タイトル: | 公開特許公報(A)_体臭除去剤 |
出願番号: | 2014074649 |
年次: | 2015 |
IPC分類: | A61K 8/97,A61Q 15/00,A61Q 1/00,A61K 36/23,A61K 36/899,A61P 43/00 |
土田 克彦 森田 美穂 JP 2015196657 公開特許公報(A) 20151109 2014074649 20140331 体臭除去剤 株式会社ナリス化粧品 591230619 土田 克彦 森田 美穂 A61K 8/97 20060101AFI20151013BHJP A61Q 15/00 20060101ALI20151013BHJP A61Q 1/00 20060101ALI20151013BHJP A61K 36/23 20060101ALI20151013BHJP A61K 36/899 20060101ALI20151013BHJP A61P 43/00 20060101ALI20151013BHJP JPA61K8/97A61Q15/00A61Q1/00A61K35/78 NA61K35/78 UA61P43/00 3 OL 9 4C083 4C088 4C083AA082 4C083AA111 4C083AA112 4C083AA122 4C083AB032 4C083AB212 4C083AB242 4C083AB432 4C083AB442 4C083AC012 4C083AC022 4C083AC072 4C083AC102 4C083AC122 4C083AC212 4C083AC242 4C083AC352 4C083AC402 4C083AC422 4C083AC432 4C083AC442 4C083AC472 4C083AC552 4C083AD092 4C083AD112 4C083AD532 4C083CC04 4C083CC05 4C083CC07 4C083CC12 4C083CC17 4C083DD27 4C083DD31 4C083EE18 4C088AB41 4C088AB73 4C088AC01 4C088AC05 4C088BA08 4C088BA37 4C088MA63 4C088NA14 4C088ZA89この発明は、体臭の改善に関するもので、詳細には、大麦、明日葉から選ばれる少なくとも一種から抽出して得た抽出物からなる体臭除去剤とその用途に関するものである。汗臭、口臭、脇臭等の体臭に対する消臭・防臭指向の高まりにより、体臭を抑えるエチケット製品に対する要望が近年高まりつつある。体臭は汗臭・皮脂臭など体全体から発せられるニオイと、頭髪臭・口臭・腋臭・足臭など体の部位から発せられるニオイ、さらに喫煙や食生活等の生活環境により修飾されたニオイの混ざり合ったものである。体臭の原因成分に関しても近年研究が進み、足臭ではエクリン汗の微生物分解物であるイソ吉草酸、頭皮臭では皮脂の微生物分解物である脂肪酸、腋臭ではアポクリン汗腺分泌物の微生物分解物である3-メチル-2-ヘキセン酸などが知られている。さらに加齢臭として、皮脂(9-ヘキサデセン酸)の酸化分解物である2-ノネナールが特定されている(非特許文献1)。体臭の原因成分は、加齢臭として知られている2-ノネナールのほかにも、n-オクタナール、n-ノナナール、n-デカナールなどのアルデヒド系化合物が挙げられる。各体臭原因成分が皮膚表面から発生していることも確認されている(特許文献1、 非特許文献2,3)。アルデヒドは主要な体臭原因成分の1つであることが知られている。ニオイの強さは、アルデヒド・ケトン系化合物、含硫窒素化合物が強いとされ(非特許文献1)、体臭対策としてもこれらの化合物が研究対象とされている。アルデヒド系化合物が原因となる体臭の除去剤には、アルデヒド系化合物と接触後比較的短時間でアルデヒド系化合物を除去するものが好ましい。体臭に対する対策には、ニオイの発生を抑える「防臭」と、発生したニオイを除去する「消臭」があり、それぞれの方法についてさまざまな技術が開発されている。防臭技術としては、抗酸化剤による酸化抑制、リポキシゲナーゼ阻害剤による過酸化脂質の生成抑制、抗菌剤による皮膚常在菌増殖抑制といった方法がある。一方、消臭技術としては、物理的消臭、化学的消臭、生物的消臭、感覚的消臭がある。物理的消臭は吸着性の高い物質にニオイ成分を吸着させる方法、化学的消臭はニオイ成分に異なる物質を反応させ非ニオイ成分に変化させる方法、生物的消臭は微生物の働きを利用してニオイ成分を非ニオイ成分に代謝させる方法、感覚的消臭は主に香料によるマスキングである。特に化学的消臭は薬剤の噴霧や塗布による簡易な作業で実施できること、また化学反応を利用したものであり比較的速やかにニオイの原因成分を除去し消臭効果が得られることから、本願発明では特にアルデヒド系化合物をターゲットとした、化学的消臭による体臭除去に着目した。