タイトル: | 公開特許公報(A)_職権入力 |
出願番号: | 2004332440 |
年次: | 2006 |
IPC分類: | C12G 3/02,C02F 1/68,C12G 3/04,C12G 3/12,C12H 1/14,A23L 2/52,A23L 2/00 |
長浦 善昭 JP 2006109830 公開特許公報(A) 20060427 2004332440 20041018 職権入力 長浦 善昭 590005195 長浦 久美子 501125002 長浦 善一郎 501125035 長浦 善昭 C12G 3/02 20060101AFI20060331BHJP C02F 1/68 20060101ALI20060331BHJP C12G 3/04 20060101ALI20060331BHJP C12G 3/12 20060101ALI20060331BHJP C12H 1/14 20060101ALI20060331BHJP A23L 2/52 20060101ALI20060331BHJP A23L 2/00 20060101ALI20060331BHJP JPC12G3/02 119ZC02F1/68 510BC02F1/68 510CC02F1/68 520CC02F1/68 520DC02F1/68 530AC02F1/68 540ZC12G3/04C12G3/12C12H1/14A23L2/00 FA23L2/00 VA23L2/00 T 7 書面 14 4B015 4B017 4B028 4B015AG17 4B015CG17 4B015GG15 4B015LH11 4B015LP01 4B015LP02 4B015MA04 4B015NB01 4B015NB02 4B015NG14 4B015NP07 4B015NP08 4B017LC03 4B017LC05 4B017LE10 4B017LK01 4B017LL09 4B017LP18 4B028AC15 4B028AG07 4B028AP30 4B028AS03 4B028AT08 発明の詳細な説明 酸性、及び中性の飲料をアルカリ性飲料とした飲料水、また、アルコール飲料水 本発明は、飲料水、お茶、コーヒー、ココア、紅茶などの飲料水、また、コーラ、サイダー、ラムネなどの、炭酸飲料水の、飲料水をアルカリ性飲料水とした飲料水に関する。また、その製造方法に関する。 本発明は、酸性のアルコール飲料水を、人体に優しいアルカリ性アルコール飲料水としたアルコール飲料水に関する。また、その製造方法に関する。 従来においては、赤葡萄酒以外の、ビール、日本酒などの醸造酒、及びウイスキー、ウオッカ、ラム酒、焼酎などの蒸溜酒は、全て酸性のアルコール飲料水である。 例えば、日本茶、コーヒー、紅茶、烏龍茶、及び炭酸水の、PH濃度は、約6である。また、焼酎は甲類、及び乙類共に、PH濃度は、約4から6である。また、ウイスキーの、PH濃度は、約5である。また、ビール、コーラ、日本酒、及びラム酒の、PH濃度は、約4である。また、フランス製の、エビアンというミネラルウオーターの、PH濃度は、約7.5で、このエビアンだけが、弱アルカリ性の飲料水である。 例えば、酸性度のPH濃度が、約4と酸性度が強いビールを飲みすぎると、人体の酸性値が高くなり、結果として、痛風などの病気を併発する。 また、人体の酸性値が高くなると、いろいろな病気が、おこるとされている。 人間の体内は、酸性に保つよりも、アルカリ性に保つほうが、病気になりにくいとされている。人体をアルカリ性に保つためには、第1に、アルカリ性の食品を食べる。第2に、アルカリ性の飲料水を飲む。第3に、アルカリ性のアルコール飲料水を飲む。 上記の内、第2番目の、アルカリ性の飲料水を飲むには、通常、井戸水、雨水などは、ほぼ中性に保たれているが、近年、酸性雨の影響により、地方、及び国々により異なるけれども、弱酸性水の地方、及び国々が多くなっている。この酸性雨の影響は、地球的規模で、切実な大問題である。この酸性雨問題を解決して、人体に優しい飲料水を提供するのが、当発明の目的である。 上記の内、第3番目のアルコール飲料水の中で、赤葡萄酒以外は、全ての、ビール、日本酒などの醸造酒、及びウイスキー、ウオッカ、ラム酒、焼酎などの蒸溜酒は、酸性のアルコール飲料である。この酸性の、飲料水、炭酸飲料水、及びアルコール飲料水などを、アルカリ性の、飲料水、炭酸飲料水、及びアルコール飲料水とすることを目的とする。 特に、酸性度が高い、ビール、日本酒、ラム酒、コーラなどの、PH濃度が、約4と酸性度が高い飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水を、いくら飲んでも、痛風などにならない、ビール、日本酒、ラム酒、ウイスキー、ウオッカ、焼酎などを提供することを目的とする。 