タイトル: | 公開特許公報(A)_流せる簡易尿検査紙袋 |
出願番号: | 2011270651 |
年次: | 2012 |
IPC分類: | G01N 33/48,G01N 33/52,G01N 1/10 |
▲高▼梨 喜久雄 JP 2012189577 公開特許公報(A) 20121004 2011270651 20111122 流せる簡易尿検査紙袋 ▲高▼梨 喜久雄 511067444 玉川 佳平 511067455 ▲高▼梨 喜久雄 JP 2011057208 20110225 G01N 33/48 20060101AFI20120907BHJP G01N 33/52 20060101ALI20120907BHJP G01N 1/10 20060101ALI20120907BHJP JPG01N33/48 FG01N33/52 BG01N1/10 V 2 1 書面 3 2G045 2G052 2G045AA15 2G045CB03 2G045FA18 2G045FB17 2G045GC08 2G045HA03 2G045HA06 2G045HA09 2G045JA07 2G052AA32 2G052AD06 2G052AD46 2G052BA04 2G052BA17 2G052CA02 2G052CA04 2G052DA14 2G052FD06 2G052FD20 2G052GA08 2G052JA08 2G052JA14 2G052JA23 家庭で簡単に尿量などを測定するための紙製袋の開発 紙コップによる家庭での尿量を測定する形態の容器は従来より開発されている。 特開2007−297135特願2001−108672 従来からの紙製や樹脂製コップ形式で家庭において尿量を測定することはできるが、使用後の臭いや衛生面の問題があり専用の回収容器を用意したり、または水洗してから廃棄するなどの煩わしさがある。 一枚又は2枚の水溶性紙を糊付けまたは圧着して貼り合わせた袋状の容器でトイレットペーパー同様に使用後にそのまま便器に破棄できる。袋部の上側は掴み部(取手部)で、袋内面には尿の量を確認する目安線があり、必要に応じて袋内面には検査薬(糖やタンパクなどの有無を確認する)を塗布する又は予め検査薬が塗布されている試験紙を貼ることもできる簡易尿検査紙袋。また、水溶性紙の水圧(特に放尿時の尿圧力)よる紙材の破損防止のため材質の強度向上を図るために、袋上になる内面に水溶性の補強塗料(トップコート)を施しても良い。 使用後にそのまま便器に廃棄できるため、放置される衛生上の問題や臭いが残らない利点があり、また専用の廃棄物回収容器が不要のためトイレ内部の雰囲気も保たれる。紙袋に採取した尿の量を確認でき、また必要に応じての糖やタンパクの有無を測る検査薬を設置することができる。 展開図 紙製の尿採取のための袋図と試験紙の図組立図 図1を折り曲げて貼り合わせた図 本体1は紙製で図1のように一枚又は2枚の水溶性紙を糊付けまたは圧着して貼り合わせた図2に示すような袋状にした形態であり、袋内側には尿量を確認する目安線3を設ける。使用に際して紙袋を片手で持てるように掴み部5を設けた構造である。また必要に応じて糖やタンパクの有無を測る検査薬4を塗布または検査紙を貼りつける。また、水溶性紙の水圧(特に放尿時の尿圧力)による紙材の破損防止のため材質の強度向上を図るために、袋上になる内面に水溶性の補強塗料(トップコート)を施しても良い。 1:一枚又は2枚の水溶性紙を張り合わせた図1のような展開図であり、袋状に成るように所定の箇所を折り返し糊付け又は圧着し図2のような尿を採取する袋状となる部分と、手で摘める部位(掴み部)を設ける構造である。 健康管理のため一つの手段として尿検査が必要な、また必要と思われる対象者(男女)が毎日家庭内で検査できその経時データを記録把握することが出来、また簡単に持ち運びができるため外出時においても使用できる。更に水溶性紙製のため既存のトイレシステムにおいて使用可能である。 図1 1:紙からなる一体の展開図 2:所定の箇所を糊付け又は圧着した袋状の容器図 3:尿量の確認の目安線 4:検査薬 5:掴み部 一枚又は2枚の水溶性紙を張り合わせた袋状の容器で、採尿する袋状の底部は上部より寸法が小さい台形状であり採尿して容量が増したときに底部寸法と上部寸法がほぼ同一になり袋内面に施してある尿の量を確認する目安線が確認しやすく、また袋形状の上部の1面は採尿時の掴み部となりこの形状も台形であり採尿時の尿の飛散を防止し、必要に応じて袋内面には検査薬を塗布または検査紙を貼ることもでき、使用後にそのまま便器に破棄できる簡易尿検査紙袋。 請求項1の水溶性紙に水圧(特に放尿時の尿圧力)による紙材の破損防止のため材質の強度向上を図るために、袋上になる内面に水溶性の補強塗料(トップコート)を施したことを特徴とする、使用後にそのまま便器に破棄できる簡易尿検査紙袋。 【課題】採取した尿の検量。尿の採取後の不要になった容器の処理。(トイレ内の臭いや衛生面を保つための手段)使用時での片手による紙袋の保持。必要に応じての糖やタンパクの検出。【解決手段】紙から成る使い捨ての簡易型であり使用時は片手で保持でき、使用後に便器に破棄できるためトイレ内の臭いや衛生面を保つことができ、尿の量や糖、タンパクの検出もできる簡易尿検査紙袋である。【選択図】図1