| タイトル: | 公開特許公報(A)_非イオン性界面活性剤およびそれを配合してなる化粧料 |
| 出願番号: | 2007077955 |
| 年次: | 2008 |
| IPC分類: | A61K 8/86,C11D 1/722,C11D 3/20,A61K 8/34 |
手塚 洋二 円山 圭一 水野 裕保 JP 2008239496 公開特許公報(A) 20081009 2007077955 20070323 非イオン性界面活性剤およびそれを配合してなる化粧料 日油株式会社 000004341 手塚 洋二 円山 圭一 水野 裕保 A61K 8/86 20060101AFI20080912BHJP C11D 1/722 20060101ALI20080912BHJP C11D 3/20 20060101ALI20080912BHJP A61K 8/34 20060101ALI20080912BHJP JPA61K8/86C11D1/722C11D3/20A61K8/34 4 OL 9 4C083 4H003 4C083AC022 4C083AC111 4C083AC112 4C083AC122 4C083AC422 4C083AC442 4C083AD022 4C083AD041 4C083AD042 4C083AD051 4C083AD052 4C083CC23 4C083EE03 4C083EE05 4H003AC03 4H003AC10 4H003AC23 4H003DA02 4H003EB04 4H003EB09 4H003EB34 4H003ED03 本発明は、ダイマージオールにアルキレンオキシドが付加した非イオン性界面活性剤、およびそれを配合してなる化粧料に関する。 非イオン性界面活性剤には、様々なタイプがあり、その1つとしてアルキレンオキシド誘導体が挙げられる。アルキレンオキシド誘導体は、オキシエチレン基やオキシプロピレン基などの付加モル数により、親水性、親油性のバランスおよび分子量を制御することができ、特に有用な界面活性剤である。 アルキレンオキシド誘導体は、医薬品や化粧品にも汎用されており、代表的なものとして、プルロニック型界面活性剤があげられる。プルロニック型は、親油基がポリオキシプロピレン基で、親水基がポリオキシエチレン基であることから、分子全体が、ポリエーテル構造をとり、極性が高い界面活性剤として知られる。 一方で、化粧品には、皮膚に塗布したときのすべり感や肌へのなじみを良好にするために、スクワランやポリブテン、流動パラフィンといった、非極性の炭化水素油が汎用されている。しかし、前述のプルロニック型界面活性剤を用いて、炭化水素油のような非極性油剤を水に可溶化させるのは困難であり、可溶化力を高めようと高配合すると、塗布時のすべり感や肌へのなじみの損なうといった問題があった。 このような問題を解決するために、非極性である炭化水素基を導入した界面活性剤が提案されている。 例えば、ダイマージオールにエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを付加した誘導体を配合した洗浄剤組成物の提案がなされており、染色機械装置および繊維に付着している油、染料、助剤、変質物、繊維より脱落した糊剤、オリゴマーなどからなる汚れの洗浄効果、繊維の堅牢度の向上といった効果がある(例えば特許文献1)。しかし、化粧料に配合した場合、親油性を付与するのにプロピレンオキシドのみでは、塗布時のすべり感や肌へのなじみを付与する点で不十分であり、さらに、油剤を水へ可溶化させるためには不十分であった。可溶化力を上げるためには、界面活性剤の添加量を増やす必要があり、添加量を増加させると、さらに塗布時のすべり感や肌へのなじみが劣ってしまう。 また、化粧料用基剤のダイマージオールの誘導体としては、ダイマージオールに炭素数12や14のエポキシアルカンを付加した付加物の提案がなされている(特許文献2)。しかしこの付加物は、抱水性、保湿性、顔料分散性、油剤との相溶性に優れているものの、界面活性能を示すものではなく、油剤の水への可溶化力が著しく劣るものであった。 このようなことから、界面活性能に優れ、化粧料に配合したときに、塗布時のすべり感や肌へのなじみが良好な非イオン性界面活性剤の開発が望まれていた。特開2000−282086特開2003−313149 本発明の目的は、ダイマージオールのアルキレンオキシド誘導体からなる界面活性能力に優れた非イオン性界面活性剤を提供することである。また、皮膚に塗布するときのすべり感および肌へのなじみが良好な化粧料を提供することである。 すなわち、本発明は以下に示されるものである。(1) 下記の式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体からなる非イオン性界面活性剤。 Z−{O−[(AO)a−(EO)b]−H}2 (I)(式中、Zはダイマージオールの残基、EOはオキシエチレン基、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、少なくとも炭素数4のオキシアルキレン基を含む。AOが2種以上の場合は、ブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよく、AOとEOの付加形態はブロック状である。