体臭を抑制する成分についても多くの報告がなされており、大麦の抽出物による消臭効果が特許文献2で示されている。しかし本技術では汚水処理場、魚類加工場、魚粉製造場、家畜糞あるいは鶏糞乾燥場、パルプ工場等から発生する悪臭又は生ゴミ、汚物などの生活環境から発生するメチルメルカプタンを指標にした消臭効果である。メチルメルカプタンはチオールの一種であることから、特許文献2はヒト皮膚の表面から発生するアルデヒドを対象とするものではない。また特許文献3において、大麦は抗酸化能のあるポリフェノールを含み、体臭抑制効果が示唆されているが、この方法では体臭成分の生成を抑えるにとどまり、既に発生した体臭成分の消臭能はない。特許文献4でアシタバによる体臭のマスキング剤としての記載はあるが、既に発生した体臭成分を除去して消臭するものではない。特開平11−286428特開平10−108900特開2013−249276特開平6−179610土師信一郎 他, Fragrance Journal, 27 (9), 42〜46 (1999)瀬谷共美 他, 繊維製品消費科学, 51(4) ,333〜337 (2010)官治沙奈恵 他, 平成24年度繊維学会年次大会予稿集, 2G02, GC/MS及びにおい識別装置による枕カバー付着成分の分析本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、発生した体臭の原因成分を効果的に除去することを課題とするものである。本発明者は鋭意研究を重ねた結果、ヒト皮膚の表面から発生する体臭成分そのものに着眼し、体臭成分の代表として皮脂より発生するアルデヒド類が挙げられることからアルデヒド類を化学的消臭方法により直接除去する植物抽出物を見出した。特に大麦若葉抽出物や明日葉抽出物がアルデヒド系化合物を短時間に除去し、消臭することを発見し、本発明を完成するに至った。本発明は体臭除去剤として、ヒトの皮膚表面から発生したアルデヒド類を除去し、消臭することができる。また、体臭除去用の外用剤として、ヒトの皮膚表面に塗布又は噴霧等することで体臭による不快感をなくすことが期待できる。本発明に用いる大麦、は、イネ科(Poaceae) オオムギ属(Hordeum) 大麦(Hordeum vulgare)である。使用される部位は特に限定されない。葉、花、根、全草等が用いられるが、特に葉が好適で、特に幼穂形成期のもの(大麦若葉)が最も顕著な効果を示した。評価試験では葉を用いているが、その他の部位でも同様の効果が得られる。本発明に用いる明日葉は、セリ科(Apiaceae) シシウド属(Angelica) 明日葉(Angelica keiskei)である。使用される部位は特に限定されない。葉、花、根、全草等が用いられるが、特に葉が好適である。評価試験では葉を用いているが、その他の部位でも同様の効果が得られる。これらの植物抽出物の調製は特に限定されないが、例えば種々の適当な有機溶媒を用いて、低温下から加温下で抽出される。抽出溶媒としては、例えば、水;メチルアルコール、エチルアルコール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;酢酸エチルなどのアルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素;ジエチルエーテル等のエーテル類;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロゲン化アルカン等の1種または2種以上を用いることが出来る。中でも、水、エチルアルコール、1,3−ブチレングリコールの1種または2種以上の混合溶媒が特に好適である。本発明に用いることのできる植物抽出物の抽出方法は特に限定されないが、例えば乾燥したものを用いる場合、質量比で1〜1000倍量、特に10〜100倍量の溶媒を用い、0℃以上、特に20℃〜40℃で1時間以上、特に3〜7日間行うのが好ましい。また、60〜100℃で1〜2時間、加熱抽出しても良い。乾燥粉末は市販のものを用いても良い。また、乾燥したものでなくとも抽出可能である。以上のような条件で得られる上記各抽出物は、抽出された溶液のまま用いても良いが、さらに必要により、濾過・活性炭等の処理をして、濃縮、脱色、粉末化したものを適宜使い分けて用いることが出来る。本発明の体臭除去剤を皮膚外用剤に配合する場合、植物抽出物の配合量は特に限定されないが、蒸発乾燥分に換算して0.01〜20.0質量%が好ましく、特に0.1〜10.0質量%の範囲が最適である。本発明の体臭除去剤又は皮膚外用剤は、清浄用化粧品、基礎化粧品、頭髪化粧品、メークアップ化粧品、石鹸類、洗顔料類、医薬部外品、医薬品などに利用できるが、その利用分野は特に限定されるものではない。