生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_癌の治療
出願番号:1996518446
年次:2008
IPC分類:A61K 38/00,A61K 45/00,A61P 35/00


特許情報キャッシュ

ローレンス・ステアリング・ヤング JP 4076230 特許公報(B2) 20080208 1996518446 19951201 癌の治療 ザ・ユニヴァーシティ・オブ・バーミンガム 萩野 平 添田 全一 本多 弘徳 濱田 百合子 ローレンス・ステアリング・ヤング GB 9425060.2 19941213 20080416 A61K 38/00 20060101AFI20080327BHJP A61K 45/00 20060101ALI20080327BHJP A61P 35/00 20060101ALI20080327BHJP JPA61K37/02A61K45/00A61P35/00 A61K 38/00 A61P 35/00 BIOSIS(STN) CAplus(STN) EMBASE(STN) MEDLINE(STN) 特開平06−315383(JP,A) 特表平1−502592(JP,A) HOLDER, M.J. et al., European Journal of Immunology, 1993年, 23(9), pp.2368-2371 HEATH, A.W. et al., Cellular Immunology, 1993年, Vol.152, No.2, pp.468-480 FUNAKOSHI,S. et al., Blood, Vol.83, No.10, pp.2787-2794 6 GB1995002807 19951201 WO1996018413 19960620 1998510526 19981013 8 20021016 今村 玲英子 本発明は、主に癌の治療に関し、より詳細には上皮細胞系における癌の治療に関するが、本発明は、その最も広い態様においては、一般的に上皮細胞増殖の防止に関する。上皮細胞系における癌を、アポトーシスを誘発することを意図する抗腫瘍薬を用いて治療することは公知である。このような薬剤には、サイトカイン及び成長因子、例えば、トランスフォーミング成長因子β1(TGF−β1)、抗Fas及び腫瘍壊死因子α(TNF−α)並びに他の抗腫瘍薬、例えば、インタ−フェロンγ(IFN−γ)、シスプラチン、マイトマイシンC、シクロホスファミド、アクチノマイシンD、ドキソルビシン、ビンクリシチン、エトポシド、5−フルオロウラシル、メトトレキセート及び照射剤などがある。しかしながら、上皮細胞系における癌の治療のため及び/又は既存の抗腫瘍薬の効果を高めるための他の薬剤が引続き必要とされている。本発明の第一の態様によれば、上皮細胞増殖防止用薬剤の製造又は上皮細胞系における癌の治療のための、CD40レセプターバインダーの使用が提供される。本発明の第二の態様によれば、新生上皮細胞の抗腫瘍薬物性アポトーシスに対する感受性を高めるための薬剤製造における、CD40レセプターバインダーの使用が提供される。本発明の第三の態様によれば、上皮細胞増殖防止又は上皮細胞系における癌の治療のための、CD40レセプターバインダーとCD40インデューサとの組み合わせの使用が提供される。本発明の第四の態様によれば、上皮細胞系における癌の治療のための、CD40レセプターバインダーと抗腫瘍薬との組み合わせの使用が提供される。本発明の第五の態様によれば、CD40レセプターバインダーをヒト又は動物の患者に投与することを含む、上皮細胞増殖を防止する方法が提供される。本発明の第六の態様によれば、CD40レセプターバインダーをヒト又は動物の患者に投与することを含む、ヒト又は動物における上皮細胞癌を治療する方法が提供される。好ましくは、このような投与は、少なくとも一種の抗腫瘍薬及び/又はCD40インデューサの投与といっしょに行う。抗腫瘍薬は、サイトカイン及び成長因子、例えば、トランスフォーミング成長因子β1(TGF−β1)、抗Fas及び腫瘍壊死因子α(TNF−α)並びに他の抗腫瘍薬、例えば、インタ−フェロンγ(IFN−γ)、シスプラチン、マイトマイシンC、シクロホスファミド、アクチノマイシンD、ドキソルビシン、ビンクリシチン、エトポシド、5−フルオロウラシル、メトトレキセート及び照射剤から選択できる。