生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_二酸化ケイ素(SiO2)を含む不眠症治療用組成物
出願番号:2009168810
年次:2010
IPC分類:A61K 33/00,A61P 25/20,A23L 1/304


特許情報キャッシュ

ソ、イル ウァ チェ、ギ ヒョン JP 2010031007 公開特許公報(A) 20100212 2009168810 20090717 二酸化ケイ素(SiO2)を含む不眠症治療用組成物 ソ、イル ウァ 509203418 チェ、ギ ヒョン 509203429 山口 朔生 100082418 ソ、イル ウァ チェ、ギ ヒョン KR 10-2008-0074845 20080729 KR 10-2009-0059986 20090630 A61K 33/00 20060101AFI20100115BHJP A61P 25/20 20060101ALI20100115BHJP A23L 1/304 20060101ALI20100115BHJP JPA61K33/00A61P25/20A23L1/304 3 1 OL 10 4B018 4C086 4B018MD01 4B018ME14 4C086AA01 4C086AA02 4C086HA06 4C086MA01 4C086MA04 4C086NA14 4C086ZA05 本発明は有効成分として二酸化ケイ素(SiO2)を含む不眠症治療及び睡眠障碍を改善するための組成物に関するものである。 一般的に、睡眠障碍はさまざまな原因で現代人に頻繁に現れる症状で、生活リズムが乱されて日常生活に多大な支障をきたしている。 このような睡眠障碍には、悪夢、夜驚症、夢遊症、過多睡眠症、嗜眠病、呼吸と係わる睡眠障碍(睡眠時無呼吸症)、不眠症があり、一番広く知られている睡眠障碍は不眠症(insomnia)である。 このような不眠の原因は、社会的な問題や職業的な要因が15−20%程度を占めており、現代人の社会生活と密接な関係を持っている。 大韓民国の保健社会研究員の2000年3月の資料によると、韓国人の中で73.4%が不眠症を経験し、治療が必要な睡眠障碍患者が約8%に至ることが知られている。 1960年代、ベンゾジアゼピン系列の睡眠薬が開発される前までの睡眠薬は極めて危険な薬であった。 ペントバルビタールと言う一種の麻酔剤が睡眠薬として広く使われたが、この薬を過多に服用すれば呼吸が抑制されて死に至ることもあった。しかしながら、ベンゾジアゼピン以後の睡眠薬は生命に脅威を与えることが少なくなくなった。 ベンゾジアゼピン系列の薬物(例えばアチバン、ハルシオン、ザナックス又はバルリュム)は、脳の一般的なベンゾジアゼピン受容体に作用して持続時間が4−12時間以上になって、これらの薬物は比較的安全である。また、これらの薬物は不安症状を軽減する抗不安効果以外に、抗痙攣剤、鎮静睡眠薬、筋肉弛緩剤などとしても使われているが、眠さ、筋肉の弛緩、めまい、禁断時の痙攣誘発などの依存性が比較的強く、理想的な鎮静剤としては限界がある。したがって現在も相変わらず使われているものの、全般的に使用量が減少傾向にある。 これに対して、最近、その代替薬として非ベンゾジアゼピン系列の睡眠薬が開発された。この系列の代表的なものは多国籍製薬会社であるサノ-フィ・アベンティス社が開発したスティルノックス(成分名はゾルピデム)である。この薬はアメリカにはアンビエン、日本にはマイスリーという商品名でそれぞれ販売されている。上記したスティルノックスは1993年に提供され、韓国では1999年から販売が開始されて全世界的なブロックバスタ−になった。2005年における全世界の睡眠薬市場は36億5千万ドル規模であった。この中の60%(21億9千万ドル)をスティルノックスが占有した。年間の市場規模が150億ウォンくらいである大韓民国の睡眠薬市場でもスティルノックスの位置は確固不動である。 上記のようなスティルノックスの巨大な成功にもかかわらず、幾つかの副作用が報告されている。