生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_リンパ痩身に使用する痩身具と痩身用塗布剤
出願番号:2012213370
年次:2014
IPC分類:A61K 8/99,A61N 5/06,A61N 1/44,A61K 8/97,A61K 8/63,A61K 8/67,A61K 8/92,A61K 8/60,A61Q 19/06


特許情報キャッシュ

新川 敏 JP 2014065689 公開特許公報(A) 20140417 2012213370 20120927 リンパ痩身に使用する痩身具と痩身用塗布剤 新川 敏 505257545 田中 昭雄 100083884 新川 敏 A61K 8/99 20060101AFI20140320BHJP A61N 5/06 20060101ALI20140320BHJP A61N 1/44 20060101ALI20140320BHJP A61K 8/97 20060101ALI20140320BHJP A61K 8/63 20060101ALI20140320BHJP A61K 8/67 20060101ALI20140320BHJP A61K 8/92 20060101ALI20140320BHJP A61K 8/60 20060101ALI20140320BHJP A61Q 19/06 20060101ALI20140320BHJP JPA61K8/99A61N5/06 AA61N1/44A61K8/97A61K8/63A61K8/67A61K8/92A61K8/60A61Q19/06 3 1 OL 9 4C053 4C082 4C083 4C053MM02 4C053MM04 4C053MM10 4C082PA01 4C082PC10 4C082PJ30 4C083AA031 4C083AA032 4C083AA111 4C083AA112 4C083AA121 4C083AA122 4C083AD391 4C083AD392 4C083AD531 4C083AD532 4C083AD641 4C083AD642 4C083AD661 4C083AD662 4C083CC02 4C083EE11 この発明は、高温に保持しながら生育光線を照射するリンパ痩身に使用する痩身具と塗布剤に関するものである。 体内に張り巡らされたリンパ系の一つの重要な機能として組織からリンパ管内に吸収した脂質を骨格筋等の収縮作用により流動させ、リンパ節を通して循環系に運搬する機能が挙げられるが、年齢を重ねるに従って骨格筋等の収縮作用が弱まり、その結果リンパ管内に脂質が蓄積され、肥満の原因となっている。 このようにリンパ管内に蓄積された脂質を取り去る局所的痩身法として、従来局所マッサージ法、鍼灸法、外科的手法などが実施されているが、痩身用塗布組成物についても種々の提案がなされている。 このうち脂肪分解酵素(リパーゼ)を活性化させるものとして、cAMPを有効成分とするもの(特開平11-116486号)、ツツラフジ科植物の抽出物を有効成分とするもの(特開平11-269079号)、カフェイン、海藻エキスを有効成分とするもの(特開平8-104618号)、W02002/005755)、植物抽出物を有効成分とするもの(特公平3-68004号、特開2000-63227)、生薬を有効成分とするもの(特開平7-228522号)等が開示されている。 更に、本願発明者は先に、エトキシヘプチルビシクロオクタノン、ワイルドタイムエキス、甘草フラボノイド等を含む局所痩身用マッサージ製剤(特開2007-159689)を提案した。 一方、特開2006-75320に開示されているサウナ装置を利用して40℃近傍の温度で約1時間生育光線を照射する痩身方法が知られている。 本願発明者は先に自ら開発したエトキシヘプチルビシクロオクタノンとワイルドタイムエキスと甘草フラボノイドの有効成分を含むリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ワルテリアインディカ葉エキスを含む痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bを塗布した後、55℃〜45℃、好ましくは50℃近傍の雰囲気内で1時間程度保持しながら生育光線を照射することにより単にリパーゼ活性化成分、リンパ活性化成分を含む塗布組成物を塗布するだけでは得られない痩身効果が得られることを見出した(特願2009-143803)。特開平11-116486号、特開平11-269079号、特開平8-104618号、W02002/005755、特公平3-68004号、特開2000-63227、特開平7-228522号、特開2007-159689、特願2009-143803 本願発明者は、更に研究の結果、上記痩身方法に使用する痩身用塗布剤Aにあたる塗布剤としてバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液を含む塗布剤を使用し、痩身用塗布剤Bとしてバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液を含む塗布剤を使用することにより顕著な痩身効果が得られることを見出した。 