タイトル: | 公開特許公報(A)_界面活性剤組成物およびそれを含む高油含量製剤 |
出願番号: | 2015083121 |
年次: | 2015 |
IPC分類: | A61K 8/37,A61K 8/44,A61K 8/46,A61Q 19/00,A61Q 19/10,A61K 8/06 |
クライネン,ヨッヘン コルテメイヤー,ウータ ハルトゥング,クリスティアン ベンズマー,ヨアヒム JP 2015205875 公開特許公報(A) 20151119 2015083121 20150415 界面活性剤組成物およびそれを含む高油含量製剤 エヴォニク インダストリーズ アーゲー 512242985 稲葉 良幸 100079108 大貫 敏史 100109346 江口 昭彦 100117189 内藤 和彦 100134120 クライネン,ヨッヘン コルテメイヤー,ウータ ハルトゥング,クリスティアン ベンズマー,ヨアヒム DE 10 2014 207 421.5 20140417 A61K 8/37 20060101AFI20151023BHJP A61K 8/44 20060101ALI20151023BHJP A61K 8/46 20060101ALI20151023BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20151023BHJP A61Q 19/10 20060101ALI20151023BHJP A61K 8/06 20060101ALI20151023BHJP JPA61K8/37A61K8/44A61K8/46A61Q19/00A61Q19/10A61K8/06 14 OL 55 4C083 4C083AA081 4C083AA121 4C083AA122 4C083AB242 4C083AB332 4C083AB372 4C083AB432 4C083AC011 4C083AC212 4C083AC242 4C083AC302 4C083AC351 4C083AC352 4C083AC391 4C083AC392 4C083AC422 4C083AC432 4C083AC442 4C083AC472 4C083AC532 4C083AC582 4C083AC642 4C083AC662 4C083AC692 4C083AC711 4C083AC712 4C083AC781 4C083AC782 4C083AC792 4C083AC852 4C083AC932 4C083AD092 4C083AD132 4C083AD151 4C083AD152 4C083AD161 4C083AD162 4C083AD202 4C083AD222 4C083AD262 4C083AD352 4C083AD412 4C083AD442 4C083BB05 4C083BB07 4C083BB11 4C083CC23 4C083DD23 4C083DD27 4C083DD31 4C083DD44 4C083EE07 4C083FF01 本発明は、構造化製剤の調製のために使用することができる組成物、この組成物を含む構造化製剤、および構造化製剤を調製するためのプロセスに関する。 構造化界面活性剤含有製剤は、界面活性剤が平面状および/または球状結石状(spherolithic)ラメラ相の形態で存在する液体結晶組成物である。通常、界面活性剤相は、分散形態で水相中の球状結石、つまりラメラ滴として存在している。このような球状結石は、水または電解質溶液が間に取り込まれた界面活性剤分子の同心二重層のタマネギ様構造で構成されている。構造化界面活性剤組成物は通常、これらのラメラ界面活性剤相の存在により、水不溶性粒子、例えば油滴などを懸濁させることができる汲出し可能な非ニュートン組成物である。 このような構造化製剤は、例えば、シャンプー、シャワージェル、石鹸、フェイスクレンザー、泡入浴剤、およびローション、クリーム、コンディショナー、シェービング製品などのボディケア製剤ならびにベビーケア製剤などの化粧用クレンジング製剤で使用される。 このような構造化製剤の優れた特性は、水を加えることにより、その中に存在している物質を効率的に表面に析出させる能力である。 WO2008118381には、構造化界面活性剤組成物であって、この組成物100重量部に対して、(I)アルキルエーテル硫酸塩界面活性剤0超〜約15重量部、(II)アルキル硫酸塩界面活性剤0超〜約15重量部、(III)アルカノールアミド界面活性剤0超〜約8重量部、(IV)両性界面活性剤0〜約10重量部、(V)電解質であり、成分(I)、(II)、(III)および(IV)と組み合わせて不透明な外観および0パスカル超の降伏点を示す構造化界面活性剤組成物を生じさせる量の電解質、ならびに(VI)水を含み、成分(I)(II)(III)および(IV)の合計量が5重量部以上である、組成物が開示されている。 この先行技術に記載の製剤の欠点は、製剤が特に優れた起泡挙動を有していないということである。 先行技術の製剤におけるアルキルエーテル硫酸塩の必要含量も、同様に欠点である。 先行技術の構造化製剤のさらなる欠点は、含有油に対する界面活性剤の比率が高いということである。 本発明の一つの課題は、高い油分率、例えば製剤全体に対し20〜60重量%の油比率を有する、起泡の容易な構造化製剤を提供することであった。 驚くべきことに、少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸との少なくとも1つのエステル化生成物を含む請求項1に記載の組成物を用いることにより、高い油分率の起泡の容易な構造化製剤が調製できることが分かった。多価アルコールと脂肪酸とのエステル化生成物は、起泡の容易な界面活性剤として知られておらず、また特に、高い油含量、例えば10重量%超の油を含む製剤は、化粧品用途において通常低い起泡性しか示さないことから、本発明は非常に驚くべきものである。 したがって、本発明は、請求項1に記載の組成物を提供する。 本発明はさらに本発明による組成物を含む構造化製剤を提供する。 本発明はさらに本発明による構造化製剤を調製するためのプロセスも提供する。 本発明の1つの利点は、大量の油を本発明による製剤に組み入れることができるということである。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤が硫酸塩不含、特にエーテル硫酸塩不含で作製可能であるということである。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤がポリエーテル不含で作製可能ということである。 本発明による製剤が、存在する界面活性剤の量に対して非常に大量の油を安定して含むことができることも、本発明のさらなる利点である。 本製剤のさらなる利点は、皮膚および眼刺激性に関して非常に穏やかな製剤を製剤化し得るということである。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤が、高温および低温の両方で、ならびに温度変動下で保存安定性があることである。 本発明による製剤が、香料、有効成分およびケア物質を安定に含むことができ、それらを高い度合いまで析出し得ることも、本発明のさらなる利点である。このことは、例えば芳香が表面に均一に広がり、長期間にわたって放出されるという利点を有する。本発明のさらなる利点は、本発明による製剤が、低温でおよび/または大量のエネルギー投入を必要とすることなく製造可能ということである。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤が、脂肪酸および脂肪アルコールを用いずに製剤化し得るということである。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤が、ポリマーレオロジー添加剤を添加せずに降伏点を示し得るということである。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤が、高い油分率にもかかわらず起泡性が高いということである。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤が、容易に濯ぎ落とすことができるということである。 本発明のさらなる利点は、洗浄中および洗浄後の皮膚感触が改善されるということである。 本発明のさらなる利点は、酸化性染毛剤の洗浄に対する耐性が改善されていることである。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤が、毛髪に適用した際に、光沢の向上および毛髪状態の調整の改善をもたらすということである。 本発明のさらなる利点は、特別にクリーミーで濃厚なテクスチャの製剤を得ることができるということである。さらに、このテクスチャは、比較的大量の塩を加えることなく達成することができる。 本発明のさらなる利点は、本発明による製剤がジアルキルスルホコハク酸塩を含まずに製剤化し得るということである。 本発明のさらなる利点は、原料の大半を構成する多価アルコールと脂肪酸との含有エステル化生成物が、95重量%を超える活性量を有する液体物質として存在するということである。 本発明による組成物は、 A)少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸との少なくとも1つのエステル化生成物20重量部〜67重量部、好ましくは25重量部〜57重量部、特に好ましくは33重量部〜47重量部、 B)少なくとも1つの両性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは20重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部、および C)少なくとも1つのアニオン性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは20重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部を含む。 本発明に関連して、用語「界面活性剤」は、20℃で組成物全体に対して0.5重量%の濃度にて水の表面張力を45mN/m未満に低下させることが可能な界面活性特性を備えた有機物質を意味するとして理解される。ここで表面張力は、25℃でDuNouyに従ったリング法により測定されるものである。 本発明に関して、用語「アルキル」は、任意選択により不飽和であってもよいアルキルラジカルを含む。 本発明に関連して、用語「両性界面活性剤」は、pH7および20℃で少なくとも90mol%の分子が各場合の少なくとも1つの負および正の荷電基の両方を有する両性イオン界面活性剤を意味するとして理解される。好ましくは、両性界面活性剤は、25℃で10ミリモル濃度の塩化カリウム水溶液をバックグラウンド電解質として測定を行うとき、pHIEP=2〜12の等電点を示す。 本発明に関連して、用語「アニオン性界面活性剤」は、pH7および20℃で少なくとも90mol%の分子が少なくとも1つの負の荷電基を有する界面活性剤を意味するとして理解される。好ましくは、アニオン性界面活性剤は、25℃で10ミリモル濃度の塩化カリウム水溶液をバックグラウンド電解質として測定を行うときpHIEP=2〜12の等電点を示さない。少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸とのエステル化生成物はここで除外される。 他に明記しない限り、記載されるパーセンテージ(%)は全て質量パーセントである。