前記目的を達成するため、本発明の構成は、飲料水、お茶、コーヒー、ココア、紅茶などの飲料水、また、コーラ、サイダー、ラムネなどの炭酸飲料水を製造する製造工程の段階で、石灰岩(石灰石)を使用して濾過するか、又は、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤(添加剤)を使用して、飲料水を製造するための原料水の、PH濃度をアルカリ性としたあと、アルカリ性の飲料水を製造するか、又はお茶、コーヒー、ココア、紅茶などの飲料水、また、コーラ、サイダー、ラムネなどの炭酸飲料水、又はビール、日本酒、焼酎などのアルコール飲料水の製造工程が終了した段階にて、石灰岩、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を使用して、PH濃度をアルカリ性とした飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水とする。 また、酸性の飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水を、アルカリ性の飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水にするための中和剤(調節剤)としては、石灰(生石灰、消石灰)以外の成分としては、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどを、直接に添加して、PH濃度をアルカリ性としてもよい。 ただし、石灰岩、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を使用して、PH濃度を、アルカリ性に調節した飲料水、及び炭酸飲料水は、中性物質の活性炭などで濾過するとよい場合もある。 また、蒸溜酒である、ウイスキー、ウオッカ、ラム酒、焼酎などの、蒸溜酒は、蒸溜する前の段階である、発酵工程が終了した段階の、原料溶液の中に、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入して、原料溶液のPH濃度を、アルカリ性に調節したあとの原料溶液を、蒸溜すると、アルカリ性の、ウイスキー、ウオッカ、ラム酒、焼酎などが出来る。 また、蒸溜したあとの、蒸溜酒に、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を、直接に混入して、PH濃度を調節して、アルカリ性の、ウイスキー、ウオッカ、ラム酒、焼酎などとしてもよい。 また、石灰(生石灰、消石灰)以外の成分としては、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどの中和剤を、蒸溜したあとの蒸溜酒に直接に添加して、酸性のウイスキー、ウオッカ、ラム酒、焼酎などの蒸溜酒を、アルカリ性のアルコール飲料水としてもよい。 また、ビール、日本酒、白ワインなどの醸造酒は、大麦、米などの穀類を蒸して、麹カビ、又はその他の菌類を使用して発酵させて、醸造したあと、この醸造した段階の、酸性の醸造酒に、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入して、PH濃度をアルカリ性に調節するか、または、大麦、米などの穀類を蒸すときに使用する水を、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を使用して、PH濃度をアルカリ性に調節した水を使用して、大麦、米などを、洗い晒したあと、さらに、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を使用して、PH濃度をアルカリ性に調節した水溶液を使用して、大麦、米などの穀類を蒸したあとの、大麦、米などの穀類を使用して、醸造すると、アルカリ性のビール、日本酒などの醸造酒が出来る。 また、従来の製造工程が終了した段階の、酸性度の、PH濃度が、約4と強いビール、日本酒、白ワインに、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシュウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどを、直接に添加して、酸性のビール、日本酒、白ワインなどの醸造酒を、アルカリ性の醸造酒としてもよい。 また、石灰(生石灰、消石灰)を溶解させた水溶液を、蒸溜機を使用して蒸溜した水溶液の、PH濃度は、アルカリ性の水溶液となっている。この石灰(生石灰、消石灰)を溶解させた水溶液を、蒸溜機を使用して蒸溜したあとの水溶液の、PH濃度は、弱アルカリ性の水溶液である。この弱アルカリ性の水溶液を、このまま使用するか、又は濃縮して、酸性飲料である、日本茶、コーヒー、紅茶、烏龍茶、炭酸水、焼酎、ウイスキー、ビール、コーラ、日本酒、ウオッカ、及びラム酒などの酸性飲料を、アルカリ性とするための、PH濃度を調節する、調節剤(中和剤)として使用してもよい。 上記のような工程にて製造された、PH調節剤は、純粋な石灰(生石灰、消石灰)の成分だけである利点がある。 次に、下記の実験結果を報告する。PH濃度が酸性、中性、アルカリ性である、雨水、地下水、又は濾過しても、水質が良好とならない、水溶液の水質を、良好とする手段としては、雨水、地下水、又は水質の悪い水溶液に、石灰(生石灰、消石灰)の成分を混入して、PH濃度が12.9前後の強アルカリ性とした、雨水、地下水、又はその他の水溶液を、蒸溜機を使用して蒸溜すると、人体の体液に、最も優しい、PH濃度が7.35くらいの、カルシュウムイオンが混入している、旨くて、安全な飲料水を製造することが出来ることが判明した。 