z310.2(M+H)+。 実施例8:1−(4−フェネチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸(200mg、0.65mmol、実施例7)を1%(体積比)H2SO4:EtOH(50mL)に溶かし、それにPd/C(10mg)を加え、水素化反応を室温で約32時間実施した。反応完了後、触媒を濾去し、エタノール溶液をNaOHで中和し、次に溶媒を蒸留した。HPLCによって、1−(4−フェネチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を得た(100mg、52%)。1H NMR(500MHz、d4−MeOH):δ7.24−7.23(2H、d)、7.18−7.16(2H、d)、7.13−7.10(2H、t)、7.05−7.03(2H、t)、7.02(1H、m)、4.25(2H、s)、4.19−4.18(2H、m)、4.17−4.15(2H、m)、3.22−3.20(1H、m)、2.87−2.84(2H、m)、2.82−2.79(2H、m)。LC/MS(表1、方法c)Rt:1.35分;m/z296.2(M+H)+。 製造例5:4−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ベンズアルデヒドの合成 Et2O(10mL)中のマグネシウム削片(0.90g、37.5mmol)およびI2(12mg)に、3−(トリフルオロメチル)ベンジルブロマイド(5.95g、25.0mmol)の溶液を室温で窒素雰囲気下に加えた。約1時間撹拌後、混合物を冷却して0から15℃とした。4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ベンゾニトリル(3.29g、18.8mmol)のEt2O(10mL)中溶液を滴下し、混合物を1時間還流した。溶液を冷却して室温とし、氷水で処理した。5M HCl水溶液を加え、有機相を分離し、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機相を飽和NaHSO3および飽和NaHCO3で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濾過し、減圧下に濃縮して、粗1−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)エタノンを得た。粗1−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)エタノンをTHF(20mL)に溶かし、10%HCl(30mL)を溶液に加えた。反応混合物を約16時間還流し、冷却して室温とした。EtOAcを加え、有機層をNa2SO4で脱水した。溶媒除去後、それをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE/EA50:1から10:1)によって精製して、4−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ベンズアルデヒドを白色固体として得た(1.66g、収率30%)。LC/MS(表2、方法c):Rt:1.67分、293.1m/z(M+H)+。 製造例6:1−(4−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 アゼチジン−3−カルボン酸(0.40g、4mmol)およびHOAc(0.72g、12mmol)のCH3OH(30mL)中溶液を撹拌しながら、それに4−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ベンズアルデヒド(1.17g、4mmol、製造例5)を加えた。混合物を加熱して約40℃とした。約15分後、NaCNBH3(0.76g、12mmol)を1回で加え、約40℃で約24時間撹拌した。1M HClで酸性とした後、Prep−HPLCによって精製して1−(4−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を得た(0.40g、収率26%)。LC/MS(表2、方法c):Rt:1.36分、m/z378.1(M+H)+。 実施例9:1−(4−(3−(トリフルオロメチル)フェネチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 1−(4−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸(0.4g、1.06mmol、製造例6)を1%(体積比)H2SO4/EtOH50mLに溶かし、得られた溶液にPd/C(40mg)を加え、水素風船を用いて室温で約32時間にわたって水素化反応を行った。反応完了後、触媒を濾去し、エタノール溶液をNaOH水溶液で中和し、次に溶媒を蒸留した。Prep−HPLCによる精製によって、1−(4−(3−(トリフルオロメチル)フェネチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸(0.21g、54%)を得た。1H NMR:(500MHz、d4−MeOH):δ7.44−7.37(m、4H)、7.17(d、2H、J=8.0Hz)、7.10(d、2H、J=8.0Hz)、3.58(s、2H)、3.50(t、2H、J=7.8Hz)、3.32(t、2H、J=8.5Hz)、3.21−3.14(m、1H)、2.99−2.88(m、4H)。LC/MS(表2、方法c):Rt:0.63分、m/z364.2(M+H)+。 製造例7:4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンゾニトリルの合成 N2下に、DIAD(0.32g、1.54mmol)を、約0℃で脱水THF(10mL)中にてPh3P(0.41g、4.54mmol)で処理した。.沈澱が生じるまで混合物を撹拌した。次に、3−フルオロ−4−ヒドロキシベンゾニトリル(0.2g、1.46mmol)およびベンジルアルコール(0.17g、1.54mmol)を同時に加えた。混合物を昇温させて室温とし、終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)によって精製して、4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンゾニトリルを白色固体として得た(0.28g、収率84%)。GC/MS(表2、方法d)Rt:10.83分;m/z227.1(M)。 実施例I.1:1−(4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の製造 段階A:製造例8:4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンズアルデヒドの合成 4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンゾニトリル(645mg、2.84mmol、製造例7)をトルエン(10mL)に溶かし、冷却して約0℃とした。ヘキサン中の1M DIBAH(4.55mmol、4.55mL)の一部をN2下に滴下した。溶液を約0℃で約1時間撹拌した。クロロホルム(12mL)を加え、次に10%HCl(30mL)を加え、得られた溶液を室温で約1時間撹拌した。有機層を分離し、蒸留水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濾過した。溶媒除去後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)によって精製して、4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンズアルデヒドを白色固体として得た(0.62g、収率95%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.26分;m/z231.1(M+H)+。 段階B:1−(4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 アゼチジン−3−カルボン酸(287mg、2.84mmol)およびHOAc(536mg、8.52mmol)のCH3OH(5mL)中溶液を撹拌しながら、それに4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンズアルデヒド(653mg、2.84mmol)を加えた。混合物を加熱して約40℃とした。約15分後、NaCNBH3(512mg、8.52mmol)を1回で加え、約40℃で終夜撹拌した。1M HClで酸性とした後、残留物をHPLCによって精製して、1−(4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を得た(571mg、収率63%)。1H NMR(500MHz、d4−MeOH):δ7.44−7.43(2H、d)、7.39−7.36(2H、m)、7.33−7.30(1H、m)、7.28−7.25(1H、m)、7.23−7.22(1H、d)、7.20−7.18(1H、m)、5.19(2H、s)、4.32(2H、s)、4.29−4.25(4H、m)、3.68−3.63(1H、m)。LC/MS(表2、方法c)Rt:0.95分;m/z316.2(M+H)+。 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸(実施例I.1)の場合と同じ手順を用いて、表I中の化合物を製造した。 製造例9:1−ブロモ−4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンゼンの合成 N2下に、DIAD(908mg、4.49mmol)を、脱水THF(20mL)中にて約0℃でPh3P(1.18g、4.49mmol)で処理した沈澱が生成するまで混合物を撹拌した。4−ブロモ−3−メチルフェノール(0.8g、4.23mmol)および3,4−ジクロロベンジルアルコール(795mg、4.49mmol)を同時に加えた。混合物を昇温させて室温とし、終夜撹拌した。濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)による精製によって、1−ブロモ−4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンゼンを白色固体として得た(0.94g、収率64%)。1H NMR(500MHz、CDCl3):δ7.52(1H、s)、7.46−7.44(1H、d)、7.42−7.40(1H、d)、7.25−7.23(1H、q)、6.85−6.84(1H、d)、6.66−6.64(1H、q)、4.97(2H、s)、2.36(3H、s)。GCMS(表2、方法d)Rt:13.96分;m/z345.9(M)。 製造例10:4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンゾニトリルの合成 1−ブロモ−4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンゼン(0.94g、207mmol、製造例9)およびCuCN(0.56g、6.2mmol)のN−メチル−2−ピロリドン(10mL)中混合物を加熱して約160℃として約32時間経過させた。若干冷却した後、混合物を5%NaCN水溶液で洗浄し、エーテルで抽出した。合わせた抽出液を5%NaCN水溶液、水、ブラインで洗浄し、脱水した(Na2SO4)。溶媒を減圧下に除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製して、4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンゾニトリルを白色固体として得た(496mg、収率63%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.46分;m/z292.0(M+H)+。 実施例#J.1:一般手順Jの例 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の製造 段階A:製造例11:4−(3,4−ジクロロ−2−メチルベンジルオキシ)ベンズアルデヒドの合成 4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンゾニトリル(644mg、2.2mmol、製造例10)をトルエン(35mL)に溶かし、冷却して約0℃とした。1M DIBAHのヘキサン中溶液(3.5mmol、3.5mL)の一部をN2下に滴下した。溶液を約0℃で約1時間撹拌した。CHCl3(40mL)を加え、次に10%HCl(30mL)を加え、溶液を室温で約1時間撹拌した。有機層を分離し、蒸留水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濾過した。溶媒の除去後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)によって精製して、4−(3,4−ジクロロ−2−メチルベンジルオキシ)ベンズアルデヒドを白色固体を得た(345mg、収率53%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.85分;m/z295.0(M+H)+。 段階B:1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 アゼチジン−3−カルボン酸(118mg、1.17mmol)およびHOAc(211mg、3.51mmol)のCH3OH(5mL)中溶液を撹拌しながら、それに4−(3,4−ジクロロ−2−メチルベンジルオキシ)ベンズアルデヒド(製造例11)(345mg、1.17mmol)を加えた。混合物を加熱して約40℃とした。約15分後、NaCNBH3(218mg、3.51mmol)を1回で加え、約40℃で終夜撹拌した。1M HClで酸性とした後、残留物をHPLCによって精製して、1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸(201mg、収率45%)を得た。1H NMR(500MHz、d4−MeOH):δ7.59(m、1H)、7.51(d、1H、J=7.5Hz);7.35(dd、1H、J1=2.0Hz、J2=8.0Hz)、7.31(d、1H、J=8.5Hz)、6.94(m、1H)、6.89(dd、1H、J1=2.5Hz、J2=8.5Hz)、5.08(s、2H)、4.35(s、2H)、4.18(d、4H、J=8.5Hz)、3.45−3.39(m、1H)、2.39(s、3H)。