本発明の好ましい実施形態において、1種または複数の含有される成分が少なくとも1つの定義された物質に限定されるとき、それらの特定された物質とは異なるさらなる成分の物質は、組成物中または製剤中に存在しないことを意味すると理解されるべきである。 好ましくは、本発明による組成物中に存在する少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸とのエステル化生成物は、多価アルコールが炭素、酸素および水素のみからなり、アルコール分子中の炭素:酸素のモル比が、3:1〜0.8:1、好ましくは2.5:1〜0.9:1、特に好ましくは2:1〜1:1であり、アルコール分子中の水素:酸素の比が6:1〜1:1、好ましくは5:1〜1.5:1、特に好ましくは4:1〜1.8:1であるエステル化生成物の群から選択される。アルコール分子は、直鎖状、分岐状、または環式であり得、飽和または不飽和であり得るが、飽和が好ましい。アルコールは、2〜7個のアルコール官能基を有することが好ましく、2〜5個のアルコール官能基を有することが特に好ましい。 好ましくは、本発明による組成物中に存在する少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸とのエステル化生成物は、4〜24個、好ましくは6〜18個、特に好ましくは6〜14個の炭素原子を有する脂肪酸のエステル化生成物の群から選択される。 アルコール中のエステル化前のアルコール官能基とエステル化生成物中の脂肪酸とのモル比は、1:1〜7:1で変動し得、2:1〜4:1の比が好ましい。 純粋な脂肪酸および脂肪酸混合物のいずれも、純粋なアルコールまたはアルコール混合物と反応させることができるが、脂肪酸の混合物が本発明において好ましい。 エステル化生成物は、固体であっても液体であってもよいが、液体生成物であることが特に好ましい。 特に好ましくは、本発明による組成物中に存在する少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸とのエステル化生成物は、モノカプリル酸ソルビタン、モノカプリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノミリスチン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、ジカプリル酸ソルビタン、ジカプリン酸ソルビタン、ジラウリン酸ソルビタン、ジミリスチン酸ソルビタン、ジパルミチン酸ソルビタン、ジオレイン酸ソルビタン、ジステアリン酸ソルビタン、トリカプリル酸ソルビタン、トリカプリン酸ソルビタン、トリラウリン酸ソルビタン、トリミリスチン酸ソルビタン、トリパルミチン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、セスキカプリル酸ソルビタン、セスキカプリン酸ソルビタン、セスキラウリン酸ソルビタン、セスキミリスチン酸ソルビタン、セスキパルミチン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、モノカプリル酸グリセリル、モノカプリン酸グリセリル、モノラウリン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリル、モノパルミチン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、ジカプリル酸グリセリル、ジカプリン酸グリセリル、ジラウリン酸グリセリル、ジミリスチン酸グリセリル、ジパルミチン酸グリセリル、ジオレイン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、カプリル酸ポリグリセロール−2、カプリン酸ポリグリセロール−2、ラウリン酸ポリグリセロール−2、ミリスチン酸ポリグリセロール−2、パルミチン酸ポリグリセロール−2、オレイン酸ポリグリセロール−2、ステアリン酸ポリグリセロール−2、カプリル酸ポリグリセロール−3、カプリン酸ポリグリセロール−3、ラウリン酸ポリグリセロール−3、ミリスチン酸ポリグリセロール−3、パルミチン酸ポリグリセロール−3、オレイン酸ポリグリセロール−3、ステアリン酸ポリグリセロール−3、カプリル酸ポリグリセロール−4、カプリン酸ポリグリセロール−4、ラウリン酸ポリグリセロール−4、ミリスチン酸ポリグリセロール−4、パルミチン酸ポリグリセロール−4、オレイン酸ポリグリセロール−4、ステアリン酸ポリグリセロール−4およびそれらの混合物を含む群、好ましくはそれらからなる群から選択され、セスキカプリル酸ソルビタン、セスキカプリン酸ソルビタン、モノカプリル酸グリセリル、ジカプリル酸グリセリル、モノカプリン酸グリセリル、ジカプリン酸グリセリル、モノカプリル酸ソルビタン、モノカプリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、セスキカプリル酸ソルビタン、セスキカプリン酸ソルビタンおよびそれらの混合物が特に好ましい。 好ましくは、本発明による組成物中に存在する両性界面活性剤は、アルキルベタイン、アルキルアミドアルキルベタイン、アルキルアンホ酢酸塩、アルキルアンホ二酢酸塩、アルキルアンホプロピオン酸塩、アルキルアンホジプロピオン酸塩、アルキルスルテイン、アルキルヒドロキシスルテイン、アルキルアミンオキシド、アルキルアンホグリシン塩、アルキルイミノ二酢酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩、アルキルアンホプロピルスルホン酸塩、アルキルアンホカルボキシグリシン塩およびアルキルアンホカルボキシジプロピオン酸塩を含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される。 特に好ましくは、本発明による組成物中に存在する両性界面活性剤は、C4−〜C24−、好ましくはC6−〜C18−、特に好ましくはC8−〜C14−アルキルベタインおよびC4−〜C24−、好ましくはC6−〜C18−、特に好ましくはC8−〜C14−アルキルアミドプロピルベタインを含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される。アルキルラジカルは直鎖状であっても分岐状であってもよく、直鎖状が好ましい。特に好ましくは、存在するアルキルベタインまたはアルキルアミドプロピルベタインは、ラウリルベタイン、ココ−ベタイン、ベヘニルベタイン、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、セチルベタイン、コカミドエチルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ココ/オレアミドプロピルベタイン、デシルベタイン、ダイマージリノールアミドプロピルジベタイン、水添タロウベタイン、ヒドロキシラウリル/ヒドロキシミリスチルベタイン、イソステアラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ミリスチルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、オレイルベタイン、パルミタミドプロピルベタイン、リシノールアミドプロピルベタイン、ステアラミドプロピルベタイン、ステアリルベタイン、タロウアミドプロピルベタイン、タロウベタイン、タロウジヒドロキシエチルベタイン、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、サンフラワーアミドプロピルベタイン、セチルベタイン、ラウリルベタインからなる群から選択される。 特に好ましくは、本発明で両性界面活性剤として存在するアルキルアンホ酢酸塩、アルキルアンホ二酢酸塩、アルキルアンホプロピオン酸塩またはアルキルアンホジプロピオン酸塩は、ココベタインアミドアンホプロピオン酸塩、ココアンホジプロピオン酸DEA、カプロアンホ二酢酸二ナトリウム、カプロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム、カプリロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、ココアンホ二酢酸二ナトリウム、ココアンホジプロピオン酸二ナトリウム、イソステアロアンホ二酢酸二ナトリウム、イソステアロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、ラウレス−5カルボキシアンホ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンホ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、オレオアンホジプロピオン酸二ナトリウム、PPG−2−イソデセス−7カルボキシアンホ二酢酸二ナトリウム、ステアロアンホ二酢酸二ナトリウム、タロウアンホ二酢酸二ナトリウム、カプロアンホプロピオン酸ナトリウム、カプリロアンホ酢酸ナトリウム、カプリロアンホプロピオン酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホプロピオン酸ナトリウム、イソステアロアンホ酢酸ナトリウム、イソステアロアンホプロピオン酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホプロピオン酸ナトリウム、ミリストアンホ酢酸ナトリウム、オレオアンホ酢酸ナトリウム、オレオアンホプロピオン酸ナトリウム、ステアロアンホ酢酸ナトリウム、ステアロアンホプロピオン酸ナトリウム、トールアンホプロピオン酸ナトリウム、タロウアンホ酢酸ナトリウム、ウンデシレノアンホ酢酸ナトリウムおよびウンデシレノアンホプロピオン酸ナトリウムからなる群から選択される。 特に好ましくは、本発明で両性界面活性剤として存在するアルキルスルテインまたはアルキルヒドロキシスルテインは、カプリルスルテイン、コカミドプロピルヒドロキシスルテイン、ココ−ヒドロキシスルテイン、ココ−スルテイン、エルカミドプロピルヒドロキシスルテイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルテイン、ラウリルヒドロキシスルテイン、ラウリルスルテイン、ミリスタミドプロピルヒドロキシスルテイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルテイン、タロウアミドプロピルヒドロキシスルテインからなる群から選択される。 特に好ましくは、両性界面活性剤として存在するアルキルアミンオキシドは、ベヘンアミンオキシド、コカミドプロピルアミンオキシド、コカミンオキシド、デシルアミンオキシド、デシルテトラデシルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルC8〜10アルコキシプロピルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルC9〜11アルコキシプロピルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルC12〜15アルコキシプロピルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルコカミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウラミンオキシド、ジヒドロキシエチルステアラミンオキシド、ジヒドロキシエチルタロウアミンオキシド、水添タロウアミンオキシド、イソステアラミドプロピルアミンオキシド、ラウラミドプロピルアミンオキシド、ラウラミンオキシド、ミリスタミドプロピルアミンオキシド、ミリスタミンオキシド、パルミタミドプロピルアミンオキシド、パルミタミンオキシド、PEG−3ラウラミンオキシド、ステアラミドプロピルアミンオキシド、ステアラミンオキシド、タロウアミドプロピルアミンオキシド、タロウアミンオキシド、ウンデシレンアミドプロピルアミンオキシドからなる群から選択される。 