このような抗腫瘍薬は、通常個々の薬剤について推奨されているのと同じ投与量で投与される。CD40インデューサは、インターフェロンγ(IFN−γ)、腫瘍壊死因子α(TNF−α)、又は他の公知CD40発現のインデューサであってよい。このようなCD40インデューサは、通常個々のインデューサについて推奨されているのと同じ投与量で投与される。CD40は、神経成長因子レセプター/腫瘍壊死因子レセプター(NGF−R/TNF−R)系統群に属する50キロダルトンの1型糖タンパク質であり、Bリンパ球の表面上で発現する(Noelle等、Immunol.Today、13、431〜433、1992;及びSmith等、Cell、76、959〜962、1994参照)。アポトーシスするかアポトーシスさせられる傾向のある正常B細胞及び新生B細胞について、CD40のライゲーションにより、Bcl−2発現のアップレギュレーションが部分的に介在する強力なレスキュー(生存)シグナルが提供される(Liu等、Nature、342、929〜931、1989参照)。この効果は、最初リガンド擬態モノクローナル抗体(mAb)を用いて示され、より最近では、組み換えリガンド(CD40L)により確認された(Noelle等、前出参照)。CD40とBcl−2の両方の発現は、正常基底上皮細胞、及び卵巣、鼻咽頭、肺及び胸部の癌を含む多数の種々の癌において生じる(Young等、Int.J.Cancer、43、786〜794、1989;及びHockenbery等、Proc.Natl.Acad.Sci.USA、88、6961〜6965、1991参照)ことも知られている。これらの研究は、CD40経路が癌において活性なことがあること、及び生じたBcl−2の発現が、これらの腫瘍が通常の癌の化学療法に使用される細胞障害薬により誘発されるものなどのアポトティック細胞死を生じないように保護することがあることを示唆している(Dive等、Semin.Cancer Biol、3、417〜427、1992参照)。さらに、CD40及びBcl−2の発現が重層鱗状上皮の増殖性基底コンパートメントに制限されることは、この経路が、正常成長の制御及び上皮分化のアポトティックプロセスの制御に役割を果たす可能性のあることを示している。上記のことからして、B細胞における研究とは対照的に、正常又は新生源の上皮細胞におけるCD40の刺激により、成長が阻止され、抗腫瘍薬性アポトーシスに対する感受性が高まることを見出したことは、驚くべきことであった。CD40バインダーとしては、例えば、リガンド擬態モノクローナル抗体、例えばG28.5(米国メリーランド州ロックビルにあるAmerican Type Tissue Culture Collectionから入手できるハイブリドーマ(取得番号HB−9110)、S2C6(Paulie等、Cancer Immunology and Immunotherapy、20、23〜28、1985に開示されている)及び天然又は構築型CD40リガンド(一例としてCD40Lがある)を使用することができる。CD40Lは、T細胞レセプターを介しての活性化後にT細胞上で誘発できる、TNFに相同性を有する39キロダルトンのII型細胞膜内タンパク質である(Clark及びLedbetter、Nature、367、425〜428、1994参照)。CD40−CD40L対は、標的細胞における細胞活性化及びアポトーシスの制御に関与するTNF−R/TNF系統群に基づく相互作用するレセプター−リガンド分子の拡大系統群の一部分である(Smith等、前出)。CD40バインダーは、静脈内、皮下若しくは腹腔内注射又は注入することによるか、精製形態又は人間化した形態において腫瘍部に直接注射することにより、投与できる。CD40の投与量は、モノクローナル抗体であるかCD40Lであるかによって異なるが、μg〜mgの範囲である。CD40バインダーとともに使用される薬学的に許容されるキャリア(希釈剤、賦形剤等)は、これらの種類の薬物についての公知のキャリアのいずれかから選択でき、とりわけ投与形態に依存する。