生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_薬学的に上品な局所軟膏に使用するための脂質中に分散した硬化ヒマシ油
出願番号:2003524517
年次:2008
IPC分類:A61K 9/06,A61K 47/12,A61K 47/14,A61K 47/44


特許情報キャッシュ

ジョン,デイヴィッド,ピー. ホブソン,デイヴィッド,ダブリュー. ドゥクエ,ピラー,ピー. JP 4115391 特許公報(B2) 20080425 2003524517 20020729 薬学的に上品な局所軟膏に使用するための脂質中に分散した硬化ヒマシ油 ヘルスポイント,リミティッド 504082003 竹沢 荘一 100060759 中馬 典嗣 100087893 ジョン,デイヴィッド,ピー. ホブソン,デイヴィッド,ダブリュー. ドゥクエ,ピラー,ピー. US 09/945,903 20010904 20080709 A61K 9/06 20060101AFI20080619BHJP A61K 47/12 20060101ALI20080619BHJP A61K 47/14 20060101ALI20080619BHJP A61K 47/44 20060101ALI20080619BHJP JPA61K9/06A61K47/12A61K47/14A61K47/44 A61K 9/00-9/72 A61K 47/00-47/48 A61K 8/00-8/99 A61Q 1/00-99/00 特表平11−507392(JP,A) 特表平07−500117(JP,A) 特表2004−505015(JP,A) 6 US2002023954 20020729 WO2003020203 20030313 2005527468 20050915 8 20040302 ▲高▼岡 裕美 本発明は局所軟膏に使用するための硬化ヒマシ油に関する。 局所医薬組成物はもちろん良く知られている。局所医薬組成物は耐水剤、日焼け止め、皮膚コンディショニング剤、リップクリーム、創傷被覆剤、毛髪ポマードなどとして使用できる。特定の用途の枠を越えて、医薬として満足される局所活性物質に共通しているのは、これらがその活性を働かせるのに充分な時間皮膚の上に留まっていなければならないということ、これらが皮膚を刺激してはならないということ、これらが医薬として上品であると患者に認められなければならないということ又は患者がこれらをあっさりと使用しないことである。当業者は知っているように、「薬学的に上品」とは、患者にとっての感触が良いことを意味する。それは過度に水っぽくても脂っこくてもいけない。それはクリーム性(creaminess) 又は潤滑性にも同様に関係すると言われる。 局所担体システム、とりわけ本来親油性のものについては尽きせぬ改良の要望がある。親油性の局所担体のほとんどは皮膚の上に塗り付けられるとき消費者は蝋が多過ぎるとかべたべたし過ぎると感じる。記載なし。記載なし。 本発明のクリーム/軟膏のユニークな特性の結果、調製品は絞り出し型ディスペンサーから効果的且つ便利に投与され得る。これは望ましい目的である。 従って、広範囲の用途を持ち(即ち、多くの活性薬物にとって有用な)、同時に患者/使用者が医薬として上品であると感ずる局所適用組成物若しくは医薬組成物を調製することが本発明の第一の目的である。 本発明の別の目的は、親油性基剤にとりわけ適応し且つ絞り出し管方式で効果的に送達できる組成物を用いて第一の目的を達成することである。 さらなる目的は、上記の諸目的を、上品さを達成するため高価な化粧品担体システムを使用する必要を無くし価格を合理的なレベルに維持できるように費用効果的な方法で達成することである。 さらなる目的は上記の組成物の目的又は特性のそれぞれを達成する局所軟膏の調製法を提供することである。 上記の目的を達成する方法は以下に述べる本発明の詳細な説明から明らかとなるであろう。