LC/MS(表1、方法c)Rt:1.47分;m/z380.1(M+H)+。1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸、実施例J.1についてのものと同じ手順を用いて、表J中の化合物を製造した。 製造例12:4−(1−フェニルエトキシ)ベンゾニトリルの合成 N2下で、DIAD(1.06g、5.25mmol)を、約0℃にて脱水THF(15mL)中、Ph3P(1.38g、5.25mmol)で処理した。沈澱が生成するまで、混合物を撹拌した。4−ヒドロキシベンゾニトリル(630mg、5.25mmol)およびDL−1−フェニルエタノール(611mg、5mmol)を同時に加えた。混合物を昇温させて室温とし、終夜撹拌した。溶液を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc15:1から10:1)によって精製して、4−(1−フェニルエトキシ)ベンゾニトリルを白色固体として得た(0.62g、収率55%)。1H NMR(500MHz、CDCl3):δ7.48(d、2H、J=7.5Hz);7.36−7.32(m、4H)、7.29(t、1H、J=7.0Hz)、6.90(d、2H、J=8.5Hz);5.36−5.33(q、1H)、1.66(d、3H、J=6.5Hz)。GCMS(表2、方法d)Rt:11.05分;m/z223.1(M)。 製造例13:4−(1−フェニルエトキシ)ベンズアルデヒドの合成 4−(1−フェニルエトキシ)ベンゾニトリル(製造例12)(200mg、0.86mmol)をトルエン(10mL)に溶かし、冷却して約0℃とした。1M DIBAHのヘキサン中溶液(1.44mmol、1.44mL)をN2下に滴下した。溶液を約0℃で約1時間撹拌した。CHCl3(12mL)を加え、次に10%HCl(30mL)を加え、溶液を室温で約1時間撹拌した。有機層を分離し、蒸留水で洗浄し、(Na2SO4)、濾過し、減圧下に濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)による精製によって、4−(1−フェニルエトキシ)ベンズアルデヒドを白色固体として得た(85mg、収率42%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:2.17分;m/z227(M+H)+。 実施例10:1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 アゼチジン−3−カルボン酸(476mg、4.7mmol)およびHOAc(850mg、14.1mmol)にCH3OH(5mL)中溶液を撹拌しながら、それに4−(1−フェニルエトキシ)ベンズアルデヒド(製造例13)(1.06g、4.7mmol)を加えた。混合物を加熱して約40℃とした。約15分後、NaCNBH3(889mg、14.1mmol)を1回で加え、約40℃で終夜撹拌して、1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を得た(400mg、収率27%)。1H NMR(500MHz、(d4−MeOH):δ7.27−7.26(2H、d)、7.22−7.16(4H、m)、7.17−7.11(1H、t)、6.85−6.83(2H、d)、5.34−5.31(1H、q)、4.11(2H、s)、4.03−4.02(4H、d)、4.32−3.25(1H、m)、1.51−1.49(3H、d)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.00分;m/z312.1(M+H)+。 製造例14:(R)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 キラル材料(S)−1−フェニルエタノールを原料として1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の場合と同じ手順を用いて、(R)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を合成した。ミツノブ段階についての立体配置変換は、86:14(R:S)であった。化合物をOJ−Hカラムおよび溶離液としてのヘキサン:エタノール=75%:25%を用いるキラルHPLCによって精製し、他方のエナンチオマー(S)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の立体配置を確認するための標準として用いた。1H NMR(500MHz、d4−MeOH):δ7.39−7.38(2H、d)、7.34−7.29(4H、m)、7.26−7.23(1H、t)、6.98−6.96(2H、d)、5.47−5.43(1H、q)、4.26−4.22(6H、m)、3.66−3.61(1H、m)、1.63−1.61(3H、d)。LC/MS(表2、方法c)Rt:0.97分;m/z312.2(M+H)+。キラルHPLC(表2、方法e)ee値:95.4。 製造例15:(S)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 (S)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を、1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸(実施例10)からOJ−Hカラムおよび溶離液としてのヘキサン:エタノール=75%:25%を用いる分取キラルHPLCによって分離し、(R)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を用いて立体配置を確認した。1H NMR(500MHz、d4−MeOH):δ7.27−7.26(2H、d)、7.22−7.21(4H、m)、7.14−7.11(1H、t)、6.86−6.84(2H、d)、5.35−5.31(1H、q)、4.16−4.12(6H、m)、3.55−3.51(1H、m)、1.51−1.50(3H、d)。LC/MS(表1、方法c)Rt:0.92分;m/z312.2(M+H)+。キラルHPLC(表2、方法e)ee値:96.1。 製造例16:5−ブロモ−2−(3−(トリフルオメチル)ベンジルオキシ)ピリジンの合成 3−(トリフルオロメチル)ベンジルブロマイド(1.18g、5mmol)および5−ブロモ−2−ヒドロキシピリジン(0.87g、5mmol)のアセトニトリル(30mL)中混合物に、K2CO3(2.07g、15mmol)を加え、混合物を室温で約18時間撹拌した。濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)によって精製して、5−ブロモ−2−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジンを白色固体として得た(1.32g、収率80%)。1H NMR(500MHz、CDCl3):δ7.60−7.59(t、1H)、7.57(s、1H)、7.50−7.49(m、2H)、7.41−7.36(2H、m)、6.57(d、1H、J=9.5Hz)、5.15(s、2H)。LC/MS(表2、方法c)Rt:0.75分;m/z332.0(M+H)+。 製造例17:6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチノニトリルの合成 5−ブロモ−2−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン(製造例16)(1.3g、11.34mmol)およびCuCN(2.49g、37.84mmol)のN−メチル−2−ピロリドン(20mL)中混合物を加熱して約160℃として約32時間経過させた。若干冷却した後、混合物を5%NaCN水溶液で洗浄し、エーテルで抽出した。抽出液を5%NaCN水溶液、水、ブラインで洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濾過した。溶媒を減圧下に除去した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)での精製によって、6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチノニトリルを白色固体として得た(1.3g、収率41%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.12分;m/z297.1(M+H)+。 製造例18:6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチン酸の合成 エタノール(15mL)および10M NaOH(11.7mL)中の6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチノニトリル(製造例17)(565mg、2.03mmol)を約6.5時間還流した。混合物を冷却し、水に投入し、2M HClで酸性とし、沈澱結晶を吸引下に濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチン酸(0.3g、収率49%)を得た。LC/MS(表2、方法c)Rt:0.53分;m/z298.1(M+H)+。 製造例19:(6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メタノールの合成 6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチン酸(製造例18)(0.3g、1.01mmol)およびEt3N(105mg、1.04mmol)の脱水THF(15mL)中混合物に約−10℃で、クロルギ酸メチル(97mg、1.03mmol)のTHF中溶液を滴下した。混合物を約−10℃で約20分間撹拌し、昇温させて約0℃とした。NaBH4(111mg、2.93mmol)を加え、次にCH3OH(15mL)を滴下した。撹拌を約0℃で約20分間続け、溶液を昇温させて室温とした。10%クエン酸を加え、混合物を減圧下に濃縮した。残留物をEtOAcで抽出し、抽出液を水およびブラインで洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc10:1から2:1)による精製によって、(6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メタノールを黄色油状物として得た(127mg、収率43%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.33分m/z284.0(M+H)+。 一般手順Kの例 実施例K.1:1−((6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 段階A:製造例20:6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチンアルデヒドの合成 EtOAc(15mL)中の(6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メタノール(製造例19)(293mg、1.04mmol)およびIBX(1.01g、3.62mmol)を約80℃で約2時間還流した。反応混合物を冷却して室温とし、濾過した。濾液を濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=2:1)によって精製して、6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチンアルデヒドを白色固体として得た(111mg、収率38%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.79分;m/z282.1(M+H)+。 段階B:1−((6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 アゼチジン−3−カルボン酸(40mg、0.4mmol)およびHOAc(72mg、1.2mmol)のCH3OH(10mL)中溶液を撹拌しながら、それに6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ニコチンアルデヒド(製造例20)(111mg、0.4mmol)を加えた。混合物を加熱して約40℃とした。約15分後、NaCNBH3(74mg、1.2mmol)を1回で加え、約40℃で終夜撹拌した。分取HPLCによる精製によって、1−((6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸(68.9mg、収率47%)を得た。1H NMR(500MHz、d4−MeOH):δ7.88(1H、d)、7.57(1H、s)、7.53−7.50(2H、m)、7.48−7.44(2H、m)、6.53−6.51(1H、d)、5.17(2H、s)、4.01−3.94(6H、m)、3.28−3.25(1H、m)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.31分;m/z367.1(M+H)+。 1−((6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸、実施例#K.1についてのものと同じ手順を用いて、表K中の化合物を製造した。 一般手順Lの例 実施例L.1:一般手順Lの例:1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸の合成 段階A:製造例21:4−(2−フェニルアセチル)ベンズアルデヒドの合成 N2下、Et2O(50mL)中のマグネシウム削片(792mg、32.94mmol)およびヨウ素(7mg)に、臭化ベンジルの溶液(3.76g、21.99mmol)を室温で加えた。約1時間撹拌後、混合物を冷却して約0から15℃とした。4−ホルミルベンゾニトリル(2.0g、11.43mmol)のEt2O(15mL)中溶液を滴下し、溶液を約1時間還流した。溶液を冷却して室温とし、氷水で処理した。5M HCl水溶液を加え、有機相を分離し、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機相を飽和NaHSO3および飽和NaHCO3で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濾過し、減圧下に濃縮して、粗1−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−2−フェニルエタノンを得た。