生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_温感化粧品
出願番号:2008274428
年次:2010
IPC分類:A61K 8/34,A61K 8/86,A61K 8/64,A61Q 19/00


特許情報キャッシュ

濱田 義海 JP 2010100577 公開特許公報(A) 20100506 2008274428 20081024 温感化粧品 株式会社びーんず研究所 507270300 坂口 信昭 100073210 濱田 義海 A61K 8/34 20060101AFI20100409BHJP A61K 8/86 20060101ALI20100409BHJP A61K 8/64 20060101ALI20100409BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20100409BHJP JPA61K8/34A61K8/86A61K8/64A61Q19/00 6 1 OL 12 4C083 4C083AB432 4C083AC012 4C083AC022 4C083AC121 4C083AC122 4C083AC172 4C083AD041 4C083AD042 4C083AD152 4C083AD332 4C083AD432 4C083AD451 4C083AD452 4C083CC02 4C083DD08 4C083DD12 4C083DD22 4C083DD31 4C083DD41 4C083EE11 本発明は温感化粧品に関し、詳しくは身体の各部位の皮膚乃至は全身の皮膚に塗付することで温感作用を発揮する化粧品に関する。 洗顔料、乳液、パック剤等の各種化粧料において、使用時の発熱によって適用部位の皮膚に温感作用を発揮させて温かく感じさせることで使用感を向上させるものが種々提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。 特許文献1は、化粧品の組成中に酸化剤と還元剤を別々に保たれた状態で含有させ、使用時の酸化剤と還元剤との混合による酸化還元反応によって発熱し温感作用を発揮する技術である。 特許文献2及び3はいずれも、化粧品の組成中にゼオライトの如き水和発熱性物質を含有させ、使用時に発熱反応用液体である水との混和による水和反応によって発熱し温感作用を発揮する技術である。特許第593673号特開平10−306276号特許第3835392号 前記特許文献1の酸化還元反応は、皮膚に対する刺激が大であるために皮膚に直接用いる温感化粧品の発熱成分としては適切ではないという問題を有している。 この点、前記特許文献2及び3の水和反応は皮膚に直接用いる温感化粧品の発熱成分として好適ではあるが、本発明者の研究によれば、発熱の即効性、発熱の持続性又は高温度化の点では改良の余地があることが判明した。 そこで本発明の課題は、皮膚に直接用いる温感化粧品の発熱作用として好適な水和反応であって、しかも発熱の即効性・持続性・高温度化の点でも良好な温感作用を発揮することができる温感化粧品を提供することにある。 上記課題を解決する本発明は下記構成を有する。1.グリセリン及び/又はPEG(ポリエチレングリコール)が75〜95質量%、吸湿性成分が0.005〜1質量%、その他の化粧料成分が残余分であることを特徴とする温感化粧品。2.前記吸湿性成分がセリシンであることを特徴とする上記1に記載の温感化粧品。3.前記セリシンが高分子セリシン(生セリシン)であることを特徴とする上記1又は2に記載の温感化粧品。4.前記セリシンが低分子セリシン(アルカリ処理セリシン)であることを特徴とする上記1又は2に記載の温感化粧品。5.乳液、クリーム、ジェル、ペースト、フォーム、エアゾール、シート、マスクのいずれかの形態であることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載の温感化粧品。6.顔、頭、首筋、腕、手、上体、胸部、背中、腹部、下半身、臀部、脚部、足部のいずれかの部位の皮膚又は全身の皮膚に適用することを特徴とする上記1〜5のいずれかに記載の温感化粧品。 請求項1に示す発明によれば、皮膚に直接用いる温感化粧品の発熱作用として好適な水和反応であって、しかも発熱の即効性・持続性・高温度化の点でも良好な温感作用を発揮することができる温感化粧品を提供することができる。 特に、吸湿性成分が空気中の水分と肌の水分を吸湿するので、水和発熱性物質であるグリセリン及び/又はPEGのみの水和反応よりも水との混和が効率的且つ速やかに行われることから、グリセリン及び/又はPEGのみの水和反応に比して発熱の即効性・持続性・高温度化が良好となる。 特にまた、吸湿性成分は温感作用をより効果的に発揮するだけでなく、皮膚の保湿力を高めると共に、皮膚に対する吸着性が高く化粧料成分の浸透性を促進する、血行を促す、新陳代謝を活性化させる、という効果も発揮する。更に、メラニン色素の発生に関する酵素(チロシナーゼ)を阻害すること、即ち、活性酸素を抑え美白効果を期待することができる、という効果も発揮する。 請求項2に示す発明によれば、吸湿性物質であるセリシンは天然のシルクタンパク質成分であることから安全性が高く皮膚に直接用いる化粧料成分として好適である。特に、セリシンはヒトの天然保湿因子(NMF)と近似したアミノ酸組成を有するため、皮膚の水分との親和性が高く、化粧料成分として最適であると共に、水和反応性が良好である。 