特に好ましくは、両性界面活性剤として存在するアルキルアンホグリシン塩は、カプロアンホグリシン塩、カプリロアンホグリシン塩、ココアンホグリシン塩、イソステアロアンホグリシン塩、ラウロアンホグリシン塩、ミリストアンホグリシン塩、オレオアンホグリシン塩、ステアロアンホグリシン塩、タロウアンホグリシン塩、ウンデシレノアンホグリシン塩からなる群から選択される。 特に好ましくは、両性界面活性剤として存在するアルキルイミノ二酢酸塩またはアルキルイミノジプロピオン酸塩は、コカミノプロピルイミノ二酢酸二ナトリウム、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二ナトリウム、ラウリミノ二酢酸二ナトリウム、ラウリミノジプロピオン酸二ナトリウム、ステアリミノジプロピオン酸二ナトリウム、タロウイミノジプロピオン酸二ナトリウム、(C12〜15)アルコキシプロピルイミノジプロピオン酸ナトリウム、ココイミノニ酢酸ナトリウム、ラウリミノジプロピオン酸ナトリウムからなる群から選択される。 特に好ましくは、両性界面活性剤として存在するアルキルアンホプロピルスルホン酸塩は、ココアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、オレオアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ステアロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウリミノビスヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、ココアンホカルボキシエチルヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、カプロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、カプリロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウムからなる群から選択される。 特に好ましくは、存在する両性界面活性剤はコカミドプロピルベタインである。 好ましくは、本発明による組成物中に存在するアニオン性界面活性剤は、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたスルホコハク酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたメチルスルホコハク酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたコハク酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたグリシン塩、任意選択によりアルコキシル化されたグルタミン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたイセチオン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたカルボン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたアニス酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたレブリン酸塩、任意選択によりアルコキシル化された酒石酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたラクチレート、任意選択によりアルコキシル化されたタウリン塩、任意選択によりアルコキシル化されたアラニン塩、任意選択によりアルコキシル化されたリン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたスルホ酢酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたスルホサクシンアミド酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたサルコシン塩および任意選択によりアルコキシル化されたホスホン酸塩を含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される。 好ましくは、本発明による組成物中にアニオン性界面活性剤として存在するアルキル硫酸塩またはアルキルエーテル硫酸塩は、C4−〜C24−、好ましくはC6−〜C18−、特に好ましくはC8−〜C14−アルキル硫酸塩およびアルキルエーテル硫酸塩からなる群から選択される。アルキルラジカルは直鎖状であっても分岐状であってもよいが、直鎖状が好ましい。適切な分岐アルキルラジカルとしては、メチルデシル基、メチルウンデシル基、メチルドデシル基、エチルデシル基、エチルウンデシル基およびエチルドデシル基が挙げられ、例えば1−メチルデシル、1−メチルウンデシル、1−メチルドデシル、1−エチルデシル、1−エチルウンデシル、1−エチルドデシルなどが挙げられる。 アルキルまたはアルケニル基への接尾辞「eth」の付加は、一般に、1つまたは複数のエチレンオキシド単位の付加を説明するものであり、例えばトリデセス(trideceth)はエトキシル化トリデシル基を指し、接尾辞「−n」は、nが整数であり、基あたりのこのようなエチレンオキシド単位の数を説明するものであって、例えば「トリデセス−3」は、トリデシル基あたり3つのエチレンオキシド単位を有するエトキシル化トリデシルアルコールの一群を指す。 好ましい実施形態において、アルキル硫酸塩またはアルキルエーテル硫酸塩は、アルキル(C12〜15)硫酸アンモニウム、アルキル(C12〜16)硫酸アンモニウム、カプリレス硫酸アンモニウム、ココモノグリセリド硫酸アンモニウム、ココ−硫酸アンモニウム、(C12〜15)パレス硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス−5硫酸アンモニウム、ラウレス−7硫酸アンモニウム、ラウレス−9硫酸アンモニウム、ラウレス−12硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ミレス硫酸アンモニウム、ミリスチル硫酸アンモニウム、ノノキシノル−4硫酸アンモニウム、ノノキシノル−30硫酸アンモニウム、パーム核硫酸アンモニウム、トリデセス硫酸アンモニウム、アルキル(C12〜13)硫酸DEA、アルキル(C12〜15)硫酸DEA、セチル硫酸DEA、(C12〜13)パレス−3硫酸DEA、ラウレス硫酸DEA、ラウリル硫酸DEA、ミレス硫酸DEA、ミリスチル硫酸DEA、トリデセス硫酸DEA、ラウレス硫酸ジエチルアミン、コセス硫酸マグネシウム、ココ硫酸マグネシウム、ラウレス硫酸マグネシウム、ラウレス−5硫酸マグネシウム、ラウレス−8硫酸マグネシウム、ラウレス−16硫酸マグネシウム、ラウリル硫酸マグネシウム、ミレス硫酸マグネシウム、オレス硫酸マグネシウム、PEG−3コカミド硫酸マグネシウム、ココ硫酸マグネシウム/TEA、ラウレス硫酸MEA、ラウリル硫酸MEA、トリデセス硫酸MEA、(C12〜15)パレス硫酸MIPA、ラウレス硫酸MIPA、ラウリル硫酸MIPA、トリデセス硫酸MIPA、ラウリル硫酸混合イソプロパノールアミン、ラウレス硫酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、アルキル(C8〜10)硫酸ナトリウム、アルキル(C10〜16)硫酸ナトリウム、アルキル(C11〜15)硫酸ナトリウム、アルキル(C12〜15)硫酸ナトリウム、アルキル(C12〜15)硫酸ナトリウム、アルキル(C12〜18)硫酸ナトリウム、アルキル(C16〜20)硫酸ナトリウム、カプリリル硫酸ナトリウム、セテアリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、コレステリル硫酸ナトリウム、コセス硫酸ナトリウム、コセス−30硫酸ナトリウム、ココ/水添タロウ硫酸ナトリウム、ココモノグリセリド硫酸ナトリウム、ココ硫酸ナトリウム、(C9〜15)パレス−3硫酸ナトリウム、(C10〜15)パレス硫酸ナトリウム、(C10〜16)パレス−2硫酸ナトリウム、(C12〜13)パレス硫酸ナトリウム、(C12〜14)パレス−3硫酸ナトリウム、(C12〜15)パレス硫酸ナトリウム、(C12〜15)パレス−3硫酸ナトリウム、(C13〜15)パレス−3硫酸ナトリウム、(C12〜14)Sec−パレス−3硫酸ナトリウム、デセス硫酸ナトリウム、デシル硫酸ナトリウム、エチルヘキシル硫酸ナトリウム、ラネス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス−5硫酸ナトリウム、ラウレス−7硫酸ナトリウム、ラウレス−8硫酸ナトリウム、ラウレス−12硫酸ナトリウム、ラウレス−40硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、PEG−3コカミドMIPA硫酸ナトリウム、ミレス硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ノノキシノル−1硫酸ナトリウム、ノノキシノル−3硫酸ナトリウム、ノノキシノル−4硫酸ナトリウム、ノノキシノル−6硫酸ナトリウム、ノノキシノル−8硫酸ナトリウム、ノノキシノル−10硫酸ナトリウム、ノノキシノル−25硫酸ナトリウム、オクトキシノル−2硫酸ナトリウム、オクトキシノル−6硫酸ナトリウム、オクトキシノル−9硫酸ナトリウム、オレス硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、PEG−4コカミド硫酸ナトリウム、PEG−4ラウラミド硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、タロウ硫酸ナトリウム、(C12〜13)パレス−3硫酸ナトリウム/TEA、トリデセス硫酸ナトリウム、トリデシル硫酸ナトリウム、硫酸化ヒマシ油、硫酸化ココナッツ油、硫酸化オレイン酸グリセリル、硫酸化オリーブ油、硫酸化ピーナツ油、アルキル(C10〜15)硫酸TEA、アルキル(C11〜15)硫酸TEA、アルキル(C12〜13)硫酸TEA、アルキル(C12〜14)硫酸TEA、アルキル(C12〜15)硫酸TEA、ココ硫酸TEA、(C11〜15)パレス硫酸TEA、(C12〜13)パレス−3硫酸TEA、ラネス−5硫酸TEA、ラウレス硫酸TEA、ラウリル硫酸TEA、オレイル硫酸TEA、PEG−3コカミド硫酸TEA、トリデセス硫酸TEA、ラウレス硫酸TIPA、ラウリル硫酸TIPAから選択され、特にラウレス硫酸ナトリウムが好ましい。 好ましくは、本発明による組成物中でアニオン性界面活性剤として存在する任意選択によりアルコキシル化されたスルホコハク酸塩および/またはメチルスルホコハク酸塩は、任意選択によりアルコキシル化されたC4−〜C24−、好ましくはC6−〜C18−、特に好ましくはC8−〜C14−スルホコハク酸塩および/またはメチルスルホコハク酸塩からなる群から選択される。