その代表的な副作用の例は夢遊病の症状を見せるということである。 すなわち、スティルノックスを服用して眠りから覚めた場合に、当時のことを全く憶えていないケースが頻発した。またスティルノックスの服用を中断すれば服用前の症状が再発するため、薬の服用を中断しにくいという問題点もある。 これに関して、昔から身体と心を等しく重要に考える東洋医学では、不眠に対する医学的治療法を漢方薬に求めており、不眠の原因と治療法などを研究して来た。 東洋医学の古典と言える<黄帝内経>には、不眠を治療するためにバンハ(半夏)湯と言って、半夏と言う薬剤を処方して不眠を治療した記録がある。現在も半夏は漢方医学で不眠を治療する効能があると認められており、広く処方されている薬剤の一つである。 その後、張仲景の著書である<金匱要略>にサンゾイン(酸棗仁)湯と言って、今も漢方医学では不眠治療に広く使われている処方が出るようになった。酸棗仁は多くの研究がなされ、その結果として睡眠障碍の改善作用、鎮静作用などがあることが明らかになった。その以外にも帰脾湯、温胆湯などが不眠症治療に有効な処方として、不眠患者へ提供されている。上記した以外にも多くの漢方薬の処方が不眠治療に使われている。 最近では不眠に効果がある既存の漢薬処方や既存の漢方薬などをそれぞれ組み合わせて、より効果を高める目的での研究開発が進められている。最近の漢方薬を利用した不眠治療研究によれば、日本では他の漢方薬と洋薬成分の酸棗仁とを組み合わせて睡眠改善用医薬組成物として特許を出願している(特開平10−17482号)。韓国でも漢方薬を利用した不眠治療の研究が多方面で実施されている。その例として漢方薬の香りを利用した不眠治療に関した特許出願(韓国公開特許2003−0071213)や、国内農家の所得を増大させることができる蚕の排泄物を有効成分にした睡眠障碍改善効果に対した研究も知られている(韓国公開特許2006−007106)。特開平10−17482号韓国公開特許2006−007106 前記のように睡眠障碍改善及び不眠症治療用薬物の開発にもかかわらず、睡眠障碍改善及び不眠症治療に副作用がなくて効果が著しく、安価な費用の薬物開発が切望されている。 本発明は二酸化ケイ素(SiO2)を有効成分として含む組成物に関することで、特に睡眠障碍改善と不眠症治療に卓越な効果を発揮する組成物を提供することにその目的がある。 本発明で使用される二酸化ケイ素(SiO2)は、優秀な睡眠障碍改善効果、及び不眠症治療効果を提供するものであるから、前記した症状及び疾患の予防、及び治療剤として有効に使用するこことができる。 なお、以降の説明において、本発明で使われる技術用語及び科学用語について他の定義がなければ本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が通常的に理解している意味で解釈される。また従来と等しい技術的構成及び作用に対する繰り返される説明は省略する。 前記目的を達成するための本発明は、二酸化ケイ素(SiO2)を有効成分として含む睡眠障碍改善及び不眠治療のための組成物を提供する。また前記二酸化ケイ素は天産物である白石英(Quartz)または人工合成的に調剤した二酸化ケイ素(SiO2)を有効成分として含む睡眠障碍改善及び不眠治療のための組成物を提供する。 二酸化ケイ素(SiO2)は地殻で一番豊かな元素であるケイ素と酸素で成り立った化合物で、地殻質量の59%、岩石の95%以上を構成する主要構成成分であり、石英(一番豊かな形態)・トリディマイト・クリストバライトの3種の主要結晶形態を持っている。 二酸化ケイ素の天産物では石英、水晶、瑪瑙、壽石等がある。現在二酸化ケイ素(SiO2)はシリカ(Silica)または石英(Quartz)に混用されているが、二酸化ケイ素(シリカと同じ意味)の範疇に石英が含まれる。すなわち二酸化ケイ素は天産物である石英、水晶、瑪瑙、壽石等と人工合成物である二酸化ケイ素を含む概念である。 天産物である二酸化ケイ素(SiO2)はその大部分が結晶質の石英として存在しながら、古代ギリシア人たちにクリスタロスで知られており、クリスタルという名称または水晶という名称が使われていた。 