生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_果実の種(仁)の成分を含有した飲料水、アルコール飲料水、及びその製造方法
出願番号:2005146002
年次:2006
IPC分類:C12G 3/04,A23L 1/30


特許情報キャッシュ

長浦 善昭 JP 2006296389 公開特許公報(A) 20061102 2005146002 20050415 果実の種(仁)の成分を含有した飲料水、アルコール飲料水、及びその製造方法 長浦 善昭 590005195 長浦 久美子 501125002 長浦 善一郎 501125035 長浦 善昭 C12G 3/04 20060101AFI20061006BHJP A23L 1/30 20060101ALI20061006BHJP JPC12G3/04A23L1/30 B 6 書面 10 4B015 4B018 4B015LG01 4B015LG02 4B015LG03 4B015LH01 4B015LH04 4B015LH12 4B015LP02 4B018LB08 4B018LE05 4B018MD52 4B018MD53 4B018MD61 4B018ME06 4B018ME08 4B018ME10 4B018MF01 4B018MF02 本発明は、果実の種(仁)の内部に存在する有効成分である。例えば、梅の実の場合であれば、梅の実の種の内部に存在するアミグダリン(ビタミンB17)などを抽出する目的にて、梅の実と、梅の種を、ミンチ、ミキサー、ロールなどの機械を使用して、こなごなに、微小に粉砕したあとの、ドロドロ状態の梅の種の成分を含有した、梅の実の溶液を濾過膜を使用して濾過した溶液を使用して製造した飲料水、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、及びホワイトリカーなどの蒸留酒、又はビール、日本酒、及びワインなどの醸造酒を使用して製造した、ジュース、又は飲料水、又はアルコール飲料水、及びその製造方法に関する。 また、本発明は、梅の実の部分を除去した梅の殻(仁を含む殻の部分だけ)、及び仁、又は梅の殻を含む梅の実を丸ごと微小に粉砕したあと梅の実である仁を保護している梅の殻の中に、梅の殻が含有している、活性酸素の発生を抑える抗酸化物質の一種であるリオ二レシノールを水液中、又は焼酎などのアルコール水液中に容易に抽出することが出来ることを目的とした飲料水、食品、アルコール飲料水、及びその製造方法に関する。 また本発明は、果実の実を丸ごと小さく粉砕するか、又は果実の種(仁)、及び果実の種の殻だけを小さく粉砕して、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又は水酸化カルシウム(Ca(OH2))などを使用して、pH濃度をアルカリ性とした、水溶液、又は焼酎などのアルコール飲料水を使用して、果実の実、又は果実の種(仁)、及び果実の種の殻が含有している、人体にとって有益な有効成分を抽出した、ジュース、又は飲料水、又は焼酎、又は日本酒などのアルコール飲料水、及びその製造方法に関する。 さらに、本発明は、木の幹を、小さく粉砕して、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又は水酸化カルシウム(Ca(OH2))などを使用してpH濃度をアルカリ性とした、水溶液、又は焼酎、又は日本酒などのアルコール飲料水を使用して、木の幹が含有している、人体にとって有益な有効成分を抽出した、ジュース、又は飲料水、又は焼酎、又は日本酒などのアルコール飲料水、及びその製造方法に関する。 従来、ホワイトリカーなどの果実酒を使用して、果実酒を作る場合、果実である、例えば、梅、プルーン、李、もも、杏子、サクランボ、及びビワなどの果実を、ホワイトリカーなどの果実酒の中に、果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出している。 しかしながら、ホワイトリカーなどの果実酒の中に、例えば、梅などの果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出しても、梅の種の内部に存在する、梅の仁の主成分である、アミグダリン(ビタミンB17)、又殻の中にあるリオニレシノールなどの有効成分を抽出することは不可能である。 