粗1−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−2−フェニルエタノンをTHF(50mL)に溶かし、10%HCl(50mL)を溶液に加えた。反応混合物を約16時間還流させた。反応混合物を冷却して室温とし、EtOAcを加えて化合物を抽出した。混合物を脱水し(Na2SO4)、濾過し、溶媒を除去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE/EtOAc25:1から10:1)による精製によって、4−(2−フェニルアセチル)ベンズアルデヒドを白色固体として得た(1.1g、収率43%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.57分;m/z225.1(M+H)+。 段階B:1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸の合成 アゼチジン−3−カルボン酸(60mg、0.59mmol)およびHOAc(107mg、1.78mmol)のCH3OH(10mL)中溶液を撹拌しながら、それに4−(2−フェニルアセチル)ベンズアルデヒド(製造例21)(133mg、0.59mmol)を加えた。混合物を加熱して約40℃とした。約15分後、NaCNBH3(110mg、1.78mmol)を1回で加え、約40℃で終夜撹拌した。1M HClで酸性とした後、HPLCによる精製によって、1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸を得た(38.7、収率21%)。1H NMR(500MHz、d4−MeOH):δ8.15(d、2H、J=7.5Hz)、7.61(d、2H、J=8.0Hz)、7.33−7.23(m、5H)、4.50(s、2H)、4.39(s、2H)、4.36(d、4H、J=7.5Hz)、3.75−3.68(m、1H)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.23分;m/z310.2(M+H)+。 1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸、実施例#L.1についてのものと同じ手順を用いて、表L中の化合物を製造した。 一般手順Mの例、実施例#M.1:1−(4−ヘキサノイルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 段階A:製造例22:4−ヘキサノイルベンズアルデヒドの合成 Et2O(50mL)中のマグネシウム削片(0.48g、20.0mmol)およびヨウ素(7mg)に、1−ブロモペンタンの溶液(2.00g、13.3mmol)を室温で窒素雰囲気下に加えた。約1時間撹拌後、混合物を冷却して約0から15℃とした。Et2O(15mL)中の4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ベンゾニトリル(1.75g、10.0mmol)を滴下し、溶液を約1時間還流した。溶液を冷却して室温とし、氷水で処理した。5M HCl水溶液を加え、有機相を分離し、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機相を飽和NaHSO3および飽和NaHCO3で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、減圧下に濃縮して、粗1−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)ヘキサン−1−オンを得た。粗1−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)ヘキサン−1−オンをTHF(50mL)に溶かし、10%HCl(50mL)を溶液に加えた。反応混合物を約16時間還流した。反応混合物を冷却して室温とし、EtOAcを加えて化合物を抽出した。Na2SO4での脱水および溶媒除去後に、粗化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE/EA25:1から10:1)によって精製して、4−ヘキサノイルベンズアルデヒドを白色固体として得た(1.5g、収率73%)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.71分;m/z205.2(M+H)+。 段階B:1−(4−ヘキサノイルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 アゼチジン−3−カルボン酸(60mg、0.59mmol)およびHOAc(107mg、1.78mmol)のCH3OH(10mL)中溶液を撹拌しながら、それに4−ヘキサノイルベンズアルデヒド(製造例22)(120mg、0.59mmol)を加えた。混合物を加熱して約40℃とした。約15分後、NaCNBH3(110mg、1.78mmol)を1回で加え、混合物を約40℃で終夜撹拌した。1M HClで酸性とした後、分取HPLCによる精製によって、1−(4−ヘキサノイルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を得た(14.5mg、収率8.5%)。1H NMR(500MHz、d4−MeOH):δ8.08(d、2H、J=8.0Hz)、7.60(d、2H、J=8.5Hz)、4.39(s、2H)、4.19−4.15(m、4H)、3.48−3.38(m、1H)306(t、2H、J=7.3Hz)、1.77−1.71(m、2H)、1.41−1.39(m、4H)、0.96(t、3H、J=7.1Hz)。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.32分、m/z290.2(M+H)+。 1−(4−ヘキサノイルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸、実施例#M.1の場合と同じ手順を用いて、表M中の化合物を製造した。 実施例11:1−(4−(3,3−ジメチルブト−1−インイル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 DCM/MeOH(1.0mL)に溶かした4−(3,3−ジメチルブト−1−インイル)ベンズアルデヒド(24mg、0.13mmol)(Chem Pacific)の溶液を20mLバイアルに加え、次にアゼチジン−3−カルボン酸(9mg、0.15mmol)を加えた。次に、HOAc(22μL、0.4mmol)を加えた。バイアルにキャップを取り付け、約50℃で約2時間撹拌し、次にMP−水素化シアノホウ素樹脂285mg(Biotage、5当量)を添加した。反応液を振盪しながら約50℃で終夜加熱した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO/MeOHに溶かし、逆相HPLCによって精製して、1−(4−(3,3−ジメチルブト−1−インイル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を得た。LC/MS(表2、方法c)Rt:1.42分;m/z272(M+H)+。 製造例23:2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンゾニトリルの合成 1リットル丸底フラスコ、THF(200mL)中のDIAD(14.31mL、72.7mmol)およびトリフェニルホスフィン(19.07g、727mmol)を窒素下に約5分間撹拌し、冷却して約0℃とした。2−フルオロ−4−ヒドロキシベンゾニトリル(6.65g、48.5mmol)を加えて暗橙赤色溶液を得た。混合物をさらに約5分間撹拌し、THF(50mL)中の3−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコール(7.26mL、533mmol)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌し、溶媒留去して乾固させた。A:ヘプタン;B:酢酸エチル、7カラム容量かけて10から100%Bとする勾配を用いる330gRedi−Sepシリカゲルカラムを使用したCombiflash Companion XLシステムで固体を精製した。NMRは、トリフェニルホスフィンオキサイドの存在とDIADの減少を示した。残留物を石油エーテル(250mL)で1時間磨砕し、濾過し、固体を終夜真空乾燥した。これによって、2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンゾニトリル(9.31g、31.2mmol、99%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ7.91−7.83(m、2H)、778(d、J=7.7、1H)、7.74(d、J=7.8、1H)、7.66(t、J=7.7、1H)、7.30(dd、J=2.4、11.9、1H)、7.09(dd、J=2.4、8.8、1H)、5.34(s、2H)。(表2、方法b)Rt=1.60分;MSm/z:294.04(M−H)−。 製造例24:2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンズアルデヒドの合成 加熱乾燥した500mL丸底フラスコ中、トルエン(125mL)中の2−トリフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンゾニトリル(9.00g、30.5mmol)を加えて無色溶液を得た。その溶液を氷浴で冷却して約0℃とした。1.0M水素化ジイソブチルアルミニウム(61.0mL、61.0mmol)/ヘキサンを、温度を<8℃に維持しながら滴下漏斗を介して溶液に滴下した。添加完了後、溶液を約0℃で約1時間撹拌し、室温で終夜撹拌した。クロロホルム(125mL)を加え、次に10%塩酸水溶液(325mL)を加えた。室温で約1時間撹拌することで乳濁液を得て、それを週末にかけて静置した。層を分離し、水層をクロロホルムで処理し、合わせた有機層を水(200mL)およびブライン(200mL)で洗浄した。MgSO4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンズアルデヒドを得た(8.02g、26.6mmol、収率87%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ10.08(s、1H)、7.85(s、1H)、7.82(t、J=8.5、1H)、7.79(d、J=7.7、1H)、7.74(d、J=8.0、1H)、7.67(t、J=7.7、1H)、7.14(dd、J=2.3、12.9、1H)、7.06(dd、J=2.3、8.7、1H)、5.36(s、2H)。(表2、方法b)LC/MSRt=2.81分;MSm/z:イオン化しなかった。 一般手順N:表N中の化合物の合成 表Nに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素として一次元アレイの一部として、表N中の化合物を製造した。アミンは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアル中、DCM/MeOH(1.0mL)に溶かした2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンズアルデヒド(製造例24)(25mg、0.08mmol)の溶液を加え、次にDCM/MeOH(0.3mL)に溶かしたアミンモノマー(0.1mmol)を加えた。次に、その溶液に、HOAc(24μL、0.4mmol)を無希釈で加えた。バイアルにキャップを取り付け、約50℃で約2時間撹拌し、次にMPNaCNBH3樹脂186mg(5当量;実質的に2.25mmol/g)を添加した。反応液を振盪しながら約50℃で終夜にわたって加熱した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO/MeOHに溶かし、逆相HPLCによって精製した。生成物はMSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 実施例12:3−(4−(ベンジルオキシ)フェニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸の合成 3−オキソシクロペンタンカルボン酸(250mg、1.951mmol)および4−ベンジルオキシアニリン塩酸塩(506mg、2.146mmol)の溶液を撹拌しながら、それにMP−水素化シアノホウ素(7160mg、7.80mmol)およびHOAc(0.447mL、7.80mmol)を加えた。スラリーを室温で終夜撹拌した(約16時間)。懸濁液を濾過し、樹脂をMeOHで洗浄した(60mLで2回)。濾液を減圧下に濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムに加え、MeOH/DCMによる溶離を行った(0%から10%、30分と次に10%で10分間)。LC/MSおよび/またはTLCによって正しい分子量を含む分画を合わせ、濃縮して、所望の生成物を白色粉末として得た。1HMRおよびLC/MSは、生成物が約5から10%の不純物を含むことを示している。その取得物を再度シリカゲルカラムに加え、MeOH/DCM(0%から10%、30分)での溶離を行った。LC/MSおよび/またはTLCにより正しいMWを含む分画を合わせ、濃縮して、3−(4−(ベンジルオキシ)フェニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸(170.4mg、0.547mmol、収率28.0%)を白色粉末として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ12.02(brs、1H)、7.38(m、4H)、7.30(t、J=7.75、1H)、6.77(d、J=8.89Hz、2H)、6.49(d、J=8.89Hz、2H)、5.12(brs、1H)、4.95(s、2H)、3.64(dt、J=13.72Hz、6.91Hz、1H)、2.71(dt、J=16.92Hz、8.46Hz、1H)、2.54(ddd、J=12.88Hz、7.51Hz、7.37Hz、1H)、1.91(m、1H)、1.82(m、1H)、1.55(m、2H)、1.45(m、1H)。