aおよびbは、各々前記オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦2×a≦70、1≦2×b≦150であり、オキシエチレン基とオキシアルキレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜95質量%である。)(2) 式(I)において、AOが炭素数4のオキシアルキレン基を20質量%以上含有する前記の非イオン性界面活性剤。(3) 前記の非イオン性界面活性剤を0.01〜50質量%含有することを特徴とする化粧料。(4) 多価アルコールを0.01〜30質量%含有することを特徴とする前記の化粧料。 本発明のアルキレンオキシド誘導体からなる非イオン性界面活性剤は、界面活性能に優れていて、さらに、皮膚に塗布したときのすべり感および肌へのなじみが良好である。また多価アルコールを併用することにより、保湿性が良好な化粧料を得ることができる。この非イオン性界面活性剤を配合してなる化粧料は大変有用である。 式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体において、Zは、ダイマージオールから水酸基を除いた残基である。ここで、ダイマージオールとは、ダイマー酸を還元して得られるジオールである。 本発明に用いられるダイマージオールの原料となるダイマー酸は、不飽和脂肪酸またはその炭素数1〜4のアルコールとのエステルを重合することによって得られる二量体が主成分である。具体的にはオレイン酸、リノール酸、リノレイン酸等の不飽和脂肪酸又はこれらの炭素数1〜4のアルコールエステルをディールス・アルダー反応のような熱重合により反応させる方法またはその他の反応方法によって合成できる。生成したダイマー酸中に本発明の効果を損なわない範囲であれば未反応の脂肪酸が含まれていても構わない。 ダイマー酸としては、炭素数12〜24の不飽和脂肪酸またはその炭素数1〜4のアルコールエステルを二量化したものが好ましい。このような不飽和脂肪酸としては、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エライジン酸、バクセン酸、ガドレイン酸、エルカ酸、ネルボン酸、リノール酸、リノレン酸およびこれらの炭素数1〜4のアルコールエステルなどが挙げられるが、好ましくは、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸およびこれらの炭素数1〜4のアルコールエステルであり、特に好ましくは、オレイン酸およびその炭素数1〜4のアルコールエステルである。 また、不飽和脂肪酸としては、動物および植物由来のどちらでも構わないが、好ましくは植物由来である。このようなダイマージオールとして市販されているものは、Sovermol 908(コグニス・ジャパン(株)製)、PRIPOL 2033(ユニケマ社製)、ペスポールHP−1000(東亜合成(株)製)などが例示できる。 EOはオキシエチレン基である。AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシイソブチレン基、オキシ2−ブチレン基、オキシテトラメチレン基が例示できる。 AOとしては、炭素数4のオキシアルキレン基を含むものであり、炭素数4のオキシアルキレン基としては、好ましくはオキシブチレン基、オキシテトラメチレン基であり、より好ましくはオキシブチレン基である。炭素数4のオキシアルキレン基は、油剤の水への可溶化力および肌へのなじみを良好にするために必須であり、好ましくはAO全量に対して20質量%以上含むとさらにそれらの効果が良好なものとなる。より好ましくは、50質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上含むものである。 AOが2種以上の場合の付加形態は、ランダム状でもブロック状でも構わないが、好ましくはブロック状である。ブロック状である場合の付加順序は、ダイマージオールに対して、何れのオキシアルキレン基が先に付加しても構わない。 EOとAOの付加形態はブロック状であり、付加順序はダイマージオールに対して、AO、EOの順で結合している。付加順序が、ダイマージオールに対してEO、AOの順、もしくは、EO、AOがランダム状であると、界面活性剤としての作用が低下してしまい、求める油剤の水への可溶化力に劣ることがあり、良好なすべり感が得られず好ましくない。 aは、AOの平均付加モル数で1≦2×a≦70、好ましくは2≦2×a≦50である。1より小さいと、肌へのなじみおよび油剤の水への可溶化力に劣ることがあり好ましくない。さらに、70を超えると可溶化力および肌へのなじみに劣ることがあり好ましくない。 bはEOの平均付加モル数で、1≦2×b≦150であり、好ましくは5≦2×b≦100、より好ましくは10≦2×b≦80である。1より小さいと、油剤の水への可溶化力および保湿効果を損なうことがあり好ましくない。さらに、150を超えるとすべり感に劣ることがあり好ましくない。 EOとAOの合計に対するEOの割合は20〜95質量%であり、好ましくは、30〜90質量%、より好ましくは40〜90質量%である。