石英は三方晶系で無色、白色の光沢を持っているが、含まれた不純物によって着色されることも多い。白色は白石英、無色は水晶(Rock crystal)と呼ばれて水晶に不純物が含まれれば紫水晶・黄水晶・煙水晶・紅石英等と呼ばれている。したがって商業的に使う時は不純物が比較的少ない白石英、水晶を使う。 天産物の二酸化ケイ素が不純物が多い一方、人工的に合成して作る二酸化ケイ素は不純物がほとんどない。人工的な合成二酸化ケイ素としては代表的に熱分解(Pyrogenic)シリカと沈降型シリカで分けることができる。熱分解シリカは溶融シリカ(Fused Silica)とヒュームド(Fumed)シリカがある。溶融シリカは天産物である石英、水晶の自体をとかして不純物を取り除いて塑性させて製造する。またヒュームドシリカは塩化シラン化合物の気象熱分解によって製造される。このような熱分解シリカは堅くて気孔がなく、研磨剤、補強剤、固結防止剤及び漸増剤として使いられる。 一方、沈降シリカは水ガラスに酸を反応させて製造したもので、その粒子の内部には細孔が存在して、熱分解シリカとして適用することができない分野に広く使うことができる。 すなわち、合成二酸化ケイ素は吸着剤、乾燥剤、研磨剤、触媒担体(Catalyst support)、固結防止及び加工調剤、漸増剤等に広く使われる。このような合成二酸化ケイ素は天然二酸化ケイ素と比べて不純物がほとんどない高純度で、天産物が結晶質なことに比べて合成二酸化ケイ素は非結晶質で非定型である。 そしてゴム製品、農薬製品、歯磨き用、食品用、ペイント用及び製紙用、より精密にするように半導体分野の多様な用途に使われる。現在、合成二酸化ケイ素は韓国食品医薬品安全庁(KFDA)の食品添加物に属しており、毒性に対する多様な動物実験で全然毒性がないことが明らかにされ、全世界的に使われている食品添加物である。 本発明の目的を達成するために、粉末状の天然二酸化ケイ素である白石英または人工合成二酸化ケイ素粉末を直ちに経口投与するか、または薬学的に許容可能な賦形剤内に有効成分にする組成物を提供する。 本発明の投与形態は単独または他の健康機能食品と結合する形態だけでなく、適当な集合で使うことができる。また、本発明の組成物は通常の方法によって散剤、錠剤、料粒制、カプセル、懸濁液、シロップなどの経口型剤材の形態で使うことができる。 本発明による望ましい投与量は、患者の状態及び体重、疾病の程度、健康機能食品の形態、投与経路及び期間によって異なる。しかし望ましい効果のためには、本発明の粉末の投与量を20mg‐200mg/Kg/Dayで投与した方が良い。そして一日に一回に投与したり、または数回に分けて投与することもできる。前記した投与量は本発明の範囲を限定するのではない。 さらに、健康及び衛生または健康調節を目的に長期間摂取する場合、その量は前記の範囲以下になることがある。また有効成分は安全性の面で何にも問題がないため、前記の範囲以上の量でも使われることもある。 本発明はその二酸化ケイ素(SiO2)が天産物である白石英の粉末または食品添加物である合成二酸化ケイ素の粉末を賦形剤である小麦粉の糊と混合して丸薬を作る。丸薬は10粒程度が1グラムの重さになるようにする。また微細な粉末パウダ−をカプセルに入れて投与することもできる。 前述した方法で得られた丸薬を不眠症治療と睡眠障碍改善効果を調べるために不眠症患者たちに投与した。粉末は韓国の東国大学校の動物実験室に依頼して韓国食品医薬品安全庁(KFDA)から告知された漢方薬の有効成分の効能に関する研究方針によって動物実験を実施し、その結果を以降の実施例に記載する。 以上説明したように、本発明はその二酸化ケイ素(SiO2)を通常的な投与方式、すなわち経口投与によって優秀な睡眠障碍改善効果及び不眠症治療効果を提供するので、このような症状や疾患の予防及び治療剤として有効に使うことができる。対照群、実験群及び陽性対照群(クロルプロマジン、chlorpromazine)の睡眠増強効果を比べた図面。