また、現在では、梅の種の殻が含有している、ガンに効果があるとされている有効成分であるリオニレシノールという活性酸素の発生を抑制する抗酸化物質の一種を抽出するための有効な抽出方法が開発されていない。 何故ならば、梅の種の内部に存在する、梅の木を成長させるための有効成分である、梅の仁を保護するために、梅の種の表皮の表面に、厚い殻の、表皮の表面があるので、梅の種の内部に存在する、梅の仁の有効成分である、アミグダリン(ビタミンB17)、又殻の内部に存在する、抗酸化物質の一種であるリオニレシノールなどの有効成分を抽出することができない。 前記の課題を、解決するための手段として、果実の実である、梅、プルーン、李、杏子、梨、サクランボ、及びビワなどの果実を、果実の種を含有したままの状態の果実の実を、ミンチ、ミキサー、及びロールなどの機械を使用して、果実の実と、果実の種を、こなごなに、微小に粉砕して抽出したあとの、水溶液を濾過するか、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、ホワイトリカーなどの蒸留酒であるアルコール飲料水、又は醸造酒であるビール、日本酒、ワインを使用して抽出した、水溶液、又はアルコール飲料水を濾過して、飲料水、又はアルコール飲料水を製造すると、極く短時間にて、果実の種、及び殻の内部に存在する成長因子である、有効成分の仁の成分、及び抗酸化物質の一種であるリオニレシノールなどの有効成分を容易に抽出することができることになった。 種丸ごとである、梅の種の殻、及び梅の種の粥皮の成分は、肝臓ガン、高血圧、大腸炎などに効果があるとされている。この梅の実を種丸ごと、微小に粉砕して有効成分を抽出することにより、梅の実、及び梅の実の殻、及び梅の種の粥皮が含有している有効成分を容易に抽出することが出来ることになった。 例えば、梅の種の仁(油分)の有効成分である、アミグダリン(ビタミンB17)、又は抗酸化物質の一種であるリオニレシノールなどの有効成分を、水溶液の内部、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、ホワイトリカーなどの蒸留酒であるアルコール飲料水、又は醸造酒であるビール、日本酒、ワイン、又は飲料水の内部に、容易に抽出することが出来ることになった。 アミグダリン(ビタミンB17)とは、ガン全般に有効だが、特に、仁の有効成分としては、乳房炎、乳ガン、大腸ガン、胃ガン、膀胱炎、痛風、神経痛、関節リウマチなどに効果があるとされている。 果実である、例えば、梅、プルーン、李、杏子、もも、梨、及びビワなどの果実を、果実の実と、果実の種を、丸ごと、ミンチ、ミキサー、及びロールなどの機械を使用して、こなごなに、微小に粉砕した、果実の実と、果実の種が含有している有効成分を、水溶液である飲料水、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、ホワイトリカーなどのアルコール飲料水を使用して抽出すると、果実の種の内部に存在する成長因子である、梅の種の殻、又は仁の有効成分である、アミグダリン(ビタミンB17)、又は抗酸化物質の一種であるリオニレシノールを容易に抽出した水溶液である、ジュース、又は飲料水、又はアルコール飲料水である、焼酎、ウォッカ、ウィスキー、ホワイトリカーなどが、極く短時間で、出来上がることになった。 さらに、梅、プルーン、李、杏子、梨、及びビワなどの実の成分も、実と実の種を粉砕するときに、同時に、粉砕することになるので、例えば、梅の実に含まれている、梅の実の成分である、5−ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)、カルシウム、リン、鉄分、マグネシウム、亜鉛、クエン酸、青酸などの有効成分も、水溶液、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、及びホワイトリカーなどのアルコール飲料水などを使用して、梅の実の成分も、梅の種の成分である、梅の種の殻に存在する抗酸化物質の一種であるリオニレシノール、又は仁の成分を抽出するときに、同時に、梅の実の成分も、同時に抽出することができることになった。 また、梅の種の有効成分である仁の主成分であるアミグダリン(ビタミンB17)の薬効としては、ガンの治療全般に有効であるとされている。 