LC/MS(表2、方法f)Rt=1.26分;MSm/z312.2(M+H)+。 実施例13:1−(1−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 MeOH(60mL)およびHOAc(12滴)中のMP−水素化シアノホウ素(12.68g、29.7mmol)(Biotage)、1−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)エタノン(3.36g、14.84mmol)およびアゼチジン−3−カルボン酸(1.5g、14.84mmol)を、20mLシンチレーションバイアルにて室温で約3日間撹拌した。混合物を濾過し、樹脂を多量のDCMで洗浄した。LC/MSによる分析で、所望の生成物への変換率が約20%であり、約80%の原料ケトンが残っていることが示された。合わせた有機層を溶媒留去して乾固させ、逆相HPLCによる精製を行った。合わせた分画を溶媒留去して乾固させ、約60℃で約24時間真空乾燥させて、1−(1−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸(121mg、0.365mmol、収率2.462%)をオフホワイト固体として得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ7.49−7.26(5H、m)、7.17(2H、d、J=8.4Hz)、6.91(2H、d、J=8.5Hz)、5.04(2H、s)、3.36(1H、d、J=9.9Hz)、3.19(1H、q、J=6.2Hz)、3.12−2.94(4H、m)、1.04(3H、d、J=6.4Hz)。LC/MS(表2、方法b)Rt:1.70分;m/z312(M+H)+。 実施例#14:4−(4−(ベンジルオキシ)フェノキシ)シクロヘキサンカルボン酸エチルの合成 トリフェニルホスフィン(ポリマー結合、3mmol/g、4.99g、14.98mmol)を約0℃で脱水THF(30mL)中、DIAD(0.971mL、4.99mmol)で処理した。混合物を約1時間撹拌し、4−(ベンジルオキシ)フェノール(1.0g、4.99mmol)および4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.804mL、4.99mmol)を加えた。混合物を昇温させて室温とし、終夜撹拌した。残留物を溶媒留去して乾固させ、逆相HPLCによる精製を行った。合わせた分画を溶媒留去して乾固させ、約60℃で約24時間にわたって真空乾燥して、4−(4−(ベンジルオキシ)フェノキシ)シクロヘキサンカルボン酸エチル(501mg、1.413mmol、収率28.3%)を淡緑色油状物として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3):δ7.51−7.31(5H、m)、6.98−6.85(4H、m)、5.04(2H、d、J=4.8Hz)、4.19(2H、tt、J=13.3Hz、6.6Hz)、4.14−4.06(1H、m)、2.49−2.31(1H、m)、2.26−1.96(4H、m)、1.83−1.42(4H、m)、1.34−1.25(3H、m)。LC/MS(表2、方法b)Rt:3.17分;m/z353(M+H)+。 一般手順O:表O中の化合物の合成 表Oに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素として一次元アレイの一部として、表O中の化合物を製造した。アミンは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアル中、MeOH:DCM(1.5mL)に溶かした4−(トリメチルシリル)エチニルベンズアルデヒド(1.2当量)の溶液を加え、次にMeOH:DCM(1.0mL)およびHOAc(3当量)に溶かしたアミンコア(20mg、1当量)を添加した。混合物を約50℃で約2時間振盪し、MP−水素化シアノホウ素樹脂(5当量)(Biotage)を加えた。この反応混合物を約50℃で終夜撹拌した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO/MeOHに溶かし、逆相HPLCによって精製した。生成物は、MSおよびLC/MSによって特性決定した(表2、方法a)。 一般手順P:表P中の化合物の合成 表Pに示したアルデヒドモノマーのみを可変要素として一次元アレイの一部として、表P中の化合物を製造した。アルデヒドは、Sigma Aldrich Custom Packaged Reagent serviceから予め秤量して購入した。 20mLバイアル中、DCM(1.5mL)に溶かしたアルデヒドモノマー(1.2当量)の溶液を加え、次にDCM(1.0mL)に溶かしたアゼチジン−3−カルボン酸(25mg、1当量)、酢酸(3当量)およびMP−水素化シアノホウ素樹脂(3当量)(Biotage)を添加した。混合物を室温で約4から5時間振盪した。反応液をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO/MeOHに溶かし、逆相HPLCによって精製した。生成物はMSおよびLC/MSによって特性決定した。(表2、方法a)。 実施例15:1−(4−(フェニルエチニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成 20mLバイアル中、メタノール/ジクロロメタン(1.5mL)に溶かした4−フェニルエチニル−ベンズアルデヒド(49mg、0.24mmol)(Oakwood)の溶液を加え、次にMeOH/DCM(1.0mL)に溶かしたアゼチジン−3−カルボン酸(20mg、1当量)およびHOAc(3当量)を添加した。混合物を約50℃で最初の約2時間振盪し、それにMP−水素化シアノホウ素樹脂(5当量、Biotage)を加えた。この反応混合物を約50℃で終夜撹拌した。反応をLC/MSによってチェックし、濃縮して乾固させた。残留物を1:1DMSO/MeOHに溶かし、逆相HPLCによって精製した。これによって、1−(4−(フェニルエチニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を得た(15mg、0.05mmol、収率26%)。LC/MS(表2、方法a)Rt:1.34分;m/z292(M+H)+。 実施例16:(1R,3S)−3−(5−ペンチルピリミジン−2−イルアミノ)シクロペンタンカルボン酸の合成 2−クロロ−5−n−ペンチルピリミジン(100mg、0.542mmol)、(1R,3S)−3−アミノシクロペンタンカルボン酸(84mg、0.650mmol)、炭酸カリウム(165mg、1.191mmol)およびDMSO(2170μL)/水(180μL)をBiotageマイクロ波装置で約170℃にて約20分間加熱した。反応混合物を170℃で約10分間にわたって再加熱したが、LC/MSにはほとんど変化はなかった。混合物を冷却し、反応混合物をDCM(25mL)とHCl(1M、25mL)との間で分配し、水層をDCM(25mL)によって抽出し、合わせた有機層をブライン(25mL)で洗浄し、Biotage相分離装置で濾過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムに加え、MeOH/DCMで溶離した(0%から10%、30分)。LC/MSによって正しいMWを含む回収分画を合わせ、濃縮し、真空乾燥機で約30℃で乾燥して、(1R,3S)−3−(5−ペンチルピリミジン−2−イルアミノ)シクロペンタンカルボン酸(54mg、0.185mmol、収率34.2%)を粘稠油状物として得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ12.06(bs、1H)、8.11(s、2H)、6.90(d、J=7.2Hz、1H)、4.23−4.05(m、1H)、2.81−2.64(m、1H)、2.35(t、J=7.6Hz、2H)、2.19(dt、J=12.5、7.3Hz、1H)、1.98−1.74(m、3H)、1.64(dt、J=12.6、9.1Hz、1H)、1.58−1.43(m、3H)、1.36−1.18(m、4H)、0.86(t、J=7.0Hz、3H)。LC/MS(表2、方法f)Rt=1.26分;MSm/z278.3(M+H)+。 アッセイ S1P受容体への[33P]S1P結合の阻害 S1P1、S1P2、S1P3、S1P4またはS1P5を過剰発現する一過性トランスフェクションしたHEK細胞からの膜を用いて、放射性リガンド結合を行った。全ての化合物をDMSOに溶かし、DMSOで連続希釈を行ってから、アッセイ緩衝液を加えた。最終アッセイDMSO濃度は1%または0.5%(体積比)であった。[33P]S1Pは、パーキン・エルマー(Perkin Elmer)から購入し、全てのアッセイで50pMで使用した。冷凍した膜を解凍し、50mM HEPES(pH7.4)、100mM NaCl、10mM MgCl2および0.1%脂肪酸非含有BSAを含むアッセイ緩衝液に再懸濁させた。膜を加えて、ウェル当たり膜5から10μgとした。冷1μM S1Pの存在下に、非特異的結合を測定した。室温で45から60分間インキュベーションを行った。インキュベーション後、パッカード96ウェルハーベスタを用いてGF/BもしくはGF/C濾過プレートでサンプルを濾過した。プレートを乾燥させてから、各ウェルにマイクロシンチ(Microscint)を加え、密閉を行い、トップカウント(Topcount)(Perkin Elmer)でのカウンティングを行った。[33P]S1Pを含むサンプルをゼロ阻害とし、[33P]S1+1μMS1Pを含むサンプルを100%阻害として、放射能カウントを活性パーセントに変換する。非線形最小平均二乗曲線適合を用い、活性パーセント=100%−(100%/(1+([阻害薬]/IC50)))の等式に活性パーセントデータを適合させることで、IC50値を求めた。 S1P受容体GTPγSアッセイ [35S]GTPγS結合アッセイを、シンチレーション近接アッセイ(SPA)および濾過法の両方を用いて行った。いずれの形式も、96ウェルプレートで有利に行われるものであり、S1P1、S1P3、S1P4またはS1P5を過剰発現する安定CHOヒト細胞系からの膜を利用する。DMSOを用いて化合物原液を10mMとし、100%DMSOを用いて連続希釈を行った。化合物を96ウェルプレートに移して、全てのアッセイについて1%または0.5%の最終DMSO濃度とした。冷凍した膜を解凍し、20mM HEPES(pH7.4)、0.1%脂肪酸非含有BSA、100mM NaCl、5mM MgCl2および10μM GDPを含むアッセイ緩衝液で希釈した。SPAアッセイの場合、膜をWGA−SPAビーズと前混合して、ウェル当たり最終濃度を膜5μgおよびビーズ500μgとする。濾過アッセイの場合、膜を、5μg/ウェルでインキュベーションプレートに直接加える。膜または膜/ビーズ混合物50μLをアッセイプレートの各ウェルに加えることでアッセイを開始する。次に、0.4nM[35S]GTPγS 50μLを各ウェルに加え、30分間インキュベートする。SPAアッセイの場合、プレートを回転させ、トップカウントで読取を行う。濾過アッセイの場合、パッカード(Packard)96ウェルハーベスタを用いてGF−C濾過プレート上にプレートを回収する。 S1P受容体cAMPアッセイ フォルスコリン刺激cAMP形成の阻害を、S1P1、S1P2、S1P3、S1P4またはS1P5を過剰発現する安定または一過性CHOヒト細胞系を用いて実施した。全ての化合物をDMSOに溶かし、DMSOでの連続希釈を行ってから、アッセイ緩衝液を加えた。最終アッセイDMSO濃度は1%(体積比)である。プレーティング後、HamF12、10%熱失活ウシ胎仔血清、1%L−グルタミン、1%ペニシリン−ストレプトマイシン、1%重炭酸ナトリウムおよび1mg/mLG418サルフェート中、約37℃で5%CO2にて細胞を終夜培養した。あるいは、細胞をFBS含有培地で終夜インキュベートし、第2日に培地を吸引除去し、Opti−MEM(登録商標)I血清減少培地(1X)を加え、細胞をさらに2日間培養してから試験に供した。培地を除去した後、1%DMSO、カルシウムおよびマグネシウムを含まないリン酸緩衝生理食塩水、25mM HEPES、0.1%BSA、0.1mM IBMXおよび3μMフォルスコリン中、細胞を試験試薬で処理した。サンプルを室温で約30分間インキュベートし、その後の段階は全て室温であった。緩衝液を除去し、HTRFcAMPアッセイキット、Cis−Us社からの溶解緩衝液60μLと置き換えた。溶解緩衝液とともに約60分間インキュベートした後、各ウェル40μLを黒色半ウェルプレートに移し入れ、同じキットからの検出試薬20μLを加え、約2時間インキュベートしてから、BMG Labtech RubyStar装置での読み取りを行った。あるいは、化合物とともにインキュベートした後、洗浄や移し替え段階は行わずに、溶解緩衝液および検出試薬を加え、約2時間のインキュベーション後にプレートを読み取った。第3の変法では、OPTI−MEM培地の入ったフラスコ中で細胞を終夜増殖させた。第2日に、細胞をEDTAで回収し、PBS/HEPES/BSAで洗浄し、同じ緩衝液に再懸濁させて、カウントした。細胞40000個/ウェル(25μL中)を実験に用いた。化合物、フォルスコリンおよびIBMXをPBS/HEPES/BSA25μL(50μL中の最終DMSO濃度は1%)に加え、室温で約30分間インキュベートし、次に溶解緩衝液25μLおよび検出試薬25μLを加え、上記と同様に2時間後にプレートの読み取りを行った。 参照による組み込み 本明細書で引用の米国特許および米国特許出願公開はいずれも、参照によって本明細書に組み込まれる。 均等物 当業者であれば、本明細書に記載の本発明の具体的な実施形態に対する多くの均等物は明らかであり、通常行う以上の実験を用いることなく確認することができる。 下記式(I)によって表される化合物または該化合物の製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーまたは立体異性体。 [式中、 環1は、置換されていても良いアリールまたは置換されていても良いヘテロアリールであり; Lは−N(Ra)、−O−またはC(Ra)2であり; Raは独立に、Hまたは置換されていても良いアルキルであり; Xは、LがC(Ra)2の場合はNであり、または Xは、Lが−N−または−O−の場合はCRaであり; R2およびR2aは独立に、水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルケニル、置換されていても良い架橋シクロアルキル、置換されていても良い複素環または−(CH2)pC(=W)R11であり; WはOまたはSであり; R11は−OR、−N(R)2または−SRであり; Rは独立に、水素、置換されていても良いアルキルまたはハロアルキルであり;または XがNまたはCである場合、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いアゼチジン、置換されていても良いピロリジン、置換されていても良いピペリジンまたは置換されていても良いオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル環を形成しており、ただしR2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって形成しているアゼチジン環が、 1以上のフェニル; フェニルおよびOH; フェニルおよび−N(H)C(CH3)3; −CH2O−置換されていても良いピリジニル; −NH−置換されていても良いキナゾリニル; −O−置換されていても良いピリジニル; −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル); −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル)およびオキソ; −NH−イソキノリニル; 置換されていても良いアルキルおよび置換されていても良いジオキソラニル; オキソおよび−O−アルケニル; オキソ、2個のFおよび置換されていても良いフェニル; 置換されていても良いアルケニルおよび−O−C(O)−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルである場合は、LはCH2であり、XはNまたはCであり、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって置換されていても良いシクロアルキルまたは置換されていても良いアゼチジンを形成しており、環1は、 −CH=N−OCH2CH3; −Clおよび−NH2; −C(=O)CH2CH2−置換されていても良いオキサゾリル; −NH−C(O)−アルケニル−置換されていても良いピリジニル; −NO2およびCOOH−O−アルキル−置換されていても良いオキサゾリル; −O−CH2−置換されていても良いベンゾフラニル; −O−CH2−置換されていても良いフェニル; −O−CH2−置換されていても良いピラゾリル; −O−CH2−置換されていても良いチエニル; −O−置換されていても良い(C8)アルキル; −O−置換されていても良い(C8)アルキルおよびハロ; −(C6−C12)アルキル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −(C6−C12)アルケニル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −オキソおよび−CF2CF3によって置換されたピリミジニル; −置換されていても良い1,2,4−オキサジアゾール; −置換されていても良いチアゾロ[5,4−b]ピリジン; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いイソオキサゾリルまたは置換されていても良いオキサゾリルである場合、環1は、 −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタニル; −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いアルキル−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いピリジニルである場合、環1は、 −C(O)−NH−置換されていても良いフェニル; −O−置換されていても良いフェニルによって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルまたはナフチルであり、LがCH2であり、NR2とNR2aが置換されていても良いピロリジン環を形成している場合、前記ピロリジン環は、 −C(O)(OH); −Fおよび−C(O)(OH); −OHおよび−C(O)(OH); −P(O)(OH)(OH); −OHおよび−P(O)(OH)(OH); −CH2C(O)(OH);または テトラゾリル によって置換されていない。] 環1が置換されていても良いベンゾフラニル、置換されていても良いベンズイミダゾリル、置換されていても良いジベンゾフラニル、置換されていても良いベンゾチアゾリル、置換されていても良いベンゾチエニル、9H−カルバゾリル、置換されていても良いシンノリニル、置換されていても良いフルオレニル、置換されていても良いフラニル、置換されていても良いイミダゾリル、置換されていても良いインダゾリル、置換されていても良いインデニル、置換されていても良いインドリジニル、置換されていても良いインドリル、置換されていても良いイソインドリル、置換されていても良い3H−インドリル、置換されていても良いイソチアゾリル、置換されていても良いイソオキサゾリル、置換されていても良いナフチリジニル、置換されていても良いナフタレニル、置換されていても良いオキサジアゾリル、置換されていても良いオキサゾリル、置換されていても良いフタラジニル、置換されていても良いプテリジニル、置換されていても良いプリニル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピラゾリル、置換されていても良いピリダジニル、置換されていても良いピリジニル、置換されていても良いピリミジニル、置換されていても良いピロリル、置換されていても良いキナゾリニル、置換されていても良いキノキザリニル、置換されていても良いキノリジニル、置換されていても良いキノリニル、置換されていても良いイソキノリニル、置換されていても良いテトラゾリル、置換されていても良いチエニルまたは置換されていても良いトリアゾリルである請求項1に記載の化合物。 −L−X(R2)(R2a)がを形成しており; R1が、水素、ヒドロキシ、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルコキシ、ハロアルコキシまたはハロアルキル、−(CH2)x−O−P(=O)(OR7)(OR7)、−(CH2)x−P(=O)(OR7)(OR7)、−(CH2)x−P(=O)(OR7)(R7)、−CH=CH−P−(=O)(OR7)(OR7)であり; R7が水素、置換されていても良いアルキルまたは置換されていても良いフェニルであり; xが0または1であり; Raが水素、置換されていても良いアルキルまたはハロアルキルであり; R12が独立に、水素、ヒドロキシ、置換されていても良いアルキル、ハロまたは−(CH2)pC(=W)R11であり; mが1、2または3であり; nが0、1または2であり; pが0または1である請求項2に記載の化合物。 前記化合物が、 1−((1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(9H−カルバゾール−2−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(ジベンゾ[b,d]フラン−3−イルメチル]アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(フェニルエチニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2−(4−メトキシベンゾイル)ベンゾフラン−5−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−ブロモフェニル)イソオキサゾール−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(3,4−ジクロロフェニル)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−メトキシフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−クロロフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−フルオロフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(4−フルオロフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−o−トリルチオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−m−トリルチオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−p−トリルチオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−(3,4−ジメトキシフェニル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((5−フェニルチオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′,4′−ジクロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((4′−エチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2′−メトキシビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2′−クロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2′−メチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((6−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 2−(2−フルオロ−4−(3−トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−3a−カルボン酸;または 4−(4−(ベンジルオキシ)フェノキシ)シクロヘキサンカルボン酸エチルである請求項3に記載の化合物。 前記化合物が下記のものである請求項3に記載の化合物。 [式中、 R3、R4、R6およびR7は独立に、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルコキシカルボニル、置換されていても良いアルコキシスルホニル、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキルカルボニル、置換されていても良いアルキルカルボニルオキシ、置換されていても良いアルキルスルホニル、置換されていても良いアルキルチオ、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールオキシ、アミド、置換されていても良いアミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシからなる群から選択され; R5は、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールアルキル、置換されていても良いアリールアルキルカルボニル、置換されていても良い2−チアゾリル、置換されていても良いアリールアルコキシ、置換されていても良いアリールアルキルチオ、置換されていても良いアリールカルボニルオキシ、置換されていても良いアリールカルボニルアルコキシ、置換されていても良いアリールオキシカルボニル、置換されていても良いアリールアルケニル、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキルカルボニル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアリールオキシ、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルコキシカルボニル、ハロアルコキシ、置換されていても良いシクロアルコキシ、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアリールアルキニル、置換されていても良いベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルキルオキシ、置換されていても良いヘテロアリールアルキル、置換されていても良いヘテロアリールまたは置換されていても良いヘテロアリールアルキルオキシである。] R5がハロゲン、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアルキルオキシカルボニル、置換されていても良いベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、置換されていても良いベンジル、置換されていても良いベンジルカルボニル、置換されていても良いベンジルチオ、置換されていても良いベンジルオキシ、置換されていても良いシクロアルキルオキシ、置換されていても良いナフチル、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールアルケニル、置換されていても良いアリールカルボニルオキシ、置換されていても良いアリールアルキル、置換されていても良いアリールオキシ、置換されていても良いピリジニル、置換されていても良いチアゾリル、置換されていても良いチエニルまたは置換されていても良いチエニルアルコキシである請求項5に記載の化合物。 R5がハロゲン、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアルキルオキシカルボニル、置換されていても良いベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、置換されていても良いベンジル、置換されていても良いベンジルカルボニル、置換されていても良いベンジルチオ、置換されていても良いベンジルオキシ、置換されていても良いシクロアルキルオキシ、置換されていても良いナフチル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いフェニルアルケニル、置換されていても良いフェニルカルボニルオキシ、置換されていても良いフェニルエチル、置換されていても良いフェノルオキシ、置換されていても良いピリジニル、置換されていても良いチアゾリル、置換されていても良いチエニルまたは置換されていても良いチエニルアルコキシである請求項6に記載の化合物。 