本発明では、石灰(生石灰、消石灰)の成分を使用して、原料溶液のPH濃度を、アルカリ性としたあとの、発酵工程が終了した原料溶液を、蒸溜する説明をしているけれども、原料溶液のPH濃度を、アルカリ性とするための物質は、毒性がない物質で、水溶性の物質で、搾り滓が有効利用できるような物質で、価格が安い物質であればよいので、原料溶液のPH濃度をアルカリ性とするための物質は、石灰(生石灰、消石灰)の成分以外の物質でもよい。 例えば、石灰(生石灰、消石灰)の成分を、工業的に精製した、水酸化カルシュウム(Ca(OH)2)を中和剤として使用するか、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を中和剤として使用するか、又は塩化ナトリウム、塩化カリウムなどを中和剤として使用して、PH濃度が酸性の、飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水を、アルカリ性とするための、中和剤として、出来上がった製品である、飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水に、直接に添加して使用してもよい。 また、ビール、日本酒などの、醸造酒を製造する場合も、上記内容と同じである。 石灰(生石灰、消石灰)、又は石灰の成分を、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、及びラム酒などの製造工程にて使用すると、搾り滓の中にも、当然、石灰(生石灰、消石灰)の成分が混入しているので、搾り滓も、アルカリ性となっている。石灰(生石灰、消石灰)、又は石灰の成分を、発酵工程が終了した原料溶液に混入することにより、アルカリ性の搾り滓を、肥料としてみた場合、大変に貴重な、アルカリ性の肥料となる。 本来、石灰(生石灰、消石灰)は、酸性の土壌を、アルカリ性の土壌に改良するための、土壌を改良するための、改良剤として、多量に使用されている。 本発明によれば、大麦、トウモロコシ、サトウキビ、米、サツマイモなどの、穀類を蒸して、麹カビ、又はその他の菌類を使用して醸造したあと、この醸造した段階の、酸性の醸造酒に、人体にとっては、全く毒性がない石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入して、PH濃度をアルカリ性としたあと、蒸溜機(アランビック、又は通称ランビキ)にて、蒸溜して、アルカリ性アルコール飲料水とする。本発明の製造工程は、従来の製造工程と、全く同じ蒸溜機を使用して、蒸溜するので、極く安いコストにて、人体に、優しいアルカリ性アルコール飲料水となる。 また、ビール、白ワイン、及び日本酒などの醸造酒の場合は、発酵工程が終了した段階の、原料溶液の中に、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又は石灰の成分を、石灰から抽出した、PH濃度をアルカリ性とする、PH濃度を調節するための、調節剤、又はその他の中和剤を混入したあと、原料溶液を搾って、ビール、白ワイン、及び日本酒を製造する工程とすると、アルカリ性の、ビール、白ワイン、及び日本酒が出来ることになる。 また、ビール、白ワイン、及び日本酒などの醸造酒の、原料溶液を搾って、最終製品となった、ビール、白ワイン、及び日本酒などの醸造酒に、中和剤を添加して、アルカリ性の醸造酒としてもよい。 健康な人間の血液はPH濃度が7.35くらいで、血液以外の体液も、同程度の弱アルカリ性に保たれている。 本考案は、人間が飲む、飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水のPH濃度を、人間の血液と同じ、PH濃度の7.35くらいに、中和剤を使用して調節した、飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水を提供することにより、痛風などになりにくい効果がある、弱アルカリ性のコーラ、ビールなどの飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水を提供することができる。 下記のような、蒸溜酒を蒸溜する実験を行なったので、実験結果を報告する。大麦と、大麦酵母を使用して醸造した、醸造が終了した段階の、醸造酒(原料溶液)の、PH濃度が7.18であった。このPH濃度が7.18の原料溶液の、PH濃度を、石灰(生石灰、消石灰)の成分を混入して、PH濃度を、強アルカリ性濃度である、12.2まで上げたあと、このPH濃度が、12.2まで上げた、発酵が終了した、強アルカリ性の原料溶液を、蒸溜機を使用して、蒸溜したあとの、蒸溜酒(原酒)の、PH濃度は7.8であった。 この実験結果から判明したことは、発酵が終了した段階である、蒸溜する前の工程の、原料溶液の内部に、石灰(生石灰、消石灰)の成分を混入して、強アルカリ性とした、PH濃度が12.2の原料溶液を蒸溜すると、蒸溜された蒸溜酒である、原液(焼酎)の内部に、極く微量の石灰(生石灰、消石灰)の成分が、原液(焼酎)の成分と一緒に、蒸溜されて混入されたがために、このPH濃度が7.8という、弱アルカリ性の蒸溜酒である、焼酎の原液が出来たことが、上記の実験結果にて確認できた。 