請求項3に示す発明によれば、シルク生糸をアルカリ薬品で精練する前の生の状態の生セリシン(高分子セリシン)は天然保湿成分であるため、皮膚に直接用いて極めて安全である。特に、生セリシンはアルカリ処理したセリシンに比して皮膚との親和性や生体防御性がより高いので、化粧料成分としてより適している。 請求項4に示す発明によれば、アルカリ処理したセリシン(低分子セリシン)を用いることにより、一般的なシルク生糸の精練方法によって得られたセリシンを有効利用することができるので、生セリシンを用いたものに比して著しくコストダウンを図ることができる。 請求項5に示す発明によれば、乳液、クリーム、ジェル、ペースト、フォーム、エアゾール、シート、マスクのいずれかの形態とすることにより、様々な化粧品に対応することができる。 請求項6に示す発明によれば、顔、頭、首筋、腕、手、上体、胸部、背中、腹部、下半身、臀部、脚部、足部のいずれかの部位の皮膚又は全身の皮膚に温感作用を発揮させることができる。 次に、添付の図面に従って本発明を更に詳細に説明する。 図1は本発明に係る温感化粧品の一実施例を示す概略斜視図である。 温感化粧品は、例えば、図1に示すように温感化粧品容器1に収容された状態で供され、該温感化粧品容器1の包装体である包装箱2の正面に表示された使用例を図示した表示21に示されるように、掌等を介して皮膚に直接塗布することで用いられる。 図1において、11は容器本体、12は容器蓋体、13は商品名等の表示、14は製造元・販売元等の表示、22は商品名等の表示、23は内容量等の表示、を各々示す。 尚、本発明に係る温感化粧品は、乳液、クリーム、ジェル、ペースト、フォーム、エアゾール、シート、マスクのいずれかの形態に構成されるかに応じて、形態に応じた容器に収容される。各形態の容器の具体的構成としては、この種の化粧品容器として公知公用の構成を特別の制限無く採ることができる。 また、乳液、クリーム、ジェル、ペースト、フォーム、エアゾール、シート、マスクの各形態は、顔、頭、首筋、腕、手、上体、胸部、背中、腹部、下半身、臀部、脚部、足部のいずれかの部位の皮膚又は全身の皮膚のような適用する各部位に応じて適宜選択されることが好ましい。化粧品としての各形態の具体的構成・成分・製法としては、この種の化粧品の各形態のものとして公知公用の構成・成分・製法を本発明の範囲内において特別の制限無く採ることができる。 本発明に係る温感化粧品の組成は、グリセリン及び/又はPEG(ポリエチレングリコール)が75〜95質量%、吸湿性成分が0.005〜1質量%、その他の化粧料成分が残余分である。 本発明に係る温感化粧品は、実質的に水分を含有しないことが好ましい。 本発明に用いられるグリセリン及び/又はPEGは、いずれか一方であってもよいし、両者を併用してもよい。本発明に用いられるグリセリン及び/又はPEGの含有量は75〜95質量%であり、好ましくは77〜93質量%、より好ましくは80〜90質量%である。PEGとしては、分子量300、分子量400及び/又は分子量1500のもの等の分子量の異なるものを併用してもよい。 本発明に用いられる吸湿性成分は化粧料成分として使用可能な吸湿性を有する公知公用の成分を用いることができるが、中でもシルク生糸から抽出されるセリシンであることが好ましい。また、該セリシンとしては、高分子セリシン(生セリシン)、又は低分子セリシン(アルカリ処理セリシン)のいずれでもよい。 高分子セリシン(生セリシン)は、薬品を用いずにシルク生糸から低温抽出することで分子量が6万〜40万程度と大きく、吸湿性がより高いため発熱性が高い。 尚、高分子セリシンの抽出方法としては、例えば、特許第3516059号公報に記載のシルク生糸を100℃を超える温度において、数分ないし10分間、尿素水溶液で抽出する方法や、特開平11−131318号公報に記載のシルク生糸を100〜140℃の高温水で高温高圧処理し、得られたセリシン水溶液を凍結・解凍し、析出したセリシンを湿潤状態で親水性有機溶剤で洗浄し、粉末状で回収する方法、等の公知公用の手段を挙げることができる。 低分子セリシン(アルカリ処理セリシン)は、一般的な精練方法であるアルカリ性の薬品(石鹸・灰汁・曹達等)で精錬により得られるものであり低コストで得ることができる。 尚、低分子セリシンを得る方法としては、従来から一般的である精練方法、例えば、アルカリ水溶液に界面活性剤(例えば、マルセル石鹸等)を加えて95℃以上で数時間処理する方法や、パパインやキモトリプシン等の蛋白質分解酵素を用いる方法、等の公知公用の手段を挙げることができる。 本発明に含有されるセリシンは粉末の形態で用いられてもよいし、水溶液の形態で用いられてもよい。但し、化粧品をクリーム状とするためには後者の形態で用いる方が好ましい。 その他の化粧料成分としては、化粧品として用いられる公知公用の成分を特別の制限無く用いることができ、例えば、下記するような成分を用いることができる。 例えば、皮膚の老化防止効果、殺菌効果、炎症改善効果、整肌効果、美白効果等の皮膚機能亢進成分、即ち、皮膚に何らかの生理活性を与える物質で、例えば、老化防止剤(抗しわ剤、細胞細胞賦活剤等)、美白成分、抗炎症剤、スリミング剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、肌荒れ防止剤、抗菌剤、細胞賦活剤等が挙げられる。 