R5が独立に−C(O)−置換されていても良いアルキル、−C(O)−置換されていても良いアルコキシ、−C(O)−置換されていても良いフェニル、−O−置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルキル、ハロ、CF3、シアノ、ニトロ、オキソ、置換されていても良いフェニルまたはトリメチルシリルアルキニルからなる群から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い請求項7に記載の化合物。 前記化合物が、 1−((4′−メチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(ビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4′−メチルビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4′−クロロビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(3′−メトキシビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(3′−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルチオ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキス−1−インイル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ペンチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(2−クロロ−6−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(ベンジルオキシ)−3−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(4−(メトキシカルボニル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(1−(4−(2−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ヘキシルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3,5−ジメチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−ブロモベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロ−6−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−(メトキシカルボニル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−メトキシ−4−(4−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロ−ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−クロロ−4−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−メトキシベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−ブロモベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−ニトロベンゾイルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンゾイルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3,5−ジブロモベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3,5−ジメトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4,6−トリメチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−メトキシ−2−オキソ−1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(メトキシカルボニル)−6−ニトロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−メチルベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−クロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(イソペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ペンチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシ−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4−ジクロロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−メトキシフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−クロロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジメチルフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−tert−ブチルフェノキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロ−2−ニトロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−フルオロフェノキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−ニトロ−4−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−ニトロ−4−(p−トリルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−シクロペンチルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(シクロペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシ−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピペリジン−4−カルボン酸; (S)−2−(1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピロリジン−2−イル)酢酸; (R)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; (R)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピペリジン−3−カルボン酸; (S)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピペリジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−3−メチルピペリジン−4−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; (3R,4S)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)ピロリジン−3,4−ジカルボン酸; 1−(4−フェノキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−プロポキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−tert−ブチルチアゾール−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; (E)−1−(4−スチリルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(アリルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2−フルオロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(チオフェン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((ビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3,4−ビス(ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−イソブチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′,4′−ジクロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−エトキシ−4−(ヘプチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(イソペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(3,4−ジメチルフェニル)−2−オキソエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−メトキシ−4−(ペンチルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ブトキシ−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−ブロモ−5−メトキシ−4−プロポキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−クロロ−5−メトキシ−4−プロポキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−イソブトキシ−3−エトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(イソペンチルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−フルオロプロポキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−((2−シアノチオフェン−3−イル)メトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((4′−エチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2′−メトキシビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′,5′−ジクロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′−クロロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′,4′−ジメチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′−メチルビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−クロロフェノキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ナフタレン−1−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)−3−メチルピペリジン−4−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシカルボニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−4−メチルピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−ニトロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−フェネチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−3−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(2−クロロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(3−クロロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンジルオキシ)−2−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(2−メチル−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; (R)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; (S)−1−(4−(1−フェニルエトキシ)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−フェニルアセチル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(3,4−ジクロロフェニル)アセチル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(2−(3,4−ジクロロフェニル)アセチル)フェニル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−ヘキサノイルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ヘキサノイルベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; (1R,3S)−3−((6−ヘキサノイルピリジン−3−イル)メチルアミノ)シクロペンタンカルボン酸; 