発明の概要 親油性基剤、医薬活性物質、及び該基剤中に分散した全組成物の約1重量%から約50重量%までの粉末状の非融解硬化ヒマシ油を用いる局所軟膏医薬組成物。粉末状の非融解硬化ヒマシ油を用いた成果は、硬化ヒマシ油を融解することにより調製した軟膏と比べより優れたきめ(texture)の滑らかさ及びより優れた伸展可能性を持つことが感じられる驚くべき薬学的上品さである。 本組成物を説明するには、ある種の用語を定義することが適当である。「薬学的に上品な」は既に定義した。本明細書及び添付の請求の範囲を通じて使用される「医薬組成物」は、個々の成分がそれ自体薬学的に許容しうる、例えばこれらの成分が局所的に許容しうるものである組成物を定義するものと理解されるべきである。別の言い方をすれば、これらの成分は非刺激性であり、そしてこれらの成分はFDA承認済みであるかGRAS安全リストに載っているかのいずれかである。用語「局所的に活性な薬物」は、無制限であり、耐水性物質、皮膚遮蔽/ 保護薬、皮膚コンディショニング剤、溶媒、生物粘着性物質、にきび治療薬、鎮痛薬、麻酔薬、肛門直腸薬、抗ヒスタミン薬、抗炎症薬、抗生物質、抗真菌薬、抗ウイルス薬、抗微生物薬、抗疥癬薬、シラミ撲滅薬、抗腫瘍薬、抗発汗薬、抗掻痒薬、抗突発性疾患薬、抗脂蝋症薬、生物活性タンパク質及びぺプチド、火傷治療薬、消毒薬(cauterizing agents) 、脱色薬、おむつ負け治療薬、酵素、育毛薬、ケロトリティクス薬(kerotolytics) 、口内炎治療薬、ヘルペス治療薬、歯治療薬、唾液治療薬(saliva actives) 、光線感作性薬、ステロイド類、日焼け止め薬、日焼け止め、疣治療薬、創傷被覆剤、及びレチノール、レチノイン酸、及びレチノイン酸誘導体などの局所的に普通に適用される薬学的に活性な物質を含むものと意図される。このリストは例示であって活性物質に関する制限を示すものではないと理解されたい。 本組成物には、3つの必須の成分がある。第一は親油性の基剤であり、植物油、脂肪酸、グリセリド、又はこれらの反応化合物を含むこれらの組合せの群から通常選択される。従って、例えば、脂肪酸エステル類や脂肪酸アルコール類が含まれる。用語「脂肪」は一般にC8 〜C22などのより高い炭素を指す。適当な植物油には、例えば、ヒマワリ油、ベニバナ油、ヒマシ油、菜種油、トウモロコシ油、バルサム・ペルー油及び大豆油が含まれる。適当な脂肪酸は一般にC8 〜C22の脂肪族モノ−及びジ−カルボン酸である。これらは、例えば、ステアリン酸、オレイン酸、ミリスチン酸などを含む。適当な脂肪酸エステルには、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、中程度の長さの脂肪酸トリグリセリド、中程度の長さの酸プロピレングリコール、ミリスチン酸イソプロピルなどが含まれる。脂肪族アルコールは、セタノール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、などを含む。 親油性基剤の使用量は、全組成物の約20重量%から約99重量%までである。 第二の必須成分は局所的に活性な薬物、即ち換言すれば活性薬物である。適切な活性薬物の範疇はこれまでに列挙されてきた。一般に、活性薬物は全組成物の約0.01重量%から約10重量%までである。 第三の必須成分でありこの新発明の発見がこれに基づいている第三の必須成分は局所軟膏の全体にわたって分散している粉末状の全医薬組成物の約1重量%から約50重量%までの非融解硬化ヒマシ油である。これは該軟膏の特性を劇的に変える。とりわけ、該軟膏はより滑らかでより伸展性に富み、感触としてべたべた感や蝋の感じがより少なく、投与量を絞り出し管から分配するとき効果的に機能する。このことは、非融解硬化ヒマシ油が用いられないとき又はそれが融解しているときには起こらない。 従って、本発明に決定的に重要なことは、硬化ヒマシ油粉末が非融解型であることである。