タイトル: | 公開特許公報(A)_可溶化組成物 |
出願番号: | 2009076158 |
年次: | 2010 |
IPC分類: | A61K 8/39,A61K 8/891,C08L 71/02,C08K 5/5419 |
勅使河原 喬史 荒木 秀文 渡辺 啓 JP 2010229050 公開特許公報(A) 20101014 2009076158 20090326 可溶化組成物 株式会社資生堂 000001959 岩橋 祐司 100092901 勅使河原 喬史 荒木 秀文 渡辺 啓 A61K 8/39 20060101AFI20100917BHJP A61K 8/891 20060101ALI20100917BHJP C08L 71/02 20060101ALI20100917BHJP C08K 5/5419 20060101ALI20100917BHJP JPA61K8/39A61K8/891C08L71/02C08K5/5419 6 OL 9 4C083 4J002 4C083AB051 4C083AC102 4C083AC122 4C083AC172 4C083AC181 4C083AC182 4C083AD151 4C083AD152 4C083AD171 4C083BB04 4C083BB14 4C083CC01 4C083DD01 4C083DD27 4C083EE01 4J002CH021 4J002EX036 4J002FD050 4J002FD060 4J002FD311 4J002GB00 4J002HA03 本発明は、可溶化組成物、特に環状ないし直鎖状の低分子シリコーンの多量且つ安定した水系可溶化の改善に関する。 水(溶媒)に溶解しない物質を透明且つ均一に溶解させる可溶化の技術は、化粧品、医薬品、食品等の分野において広く用いられてきた。一般に、難溶性物質の可溶化には界面活性剤が用いられ、界面活性剤濃度がcmcを超えると、難溶性物質がミセル中に取り込まれて溶解することで可溶化が成る。系をこのような可溶化状態とすることで、組成物に熱力学的に安定性を付与するができる。 特に、化粧品においては、透明な化粧水や美容液といった水性ベースの化粧料の製造に際して、エステル、アルデヒド、ケトン、アルコール、エーテル、フェノール、ラクトン等からなる香料などの油剤を水性溶媒に可溶化させる目的で、EOまたはPO付加型ノニオン性界面活性剤が可溶化剤として適量配合されている。 一方、近年では、熱安定性や安全性に優れ、構造・性状において多様なシリコーンオイルが油剤として化粧品に多用されている。その中でも、短鎖のシロキサン構造を有する環状ないし直鎖状シリコーンオイルは、揮発性が高く、肌にさらっとした使用感触を与えるという点で、水性ベースの化粧料への配合が特に期待されている。 シリコーンオイルを透明可溶化するものとしては、特定の脂肪アルコール等のノニオン活性剤を用いた透明シリコーン組成物(特許文献1)、特定のポリエーテル変性シリコーンを用いた組成物(特許文献2)も検討されている。特開昭62−34955号公報特開平6−56623号公報 一般に、油剤の可溶化量は、被可溶化物質に応じた可溶化剤の構造や量、さらにはHLBに大きく依存することから、特に短鎖のシロキサン構造を有する環状ないし直鎖状シリコーンオイルを、より安定且つ多量に水へ透明可溶化することのできる可溶化剤が求められていた。 本発明はこのような従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、低分子の環状ないし直鎖状シリコーンを多量且つ安定に可溶化させた可溶化組成物を提供することにある。 前記目的を達成するために、本発明者等が鋭意検討を行った結果、特定構造のノニオン性界面活性剤を配合することにより、特定構造の環状ないし直鎖状シリコーンが水に極めて多量に可溶化され、安定性に優れた透明〜ほぼ透明の水溶液となることを見出し、本発明を完成するに至った。 すなわち、本発明にかかる可溶化組成物は、下記一般式(I)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤と、下記一般式(II)で表される環状シリコーン及び下記一般式(III)で表される短鎖直鎖状シリコーンから選択される1種以上のシリコーンと、水と、を含むことを特徴とする。(式中、R1は炭素数8〜18の分岐鎖を有するアルキル基、aは3≦a≦20を満たす整数を示す。)(式中、mは3≦m≦7を満たす整数を示す。)(式中、nは0≦n≦7を満たす整数を示す。) また、前記可溶化組成物は、前記ノニオン性界面活性剤において、aが8≦a≦15を満たす整数であることが好適である。 また、前記可溶化組成物は、前記ノニオン性界面活性剤が、POEイソトリデシルエーテルであることが好適である。 