図1で試料Aは微細な二酸化ケイ素パウダ−で、試料Bは酸棗仁抽出物を乾燥粉末した。単位はmg/Kgである。 以下の実施例及び実験例によって本発明を詳しく説明する。尚、この実施例及び実験例は本発明を例示するだけであり、本発明の内容が実施例及び実験例で限定されるのではない。 実施例1 : 二酸化ケイ素の睡眠障碍改善効果<実験動物> 実験動物は韓国実験動物開発(株)から購入した微生物モニタリング(monotoring)で皆陰性を現わした元気なICR系雄性マウス(mouse)(30±1g)で、前記の東国大学校の動物飼育施設で一定の条件で飼育して使った。飼育条件は温度が22±1℃、湿度が55±5%、明暗が12時間 明/暗 周期を維持させた。 実験動物は1週間、飼育室で適応させ、実験開始前の24時間は水だけを飲ませて絶食させた。また動物の処置は酵素活性の日中変動を考慮して午前10‐12時の間に実施した。動物実験では各実験別で7匹(n=7)を使った。実験群は二酸化ケイ素投与群の外に既存にも睡眠改善効果が知られた前期のサンゾイン(酸棗仁)を煎じて乾燥した粉末(以下で酸棗仁抽出物)を投与した群を別に設定して二酸化ケイ素と比べた。<グル−プ設定> 対照群: 薬剤投与なしに正常飼育。 実験群: 二酸化ケイ素(SiO2)投与群と酸棗仁抽出物投与群で分けて、生理食塩水(saline; 5%塩化ナトリウム溶液)に懸濁(emulsion)して7日間に経口投与。 陽性対照群: 鎮静剤であるクロルプロマジン(chlorpromazine)を7日間に経口投与。<睡眠時間測定> 最後の投与(7日目)の1時間後、睡眠薬ペントバルビタールナトリウム(pentobarbital sodium)を50mg/kg腹腔注射の後、正向反射が消失する時間(睡眠開始時間、 onset time)と回復する時間を測定して総睡眠時間(sleeping time)を計算する。 正向反射(righting reflex): 動物が異常姿勢から正常姿勢に戻って来る反射(普通は鼻端に手を当てて見て反応有無を確認する) 実験の結果 1. 総睡眠時間の変化 1) 薬剤を投与しなかった対照群は総睡眠時間が37分55秒ほどで短い。 2) 二酸化ケイ素投与群は500mg/kg投与時3.6倍、1000mg/kg投与時3.2倍の睡眠増強効果がある。用量別効果の差はなくて多量投与する必要がないことに分析される。 3) 酸棗仁抽出物投与群は用量別にそれぞれ23%、60%位の睡眠増強効果があり、用量を伸ばせば効果も上昇する。 4) 市販の鎮静剤の場合、睡眠増加率が72%位に二酸化ケイ素投与群より弱く、酸棗仁抽出物投与群より強い。 5) 二酸化ケイ素投与群の場合、[表1]で見るところのように誤差がひどく、有意性がないことで現われている。これは動物の個体特性によることなので仕方がなく、個体特性を勘案しても効果差が多くて二酸化ケイ素投与群の睡眠増強効果を認めることができる。 2. 睡眠開始時間の変化 1) 対照群は睡眠薬によって睡眠を始める時間が5分19秒で現われる。 2) 二酸化ケイ素又は酸棗仁抽出物投与の時、大部分対照群より睡眠を有意的に(*:p<0.05)早く始めるようにする。 しかし、二酸化ケイ素(1000mg/kg)及び鎮静剤であるクロルプロマジンは睡眠開始が対照群よりむしろちょっと遅くなっても、標準誤差を考慮すれば別に差はない。すなわち、酸棗仁抽出物(500mg/kg)を除外して睡眠開始時間には別に差がないことが分析される。 3) 酸棗仁抽出物(500mg/kg)の場合、睡眠開始時間が非常に短くなって睡眠時間増強効果はあまり大きくならないが、初期に睡眠を誘発する効果が大きいことが分析される。 3. 結論 二酸化ケイ素は早く眠るようにする効果は大きくないが、一応眠れば睡眠を長く持続させる効果が非常に強く、また酸棗仁抽出物は早く眠るようにする効果が大きいが睡眠持続時間は大きく増加させることができないことが分析される。 実施例2 市中で微細な粉末の食品添加物である二酸化ケイ素を求めて賦形剤である小麦粉の糊と混合して丸薬を作り、1日に3回そして1回3グラムずつ(30粒位)で20日間慢性不眠症患者たちに投与した。