生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_へそ臭判定用指標剤
出願番号:2005193995
年次:2007
IPC分類:G01N 33/50


特許情報キャッシュ

長谷川 義博 岡島 孝雄 JP 2007010565 公開特許公報(A) 20070118 2005193995 20050701 へそ臭判定用指標剤 花王株式会社 000000918 特許業務法人アルガ特許事務所 110000084 有賀 三幸 100068700 高野 登志雄 100077562 中嶋 俊夫 100096736 村田 正樹 100117156 山本 博人 100111028 的場 ひろみ 100101317 守屋 嘉高 100121153 大野 詩木 100134935 松田 政広 100130683 長谷川 義博 岡島 孝雄 G01N 33/50 20060101AFI20061215BHJP JPG01N33/50 FG01N33/50 Q 6 OL 11 2G045 2G045CB09 2G045DA02 2G045FB06 本発明は、へそ臭の判定に用い得る指標剤、へそ臭の程度又はデオドラント剤の有効性の判定方法に関する。 近年、清潔志向の高まりに伴い、体臭を気にする人が増えている。体臭は全身の各部から発生するニオイの総称であり、主要な発生部位としては頭部(頭皮頭髪臭)、口腔(口臭)、腋窩部(腋臭)、鼠径部、足の裏(足臭)等がある。腋臭は、腋窩部に発達したアポクリン汗腺からの分泌物が皮膚常在菌によって分解されて発生するものであり、足臭等は、皮膚老廃物が靴の中等の高温高湿度下の状況で、皮膚常在菌の働きで分解し発生するものであることが良く知られている。 また近年、流行の変化で身体の一部を露出する服装が登場し、それに伴って消臭対象として意識する身体の部位の幅が拡大してきている。特に、若い女性の間ではへそを中心とした腹部を露出するファッションが流行している。そうした状況の中で、顕在化してきたものがへそ臭である。従って、へそ臭を気にする人にとっては、自己のへそ部にニオイが元々どの程度あるのか、或いはデオドラント剤の使用や洗浄剤の使用等のへそ臭を軽減する努力が現状において功を奏しているのかということが、重要な関心事となっている。 しかし、体臭の程度やデオドラント剤の有効性を評価するに際し、官能評価ではパネラーの主観的判断が入る余地が大きいため、定量的判定が困難であると共に客観性に欠ける。従って、このような評価は、体臭体質の有無を判断する目安にはなるが、デオトラント剤や洗浄剤によるニオイ低減の度合い等を定量的に判定することはできない。そこで、アポクリン臭を中心とする体臭の程度やデオドラント剤の有効性を、特定の化合物を指標物質として定量的に判定する方法が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。 しかし、へそからの悪臭に関しては、主原因物質を含めこれまで報告例がなく、その定量的判定が実現していないのが現状である。特開2004-309454号公報特開2005-017272号公報 本発明の目的は、へそ臭の指標として好適な物質を含有する指標剤、並びに当該物質を指標とし、へそ臭の有無及び強弱又はデオドラント剤の有効性を、客観的かつ定量的に判定することを可能とする、へそ臭の程度又はデオドラント剤の有効性の判定方法を提供することにある。 本発明者らは、へそ臭の原因成分について鋭意研究を行ったところ、へそ臭に極めてよく似ており、かつ定量し得る濃度の低級脂肪酸、特にイソ吉草酸がへその内表面に存在すること、更に、これらの成分はへそ部のニオイの程度を定量的に判定する客観的な指標として利用することができることを見出した。 本発明は、一般式(1)で表される基を有する化合物を含有するへそ臭判定用指標剤を提供するものである。 