特に、梅の種の有効成分である仁は、乳房炎、乳ガン、大腸ガン、胃ガン、膀胱炎、痛風、神経痛、関節リウマチに有効とされている。 また、種の殻の成分を含有した、種丸ごとでは、肝臓ガン、高血圧、大腸炎に有効とされている。 また、梅の実の種の殻に含まれている、抗酸化物質の一種であるリオニレシノールなどの成分は、代表的な抗酸化物質のビタミンEを上回る機能があるとされている。 また、上記にて使用する原材料としては、青梅、生梅、及び塩分、又は砂糖などの糖分を使用して漬けた梅干しを、梅の実と、梅の種も、梅の殻も、梅の種の殻の内部に含まれている仁も、丸ごと微小に粉砕した溶液を、そのままの状態の溶液を使用して、ジュース、又は飲料水とするか、又はアルコール飲料水とするか、又は濾過膜を使用して濾過した溶液を使用して製造した飲料水とするか、又はアルコール飲料水を製造することにより、梅の実と、梅の種の殻の成分と、梅の種の内部にある仁の、有効成分である。アミグダリン(ビタミンB17)、又は抗酸化物質の一種であるリオニレシノールなどの有効成分を容易に飲料水、又はアルコール飲料水の中に抽出することが出来ることになった。 さらに、赤じそ、又は青じそなどの紫蘇を使用して漬けた、塩分、又は砂糖などの糖分を含有している梅干しを、上記発明の主たる原材料とすることにより、赤じそ、又は青じそなどの紫蘇が含有している有効成分である、抗酸化物質のルテオリンやa−リノレン酸を含有している飲料水、又はアルコール飲料水を容易に製造することができる効果もある。 塩分、又は砂糖などの糖分を使用して漬けた梅干し、又は紫蘇を含有した梅干しを、上記発明の主たる原材料とすることで、塩分、又は糖分の殺菌効果により、アルコール分を一切含有していない梅の有効成分を丸ごと含有している飲料水ができることになった。 また、糖尿病、又は腎臓病患者、又は健康維持のために塩分、及び砂糖などの糖分を一切使用しない、例えば、梅、プルーン、李、杏子、もも、梨、及びビアなどの果実を、アルコール度数が高い、焼酎、ホワイトリカーなどのアルコール飲料水に入れて、アルコール飲料水と一緒に、果実の実と、果実の種を丸ごと、微小に粉砕することにより、極く短時間で、例えば、梅の場合であれば、梅の実、梅の仁、梅の殻の有効成分を抽出することが出来ることになった。 さらに、現在の状況としては、塩分、又は砂糖などの糖分、又は焼酎、ホワイトリカーなどのアルコール水溶液を使用して、梅、プルーン、李、杏子、もも、梨、及びビアなどを漬けたあと、例えば、梅の実である果肉の部分と、梅の殻、及び仁を含んでいる種の部分とに分離して、梅の実である果肉の部分は、果汁、又はペースト状態として菓子などの原材料として使用している。 また、上記にて説明をした、例えば、梅の場合であれば、梅の実である果肉の部分は、果汁、又はペースト状態として菓子などの原材料として使用しているけれども、梅の殻、及び仁を含んでいる種の部分は、廃棄処分されているのが現在の状況である。 さらに、この廃棄処分されている、梅の殻、及び仁を含んでいる種の部分には、上記にて説明をしたように、梅の実の種である殻の部分には、抗酸化物質の一種であるリオニレシノールが含有されている。 また、梅の実の種の内部にある仁には、アミグダリン(ビタミンB17)が多量に含有されている。 さらに、本発明では、現在、廃棄処分されている、例えば、梅の実の種の部分を殻ごと微小に粉砕して、梅の実である種の内部にある有効成分を水溶液中、又は焼酎、ホワイトリカーなどのアルコール水溶液中に抽出して、現在、廃棄処分されている、梅の実の種の部分を有効利用して、飲料水、又は焼酎などのアルコール飲料水を製造することを目的としている。 また、本発明の主旨とするところは、梅、プルーン、李、杏子、もも、梨、及びビアなどの果実、及び果実の種、及び果実の殻、及び仁以外にも、柚、キンカン(金柑)、グレープフルーツ、温州みかん、伊予カン、夏みかんなどの柑橘類の種も微小に粉砕して、種の殻を含む種の内部にある有効成分を、水溶液中、又は焼酎などのアルコール水溶液中に抽出して、いろいろな種、及び種の殻が含有している、さまざまな有効成分を含んだ飲料水、又は焼酎などのアルコール飲料水を製造することをも目的としている。 