例えば、注射性組成物を製造するには、キャリアを、ヒト血清アルブミン含有リン酸緩衝生理食塩水等の単純な製剤から、細胞培養液等のより複雑な溶液までを選択できる。本発明を、以下の実施例及び添付図面を参照しながらより詳細に説明する。第1図は、抗CD40mAbG28.5による48時間処理が卵巣癌細胞株A2780の成長に及ぼす影響を示すチャートであり、ここに示されているデータは、3つの独立した実験で得た3重反復測定値の平均であり、非処理対照に対する生存減少率(%)で表わしてあり、第2図は、A2780CP細胞株をIFN−γ150単位/mlとともに24時間予備インキュベーションすると、G28.5mAb 2μg/mlの存在下での細胞成長が26%減少することを示すチャートであり、第3図は、EJ膀胱癌細胞株の細胞成長に対するG28.5mAbの時間と濃度の影響を示すチャートであり、第4図は、Rat−1/CD40トランスフェクタント(C1.8)の成長に対する抗CD40mAbの影響を示すチャートであり、第5図は、卵巣癌細胞株A2780におけるG28.5mAbと5μMシスプラチンとの組み合わせによる細胞障害作用の増強を示すチャートであり、ここでは、細胞障害作用は、48時間MTTアッセイで測定したものであり、データは、3つの独立した実験で得た3重反復測定値の平均であり、非処理対照に対する生存減少率(%)で表わしてあり、第6図は、G28.5mAb 2μg/mlとともに48時間インキュベーションすることによるEJ膀胱癌細胞株におけるシスプラチン性細胞障害作用の増強を示すチャートであり、第7図は、種々の濃度のシスプラチンについて、Rat−1/CD40C1.8細胞をG28.5mAb 1μg/mlとともにインキュベーションした場合の効果を示すチャートであり、データは、3つの独立した実験で得た3重反復測定値の平均であり、第8図は、卵巣癌細胞株A2780の成長に対するCD40Lによる48時間処理の影響を示すチャートであり、データは、3つの独立した実験で得た3重反復測定値の平均であり、非処理対照に対する生存減少率(%)で表わしてあり、第9図は、EJ膀胱腺癌細胞株の細胞成長に対するCD40Lの時間と濃度の影響を示すチャートであり、第10図は、Rat−1/CD40トランスフェクタント(C1.8)の成長に対するCD40Lの影響を示すチャートであり、第11図は、CD40L 100単位/mlとともに48時間インキュベーションすることによるEJ膀胱癌細胞株におけるシスプラチン誘発細胞障害作用の増強を示すチャートである。実施例1細胞培養ヒト卵巣癌細胞株A2780とそのシスプラチン耐性誘導体2780CP(Masuda等、Cancer Res.、50、1863〜1866、1990)、EJ膀胱癌細胞株(受託番号:85061108、英国Porton DownにあるEuropean Collection of Animal Cell Cultures)及びRat−1線維芽細胞(Lania等、Virology、101、217〜232、1980)を、10%FCS(ウシ胎児血清、英国Oxfordshire ThaneにあるICN Flow製)、2mMグルタミン、並びに抗生物質、ペニシリン(1000単位/ml)及びストレプトマイシン(1mg/ml)(英国のDorset PooleにあるSigma社製)を添加したRPMI 1640培地(スコットランドのPaisleyにあるGIBCOBRL、Life technologies社製)に、5%CO2中37℃で、連続的に維持した。CD40を発現するRat−1線維芽細胞を、適当な薬剤耐性プラスミド、pUCLTRネオを10:1で用いた(Stamenkovic等、EMBO J.、8、1403〜1410、1989に記載の操作後)CD40発現ベクターのエレクトロポレーションにより生成させた。CD40発現Rat−1細胞の安定なトランスフェクタントを、ゲネチシンG418抗生物質に長時間暴露した後単離した。このとき、薬剤耐性細胞の個々のコロニーを収穫し、個々のコロニーとして別々に培養した。