RCOX (1)〔式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示し、Xは2価又は3価のヘテロ原子を示す。〕 また、本発明は、上記化合物を指標とするへそ臭の判定方法、及びデオドラント剤の有効性判定方法を提供するものである。 本発明によれば、人のへそ臭の程度を、へそ部のニオイの有無及び強弱の点から客観的かつ定量的に判定することができる。 また、へそ部においてへそ臭原因物質である低級脂肪酸の生成量が多いにもかかわらず、それが塩等のニオイが無い又は弱い誘導体に変化している場合のように、へそ臭の潜在状態についても、本発明では低級脂肪酸又はその誘導体として直接測定することによって検出し、正確に評価することができる。 更に、本発明によれば、へそ臭を標的とするデオドラント剤の有効性を、客観的かつ定量的に判定することができる。 本発明者らは、へそ部にニオイが認められる被験者のへそ部を対象として、局所の選択的なニオイ分析が可能な装置によるへそ部より揮発するニオイ物質の分析、及びへそ部からの拭き取りサンプルからの分析を行った結果、へそ臭の主原因物質が、イソ吉草酸等の炭素数2〜7の低級脂肪酸であることを見出した(図1及び図2)。また、へそ部のニオイ分析を実施することで、へそ部における低級脂肪酸の存在量と臭気強度に相関関係があることを見出した(図3)。〔へそ臭判定用指標剤〕 一般式(1)において、Rは炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基のいずれであってもよく、Xで示されるヘテロ原子としては、O原子、N原子、S原子等が例示される。一般式(1)で表される基を有する化合物として、Xが水酸基である化合物、すなわち炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を有する脂肪酸(以下、低級脂肪酸という)が例示される。低級脂肪酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、2-メチル酪酸、ヘキサン酸等が挙げられ、なかでも、イソ吉草酸はへそ部に存在するニオイの主原因成分であり、指標として特に適している。 また、一般式(1)で表される基を有する化合物は、指標剤としての検出機能を失わない限り、上記低級脂肪酸に誘導体化試薬を用いて化学的修飾を施したものであってもよい。例えば、低級脂肪酸のカルボキシ基を塩、エステル、チオエステル、アミド等に変換した誘導体を用いることができる。具体的には、カルボキシ基をメチルエステル化、トリメチルシリル化等した化合物が挙げられる。 誘導体化試薬としては、O-p-ニトロベンジル-N,N-ジイソプロピルイソウレア(PNBDI)、p-ブロモフェナシルブロミド(PBPB)等の紫外線標識化剤、4-ブロモメチル-7-メトキシクマリン(Br-MmC)等の蛍光標識化剤、2-ニトロフェニルヒドラジン等の発色標識化剤、N-トリメチルシリルイミダゾール(TMSI)、N,O-ビス(トリメチルシリル)アセトアミド(BSA)等のシリル化剤、無水トリフルオロ酢酸、トリフルオロアセチルイミダゾール等のアシル化剤などを用いることができる。 本発明のへそ臭判定用指標剤は、一般式(1)で表される基を有する化合物自体を単独で使用できるほか、そのハンドリング性を高めるため、水、メタノール、エタノール、エーテル、2-プロパノール、ジクロロメタン等の溶解又は希釈のための溶剤を含有させることもでき、また、その他必要に応じて、安定剤、制汗剤、殺菌剤、抗菌剤、界面活性剤、酸化防止剤、香料、植物抽出物等の添加剤を配合し、保存や判定試験での使用等の実用に即した組成物とすることもできる。 本発明のへそ臭判定用指標剤は、一般式(1)で表される基を有する化合物を、同指標剤中好ましくは0.0001〜100質量%、より好ましくは0.01〜100質量%含有することができる。