タイトル: | 特許公報(B2)_ポリイソシアネート組成物の製造方法 |
出願番号: | 1999030878 |
年次: | 2009 |
IPC分類: | C07C 273/18,C07C 275/62,C08G 18/78 |
朝比奈 芳幸 片川 洋徳 安川 敦 首藤 修一 JP 4367988 特許公報(B2) 20090904 1999030878 19990209 ポリイソシアネート組成物の製造方法 旭化成ケミカルズ株式会社 303046314 伊藤 穣 100095902 武井 英夫 100103436 鳴井 義夫 100108693 朝比奈 芳幸 片川 洋徳 安川 敦 首藤 修一 20091118 C07C 273/18 20060101AFI20091029BHJP C07C 275/62 20060101ALI20091029BHJP C08G 18/78 20060101ALI20091029BHJP JPC07C273/18C07C275/62C08G18/78 Z C07C1/00-409/44 特開昭53−018698(JP,A) 特開昭55−111452(JP,A) 国際公開第98/007771(WO,A1) 特開昭54−119431(JP,A) 特開昭63−174961(JP,A) 特開昭58−118553(JP,A) 特開昭60−186520(JP,A) 2 2000229935 20000822 8 20060126 森 健一 【0001】【発明の属する技術分野】本発明は実質的にジイソシアネートモノマーを含まないビュレット型ポリイソシアネート組成物の製造方法に関する。【0002】【従来技術】実質的にジイソシアネートモノマーを含まないポリイソシアネート組成物は、塗料、接着剤、シーリング材、防水材、フォーム、エラストマー、繊維処理剤などに広く利用されている。分子内にビウレット基を有するビウレット型ポリイソシアネート組成物は、ジイソシアネートモノマーを主原料として、ビウレット化剤に水、1価の3級アルコール、蟻酸、硫化水素、有機第1アミン、又は有機第2アミンを用いて製造することができる。【0003】これらの製造方法に関する提案が多い。例えば、特開昭49−134629号公報、特開昭63−174961号公報、特公昭61−60093号公報、特公昭61−26778号公報、特公昭62−41496号公報、特公平2−62545号公報、特公平5−17222号公報、特開平8−225511号公報などがある。ビウレット結合の前駆体は、尿素結合を有し、且つ尿素結合にイソシアネート基が反応してビウレット結合になるのである。そして、前記ポリイソシアネート組成物中に尿素結合含有化合物、特に1分子内に尿素結合を1つ有し、ジイソシアネートモノマー2分子から得られる尿素2量体が低濃度でも存在すると、特に低温で貯蔵した場合など、尿素2量体が析出し、濁りを生ずる場合があり、それを使用した例えば塗膜などの物性が劣る場合がある。【0004】そのために、例えばポリイソシアネート組成物の連続製法である特公昭62−41496号公報、特公昭63−6544号公報や、バッチ製法である特公昭5−17222号公報、特公平2−62545号公報、特開平8−225511号公報などでは、ジイソシアネートモノマーにビュレット化剤を添加し終えた後、高温で反応液を保持している。これらの方法は、ポリイソシアネート組成物の生産性、設備投資など経済的負担を増加させていた。【0005】【発明が解決しようとする課題】本発明は、尿素含有化合物、特に尿素2量体の効率的な低減化方法の確立を目的としている。【0006】【課題を解決するための手段】 本発明者らは上記課題について種々鋭意検討した結果、ジイソシアネートモノマー濃度、温度、時間を特定することにより、短時間で効率的に尿素2量体を低減できることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は:〈1〉少なくとも、脂肪族及び/または脂環族ジイソシアネートモノマーと該ジイソシアネートモノマーから得られるビュレット型ポリイソシアネート組成物を含む混合物を下記条件((1)〜(4)をすべて満たす)で処理することにより尿素2量体を低減し、その後実質的にジイソシアネートモノマーを含まない、尿素2量体濃度が0.5重量%以下である該ポリイソシアネート組成物を得ることを特徴とする、ポリイソシアネート組成物の製造方法。 (1) ジイソシアネート濃度;0〜10重量% (2) 時間(分);2〜100分 (3) 温度(℃);100〜160℃ (4) 時間(分)>(−3×温度+330) 〔但し、100≦温度(℃)≦110である〕〈2〉ジイソシアネートモノマーとビュレット化剤の反応を攪拌均質下に反応を行った後、更に前記得られた反応生成物をパイプリアクターに導き、該パイプリアクター中に押出し流れ下で反応を進行せしめる連続的製造法で得られることを特徴とする、〈1〉記載のビュレット型ポリイソシアネート組成物の製造方法を提供する。