スルホコハク酸塩および/またはメチルスルホコハク酸塩は、1つまたは2つのアルキルラジカルを含むことができ、モノアルキルスルホコハク酸塩およびモノメチルスルホコハク酸塩が好ましい。アルキルラジカルは直鎖状であっても分岐状であってもよいが、直鎖状が好ましい。アルコキシル化スルホコハク酸塩および/またはメチルスルホスルホコハク酸塩は、特に1〜10、特に好ましくは2〜5のアルコキシル化度を有し得る。 アルコキシ基は、エトキシから選択されることが好ましい。 特に好ましくは、存在する任意選択によりアルコキシル化されたスルホコハク酸塩は、スルホコハク酸ラウレス二ナトリウム、スルホコハク酸(C12〜14)パレス−1二ナトリウム、スルホコハク酸(C12〜14)パレス−2二ナトリウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−12二ナトリウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−3二ナトリウム、スルホコハク酸(C12−14)Sec−パレス−5二ナトリウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−7二ナトリウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−9二ナトリウム、スルホコハク酸(C12〜14)パレス二ナトリウム、スルホコハク酸オレアミドPEG−2ジトリエタノールアミン、スルホコハク酸オレアミドPEG−2二ナトリウム、スルホコハク酸コカミドモノイソプロパノールアミンPEG−4二ナトリウム、スルホコハク酸コカミドPEG−4二ナトリウム、スルホコハク酸コセス−3二ナトリウム、スルホコハク酸ココイルブチルグルセス−10二ナトリウム、スルホコハク酸デセス−5二ナトリウム、スルホコハク酸デセス−6二ナトリウム、スルホコハク酸ラネス−5二ナトリウム、スルホコハク酸ラウラミドPEG−2二ナトリウム、スルホコハク酸ラウラミドPEG−5二ナトリウム、スルホコハク酸ラウレス二ナトリウム、スルホコハク酸ラウレス−12二ナトリウム、スルホコハク酸ラウレス−6二ナトリウム、スルホコハク酸ラウレス−9二ナトリウム、スルホコハク酸オレアミドPEG−2二ナトリウム、スルホコハク酸オレス−3二ナトリウム、スルホコハク酸パルミタミドPEG−2二ナトリウム、スルホコハク酸PEG−5ラウリルクエン酸二ナトリウム、スルホコハク酸PEG−8パームグリセリド二ナトリウム、スルホコハク酸シトステレス−14二ナトリウム、スルホコハク酸ウンデシレンアミドPEG−2二ナトリウム、スルホコハク酸ラウレス−3マグネシウム、スルホコハク酸ラウレス−2モノエタノールアミン、スルホコハク酸(C12〜14)パレス−1二アンモニウム、スルホコハク酸(C12〜14)パレス−2二アンモニウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−12二アンモニウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−3二アンモニウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−5二アンモニウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−7二アンモニウム、スルホコハク酸(C12〜14)Sec−パレス−9二アンモニウム、スルホコハク酸(C12〜14)パレス二アンモニウム、スルホコハク酸オレアミドPEG−2ジトリエタノールアミン、スルホコハク酸オレアミドPEG−2二アンモニウム、スルホコハク酸コカミドモノイソプロパノールアミンPEG−4二アンモニウム、スルホコハク酸コカミドPEG−4二アンモニウム、スルホコハク酸コセス−3二アンモニウム、スルホコハク酸ココイルブチルグルセス−10二アンモニウム、スルホコハク酸デセス−5二アンモニウム、スルホコハク酸デセス−6二アンモニウム、スルホコハク酸ラネス−5二アンモニウム、スルホコハク酸ラウラミドPEG−2二アンモニウム、スルホコハク酸ラウラミドPEG−5二アンモニウム、スルホコハク酸ラウレス二アンモニウム、スルホコハク酸ラウレス−12二アンモニウム、スルホコハク酸ラウレス−6二アンモニウム、スルホコハク酸ラウレス−9二アンモニウム、スルホコハク酸オレアミドPEG−2二アンモニウム、スルホコハク酸オレス−3二アンモニウム、スルホコハク酸パルミタミドPEG−2二アンモニウム、スルホコハク酸PEG−5ラウリルクエン酸二アンモニウム、スルホコハク酸PEG−8パームグリセリド二ナトリウム、スルホコハク酸シトステレス−14二アンモニウム、スルホコハク酸ウンデシレンアミドPEG−2二アンモニウム、スルホコハク酸ラウリルアンモニウム、スルホコハク酸ラウラミド−MEA二アンモニウム、スルホコハク酸ラウリル二アンモニウム、スルホコハク酸ラウリル二カリウム、スルホコハク酸ババッスアミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸セテアリル二ナトリウム、スルホコハク酸セチル二ナトリウム、スルホコハク酸コカミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸コカミドMIPA−二ナトリウム、スルホコハク酸ココ−グルコシド二ナトリウム、スルホコハク酸ココ−二ナトリウム、スルホコハク酸水添綿実グリセリド二ナトリウム、スルホコハク酸イソデシル二ナトリウム、スルホコハク酸イソステアラミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸イソステアラミドMIPA−二ナトリウム、スルホコハク酸イソステアリル二ナトリウム、スルホコハク酸ラウラミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸ラウラミドMIPAグリコール二ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸ミリスタミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸オレアミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸オレアミドMIPA−二ナトリウム、スルホコハク酸オレイル二ナトリウム、スルホコハク酸ポリグリセリル−3カプリル/カプリン酸二ナトリウム、スルホコハク酸リシノールアミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸ステアラミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸ステアリル二ナトリウム、スルホコハク酸トールアミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸タロウアミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸トリデシル二ナトリウム、スルホコハク酸ウンデシレンアミドMEA−二ナトリウム、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、スルホコハク酸ジノニルナトリウム、スルホコハク酸ジイソノニルナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸ジヘプチルナトリウム、スルホコハク酸ジヘキシルナトリウム、スルホコハク酸ジネオペンチルナトリウム、スルホコハク酸ジイソアミルナトリウム、スルホコハク酸ジペンチルナトリウム、スルホコハク酸ジアミルナトリウム、スルホコハク酸ジブチルナトリウム、スルホコハク酸ジイソブチルナトリウム、スルホコハク酸ジカプリルナトリウム、スルホコハク酸ジデシルナトリウム、スルホコハク酸ジウンデシルナトリウム、スルホコハク酸ジラウリルナトリウム、スルホコハク酸ジココイルナトリウム、スルホコハク酸ジトリデシルナトリウム、スルホコハク酸ジプロピルヘプチルナトリウム、スルホコハク酸ジシクロヘキシルナトリウム、スルホコハク酸ジエチルヘキシルアンモニウム、スルホコハク酸ジノニルアンモニウム、スルホコハク酸ジイソノニルアンモニウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムアンモニウム、スルホコハク酸ジヘプチルアンモニウム、スルホコハク酸ジヘキシルアンモニウム、スルホコハク酸ジネオペンチルアンモニウム、スルホコハク酸ジイソアミルアンモニウム、スルホコハク酸ジペンチルアンモニウム、スルホコハク酸ジアミルアンモニウム、スルホコハク酸ジブチルアンモニウム、スルホコハク酸ジイソブチルアンモニウム、スルホコハク酸ジカプリルアンモニウム、スルホコハク酸ジデシルアンモニウム、スルホコハク酸ジウンデシルアンモニウム、スルホコハク酸ジラウリルアンモニウム、スルホコハク酸ジココイルアンモニウム、スルホコハク酸ジトリデシルアンモニウム、スルホコハク酸ジプロピルヘプチルアンモニウム、スルホコハク酸ジシクロヘキシルアンモニウム、スルホコハク酸ジエチルヘキシルカリウム、スルホコハク酸ジノニルカリウム、スルホコハク酸ジイソノニルカリウム、スルホコハク酸ジオクチルカリウム、スルホコハク酸ジヘプチルカリウム、スルホコハク酸ジヘキシルカリウム、スルホコハク酸ジネオペンチルカリウム、スルホコハク酸ジイソアミルカリウム、スルホコハク酸ジペンチルカリウム、スルホコハク酸ジアミルカリウム、スルホコハク酸ジブチルカリウム、スルホコハク酸ジイソブチルカリウム、スルホコハク酸ジカプリルカリウム、スルホコハク酸ジデシルカリウム、スルホコハク酸ジウンデシルカリウム、スルホコハク酸ジラウリルカリウム、スルホコハク酸ジココイルカリウム、スルホコハク酸ジトリデシルカリウム、スルホコハク酸ジプロピルヘプチルカリウム、スルホコハク酸ジシクロヘキシルカリウム、メチルスルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジノニルナトリウム、ジメチルスルホコハク酸イソノニルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジオクチルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジヘプチルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジヘキシルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジネオペンチルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジイソアミルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジペンチルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジアミルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジブチルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジイソブチルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジカプリルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジデシルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジウンデシルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジラウリルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジココイルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジトリデシルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジプロピルヘプチルナトリウム、メチルスルホコハク酸ジシクロヘキシルナトリウムからなる群から選択され、スルホコハク酸ラウレス二ナトリウムが特に好ましい。 