〔へそ臭の判定方法〕 低級脂肪酸はそれ自体定量が容易であり、また、カルボキシ基を化学的修飾した誘導体としての定量も容易であるので、指標として好適である。すなわち、へそ部における低級脂肪酸又はその誘導体の存在量を化学的又は物理的等に適切な方法で測定することにより、へそ部のニオイを客観的かつ定量的に判定することができる。 へそ部からのサンプルの採取方法は、特に限定されないが、例えば、特開2003-21582号公報に記載された局所を選択的にニオイ分析可能な装置を用いることができる。具体的には、へそ凹み部にテフロン(デュポン社商標)製のプローブを挿入して、直接へそ凹み部表面をパージする。パージした空気は吸着管に濃縮され、その吸着管を専用の加熱脱着装置を備えたガスクロマトグラフィーに供することにより、ニオイ物質の揮発量に比例したデータを得ることができる。また、水等を含浸させた脱脂ガーゼ等でへそ部から拭き取ることによってサンプルを採取することもできる。 採取したサンプル中の低級脂肪酸又はその誘導体の存在量の測定は、例えば、ガスクロマトグラフィーによって行うことができ、例えば、へそ部に存在するイソ吉草酸の含有量をGC-MSで測定する場合には、イソ吉草酸又はその誘導体を標準物質(スタンダード)として用い検量線を作成する。この検量線を使用して採取したサンプルに含まれるイソ吉草酸のピークを同定すればよい。また、低級脂肪酸又はその誘導体の測定は、前述の誘導体化試薬を用いてサンプル中の低級脂肪酸を紫外線標識化、蛍光標識化等して、サンプルを光学的に測定することによっても行うことができる。この場合、あらかじめ低級脂肪酸又はその誘導体を標準物質として含有する本発明の標識剤を用いて検量線を作成しておき、この検量線を利用することによって、採取したサンプルに含まれる低級脂肪酸を測定し、へそ臭の程度を判定することができる。 へそ臭の判定は、官能評価によって行うこともできる。官能評価を行う場合には、脂肪酸又はその誘導体、好ましくは有効成分としてイソ吉草酸又はその誘導体を数段階に希釈した本発明の指標剤とし、各濃度のニオイ標準サンプルを調製する。そして、へそ部から採取したサンプルのニオイを調製した被験者サンプルのニオイを標準サンプルと照合し、サンプルに含まれる低級脂肪酸又はその誘導体の量を官能評価により判定すればよい。なお、官能評価は、例えば、直接目で色を判断する評価、指標剤を含浸させた試験紙を用いた評価等が挙げられる。 また、誘導体化試薬として、2-ニトロフェニルヒドラジン等の可視領域の発色団を用いて低級脂肪酸をラベルし、カルボン酸2-ニトロフェニルヒドラジドとしたような場合には、低級脂肪酸誘導体の濃度−発色標準サンプルを調製し、官能評価に用いることも可能である。 このようにして、嗅覚によるほか、視覚による色調の観察や分析機器を使った測定により、へそ臭の程度を客観的かつ定量的に測定することができる。 また、へそ部における低級脂肪酸の存在量は、へそ臭の有無及び強弱と一致することから、低級脂肪酸の定量的分析によって、被験者がへそ臭を発生させる可能性のある体質か否か、すなわちポテンシャル評価を行うことができる。 また、へそ部において低級脂肪酸の存在量が多いにもかかわらず、それが塩等のニオイが無い又は弱い誘導体に変化している場合には、へそ臭の潜在状態が存在していることになるが、このような状態は官能評価やへそ臭との相関性が高い事実の調査を行っても正確に評価できない。これに対し本発明では、そのような誘導体を直接測定することによってへそ臭の潜在状態を検出し、正確に評価することができる。〔デオドラント剤の有効性の判定方法〕 本発明においては、へそ臭を標的とするデオドラント剤の有効性を、低級脂肪酸又はその誘導体を含有する指標剤を用い、客観的かつ定量的に判定することができる。 デオドラント剤の有効性の判定においては、本発明の指標剤として、低級脂肪酸又はその誘導体を単独で使用してもよく、また、他の成分、例えば溶解又は希釈のための溶剤や、安定剤、制汗剤、殺菌剤、抗菌剤、界面活性剤、酸化防止剤、香料、植物抽出物等の添加剤を配合し、保存や判定試験での使用等の実用に即した組成物として使用してもよい。 