皮膚機能亢進成分の例としては、植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が種々の薬効成分を含むので好ましく、これらの天然由来の成分の例としては、例えば、ハイビスカスエキス、アシタバエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カルカデエキス、カキョクエキス、キウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、グアノシン、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、紅茶エキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、、バクモンドウエキス、パセリエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、桃(葉、核)エキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、リンゴエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。 他の皮膚機能亢進成分としては、グルコース、混合異性化糖、トレハロース、硫酸化トレハロース、プルラン、マルトース、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等の肌荒れ防止剤;デオキシリボ核酸、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、加水分解コラーゲン、エラスチン、加水分解エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ホエイ、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロ酢酸、γ−アミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、メバロン酸、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸、ビタミンA、レチノール、レチノール誘導体、トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸、ニコチン酸誘導体、カロチノイド、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸等の老化防止剤;ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β−グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤;アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキス、イオウ、エラグ酸、リノール酸、トラネキサム酸、グルタチオン等の美白剤;トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤;カフェイン、オリザノール、トコフェロール誘導体等の血行促進剤等が挙げられる。 他に、油剤、粉体(顔料、色素、樹脂)、フッ素化合物、樹脂、界面活性剤、香料、塩類、防腐剤、溶媒、キレート剤、中和剤、pH調整剤等の成分も挙げることができる。 化粧剤として、美白剤、保湿剤、にきび用薬剤、ビタミン類や動植物の抽出エキス或いはこれらから得られた成分等の老化防止剤、アミノ酸類等の栄養剤、エモリエント剤、等の成分も挙げることができる。 美白剤としては、医薬品や化粧品などの分野で用いられるものであれば特に限定されるものではないが、具体的には、エンドセリン措抗薬、アスコルビン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、グルタチオン及びその誘導体並びにそれらの塩、N,N’−ジアセチルシスチンジメチル等のシスティン及びその誘導体並びにその塩、レゾルシン及びその誘導体並びにそれらの塩、ハイドロキノン及びその誘導体並びにそれらの塩、グラプリジン、及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、胎盤抽出物、アスタキサンチン、カミツレ抽出物、卵黄、オキアミ、ルテイン、ニンジン等のカロチノイド類及びこれらを含有する動植物抽出物、ネオアガロビオース、アガロースオリゴサッカライド、アスパラガス抽出物、エンドウ豆抽出物、エイジツ抽出物、オウゴン抽出物、海藻抽出物、キイチゴ抽出物、キウイフルーツ抽出物、ゴマ及びエゴマ等のリノール酸を合有する植物油、コーヒー抽出物、コメヌカ抽出物、小麦胚芽抽出物、サンペンズ抽出物、シラユリ抽出物、シャクヤク抽出物、センプクカ抽出物、大豆抽出物、縁茶、紅茶、烏龍茶などの茶抽出物、糖蜜抽出物、トマト抽出物、ビャクレン抽出物、ブナノキ抽出物、フローデマニータ抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ抽出物、ユーカリ抽出物、ヨクイニン抽出物及び羅漢果抽出物等が一例として挙げられる。 上記のアスコルビン酸及びその誘導体並びにそれらの塩は、例えばL−アスコルビン酸、ジパルミチン酸L−アスコルビル、イソパルミチン酸L−アスコルビル、ミリスチン酸L−アスコルビル、ジミリスチン酸L−アスコルビル、L−アスコルビン酸リン酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム、L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L−アスコルビン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸カルシウム、L−アスコルビン酸アルミニウム等が一例として挙げられる。 