タイトル: | 公開特許公報(A)_生薬エキス含有液体組成物 |
出願番号: | 2012226466 |
年次: | 2013 |
IPC分類: | A61K 45/00,A61K 36/25,A61K 36/48,A61K 36/75,A61K 36/18,A61K 36/73,A61K 36/29,A61K 36/00,A61K 9/08,A61K 47/32,A61K 47/44,A23L 2/52,A23L 2/38 |
山地 貴之 望月 晃司 JP 2013100270 公開特許公報(A) 20130523 2012226466 20121012 生薬エキス含有液体組成物 大正製薬株式会社 000002819 山地 貴之 望月 晃司 JP 2011231787 20111021 A61K 45/00 20060101AFI20130502BHJP A61K 36/25 20060101ALI20130502BHJP A61K 36/48 20060101ALI20130502BHJP A61K 36/75 20060101ALI20130502BHJP A61K 36/18 20060101ALI20130502BHJP A61K 36/73 20060101ALI20130502BHJP A61K 36/29 20060101ALI20130502BHJP A61K 36/00 20060101ALI20130502BHJP A61K 9/08 20060101ALI20130502BHJP A61K 47/32 20060101ALI20130502BHJP A61K 47/44 20060101ALI20130502BHJP A23L 2/52 20060101ALI20130502BHJP A23L 2/38 20060101ALI20130502BHJP JPA61K45/00A61K35/78 MA61K35/78 JA61K35/78 KA61K35/78 CA61K35/78 HA61K35/78 GA61K35/78 XA61K35/78 WA61K9/08A61K47/32A61K47/44A23L2/00 FA23L2/38 C 6 OL 8 4B017 4C076 4C084 4C088 4B017LC03 4B017LC10 4B017LG15 4B017LK07 4B017LK10 4C076AA11 4C076EE06 4C076EE53T 4C076FF36 4C084AA17 4C084MA16 4C084NA03 4C088AB12 4C088AB16 4C088AB18 4C088AB51 4C088AB60 4C088AB62 4C088AB63 4C088AB81 4C088BA06 4C088BA08 4C088MA16 4C088NA03 本発明は、生薬エキスを含有する液体組成物に関する。さらに詳しくは、生薬エキスを含有し、長期間保存した場合に沈殿や浮遊物の生成が抑制された液体組成物に関し、医薬品、指定医薬部外品及び食品の分野に応用できる。 生薬は動植物の薬用とする部分、細胞内容物、分泌物、抽出物又は鉱物などである。生薬は特有の効能、効果を有しており、医薬品、指定医薬部外品及び食品の成分・有効成分として利用されてきた。そして、生薬中の成分を抽出した生薬エキスは、医薬品、指定医薬部外品及び食品の分野に属する各種飲料に配合されているが、生薬エキスをそのまま各種飲料に配合した場合、経時的に沈殿や浮遊物が生成するという課題があった。飲料中の生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物は、商品価値を低下させるばかりでなく、沈殿や浮遊物の中に薬効成分が含まれていた場合、十分な薬効を発揮できない可能性があるため好ましくない。 そこで、生薬エキスを飲料に配合する場合において、経時的な沈殿や浮遊物の生成を抑制するために種々の方法が提案されてきた。例えば、アルギン酸プロピレングリコールエステルを配合したサポニン含有生薬を有効成分とする内服液剤の沈殿抑制方法(特許文献1参照)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体及びポリビニルピロリドンを配合した生薬浸出成分を含む水性液剤の生薬成分析出防止方法(特許文献2参照)である。 しかしながら、これらの方法は、飲料としての服用性や防腐性等の観点から好ましいとされる酸性域での長期保存安定性に課題があり、酸性域においても生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成が十分に抑制された飲料は、未だに提供されていないというのが実状であった。特開平3−99020号公報特開昭61−268627号公報 本発明は、生薬エキスを含有する液体組成物において、服用性や防腐性等の観点から好ましいとされる酸性域においても、長期間保存した場合に、生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成が十分に抑制された液体組成物を提供することを目的とする。 