もしそれが融解したならば、それは本発明の所望のクリーム性及び潤滑性を与えない。硬化ヒマシ油はそれ自体知られており、様々な供給源、例えばヘンケルから入手できる。ヘンケルは登録商標CUTINA・HR・NFによってこれを入手可能としており、それを僅かに黄色の微細な流れるように動く粉末と記載している。それは3未満の酸価、180の鹸化値、5.0のヨウ素価、及び160のヒドロキシ値を有し、融解範囲は85℃〜88℃である。さらなる技術的データ及び特性並びに用途については99年7月付けのヘンケルの技術データシートを参照されたい。そのコピーは本明細書の情報開示陳述で提供される。 先に述べたように、この組成物の調製方法は同様に重要である。調製の温度は硬化ヒマシ油の融点より低くなければならず、そして該組成物は高剪断力混合の下で分散することにより調製しなければならない。意外にも、こうすると、親油性脂質基剤の中にマトリックスが形成され、例えば口紅の場合に普通である脂質中に硬化ヒマシ油を単に融解することにより製造される化合物製剤よりもより滑らかで且つより伸展性に富む半固体構造を生ずる。低温プロセスには幾つかの利点がある。高温に曝すと、活性な医薬成分又は防腐剤などの一部の成分が分解されるが、これは低温プロセスでは避けることができる。温度感受性の成分は半固体構造の形成の前に低温で該生産物中に組み込むことができる。植物油を高温に曝すと、とりわけ不飽和油では分解反応や酸化反応が加速され、抗酸化剤の添加の必要が生ずる。加熱や冷却の利用費用は低温プロセスでは節約できる。製造プロセスの時間は低温プロセスで低減できる。高剪断力混合は様々な混合装置で実施可能であるが、特に適当なものは高速分散機型ミキサーである。適当な別のものはロータ/ステータ型乳化機型ミキサーである。満足すべき結果が得られるさらに別のものは高圧型乳化機/ミキサーである。高剪断力混合では、回転高剪断力により単位質量当たり高い力をかけて混合が行なわれることを意味する。これを、遊星型ミキサーやアンカーミキサーなどのより通常の製剤用ミキサー装置とは区別することを意図する。 該組成物は一定の他の成分を同様に含んでもよい。これらには、粘性調節剤、溶媒、界面活性剤、防腐剤、芳香剤、耐水剤、及び皮膚保護剤などが含まれる。 本発明の製剤化に使用するための適当な粘性調節剤(即ち、濃化剤や希釈剤)には、シリカ、微結晶性ワックス、蜜蝋、パラフィン、及びパルミチン酸セチルが含まれるが、これらに限定されない。さらに、これらの粘性調節剤の適当な組合せ若しくは混合物を本発明に従って利用してもよい。 本発明の製剤化に使用するための適切な溶媒には、水、エタノール、ブチレングリコール、ジメチルイソソルビド、プロピレングリコール、イソプロピルアルコール、イソプレングリコール、グリセリン、エトキシジグリコール、Pharmasolve(商標)カーボワックス200、カーボワックス400、カーボワックス600、及びカーボワックス800が含まれるが、これらに限定されない。さらに、これらの溶媒の組合せ又は混合物も本発明に従って使用できる。 本発明の製剤化に使用するための適切な界面活性剤には、サーファクタント190(ジメチコン・コポリオール)、ポリソルベート20(トゥイーン20)、ポリソルベート40(トゥイーン40)、ポリソルベート60(トゥイーン60)、ポリソルベート80(トゥイーン80)、ラウルアミド(lauramide)DEA、コクアミド(cocamide) DEA、及びコクアミド(cocamide) MEAなどの非イオン性界面活性剤、オレイルベタイン及びコクアミドプロピルベタイン(ヴェルヴェテックスBK−35)などの両親媒性界面活性剤、及びホスホリピッドPTC(コクアミドプロピル・ホスファチジルPG−ジモニウムクロリド)などの陽イオン界面活性剤が含まれるが、これらに限定されない。これらの界面活性剤の適当な組合せ若しくは混合物も本発明に従って使用してよい。 