生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_口腔内病原菌性微生物の駆除及び口腔内菌叢改善剤の発明
出願番号:2008291523
年次:2010
IPC分類:A61K 35/74,A61K 8/99,A61P 1/02,A61P 29/00,A61Q 11/00,A61P 31/04


特許情報キャッシュ

滝澤 穣 川口 秩義 JP 2010095503 公開特許公報(A) 20100430 2008291523 20081017 口腔内病原菌性微生物の駆除及び口腔内菌叢改善剤の発明 エースバイオプロダクト株式会社 599126110 滝澤 穣 川口 秩義 A61K 35/74 20060101AFI20100402BHJP A61K 8/99 20060101ALI20100402BHJP A61P 1/02 20060101ALI20100402BHJP A61P 29/00 20060101ALI20100402BHJP A61Q 11/00 20060101ALI20100402BHJP A61P 31/04 20060101ALI20100402BHJP JPA61K35/74 AA61K8/99A61P1/02A61P29/00A61Q11/00A61P31/04 2 書面 5 4C083 4C087 4C083AA031 4C083AA032 4C083BB55 4C083CC41 4C083EE32 4C083EE33 4C083EE34 4C087AA01 4C087AA02 4C087BC69 4C087MA16 4C087MA28 4C087MA47 4C087MA52 4C087MA56 4C087NA14 4C087ZA67 4C087ZB11 4C087ZB35 日本人の歯周病菌に侵される割合は35歳以上の85%達している、また歯周病菌の悪影響は口腔内にとどまらずバーシャー病、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、関節炎、などの要因にも関与している見解も発表されている。歯周病菌は歯槽膿漏を起因する悪性の菌であり通常は歯垢内で生息している菌でありしかも歯垢は歯間、歯根などの狭隘で複雑な部分に生成集積するのが大部分であるため通常の歯磨きだけでは容易に除去できないため歯槽膿漏の要因とし問題となっている。虫歯細菌(ミュータンス菌)は細菌同士スクラムを組んだ固まり(バイオフイルムを形成している)バイオフイルムは歯磨きや薬品では破壊することはできない、バイオフイルムという強力なバリアで守られた細菌は糖を分解し歯を溶かす酸を産生する。歯の表面にベタベタとこびりついている細菌の塊やプラーク(歯垢)食べかす等は口臭の要因となっている口腔粘膜に発生する炎症(口内炎)の原因は種々あるが大気中の病原微生物などが進入し口腔内にさまざまな感染症を引き起こしている場合が多く存在する。 歯槽膿漏の原因である歯周病菌例A.菌 Actinobacillus actinomycetemcomitansP.g菌 porphyromonas gingivalisP.i菌 prevotella intermediaB.f菌 bacteroides forsythusT.d菌 treponema denticola 発明の概要 バイオフイルム等のバリアで守られた歯周病菌などは微生物によって駆逐するのが安全且つ確実な方法であるとの理論に立脚した実験を基に多様な微生物の研究実験を重ねた結果、今回の発明の酪酸菌(Clostridium butyricum)が特効的抗菌作用のある微生物である事を発見し、その酪酸菌に口腔内環境に適合し機能性を充分に発揮する菌質を付加することに成功し発明に至った。 発明の背景 既存の口腔内治療は歯槽膿漏、虫歯、歯肉炎、ヘルペス、口内炎、等々の治療と薬品は専門的、個別的、取り組みが中心で口腔内総合管理までには至ってない。本発明は個別の治療効果のみでなく治療する事によって、口腔内全体の総合衛生確保に加え薬剤が嚥下され消化器官内での健康増進作用の効果が得られる発明である。 一方安全性については既存複数の薬品会社より胃腸薬他多数の製品が数十年前より市販されており立証されている。 発明の有効性 1.