このようなトランスフェクタントの試料は、ブダペスト条約に基づき、英国Wiltshire SP40JG SalisburyにあるEuropean Collection of Cell Cultures、Centre for Applied Microbiology and Researchに、1995年11月10日に寄託した(取得番号951110100)ものである。上記細胞株におけるCD40の発現は、抗CD40抗体を用いたFACS分析により確認された。簡単に述べると、細胞を、トリプシン消化後に収穫し、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)で洗浄し、G28.5mAb 0.5μg/mlに再懸濁した。4℃で1時間インキュベーションした後、細胞を、PBSで洗浄し、FITC結合ヤギ抗マウスIgG(英国のPoole、DorsetにあるSigma社製)の1:50希釈溶液に再懸濁した。4℃でさらに30分間インキュベーションした後、細胞を洗浄し、最後に1%パラホルムアルデヒドに再懸濁してから、標準FACS分析した。細胞の処理及び細胞成長についてのアッセイ細胞増殖の阻害を、Mossamanの比色分析(Mossman、J.Immunol.Meths.、65、55〜63、1983参照)を用いて評価した。簡単に述べると、細胞を96ウエルプレートで一晩平板培養して正常細胞周期とした。次に、種々の濃度のG28.5mAbを添加し、細胞成長に及ぼすそれらの影響を、適当な時間(48時間、72時間及び96時間)をおいた後に、Sigma社製5mg/mlMTT(3−(4,4−ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニルテトラゾリウムブロマイド)のPBS溶液20μlを添加して評価した。細胞を、さらに37℃で5時間インキュベーションし、形成されたホルマザン結晶をDMSOに溶解し、光学濃度(OD)をBecton Dickinson Multiscanにより550nmで記録した。さらなる一連の実験では、細胞を、種々のシスプラチン濃度で、G28.5mAbを添加又は無添加で、2時間処理した。次に、細胞を、PBS、及びG28.5mAb含有の新鮮な培地200μlで2回洗浄した。48時間後、細胞成長を、上記したMTTアッセイを用いて評価した。抗CD40mAbの癌細胞成長に及ぼす影響A2780、2780CP及びEJ癌細胞株の細胞成長に対する抗CD40mAbG28.5の影響だけでなく、これらの細胞成長に対するCD40Rat−1トランスフェクタント(Rat−1/CD40C1.8)の影響についても調査した。G28.5mAbは、最適濃度10μg/mlで、48時間処理後、卵巣A2780細胞株の生存を、対照に対して、29%減少させた(第1図)。シスプラチン耐性2780CP細胞株を、同様の条件下で、G28.5mAbにより処理したとき、何の影響も観察されなかった。これは、この細胞株におけるCD40の発現レベルが低いためと思われた。しかしながら、2780CP細胞株を、インターフェロン−γ(IFNγ)150U/mlで24時間処理し、続いてG28.5 10μg/mlでインキュベーションしたところ、生存が約22%減少し、これはIFNγによるCD40の誘発と一致していた(第2図)。CD40活性の同様な効果は、EJ膀胱癌細胞株についても観察された(第3図)。EJ細胞株に対するG28.5mAbの影響は、時間と濃度の両方に依存し、G28.5 2μg/mlで96時間処理したときに最大の効果が得られ、生存が27%減少した(第3図)。形質移入CD40発現Rat−1線維芽細胞を用いて、CD40効果の特異性を調査した。第4図に示すように、G28.4mAbによるCD40の刺激によって、細胞成長が阻害された。検討したトランスフェクタント(クローン8個)において、G28.5mAb 2μg/mlとともに48時間インキュベーションすると、細胞成長が22%減少する(第4図)。CD40活性化によるシスプラチン誘発細胞死滅の強化上記細胞株をG28.5mAbで処理することにより、シスプラチン等の抗癌剤の細胞障害効果が強化された。A2780細胞株において、G28.5mAb 10μg/mlに暴露することにより、5μMシスプラチンの細胞死滅効果が、統計的に有意な効果である、46%から61%に増加した(第5図)。