また、前記可溶化組成物は、前記シリコーンが、シクロペンタシロキサン及び/またはジメチコンを含むことが好適である。 また、前記可溶化組成物は、前記ノニオン性界面活性剤に対するシリコーンの配合量が、重量比で1:0.1〜1:5であることが好適である。 さらに、本発明にかかる化粧料は、前記可溶化組成物からなることを特徴とする。 本発明によれば、難溶性の環状/直鎖状シリコーンを水に多量且つ安定に可溶化させた可溶化組成物を得ることが可能となる。また、前記可溶化組成物により、従来水ベースの化粧料に配合することが困難であった特定構造のシリコーンを安定的に配合することが可能となる。 本発明において用いられる分岐鎖を有するアルキル基をもつノニオン性界面活性剤は、下記一般式(I)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤である。 上記式中、R1は炭素数8〜18の分岐鎖を有するアルキル基を示す。具体例としては、イソトリデシル、イソセチル、イソステアリルなどの基が挙げられる。 aはエチレンオキシド(CH2CH2O)の平均付加モル数であり、3〜20の整数、より好ましくは8〜15の整数である。 なお、前記ノニオン性界面活性剤は、一般式(I)においてaで表されるエチレンオキシドの平均付加モル数やR1で表されるアルキル基の鎖長によって親水性−親油性バランス(HLB)が変化する。本発明のカルボキシ変性シリコーンの可溶化では、エチレンオキシドの平均モル数やアルキル基の鎖長が前記数値範囲内にあって、且つHLBが8以上となるノニオン性界面活性剤の使用がより好ましい。HLBが8よりも低いと、親油性が高すぎて界面活性剤が水に溶解し難いことがある。そのような場合は、HLBが8より高い界面活性剤を併用するとよい。 HLBが8以上であり、本発明において特に好ましいノニオン性界面活性剤としては、POE(3)イソトリデシルエーテル[HLB8]、POE(5)イソトリデシルエーテル[HLB10]、POE(8)イソトリデシルエーテル[HLB13]等が挙げられる。 上記ノニオン界面活性剤は、水に容易に溶解して透明の水溶液となる。さらに、この溶液に特定構造の環状シリコーン及び/または短鎖直鎖状シリコーンを添加することにより、該成分が可溶化され、透明〜ほぼ透明の水溶液として本発明の可溶化組成物を得ることができる。 前記ノニオン性界面活性剤溶液に可溶化することのできるシリコーンは、下記一般式(II)で表される環状シリコーン及び下記一般式(III)で表される短鎖直鎖状シリコーンから選択される1種以上である。 上記式中、m及びnはそれぞれ3≦m≦7、0≦n≦7を満たす整数であり、より好ましくは3≦n≦5、0≦m≦2である。 すなわち、上記式(II)に示す環状シリコーンは、メチルハイドロジェンシクロシロキサンであり、シクロシロキサンとしては、例えばシクロトリシロキサン(D3)、シクロテトラシロキサン(D4)、シクロペンタシロキサン(D5)、シクロヘキサシロキサン(D6)、シクロヘプタシロキサン(D7)等が挙げられる。 また、上記式(III)で示される短鎖直鎖状シリコーンとしては、ヘキサメチルジシロキサン(ジメチコン)、オクタメチルトリシロキサン(トリシロキサン)、デカメチルテトラシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、ヘキサデカメチルヘプタシロキサン、オクタデカメチルオクタシロキサン、エイコサメチルノナシロキサン等が挙げられる。本発明にかかる可溶化組成物において特に好ましい短鎖直鎖状シリコーンは、ヘキサメチルジシロキサンである。 本発明にかかる可溶化組成物は、上記必須成分、すなわち分岐アルキル鎖を有する特定構造のノニオン性界面活性剤と、環状及び/または短鎖直鎖状シリコーンと、水とを適宜加熱下において混合溶解して調製することができる。また、本発明の製造に際し、エタノール、フェノキシエタノール等の溶剤など他成分を添加してもよい。 各成分の配合量としては、水を可溶化組成物に対し60重量%以上とし、ノニオン性界面活性剤に対する環状及び/または短鎖直鎖状シリコーンの配合量を、重量比で1:0.1〜1:5の範囲とすることが好ましい。 配合する水の量が少なすぎると、組成物におけるノニオン性界面活性剤の溶解が不十分となることがあり、ノニオン性界面活性剤に対するシリコーンの配合比が上記範囲外であると、系が分離して十分な可溶化が成らないことがある。 上記した本発明の可溶化組成物には、通常化粧品、医薬部外品、医薬品等に配合可能な成分を本発明の効果が損なわれない範囲で任意に配合し、化粧料とすることができる。このような任意成分を以下に例示する。(1)保湿剤:ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、キシリトール、マルチトール、マルトース、D−マンニット等。