上記の実験結果からいえることは、原料溶液の内部に、より一段と多くの、石灰(生石灰、消石灰)の成分を混入して、一段と強アルカリ性とした原料溶液を、蒸溜すれば、より高い、PH濃度の蒸溜酒である焼酎が出来ることを示唆している。 上記のことから、原料溶液に混入する石灰(生石灰、消石灰)の成分の、割合の比率により、蒸溜された蒸溜酒である、焼酎などのPH濃度を決定することが出来ることになった。 蒸溜された段階の蒸溜酒である原液(焼酎)の、アルコール度数は、原液の場合、40°前後で出来上がる。このアルコール度数が、40°前後で出来上がった、蒸溜酒である原液の焼酎を、通常、20°、及び25°のアルコール度数の焼酎として出荷するために、地下水などを使用して割水する。この割水に使用する、割水のPH濃度を考慮して、最適の、蒸溜段階の原酒のPH濃度を決めて製造すればよいことになる。 ということは、現在の地下水は、地方により異なるけれども、酸性雨などの影響により、地下水のPH濃度は、7.0以下の酸性値のところが多くなっている地方が多い。 この割水に使用する、地下水のPH濃度を考慮して、原料溶液に混入する、石灰(生石灰、消石灰)の成分の割合を決めて蒸溜して、蒸溜酒である、原液のPH濃度を、例えば、8.0位のアルカリ性の原液の蒸溜酒である焼酎を製造したあと、割水を使用して、アルコール度数が、20°、及び25°の焼酎を製造する工程とすれば、例え、割水に使用する地下水が、酸性であっても、人間の血液、体液のPH濃度である、7.35前後の弱アルカリ性の蒸溜酒である、焼酎を製造することが出来ることになる。 上記にて説明した製造工程は、焼酎を製造する工程を、説明したけれども、割水を使用しない蒸溜酒である、ウイスキー、ウオッカ、ラム酒、ブランデー、テキーラなどは、蒸溜したあとの蒸溜酒のPH濃度が、人間に優しい、PH濃度が7.35位になるような比率に、原料溶液の内部に、石灰(生石灰、消石灰)の成分を混入して、原料溶液を、強アルカリ性濃度としたあと、蒸溜機を使用して蒸溜すれば、人体に優しい、PH濃度が、最適の、7.35前後の、ウイスキー、ウオッカ、ラム酒、ブランデー、テキーラなどが出来ることになる。 石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシュウム(Ca(OH)2)が水溶液中に溶解する溶解量は、100ml中に0.15gしか溶解しない。 炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)が水溶液中に溶解する溶解量は、100ml中に8.8gが溶解する。 蒸溜する前の、発酵工程が終了した原料溶液の、PH濃度を強アルカリ性とするための添加剤としては、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシュウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、酸化ナトリウム、塩化カリウムなどの複数の、添加剤を、原料溶液の内部に、一緒に混入すると、それぞれの溶解量に応じて、水溶液中に、それぞれの添加剤が溶解するので、強アルカリ性の原料溶液を作ることが出来る。 単体で水溶液中のアルカリ濃度を、強アルカリ性にするのには、それぞれの添加剤の、溶解量に限界があるので、強アルカリ性の水溶液を作るのには、複数の添加剤を使用するとよい。 この複数のアルカリ性とするための添加剤を混入して、強アルカリ性とした原料溶液を、蒸溜機を使用して蒸溜すると、一段とアルカリ性のPH濃度が強い蒸溜酒である、焼酎の原液である、蒸溜酒を製造することが出来る。 水酸化カルシュウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、酸化ナトリウム、塩化カリウムなどの、複数の添加剤を、原料溶液の内部に混入して、蒸溜することにより、極く微量ではあるが、蒸溜された蒸溜酒の内部に、人体に優しい、カルシュウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオンなどが含まれた、アルカリ性の蒸溜酒である焼酎が出来ることが判明した。 次に、市販されている、ある銘柄の、PH濃度が7.18の焼酎を、再度、蒸溜機を使用して、蒸溜した実験結果を、下記に報告する。PH濃度が7.18の、ある銘柄の焼酎を、再度、蒸溜機を使用して蒸溜した、PH濃度は、7.18であった。 上記の実験結果が意味していることは、上記の 、及び にて報告している実験結果にて出来た蒸溜酒である焼酎の成分の中には、石灰(生石灰、消石灰)の成分が、焼酎である蒸溜酒が、蒸溜されるときに、蒸溜酒と一緒に、蒸溜されているという結果を証明したことになる。 さらに、上記のことから、原料溶液に、複数の添加剤を混入する割合の比率によっては、蒸溜したあとの原液のPH濃度を、任意のアルカリ性のPH濃度とすることが出来た。 次に、例えば、一般に市販されている、鹿児島県串木野市西薩町17−7の、濱田酒造(株)が製造販売している、原材料名が、麦・麦麹の、長期間貯蔵焼酎の、アルコール度数が麦25°で、容量は720mlの、商品名が隠し蔵の、PH濃度は4.70である。 