本発明の体臭除去剤を皮膚外用剤に配合する場合、本発明の効果を損なわない範囲で、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、たとえば、油脂、ロウ類、炭化水素油、エステル油、高級アルコール、シリコーン油、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、保湿剤、界面活性剤、水溶性高分子、増粘剤、粉体、皮膚保護剤、美白剤、シワ改善剤、老化防止剤、植物抽出物、防腐剤、消炎剤、pH調整剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、安定化剤、香料、色素、顔料等などを必要に応じて適宜配合することができる。本発明の体臭除去剤又は皮膚外用剤は、その形態としては噴霧用剤、液状、ジェル状、クリーム状、固形状、パック、浴用剤等、または二剤式などこれらを混合して用いる剤型に利用できる。以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。また、特記しない限り配合量は質量%で示す。<アルデヒド除去能評価>アルデヒド除去能の評価は、HPLCを利用した測定方法(分析化学, 46(1) , 31-36, 1997)を改変してアルデヒド系化合物の量を測定することにより行った。大麦若葉粉末0.5gに10倍質量の50%エタノール水溶液5gを加え分散後、室温で4日間抽出し、大麦若葉抽出物を得た。蒸発乾燥分は1.8%の収率であった。明日葉の葉粉末1.0gに10倍質量の95%1,3−ブチレングリコール水溶液10gを加え分散後、80℃で2時間抽出し、明日葉抽出物を得た。蒸発乾燥分は2.4%の収率であった。陽性対象には、2−ノネナールの除去効果が知られているL−リジン(特開2011−156227)と、同じ塩基性アミノ酸のL−ヒスチジンを用いた。L−リジンは50%エタノール水溶液を溶媒として1%溶液とし、L−ヒスチジンは1%水溶液を調整した。上記大麦若葉抽出物(試料1)、又は明日葉抽出物(試料2)、又はL−リジン溶液(試料3)、又はL−ヒスチジン(試料4)500μLと、エタノールを溶媒として調製した5μMアルデヒド混合液(n-オクタナール、2-ノネナール、n-ノナナール、n-デカナールがそれぞれ5μMとなるよう混合したもの:アルデヒド混合液A)500μLとを混合後、32℃の恒温槽で8時間温めた。Controlには試料の代わりに各抽出溶媒を用いた。次に試料1又は試料2又は試料3又は試料4と、アルデヒド混合液Aとの混合液500μLとDNPA液500μLを混合後、45℃の恒温槽で30min反応させた(反応液)。DNPA液とは、DNPH(2,4-Dinitrophenyl hydrazine Hydrochloride) 25mg, 99.5%エタノール45mL, 濃塩酸1mL, 蒸留水 4mLの混合液を指す。反応液は 氷水で約10min冷却し、反応を停止させた。反応を停止させた反応液はろ過後、HPLCで解析した。n-オクタナール、2-ノネナール、n-ノナナール、n-デカナールの検出はそれぞれリテンションタイム9.9min, 11.5min, 12.8min, 16.9minに確認された。体臭成分であるこれらのアルデヒドの除去率は、以下の式に従い、各アルデヒドの面積から求めた。<HPLC 条件>カラム; CHEMCOBOND 5-ODS-W size6.0×150 (6A)流速 ; 1.5 mL/minカラム温度 ; 50 °C移動相 ; CH3CN:H2O = 80:20( V/V)検出器/測定波長 ;紫外可視検出器/365 nmアルデヒド除去能評価結果を示す。Controlを0%とし、各試験区においてアルデヒド除去率を算出した。試験の結果、大麦若葉抽出物、又は明日葉抽出物のどちらにおいてもアルデヒドが除去されており、4種のアルデヒドを効率的に除去する点でL−リジンやL−ヒスチジンと同等もしくは同等以上の効果を有していることが確認された。<植物抽出物のアルデヒド除去率>(表1)<官能評価方法>前述のアルデヒド除去能効果試験で用いたものと同一の大麦若葉抽出物又は明日葉の葉抽出物の、アルデヒドに由来するニオイに対する消臭効果を官能評価した。試験対象にはエタノールを溶媒として調製した 10μMアルデヒド混合液(n-オクタナール、2-ノネナール、n-ノナナール、n-デカナールがそれぞれ10μMとなるよう混合したもの:アルデヒド混合液B)を用いた。アルデヒド混合液Bと大麦若葉抽出物の混合物、又はアルデヒド混合液Bと明日葉抽出物の混合物のニオイ強度のスコアを、混合後1時間経ってから官能評価した。アルデヒド類の消臭効果が知られており(特開2011−156227)、前述のアルデヒド除去能効果試験でアルデヒド除去率の高かったL-ヒスチジンの水溶液と比較評価した。<官能評価基準>評価は一般成人の男女5名にて実施した。試験対照品のニオイ強度のスコアを100に、試験対照品のニオイがない状態のスコアを0に設定し、各評価者の感じる臭いの強さを任意で回答してもらった。