好ましくは、本発明による組成物中でアニオン性界面活性剤として存在する任意選択によりアルコキシル化されたスルホン酸塩は、オレフィン(C14〜16)スルホン酸ナトリウム、(C12〜15)パレス−15スルホン酸ナトリウム、アルキル(C14〜17)Secスルホン酸ナトリウム、オレフィン(C14)スルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、ドデシルベンゼンスルホン酸DEA、メチルミリスチン酸スルホン酸DEA、デシルフェニルエーテルジスルホン酸二ナトリウム、ラウリミノビスヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、ラウリルフェニルエーテルジスルホン酸二ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸イソプロピルアミン、イソドデシルベンゼンスルホン酸マグネシウム、ラウリルヒドロキシプロピルスルホン酸マグネシウム、アルキル(C10〜13)ベンゼンスルホン酸MEA、ドデシルベンゼンスルホン酸MIPA、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ラウリルヒドロキシプロピルスルホン酸カリウム、アルカン(C13〜17)スルホン酸ナトリウム、アルカン(C14〜18)スルホン酸ナトリウム、アルキル(C10〜13)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキル(C9〜22)Secスルホン酸ナトリウム、アルキル(C14〜17)Secスルホン酸ナトリウム、カプロイルエチルホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウム、カプリリルPGスルホン酸ナトリウム、カプリリルスルホン酸ナトリウム、ココグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ココグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ココモノグリセリドスルホン酸ナトリウム、オレフィン(C12〜14)スルホン酸ナトリウム、オレフィン(C14〜16)スルホン酸ナトリウム、オレフィン(C14〜18)スルホン酸ナトリウム、オレフィン(C16〜18)スルホン酸ナトリウム、(C14〜15)パレス−PGスルホン酸ナトリウムおよび(C12〜15)パレス−3スルホン酸ナトリウム、(C12〜15)パレス−7スルホン酸ナトリウム、(C12〜15)パレス−15スルホン酸ナトリウム、デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、デシルグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルパーム核脂肪酸スルホン酸ナトリウム、ラウロイルヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウリルグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、メチルラウリン酸スルホン酸ナトリウム、メチルミリスチン酸スルホン酸ナトリウム、メチルパルミチン酸スルホン酸ナトリウム、メチルステアリン酸スルホン酸ナトリウム、パームグリセリドスルホン酸ナトリウム、フェニルノナン酸スルホン酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキル(C14〜17)Secスルホン酸TEA、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、トリデシルベンゼンスルホン酸TEAからなる群より選択される。 好ましくは、本発明による組成物中でアニオン性界面活性剤として存在する任意選択によりアルコキシル化されたグリシン塩は、ココイルグリシンナトリウム、ココイルグリシンカリウム、ラウロイルグリシンナトリウム、ラウリルジエチレンジアミノグリシンナトリウム、ココイルグリシンTEAからなる群より選択される。 好ましくは、本発明による組成物中でアニオン性界面活性剤として存在する任意選択によりアルコキシル化されたグルタミン酸塩は、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ココイル加水分解コムギタンパク質グルタミン酸ナトリウム、カプリロイルグルタミン酸二カリウム、ウンデシレノイルグルタミン酸二カリウム、カプリロイルグルタミン酸二ナトリウム、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、水添タロウグルタミン酸二ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸二ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、ウンデシレノイルグルタミン酸二ナトリウム、カプリロイルグルタミン酸カリウム、ココイルグルタミン酸カリウム、ラウロイルグルタミン酸カリウム、ミリストイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸カリウム、ウンデシレノイルグルタミン酸カリウム、カプリロイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイル/水添タロウグルタミン酸ナトリウム、ココイル加水分解コムギタンパク質グルタミン酸ナトリウム、ココイル/パルモイル/サンフラワロイルグルタミン酸ナトリウム、水添タロウイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、オリーボイルグルタミン酸ナトリウム、パルモイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ウンデシレノイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸TEA、水添タロウイルグルタミン酸TEA、ラウロイルグルタミン酸TEAからなる群より選択される。 好ましくは、本発明による組成物中でアニオン性界面活性剤として存在する任意選択によりアルコキシル化されたイセチオン酸塩は、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸アンモニウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、水添ココイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ミリストイルイセチオン酸ナトリウム、オレオイルイセチオン酸ナトリウム、オレイルメチルイセチオン酸ナトリウム、パームケルネロイルイセチオン酸ナトリウム、ステアロイルメチルイセチオン酸ナトリウムからなる群より選択される。 好ましくは、本発明による組成物中でアニオン性界面活性剤として存在する任意選択によりアルコキシル化されたカルボン酸塩は、トリデセス−7カルボン酸、ラウレス−13カルボン酸ナトリウム、ラウレス−4カルボン酸ナトリウム、ラウレス−11カルボン酸、ラウレス−5カルボン酸、ラウレス−5カルボン酸ナトリウム、ラウレス−6カルボン酸アンモニウム、ラウレス−8カルボン酸アンモニウム、カプリレス−4カルボン酸、カプリレス−6カルボン酸、カプリレス−9カルボン酸、セテアレス−25カルボン酸、(C12〜15)パレス−8カルボン酸セチル、(C12〜15)パレス−9カルボン酸セチル、PPG−2イソデセス−7カルボン酸セチル、コセス−7カルボン酸、(C9〜11)パレス−6カルボン酸、(C9〜11)パレス−8カルボン酸、(C11〜15)パレス−7カルボン酸、(C12〜13)パレス−5カルボン酸、(C12〜13)パレス−7カルボン酸、(C12〜13)パレス−8カルボン酸、(C12〜13)パレス−12カルボン酸、(C12〜15)パレス−7カルボン酸、(C12〜15)パレス−8カルボン酸、(C12〜15)パレス−12カルボン酸、(C14〜15)パレス−8カルボン酸、デセス−7カルボン酸、エチルヘキセス−3カルボン酸、ヘキセス−4カルボン酸、(C12〜15)パレス−9カルボン酸イソプロピル、PPG−2イソデセス−7カルボン酸イソプロピル、イソステアレス−6カルボン酸、イソステアレス−11カルボン酸、ラウレス−3カルボン酸、ラウレス−4カルボン酸、ラウレス−5カルボン酸、ラウレス−6カルボン酸、ラウレス−8カルボン酸、ラウレス−10カルボン酸、ラウレス−11カルボン酸、ラウレス−12カルボン酸、ラウレス−13カルボン酸、ラウレス−14カルボン酸、ラウレス−17カルボン酸、ラウレス−11カルボン酸マグネシウム、ラウレス−6カルボン酸MEA、PPG−6ラウレス−7カルボン酸MEA、PPG−8−ステアレス−7カルボン酸MEA、ミレス−3カルボン酸、ミレス−5カルボン酸、オレス−3カルボン酸、オレス−6カルボン酸、オレス−10カルボン酸、PEG−2ステアラミドカルボン酸、PEG−9ステアラミドカルボン酸、ラウレス−3カルボン酸カリウム、ラウレス−4カルボン酸カリウム、ラウレス−5カルボン酸カリウム、ラウレス−6カルボン酸カリウム、ラウレス−10カルボン酸カリウム、トリデセス−3カルボン酸カリウム、トリデセス−4カルボン酸カリウム、トリデセス−7カルボン酸カリウム、トリデセス−15カルボン酸カリウム、トリデセス−19カルボン酸カリウム、PPG−3−デセス−2カルボン酸、(C12〜15)パレス−8カルボン酸プロピル、カプリレス−2カルボン酸ナトリウム、カプリレス−9カルボン酸ナトリウム、セテアレス−13カルボン酸ナトリウム、セテス−13カルボン酸ナトリウム、(C9〜11)パレス−6カルボン酸ナトリウム、(C11〜15)パレス−7カルボン酸ナトリウム、(C12〜13)パレス−5カルボン酸ナトリウム、(C12〜13)パレス−8カルボン酸ナトリウム、(C12〜13)パレス−12カルボン酸ナトリウム、(C12〜15)パレス−6カルボン酸ナトリウム、(C12〜15)パレス−7カルボン酸ナトリウム、(C12〜15)パレス−8カルボン酸ナトリウム、(C12〜15)パレス−12カルボン酸ナトリウム、(C14〜15)パレス−8カルボン酸ナトリウム、(C12〜14)Sec−パレス−8カルボン酸ナトリウム、デセス−2カルボン酸ナトリウム、ヘキセス−4カルボン酸ナトリウム、イソステアレス−6カルボン酸ナトリウム、イソステアレス−11カルボン酸ナトリウム、ラウレス−3カルボン酸ナトリウム、ラウレス−4カルボン酸ナトリウム、ラウレス−5カルボン酸ナトリウム、ラウレス−6カルボン酸ナトリウム、ラウレス−8カルボン酸ナトリウム、ラウレス−11カルボン酸ナトリウム、ラウレス−12カルボン酸ナトリウム、ラウレス−13カルボン酸ナトリウム、ラウレス−14カルボン酸ナトリウム、ラウレス−16カルボン酸ナトリウム、ラウレス−17カルボン酸ナトリウム、ラウリルグルコースカルボン酸ナトリウム、ラウリルグリコールカルボン酸ナトリウム、PEG−6コカミドカルボン酸ナトリウム、PEG−8コカミドカルボン酸ナトリウム、PEG−3ラウラミドカルボン酸ナトリウム、PEG−4ラウラミドカルボン酸ナトリウム、PEG−7オリーブ油カルボン酸ナトリウム、PEG−8パームグリセリドカルボン酸ナトリウム、トリデセス−3カルボン酸ナトリウム、トリデセス−4カルボン酸ナトリウム、トリデセス−6カルボン酸ナトリウム、トリデセス−7カルボン酸ナトリウム、トリデセス−8カルボン酸ナトリウム、トリデセス−12カルボン酸ナトリウム、トリデセス−15カルボン酸ナトリウム、トリデセス−19カルボン酸ナトリウム、ウンデセス−5カルボン酸ナトリウム、トリデセス−3カルボン酸、トリデセス−4カルボン酸、トリデセス−7カルボン酸、トリデセス−8カルボン酸、トリデセス−15カルボン酸、トリデセス−19カルボン酸およびウンデセス−5カルボン酸からなる群より選択される。 