本発明を使用することにより、原材料が柑橘類、又はその他の果実を使用して製造する缶詰、及びジュースを製造する過程にて発生する、滓、及びジュースを搾ったあとの、果実の袋(果肉を包む薄皮)、果実の種、及び果実の種の殻を含んだ滓を有効利用するために、滓を微小に粉砕して、果実の袋(果肉を包む薄皮)、果実の種、及び果実の種の殻が含有している有効成分を水溶液、又は焼酎などのアルコール飲料水を使用して抽出した飲料水、又は焼酎などのアルコール飲料水を製造することも、本発明の目的とすることである。 また、柑橘類の果実の袋(果肉を包む薄皮)、果実の種、及び果実の種の殻、特に、果実の袋(果肉を包む薄皮)には、ガンの発生原因とされている活性酸素の発生を抑える抗酸化物質が多量に含有されているとされている。 さらに、人参、トマト、及びその他の野菜を使用して、人参ジュース、トマトジュース、及び野菜ジュースなどのジュースを製造する過程にて発生する、ジュースを搾ったあとの、人参、トマト、及びその他の野菜を搾ったあとの滓の再利用方法としては、水溶液、又は焼酎などのアルコール飲料水を使用して、人参、トマト及びその他の野菜からジュースを搾ったあとの滓が含有している人体にとって有益な抗酸化物質を抽出した、飲料水、又は焼酎などのアルコール飲料水を製造することも、本発明の目的とするところである。 また、種をぬいた乾燥果実を製造する過程、及び種をぬいた果実の缶詰、及び種をぬいた果実のジュースを製造する過程にて発生する果実の種は、全て廃棄処分されているのが、現在の状況である。 しかし、現在、廃棄処分している、乾燥果実、果実の缶詰、及び果実のジュースを製造する過程にて発生する、果実の種、及び果実の袋(果肉を包む薄皮)の内部には、人体にとって有益な抗酸化物質などが多量に含有されている。 特に、果実としては、梅、プルーン、李、もも、杏、梨、リンゴ、ビワ、及び柚などの柑橘類の、果実の種の内部には、人体を活性化させる有益な抗酸化物質が多量に含有されている。 そこで、現在、廃棄処分されている、果実の種、及び果実の袋(果肉を包む薄皮)を、極く小さく粉砕して、水溶液、又は焼酎などのアルコール飲料水を使用して、果実の種、及び柑橘類などの果実の袋(果肉を包む薄皮)が含有している、人体にとって有益な物質を、多量に抽出した飲料水、及び焼酎などのアルコール飲料水を製造することも、本発明の目的である。 さらに、梅の木の幹を、魚、又は肉などを燻製にするときに使用する、smoking chipとして使用するsmoking chipのように、梅の木の幹を小さく粉砕したあと、pH濃度を8,5前後としたアルカリ性の水溶液、又は焼酎などのアルコール飲料水を入れた溶液の内部に入れて、梅の木の幹が含有している成分を抽出すると、下記に記載している、梅の実の部分の成分と、梅の実の種(仁)と、種の殻が含有している、梅の実の種(仁)の成分であるアミグダリン(ビタミンB17)と、梅の種の殻が含有している抗酸化物質の一種であるリオニレシノールが、梅の木の幹を小さく粉砕して抽出した水溶液中、又は焼酎などのアルコール飲料水の内部に抽出されていることが判明した。 また、上記にて説明をした、梅の実の部分の成分とは、下記に記載の成分のことである。 1、5−ヒドロキシメチルフルフラール(HMF) 2、カルシウム 3、リン 4、鉄分 5、マグネシウム 6、亜鉛 7、クエン酸 8、青酸(シアン) 9、クロロゲン酸 10、 カテキン 11、 アミグダリン(ビタミンB17) 12、 リオニレシノール さらに、リンゴの木の幹のエキスからは、リンゴの実が含有している成分と、全く同じ下記の成分が抽出された。 1、タンニン酸 2、カリウム 3、カルシウム 4、リン 5、カロチン(ビタミンA) 6、ビタミンC また、梨の木の幹のエキスからは梨の実が含有している成分と、全く同じ下記の成分が抽出された。 1、カリウム 2、アスパラギン酸 3、タンニン酸 4、クエン酸 5、リンゴ酸 上記にて説明をした、梅、リンゴ、及び梨の木の幹に含まれている成分が、梅の実、リンゴの実、及び梨の実に含まれている成分と一致するということは、梅の実、リンゴの実、及び梨の実などの、果実の栄養分を構成している、果実の栄養分である有機物を合成している場所は、植物の根、及び根の部分にて、カリウム、カルシウム、リン、鉄分、マグネシウム、亜鉛、などの無機物を吸収して、植物は根、及び根の部分にて、無機物から有機物を合成していると判断することが出来ることになった。 現在の学説では、植物が有機物を合成する場所としては、植物が光合成を行う場所である、植物の葉である、緑色で光合成を営む栄養器官にて、根から吸収した無機物を使用して、植物は葉、又は葉の部分にて有機物を合成しているというのが、現在の学説である。 