1−(4−ヘプタノイルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−ヘプタノイルベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 3−(4−ヘプタノイルベンジル)シクロペンタンカルボン酸; 1−(4−(3,3−ジメチルブト−1−インイル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)ピペリジン−4−カルボン酸; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)ピペリジン−3−カルボン酸; 3−(4−(ベンジルオキシ)フェニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸; 1−(1−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピペリジン−4−カルボン酸; 1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピペリジン−3−カルボン酸; 4,4−ジメチル−1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 4−メチル−1−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸; 1−((3′,5′−ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(5−シアノピリジン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(4−シアノピリジン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(3−ニトロピリジン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4−クロロ−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((9−メチル−9H−カルバゾール−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((3′−メトキシビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−(4′−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((9H−フルオレン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸; 1−((2−フルオロビフェニル−4−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;または 1−(4−(フェニルエチニル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸である請求項8に記載の化合物。 前記化合物が下記のものである請求項2に記載の化合物。 [式中、 R3、R4、R6およびR7は独立に、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルコキシカルボニル、置換されていても良いアルコキシスルホニル、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキルカルボニル、置換されていても良いアルキルカルボニルオキシ、置換されていても良いアルキルスルホニル、置換されていても良いアルキルチオ、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールオキシ、アミド、置換されていても良いアミノ、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、シリルおよびシリルオキシからなる群から選択され; R5は、置換されていても良いアリール、置換されていても良いアリールアルキル、置換されていても良いアリールアルキルカルボニル、置換されていても良い2−チアゾリル、置換されていても良いアリールアルコキシ、置換されていても良いアリールアルキルチオ、置換されていても良いアリールカルボニルオキシ、置換されていても良いアリールカルボニルアルコキシ、置換されていても良いアリールオキシカルボニル、置換されていても良いアリールアルケニル、置換されていても良いアリールアルキル、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルキルカルボニル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルキニル、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアリールオキシ、置換されていても良いアリールオキシカルボニル、置換されていても良いアルコキシ、置換されていても良いアルコキシカルボニル、ハロアルコキシ、置換されていても良いシクロアルコキシ、置換されていても良いアルケニルオキシ、置換されていても良いアリールアルキニル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルキルオキシ、置換されていても良いヘテロアリールアルキルまたは置換されていても良いヘテロアリールである。] R2およびR2aが独立に、水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルケニル、置換されていても良い架橋シクロアルキル、置換されていても良い複素環または−(CH2)pC(=W)R11である請求項10に記載の化合物。 Raが水素または置換されていても良いアルキルである請求項11に記載の化合物。 R2aが水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロヘキセニル、置換されていても良い架橋シクロアルキルまたはテトラヒドロフラニルである請求項12に記載の化合物。 XがNである請求項13に記載の化合物。 前記化合物が、 1−(3−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)プロピル)ピロリジン−2−オン; (S)−2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (R)−2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (S)−1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−2−オール; (R)−2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (2R,3S)−3−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸; (2S,3R)−3−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸; (1R,6S)−6−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)シクロヘキス−3−エンカルボン酸; (R)−N−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−1−メトキシプロパン−2−アミン; 3−((4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)(イソプロピル)アミノ)プロパン酸; (S)−N−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)テトラヒドロフラン−3−アミン; N−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジル)−1−メトキシブタン−2−アミン; 2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)シクロヘプタンカルボン酸; 1−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン−2−オール; 2−(4−(ヘキシルオキシ)ベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸; (S)−2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (R)−N−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)テトラヒドロフラン−3−アミン; (S)−N−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)テトラヒドロフラン−3−アミン; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン−2−オール; (1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)シクロプロピル)メタノール; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)シクロプロパンカルボン酸; 2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン酸; 3−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン酸; 2−((2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)メチル)ブタン−1−オール; N−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)−3−メトキシ−2−メチルプロパン−1−アミン; (R)−2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−3−メチルブタン−1−オール; (S)−1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−2−オール; (R)−3−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; (S)−3−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; 2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1,3−ジオール; 2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)−2−メチルプロパン−1−オール; 3−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; (S)−1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−2−オール; (S)−2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジルアミノ)ブタン−1−オール; 1−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)−4−メチルピロリジン−3−カルボン酸; (R)−3−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; 4−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)ブタン酸; (R)−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)ブタン酸; 2−メチル−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸; 2−メチル−3−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸; 2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン−1,3−ジオール; (S)−3−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン−1,2−ジオール; (R)−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸; (S)−2−ヒドロキシ−3−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸; (S)−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)ブタン酸; 2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)酢酸; 3−(エチル(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジル)アミノ)プロパン酸; (S)−2−(4−((トリメチルシリル)エチニル)ベンジルアミノ)プロパン酸;または (1R,3S)−3−(5−ペンチルピリミジン−2−イルアミノ)シクロペンタンカルボン酸である請求項14に記載の化合物。 前記化合物が2−(2−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)ベンジル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−3a−カルボン酸である請求項2に記載の化合物。 