なお、バチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液とはイチジク果実と大豆に納豆菌を添加して発酵させて抽出したエキス液であり(特願2011-290658)、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液とはロンガン種子と大豆に納豆菌を添加して発酵させて抽出したエキス液であり(特願2011-29056)、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液はアシタバ葉と大豆に納豆菌を添加して発酵させて抽出したエキス液である(特願2011-290659)。 また、バチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液は、柿の葉と大豆に納豆菌を添加して発酵させた後抽出されたエキス液である。 そこで、この発明は50℃近傍の雰囲気内で所定時間遠赤外線を照射する施術前に塗布する痩身用塗布剤であって、該塗布剤は化粧料としての基礎成分にバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、オリザノール、酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンを配合したリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、化粧料としての基礎成分にバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液、ワルテリアインディカ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合した痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bからなる痩身用塗布剤を提案するものである。 この発明に使用される塗布組成物Aはリンパ液の流れを良くするため主要リンパ節に塗布する。 リンパの流れを良くするためには、細胞増殖することで、代謝がよくなり、細胞に働きかけるため浸透力も高まる。有効成分が浸透することで、酸化防止、脂肪分解の効果が更に高まり、老廃物の排泄、リンパ、血流循環の促進もなされるが、この発明で使用するバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液は、細胞増殖効果が非常に高いため、代謝促進効果も高くなる役割を果たすものと推察される。 また、この発明で使用するバチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液は、脂肪分解作用効果を高めるものと推察される。 一方、コラーゲンには新陳代謝を活発にする働きがあり、細胞に酸素や栄養を供給し、老廃物などをスムーズに体外に排出する作用、脂肪の燃焼効率を高め、脂肪の蓄積を抑える作用があるが、この発明で使用するバチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液は、コラーゲンの再生作用を高める働きがある。 酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンはリンパ・血流循環促進する働きがある。また、オリザノールは老廃物の排泄を促進する働きがある。 一方、塗布剤Bは痩身目的とする部位に塗布するものであり、バチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液は塗布部位にコラーゲンの増加をもたらし、脂肪の燃焼効率を高め、脂肪の蓄積を抑える働きがある。 また、ワルテリアインディカ葉エキスは細胞が若返る、代謝が良くなる、浸透力が高まる等の効果がある。 テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは酸化防止の役割を果たす。 この発明により使用される塗布組成物Bは有効成分としてテトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ワルテリアインディカ葉エキスを含むものである。 このうち、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは脂肪老廃物の生成原因である活性酸素を分解除去するものとして痩身効果を発揮する。 また、ワルテリアインディカ葉エキスは南米フランス領ギアナで見つけられたヒメコバンノキ属の薬草であるが、そのエキスは美白作用の他に活性酸素除去作用があり、エキスはテトラヘキシルデカン酸アスコルビルの他に抗菌作用のあるフェルラ酸等と組み合わせて使用すると驚くべき痩身効果を発揮する。 この発明に用いる塗布組成物Bには、化粧料の基礎成分が配合される。 この発明に用いる生育光線は6〜14ミクロンの波長を有する遠赤外線であり、これらの生育光線は照射することにより体内の水分子と共鳴して水分子の活動が活性化され、微細血管の拡張、血液循環の促進、リンパの活性化、リパーゼの活性化、代謝の促進などが行われる。 同時に、生育光線の照射が55℃〜45℃、好ましくは50℃近傍の雰囲気内で行われるため、更に一層の微細血管の拡張、血液循環の促進、リンパの活性化、リパーゼの活性化、代謝の促進等がなされる。 したがって、この発明では塗布組成物A、Bを塗布して上記所定の温度で約1時間程度生育光線を照射するだけで痩身効果が得られるのである。 なお、塗布組成物A、Bを塗布した後、生育光線を放出する放射性元素鉱物を含有させた床材の裏面側に温度調節機能を備えた加熱器を配設した保温マット内の温度を50℃近傍に設定して1時間程度マット内に包まれるようにし、その後、リンパ液をリンパ節に誘導するようなマッサージを行うことで更に高い効果が得られる。 