同様な結果が、G28.5mAb 2μg/mlの存在下で5μMシスプラチンにより処理したEJ株についても得られた(第6図)。また、Rat−1/CD40C1.8のG28.5mAb 1μg/mlによる処理によっても、シスプラチンの細胞障害効果が強化され、IC50値が6μM(+/−0.9)から4.2μM(+/−0.3)にシフトした。これは、薬剤感受性が1.6〜1.8倍増加したことを表す(第7図)。親の未形質移入Rat−1細胞では何ら効果が見られなかった。実施例2細胞培養上記実施例1に記載した細胞培養法を利用した。細胞の処理及び細胞成長についてのアッセイ細胞増殖の阻害を、Mossamanの比色分析(Mossman、J.Immunol.Meths.、65、55〜63、1983参照)を用いて評価した。簡単に述べると、細胞を96ウエルプレートで一晩平板培養して正常細胞周期とした。次に、種々の濃度のCD40L〔構築可溶型CD40結合リガンド(米国ワシントン州シアトル ユニバシティストリート51にあるImmunex Research and Development社製)を添加し、細胞成長に及ぼすそれらの影響を、適当な時間(48時間、72時間及び96時間)をおいた後に、Sigma社製5mg/mlMTT(3−(4,4−ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニルテトラゾリウムブロマイド)のPBS溶液20μlを添加して評価した。細胞を、さらに37℃で5時間インキュベーションし、形成されたホルマザン結晶をDMSOに溶解し、光学濃度(OD)をBecton Dickinson Multiscanにより550nmで記録した。さらなる一連の実験では、細胞を、種々のシスプラチン濃度で、CD40Lを添加又は無添加で、2時間処理した。次に、細胞を、PBS、及びCD40L含有の新鮮な培地200μlで2回洗浄した。48時間後、細胞成長を、上記したMTTアッセイを用いて評価した。癌細胞成長に対するCD40Lの影響A2780、2780CP及びEJ癌細胞株だけでなく、CD40Rat−1トランスフェクタント(Rat−1/CD40C1.8)の細胞成長に対するCD40Lの影響についても調査した。CD40L 100単位/mlにより、48時間処理後、卵巣A2780細胞株の生存を、対照に対して、36%減少させた(第8図)。EJ細胞株に対するCD40Lの影響は、時間と濃度の両方に依存し、CD40L 100単位/mlで96時間処理したときに最大の効果が得られ、生存が43%減少した(第9図)。形質移入CD40発現Rat−1線維芽細胞を用いて、CD40効果の特異性を調査した。第10図に示すように、CD40LによるCD40の刺激によって、細胞成長が阻害された。検討したトランスフェクタント(クローン8個)において、CD40L 100単位/mlとともに48時間インキュベーションすると、生存が28%減少した(第10図)。CD40活性化によるシスプラチン誘発細胞死滅の強化EJ癌細胞株を、CD40L 100単位/mlの存在下で7.5μMシスプラチンにより処理することにより、細胞死滅が増強された(第11図)。 上皮細胞増殖防止用薬剤であって、G28.5及びCD40Lから選択されるCD40レセプターバインダーを含む薬剤。 上皮細胞系における癌の治療のための薬剤であって、G28.5及びCD40Lから選択されるCD40レセプターバインダーを含む薬剤。 新生上皮細胞の抗腫瘍薬物性アポトーシスに対する感受性を高めるための薬剤であって、G28.5及びCD40Lから選択されるCD40レセプターバインダーを含む薬剤。 抗腫瘍薬をさらに含む、請求項2に記載の薬剤。 G28.5及びCD40Lから選択されるCD40レセプターバインダーを動物(但し、ヒトを除く)の患者に投与することを含む、上皮細胞増殖を防止する方法。 G28.5及びCD40Lから選択されるCDレセプターバインダーを動物(但し、ヒトを除く)の患者に投与することを含む、動物における上皮細胞癌を治療する方法。


ページのトップへ戻る

生命科学データベース横断検索へ戻る