本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、生薬エキスに1種以上の精油及びポリビニルアルコールを配合することにより、酸性域においても生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成が抑制され、長期間保存しても安定な生薬エキス含有液体組成物を提供できることを見出した。 かかる知見に基づく本発明の態様は次のとおりである。(1)精油、ポリビニルアルコール及び生薬エキスを含有することを特徴とする液体組成物。(2)(a)オクタノール/水分配係数(LogPow)が3.3以下である成分を50質量%以上含有する精油、(b)けん化度が70mol%以上で平均重合度が500〜4500であるポリビニルアルコール、並びに(c)pH3.2のクエン酸水溶液に3.0質量%を配合し、90℃で2時間加熱したときに、目視によって沈殿や浮遊物の生成が確認される生薬エキス、を含有することを特徴とする液体組成物。(3)生薬エキスの1質量部に対して、精油が0.001質量部以上及びポリビニルアルコールが0.02質量部以上である前記(1)又は(2)に記載の液体組成物。(4)生薬エキスがニンジン、カンゾウ、チンピ、ショウキョウ、コウジン、シゴカ、タイソウ、サイコ及びインヨウカクからなる群より選択される1種もしくは2種以上のエキスである前記(1)〜(3)のいずれかに記載の液体組成物。(5)精油がチョウジ油、ケイヒ油、ハッカ油及びシソ油からなる群より選択される1種もしくは2種以上である前記(1)〜(3)のいずれかに記載の液体組成物。(6)pHが2.0〜7.0の飲料である前記(1)〜(5)のいずれかに記載の液体組成物。 本発明により、酸性域においても、生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成が抑制され、長期間保存しても安定な生薬エキス含有液体組成物を提供することが可能となった。 本発明の生薬とは、植物、動物、鉱物等の天然の存在する素材の全部又は一部をそのまま又は加工処理し、薬用に供するものをいい、例えば、インヨウカク、ウコン、エンメイソウ、オウギ、カンゾウ、キキョウ、コウジン、サイコ、シゴカ、シャクヤク、ショウキョウ、タイソウ、チンピ、トウキ、トシシ、ニンジン、ハンゲ、ブクリョウ等、日本薬局方等の公定書収載品又はその他の汎用生薬等を包含するものである。 本発明の生薬エキスとしては、かかる生薬の1種又は2種以上から公知の方法により抽出された抽出物が挙げられる。抽出方法は特に限定されるものではなく、一般的に公知の方法で抽出されたエキス、例えば日本薬局方に示された方法等により製造された流エキス、軟エキス、乾燥エキス、チンキ等が該当する。 生薬エキスは、pHが低い酸性域ほど沈殿や浮遊物が生成しやすく、経時的に沈殿や浮遊物の生成が生じる生薬エキスの簡易な見極め法として、pH3.2のクエン酸水溶液に3.0質量%を配合し(溶解させて)、90℃で2時間加熱した場合に、目視によって沈殿や浮遊物の生成が確認されることが挙げられる。 そして、そのような沈殿や浮遊物の生成抑制という観点からは、ニンジン、カンゾウ、チンピ、ショウキョウ、コウジン、シゴカ、タイソウ、サイコ及びインヨウカクからなる群より選択される1種もしくは2種以上を含む生薬エキスが好ましく、ニンジン、カンゾウ、ショウキョウ及びチンピからなる群より選択される1種もしくは2種を含む生薬エキスがより好ましい。中でも、ニンジンエキスは最も沈殿や浮遊物が生成しやすく、本発明を用いる意義が大きい。 生薬エキスの含有(配合)量は、液体組成物を液剤として提供する場合、液剤全体の0.001〜5.0質量%である。 本発明の精油とは、種々の植物の花、つぼみ、葉、枝、幹、根などから得られる揮発性の油のことであり、例えば、チョウジ油、ケイヒ油、ハッカ油、シソ油、トウヒ油、ウイキョウ油が挙げられる。 かかる精油のうち、液体組成物中の生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制するという観点から、オクタノール/水分配係数(LogPow)が3.3以下、好ましくは1.5〜3.3である成分を50質量%以上含有する精油が好ましい。具体的には、チョウジ油、ケイヒ油、ハッカ油及びシソ油からなる群より選択される1種もしくは2種以上を含む精油が好ましく、チョウジ油及びケイヒ油からなる群より選択される1種もしくは2種を含む精油がより好ましい。 なお、チョウジ油はオクタノール/水分配係数(LogPow)が2.3であるオイゲノールを70〜90質量%含有し、ケイヒ油はLogPowが1.9であるケイヒアルデヒドを75〜90質量%含有し、ハッカ油はLogPowが2.5であるl−メントールを70〜90質量%含有し、シソ油はLogPowが2.6であるぺリラアルデヒドを55質量%含有するが、ウイキョウ油はLogPowが3.5であるアネトールを50〜60質量%、他にLogPowが4.6であるリモネンを含有するため、LogPowが3.3以下である成分を50質量%以上含有することはない。 精油の含有(配合)量は、生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制しうる量であれば特に限定はないが、生薬エキスの1質量部に対して0.001質量部以上であり、0.003質量部以上が好ましい。 