生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_ゴーヤの種子粉末を配合した健康増進剤
出願番号:2009261343
年次:2011
IPC分類:A23L 1/30,A61P 35/00,A61K 36/42,A61K 36/896


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松井 信三 JP 2011087566 公開特許公報(A) 20110506 2009261343 20091026 ゴーヤの種子粉末を配合した健康増進剤 松井 信三 509316925 武石 靖彦 100068032 松井 信三 A23L 1/30 20060101AFI20110408BHJP A61P 35/00 20060101ALI20110408BHJP A61K 36/42 20060101ALI20110408BHJP A61K 36/896 20060101ALI20110408BHJP JPA23L1/30 BA61P35/00A61K35/78 SA61K35/78 V 4 書面 5 4B018 4C088 4B018LE01 4B018MD53 4B018MD55 4B018ME02 4B018ME08 4C088AB19 4C088AB86 4C088AB88 4C088AC04 4C088BA07 4C088MA43 4C088NA14 4C088ZB26 4C088ZC75 この発明は、ゴーヤを配合した健康食品・栄養食品の分野に属する発明で、規則正しく摂取することによって健康の増進、病気の予防に役立つとともに、病気の治療特にガンの予防・治癒にも有効な健康増進剤を提供するものである。 ゴーヤ(学術名ツルレイシ)は、ウリ科の一年生つる草で通称苦瓜と呼ばれている植物で、最低気温20℃以上でしか生育しないので沖縄などの温暖地域が原産地となっている。 このゴーヤはビタミンCやミネラル特にカリウムが多く含まれており栄養価値が高いことが注目されている。 分析結果によれば、ビタミンCはトマトの5倍、キャベツの3倍含まれており、他にもビタミンEやミネラルなどの含有量が多いので栄養の宝庫とも云われるようになり、内地でも各地でハウス栽培なども行なわれている。 またこのゴーヤに含まれるビタミンCは、他の植物に含まれるビタミンと異なり加熱しても壊れないという性質をもっているので、近年はその葉茎部を加熱乾燥して粉末化し他の食品や植物繊維・飲料液・青汁液などに混入した栄養食品や健康補助食品も数多く出されており、またこれを味噌などの調味料や菓子などに加工することも提案されている。 しかしながら前記のゴーヤ利用の健康食品や栄養食品は、ゴーヤの葉や茎を利用するものであり、また現実的にもゴーヤの茎や葉の部分は健康増進作用や病気の予防効果があることは認められているが、ゴーヤの種子の利用特にこれを特定の野菜と混用することが病気の予防治療に効果をもたらすことは知られていないのが現状である。 以下に本発明者が調査した前記従来技術に関連する特許文献を例示する。 これら文献にはゴーヤの種子の利用その効果については何ら示されていない。 特開2004− 24124 特開2004−187575 特開2005−295972 特開2006−212025 特開2006−223293 特開2006−296226 特開2006−304785 特開2007−190004 特開2007−215533 本発明者は、ゴーヤが備える健康増進効果・病気予防力に着目し、自らゴーヤを栽培しながらゴーヤの更なる有効利用について実験検討を行なってきた。 その結果自らの病状回復の体験に基づき、ゴーヤのより効果的・画期的な利用手段を提供し得たものである。 本発明の基本概念はゴーヤの種子を利用することであり、このゴーヤ種子の粉末を、他の野菜系植物の中からアロエとニンニクを特定し、これらの粉砕物と混合してなる粉体組成物を主成分とすることを特徴とする健康増進剤を提供したである。 また本発明の実施態様発明として、ゴーヤの種子粉末とアロエおよびニンニクの乾燥粉粒体とを重量比において略1:2:2の割合いで混合した粉粒体組成物を主成分とする健康増進剤を提供する。 更なる実施態様発明として、前記ゴーヤの種子を含む粉粒体組成物を飲料液に溶解ないし懸濁してなる液状健康増進飲料を提供する。 