20質量%より小さいと油剤の水への可溶化力および保湿効果に劣り、95質量%を超えると、すべり感に劣ることがあり好ましくない。 本発明の式(I)で示される非イオン性界面活性剤は、公知の方法で製造することができる。例えば、ダイマージオールに、アルカリ触媒下、50〜160℃、0.5MPa(ゲージ圧)以下にて、ブチレンオキシド、またはプロピレンオキシドを付加重合した後に、エチレンオキシドをさらに付加重合し、塩酸、リン酸、酢酸などの酸にて中和した後、水分および中和塩を除去することで得ることができる。 本発明のアルキレンオキシド誘導体は、化粧料用基剤としても有用であり、それを配合した化粧料も有用である。化粧料への配合量は、0.01〜50質量%であり、好ましくは0.1〜30質量%、より好ましくは0.1〜20質量%である。 本発明の化粧料に、さらに多価アルコールを配合すると肌へのなじみおよび保湿性が良好なものとなり、配合量は、0.01〜30質量%、好ましくは0.1〜30質量%、より好ましくは、0.1〜25質量%である。30質量%を超えると、すべり感や配合安定性を損ねる可能性があるので好ましくない。 多価アルコールとしては、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、3−メチル−1、3−ブチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−ペンタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グルコース、メチルグルコシド、ポリプロピレングリコール、ソルビトール、ソルビタン、キシリトール、トレハロース、マルチトール、マンニトールおよびこれらのアルキレンオキシド誘導体が例示できる。好ましくは、グリセリン、1、3−ブタンジオール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−ペンタンジオール、ポリエチレングリコール、メチルグルコシドのアルキレンオキシド誘導体、ソルビトール、キシリトール、トレハロースである。 本発明の化粧料おいてはさらに必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品などに一般的に用いられている各種成分、すなわち、ビタミン類、紫外線吸収剤、水溶性高分子、酸化防止剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、金属イオン封鎖剤、エタノール、増粘剤、防腐剤、色素、粉体類などが例示できる。 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。<合成例1 化合物1の合成>AO;オキシプロピレン基5モル、オキシブチレン基15モル(2×a=20)、EO;50モル(2×b=50)、EO;62質量% ダイマージオール270g(0.50モル、商品名:コグニス・ジャパン(株)製Sovermol 908、オレイン酸由来のダイマージオール)と水酸化カリウム7.0gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃にて触媒を完全に溶解させた。引き続き、120℃、0.2〜0.5MPa(ゲージ圧)にて、滴下装置よりプロピレンオキシド145gを滴下させ、3時間撹拌した。続いて120℃、0.2〜0.5MPa(ゲージ圧)にて滴下装置よりブチレンオキシド540gを滴下させ、4時間攪拌した。さらに150℃、0.2〜0.5MPaにて、エチレンオキシド1100gを滴下させ、2時間撹拌した。その後オートクレーブより反応物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を100℃で1時間処理することで除去した。さらに処理後生成した塩を除去するためにろ過を行い、化合物1の基剤を得た。<合成例2 化合物2の合成>AO;オキシブチレン基15モル(2×a=15)、EO;30モル(2×b=30)、EO;55質量% ダイマージオール270g(0.50モル、商品名:コグニス・ジャパン(株)製Sovermol 908、オレイン酸由来のダイマージオール)と水酸化カリウム5.0gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃にて触媒を完全に溶解させた。引き続き、120℃、0.2〜0.5MPa(ゲージ圧)にて、滴下装置よりオキシブチレン540gを滴下させ、4時間撹拌した。続いて120℃、0.2〜0.5MPa(ゲージ圧)にて滴下装置よりエチレンオキシド660gを滴下させ、2時間攪拌した。その後オートクレーブより反応物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を100℃で1時間処理することで除去した。さらに処理後生成した塩を除去するためにろ過を行い、化合物2の基剤を得た。 合成例に準じて、表1に示す化合物3〜11のアルキレンオキシド誘導体を合成した。<実施例1〜5および比較例1〜6> 可溶化力を調べるために、以下の物質からなる配合物を調製し、40℃で1ヶ月放置させた後の外観を以下の基準にて判定し、○を合格とした。