本発明の製剤化に使用するための適当な防腐剤には、ゲルマベンII(ICI製造、プロピレングリコール,ジアゾリジニル尿素,メチルパラベン及びプロピルパラベン)、メチルパラベン、プロピルパラベン、イミダゾリジニル尿素、ベンジルアルコール、ソルビン酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ジクロロベンジルアルコール、及びホルムアルデヒドなどの抗微生物薬、並びにアルファトコフェロール(ビタミンE)、アスコルビン酸ナトリウム/アスコルビン酸、アスコルビルパルミチン酸及び没食子酸プロピルなどの物理的安定剤及び抗酸化剤が含まれるが、これらに限定されない。さらに、これらの防腐剤の組合せ若しくは混合物も本発明の製剤化に使用してよい。 本発明の製剤化に使用するための適当な保湿剤には、乳酸及び他のヒドロキシ酸及びそれらの塩、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、PCAナトリウム、カーボワックス200、カーボワックス400、及びカーボワックス800が含まれるが、これらに限定されない。本発明の製剤化に使用するための適当な皮膚軟化薬には、PPG−15ステアリルエーテル、ラノリンアルコール、ラノリン、ラノリン誘導体、コレステロール、流動パラフィン、ネオペンタン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、鉱油、ステアリン酸イソセチル、セラフィル424(ミリスチン酸ミリスチル)、オクチルドデカノール、ジメチコン(ダウ・コーニング200−100cps)、フェニルトリメチコン(ダウ・コーニング556)、ダウ・コーニング1401(シクロメチコン及びジメチコノール)、及びシクロメチコン(ダウ・コーニング344)、及びミグリオール840(ハルス製造、ジカプリル酸/ジカプリン酸プロピレングリコール)が含まれるが、これらに限定されない。さらに、これらの保湿剤及び皮膚軟化剤のいずれの適当な組合せ若しくは混合物も本発明に従って使用してよい。 FD&C赤色No.40やFD&C黄色No.5などの適当な芳香剤及び着色剤は本発明の製剤化に使用してよい。局所製品に使用するのに適した他の芳香剤や着色剤の例も当分野で知られている。 適当な耐水性物質や皮膚保護物質には、ステアリン酸アルミニウム/マグネシウムヒドロキシド、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ジメチコン、及びPTFE化合物が含まれるが、これらに限定されない。 本発明の製剤化において含められうる他の適当な追加的な成分には、研磨剤、吸湿剤、抗凝結剤、抗発泡剤、静電気防止剤、皮膚収斂剤(例えば、ウィッチヘーゼル、アルコール、カモミル抽出物などの薬草抽出物)、結合剤/賦形剤、緩衝剤、キレート剤(例えば、ベルセンEDTA)、膜形成剤、コンディショニング剤、乳白剤、及び保護剤が含まれるが、これらに限定されない。これらの成分のそれぞれの例並びに局所製品製剤化における他の適当な成分の例は、ザ・コスメティック・トイレタリー・アンド・フラグランス・アソシエーション(CTFA)による出版物に見出される。例えば、CTFA Cosmetic Ingredient Handbook,第2版,ジョン,エイ.ウェニンガーとジー.エヌ.マックウィーン,ジューニア編(CTFA,1992)を参照されたい。 それぞれが様々な流動学的(rhealogical)特性を有する本発明の非融解型硬化ヒマシ油系を利用する様々な製剤化の例を以下に記載する。 下記の例は本発明をさらに例示するために提供するもので、本発明を限定するものではない。医薬活性物質のための担体として使用できる、脂質と粉末になった硬化ヒマシ油(ヘンケル社製のCUTINA(登録商標)HRなど)から成る無水の親油性医薬局所軟膏を調製した。 この軟膏は、硬化ヒマシ油の融点よりも低い温度、特に42℃以下で脂質の中に粉末の硬化ヒマシ油を分散させることにより調製した。分散したこの硬化ヒマシ油の微細粒子は、高剪断力混合を受けると該脂質中で半固体構造を形成する。 