また更なる実施態様発明として、前記ゴーヤの種子を含む粉粒体組成物を飲食可能な固形剤とともに錠剤状に成形加工した健康増進用錠剤を提供する。 この発明の3種混合の健康増進剤は、これを一日1〜3回 間を置いて服用することにより従来の栄養剤や健康食品よりも格段に優れた健康増進効果が得られるとともに、病気の予防特に高い発ガン抑制効果が見られガンの予防に有効である他、発病したガンの治療回復にも有効であることが実証されている。 発明の実施形態 以下本発明に至った経過並びに本発明者が行なった実証結果について詳述する。 本発明者は以前からキャベツ、人参、ウコン、ほうれんそう、あしたば、オクラ、アボカド、ゴーヤ、トマト、ニンニク、もやし、アロエなどの果菜類の健康増進効果に注目しこれらを愛用するとともに、これらをどのように摂取するのが効果的であるかについて研究実証を進めてきた。 その過程で特にゴーヤが他の果菜類に較べてビタミンCが数倍多く且つこのゴーヤのビタミンCは熱によっても壊れないことを知り、その苦味を少なくして健康増進効果を高めるべく、自宅にゴーヤを栽培して他の野菜類との混用の効果などについても実験研究を行なってきた。 通常市販され常用されているゴーヤはその茎や葉の部分であり、粉末として販売されているものも茎葉部の乾燥粉末が殆んどである。 本発明者は自宅でゴーヤを栽培する過程で10月頃採取できるゴーヤの種も利用できないかと考え、種の成分についても調査を進めた結果、ゴーヤの種には共役リノール酸が多く含まれており血圧の改善、糖尿値・血糖値の改善に有効であることを学んだ。 約3年前であるが、自ら膀胱に異常を感じ診断を受けたところ膀胱ガンと診断され、抗ガン剤を服用せざるを得なくなった。約2年間抗ガン剤を服用したが結果は改善できず逆に副作用で高血糖・高血圧となり併せて肝臓にも炎症が起こしてしまった。 医師からは手術以外に治癒が難しいと宣告されたが、自分としては手術は気が進まなかったので、通院を止め自宅で以前から研究・信心していたゴーヤによる健康回復をこころみた。 このときゴーヤの研究で得られたゴーヤの種子の効能を自ら試すべく、自宅で栽培したゴーヤの種を乾燥粉砕しこれを朝夕約2gづつ服用するとともに、健康回復を目指して肝臓や胃腸の健康に良いと云われているキダチアロエとスタミナ源と云われているニンニクの効用に着目しこれらの葉茎を刻んで同時に混用してみた。 すると約2カ月で体調状態が極めて良くなり健康も回復してきたので、医師の精密検杳を受けたところCEA値(腫瘍マーカー)が急激に低下していることが判明した。 その後約2週間、朝夕食後に前記ゴーヤの種子粉末とアロエ及びニンニクとの混合粉末の摂取を続けた結果、膀胱ガンはほぼ完全に治癒しているとの診断が得られるまでに至った。その後現在も本発明の紛粒体組成物を愛用しているが、後遺症は全くなく、体調も山歩きができるまで順調に健康増進が続いている。 この自らの体験から、ゴーヤの種子とアロエ及びニンニクの併用による飛躍的な健康増進効果・ガンの治癒機能を確信した次第である。 これはゴーヤに含まれる多量のビタミンCの効力・免疫細胞の強化機能が、アロエの主成分であるアロインやアロエエモジンが有する潰瘍修復機能や血圧抑制機能と、ニンニクの持つ強壮・疲労回復機能との相乗作用により、ガン細胞の撲滅に効果的に機能したものと信じている。 本発明者の親戚には今までに数人が乳ガンや肺ガンにかかり病院で抗ガン剤を服用したが毛髪の抜けや肝臓障害や痛みに悩まされ続けている状況も見ており、中にはとうとう亡くなった人もいる。 そこで発明者は本人の了解を得て抗ガン剤の服用を一時中断してもらい、本発明のゴーヤの種子とアロエ・ニンニクからなる健康増進剤の服用を進めたところ、急激に健康が回復し、2〜6ケ月経過後にはガンが略完全に治癒し、医師も驚いたという例を目のあたりに経験した。 これらの例を以下に実証例として記述する。 実証例1 肺ガンの初期と診断され2〜3年の入院治療が必要であると診断された79才の身内の女性に、本人の了解を得て健康増進剤として本発明によるゴーヤの種子粉末約100gとアロエの葉を刻んだ粉体200g及びニンニクの茎葉部を細かく粉砕したもの200gを混合した粒状組成物を約500g試作し、これを一日朝夕5gづつ食後に服用することを勧めてみた。