好ましくは、本発明による組成物中でアニオン性界面活性剤として存在する任意選択によりアルコキシル化されたサルコシン塩は、ラウロイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンナトリウム、ミリストイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンTEA、ココイルサルコシンアンモニウム、ラウロイルサルコシンアンモニウム、ダイマージリノレイルビス−ラウロイルグルタミン酸塩/ラウロイルサルコシン塩、ラウロアンホ二酢酸ラウロイルサルコシン二ナトリウム、イソプロピルラウロイルサルコシン塩、ココイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシンカリウム、ココイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ミリストイルサルコシンナトリウム、オレオイルサルコシンナトリウム、パルミトイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンTEA、ラウロイルサルコシンTEA、オレオイルサルコシンTEA、パーム核サルコシンTEAからなる群より選択される。 本発明による組成物中にアニオン性界面活性剤として存在し得るさらなる物質は、アニス酸ナトリウム、レブリン酸ナトリウム、ココ−グルコシド酒石酸ナトリウム、ラウロイルラクチル酸ナトリウム、メチルココイルタウリンナトリウム、メチルラウロイルタウリンナトリウム、メチルオレオイルタウリンナトリウム、ココイルアラニンナトリウム、ラウレス−4リン酸ナトリウム、ラウレス−1リン酸、ラウレス−3リン酸、ラウレス−1リン酸カリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウムおよびココスルホ酢酸ナトリウム、ステアリルスルホサクシンアミド酸二ナトリウム、タロウスルホサクシンアミド酸二ナトリウム、ジカルボキシエチルステアリルスルホサクシンアミド酸四ナトリウム、ならびにそれらのアルコキシル化変異体および混合物からなる群から選択される。 本発明によれば、本発明の組成物が、さらに成分D)少なくとも1つの疎水性増粘剤0重量部〜15重量部、好ましくは5重量部〜12重量部、特に好ましくは7重量部〜10重量部を含むことが好ましい。 好ましくは本発明による製剤に好ましく存在する疎水性増粘剤は、 少なくとも1つの脂肪酸および/または少なくとも1つの脂肪酸エステル、例えば脂肪酸グリセリルエステル、脂肪酸メチルエステルおよび脂肪酸エチルエステルと、少なくとも1つの第1級または第2級アミンであり、好ましくは追加的に1つまたは複数の他の官能基、例えばアルコールを含むアミンとの反応生成物、ならびに pH7および20℃で少なくとも90mol%の分子が少なくとも1つの正の荷電基を有し、好ましくは25℃で10ミリモル濃度の塩化カリウム水溶液をバックグラウンド電解質として測定を行うときにpHIEP=2〜12の等電点を示さないカチオン性界面活性剤を含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される。 好ましくは、本発明による組成物中に存在する疎水性増粘剤は、アルカミドモノエタノールアミン、アルカミドジエタノールアミン(dieethanolamine)、アルカミドモノイソプロパノールアミン、エトキシル化脂肪酸アミド、脂肪アルコールエトキシレート、アルキルクアット(quat)およびアルキルアミドアルキルクアットを含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される。 好ましくは、本発明による組成物中に疎水性増粘剤として存在するアルカミドモノエタノールアミン、アルカミドジエタノールアミンおよびアルカミドモノイソプロパノールアミンは、C4−〜C24−、好ましくはC6−〜C18−、特に好ましくはC8−〜C14−アルカミドモノエタノールアミン、アルカミドジエタノールアミンおよびアルカミドモノイソプロパノールアミンを含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される。アルキルラジカルは直鎖状であっても分岐状であってもよいが、直鎖状が好ましい。特に好ましくは、存在するアルカミドモノエタノールアミン、アルカミドジエタノールアミンおよびアルカミドモノイソプロパノールアミンは、コカミドモノエタノールアミン(=コカミドMEA)、ミンクアミドジエタノールアミン、オリーブアミドモノエタノールアミン、パーム核アミドモノエタノールアミン、パーム核アミドジエタノールアミン、パーム核アミドモノイソプロパノールアミン、パームアミドモノエタノールアミン、パームアミドジエタノールアミン、パームアミドモノイソプロパノールアミン、ピーナツアミドモノエタノールアミン、ピーナツアミドジエタノールアミン、ピーナツアミドモノイソプロパノールアミン、ソイアミドジエタノールアミン、トールアミドジエタノールアミン、タロウアミドジエタノールアミン、タロウアミドモノエタノールアミン、コカミドジエタノールアミン(=コカミドDEA)、コカミドモノイソプロパノールアミン(=コカミドMIPA)、ステアラミドモノイソプロパノールアミン、イソステアラミドモノイソプロパノールアミン、ラウラミドモノイソプロパノールアミン、リノールアミドモノイソプロパノールアミン、ミリスタミドモノイソプロパノールアミン、オレアミドモノイソプロパノールアミン、リシノールアミドモノイソプロパノールアミンからなる群から選択され、コカミドモノエタノールアミンが特に好ましい。 本発明による特に好ましい組成物は、 A)セスキカプリル/カプリン酸ソルビタン33重量部〜47重量部、 B)コカミドプロピルベタイン23重量部〜28重量部、 C)ラウレス硫酸ナトリウムおよびスルホコハク酸ラウレス二ナトリウムから選択される少なくとも1種の物質23重量部〜28重量部、ならびに D)コカミドMEA7重量部〜10重量部を含む。 本発明の一態様において、本発明による組成物は、成分A)〜D)に加えて、溶媒、例えば、水および/またはプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、エタノール、イソプロパノール、グリセロールなど、特に水を、好ましくは、組成物全体に対して、20重量%〜85重量%、好ましくは30重量%〜70重量%、特に好ましくは40重量%〜50重量%含む。 このことは、本発明による組成物が、より容易に完全に製剤化可能であり、良好な加工性を有し、より保存安定性があるという技術的効果を有する。本発明のこの態様において、本発明による組成物中の成分A)〜D)の合計が、組成物全体に対して、5重量%〜80重量%、好ましくは8重量%〜70重量%、特に好ましくは10重量%〜60重量%である場合が本発明において好ましい。 本発明による組成物は、予想外に大量の油の組込みに適するものであり、一方で、構造化製剤、特に化粧用構造化製剤として保たれている。 したがって、本発明は、構造化製剤、特に化粧用製剤であって、 本発明による組成物、および E)少なくとも1つの化粧用油であり、製剤全体に対する重量%で11重量%〜74重量%、好ましくは16重量%〜60重量%、特に好ましくは21重量%〜55重量%の量の化粧用油を含む製剤を提供する。 本発明に関連して、用語「構造化製剤」は、0.1〜100s−1のせん断速度の範囲でせん断速度の増加に伴って低下する粘性と、≧1mPaの降伏点を示す製剤を意味すると理解される。粘性と降伏点のいずれもレオメータを使用して測定され、この測定軸椎は空気軸受けに格納される。 粘性は前述のせん断速度で1〜10桁の範囲に入り、2〜6桁であることが好ましい。測定は直径40mmのプレート−プレートジオメトリを使用して25℃で実施される。 降伏点は40mmの直径を備えたプレート−プレートジオメトリを用いて、振動数1Hzで25℃にて測定される。せん断応力は0.001〜100Paで変動し、降伏点に対する基準は、直線的粘弾範囲のプラトー値からの貯蔵弾性率の5%偏差が達成されるせん断応力である。 本発明による好ましい構造化製剤は、0.001Pa超、特に好ましくは1〜100Paの降伏点を示す。これに関連して、本発明による製剤にポリマーレオロジー添加剤を存在させることなく、0.001Pa超、好ましくは1〜100Paの降伏点が得られることが特に好ましい。 使用可能な化粧用油は、シリコーン油、機能性シリコーン、ミネラルオイル、脂肪酸エステル、植物油、動物油などの天然油、およびそれらの混合物などの物質である。 本発明による好ましい製剤は、シクロペンタシロキサン、シクロメチコン、ジメチコン、ジメチコノル、アモジメチコン、PEG/PPGジメチコン、セチルジメチコン、ステアリルジメチコン、ステアロキシジメチコン、ベヘノキシジメチコン、ポリイソブテン、ワセリン、ミネラルオイル、水添ポリドデセン、水添ポリデセン、ポリデセン、ヤシ油脂肪酸イソアミル、PPG−3ミリスチルエーテル、PPG−11ステアリルエーテル、ジカプリリルエーテル、炭酸ジカプリリル、イソノナン酸セテアリル、エチルヘキサン酸セチル、炭酸ジエチルヘキシル、リシノレイン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ヘプタン酸ステアリル、ヤシ脂肪酸デシル、オレイン酸デシル、PPG−15ステアリルエーテル、オクチルドデカノール、パルミチン酸イソセチル、エチルヘキサン酸セテアリル、パルミチン酸エチルヘキシル、ステアリン酸エチルヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、PPG−14ブチルエーテル、トリイソステアリン、安息香酸アルキル(C12〜15)、カプリル酸フェノキシエチル、ミリスチン酸イソプロピル、カプリル/カプリン酸トリグリセリド、ヒマワリ油、オリーブ油、アルガン油、ミネラルオイル、ヒマシ油、リシナス油、ココア油、パーム油、ココナッツ油、アボカド油、アーモンド油、ホホバ油、ダイズ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、ウォールナッツ油、エルカ酸オレイル、およびそれらの混合物を含む。 