上記の海藻抽出物としては、コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、ヒバマタ、ウミウチワ、マツモ、モズク、イシゲ、ハバノリ、コンブモドキ、フクロノリ、イワヒゲ、カゴメノリ、アナメ、スジメ、トロロコンブ、オオバモク、ジヤイアントケルプ等の掲藻類、及びテングサ、フサノリ、カギノリ、ヒビロウド、コノハノリ、ヒメゴケ等の紅藻類、及びクロレラ、アナアオサ、マリモ、カサノリ、フトジユズモ、アオミドロ等の緑藻類などの海藻の抽出物が一例として挙げられる。 保湿剤としては医薬品や化粧品などの分野で用いられるものであれば特に限定されないが、具体的には、例えば、アルカリ単純温泉水、深層水、硫酸化マンノースまたはその塩、トレハロース、グルコース、マルトース、マルチトール等の糖またはその還元体、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール等の多価アルコール、乳酸塩のNMF(自然保湿因子)の主成分、ヒアルロン酸塩、ヘパリン等のムコ多糖類及びその誘導体並びにそれらの塩、ケラチン等のタンパク質またはそれらの誘導体、加水分解物並びにそれらの塩、グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、リジン、アルギニン、システイン、オルチニン等のアミノ酸及びそれらの誘導体、ソルビトール、マルチトール、キシリトール、キシロース、イノシトール、グルコース、ペンタエリスリトール、果糖、庶糖およびその誘導体、ハチミツ等の糖類、D−パンテノール及びその誘導体、尿素、リン脂質、糖脂質、セラミド、アロエ抽出物、アーモンド抽出物、イナゴマメ抽出物、ステビア抽出物、スミレ抽出物、トウモロコシ抽出物、トウチユウカソウ抽出物、ドクダミ油出物、ノコギリソウ抽出物、ハッカ抽出物、マロニエ抽出物、マカデミアナッツ油、マロニエ抽出物、ムラサキ抽出物、リンゴ抽出物等やPCA一Na等が一例として挙げられ、一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 にきび用薬剤としては、ビタミンCおよび誘導体、プラセンタエキス、アルブチン、グルタチオン等の硫黄化合物、ヒドロキノン、パントテイン−s−スルフオン酸、イソフエルラ酸、アスコルビン酸リン酸マグネシウム塩、リノール酸、システィン、ハイドロキノンの配糖体、コウジ酸、胎盤抽出物、アスコルビン酸、ビタミンA酸或いはそのナトリウム塩、カリウム塩またはアンモニウム塩等が一例として挙げられる。 ビタミン類としては、各種ビタミン或いはその誘導体が挙げられるが、具体的には、例えばビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、パントテン酸、ビタミンH、酢酸dl−α−トコフエロール等が一例として挙げられる。 前記動植物抽出物としては、アロエエキス、ニンジンエキス、カンゾウエキス、オオバコエキス、薬草エキス、ハーブエキス、カミツレエキスまたはビワ抽出液等が一例として挙げられる. 老化防止剤としては、パントテニールエチルエーテル、プエライアミリフェカ、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸、アデノシン二リン酸、アデノシン一リン酸などのアデニル酸誘導体及びそれらの塩、リボ核酸及びその塩、サイクリックAMP、サイクリックGMP、フラビンアデニンヌクレオチド、グアニン、アデニン、シトシン、チミン、キサンチン及びそれらの誘導体であるカフェイン、テオフェリン並びにそれらの塩等の核酸関連物質、幼牛血液抽出液、血清除蛋白抽出物、脾臓抽出物、胎盤抽出物、トリ等の卵成分、鶏冠抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物またはそれらの誘導体、へモグロビンまたはその分解物、ラクトフェリンまたはその分解物、軟体動物抽出物、魚肉抽出物、哺乳類、貝類、魚類、甲殻類等の動物由来の抽出物、酵母抽出物、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物の発酵代謝産物から選ばれる徴生物由来の抽出物等が一例として挙げられる。更にレチノール及びその誘導体、レチナール及びその誘導体、デヒドロレチナール、カロチン等のカロチノイド等のビタミンA類、チアミン類、リボフラビン類、ピリドキシン類、フラビンアデニンヌクレオチド、葉酸類、コリン類等のビタミンB類、及びγ−リノレン酸、エイコサペンタエン酸及びそれらの誘導体、クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、グリコール酸、コハク酸、サチル酸、グルタミン酸、ラズベリー抽出物、ライム抽出物、レモン抽出物、霊芝抽出物、麦芽根抽出物、ローズマリー抽出物、ヒノキチオール、セファランヂン等の植物由来の抽出物、エイコサペンタエン酸及びそれらの誘導体、エストラジオール及びその誘導体並びにそれらの塩等が一例として挙げられる。 アミノ酸類としては、アミノ酸或いはその誘導体、例えばシスチン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプトファンまたはアミノ酸エキス等が一例として挙げられる。 