有効性の判定対象とするデオドラント剤は、(1)皮膚上の細菌を殺菌して皮膚老廃物の分解を予防するタイプ、(2)ニオイ成分を臭わない誘導体に分解又は変化させるタイプ、(3)ニオイをマスキングするタイプ等の如何なるタイプの作用機序によるものであってもよい。低級脂肪酸又はその誘導体をデオドラント剤の有効性判定用指標剤として使用する方法は特に制限されず、デオドラント剤の作用機序及び評価方式に適合させて使用すればよい。 例えば、低級脂肪酸又はその誘導体、好ましくはイソ吉草酸又はその誘導体を所定濃度で含有する指標剤に、所定量のデオドラント剤サンプルを添加し、指標剤の変化状態を適切な方法で定量することで、デオドラント剤サンプルの有効性を客観的かつ定量的に判定することができる。 指標剤の変化状態を定量する方法としては、デオドラント剤サンプルが、前記(2)のイソ吉草酸を分解又は別の化合物に誘導して、ニオイを減じるタイプである場合には、指標剤の検量線をあらかじめ作成しておき、この検量線を用いて機器分析を行ってもよいし、指標剤の変化体又は未変化体を滴定又は抽出等の化学分析により定量してもよい。デオドラント剤サンプルが、前記(3)のへそ臭をマスキングするタイプである場合には、指標剤を数段階に希釈して各濃度のニオイ標準サンプルを調製し、デオドラント剤サンプルを添加した指標剤のニオイを標準サンプルと照合し、マスキング効果を官能評価により判定すればよい。 また、例えば低級脂肪酸の蛍光標識化合物を所定濃度で含有する指標剤に、所定量のデオドラント剤サンプルを添加し、標識化合物の変化状態を、同じ標識化合物の検量線を用いて機器分析を行うことで定量してもよい。また、低級脂肪酸を所定濃度で含有する指標剤に所定量のデオドラント剤サンプルを添加した後、低級脂肪酸の変化体又は未変化体を滴定又は抽出等の化学分析により定量する場合に、標識部分を利用して検出してもよい。 更に、デオドラント剤サンプルを人のへそ部に実際に適用し、適用の前後に各々採取したへそ部の汗等のサンプルを、低級脂肪酸又はその誘導体を指標として評価し、比較することで、いわゆるin vivo評価を行うことが可能である。 このようにして、嗅覚によるほか、視覚による色調の観察や分析機器を使った測定により、デオドラント剤の有効性を客観的かつ定量的に判定することができる。試験例1 健康な日本人被験者28名を無作為に選んだ。へそ部のニオイについて7人の専門パネラーにより、官能評価を行った。評価基準は、「強く臭う」、「臭う」、「やや臭う」、「臭わない」の4段階とし、7人の合議によって判定した。その結果、被験者のうち、強く臭う人が6名、臭う人が6名、やや臭う人が2名、臭わない人が14名であった。実施例1 試験例1においてニオイがあった14人のうち、典型的なへそ臭を有する被験者1名より、特開2003-21582号公報に記載された、局所を選択的にニオイ分析可能な装置を用いてへそ部をニオイ分析した。被験者のへそ凹み部に、テフロン(デュポン社商標)製のプローブを挿入して、パージ流量90mL/分、吸引量80mL/分で10分間、へそ凹み部のニオイ成分を吸着管に採取した。吸着管は、加熱脱着装置(Gestel社)を備えたガスクロマトグラフィー−質量分析計(アジレント・テクノロジー社,GC-MSシステム)に導入し、ニオイ成分の存在量を検量した。測定条件は、以下のとおりである。 カラム:J&W社,DB-1(60m×ID 0.25mm) オーブン:初期温度 40℃ 昇温 2℃/分,300℃ GC-MS分析の結果を図1に示す。この結果から、へそ臭のある人にへそ凹み部に、低級脂肪酸として酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、酪酸、イソ吉草酸、2-メチル酪酸、吉草酸、ヘキサン酸の存在が示され、またピーク面積から、これら低級脂肪酸が高い濃度で存在していることがわかった。