この容量が720mlの、商品名が隠し蔵の、PH濃度が4.70の樫樽仕込みの、長期間貯蔵焼酎に、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を中和剤として、0.2g添加すると、4.70であったPH濃度が、7.43に変化した。 この濱田酒造(株)が製造販売している、原材料名が、麦・麦麹の樫樽仕込みの、長期間貯蔵焼酎のアルコール度数が25°で、容量が720mlの、商品名が隠し蔵に、0.2gの炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を中和剤として、添加した結果、下記のことが判明した。 ▲1▼樽の成分と、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)が化学反応を起こして、より一段と、樫樽の香りが強烈になった。 ▲2▼樫樽の成分と、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)が化学反応を起こした結果、樫樽の色素の成分が、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)と化学反応を起こして、樫樽の色素の色合が、一段と濃くなって、琥珀色となった。 ▲3▼さらに、4.70であったPH濃度を、7.43に変化させることにより、口当りがマイルドでソフトな風味の焼酎となった。 上記の現象、すなわち、樫樽仕込みの、長期間貯蔵焼酎に、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を、極く僅か、720mlに対して、0.2gの炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を添加することにより、樫樽の香りと、樫樽の色素の溶解の化学反応が、数段と促進される現象は、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)以外の物質、例えば、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又はその他のナトリウム、カルシウム、カリウムなどの、ミネラル成分を添加剤として使用しても、樫樽の香りと、樫樽の色素、風味などが、数段と化学反応が促進される現象が起こることが判明した。 上記のことから、焼酎以外の蒸溜酒である、大麦、麦が原材料であるウイスキー、サトウキビが原材料であるラム酒、トウモロコシが原材料であるバーボンなどの、樫樽、又はその他の木材を使用して、長期間貯蔵する蒸溜酒に関しても、極く僅かの、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などの、ミネラル成分を添加剤として使用することにより、樫樽の香りと、樫樽の色素が、数段と化学反応が促進される現象が起こることを確認した。 上記の実験結果から、樫樽を使用して、長期間貯蔵したあとの、焼酎、ウイスキー、ラム酒、バーボンなどの蒸溜酒の中に、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などの添加剤を入れるか、又は長期間貯蔵する前の段階の蒸溜酒の中に、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又は水酸化カルシウム(Ca(OH)2)を、極く僅か混入すると、樫樽の香り、樫樽の風味、特に樫樽の色素を発色させて、琥珀色に変化させる発色剤として使用することが出来ることを発見した。 特に、樫樽などの木材の成分の色素を、より一段と、発色させる色素の発色剤として使用することが出来ることと、PH濃度を、人体に優しい7.35前後に調節する添加剤として、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などのミネラル含有物質を使用すると、より一段と、商品価値が高い、焼酎、ウイスキー、ラム酒、バーボンなどの蒸溜酒が出来ることが判明した。 上記の現象である、蒸溜酒などの原酒を、樫樽などの、木材で出来ている樽を使用して、長期間貯蔵する場合、蒸溜酒を長期間貯蔵する前、又は蒸溜酒を長期間貯蔵したあと、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などの、ミネラル含有物質を添加剤として使用すると、樫樽などの、木材の成分と、化学反応が還元作用により促進して、香り、色合、風味が、一段とよくなる。 上記の現象と、全く同じことが、芋焼酎の原酒を、長期間貯蔵するための、土で出来ている、甕(かめ)仕込みの場合にも、蒸溜酒を長期間貯蔵する前か、蒸溜酒を長期間貯蔵したあと、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などを、中和剤として、添加することにより、上記の場合と同様に、芋焼酎の香りと、芋焼酎、独特の色合と、風味を、より一段と引き出すことが出来ることが判明した。 上記の現象である、樫樽の成分、又は土で出来ている甕(かめ)の成分と、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又は水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などの添加物が反応する、化学反応は化学的には還元作用が起こり、蒸溜酒である、焼酎の原酒が熟成される速さが加速されることが確認できた。 