本発明のポリビニルアルコールとは、ポリ酢酸ビニルをけん化して得られた重合物である。ポリビニルアルコールのけん化度は通常70mol%以上であり、80mol%以上が好ましく、85mol%以上がより好ましい。ポリビニルアルコールの平均重合度は通常500以上4500以下であり,500以上3000以下が好ましい。 ポリビニルアルコールの含有(配合)量は、精油と共に生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制しうる量であれば特に限定はないが、生薬エキスの1質量部に対して0.02質量部以上であり、0.1質量部以上が好ましい。 本発明の液体組成物はいずれのpHでも安定であるが、〔水性〕飲料として提供する場合、服用性や防腐性等の観点から、酸性域における生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制することに大きな意義がある。よって、〔水性〕飲料とする場合のpHとしては、pH2.0〜7.0が好ましく、pH2.0〜6.0がより好ましい。そして、pHの調整には、可食性の酸を用いることができ、具体的には、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、乳酸、コハク酸、アスコルビン酸などの有機酸及びそれらの塩類、塩酸、リン酸などの無機酸及びそれらの塩類などが挙げられる。これらのpH調整剤は1種を用いるだけでなく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。 本発明の生薬エキス含有液体組成物を調製する方法は、通常、生薬エキス、精油、ポリビニルアルコールを含む各成分を適量の精製水で溶解した後、pHを調整し、更に精製水を加えて容量調整し、必要に応じて濾過、滅菌処理を施す方法が挙げられる。また、生薬エキス、精油、ポリビニルアルコールを秤量して精製水を加え、超音波やホモジナイザー等により分散させた後、その他の成分を溶解し、pHを調整し、更に精製水を加えて容量調整し、必要に応じて濾過、滅菌処理を施す方法も挙げられる。 本発明の生薬エキス含有液体組成物は、内服液剤、ドリンク剤等の医薬品及び指定医薬部外品の他、栄養機能食品、特定保健用食品等の食品領域における各種飲料として提供される。 その際、水、アルコール、ビタミン及びその塩類、ミネラル、アミノ酸又はその塩類、カフェイン、コンドロイチン硫酸ナトリウム、甘味剤、矯味剤、界面活性剤、溶解補助剤、保存剤、抗酸化剤、着色剤、香料等の飲食品または製剤に一般に使用される成分等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜に配合することができる。 なお、生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の評価は、後述する試験例のように50℃において2ヶ月間または65℃において2週間保存し、液体組成物中の沈殿や浮遊物を目視により評価することによって行われる。 以下に、実施例、比較例及び試験例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明する。 なお、実施例で使用したポリビニルアルコールは変性していないものであり、けん化度は86.0〜90.0mol%、平均重合度は900〜1100である。 実施例1〜7及び比較例1〜10 表1に示す処方に従い、生薬エキス、精油、ポリビニルアルコールを秤量して精製水を加え、超音波を照射して分散させた後、その他の成分を溶解した後、pHを2.0または3.2に調整し、更に精製水を加えて全量を100mLとした。これらをガラス瓶に充填してキャップを施し殺菌後、内服液剤を調製し、実施例1〜7及び比較例1〜10とした。なお、ニンジンエキス130mgは原生薬換算で910mgに相当する。 これらの液剤を50℃の恒温槽にて2ヶ月間保存後、液剤中の沈殿及び浮遊物を目視により評価した。表中の「◎」は沈殿や浮遊物の生成が認められなかったことを示し、「○」は僅かに沈殿や浮遊物の生成が認められたが商品性上は問題無いことを示し、「×」は沈殿又は浮遊物の生成が認められたことを示す。 表1より、実施例1の液剤は、チョウジ油及びポリビニルアルコールを配合することにより、ニンジンエキスに起因する沈殿及び浮遊物の生成が抑制されることが確認された。また、実施例1の液剤には、調製直後は勿論のこと、50℃で2ヶ月保存した場合であっても、商品性の上で問題となるような沈殿や浮遊物の生成は認められなかった。 一方、比較例1〜3の液剤は、チョウジ油及びポリビニルアルコールを配合しておらず、比較例4〜8の液剤は、ポリビニルアルコールを配合していないが、これらの液剤では、ニンジンエキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制することができず、商品性という観点からも問題があった。 