結果を表2に示す。○:透明×:蛍光色〜白濁××:白濁〜分離(分散)化合物1〜10 2.0質量%鉱物油 1.0質量%エタノール 3.0質量%水 残余<実施例6〜11および比較例7〜12> 下記成分からなるクレンジング化粧料を調製した。調製方法は、各成分を80℃に加熱し、撹拌して可溶化した後、40℃まで冷却後、防腐剤および抗酸化剤を添加して、クレンジング化粧料を得た。(クレンジング化粧料)表1記載の化合物1〜11 表3参照多価アルコール 表3参照流動パラフィン 15質量%水添ポリイソブテン 5質量%トリ2−エチルエキサン酸グリセリン 20質量%PEG−7グリセリルココエート 25質量%オレイン酸ソルビタン 10質量%防腐剤 適量抗酸化剤 適量水 残量 10名の専門パネラーが、上腕内側部に口紅を直径3cmの円形に塗布した。30℃、相対湿度30〜40%の恒温恒湿室にて30分間経過した後、本発明品および比較品(約2g)を用いて、10秒間指でなじませた後、水道水で洗い流し、次の3項目について評価し、表3に結果を合わせて示した。何れの項目も○以上を合格とした。(1)口紅になじませているときのすべり感を以下の基準にて評価した。◎:10名中、8名以上が良好であると判断。○:10名中、6〜7名が良好であると判断。×:10名中、3〜5名が良好であると判断。××:10名中、2名以下が良好であると判断。(2)口紅になじませている時の肌へのなじみを以下の基準にて評価した。◎:10名中、8名以上が肌へのなじみが良好と判断。○:10名中、6〜7名が肌へのなじみが良好と判断。×:10名中、3〜5名が肌へのなじみが良好と判断。××:10名中、2名以下が肌へのなじみが良好と判断。(3)洗い流した後の、保湿性を以下の基準にて評価した。◎:10名中、8名以上がうるおっていると判断。○:10名中、6〜7名がうるおっていると判断。×:10名中、3〜5名がうるおっていると判断。××:10名中、2名以下がうるおっていると判断。 実施例1〜5より本発明の非イオン性界面活性剤は、全て油剤の水への可溶化力が良好である。これに対して、比較例1では、オキシエチレン基とオキシブチレン基がランダムであるため可溶化力に劣る。また、比較例2および3はそれぞれ、オキシアルキレン基およびオキシエチレン基が付与されいないため可溶化力に劣り、比較例4ではブロック状ではあるがオキシプロピレン基であるため可溶化力に劣る。さらに、比較例5および6は共にダイマージオール骨格を有していないために、可溶化力に劣る。 実施例6〜11より本発明の化粧料は、すべり感、肌へのなじみ、洗い流し後の保湿性の全てを満たすものである。これに対し、比較例7〜12は、これら3つの性質を同時に満たすものではない。 下記の式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体からなる非イオン性界面活性剤。 Z−{O−[(AO)a−(EO)b]−H}2 (I)(式中、Zはダイマージオールから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、少なくとも炭素数4のオキシアルキレン基を含む。AOが2種以上の場合は、ブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよく、AOとEOの付加形態はブロック状である。aおよびbは、各々前記オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦2×a≦70、1≦2×b≦150であり、オキシエチレン基とオキシアルキレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜95質量%である。) 式(I)において、AOが炭素数4のオキシアルキレン基を20質量%以上含有する請求項1記載の非イオン性界面活性剤。 請求項1または請求項2記載の非イオン性界面活性剤を0.01〜50質量%含有することを特徴とする化粧料。 多価アルコールを0.01〜30質量%含有することを特徴とする請求項3記載の化粧料。 【課題】 ダイマージオールのアルキレンオキシド誘導体からなる界面活性能力に優れた非イオン性界面活性剤を提供することである。また、皮膚に塗布するときのすべり感および肌へのなじみが良好な化粧料を提供すること。【解決手段】 下記の式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体からなる非イオン性界面活性剤。 Z−{O−[(AO)a−(EO)b]−H}2 (I)(式中、Zはダイマージオールから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、少なくとも炭素数4のオキシアルキレン基を含む。AOとEOの付加形態はブロック状である。aおよびbは、各々前記オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦2×a≦70、1≦2×b≦150であり、オキシエチレン基とオキシアルキレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜95質量%である。)【選択図】 なし