酪酸菌を含有した歯磨き剤を使用することで口腔内の歯周病菌や虫歯菌の悪玉巣窟を 駆逐し虫歯や歯槽膿漏の要因を排除する。2.大気中の病原微生物が進入し口腔粘膜に発生する炎症を発症する要因である病原微生 物を駆逐する。3.喫煙に伴うニコチン、タールによる皮膚障害炎症部位についても修復効果を発揮する 。4.口腔粘膜を化学的、物理的に損傷することによる炎症部位の修復効果を発揮する。5.口腔の次行程である食道についても喫煙弊害、病原微生物障害などの予防修復効果を 発揮する。6.口腔内に残存した酪酸菌は歯間や歯根など有機物を栄養源として生殖活動をすること により酪酸、酢酸、プロピオン酸、ビタミン2・B6・B12・C、酵素、オリゴ糖 など産出しビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増殖する効果があるため口腔内の歯 周病菌や虫歯菌の悪玉巣窟を善玉菌叢に置換し理想的な口腔管理が実現できる。7.歯磨きなどのメンテナンス時間を大幅に短縮できる。 発明の詳細 口腔内予防の方法を物理的処理(歯ブラシで清掃掻き出し、歯磨き粉で表面を研磨する)から微生物の特性を生かした方式に転換することにより物理的に損傷などなく長時間の歯磨き時間を必要としない画期的な方式である。使用例:夕食後ブラシのみで歯全体をブラッシングし付着物を簡単に洗い流しブラシに酪酸菌(Clostridium butyricum)末又は、培養エキス(液)を含浸させた歯ブラシにて歯間及び歯根全体に塗布する、翌朝までに口腔内は歯周病菌や虫歯菌は駆除され歯肉炎などの炎症は改善し善玉菌叢に置換される、悪玉バイオフイルムの集積のある場合も持続することでバリヤーを微生物で壊滅させることが可能なる。 歯周病菌の駆逐実験結果 別添写真(参照) 詳細説明 1.嫌気性微生物である酪酸菌は歯間や歯根など狭隘な部分での生殖活動が適しており、しかも口腔内は酪酸菌の生殖活動に必要な三大要素が最適な条件で揃っている(歯間や歯根には残存有機物があり、温度条件は37℃と最適、適量の水分もある)ため短時間に増殖し口腔内条件を速やかに好条件(善玉菌叢)への変換を図ること出来る。2.匂いが気になる場合は軽いミント香りなど趣向により付加する。更に酪酸菌の機能を向上させるため口腔内環境を整えるための水素イオン濃度調整が可能な酪酸菌を開発。 口腔内条件で生殖活動が活性化する条件を付加した酪酸菌を開発。汎用歯磨き剤使用薬品の影響を受けない菌質の開発例えば▲1▼カルボキシメチル、ロースナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ソルビット液等に対して生存確認され歯磨き剤に添加混合した状態での有効性確認済。3.口腔内病原菌性微生物の駆除及び口腔内菌叢改善剤の性状としては粉状、練り状、液体の三種類を作成できる。4.安全性について本発明に使用している酪酸菌(Clostridium butyricum)は60年前に千葉大学宮入欣治教授に依って発見され以後医薬品、飼料添加物として発売され50年以上の実績のある菌であり、粉末錠剤等に加工され胃腸薬など汎用市販さえている使用例は多種ありその安全性は証明済みである。 酪酸菌(Clostridium butyricum)を含有する歯周病菌、虫歯菌、歯肉炎、口腔粘膜を化学的、物理的に損傷することによる炎症、口臭、などの予防、治療を図る菌叢改善剤、歯磨き剤、うがい剤、塗布剤、ガム剤。 酪酸菌(Clostridium butyricum)の生殖活動によって産出される代謝産物を含有する歯周病菌、虫歯菌、歯肉炎、口腔粘膜を化学的、物理的に損傷することによる炎症、口臭、など予防、治療を図る菌叢改善剤、歯磨き剤、うがい剤、塗布剤、ガム剤。 【課題】微生物および微生物代謝産物を含有する口腔内菌叢改善剤、歯磨き剤、うがい剤、塗布剤、ガム剤の提供。【解決手段】酪酸菌(Clostridium butyricum)および該酪酸菌の生殖活動によって産出される代謝産物を含有する口腔内菌叢改善剤、歯磨き剤、うがい剤、塗布剤、ガム剤。該口腔用剤は、歯周病、虫歯、歯肉炎、口腔粘膜を化学的、物理的に損傷することによる炎症、口臭などの予防、治療に有用である。【選択図】なし


ページのトップへ戻る

生命科学データベース横断検索へ戻る