また、上表1より、実施例2〜7の液剤は、チョウジ油、ケイヒ油及びポリビニルアルコールを配合することにより、pH2.0及びpH3.2の条件でニンジンエキスに起因する沈殿及び浮遊物の生成が抑制されることが確認された。また、実施例2〜7の液剤は、調製直後は勿論のこと、50℃で2ヶ月保存した場合であっても、商品性の上で問題となるような沈殿や浮遊物の生成は認められなかった。 一方、比較例9の液剤はウイキョウ油を配合しているが、ニンジンエキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制することができず、商品性という観点からも問題があった。どのような精油でも沈殿や浮遊物の発生を抑制できるわけではないことが分かった。また、比較例10の液剤は、チョウジ油及びケイヒ油を配合しておらず、ニンジンエキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制することができず、商品性という観点からも問題があった。 実施例8〜12及び比較例11〜16 表2に示す処方に従い、生薬エキス、精油、ポリビニルアルコールを秤量して精製水を加え、超音波を照射して分散させた後、その他の成分を溶解した後、pHを3.2に調整し、更に精製水を加えて全量を100mLとした。これらをガラス瓶に充填してキャップを施し殺菌後、内服液剤を調製し、実施例8〜12及び比較例11〜16とした。なお、カンゾウエキス50mgは原生薬換算で200mg、ショウキョウエキス5.56mgは原生薬換算で50mg、チンピエキス400mgは原生薬換算で2000mgに相当する。 これらの液剤を65℃の恒温槽に2週間保存後、液剤中の沈殿及び浮遊物を目視により評価した。表中の「◎」は沈殿や浮遊物の生成が認められなかったことを示し、「○」は僅かに沈殿や浮遊物の生成が認められたが商品性上問題無いことを示し、「×」は沈殿又は浮遊物の生成が認められたことを示す。 表2より、実施例8〜12の液剤は、チョウジ油、ケイヒ油及びポリビニルアルコールを配合することにより、カンゾウエキス、ショウキョウエキス及びチンピエキスに起因する沈殿及び浮遊物の生成が抑制されることが確認された。また、実施例1の液剤には、調製直後は勿論のこと、65℃で2週間保存した場合であっても、商品性の上で問題となるような沈殿や浮遊物の生成は認められず、幅広い生薬で効果を有することが分かった。 一方、比較例11、13及び15の液剤は、チョウジ油及びケイヒ油を配合しておらず、カンゾウエキス、ショウキョウエキス及びチンピエキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制することができず、商品性という観点からも問題があった。また、比較例12、14及び16の液剤は、チョウジ油、ケイヒ油及びポリビニルアルコールを配合しておらず、カンゾウエキス、ショウキョウエキス及びチンピエキスに起因する沈殿や浮遊物の生成を抑制することができず、商品性という観点からも問題があった。 本発明により、生薬エキスを含有する液体組成物において、精油及びポリビニルアルコールを配合することにより、生薬エキスの全含有成分を含み、且つ、生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成が抑制され、服用性が良好で、長期間の保存安定性に優れた生薬エキス含有液体組成物を提供することが可能となった。これにより、商品性の高い生薬エキス含有液体組成物を液剤等として医薬品、指定医薬部外品及び食品の分野において提供することが期待される。 精油、ポリビニルアルコール及び生薬エキスを含有することを特徴とする液体組成物。 (a)オクタノール/水分配係数(LogPow)が3.3以下である成分を50質量%以上含有する精油、(b)けん化度が70mol%以上で平均重合度が500〜4500であるポリビニルアルコール、並びに、(c)pH3.2のクエン酸水溶液に3.0質量%を配合し、90℃で2時間加熱したときに、目視によって沈殿や浮遊物の生成が確認される生薬エキス、を含有することを特徴とする液体組成物。 生薬エキスの1質量部に対して、精油が0.001質量部以上及びポリビニルアルコールが0.02質量部以上である請求項1又は2に記載の液体組成物。 生薬エキスがニンジン、カンゾウ、チンピ、ショウキョウ、コウジン、シゴカ、タイソウ、サイコ及びインヨウカクからなる群より選択される1種もしくは2種以上のエキスである請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体組成物。 精油がチョウジ油、ケイヒ油、ハッカ油及びシソ油からなる群より選択される1種もしくは2種以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体組成物。 pHが2.0〜7.0の飲料である請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体組成物。 【課題】生薬エキスに起因する沈殿や浮遊物の生成が抑制され、長期間安定な生薬エキス含有液体組成物を提供する。【解決手段】精油、ポリビニルアルコール及び生薬エキスを含有することを特徴とする液体組成物。【選択図】なし