(2)水溶性高分子:アラビアゴム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、デンプン、アルゲコロイド(褐藻エキス)等の植物系高分子;デキストラン、プルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、ゼラチン等の動物系高分子;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸系高分子;カルボキシビニルポリマー(CARBOPOLなど)等のビニル系高分子;ポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子;ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト等の無機系水溶性高分子等。(3)紫外線吸収剤:パラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤;アントラニル酸メチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル等のサリチル酸系紫外線吸収剤;パラメトキシ桂皮酸イソプロピル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等の桂皮酸系紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸等のベンゾフェノン系紫外線活性剤;ウロカニン酸;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール;4−tert−ブチル−4’−メトキシベンゾイルメタン等。(4)金属イオン封鎖剤:エデト酸ナトリウム塩、メタリン酸ナトリウム、リン酸等。(5)酸化防止剤:アスコルビン酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等。(6)薬剤:ビタミンA油、レチノール、パルミチン酸レチノール、異の嫉妬、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸2−グルコシド、ビタミンD2(エルゴカシフェロール)、dl−α−トコフェロール2−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、パントテン酸、ビオチン等のビタミン類;エストラジオール、エチニルエストラジオール等のホルモン;アラントイン、アズレン等の抗炎症剤;アルブチン等の美白剤;酸化亜鉛、タンニン等の収斂剤;L−メントール、カンフル等の清涼剤;イオウ;塩化リゾチーム;塩化ピリドキシン;γ−オリザノール等。(7)各種抽出液:ドクダミエキス、オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サクラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエキス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキス、ニンジンエキス、カロットエキス、マロニエエキス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグルマギクエキス、ハマメリス抽出液、プラセンタエキス、胸腺抽出物、シルク抽出液等。(8)その他:粉体、色素、pH調整剤、防腐剤等。 上記各種成分は、遊離の状態で使用される他、可能なものは酸または塩基の形で、また、カルボキシル基を有するものはそのエステル誘導体も使用することができる。また、本発明の可溶化組成物には、必要に応じて必須成分以外の界面活性剤を配合することも可能である。このような界面活性剤としては、通常化粧料等に配合されるアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。 本発明の可溶化組成物は、安定性、可溶化能、使用感に優れるので、化粧料や医薬品として特に有用であり、例えば、化粧水、アフターシェーブローション、美容液、ボディーローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、育毛料、フレグランス等の液状製剤とすることができる。また、本発明の可溶化組成物は、本発明の効果を損なわない範囲であれば、その他の剤形に適用することも可能である。例えば、公知の増粘剤等を用いてジェル状製剤としたり、不織布等に含侵させてシート状製剤としたり、公知の方法によりスプレーやエアゾール、ロールオンタイプの製剤とすることもできる。 以下、具体例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。