梅、リンゴ、シナモン、及び梨の木の幹の成分を分析した結果判明したことは、梅の実、リンゴの実、及び梨の実が含有している糖分である、炭水化物は、梅、リンゴ、及び梨の木の幹の成分には、全く、又はほとんど含有されていないことが判明した。 植物、木を含む全ての植物は、基本的には植物の葉が太陽光線、特に青い光の線の波長を使用して光合成を行い、植物が必要とするエネルギー、すなわち糖分を含む、炭水化物の合成はしているけれども、有機物の合成は、植物、木を含む全ての植物の葉の部分においては、有機物の合成は行われていないと判断することが出来る。 結論として、木の幹に多量に、有機物が存在するということは、植物、及び木が有機物を合成している場所は、木を含む全ての植物は、根、及び根の部分にて有機物を合成している場所と判断することが出来ることになった。 また、本発明を使用することにより、例えば、梅の実を、梅の殻が付いている状態の丸ごと、極く小さく粉砕したあと、水溶液、又は日本酒、焼酎などのアルコール飲料水を使用して水溶液中、又はアルコール飲料中、又はアルコール溶液中に、梅の実の成分と、梅の種の仁を含む殻の内部に存在する有効成分を、水溶液中、又はアルコール飲料中に抽出したあとの水溶液、又はアルコール飲料水を、飲料水とするか、又はアルコール飲料水とするか、又は濃縮してペースト状とした健康食品とするか、又は医薬品の原材料の素材とすることが出来ることになった。 さらに、現在、廃棄処分されている、梅の種だである、種を構成している仁を含む殻である種だけを丸ごと極く小さく粉砕をして、水溶液、又は日本酒、焼酎などのアルコール飲料水を使用して水溶液中、又はアルコール飲料中に、梅の種だけの成分である、仁を含む殻だけの内部に存在する有効成分を、水溶液中、又はアルコール飲料中、又はアルコール溶液中に抽出したあとの水溶液、又はアルコール飲料水を、飲料水とするか、又はアルコール飲料水とするか、又は濃縮してペースト状とした健康食品とするか、又は医薬品の原材料の素材とすることが出来ることになった。 また、銀杏、カシューナット、胡桃、落花生、マカーデミアンナット、トウモロコシ、籾(もみ)である殻が付いている米、殻が付いている麦、団粟、菱(ヒシ)、及び粟などの植物、又は木が子孫として残して、発芽することが出来る状態、すなわち、生きている状態である、例えば、銀杏の実であれば、銀杏の実と、銀杏の実を保護している殻を、丸ごと、極く小さく粉砕をして、水溶液、又は日本酒、焼酎などのアルコール飲料水を使用して水溶液中、又はアルコール飲料中、又はアルコール溶液中に、銀杏の殻を含む銀杏の実の内部に存在する有効成分を、水溶液中、又はアルコール飲料中に抽出したあとの水溶液、又はアルコール飲料水を、飲料水とするか、又はアルコール飲料水とするか、又は濃縮してペースト状とした健康食品とするか、又は医薬品の原材料の素材とすることが出来ることになった。 さらに、上記にて説明をしたことは、梅の実であれば、梅の実の仁を保護している殻の内部にもリオニレシノールなどの、梅の木が子孫として残して、梅の木が増殖するための重要な成長因子が存在していることが判明した。 また、梅の実の仁を保護している殻と同じく、銀杏、カシューナット、胡桃、落花生、マカーデミアンナット、トウモロコシ、籾(もみ)である殻が付いている米、殻が付いている麦、団粟、菱(ヒシ)、及び粟などの殻である表皮にも、重要な成長因子が存在することが判明したので、実と殻を同時に、極く小さく粉砕して、水溶液、又は、アルコール飲料水、又はアルコール水溶液を使用して有効成分を抽出することにした。 さらに、梅の殻、銀杏の殻などの殻、及び実の成分を抽出する場合、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)などを使用して、PH濃度が7.0から9.0前後のアルカリ性の水溶液、又はアルカリ性のアルコール飲料水、又はアルカリ性のアルコール水溶液を使用すると、より一段と、梅の殻、銀杏の殻などの殻、及び実の有効成分を抽出することが容易に出来ることが判明した。 