本発明による好ましい製剤は、成分A)〜E)を、成分A〜D)の合計と成分E)とが1:1.1〜1:10、好ましくは1:1.5〜1:5、特に好ましくは1:2〜1:4である重量比で含む。 本発明による好ましい構造化製剤は、上記で本発明に従って好ましいと説明した本発明による組成物を含む。 本発明による好ましい製剤は、成分A)〜D)を合計で、製剤全体に対する重量%で5重量%〜35重量%、好ましくは8重量%〜25重量%、特に好ましくは11重量%〜20重量%の量で含む。 本発明による好ましい製剤は、成分A)〜C)を合計で、製剤全体に対する重量%で、7重量%〜16重量%の量で含む。 本発明による製剤は、好ましくは水溶性製剤であり、好ましくは製剤全体に対する重量%で、5重量%〜80重量%、好ましくは20重量%〜75重量%、特に好ましくは30重量%〜60重量%の量で水を含む製剤である。 本発明による製剤は、特に化粧用ケアおよびクレンジング製剤、特に皮膚および皮膚付属器官のための製剤である。 用語「ケア製剤」は、本明細書において、対象を原形状に回復させること、外部の影響(例えば、時間、光、温度、圧力、汚れ、または対象と接触する他の反応性化合物との化学反応)、例えば、老化、汚れ、物質疲労、漂白などの影響を弱めるまたは回避すること、さらには対象の好ましい肯定的特性を向上させることの目的を満たす製剤を意味する。 したがって、本発明による製剤としては、液体ソープ、シャワージェル、オイル系入浴剤、メーキャップリムーバーまたはシャンプー、泡入浴剤、ヘアシャンプー、2イン1シャンプー、ヘアリンス、パーマネントウェーブ液および中和液、ヘアカラーシャンプー、ヘアセッティング組成物、ヘアスタイリング組成物、ブロードライローション、泡状セッティング組成物、ヘアトリートメント、リーブインコンディショナー、ヘアスムージング組成物、光沢改善組成物、および染毛用組成物が挙げられる。 本発明による化粧用ケアおよびクレンジング製剤は、例えば、非イオン性界面活性剤、皮膚軟化剤、乳化剤、増粘剤/粘度調節剤/安定化剤、酸化防止剤、ヒドロトロープ(またはポリオール)、固形物および充填剤、真珠光沢剤、脱臭および制汗活性剤、虫よけ剤、自己日焼け剤、保存剤、調整剤、香料、染料、化粧活性成分、ケア剤、過脂剤、溶媒の群から選択される少なくとも1種のさらなる成分を含み得る。 個々の群の典型的な代表例として使用し得る物質は当業者に公知であり、例えば、EP2273966A1において見出し得る。この特許出願は、参照により本明細書に組み入れられ、本開示の一部を形成する。 さらなる任意選択による成分およびそれらの成分の使用量に関しては、当業者に公知の関連ハンドブック、例えば、K.Schraderによる“Grundlagen und Rezepturen der Kosmetika”[Fundamentals and Formulations of Cosmetics]、第2版、329〜341頁、Huthig Buch Verlag Heidelbergで明示的に参照される。 特定の添加剤の量は、意図する用途に応じて定まる。それぞれの用途のための典型的なガイド製剤は、従来技術で公知であり、例えば、特定の基本材料および活性成分に関する製造業者のパンフレットに挙げられている。それらの既存の製剤は通常変化させずに採用することができる。しかしながら、必要であれば、所望の改変を、適応および最適化のために煩雑でない簡単な実験により試みることができる。 さらに本発明は、構造化製剤を調製するためのプロセスであって、1)本発明による組成物を用意する工程、および2)本発明による組成物と、E)少なくとも1つの化粧用油であり、製剤全体に対する化粧用油の重量%で11重量%〜74重量%、好ましくは16重量%〜60重量%、特に好ましくは21重量%〜55重量%の量の化粧用油を含む構造化製剤を与える化粧用油とを混合する工程を含む、プロセスを提供する。 本発明によれば、本発明によるプロセスは、本発明に関して上記で好ましいと説明した本発明による組成物と、上記で好ましいと説明した成分E)とを用いて対応するように実施することが好ましい。 本発明による好ましいプロセスは、例えば、水および/またはプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、エタノール、イソプロパノール、グリセロール、特に水などの溶媒を、プロセス工程1)で使用される組成物全体に対して、好ましくは20重量%〜85重量%、好ましくは30重量%〜70重量%、特に好ましくは40重量%〜50重量%で含む本発明による組成物を用いて実施される。 本発明によれば、本発明によるプロセスは、成分A)〜D)が、結果として得られる製剤に、製剤全体に対する重量%で5重量%〜35重量%、好ましくは8重量%〜25重量%、特に好ましくは11重量%〜20重量%の量で存在するように実施することが好ましい。 本発明によれば、本発明によるプロセスは、成分A)〜E)が、成分A)〜D)の合計量と成分E)との重量比で1:1.1〜1:10、好ましくは1:1.5〜1:5、特に好ましくは1:2〜1:4となる量で実施することが好ましい。 本発明によるプロセスのプロセス工程2)は、存在する成分の乳化を含むことが好ましい。 本発明による好ましいプロセスでは、水は、本発明によるプロセスで得られる製剤全体に対する重量%で、5重量%〜80重量%、好ましくは20重量%〜75重量%、特に好ましくは30重量%〜60重量%の量で存在する。 本発明による構造化製剤を調製するための本発明による代替的プロセスは、本発明のさらなる主題を構成するものであり、a)B)少なくとも1つの両性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは22重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部、 C)少なくとも1つのアニオン性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは22重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部、および D)少なくとも1つの疎水性増粘剤0重量部〜15重量部、好ましくは5重量部〜12重量部、特に好ましくは7重量部〜10重量部を含む組成物を用意する工程、b)工程a)で得られた組成物に、 A)少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸とのエステル化生成物から選択される少なくとも1つの物質20重量部〜67重量部、好ましくは25重量部〜57重量部、特に好ましくは33重量部〜47重量部、および E)少なくとも1つの化粧用油であり、得られる製剤全体に対する化粧用油の重量%で11重量%〜74重量%、好ましくは16重量%〜60重量%、特に好ましくは21重量%〜55重量%の量の化粧用油を添加および混合する工程を含み、成分A)〜D)の重量部の合計が100重量部となる、プロセスである。 成分A)およびE)は、本発明によるプロセス工程b)において、任意の所望の順序で添加することができる。最初にE)、次いでA)を添加してもよく、または最初にA)、次いでE)を添加してもよい。成分A)およびE)を少なくとも部分的に混合し、次いで、本発明によるプロセス工程b)において少なくとも部分的に混合物の形態で添加してもよい。 本発明による代替的プロセスで使用される成分A)〜E)は、本発明による構造化製剤に存在する成分に対応する。本発明によれば、本発明によるプロセスは、上記で好ましいと説明した本発明による組成物の成分A)〜D)と、上記で好ましいと説明した構造化製剤の成分E)とを用いて対応するように実施することが好ましい。 本発明によれば、本発明による代替的プロセスは、成分A)〜D)が、製剤全体に対する重量%で、5重量%〜35重量%、好ましくは8重量%〜25重量%、特に好ましくは11重量%〜20重量%の量で結果として得られる製剤に存在するように実施することが好ましい。 本発明によれば、本発明による代替的プロセスは、成分A)〜E)が、成分A〜D)の合計量と成分E)との比率で1:1.1〜1:10、好ましくは1:1.5〜1:5、特に好ましくは1:2〜1:4となる量で実施することが好ましい。 本発明による代替的プロセスのプロセス工程b)は、存在する成分の乳化を含むことが好ましい。 本発明による好ましい代替的プロセスでは、水は、本発明によるプロセスで得られる製剤全体に対する重量%で、5重量%〜80重量%、好ましくは20重量%〜75重量%、特に好ましくは30重量%〜60重量%の量で存在する。 下記に示す実施例は、例として本発明を説明するものであり、本発明、つまり明細書の記載全体および特許請求の範囲から明らかな本出願の範囲を、実施例に詳述される実施形態に限定することを何ら意図するものではない。 合成実施例1 実験生成物1:グリセロールおよびカプリル/カプリン酸のエステル化生成物 出発原料をフラスコに入れて秤量し(グリセロール:カプリル/カプリン酸のモル比=2:3、グリセロール:カプリル/カプリン酸の質量比=184.2g:466.3g、カプリル/カプリン酸比=60:40)、次いで240℃で撹拌した。生じた水は蒸留ブリッジによって分離した。反応混合物の酸価は、最初は1時間ごとに制御し、後に30分ごとに制御した;終了基準は、酸価1(1mg KOH/1gの混合物)として定義した。8時間後にこの基準に達した。液状の無色の生成物となり、さらなる加工は行わなかった。 実施例1:高油含量の製剤 実施例7:泡の技術的測定 SITA R−2000泡試験装置 泡の特性、特に起泡性を評価するために、シータ泡試験装置(SITA R−2000泡試験装置、SITA Messtechnik GmbH、ドイツ)を用いて試験を実施した。この試験において、本発明による製剤を、市販品、つまり先行技術による比較例「DGディープリーモイスチャライジング・ボディウォッシュ」(PA)と比較した。「DGディープリーモイスチャライジング・ボディウォッシュ」は、WO2008118381による構造化組成物を含んでいる。 処理は、T=30℃で、硬度10°dH(ドイツ硬度)の水を用いて、pH約6で、回転速度1500rpmで実施した。 表において、本発明による製剤の様々な時間後(10〜100秒)の泡高(単位ml)を示す。ここで製剤は全て、ラウレス硫酸ナトリウム3%、コカミドプロピルベタイン3%、コカミドMEA1%およびヒマワリ油50%、ならびに多価アルコールと脂肪酸との様々なエステル化生成物を含む。 結果から第1に本発明による組成物の泡高が先行技術による組成物の泡高に対して顕著に優れていることが示される。 実施例8:先行技術と比較して改善された本発明による製剤の泡官能特性 本発明による製剤の泡特性およびスキンケア特性を評価するために、市販品、つまり先行技術による比較例「DGディープリーモイスチャライジング・ボディウォッシュ」(PA)と比較して手洗い官能試験を行った。「DGディープリーモイスチャライジング・ボディウォッシュ」は、WO2008118381による構造化組成物を含んでいる。 10人の訓練された試験員からなるグループにおいて、定義されたやり方で手洗いを実施し、1(悪い)から5(非常によい)までの等級を使用して泡特性と皮膚感触を評価した。 本発明による製剤の組成を表01に列挙する。 表01.手洗い試験の試験製剤: 官能試験の結果を表02にまとめる。 表02.手洗い試験の結果: 表02の試験結果から、本発明による製剤が、先行技術によるPA比較製剤と比較して多くの適用特性において優れていることが明らかである。