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タイトル:公開特許公報(A)_レスベラトロール含有油性基材、レスベラトロール含有油性基材の製造方法、油性化粧料、及び油性化粧料の製造方法。
出願番号:2005345958
年次:2007
IPC分類:A61K 8/34,A61K 8/36,A61K 8/97,A61Q 19/00,A23L 1/30


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太田 寛治 JP 2007145787 公開特許公報(A) 20070614 2005345958 20051130 レスベラトロール含有油性基材、レスベラトロール含有油性基材の製造方法、油性化粧料、及び油性化粧料の製造方法。 株式会社オー・ティー・エー 500172645 ピュア・グリーン株式会社 501213583 木村 高久 100071054 小幡 義之 100106068 太田 寛治 A61K 8/34 20060101AFI20070518BHJP A61K 8/36 20060101ALI20070518BHJP A61K 8/97 20060101ALI20070518BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20070518BHJP A23L 1/30 20060101ALN20070518BHJP JPA61K8/34A61K8/36A61K8/97A61Q19/00A23L1/30 ZA23L1/30 B 10 OL 6 4B018 4C083 4B018MD57 4C083AA111 4C083AA112 4C083AC241 4C083AC242 4C083AC471 4C083AC472 4C083CC02 4C083CC06 4C083DD28 4C083DD30 4C083EE06 4C083EE11 本発明は、レスベラトロール含有油性基材、レスベラトロール含有油性基材の製造方法、油性化粧料、及び油性化粧料の製造方法に関し、特に、乳化剤などを含まずにレスベラトロールを含有するレスベラトロール含有油性基材、レスベラトロール含有油性基材の製造方法、油性化粧料、及び油性化粧料の製造方法に関する。 マウスを用いた実験結果などから、NAD+依存性脱アセチル酵素であるサーテュイン(sirtuin)を活性化させることにより、人の寿命を延長させるなどの効果が得られると考えられており、サーテュインを活性化させる物質としてレスベラトロール(resveratol)(3,5,4'-trihydroxy-trans-stilbene)が知られている。 このレスベラトロールは、ピーナッツの薄皮やぶどうの皮、どくだみ、アロエなどに含まれており、これらを経口摂取することにより、含有されているレスベラトロールの約5〜8%を胃腸で吸収することができる。 また、グルコサミンなどと共にレスベラトロールを摂取して、関節痛などの緩和や治療に役立てる方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。特開2001−072582号公報 しかし、ピーナッツの薄皮やレスベラトロールを含んだ水溶液などを皮膚に直接触れさせたとしても、皮膚からレスベラトロールを吸収することはできなかった。 また、皮膚に対して油が良く馴染むことが知られているが、レスベラトロールは、アルコールや水にわずかに溶解するものの、乳化剤などの添加物を加えることなく油に溶解させることは困難であり、油に添加物を加えてレスベラトロールを溶解させたとすると、皮膚に塗布した際に発疹やかぶれなどの症状が現れる恐れがある。 そこで本発明では、乳化剤などの添加物を含むことなくレスベラトロールを含有するレスベラトロール含有油性基材、レスベラトロール含有油性基材の製造方法、油性化粧料、及び油性化粧料の製造方法を提供することを目的とする。 本発明におけるレスベラトロール含有油性基材は、レスベラトロールを含有する油性基材であることを特徴とする。 また、前記油性基材は、中鎖脂肪酸であることを特徴とする。 そして、前記レスベラトロールは、油性基材と混合されたレスベラトロール含有物から抽出されたものであることを特徴とする。 さらに、前記レスベラトロール含有物は、ピーナッツの薄皮であることを特徴とする。 本発明におけるレスベラトロール含有油性基材の製造方法は、油性基材とレスベラトロール含有物とを混合・摩砕する工程と、前記油性基材と前記レスベラトロール含有物の混合摩砕物から油性溶液を抽出する工程とを具備することを特徴とする。 本発明における油性化粧料は、油性基材とレスベラトロールとを含有することを特徴とする。 また、前記油性基材は、中鎖脂肪酸であることを特徴とする。 また、前記レスベラトロールは、前記油性基材と混合したレスベラトロール含有物から抽出されたものであることを特徴とする。 さらに、前記レスベラトロール含有物は、ピーナッツの薄皮であることを特徴とする。 本発明における油性化粧料の製造方法は、油性基材とレスベラトロール含有物とを混合・摩砕する工程と、前記油性基材と前記レスベラトロール含有物の混合摩砕物から油性溶液を抽出する工程とを具備することを特徴とする。 本発明では、油性化粧料としてレスベラトロールを皮膚に塗布することが可能となる。 また、レスベラトロールを油性基材に含有させた状態で摂取することが可能となる。 