還元作用とは、酸素化合物が酸素を失うこと、あるいは、ある物質が、水素を得ることが還元作用である。 上記の現象は、例えば、現在市販されている、長期間貯蔵の焼酎とは、焼酎の原酒を、樫樽に入れて、3年間以上、寝かせて貯蔵した、焼酎の原酒のことであるが、この3年間、樫樽に入れて寝かせた焼酎の原酒の香りと、色合いは、極く薄い樫樽の香りと、色合いの色素が、溶解している程度の焼酎のことである。 この3年間以上、樫樽に入れて、寝かせた焼酎の原酒に、極く微量の、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又は水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などの添加物を加えると、香りと、色合いが、一気に変化して、香りと、色合が、強烈に変化する。 この上記の現象の変化は、特に、色合が琥珀色に変化するのを見れば、一目暸然である。この色合、及び香りが変化する現象による、風味が格段に良くなる現象の影響は、同様に、樫樽を使用して、長期間貯蔵する、焼酎、泡盛、ウイスキー、ウオッカ、ラム酒、ブランデー、バーボン、テキーラなどの、蒸溜酒の品質向上と、商品価値の向上に、影響を与えることになる。 醸造酒である、日本酒の場合は、例えば、一般に市販されている、白鶴酒造(株)の、蔵搾り純米の、容量が720mlのPH濃度は4.15であった。 この白鶴酒造(株)が製造販売している、PH濃度が4.15の、蔵搾り純米の、容量が720mlに対して、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を、2.17g混入して溶解させると、PH濃度は7.48となった。結果としては、PH濃度が人体の、血液、及び体液とほぼ、同じ人体に優しい、PH濃度の日本酒となった。 炭酸飲料である、例えば、一般に市販されている、商品名がコカ・コーラの場合は、PH濃度は、3.5である。一般に市販されている、容量が500ml入りのボトル、1本に対して、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を、3.0g混入して溶解させると、人体に優しい、PH濃度が7.4となる。 ビールの場合は、例えば、一般に市販されている、キリンビールの商品名が、ラガーの、容量が630ml入りのPH濃度は、4.0である。この容量が630ml入りの、商品名がラガーの、大壜1本に対して、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を、2.5g混入して溶解させると、人体に優しい、PH濃度が7.4となる。 上記の実験にて使用した、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)は、制酸薬として販売されている、日本薬局方の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を使用した。 さらに、濱田酒造(株)が製造販売している、樫樽仕込みの、長期間貯蔵をした焼酎の、商品名が隠し蔵(かくしぐら)、容量が720mlに対して、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を0.2g、0.4g、0.8g、1.6g、3.2g.6.4gと、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)の、混入の割合が異なる、6種類の試作をした。 その結果、コントロールの商品名が隠し蔵の、色合に対して、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を、0.2g、0.4g、0.8g、1.6g、3.2g、6.4gと増加するほどに、段階的に、さらに、一段と、還元作用である、化学反応が進行して、琥珀色から黄金色に変色した。 樫樽仕込みの、長期間貯蔵をした焼酎に、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を増加させて溶解させるほどに、琥珀色から黄金色に発色させる、発色剤として、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を使用することが出来ることが判明した。 さらに、一段と、風味がよくなる利点もある。 隠し蔵、容量が720mlに対して、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を、0.2g、0.4g、0.8g、1.6g、3.2g、6.4gと増加させて、混入して溶解させるほどに、PH濃度は上昇した。 上記の現象は、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)以外の物質である、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどの無機質の物質でも、同様の効果を確認した。 