配合量は特に指定のない限り、重量%で示す。なお、以下で用いた試験方法は次のとおり。(試験例1) POE(5)イソトリデシルエーテル:10重量%、ジメチコン:0〜25重量%、水:残余、を70℃の加熱下で混合し、30℃まで冷却して液状の組成物を得た。 得られた各シリコーン濃度の組成物について、調製直後の概観を肉眼で観察したところ、ジメチコンの配合量を19〜20重量%としたサンプルにおいて、極めて透明な一層系の形成が認められた。(試験例2) POE(5)イソトリデシルエーテル及びPOE(3)イソトリデシルエーテルの混合物(質量比3:1):10質量%、ジメチコン18〜30質量%、水:残余、を70℃の加熱下で混合し、30℃まで冷却して液状の組成物を得た。 得られた各シリコーン濃度の組成物について、調製直後の概観を肉眼で観察したところ、ジメチコンの配合量を26〜27重量%としたサンプルにおいて、ほぼ透明な一層系の形成が認められた。(試験例3) POE(8)イソトリデシルエーテル:10重量%、シクロペンタシロキサン:0〜20重量%、水:残余、を70℃の加熱下で混合、30℃まで冷却して液状の組成物を得た。 得られた各シリコーン濃度の組成物について、調製直後の概観を肉眼で観察したところ、シクロペンタシロキサンの配合量を1〜3重量%としたサンプルにおいて、透明な一層系の形成が認められた。 以上の試験例1〜3における結果から、特定構造のポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤を可溶化剤とすることにより、環状及び/または短鎖直鎖状シリコーンを水に可溶化させた組成物が得られることが明らかとなった。また、上記試験に基づきさらなる検討を行った結果、透明〜ほぼ透明の前記可溶化組成物の形成において、環状及び/または短鎖直鎖状シリコーンの配合量を、ノニオン性界面活性剤に対し重量比で1:0.1〜1:5(界面活性剤:シリコーン)とすることが好適であることが分かった。 以下に、本発明の具体的な処方例を挙げるが、本発明はこれらに限定されない。処方例1(処方) (質量%)POE(4)イソトリデシルエーテル 2ヘキサメチルジシロキサン 5エタノール 2フェノキシエタノール 0.3水 残余(製造方法) POE(4)イソトリデシルエーテル及びヘキサメチルジシロキサンをエタノール、フェノキシエタノール、水の混合物と高温(70℃)にて混合し、その後冷却した。処方例2(処方) (質量%)POE(10)イソセチルエーテル 0.5トリシロキサン 2グリセリン 2フェノキシエタノール 0.5水 残余(製造方法) POE(10)イソセチルエーテル、トリシロキサンをグリセリン、フェノキシエタノール、水の混合物と高温(70℃)にて混合し、その後冷却した。 下記一般式(I)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤と、 下記一般式(II)で表される環状シリコーン及び下記一般式(III)で表される短鎖直鎖状シリコーンから選択される1種以上のシリコーンと、 水と、を含むことを特徴とする可溶化組成物。(式中、R1は炭素数8〜18の分岐鎖を有するアルキル基、aは3≦a≦20を満たす整数を示す。)(式中、mは3≦m≦7を満たす整数を示す。)(式中、nは0≦n≦7を満たす整数を示す。) 前記ノニオン性界面活性剤において、aが8≦a≦15を満たす整数であることを特徴とする請求項1に記載の可溶化組成物。 前記ノニオン性界面活性剤が、POEイソトリデシルエーテルであることを特徴とする請求項1または2に記載の可溶化組成物。 前記シリコーンが、デカメチルシクロペンタシロキサン及び/またはジメチルポリシロキサンを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の可溶化組成物。 前記ノニオン性界面活性剤に対するシリコーンの配合量が、重量比で1:0.1〜1:5であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の可溶化組成物。 請求項1〜5のいずれかに記載の可溶化組成物からなる化粧料。 【課題】低分子の環状/直鎖状シリコーンを多量且つ安定に可溶化させた可溶化組成物を提供する。【解決手段】下記一般式(I)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤と、下記一般式(II)で表される環状シリコーン及び下記一般式(III)で表される短鎖直鎖状シリコーンから選択される1種以上のシリコーンと、水と、を含むことを特徴とする可溶化組成物。(式中、R1は炭素数8〜18の分岐鎖を有するアルキル基、aは3≦a≦20を満たす整数を示す。)(式中、mは3≦m≦7を満たす整数を示す。)(式中、nは0≦n≦7を満たす整数を示す。)【選択図】なし