【0007】以下、本発明を詳細に説明する。(i) ジイソシアネートモノマー本発明に用いるジイソシアネートモノマーとは、トルエンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート;キシリレンジイソシアネートなどの芳香・脂肪族ジイソシアネートもあるが、脂肪族、脂環族ジイソシアネートである。脂肪族、脂環族ジイソシアネートとしては、例えば、脂肪族ジイソシアネートとしては炭素数4〜30のものが、脂環族ジイソシアネートとしては炭素数8〜30のものが好ましい。例えば、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,5−ペンタメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアネートメチル)−シクロヘキサン、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等を挙げることが出来る。なかでも、工業的規模は1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(以下HDIと称す)、イソホロンジイソシアネート(以下IPDIと称す)が好ましく、それら単独または2種以上を併用して使用できる。【0008】(ii)ビウレット型ポリイソシアネート組成物の製造ビウレット型ポリイソシアネート組成物は前記ジイソシアネートモノマーとビウレット化剤とを反応させて得ることがてきる。1)ビウレット化剤ビウレット化剤としては、水、1価の第3級アルコール、蟻酸、硫化水素、有機第1モノアミン、有機第1ジアミンなどを挙げることができる。該反応はビウレット化剤1モルに対して、ジイソシアネートモノマー3モル以上、好ましくは5モル以上を用いることができ、更に5以上40モル以下が好ましい。【0009】2)溶剤反応の際に溶剤を用いることができる。溶剤は、ジイソシアネートモノマーと水などのビウレット化剤を溶解し、反応条件下で均一相を形成し、均一相を形成するに必要な量が添加される。これによりポリ尿素などの副製生物の生成を抑制できる。水などのビウレット化剤の溶解度の低い溶剤はそれだけ添加量が多くなり反応終了後溶剤を分離し、回収する際に不経済となり好ましくない。この溶剤は、水などのビウレット化剤の溶解度が0.5%以上であることが好ましい。また、溶剤の沸点は、未反応ジイソシアネートなどの回収分離を考慮すると、原料ジイソシアネートモノマーの沸点より低いことが好ましい。【0010】この溶剤の具体的な例は、例えば、エチレングリコール系であるエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n−プロピルエーテルアセテート、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルアセテート、エチレングリコールジアセテート、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリーコルジエチルエーテル、エチレングレコールジ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールジイソプロピルエーテル、エチレングリコールジ−n−ブチルエーテル、【0011】エチレングリコールメチルエチルエーテル、エチレングリコールメチルイソプロピルエーテル、エチレングリコールメチル−n−ブチルエーテル、エチレングリコールエチル−n−プロピルエーテル、エチレングリコールエチルイソプロピルエーテル、エチレングリコールエチル−n−ブチルエーテル、エチレングリコール−n−プロピル−n−ブチルエーテル、エチレングリコールイソプロピル−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノ−n−プロピルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルアセテート、【0012】ジエチレングリコールジアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジ−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールジイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールジ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールメチル−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールメチル−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールエチル−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールエチル−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコール−n−プロピル−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールイソプロピル−n−ブチルエーテルなどを挙げることができる。