この軟膏のきめは、脂質中に硬化ヒマシ油を融解することにより製造された軟膏(その構造は冷却した際に硬化ヒマシ油が結晶化することにより得られる)のきめと比べてよりしなやかで、より滑らかで且つより伸展性に富んでいる。 使用した脂質は植物油(ヒマシ油)であったが、脂肪酸、グリセリド、これらのエステル又はこれらの混合物であってもよいであろう。 %w/wヒマシ油 90.0硬化ヒマシ油(CUTINA(登録商標)HR) 10.0この硬化ヒマシ油は高剪断力ミキサーで混合しながらヒマシ油に添加し、そして半固体が形成されるまで混合した。それを記録し、上品さについて試験した。特に、この調製物の感触試験及び視覚試験から、滑らかな、クリーム様のきめが明らかとなり、それは皮膚の上に伸展可能であった。 下記の創傷被覆剤を調製した。 %w/wヒマシ油 68.8硬化ヒマシ油 10.0バルサム・ペルー油 8.70ステアリン酸アルミニウム/マグネシウムヒドロキシド 2.00トリプシン 0.018ベニバナ油 充分量 (100%まで添加)酵素を含む創傷被覆剤である実施例2の組成の調製品では、ステアリン酸アルミニウム/マグネシウムヒドロキシドをヒマシ油に分散させた。その後、硬化ヒマシ油を高剪断力ミキサーで混合しながら添加した。特に、リー・トリ−ミックス・ターボ−シェア・ミキサーが用いられた。混合は、半固体が形成されるまで続けた。次いで残りの成分を該半固体に混ぜ、均一な混合が達成されるまで混合した。 上のデータから、本発明がその目的の全てを達成することを見ることができる。 局所軟膏医薬組成物であって、植物油、脂肪酸、グリセリド、及びそれらの組合せからなる群より選択される親油性基剤、少量であるが薬学的に有効な量の局所的に活性な薬物、該局所軟膏医薬組成物全体の1〜50重量%の量の、局所軟膏医薬組成物中に分散した粉末状の非融解硬化ヒマシ油を含む、局所軟膏医薬組成物。 局所軟膏医薬組成物中に分散した粉末状の非融解硬化ヒマシ油の量が、該局所軟膏医薬組成物全体の1〜25重量%である、請求項1記載の局所軟膏医薬組成物。 局所軟膏医薬組成物中に分散した粉末状の非融解硬化ヒマシ油の量が、該局所軟膏医薬組成物全体の1〜15重量%である、請求項1記載の局所軟膏医薬組成物。 親油性基剤が、ヒマワリ油、ベニバナ油、ヒマシ油、ナタネ油、トウモロコシ油、バルサム・ペルー油、大豆油、脂肪酸、脂肪酸エステル、高級アルコール、及びグリセリドから成る群より選択されるものである、請求項1記載の局所軟膏医薬組成物。 局所的に活性な薬物が、にきび治療薬、鎮痛薬、麻酔薬、肛門直腸薬、抗ヒスタミン薬、抗炎症薬、抗生物質、抗真菌薬、抗ウイルス薬、抗微生物薬、抗疥癬薬、シラミ撲滅薬、抗腫瘍薬、抗発汗薬、抗掻痒薬、抗突発性疾患薬、抗脂蝋症薬、生物活性タンパク質及びぺプチド、火傷治療薬、消毒薬(cauterizing agents)、脱色薬、おむつ負け治療薬、酵素、育毛薬、ケロトリティクス薬(kerotolytics)、口内炎治療薬、ヘルペス治療薬、歯治療薬、唾液治療薬(saliva actives) 、光線感作性薬、皮膚保護/ 遮蔽薬、ステロイド類、日焼け止め薬、日焼け止め、疣治療薬、創傷被覆剤、及びレチノール、レチノイン酸、及びレチノイン酸誘導体から成る群より選択されるものである、請求項1記載の局所軟膏医薬組成物。 請求項1記載の局所軟膏医薬組成物を製造する方法であって、植物油、脂肪酸、グリセリド及びそれらの組合せから成る群より選択される親油性基剤を、少量であるが薬学的に有効な量の局所的に活性な薬物及び局所軟膏医薬組成物全体の1〜50重量%の量の粉末状の非融解硬化ヒマシ油と混合する工程を含み、前記混合工程を、高剪断力ミキサーにおいて、前記粉末状の非融解硬化ヒマシ油の融点より低い温度で行うことを特徴とする、局所軟膏医薬組成物の製法。


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