するとみるみる内に咳などの症状が治まり健康が改善されてきたので、病院で再検査を受けたところ肺ガンはほぼ完全に治癒しているとの診断であり、後遺症も全くみられなかった。 その後もこの混合組成物を朝1回程度服用を続けているが、健康状態は快調であり元気に活動を続けている。 実証例2 親戚の男性(84才)と会話をしている時、公立病院で前立腺ガンと診断され抗ガン剤の服用を云われたとの話を聞き、本発明者が開発したゴーヤの種子を含む前記混合組成物のことを話題にしたところ健康回復のために是非ためしてみたいとのことであったので、自宅でゴーヤの種子粉末100gにアロエとニンニク葉茎部の乾燥粉末をそれぞれ約倍量づつ混合した組成物を調整し、朝夕5g程度服用することを勧めた。約2カ月服用された結果当該男性のCEA値は7.5から5.2まで低下しガンは見事に回復していることが実証された。その後も服用を続けているが何ら後遺症も発生しておらず、年令相当以上の健康状態を維持している。 実証例3 ガンなどの明確な病状は発見されていないが、身内の女性(62才)で体調が優れず旅行や外出意欲が出ないという人に、健康増進のためにゴーヤの種子粉末にアロエとニンニクを混合した本発明の組成物を調整しその服用を勧めたところ、約2カ月で顔色も良くなり近年は進んで外出や旅行に出かけるなど見違える程極めて健康的になったのを目のあたりに体験した。 その後当該女性は毎日この健康増進剤の服用を続け、後遺症もなくはつらつと活動を続けている。 これらの結果は、ゴーヤの種子が有するCLA(共役リノール酸)が、アロエの成分であるアロイン(抗潰瘍作用がある)やアロミチン(ガンのヴィールス活動を抑制する機能がある)及びニンニクの強壮機能を出す成分(アリシンなど)などとの相乗作用により、ガン細胞の増殖抑制・撲滅に効果的に機能するとともに、体内の脂肪燃焼を促し糖の代謝を改善するなどによる健康増進効果をもたらすものと思われる。 以上の実証例からも判るように、本発明のゴーヤの種子を配合した混合組成物は従来の健康増進食品や栄養剤では見られなかった顕著な健康増進作用を呈する外、ガンの予防・治癒に優れた効用をもつことが実証されたので、食品産業・医薬産業にも広く貢献できるものであると信じ、ここに新規な発明としてわが国産業界に提示するものである。 一部の報道によれば年間約32万人の人がガンにかかり現在計130万人の人がガンで苦しんでいるとも云われている。発明者としては本発明組成物を所定の産業界・工業会で広く実用化されるべく今後厚生省や所定の公共研究機関と協同して更なる利用研究を進め、社会全般に広く普及できるようにしたいと考えている。 この場合本発明健康増進剤としては、ゴーヤとアロエとニンニクの混合比は必ずしも1:2:2に限定されるものではなく、体調に応じて若干の混合比の変更は許容できること、それでも有効性は変わらないことも確認されている。 また本発明健康増進剤は、ゴーヤ種子とアロエとニンニクの混合体組成物が主成分であればよく、趣向に応じてこれに他の食用物例えばほうれんそう等の野菜や豆類糖類ビタミン剤などを追加混入して服用し易くしたり、清水や湯茶や清涼飲料液に混入して実用化するなど、産業界や市場のニーズに合わせて適宜の応用が可能である。 ゴーヤ(学術名 ツルレイシ)の種子粉末とアロエ及びニンニクの乾燥粉末を混合してなる粉粒体組成物を主成分とする健康増進剤 ゴーヤの種子粉末とアロエ及びニンニクの乾燥粉末とを、重量比において 1:2:2の割合で混合してなる粉粒体組成物を主成分とすることを特徴とする請求項1に記載の健康増進剤 請求項1または請求項2に記載した紛粒体組成物を、飲料液に溶解または懸濁させたことを特徴とする健康増進剤 請求項1または請求項2に記載した紛粒体組成物を、飲食可能な固形剤とともに錠剤状に成形加工したことを特徴とする健康増進剤 【課題】日常手軽に愛用できる健康増進剤であって、ガンの予防・治療にも有効であるとともに、栄養剤・食品分野にも広く利用できる組成物を提供する。【解決手段】ゴーヤの種子粉末とアロエとニンニクの粉砕物とを重量比1:2:2の割合で混合してなる粉粒体組成物を主成分とすることを特徴とする健康増進剤。【選択図】なし


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