以上要するに、この発明によればリンパ活性、リパーゼ活性を有する成分を含む特定の塗布組成物を塗布した後、所定温度で所定時間生育光線を照射することにより顕著な痩身効果を発揮させることができる。実施例1の施術結果を示す分布図実施例2の施術結果を示す分布図 50℃近傍の雰囲気内で所定時間遠赤外線を照射する施術前に塗布する痩身用塗布剤であって、該塗布剤は化粧料としての基礎成分にバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、オリザノール、酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンを配合したリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、 化粧料としての基礎成分にバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液、ワルテリアインディカ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合した痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bからなる痩身用塗布剤。 つぎに、この発明に係る痩身方法を実施例を挙げて説明する。(1)塗布組成物A 塗布組成物Aの成分配合割合 (a)化粧料の基礎成分 96.2重量%(b)バチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液 1.0重量%(c)バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液 0.8重量%(d)バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液 0.8重量%(e)オリザノール 0.3重量%(f)酢酸トコフェロール 0.3重量%(g)マカダミアナッツ油 0.3重量%(h)グルコシルヘスペリジン 0.3重量%(2)塗布組成物B(a)化粧料の基礎成分 97.2重量%(b)バチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液 1.0重量%(c)ワルテリアインディカ葉エキス 0.9重量%(d)テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.9重量%(3)施術例 塗布組成物Aを主要リンパ節に塗布し、塗布組成物Bを腹回りに塗布した後、放射性元素鉱物を含有させた床材の裏面側に温度調節機能を備えた加熱器を配置した保温マット内の温度を50℃近傍に設置して1時間程度マット内に入る。 (4)施術結果 やせ型、普通、肥満体型の20代〜70代の被施術者30件に対して上述の施術を施し、へそ上5cm、へそ位置、へそ下5cmの3箇所について施術前と施術後とその差及びそれらの合計値を下記表1と図1に示す。(1) 施術例 実施例1の施術後、マッサージ手法によりリンパ液をリンパ節に誘導するようなマッサージ処理を行った。(2) 施術効果 やせ型、普通、肥満体型の20〜70代の被施術者30件に対して上述の施術を施し、へそ上5cmの3箇所について施術前と施術後とその差及びそれらの合計値を下表2と図2に示す。 この発明によればリンパ活性、リパーゼ活性を有する成分を含む特定の塗布組成物を塗布した後、所定時間で所定時間生育光線を照射することにより顕著な痩身効果を発揮させることが出来る化粧料としての基礎成分にバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、オリザノール、酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンを配合した塗布組成物Aをリンパ節部位に塗布し、化粧料としての基礎成分にバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液、ワルテリアインディカ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合した塗布組成物Bを痩身目的部位に塗布し、痩身具内に入り、50℃近傍の雰囲気内で所定時間遠赤外線を照射する痩身方法。痩身具が放射性元素鉱物を含有させた床材の裏面側に温度調節機能を備えた加熱器を配設した保温マットである請求項1記載の方法。50℃近傍の雰囲気内で所定時間遠赤外線を照射する施術前に塗布する痩身用塗布剤であって、該塗布剤は化粧料としての基礎成分にバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、オリザノール、酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンを配合したリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、 化粧料としての基礎成分にバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液、ワルテリアインディカ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合した痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bからなる痩身用塗布剤。 