さらに、甕(かめ)仕込みとして販売されている、鹿児島県枕崎市にある、薩摩酒造(株)が製造販売している、原材料がさつま芋で出来ている、商品名が白波の、アルコール度数が25度の焼酎の、PH濃度は7.38である。 次に、福岡県久留米市にある、鷹正宗(株)が製造販売している、原材料名が麦で出来ている、商品名が麦快(ばっかい)の、アルコール度数が25度の焼酎の、PH濃度は6.70である。 商品名が白波の、PH濃度は、人体の血液、及び体液のPH濃度である、7.35とほぼ同じである。 白波以外の、一般に市販されている、甕(かめ)仕込みの、芋焼酎のPH濃度は、ほとんどが、白波のPH濃度と、ほぼ同じ、7.38前後のPH濃度である。 芋焼酎が、現在、大変に高い評価を受けている理由は、PH濃度が7.38前後であることが、大きな理由であると考えてよい。 麦快(ばっかい)以外の、一般に市販されている、麦焼酎のPH濃度は、ほとんどが、麦快(ばっかい)のPH濃度と、ほぼ同じ、6.70前後のPH濃度である。 蒸溜機を使用して、蒸溜したあとの、原酒段階でのPH濃度は、芋焼酎も麦焼酎も、PH濃度は、ほとんど同じ、4.5前後である。 何故に、甕(かめ)仕込みの、芋焼酎と、甕(かめ)仕込みをしない、麦焼酎のPH濃度が異なるかの原因は、甕(かめ)を形成している、赤土、粘土などの原料内部に含まれている成分である、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などの無機質の物質が、芋焼酎の中に、極く微量、溶解することが原因であると、判断することが出来る。 ホーロ(琺瑯)タンクの中に、芋焼酎、麦焼酎を入れて、長期間貯蔵すると、甕(かめ)仕込みの場合ほどの、効果はないが、甕(かめ)仕込みと、同じような効果があるのも、ホーロを形成している、ガラス質の成分である、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、水酸化カルシウムなどの無機質が、芋焼酎、麦焼酎の中に溶解することにより、PH濃度が変化すると、判断することが出来る。 上記のことから、芋焼酎、麦焼酎、米焼酎、そば焼酎、又はその他の原材料を使用して製造をした焼酎の中に、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、水酸化カルシウムなどの、無機質の物質を混入して溶解させることは、長期間甕(かめ)仕込みをすることと、又長期間樫樽仕込みをすることと、又長期間ホーロタンクに入れて、長期間貯蔵することと、全く同じ現象を、極く簡単に、短時間で、再現することであると、判断することが出来る。 濱田酒造(株)が製造販売している、樫樽仕込みの長期間貯蔵した焼酎容量が720ml入りに、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を、0.10g、0.20g、0.40g、0.80g、1.60gと混入して溶解させた。その結果、PH濃度は、下記のようになった。商品名は濱田酒造(株)樫樽仕込み720mlを使用した。 下記の麦も、濱田酒造(株)が製造販売している、麦100%の商品名が900ml入りの伝説を使用した。その結果、PH濃度は、下記のようになった。 次に、鹿児島市にある、山本酒造(株)が製造販売している、芋焼酎100%で、商品名が1800ml入りの蔵神を使用した。その結果、PH濃度は、下記のようになった。 大麦、トウモロコシ、サトウキビ、米、サツマイモなどの、穀類を蒸して、麹カビ、又はその他の菌類を使用して発酵させて、醸造したあと、この醸造した段階の、酸性の醸造酒に、人体にとっては、全く毒性がない石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入して、PH濃度をアルカリ性としたあと、蒸溜機を使用して、蒸溜すると、醸造段階では、PH濃度が酸性であったのが、醸造段階の醸造酒に、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入して蒸溜すると、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤も、醸造酒と一緒に蒸溜されることにより、アルカリ性アルコール飲料水となった蒸溜酒を蒸溜することが出来る工程とする。 また、石灰(生石灰、消石灰)の成分以外の、炭酸水素ナトリウムなどを中和剤として、醸造段階にて使用するか、又は蒸溜酒を蒸溜したあとの蒸溜酒に、水酸化カルシュウム、炭酸水素ナトリウムなどの、中和剤を添加して、アルカリ性の蒸溜酒としてもよい。 大麦、ブドウ、及び米を蒸して、麹カビ、又はその他の菌類を使用して発酵させて、醸造したあと、この醸造した段階の、原料溶液の中に、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入して、酸性の原料溶液のPH濃度を、アルカリ性としたあと、アルカリ性となった、原料溶液を搾って、アルカリ性の、ビール、白ワイン、及び日本酒を製造する工程とする。ただし、ブドウの場合は生のまま使用する。 また、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシウム以外の、炭酸水素ナトリウムなどを中和剤として、醸造段階にて使用するか、又は原料溶液を搾ったあとの醸造酒に、中和剤を添加して、アルカリ性の醸造酒としてもよい。 