(表2)試験の結果、大麦若葉抽出物、明日葉抽出物のどちらにおいてもアルデヒド由来のニオイが低減していることが確認された。また大麦若葉抽出物、明日葉抽出物ともに、陽性対象のL-ヒスチジンよりも優れた消臭効果を有していることが確認された。以下、本発明に係る皮膚外用剤の処方例を示す。なお、含有量は質量%である。製法は、常法による。なお、処方は代表例であり、これに限定されない。配合してある植物の抽出物については、一方の植物しか配合していないものも、もう一方の植物の抽出物および他の部位の抽出物を使用した場合にも同種の効果が確認されている。<処方例1> 消臭化粧水 (質量%)1,3−ブチレングリコール 10.00グリセリン 2.00モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.15エタノール 5.00大麦若葉抽出物 8.00防腐剤 適量精製水 残部合計 100<処方例2>消臭用乳液 (質量%)大麦若葉抽出物 7.0スクワラン 8.0ワセリン 2.0ミツロウ 0.5ソルビタンセスキオレエート 0.8ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.0.) 1.2カルボキシビニルポリマー 0.2プロピレングリコール 0.5水酸化カリウム 0.1エタノール 7.0防腐剤・酸化防止剤 適量香料 適量精製水 残部合計 100<処方例3>消臭クリーム (質量%)大麦若葉抽出物 9.0ミツロウ 2.0ステアリルアルコール 5.0ステアリン酸 8.0スクワラン 10.0自己乳化型グリセリルモノステアレート 3.0ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.0.) 1.0プロピレングリコール 5.0水酸化カリウム 0.3防腐剤・酸化防止剤 適量香料 適量精製水 残部合計 100<処方例4> 消臭軟膏 (質量%)大麦若葉抽出物乾燥物 0.1レゾルシン 0.5パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 4.0ブチルメトキシベンゾイルメタン 4.0ステアリルアルコール 18.0モクロウ 20.0グリセリンモノステアリン酸エステル 0.3ワセリン 33.0香料 適量防腐剤・酸化防止剤 適量精製水 残部合計 100<処方例5> 消臭パック剤 (質量%)大麦若葉抽出乾燥物 0.2酢酸ビニル樹脂エマルジョン 15.0ポリビニルアルコール 10.0ホホバ油 3.0グリセリン 5.0酸化チタン 8.0カオリン 7.0エタノール 5.0香料 適量防腐剤・酸化防止剤 適量精製水 残部合計 100<処方例6> 消臭用クリームファンデーション (質量%)大麦若葉抽出物乾燥物 0.05タルク 5.0セリサイト 8.0酸化チタン 5.0色顔料 適量モノイソステアリン酸ポリグリセリル 3.0ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.5イソノナン酸イソトリデシル 10.01,3−ブチレングリコール 5.0酸化防止剤 適量防腐剤 適量精製水 残部合計 100<処方例7> 消臭パウダーファンデーション (質量%)明日葉(葉)抽出物乾燥物 7.0タルク 43.0カオリン 18.0マイカ 8.0酸化亜鉛 10.0酸化チタン 5.0着色顔料 適量ステアリン酸マグネシウム 6.0流動パラフィン 4.0白色ワセリン 1.0グリチルレチン酸ステアリル 0.05セレシン 1.0ミリスチン酸イソプロピル 1.5防腐剤・酸化防止剤 適量香料 適量合計 100なお、処方例で用いた大麦若葉抽出物は、大麦若葉粉末1.0gに10倍質量の50%エタノール水溶液10gを加え分散後、室温で4日間抽出したもので、蒸発乾燥分は1.8%の収率であった。明日葉(葉)抽出物は、明日葉の葉粉末1.0gに10倍質量の95%1,3−ブチレングリコール水溶液10gを加え分散後、80℃で2時間抽出したものを用いた。蒸発乾燥分は2.4%の収率であった。大麦、明日葉から選ばれる少なくとも一種の植物抽出物からなる体臭除去剤。前記大麦が、大麦若葉であることを特徴とする請求項1に記載の体臭除去剤。請求項1〜2のいずれかに記載の体臭除去剤を配合することを特徴とする体臭除去用の皮膚外用剤。 【課題】体臭の原因物質としてアルデヒド類が知られている。発生したアルデヒド類を化学的に消臭することで、体臭の不快感を効果的に改善できる消臭剤を提供すること。【解決手段】大麦、明日葉から選ばれる少なくとも一種から抽出して得た抽出物からなる体臭除去剤。【効果】本発明は体臭除去剤として、ヒトの皮膚表面から発生したアルデヒド類を除去し、消臭することができる。また、体臭除去用の外用剤として、ヒトの皮膚表面に塗布又は噴霧等することで体臭による不快感をなくすことが期待できる。【選択図】なし