タイトル: | 公開特許公報(A)_いぼ痔軽減食品の製造方法。 |
出願番号: | 2008189247 |
年次: | 2010 |
IPC分類: | A23L 1/30,A61K 31/357,A61K 31/12,A61K 47/26,A61K 36/28,A61K 36/18,A61P 1/00 |
石井 朗雄 吉川 五朗 JP 2010022304 公開特許公報(A) 20100204 2008189247 20080723 いぼ痔軽減食品の製造方法。 株式会社テルヴィス 508039294 吉川 五朗 506135811 石井 朗雄 吉川 五朗 A23L 1/30 20060101AFI20100108BHJP A61K 31/357 20060101ALI20100108BHJP A61K 31/12 20060101ALI20100108BHJP A61K 47/26 20060101ALI20100108BHJP A61K 36/28 20060101ALI20100108BHJP A61K 36/18 20060101ALI20100108BHJP A61P 1/00 20060101ALI20100108BHJP JPA23L1/30 BA61K31/357A61K31/12A61K47/26A61K35/78 TA61K35/78 CA61P1/00 5 OL 9 4B018 4C076 4C086 4C088 4C206 4B018MD07 4B018MD08 4B018MD61 4B018ME14 4B018MF01 4C076AA16 4C076AA30 4C076AA31 4C076AA54 4C076BB01 4C076CC16 4C076DD68 4C086AA01 4C086AA02 4C086BA15 4C086GA02 4C086MA02 4C086MA04 4C086MA05 4C086MA52 4C086NA05 4C086NA14 4C086ZA81 4C088AB14 4C088AB27 4C088AC04 4C088AC11 4C088BA08 4C088BA18 4C088MA07 4C088MA52 4C088NA05 4C088NA14 4C088ZA81 4C206AA01 4C206AA02 4C206CB14 4C206MA02 4C206MA04 4C206MA05 4C206MA72 4C206NA05 4C206NA14 4C206ZA81 本発明はマリアアザミ(Silybum marianum L.)とウコン(CurcumalongaL)又はシリマリン(Silychrystin)とクルクミノイド(Curcuminoids)を併用する事によっていぼ痔の軽減に卓越した効果を表す食品に関するものである。 ある大学病院が成人男女1万人を対象に痔の調査をしたところ過去、現在において約75%の人が痔の経験がありその60%がいぼ痔であった。 痔にはいぼ痔、切痔,脱肛、肛門周囲膿瘍、痔ろう、肛門ポリープ、などがありその原因治療方法などもそれぞれ異なる。痔ろう、膿瘍、などは手術以外にはなく其の他は飲み薬、塗り薬などが手術に代って行なわれている。 痔の手術は神経過敏な場所でその痛みは極めて激痛でかつ再発を繰り返すことが多い。痔の治療薬で一般的に使われているものには便通 を良くするもの、一時的に不快感を緩和するものなどがあるが完治させる物は無い。炎症を抑えるものとして副腎皮質ステロイド、非ステロイド性の抗炎症剤としてグリチルレチン酸、セイヨウトチノミエキス、消炎酵素剤として塩化リゾチーム、ブロメライン、痛み止めとしてリドカイン、アミノ安息香酸抗菌剤、殺菌剤として硫酸コリスチン、クロルヘキシジン,血管収縮剤として塩酸ナフアゾリン、ロートエキス、血管強化・末梢循環改善剤としてビタミンE。 収斂剤として酸化亜鉛、次没食子酸ビスマス、漢方薬としてコウカ、サイコ、ショウマダイオウ、チンピ、トウキ、トウニン、オウバク末、ソウジュツ末、ルチン、などの製剤もある。 いぼ痔の治療は内痔核と外痔核によって異なる。肛門の内側に出来る物を内痔核と言い外側に出来る物を外痔核と言う。初期の段階であれば軟膏などの塗り薬で一時しのぎが出来るが、ひどく成って来ると手術が必要になる。内痔核の手術には二つの方法が在る、簡単な方法として、痔核の静脈に痔核を腐らせるクレオソートなどを注射して痔核を腐らせる方法、通院で出来るが、完治するまで極めて激痛に見舞われ、現在はあまり行なわれていない。昔手術の設備が無い時代には良くおこなわれていたが再発しやすい。再発しにくい方法として、痔核に血液を送っている血管を縛って痔核を切除する方法があるが、これも再発を完全に防ぐことはできない。外痔核は局所麻酔で痔核の中に溜まった血液を取り除く手術で、内痔核に比べ簡単になおるが、再発しやすい。 いぼ痔の症状は次の様に分類されている。外痔核は出血を伴わずうっ血して痛いだけであるが、厄介なのは内痔核である。1度 出血が主な症状、内痔核が腫れて、便でこすり出血する。痛みはほとんど無い。2度 排便時にいぼ痔が肛門外に脱出するが、いぼ痔は自然に肛門の中に戻る。出血、残便感がある、この段階になると医療機関を訪れるようになる。