評価は良い、少しだけ良い、相変わらず、少しだけ悪い、悪いの5段階で決めた。慢性不眠症患者の基準は次のように決めた。 不眠症が最小5年以上持続した50−80歳の女患者として、二酸化ケイ素を投与する間に睡眠と係わる一体の洋薬や漢方薬及びその他健康機能食品等を服用しない30人。(下肢不安症侯群「Restless Legs Syndrome」、精神病(精神分裂症、躁鬱症「manic depressive」)、夜明けに小便のため覚める場合、慢性的及び急性的痛症疾患による不眠症状の場合は排除する) 入眠障碍(眠りにくくてめったに眠れない)、熟眠障碍(睡眠時間を充分に持っても熟眠した感じがしない)、中途覚醒(真夜中に何度も覚めてしまって、その後また眠るのが難しい)、早期覚醒(夜明けに早く覚めてしまって、もっと寝たいのに寝ることができない)を共通的に訴える患者たちの中に動悸と不安を訴えた患者は8人、残りの22人は不眠だけある。 20日投与後の評価は以下のとおりである。 一応、熟眠を取るようになることで頭が清らかになって身も軽くなって疲れも改善する効果を見せた。そして洋薬の睡眠薬投与時現われる副作用である眠くなる症状や身がだれる症状及び眠っても寝てないような症状、そして覚めた時頭が清くない症状が全く観察されず、熟眠を取ることでそのような症状等が全て改善されることを観察することができた。また不眠に伴う不安症や動悸も程度の差はあったが8人が全員改善された。 実施例3 市中で500 mesh以上の微細な白石英の粉末を求めて賦形剤である小麦粉の糊と混合して丸薬を作って、1日に3回そして1回3グラムずつ(30粒位)で20日間慢性不眠症患者たちに投与した。評価は良い、少しだけ良い、相変わらず、少しだけ悪い、悪いの5段階で決めた。慢性不眠症患者の基準は次のように決めた。 不眠症が最小5年以上持続した50−80歳の女患者として、白石英の丸薬を投与する間に睡眠と係わる一体の洋薬や漢方薬及びその他健康機能食品等を服用しない30人。(下肢不安症侯群「Restless Legs Syndrome」、精神病(精神分裂症、躁鬱症「manic depressive」)、夜明けに小便のため覚める場合、慢性的及び急性的痛症疾患による不眠症状の場合は排除する) 入眠障碍(眠りにくくてめったに眠れない)、熟眠障碍(睡眠時間を充分に持っても熟眠した感じがなし)、中途覚醒(真夜中に何度も覚めてしまって、その後また眠るのが難しい)、早期覚醒(夜明けに早く覚めてしまって、もっと寝たいのに寝ることができない)を共通的に訴える。 20日投与後の評価は以下のとおりである。以上のように熟眠を取るようになることで頭が清らかになって身も軽くなって疲れも改善する効果が見られた。そして洋薬の睡眠薬投与時現われる副作用である眠くなる症状や身がだれる症状及び眠っても寝てないような症状そして覚めた時頭が清くない症状たちが全く観察されず、熟眠を取ることでそのような症状等が全て改善されることを観察することができた。 二酸化ケイ素(SiO2)を有効成分として含む不眠症治療用薬剤学的組成物。 二酸化ケイ素(SiO2)を有効成分として含む不眠症治療用健康機能食品組成物。 二酸化ケイ素(SiO2)は天産物である白石英(Quartz)又は人工合成的に作られる、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の不眠症治療用組成物。 【課題】睡眠障碍と不眠症治療を目的として二酸化ケイ素(SiO2)を有効成分で含む組成物を提供すること。【解決手段】二酸化ケイ素(SiO2)を有効成分で含む睡眠障碍改善及び不眠治療のための組成物を提供する。また前記二酸化ケイ素は天産物である白石英または人工合成的に調剤した二酸化ケイ素(SiO2)を有効成分で含む睡眠障碍改善及び不眠治療のための組成物。【選択図】図1


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