エモリエント剤としては、肌につやを与え、顔への展延性を向上させて肌への密着性を向上させ、顔肌(角質層)との親和性が高く、化粧剤の安定性や吸収性を向上させるものであり、医薬品や化粧品などの分野で用いられる油分であれば特に限定されないが、具体的には、例えば、天然系油であるか、合成油であるか、或いは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等を使用できる。例えば、オリーブ油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油等の油脂、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、ワセリン、ワセリンワックス等の炭化水素類、ミツロウ、カルナウバロウ、ホホバ油等のロウ類、牛脂、卵黄油等の動物油、ラノリン、液状ラノリン、硬化ラノリン、オクチルドデカノール等の高級アルコール、ラウリン酸エチル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル油、テトラメチルテトラハイドロジエンシクロテトラシロキサン、ステアロキシシリコーン等のシリコーン油、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤、鉱物ワックス、シリコーンワックス等が一例として挙げられる。一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 充填剤としては、粘度を調整したり、架橋剤としての役割を果たして保型性の向上を図ったり、増量剤としての役割を果たすものであり、具体的には、例えば、雲母、シリカ、カオリン、ベントナイト、ナイロン、ポリ−β−アラニン末、ポリエチレン末、テフロン(登録商標)、デンプン、窒化ホウ素、及びシリコーン樹脂、ミクロビーズのような中空マイクロスフェア、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、中空シリカマイクロスフェア、ガラス、セラミックマイクロカプセル、マグネシウム化合物、カルシウム化合物、亜鉛化合物、カドミウム化合物、アルミニウム化合物、チタン化合物、鉄化合物、クロム化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、亜鉛華、二酸化チタン等の酸化チタン、タルク、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、ミョウバン等、球状セルロース等の有機質球状体、ポリブテン、アセトアルデヒド、炭素原子8〜22個を有する有機カルボン酸誘導された金属石けん、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸アルミニウム、セチルリン酸亜鉛、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム等や、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、アルミニウムグリシネート等が一例として挙げられ、一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 界面活性剤としては、乳化、可溶性、浸透性、濡れ性、分散性或いは洗浄カを促進乃至向上させる他、保湿性、殺菌力、潤滑性、帯電防止、柔軟性、消泡等の機能を発現させるものであり、化粧品の分野で用いられているものであれば特に限定されないが、具体的には、例えばアニオン性界面活性剤としては、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタノールアミン等である脂肪酸石けん、アルキル及びアリルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N−アシルグルタミン酸塩等であるN−アシルアミノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合物等のカルボン酸塩、アルキルスルホン酸、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪酸アミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩とそのホルマリン縮合物のスルホン酸塩、第2高級アルコール硫酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸エステル塩類、アミドリン酸塩等が一例として挙げられる。カチオン性界面活性剤としては、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、アミノアルコール脂肪酸有機シリコーン樹脂、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等が一例として挙げられる。