この溶出成分は、ニオイ嗅ぎガスクロマトグラフィーにおいて、へそ臭に極めて良く似た強いニオイを持っていた。このことから、低級脂肪酸がへそ臭の判定指標剤として適切であることを確認した。実施例2 試験例1においてニオイがあった14人のうち、典型的なへそ臭を有する被験者1名より、精製水1mLを含浸させた脱脂ガーゼを用いてへそ部をふき取り、その後、ふき取ったガーゼから1N水酸化ナトリウム水溶液10mLを用いて抽出し、中和後、精製ジエチルエーテルにより酸性画分を濃縮し、抽出サンプルを作製した。サンプルを実施例1で使用したのと同一のガスクロマトグラフィー−質量分析計(アジレント・テクノロジー社,GC-MSシステム)に導入し、低級脂肪酸が主体であることを確認した(図2)。測定条件は、以下のとおりである。 カラム:J&W社,DB-1(60m×ID 0.25mm) オーブン:初期温度 60℃ 昇温 2℃/分,300℃実施例3 試験例1と同じ被験者群計28名を対象として、実施例1と同じ手順に従いGC-MSを用いてイソ吉草酸を定量した。この結果から、へそ臭が強く臭う被験者群(6名)、へそ臭が臭う被験者群(6名)、へそ臭がやや臭う被験者群(2名)、へそ臭が臭わない被験者群(14名)の各群ごとの平均検出量を算出した。結果は図3に示すように、その検出量と臭気強度には相関関係があり、へそ臭が強くなるほどへそ部におけるイソ吉草酸の量が多く、一方、ニオイのしない被験者では、酢酸を除く低級脂肪酸は検出限界以下であり、特にイソ吉草酸は検出されなかった。このことから、イソ吉草酸がへそ臭の判定指標剤として適切なことを確認した。へそ臭を持つ人のへそ表面をパージして採取される成分をGC-MS分析した結果を示す溶出ピークである。へそ臭を持つ人のへそ表面をガーゼで採取される抽出成分をGC-MS分析した結果を示す溶出ピークである。へそ臭を持つ人及び持たない人のへそ表面をパージして採取される成分のイソ吉草酸の検出量と、ニオイの強さの関係を示すグラフである。 一般式(1)で表される基を有する化合物を含有するへそ臭判定用指標剤。 RCOX (1)〔式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示し、Xは2価又は3価のヘテロ原子を示す。〕 一般式(1)で表される基を有する化合物が、脂肪酸である請求項1記載のへそ臭判定用指標剤。 一般式(1)中のRが、炭素数4又は5のアルキル基である請求項1又は2記載のへそ臭判定用指標剤。 一般式(1)で表される基を有する化合物が、イソ吉草酸である請求項3記載のへそ臭判定用指標剤。 一般式(1)で表される基を有する化合物を指標とするへそ臭の判定方法。 RCOX (1)〔式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示し、Xは2価又は3価のヘテロ原子を示す。〕 一般式(1)で表される基を有する化合物を指標とするデオドラント剤の有効性判定方法。 RCOX (1)〔式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示し、Xは2価又は3価のヘテロ原子を示す。〕 【課題】へそ臭の指標として好適な物質を含有する指標剤、並びに当該物質を指標とし、へそ臭の有無及び強弱又はデオドラント剤の有効性を、客観的かつ定量的に判定することを可能とする、へそ臭の程度又はデオドラント剤の有効性の判定方法の提供。【解決手段】一般式(1)で表される基を有する化合物を含有するへそ臭判定用指標剤、並びに当該化合物を指標とするへそ臭の判定方法、及びデオドラント剤の有効性判定方法。 RCOX (1)〔Rは炭素数1〜6のアルキル基を示し、Xは2価又は3価のヘテロ原子を示す。〕【選択図】なし


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