このような背景の下、本発明による製剤の結果が非常に良好であり、先行技術と比較して顕著な改善を奏することを示すことができる。 測定値から、本発明による製剤が、特に起泡挙動、泡体積、泡のクリーミー性および濯ぎ性に関して顕著な改善をもたらすことが明らかである。 さらなる製剤例: 使用する原材料のリスト A)少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸との少なくとも1つのエステル化生成物20重量部〜67重量部、好ましくは25重量部〜57重量部、特に好ましくは33重量部〜47重量部、 B)少なくとも1つの両性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは20重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部、および C)少なくとも1つのアニオン性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは20重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部を含む、組成物。 少なくとも1つのエステル化生成物が、モノカプリル酸ソルビタン、モノカプリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノミリスチン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、ジカプリル酸ソルビタン、ジカプリン酸ソルビタン、ジラウリン酸ソルビタン、ジミリスチン酸ソルビタン、ジパルミチン酸ソルビタン、ジオレイン酸ソルビタン、ジステアリン酸ソルビタン、トリカプリル酸ソルビタン、トリカプリン酸ソルビタン、トリラウリン酸ソルビタン、トリミリスチン酸ソルビタン、トリパルミチン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、セスキカプリル酸ソルビタン、セスキカプリン酸ソルビタン、セスキラウリン酸ソルビタン、セスキミリスチン酸ソルビタン、セスキパルミチン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、モノカプリル酸グリセリル、モノカプリン酸グリセリル、モノラウリン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリル、モノパルミチン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、ジカプリル酸グリセリル、ジカプリン酸グリセリル、ジラウリン酸グリセリル、ジミリスチン酸グリセリル、ジパルミチン酸グリセリル、ジオレイン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、カプリル酸ポリグリセロール−2、カプリン酸ポリグリセロール−2、ラウリン酸ポリグリセロール−2、ミリスチン酸ポリグリセロール−2、パルミチン酸ポリグリセロール−2、オレイン酸ポリグリセロール−2、ステアリン酸ポリグリセロール−2、カプリル酸ポリグリセロール−3、カプリン酸ポリグリセロール−3、ラウリン酸ポリグリセロール−3、ミリスチン酸ポリグリセロール−3、パルミチン酸ポリグリセロール−3、オレイン酸ポリグリセロール−3、ステアリン酸ポリグリセロール−3、カプリル酸ポリグリセロール−4、カプリン酸ポリグリセロール−4、ラウリン酸ポリグリセロール−4、ミリスチン酸ポリグリセロール−4、パルミチン酸ポリグリセロール−4、オレイン酸ポリグリセロール−4、ステアリン酸ポリグリセロール−4およびそれらの混合物を含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。 存在する両性界面活性剤が、アルキルベタイン、アルキルアミドアルキルベタイン、アルキルアンホ酢酸塩、アルキルアンホ二酢酸塩、アルキルアンホプロピオン酸塩、アルキルアンホジプロピオン酸塩、アルキルスルテイン、アルキルヒドロキシスルテイン、アルキルアミンオキシド、アルキルアンホグリシン塩、アルキルイミノ二酢酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩、アルキルアンホプロピルスルホン酸塩、ならびにアルキルアンホカルボキシグリシン塩およびアルキルアンホカルボキシプロピオン酸塩のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩を含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される、請求項1または2に記載の組成物。 存在するアニオン性界面活性剤が、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたスルホコハク酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたメチルスルホコハク酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたスルホン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたグリシン塩、任意選択によりアルコキシル化されたグルタミン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたイセチオン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたカルボン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたアニス酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたレブリン酸塩、任意選択によりアルコキシル化された酒石酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたラクチレート、任意選択によりアルコキシル化されたタウリン塩、任意選択によりアルコキシル化されたアラニン塩、任意選択によりアルコキシル化されたリン酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたスルホ酢酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたスルホコハク酸塩、任意選択によりアルコキシル化されたサルコシン塩、および任意選択によりアルコキシル化されたホスホン酸塩を含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される、請求項1〜3の少なくとも1項に記載の組成物。 D)少なくとも1つの疎水性増粘剤0重量部〜15重量部、好ましくは5重量部〜12重量部、特に好ましくは7重量部〜10重量部を含む、請求項1〜4の少なくとも1項に記載の組成物。 存在する疎水性増粘剤が、 少なくとも1つの脂肪酸および/または少なくとも1つの脂肪酸エステル、例えば脂肪酸グリセリルエステル、脂肪酸メチルエステルおよび脂肪酸エチルエステルと、少なくとも1つの第1級または第2級アミンであり、好ましくは追加的に1つまたは複数の他の官能基、例えばアルコールを含むアミンとの反応生成物、ならびに pH7および20℃で少なくとも90mol%の分子が少なくとも1つの正の荷電基を有し、好ましくは25℃で10ミリモル濃度の塩化カリウム水溶液をバックグラウンド電解質として測定を行うときにpHIEP=2〜12の等電点を示さないカチオン性界面活性剤を含む群、好ましくはそれらからなる群から選択される、請求項1〜5の少なくとも1項に記載の組成物。 溶媒を含む、請求項1〜6の少なくとも1項に記載の組成物。 請求項1〜7の少なくとも1項に記載の組成物、および、 E)少なくとも1つの化粧用油であり、製剤全体に対する重量%で11重量%〜74重量%、好ましくは16重量%〜60重量%、特に好ましくは21重量%〜55重量%の量の化粧用油を含む構造化製剤。 成分A)〜D)を合計で、製剤全体に対する重量%で5重量%〜35重量%、好ましくは8重量%〜25重量%、特に好ましくは11重量%〜20重量%の量で含む、請求項8に記載の構造化製剤。 0.001Pa超の降伏点を示す、請求項8または9に記載の構造化製剤。 化粧用油が、シリコーン油、機能性シリコーン、ミネラルオイル、脂肪酸エステル、植物油、動物油などの天然油、およびそれらの混合物の群から選択される、請求項8〜10の少なくとも1項に記載に構造化製剤。 化粧用ケアおよびクレンジング製剤、特に皮膚および皮膚付属器官のための製剤である、請求項8〜11の少なくとも1項に記載の構造化製剤。 構造化製剤を調製するためのプロセスであって、1)請求項1〜7の少なくとも1項に記載の組成物を用意する工程、および2)本発明による組成物と、 E)少なくとも1つの化粧用油であり、製剤全体に対する重量%で11重量%〜74重量%、好ましくは16重量%〜60重量%、特に好ましくは21重量%〜55重量%の量の化粧用油を含む構造化製剤を与える化粧用油とを混合する工程を含む、プロセス。 構造化製剤を調製するためのプロセスであって、a)B)少なくとも1つの両性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは22重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部、 C)少なくとも1つのアニオン性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは22重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部、および D)少なくとも1つの疎水性増粘剤0重量部〜15重量部、好ましくは5重量部〜12重量部、特に好ましくは7重量部〜10重量部を含む組成物を用意する工程、b)工程a)で得られた組成物に、 A)少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸とのエステル化生成物から選択される少なくとも1つの物質20重量部〜67重量部、好ましくは25重量部〜57重量部、特に好ましくは33重量部〜47重量部、および E)少なくとも1つの化粧用油であり、得られる製剤全体に対する化粧用油の重量%で11重量%〜74重量%、好ましくは16重量%〜60重量%、特に好ましくは21重量%〜55重量%の量の化粧用油を添加および混合する工程を含み、成分A)〜D)の重量部の合計が100重量部となる、プロセス。 【課題】本発明の一つの課題は、高い油分率、例えば製剤全体に対し20〜60重量%の油比率を有する、起泡の容易な構造化製剤を提供することである。【解決手段】本発明の一態様は、A)少なくとも1つの多価アルコールと少なくとも1つの脂肪酸との少なくとも1つのエステル化生成物20重量部〜67重量部、好ましくは25重量部〜57重量部、特に好ましくは33重量部〜47重量部、B)少なくとも1つの両性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは20重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部、およびC)少なくとも1つのアニオン性界面活性剤15重量部〜40重量部、好ましくは20重量部〜32重量部、特に好ましくは23重量部〜28重量部を含む、組成物である。本発明の他の態様は、上記組成物を含む構造化製剤である。【選択図】なし