【解決手段】50℃近傍の雰囲気内で所定時間遠赤外線を照射する施術前に塗布する痩身用塗布剤であって、該塗布剤は化粧料としての基礎成分にバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、オリザノール、酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンを配合したリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、 化粧料としての基礎成分にバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液、ワルテリアインディカ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合した痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bからなる痩身用塗布剤。【効果】リンパ活性、リパーゼ活性を有する成分を含む特定の塗布組成物を塗布した後、所定時間で所定時間生育光線を照射することにより顕著な痩身効果を発揮させることが出来る。【選択図】図1


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特許公報(B2)_リンパ痩身に使用する痩身具と痩身用塗布剤

生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_リンパ痩身に使用する痩身具と痩身用塗布剤
出願番号:2012213370
年次:2015
IPC分類:A61K 8/99,A61N 5/06,A61N 1/44,A61K 8/97,A61K 8/67,A61K 8/92,A61K 8/60,A61Q 19/06


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新川 敏 JP 5766674 特許公報(B2) 20150626 2012213370 20120927 リンパ痩身に使用する痩身具と痩身用塗布剤 新川 敏 505257545 田中 昭雄 100083884 新川 敏 20150819 A61K 8/99 20060101AFI20150730BHJP A61N 5/06 20060101ALI20150730BHJP A61N 1/44 20060101ALI20150730BHJP A61K 8/97 20060101ALI20150730BHJP A61K 8/67 20060101ALI20150730BHJP A61K 8/92 20060101ALI20150730BHJP A61K 8/60 20060101ALI20150730BHJP A61Q 19/06 20060101ALI20150730BHJP JPA61K8/99A61N5/06 AA61N1/44A61K8/97A61K8/67A61K8/92A61K8/60A61Q19/06 A61K 8/00 A61Q 特開2011−001276(JP,A) 特開2009−013104(JP,A) 特開2007−131536(JP,A) 特開2003−231684(JP,A) 特開2003−113026(JP,A) 特開2002−145732(JP,A) 特開2013−132290(JP,A) 特開2013−133334(JP,A) 1 2014065689 20140417 8 20120927 山本 吾一 この発明は、高温に保持しながら生育光線を照射するリンパ痩身に使用する痩身具と塗布剤に関するものである。 体内に張り巡らされたリンパ系の一つの重要な機能として組織からリンパ管内に吸収した脂質を骨格筋等の収縮作用により流動させ、リンパ節を通して循環系に運搬する機能が挙げられるが、年齢を重ねるに従って骨格筋等の収縮作用が弱まり、その結果リンパ管内に脂質が蓄積され、肥満の原因となっている。 このようにリンパ管内に蓄積された脂質を取り去る局所的痩身法として、従来局所マッサージ法、鍼灸法、外科的手法などが実施されているが、痩身用塗布組成物についても種々の提案がなされている。 このうち脂肪分解酵素(リパーゼ)を活性化させるものとして、cAMPを有効成分とするもの(特開平11-116486号)、ツツラフジ科植物の抽出物を有効成分とするもの(特開平11-269079号)、カフェイン、海藻エキスを有効成分とするもの(特開平8-104618号)、W02002/005755)、植物抽出物を有効成分とするもの(特公平3-68004号、特開2000-63227)、生薬を有効成分とするもの(特開平7-228522号)等が開示されている。 更に、本願発明者は先に、エトキシヘプチルビシクロオクタノン、ワイルドタイムエキス、甘草フラボノイド等を含む局所痩身用マッサージ製剤(特開2007-159689)を提案した。 一方、特開2006-75320に開示されているサウナ装置を利用して40℃近傍の温度で約1時間生育光線を照射する痩身方法が知られている。 本願発明者は先に自ら開発したエトキシヘプチルビシクロオクタノンとワイルドタイムエキスと甘草フラボノイドの有効成分を含むリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ワルテリアインディカ葉エキスを含む痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bを塗布した後、55℃〜45℃、好ましくは50℃近傍の雰囲気内で1時間程度保持しながら生育光線を照射することにより単にリパーゼ活性化成分、リンパ活性化成分を含む塗布組成物を塗布するだけでは得られない痩身効果が得られることを見出した(特願2009-143803)。