前記化合物がS1P5受容体に関して選択的であり、治療上妥当な薬物量でリンパ球減少症や免疫抑制を生じない請求項1に記載の化合物。 患者に対して治療上有効量のS1P5受容体リガンドを投与する段階を有する、神経変性障害、注意力欠如障害、(ADHD)、アルコール乱用などの物質乱用、双極性障害、軽度認識障害、加齢性記憶障害(AAMI)、老年性認知症、AIDS性認知症、ピック病、レビ小体関連認知症、ダウン症候群関連認知症、統合失調症、統合失調性感情障害、禁煙、外傷性脳損傷関連のCNS機能低下、不妊、循環の欠乏、創傷治癒関連の新血管成長の必要性、虚血、敗血症、神経変性、神経因性疼痛、炎症および炎症性障害から選択される状態または障害の治療または予防においてS1P5によって調節される状態、障害または欠陥の治療または予防方法;ならびに処置を必要とする対象者に対してニコチン性アセチルコリン受容体リガンドまたはアセチルコリンエステラーゼ阻害薬と組み合わせて治療上有効量のS1P5リガンドを投与する段階を有し、処置を必要とする対象者に対して治療上有効量の1以上の下記式(I)の化合物またはそれの製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体を投与する段階を有する、注意もしくは認知の機能不全を特徴とする状態もしくは障害の治療もしくは予防での使用方法。 [式中、 環1は、置換されていても良いアリールまたは置換されていても良いヘテロアリールであり; Lは−N(Ra)、−O−またはC(Ra)2であり; Raは独立に、Hまたは置換されていても良いアルキルであり; Xは、LがC(Ra)2の場合はNであり、または Xは、Lが−N−または−O−の場合はCRaであり; R2およびR2aは独立に、水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルケニル、置換されていても良い架橋シクロアルキル、置換されていても良い複素環または−(CH2)pC(=W)R11であり; Wは−O−または−S−であり; R11は−OR、−N(R)2または−SRであり; Rは、水素、置換されていても良いアルキルまたはハロアルキルであり;または XがNまたはCである場合、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いアゼチジン、置換されていても良いピロリジン、置換されていても良いピペリジンまたは置換されていても良いオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル環を形成しており、ただしR2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって形成しているアゼチジン環が、 1以上のフェニル; フェニルおよびOH; フェニルおよび−N(H)C(CH3)3; −CH2O−置換されていても良いピリジニル; −NH−置換されていても良いキナゾリニル; −O−置換されていても良いピリジニル; −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル); −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル)およびオキソ; −NH−イソキノリニル; 置換されていても良いアルキルおよび置換されていても良いジオキソラニル; オキソおよび−O−アルケニル; オキソ、2個のFおよび置換されていても良いフェニル; 置換されていても良いアルケニルおよび−O−C(O)−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルである場合は、LはCH2であり、XはNまたはCであり、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって置換されていても良いシクロアルキルまたは置換されていても良いアゼチジンを形成しており、環1は、 −CH=N−OCH2CH3; −Clおよび−NH2; −C(=O)CH2CH2−置換されていても良いオキサゾリル; −NH−C(O)−アルケニル−置換されていても良いピリジニル; −NO2およびCOOH−O−アルキル−置換されていても良いオキサゾリル; −O−CH2−置換されていても良いベンゾフラニル; −O−CH2−置換されていても良いフェニル; −O−CH2−置換されていても良いピラゾリル; −O−CH2−置換されていても良いチエニル; −O−置換されていても良い(C8)アルキル; −O−置換されていても良い(C8)アルキルおよびハロ; −(C6−C12)アルキル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −(C6−C12)アルケニル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −オキソおよび−CF2CF3によって置換されたピリミジニル; −置換されていても良い1,2,4オキサジアゾール; −置換されていても良いチアゾロ[5,4−b]ピリジン; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いイソオキサゾリルまたは置換されていても良いオキサゾリルである場合、環1は、 −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタニル; −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いアルキル−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いピリジニルである場合、環1は、 −C(O)−NH−置換されていても良いフェニル; −O−置換されていても良いフェニルによって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルまたはナフチルであり、LがCH2であり、NR2とNR2aが置換されていても良いピロリジン環を形成している場合、前記ピロリジン環は、 −C(O)(OH); −Fおよび−C(O)(OH); −OHおよび−C(O)(OH); −P(O)(OH)(OH); −OHおよび−P(O)(OH)(OH); −CH2C(O)(OH);または テトラゾリル によって置換されていない。] 前記神経因性疼痛が末梢神経障害、糖尿病性神経障害、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛、背痛、癌性神経障害、HIV性神経障害、幻肢痛、手根管症候群、中枢性卒中後疼痛、慢性アルコール依存症関連の疼痛、甲状腺機能低下症、尿毒症、多発性硬化症、脊椎損傷、パーキンソン病、癲癇、ビタミン欠乏症、背痛、慢性腰痛、術後疼痛、外傷関連疼痛、脊髄損傷からの疼痛、眼痛、炎症性疼痛、骨肉腫痛、骨関節炎性疼痛、神経因性疼痛、侵害受容性疼痛、多発性硬化症性疼痛、卒中後疼痛、糖尿病性神経因性疼痛、神経因性癌疼痛、三叉神経痛、HIV−関連神経因性疼痛、幻肢痛、線維筋痛または片頭痛によって引き起こされるものである請求項18に記載の方法。 前記神経変性障害が、アルツハイマー病、加齢性記憶障害、老年性認知症、AIDS性認知症、ピック病、レビ小体関連認知症、ダウン症候群関連認知症、ハンチントン舞踏病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、軽度認識障害、呼吸停止、急性血栓塞栓性脳卒中、外傷性脳損傷関連のCNS機能低下、局所的虚血および全脳虚血および一過性脳虚血発作から選択される神経変性疾患からなる群から選択される請求項18に記載の方法。 少なくとも一つの別の治療剤を投与する段階をさらに有する請求項18に記載の方法。 処置を必要とする対象者に対して、治療上有効量の1以上の下記式(I)の化合物または該化合物の製薬上許容される塩、生理活性代謝物、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、エナンチオマーもしくは立体異性体を投与する段階を有する、リゾホスファチジン酸受容体1、2または3の阻害方法。 [式中、 環1は、置換されていても良いアリールまたは置換されていても良いヘテロアリールであり; Lは−N(Ra)、−O−またはC(Ra)2であり; Raは独立に、Hまたは置換されていても良いアルキルであり; Xは、LがC(Ra)2の場合はNであり、または Xは、Lが−N−または−O−の場合はCRaであり; R2およびR2aは独立に、水素、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルコキシアルキル、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いシクロアルケニル、置換されていても良い架橋シクロアルキル、置換されていても良い複素環または−(CH2)pC(=W)R11であり; Wは−O−または−S−であり; R11は−OR、−N(R)2または−SRであり; Rは、水素、置換されていても良いアルキルまたはハロアルキルであり;または XがNまたはCである場合、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって、置換されていても良いシクロアルキル、置換されていても良いアゼチジン、置換されていても良いピロリジン、置換されていても良いピペリジンまたは置換されていても良いオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル環を形成しており、ただしR2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって形成しているアゼチジン環が、 1以上のフェニル; フェニルおよびOH; フェニルおよび−N(H)C(CH3)3; −CH2O−置換されていても良いピリジニル; −NH−置換されていても良いキナゾリニル; −O−置換されていても良いピリジニル; −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル); −C(OH)(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)(4−メトキシフェニル)およびオキソ; −NH−イソキノリニル; 置換されていても良いアルキルおよび置換されていても良いジオキソラニル; オキソおよび−O−アルケニル; オキソ、2個のFおよび置換されていても良いフェニル; 置換されていても良いアルケニルおよび−O−C(O)−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルである場合は、LはCH2であり、XはNまたはCであり、R2およびR2aがそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一体となって置換されていても良いシクロアルキルまたは置換されていても良いアゼチジンを形成しており、環1は、 −CH=N−OCH2CH3; −Clおよび−NH2; −C(=O)CH2CH2−置換されていても良いオキサゾリル; −NH−C(O)−アルケニル−置換されていても良いピリジニル; −NO2およびCOOH−O−アルキル−置換されていても良いオキサゾリル; −O−CH2−置換されていても良いベンゾフラニル; −O−CH2−置換されていても良いフェニル; −O−CH2−置換されていても良いピラゾリル; −O−CH2−置換されていても良いチエニル; −O−置換されていても良い(C8)アルキル; −O−置換されていても良い(C8)アルキルおよびハロ; −(C6−C12)アルキル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −(C6−C12)アルケニル(1以上の炭素が非過酸化物酸素によって置き換わっていても良い); −オキソおよび−CF2CF3によって置換されたピリミジニル; −置換されていても良い1,2,4オキサジアゾール; −置換されていても良いチアゾロ[5,4−b]ピリジン; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いフェニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いチアゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いテトラゾリル; −置換されていても良いピリジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−CH2−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いピラゾリル; −置換されていても良いピリミジニル−NH−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル; −置換されていても良いフェニル−CH2−C(O)−置換されていても良いトリアゾリル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いイソオキサゾリルまたは置換されていても良いオキサゾリルである場合、環1は、 −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタニル; −置換されていても良いフェニル−置換されていても良いアルキル−置換されていても良いフェニル によって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いピリジニルである場合、環1は、 −C(O)−NH−置換されていても良いフェニル; −O−置換されていても良いフェニルによって置換されておらず; ただし、環1が置換されていても良いフェニルまたはナフチルであり、LがCH2であり、NR2とNR2aが置換されていても良いピロリジン環を形成している場合、前記ピロリジン環は、 −C(O)(OH); −Fおよび−C(O)(OH); −OHおよび−C(O)(OH); −P(O)(OH)(OH); −OHおよび−P(O)(OH)(OH); −CH2C(O)(OH);または テトラゾリル によって置換されていない。] S1P5受容体の作動薬または拮抗薬である化合物、前記化合物を含む組成物ならびに前記化合物および組成物の使用方法が開示される。ある種の実施形態において、前記化合物は1−ベンジルアゼチジン−3−カルボン酸誘導体である。ある種の実施形態において、前記方法は神経因性疼痛および/または神経変性障害の治療に関するものである。ある種の実施形態において、前記化合物は第2の治療薬と併用することができる。