PH濃度が、酸性、中性、アルカリ性、及び汚染されている、水質が悪い地下水に、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他のアルカリ性の添加剤を混入したあと、蒸溜機を使用して蒸溜した、アルカリ性の飲料水の製造。 酸性の飲料水、コーラなどの炭酸飲料水に、酸性を中和する、石灰(生石灰、消石灰)などの成分、又は炭酸水素ナトリウムなどの、中和剤を添加して、アルカリ性の飲料水、アルカリ性のコーラなどの炭酸飲料水を製造する工程とする。 蒸溜酒などの原酒を、樫樽などの、木材で出来ている樽を使用して、長期間貯蔵する場合、蒸溜酒を長期間貯蔵する前、又は蒸溜酒を長期間貯蔵したあと、炭酸水素ナトリウム、水酸化カルシウムなどを使用して、蒸溜酒を弱アルカリ性とするための、中和剤として添加して、樫樽などの、木材の成分と化学反応を起こさせて、香り、色合、風味を、一段と促進させる。特に、色合いを琥珀色とすることが出来る。 蒸溜酒などの原酒を、土で出来ている、甕(かめ)を使用して、長期間貯蔵する場合、蒸溜酒を長期間貯蔵する前、又は蒸溜酒を長期間貯蔵したあと、炭酸水素ナトリウム、水酸化カルシウムなどを使用して、蒸溜酒を弱アルカリ性とするための、中和剤として添加して、甕(かめ)の成分と化学反応を起こさせて、香り、色合、風味を、一段と促進させる。 本発明は、蒸溜酒である、ウイスキー、ウオッカ、ラム酒、焼酎、泡盛、テキーラ、ブランデーなどの蒸溜酒である、酸性アルコール飲料水を、アルカリ性アルコール飲料水とする製造方法。また、醸造段階、又は醸造酒の段階で、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入した醸造酒の製造方法。また、アルカリ性の飲料水、また、アルカリ性の炭酸飲料水の製造方法。 大麦、トウモロコシ、サトウキビ、米、サツマイモなどの、穀類を蒸して、麹カビ、又はその他の菌類を使用して発酵させて、醸造した段階の、酸性の原料溶液、又は醸造酒に、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の中和剤を混入して、アルカリ性の醸造酒とした、醸造酒。 大麦、トウモロコシ、サトウキビ、米、サツマイモなどの穀類を蒸して、麹カビ、又はその他の菌類を使用して、発酵させて、醸造した段階の、酸性、中性、アルカリ性の原料溶液、又は醸造酒に、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入して、石灰(生石灰、消石灰)の成分、又はその他の中和剤を混入した、酸性、中性、アルカリ性の原料溶液、又は醸造酒、又は蒸溜酒を、蒸溜機を使用して蒸溜した蒸溜酒。 蒸溜酒に、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の中和剤を添加した、アルカリ性の蒸溜酒。 酸性、中性、アルカリ性、及び汚染された雨水、地下水に、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の添加剤を混入して、蒸溜機を使用して蒸留した飲料水。 酸性、中性の地下水、雨水などの飲料水を、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の中和剤を混入して製造したアルカリ性の飲料水。 酸性の炭酸飲料水に、石灰(生石灰、消石灰)の成分である、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の中和剤を混入して製造したアルカリ性の炭酸飲料水。 樫樽などの木材で出来ている樽、又は土で出来ている甕(かめ)などの容器を使用して、蒸溜酒を長期間貯蔵する前か、又は蒸溜酒を長期間貯蔵したあと、香り、色合、風味などの、化学反応を、一段と促進させるために、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又は水酸化カルシウム(Ca(OH)2)などの添加剤を使用する。 【課題】人体に優しい飲料水、炭酸飲料水、アルコール飲料水を提供する。【解決手段】水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の中和剤を混入した、醸造段階の醸造酒の製造方法。また、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の中和剤を混入した、醸造酒を蒸溜機を使用して蒸溜した蒸溜酒の製造方法。また、蒸溜酒に水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の中和剤を添加した蒸溜酒の製造方法。また、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、又は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、又はその他の中和剤を混入して、アルカリ性とした、飲料水、炭酸飲料水、及び醸造酒、蒸溜酒であるアルコール飲料水の製造方法。【選択図】なし