以下、本発明に係るレスベラトロール含有油性基材、及び油性化粧料を実施するための最良の形態について詳細に説明する。 本発明におけるレスベラトロール含有油性基材は、乳化剤などの添加物を用いることなくレスベラトロールを含有させた油性基材である。 また、油性化粧料は、乳化剤など添加物を用いることなく油性基材中にレスベラトロールを含有させた油性化粧料である。 そして、本発明におけるレスベラトロール含有油性基材、及び油性化粧料は、例えば、次の方法を用いて製造することができる。1)まず、レスベラトロールを含有するレスベラトロール含有物を乾燥させ、14乃至17μmに粉砕する。2)次に、乾燥・粉砕したレスベラトロール含有物に油性基材を加えながら石臼などのミルで混合して、レスベラトロール含有物に含まれるレスベラトロールを油性基材に溶解させる。3)(2)で得られた混合物を遠心分離し、油性溶液(レスベラトロール含有油性基材(油性化粧料))を抽出する。 ここで、油性基材としては、例えば、オリーブ油や椿油、落花生油、菜種油、パーム油などの植物性油、肝油やラードなどの動物性油、ミネラルオイルなどの鉱物油、化学合成油など、任意の油を用いることができる。 なお、炭素鎖が6〜12の中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸に比べて4倍程度皮膚に吸収され易いことから、油性基材として中鎖脂肪酸を用いることが好ましく、油性基材として中鎖脂肪酸を用いることにより、レスベラトロールが効率良く体内に吸収されることを期待できる。 また、レスベラトロール含有物としては、例えば、ピーナッツの薄皮やぶどうの皮、赤ぶどうの葉の乾燥エキス、落花生、桑の実、大黄、アロエ、タデ科の植物(イタドリ、ツルドクダミ、イビキトラノオ(伊吹虎尾)、タデアイなど)など、レスベラトロールを含有する植物であれば任意の植物を用いることができる。 さらに、レスベラトロール含有物は、植物に限られるものではなく、例えば、赤ワインを乾燥させたワイン粉末など、レスベラトロールを含有する物であれば、任意の物を用いることができる。 なお、本発明におけるレスベラトロール含有油性基材の利用方法は、油性化粧料に限られることなく、例えば、サプリメント(健康補助食品)といった健康食品や飲料など、任意の用途に利用することができる。 本実施例では、油性基材としてヤシ油を用いると共に、レスベラトロール含有物としてピーナッツの薄皮を用いて、油性化粧料を製造方法について詳細に説明する。 まず、水分の含有量を5%以下に乾燥させたピーナッツの薄皮6.0kgを摩擦粉砕機で平均粒径約15μmに粉砕する。 次に、ヤシ油15kg(16.7L)を加え、湿式超微粒摩砕機(増幸産業株式会社製、スーパーマスコロイダーMKZA8−10)で約11分間再粉化して、ピーナッツ薄皮の微粒子とヤシ油との混合物を生成する。 そして、連続式遠心分離機(巴工業株式会社製、TOMO−EDECANTER PTM006)を用い、6000rpm、3200G、処理温度80℃の条件で混合物を遠心分離分離し、油性溶液(油性化粧料)を抽出する。 本実施例における製造方法で製造した油性化粧料をHPLC法(高速液体クロマトグラフィー)を用いて分析したところ、46μg/100gのレスベラトロールを含有していることが確認された。 レスベラトロールを含有する油性基材であることを特徴とするレスベラトロール含有油性基材。 前記油性基材は、中鎖脂肪酸であることを特徴とする請求項1記載のレスベラトロール含有油性基材。 前記レスベラトロールは、油性基材と混合されたレスベラトロール含有物から抽出されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載のレスベラトロール含有油性基材。 前記レスベラトロール含有物は、ピーナッツの薄皮であることを特徴とする請求項3記載のレスベラトロール含有油性基材。 油性基材とレスベラトロール含有物とを混合・摩砕する工程と、 前記油性基材と前記レスベラトロール含有物の混合摩砕物から油性溶液を抽出する工程とを具備することを特徴とするレスベラトロール含有油性基材の製造方法。 油性基材とレスベラトロールとを含有することを特徴とする油性化粧料。 前記油性基材は、中鎖脂肪酸であることを特徴とする請求項6記載の油性化粧料。 前記レスベラトロールは、前記油性基材と混合したレスベラトロール含有物から抽出されたものであることを特徴とする請求項6又は7記載の油性化粧料。 前記レスベラトロール含有物は、ピーナッツの薄皮であることを特徴とする請求項8記載の油性化粧料。 油性基材とレスベラトロール含有物とを混合・摩砕する工程と、 前記油性基材と前記レスベラトロール含有物の混合摩砕物から油性溶液を抽出する工程とを具備することを特徴とする油性化粧料の製造方法。 【課題】乳化剤などの添加物を含むことなくレスベラトロールを含有するレスベラトロール含有油性基材、レスベラトロール含有油性基材の製造方法、油性化粧料、及び油性化粧料の製造方法を提供する。【解決手段】ピーナッツの薄皮やぶどうの皮など、レスベラトロールを含有するレスベラトロール含有物を乾燥させて数mmに破砕した後、ヤシ油やオリーブ油などの油性基材を加えてミルで摩砕する。次に、レスベラトロール含有物と油性基材との混合物を遠心分離などの方法を用いて固体と液体に分離し、油性化粧料である油性溶液(液体)を抽出する。 【選択図】 なし


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