特開平11-116486号、特開平11-269079号、特開平8-104618号、W02002/005755、特公平3-68004号、特開2000-63227、特開平7-228522号、特開2007-159689、特願2009-143803 本願発明者は、更に研究の結果、上記痩身方法に使用する痩身用塗布剤Aにあたる塗布剤としてバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液を含む塗布剤を使用し、痩身用塗布剤Bとしてバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液を含む塗布剤を使用することにより顕著な痩身効果が得られることを見出した。 なお、バチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液とはイチジク果実と大豆に納豆菌を添加して発酵させて抽出したエキス液であり(特願2011-290658)、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液とはロンガン種子と大豆に納豆菌を添加して発酵させて抽出したエキス液であり(特願2011-29056)、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液はアシタバ葉と大豆に納豆菌を添加して発酵させて抽出したエキス液である(特願2011-290659)。 また、バチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液は、柿の葉と大豆に納豆菌を添加して発酵させた後抽出されたエキス液である。 そこで、この発明は50℃近傍の雰囲気内で所定時間遠赤外線を照射する施術前に塗布する痩身用塗布剤であって、該塗布剤は化粧料としての基礎成分にバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、オリザノール、酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンを配合したリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、化粧料としての基礎成分にバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液、ワルテリアインディカ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合した痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bからなる痩身用塗布剤を提案するものである。 この発明に使用される塗布組成物Aはリンパ液の流れを良くするため主要リンパ節に塗布する。 リンパの流れを良くするためには、細胞増殖することで、代謝がよくなり、細胞に働きかけるため浸透力も高まる。有効成分が浸透することで、酸化防止、脂肪分解の効果が更に高まり、老廃物の排泄、リンパ、血流循環の促進もなされるが、この発明で使用するバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液は、細胞増殖効果が非常に高いため、代謝促進効果も高くなる役割を果たすものと推察される。 また、この発明で使用するバチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液は、脂肪分解作用効果を高めるものと推察される。 一方、コラーゲンには新陳代謝を活発にする働きがあり、細胞に酸素や栄養を供給し、老廃物などをスムーズに体外に排出する作用、脂肪の燃焼効率を高め、脂肪の蓄積を抑える作用があるが、この発明で使用するバチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液は、コラーゲンの再生作用を高める働きがある。 酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンはリンパ・血流循環促進する働きがある。また、オリザノールは老廃物の排泄を促進する働きがある。 一方、塗布剤Bは痩身目的とする部位に塗布するものであり、バチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液は塗布部位にコラーゲンの増加をもたらし、脂肪の燃焼効率を高め、脂肪の蓄積を抑える働きがある。 また、ワルテリアインディカ葉エキスは細胞が若返る、代謝が良くなる、浸透力が高まる等の効果がある。 テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは酸化防止の役割を果たす。 この発明により使用される塗布組成物Bは有効成分としてテトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ワルテリアインディカ葉エキスを含むものである。 このうち、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは脂肪老廃物の生成原因である活性酸素を分解除去するものとして痩身効果を発揮する。 また、ワルテリアインディカ葉エキスは南米フランス領ギアナで見つけられたヒメコバンノキ属の薬草であるが、そのエキスは美白作用の他に活性酸素除去作用があり、エキスはテトラヘキシルデカン酸アスコルビルの他に抗菌作用のあるフェルラ酸等と組み合わせて使用すると驚くべき痩身効果を発揮する。 