両性界面活性剤としては、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸べタイン等が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、エーテル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、糖エーテル、糖アミド、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、動植物享油脂脂肪酸、POEソルビタンモノラウリン酸エステル等が一例として挙げられ、一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 顔料としては、特に限定されないが、例えば、黄酸化鉄、ベンガラ、グンジョウ、酸化クロム、水酸化クロム、カラミン、酸化チタン、タルク等が一例として挙げられ、一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 乳化剤としては、その種類は特に制限はされず、従来より使用されているもの、例えばサンタンガム、アラビヤガム、トラガントガム、カラヤガム、無水マレイン酸共重合体、カラギーナン、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸、脂肪酸石けん、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキル硫酸塩、N−アシルメチルタウリン塩、アルキルアンモニウム塩、ビタミン誘導体、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸及びこれらの誘導体等が挙げられ一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 無機鉱物としては、その種類は特に限定されず、カオリン、スメクタイト、酸化チタン、酸化亜鉛、無水ケイ酸、タルク等が一例として挙げられ、一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 尚、本発明においては、前記顔料及び無機鉱物は合計含有量として、10〜30質量%、特に20質量%以下であることが好ましい。 高吸水性高分子化合物としては、その種類は特に限定されないが、変性ポリアルキレンオキサイド、N−ビニルアセトアミド架橋体、アクリルアミド架橋体、酢酸ビニル−アルキル(メタ)アクリレート共重合体加水分解物の金属塩、ビニルアルコール−無水マレイン酸共重合体架橋物、ビニルアルコール−アクリル酸−無水マレイン酸共重合体架橋物、イソブチレン−マレイン酸共重合体架橋物、ポリアクリロニトリルグラフト重合体ケン化物、デンプン−アクリル酸グラフト重合体等が一例として挙げられる。 薬効成分としては、特に限定されないが、例えばサリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、インドメタシン、ケトプロフェン、フルルビプロフェン、イブブロフェン、ジクロフエナツクナトリウム、メフェナム酸とその誘導体、フルフェナム酸とその誘導体、プフェキサマック、イプフェナック、アルクロフェナック、プレドニゾロン、酢酸ヒドロコルチゾン、デキサメタゾン、1−メントール、クロタミトン、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、酢酸トコフェロール、ノニル酸ワニリルアミド、ナプロキセン、ピロキシカム、生薬末、生薬軟エキス、生薬乾燥エキス、生薬流エキス、生薬チンキ、精油等が一例として挙げられこれら薬効成分は、単独でも複数配合してもよく配合量は通常0.001〜20重量%配合できる。 防腐剤としては、例えばメチルパラベン、プロビルパラベン、チモール等が一例として拳げられ、一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 香料としては、特に限定されないが、例えば、アンジエリカ、安息香、イモーテル、カモミール、ガーリック、カルダモン、キャロットシード、グァアックウッド、グレープフルーツ、セロリ、タラゴン、トウヒ、乳香、バイオレット、パイン、バラ、フェンネル、没薬、ヤロウ、レモン、ローズマリー、ユズ、ラベンダーなどのハーブ系精油やエキス、その他低級アルコールやアルデヒド類が一例として挙げられ、これらの内の1種または2種以上混合して使用でき通常それぞれ0.0001〜1重量%の範囲で配合される。 色素としては、その種類は特に限定されず、法定色素ハンドブック記載を一種または二種以上を適宜選択して配合できる。 また、特に、化粧品などに一般に用いられる他の各種基剤及び薬剤等、例えば他の水性成分や油性成分、或いは酸化防止剤、パラベン類等の防腐剤、緩衝剤、収斂剤、キレート剤、紫外線吸収剤、或いは殺菌剤、局所麻酔剤、感光素、TCCまたは消炎剤などの薬剤等を必要に応じて適宜配合できる。 緩衝剤としては、pH調整作用や粘着層の安定化を図るものであって、具体的には、例えばクエン酸、乳酸、アミノ酸類、クエン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム等が一例として挙げられる。 消炎剤としては、具体的には、例えば非ステロイド系消炎鎮痛剤や抗ヒスタミン剤等グリチルリチン酸モノアンモニウム等のグリチルリチン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、3−サクシニルオキシグリチルレチン酸二ナトリウム等のグリチルレチン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、8−アミノカプロン酸、ジクロフェナクナトリウム、コンドロイチン硫酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、アロエ抽出物、アシタバ抽出物、インチンコウ抽出物、ウコン抽出物、オウバク抽出物、クレソン抽出物、コンフリー抽出物、サルビア描出物、ヨモギ抽出物、ユーカリ抽出物が挙げられる。