【0013】好ましいエチレングレコール系溶剤としては、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールジアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどが挙げられる。また、リン酸系であるリン酸トリメチル、リン酸トリエチル、リン酸トリプロピル、リン酸トリブチルなどが挙げられ、リン酸トリメチル、リン酸トリエチルが好ましい。これらは単独または2種以上を混合して使用する事もできる。溶剤の混合重量比率は、エチレングリコール系溶剤/リン酸系溶剤が3/7〜9/1である。溶剤の使用量は、原料ジイソシアネートモノマーと溶剤に対して20〜50重量%である。場合により、特開平8−225511号公報に例示されるOH酸性化合物を添加することもできる。【0014】3)反応温度反応温度は70℃以上200℃以下、好ましくは90℃以上180℃以下である。4)反応形式これらの反応はバッチ式でも実施できるが、連続法が生産性などから好ましい。特に、特公昭62−41496号公報で開示されているジイソシアネートモノマーとビュレット化剤の反応を攪拌均質下に反応を行った後、更に前記反応生成物をパイプリアクターに導き、該パイプリアクター中押出し流れ下で反応を進行せしめる連続的製造が好ましい。【0015】5)ポリイソシアネート組成物の組成▲1▼ 前記のジイソシアネートモノマーとビウレット型ポリイソシアネート組成物の混合物の組成濃度は、該ジイソシアネートモノマーと該ポリイソシアネート組成物の合計に対して該ジイソシアネートモノマーが0〜40重量%、好ましくは0〜20重量%、更に好ましくは0〜10重量%である。この組成濃度が40重量%を越えると、尿素2量体の減少速度が低下し、好ましくない。このように低ジイソシアネートモノマー濃度が、より尿素2量体の減少速度を高めることは意外なことであった。なぜなら、尿素2量体の尿素結合は、イソシアネート基と反応し、ビウレット結合に転換され、消失する。その場合、イソシアネート基濃度の高いことが尿素2量体のより速い減少に繋がると一般的には考られている。即ち、ジイソシアネートモノマー濃度が高いことが好ましいと考えらたが、検討の結果はジイソシアネート濃度が40重量%以下のイソシアネート基濃度の低い状態で、より尿素2量体の減少速度が速いことは驚くべきことであった。本発明はこの発見に基づいている。【0016】6)本発明の処理温度と時間の関係は、下記▲2▼〜▲4▼のすべてを満たす条件で行われる。▲2▼ 時間(分);2〜100分▲3▼ 温度(℃);100〜160℃▲4▼ 時間(分)>(−3×温度+330)〔但し100≦温度(℃)≦110〕100℃、30分未満及び110℃、2分未満では尿素2量体の十分な減少は得られず、時間が100分を越えると、装置が大きくなるため経済的負担が大きく、160℃を越えると副反応、着色などを生じ好ましくない。上記処理はバッチ式、連続式のいずれでも可能である。その場合の液滞留時間は、尿素2量体の減少速度がゼロ次反応的であるので、ほぼ同じ滞留時間で行うことが可能である。【0017】7)未反応イソシアネートモノマーの処理ビウレット型ポリイソシアネート組成物製造時の反応液中の未反応イソシアネートモノマーの1部を例えば掻き取り式薄膜蒸発缶などにより除去後、上記処理を行い、次いで残余の未反応ジイソシアネートモノマーを除去することもできる。特公昭61−60093号公報において、長期貯蔵中のジイソシアネートモノマーの増加を抑制するために、ビウレット型ポリイソシアネート組成物を加熱することが記載されているが、本発明の尿素2量体の記載はなく、示唆もない。【0018】8)後処理この様にして得られたジイソシアネートモノマーとポリイソシアネート組成物と場合により溶剤を含む混合液から、例えばn−ヘキサンなどの低極性溶剤、臨界状態の例えば炭酸ガスなどによる抽出、例えば掻き取り式薄膜蒸発缶などにより、ジイソシアネート及び場合により溶剤が分離され、ビウレット型ポリイソシアネート組成物を得ることができる。【0019】(iii) 本発明のポリイソシアネート組成物の特徴得られた該ポリイソシアネート組成物中の本発明で言う実質的にジイソシアネートモノマーを含まないジイソシアネートモノマー濃度とは2重量%以下、好ましくは1重量%以下、更に好ましくは0.5重量%以下である。最終的にビウレット型ポリイソシアネート組成物中の尿素2量体濃度は0.5重量%以下、好ましくは0.3重量%以下が好ましい。0.5重量%を越えると、低温時濁りを生ずる場合がある。