また、基本的には、梅、プルーン、李、杏子、梨、リンゴ、桃、サクランボ、柿、無花果(イチジク)、ブドウ、パイナプル、アボガド、バナナ、ニンジン、トマト、ピーマン、ナスビ、キューリー、ブロッコリー、カリフラワー、ピーマン、キャベツ及びビア、又は柚、ミカン、オレンジ、レモン、ライム、キンカンなどの柑橘類を、実と種とを丸ごと粉砕して、特に、果実の種が含有している、果実が発芽するのに必要な成長因子の、おもな主成分を抽出して、ジュースなどの飲料水、水溶液、アルコール飲料水、アルコール水溶液を使用して抽出した、果実が発芽するのに必要な成長因子を濃縮した、人体にとって有益な物質を抽出することを、本発明の目的とする。 さらに、果実、殻を含む銀杏などの植物、木の種から抽出した有効成分の利用方法としては、飲料水、アルコール飲料水、及び医薬品を製造することを目的とした原材料を目的としている。 また、本発明の主たる目的とすることろは、例えば、梅の種の殻、アボガドの種の殻、リンゴの種の殻、梨の種の殻、桃の種の殻、柿の種の殻、ブドウの種の殻、イチジクの種の殻、石榴(ザクロ)の種の殻、及び通草(アケビ)などの種の殻が含有している、人体にとって有益な有効成分を抽出することを目的としている。 さらに、例えば、現在、廃棄処分されている、銀杏の実の殻には、イチョウの木の葉に含まれている、フラボノイド、及びギンコライドが高純度で含有されていることを発見した。 また、梅の実の殻、及び銀杏の実の殻などが含有している有効成分には、梅の木、及びイチョウの木などが子孫を残すための重要な、成長因子、及び、遺伝情報が、殻の成分に含まれていると判断することが出来た。 そこで、本発明の目的としては、いろいろな植物の実の殻、及びいろいろな木の実の殻が含有している、人体にとって有益な物質を抽出することを目的とすることにした。 本発明は、果実の実、果実の種の殻、植物の茎、木の幹、特に種々雑々な果実の種の殻が含有している成長因子である、人体にとって有益な活性酸素の発生を抑圧する抗酸化物質を抽出した飲料水、アルコール飲料水、又は健康食品、又は医薬品の原材料を抽出することを可能とした製造方法。 梅の実、及び梅の種を丸ごと、ミンチなどを使用してこなごなに、微小に粉砕した、梅の実と、梅の種も丸ごと微小に粉砕した、ドロドロ状態の溶液を、アルコール飲料水である焼酎、ウォッカ、ウィスキー、及びホワイトリカーなどのアルコール飲料水を使用して、梅の実と、梅の種の成分を抽出したあとの、ドロドロ状態のアルコール飲料水を、濾過膜を使用して濾過したアルコール飲料水、及びその製造方法。 請求項1記載の製造方法による、梅、プルーン、李(すもも)、杏子(あんず)、梨、及び、ビワなどの果実の仁を含む種から有効成分を抽出した飲料水、又はアルコール飲料水、及びその製造方法。 請求項1、及び請求項2記載の製造方法による、飲料水、及びその製造方法。 請求項1、2、及び3記載の梅の実と、梅の種も丸ごと微小に粉砕した状態の溶液を、濾過膜を使用して濾過していない状態の溶液を使用して製造した飲料水、又はアルコール飲料水、及びその製造方法。 請求項1、2、3、及び4記載の青梅、生梅、及び塩分、又は砂糖などの糖分を使用して漬けた梅干しを、梅の実と、梅の種も丸ごと微小に粉砕した溶液を使用して製造した飲料水、又はアルコール飲料水、及びその製造方法。 請求項1、2、3、4、及び5記載の飲料水、及びアルコール飲料水を製造する過程で、赤じそ、又は青じそなどの紫蘇、又は紫蘇の成分を添加した飲料水、又はアルコール飲料水、及びその製造方法。 【課題】ホワイトリカーなどの果実酒を使用して、果実酒を作る場合、果実である、例えば、梅、プルーン、李、もも、杏子、サクランボ、及びビワなどの果実を、ホワイトリカーなどの果実酒の中に、果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出しているが、果実の種の内部に存在する有効成分を抽出することはできない。【解決手段】果実酒の中に、梅などの果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出しても、梅の種の殻が厚いため、梅の種、及び梅の殻の内部に存在する、梅の仁の有効成分を抽出することは不可能である。そこで、梅の実と、梅の種と、梅の殻を、丸ごと粉砕して、梅の実である仁の有効成分であるアミグダリン(ビタミンB17)と、梅の実の種の殻が含有している、抗酸化物質の一種であるリオニレシノールなどの有効成分を抽出することにした。【選択図】 なし


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