アラントイン、アミノカプロン酸、ヒドロコルチゾン、ヒリハリ草等が一例として挙げられる。 中枢神経系用薬、末梢神経系用薬、循環器官用薬、呼吸器官用薬、消化器官用薬、ホルモン剤等も用いることができる。 紫外線吸収剤は、肌を紫外線から守り、美白剤と組み合せて用いると有用なものであり、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシルパラメトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、ジイソプロビルケイ皮酸エステル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、2−ヒドロキシクロロベンゾフェノン、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸イソブチルパラアミノ安息香酸アミル等の安息香酸系紫外線吸収剤、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸トリエタノールアミン、サリチル酸メチル、サリチル酸カリウム等のサリチル酸系紫外線吸収剤、4−メトキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤、2−フェニルーベンズイミダゾール−5−硫酸−2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸系紫外線吸収剤、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化亜鉛等の紫外線散乱剤が一例として挙げられる。 次に実施例によって本発明を詳細に説明する。[実施例1] 本発明に係る温感化粧品の組成分を下記の通り作成し、得られた温感化粧品を掌に取り脚部に塗付した。 グリセリン 30質量% タルク 20質量% PEG(平均分子量300) 20質量% PEG(平均分子量400) 17質量% PEG(平均分子量1500) 10質量% ジメチコン 1質量% スクワラン 0.1質量% ヒアルロン酸Na 0.1質量% サクシニルアテロコラーゲン 0.1質量% セリシン(分子量40万の高分子セリシンの5%水溶液) 1質量% フェノキシエタノール 0.1質量% 残りは、炭化水素類、植物エキスを含むその他の化粧料成分である。 かかる本発明に係る温感化粧品は、塗付時の皮膚への浸透性が良好であり、塗付後、速やかに発熱し、皮膚表面の温度が部位によって1〜3℃上昇し、ほどよい人肌温度の温感作用を発揮することが確認できた。また、塗付後、10分〜数十分に亘り発熱作用が持続することも確認できた。 上記実施例1において、PEGの全てをグリセリンに置換した場合、及びグリセリンの全てをPEGに置換した場合も、実施例1と同様の効果がみられた。[比較例1] 実施例1において、セリシンを除き、その分のタルクを増量したことのみ異ならせたところ、前記実施例1に比べて、塗付後の発熱が遅く、発熱した後の持続性も短く、発熱効果も低く感じられた。更に、前記実施例1に比べて、塗付した際の馴染み易さが劣り、塗付した皮膚のしっとり感も劣って感じられた。本発明に係る温感化粧品の一実施例を示す概略斜視図符号の説明 1 温感化粧品容器 11 容器本体 12 容器蓋体 13 商品名等の表示 14 製造元・販売元等の表示 2 包装箱 21 使用例を図示した表示 22 商品名等の表示 23 内容量等の表示グリセリン及び/又はPEG(ポリエチレングリコール)が75〜95質量%、吸湿性成分が0.005〜1質量%、その他の化粧料成分が残余分であることを特徴とする温感化粧品。前記吸湿性成分がセリシンであることを特徴とする請求項1に記載の温感化粧品。前記セリシンが高分子セリシン(生セリシン)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の温感化粧品。前記セリシンが低分子セリシン(アルカリ処理セリシン)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の温感化粧品。乳液、クリーム、ジェル、ペースト、フォーム、エアゾール、シート、マスクのいずれかの形態であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の温感化粧品。顔、頭、首筋、腕、手、上体、胸部、背中、腹部、下半身、臀部、脚部、足部のいずれかの部位の皮膚又は全身の皮膚に適用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の温感化粧品。 【目的】皮膚に直接用いる温感化粧品の発熱作用として好適な水和反応であって、しかも発熱の即効性・持続性・高温度化の点でも良好な温感作用を発揮することができる温感化粧品を提供する。【構成】身体の各部位の皮膚乃至は全身の皮膚に塗付することで温感作用を発揮する化粧品であり、グリセリン及び/又はPEG(ポリエチレングリコール)が75〜95質量%、吸湿性成分が0.005〜1質量%、その他の化粧料成分が残余分であることを特徴とする温感化粧品である。【選択図】 図1


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