【0020】【発明の実施の形態】以下に、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。(尿素2量体の濃度測定)下記のゲルパミュエーションクロマトグラフ解析による、分子量310付近にピークトップを持つピークの面積%を尿素2量体の重量%とした。【0021】(実施例1)攪拌機、温度計、環流冷却管、窒素吹き込み管を備えたフラスコ内を窒素雰囲気にした後、HDI 700部、トリメチル燐酸 150部、メチルセロソルブアセテート 150部、水 15部(HDI/水モル比=5)を仕込み、液温度を160℃で1時間保持した。得られた反応液を真空度5Torr、温度160℃の掻き取り式薄膜蒸発缶に500g/Hrでフィードした。得られた、未反応ジイソシアネートモノマーを5重量%、尿素2量体1.5重量%を含むビウレット型ポリイソシアネート組成物を窒素雰囲気下で液温度140℃で30分保持後の尿素2量体濃度は0.2重量%以下であった。このポリイソシアネート組成物を再度掻き取り式薄膜蒸発缶にフィードし、未反応ジイソシアネートモノマー濃度0.3重量%、尿素2量体濃度0.2重量%以下、粘度3700mPa・s/25℃のビウレット型ポリイソシアネート組成物を得た。【0022】(実施例2)実施例1において水仕込量を9.4部(HDI/水モル比=8)とした以外は、実施例1と同様に行って得られた反応液を、実施例1と同様にして掻き取り式蒸発缶フィードして得られたビウレット型ポリイソシアネート組成物の未反応ジイソシアネートモノマー濃度は4重量%、尿素2量体濃度は1.1重量%であった。この組成物の窒素雰囲気下110℃で60分保持後の尿素2量体の濃度は0.2重量%以下であった。この組成物を再度掻き取り式薄膜蒸発缶にフィードし、未反応ジイソシアネートモノマー濃度0.3重量%、尿素2量体濃度0.2重量%以下、粘度1600mPa・s/25℃のビウレット型ポリイソシアネート組成物を得た。【0023】(実施例3)実施例2で得られた第1回目の掻き取り式蒸発缶フィード後のビウレット型ポリイソシアネート組成物にHDIを添加し、HDI濃度10重量%に調整した。この組成物の窒素雰囲気下125℃で30分保持後の尿素2量体の濃度は0.2重量%以下であった。このポリイソシアネート組成物を再度掻き取り式薄膜蒸発缶にフィードし、未反応ジイソシアネートモノマー濃度0.3重量%、尿素2量体濃度0.2重量%以下、粘度1600mPa・s/25℃のビウレット型ポリイソシアネート組成物を得た。【0024】(比較例1)実施例2で得られた第1回目の掻き取り式蒸発缶フィード後のビウレット型ポリイソシアネート組成物にHDIを添加し、HDI濃度50重量%に調整した。この組成の窒素雰囲気下125℃で30分保持後の尿素2量体の濃度は0.5重量%であった。このポリイソシアネート組成物を再度掻き取り式薄膜蒸発缶にフィードし、未反応ジイソシアネートモノマー濃度0.3重量%、尿素2量体濃度1.0重量%、粘度1600mPa・s/25℃のビウレット型ポリイソシアネート組成物を得た。【0025】(比較例2)実施例2で得られた第1回目の掻き取り式蒸発缶フィード後のビウレット型ポリイソシアネート組成物の窒素雰囲気下100℃で15分保持後の尿素2量体の濃度は0.8重量%であった。このポリイソシアネート組成物を再度掻き取り式薄膜蒸発缶にフィードし、未反応ジイソシアネートモノマー濃度0.3重量%、尿素2量体濃度0.8重量%、粘度1600mPa・s/25℃のビウレット型ポリイソシアネート組成物を得た。【0026】【発明の効果】本発明の製造方法よれば、効率的に尿素2量体を低減できることにより設備などの経済的負担が低減でき、それにより得られたビウレット型ポリイソシアネート組成物は低温時の安定性に優れるなどの特性を有し、塗料、接着剤、繊維処理剤、シーリング材、防水材、フォーム、エラストマーなどウレタン、イソシアネート分野で有用である。 少なくとも、脂肪族及び/または脂環族ジイソシアネートモノマーと該ジイソシアネートモノマーから得られるビュレット型ポリイソシアネート組成物を含む混合物を下記条件((1)〜(4)をすべて満たす)で処理することにより尿素2量体を低減し、その後実質的にジイソシアネートモノマーを含まない、尿素2量体濃度が0.5重量%以下である該ポリイソシアネート組成物を得ることを特徴とする、ポリイソシアネート組成物の製造方法。 (1) ジイソシアネート濃度;0〜10重量% (2) 時間(分);2〜100分 (3) 温度(℃);100〜160℃ (4) 時間(分)>(−3×温度+330) 〔但し、100≦温度(℃)≦110である〕 ジイソシアネートモノマーとビュレット化剤の反応を攪拌均質下に反応を行った後、更に前記得られた反応生成物をパイプリアクターに導き、該パイプリアクター中に押出し流れ下で反応を進行せしめる連続的製造法で得られることを特徴とする、請求項1記載のビュレット型ポリイソシアネート組成物の製造方法。