この発明に用いる塗布組成物Bには、化粧料の基礎成分が配合される。 この発明に用いる生育光線は6〜14ミクロンの波長を有する遠赤外線であり、これらの生育光線は照射することにより体内の水分子と共鳴して水分子の活動が活性化され、微細血管の拡張、血液循環の促進、リンパの活性化、リパーゼの活性化、代謝の促進などが行われる。 同時に、生育光線の照射が55℃〜45℃、好ましくは50℃近傍の雰囲気内で行われるため、更に一層の微細血管の拡張、血液循環の促進、リンパの活性化、リパーゼの活性化、代謝の促進等がなされる。 したがって、この発明では塗布組成物A、Bを塗布して上記所定の温度で約1時間程度生育光線を照射するだけで痩身効果が得られるのである。 なお、塗布組成物A、Bを塗布した後、生育光線を放出する放射性元素鉱物を含有させた床材の裏面側に温度調節機能を備えた加熱器を配設した保温マット内の温度を50℃近傍に設定して1時間程度マット内に包まれるようにし、その後、リンパ液をリンパ節に誘導するようなマッサージを行うことで更に高い効果が得られる。 以上要するに、この発明によればリンパ活性、リパーゼ活性を有する成分を含む特定の塗布組成物を塗布した後、所定温度で所定時間生育光線を照射することにより顕著な痩身効果を発揮させることができる。実施例1の施術結果を示す分布図実施例2の施術結果を示す分布図 50℃近傍の雰囲気内で所定時間遠赤外線を照射する施術前に塗布する痩身用塗布剤であって、該塗布剤は化粧料としての基礎成分にバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、オリザノール、酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンを配合したリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、 化粧料としての基礎成分にバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液、ワルテリアインディカ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合した痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bからなる痩身用塗布剤。 つぎに、この発明に係る痩身方法を実施例を挙げて説明する。(1)塗布組成物A 塗布組成物Aの成分配合割合 (a)化粧料の基礎成分 96.2重量%(b)バチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液 1.0重量%(c)バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液 0.8重量%(d)バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液 0.8重量%(e)オリザノール 0.3重量%(f)酢酸トコフェロール 0.3重量%(g)マカダミアナッツ油 0.3重量%(h)グルコシルヘスペリジン 0.3重量%(2)塗布組成物B(a)化粧料の基礎成分 97.2重量%(b)バチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液 1.0重量%(c)ワルテリアインディカ葉エキス 0.9重量%(d)テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.9重量%(3)施術例 塗布組成物Aを主要リンパ節に塗布し、塗布組成物Bを腹回りに塗布した後、放射性元素鉱物を含有させた床材の裏面側に温度調節機能を備えた加熱器を配置した保温マット内の温度を50℃近傍に設置して1時間程度マット内に入る。 (4)施術結果 やせ型、普通、肥満体型の20代〜70代の被施術者30件に対して上述の施術を施し、へそ上5cm、へそ位置、へそ下5cmの3箇所について施術前と施術後とその差及びそれらの合計値を下記表1と図1に示す。(1) 施術例 実施例1の施術後、マッサージ手法によりリンパ液をリンパ節に誘導するようなマッサージ処理を行った。(2) 施術効果 やせ型、普通、肥満体型の20〜70代の被施術者30件に対して上述の施術を施し、へそ上5cmの3箇所について施術前と施術後とその差及びそれらの合計値を下表2と図2に示す。 この発明によればリンパ活性、リパーゼ活性を有する成分を含む特定の塗布組成物を塗布した後、所定時間で所定時間生育光線を照射することにより顕著な痩身効果を発揮させることが出来る 放射性元素鉱物を含有させた床材の裏面側温度調節機能を備えた加熱器を配置した保温マット内で50℃近傍に設定した雰囲気内で所定時間遠赤外線を照射して痩身施術する痩身方法において施術前に塗布する痩身用塗布剤であって、該塗布剤は化粧料としての基礎成分にバチルス/(イチジク果実/ダイズ)発酵液、バチルス/ベニコウジ菌/(アシタバ葉/ダイズ)発酵液、バチルス/(ロンガン種子/ダイズ)発酵液、オリザノール、酢酸トコフェロール、マカデミアナッツ油、グルコシルヘスペリジンを配合したリンパ節部位に塗布する塗布組成物Aと、化粧料としての基礎成分にバチルス/(柿の葉/ダイズ)発酵液、ワルテリアインディカ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合した痩身目的部位に塗布する塗布組成物Bからなる痩身用塗布剤。


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