3度 排便時に脱出したいぼ痔を指で押し戻すようになる、粘膜がたるんでいるので、自然に肛門の中に戻るような事はない、脱肛といわれている。痛みが激しく、出血を伴う場合も多い。4度 排便に関係なく、内痔核が肛門の外に出て、激しい出血を伴う事もあり手術が必要となる。特公昭63-41396広報特開2006−265186朝日新聞夕刊平8.5.1 平8.5.4いぼ痔はりんごの木 以上の方法には重大な欠陥がある。薬で一時しのぎをする方法は時間の経過とともに症状がひどくなりやがては手術が必要になるか、歯を食いしばって我慢するしか方法が無いようになる。手術しても絶対に再発しないと言う保障は無い。多い人は数回手術をしている人もいる。内痔核は出血がひどく貧血を起こし、そのため手術に耐えられなく、手術不能の場合もある。内痔核がひどくなると排便其の他、力を入れたとき内痔核が肛門の外へ飛び出し、油等を塗って押し込むがしばらく横になっている必要があり、激痛に見舞われる場合もある。日常この様な状態になると正常な生活を維持するのが困難となる。 痔は二足歩行をする人類の進歩によりもたらされた厄介な疾病である。心臓から送りだされた血液は大静脈を通って心臓に帰るルートと小腸の栄養物を吸収し、肝臓を経由して心臓に帰るルートがある。肝臓を経由する血管を門脈と言う。 肛門周囲の血管は門脈と大静脈で覆われている。普通の大静脈は圧力が低いのでところどころに逆流を防ぐ弁があるが、肛門周辺の大静脈と門脈には血液の逆流を防ぐ弁が無い、二足歩行をすると肛門は心臓より下の方にあるので重力で血液は下の方に集まりやすい。四足歩行であった時代には肛門は心臓より上であったので、血液が逆流する事はなく、逆流止めの弁は発達しなかった。そのまま現在の体になったので重力や其の他の影響で血液は下の方に集まりやすく、行き場のなくなった血液は肛門周辺に溜まりうっ血を起こし、こぶを造る。これがいぼ痔となる。アルコール、ウイルス性肝炎、脂肪肝、肝硬変、などで肝臓に負担がかかると、門脈圧が亢進し、肝臓に流れるはずの血液が肝臓に行かず肛門の方に集まりうっ血を起こしこれがいぼ痔となる。 長時間の立ち仕事、身体の冷え、すわり仕事、和式便所なども、血液が肛門周囲に集まりやすく、いぼ痔を作りやすい。いぼ痔の出来やすさは男女間に大差はないが、女性では特に妊娠、出産時に発病しやすい。妊娠、出産時には大きくなった子宮が臓器を圧迫し、肛門周辺がうっ血しやすく、いぼ痔の引き金になる。便秘すると力んで排便するので、うっ血しやすくこれもいぼ痔の原因になる。 現在市販されている薬は何れも対象療法で、痔そのものを治すようなものは何れも見当たらない。血管を収縮したり血管の強化、痛み止めなど何れも一時しのぎである。 いぼ痔の原因は肛門周囲のうっ血が原因であるので、その原因を取り除いてやればよい、うっ血を取り除く為には肝臓機能を強化するとか、肛門周辺に血液が集まらないように生活習慣を改善するなどの方法が考えられる。肝硬変の患者はほとんど痔が悪くなっていると肝臓の医者は言っているが痔で死ぬ事は無いので肝臓の治療に専念する。肝臓の機能を強化する方法として昔から肝臓の強化に良いといはれている、ウコンとマリアアザミの効果に着目種々研究した。 ショウガ科(Zingiberaceae)、ウコン属(Curcuma )は世界中に約50種あるといはれている。春ウコン、夏ウコン、秋ウコン,原種ウコン、其の他産地により成分は異なるが、精油成分やクルクミノイド(Curcuminoids)を含有している。クルクミノイドはクルクミン(Curcumin)、デメトキシクルクミン(Demethoxycumin)、ビスデメトキシクルクミン(Bisdemethoxycurcumin)を主とした混合物である。 精油成分にはβ-シンギベレン、d-a-フエラドレン、シオネール、オイゲノール、d-サビネン、テルビネン、ボルネオール、セスキテルペンアルコール、アズレン、カンファー、α−クルクメン、などがあり、クルクミノイドはウコンの種類によって異なるが8%から0.2%くらいの範囲で存在し、無い物もある。 漢方ではウコンの粉末を水で練って外用薬として切り傷、膿腫、痔、などに用いられている。また吐血、鼻血、血尿,健胃、食欲増進、強壮薬、などに用いられている。精油成分の効果として、抗癌作用の活性化、尿道結石、動脈硬化、利胆作用、殺菌作用、などがある。 クルクミノイドは主として肝臓の強化作用があり、次の様な作用が知られている、抗炎症作用、抗酸化作用、内分泌更新作用、生体酵素の調節作用、抗腫瘍促進作用、アルツハイマー病予防効果、美肌作用,高コレステロールの予防、動脈硬化の予防、心筋梗塞の予防、脳溢血の予防、ガン予防効果、など。 クルクミノイドは乾燥ウコンを粗砕、有機溶剤等で抽出し、得られた抽出溶液を濃縮して有機溶剤を飛ばし、乾燥固形物を粉砕して得るなど、種々の方法で得られている。精製して95%以上の濃度にした物もある。 マリアアザミはキク科(Asteraceae)アザミ属(Silybum)アザミ種(S.marianum)マリアアザミ(Siybum marianum(L.)Gaertn)で別名オオアザミ、オオヒレアザミ、ミルクシルス、レデイーシスル、などとも呼ばれている。ヨーロッパでは2000年以上もまえから、肝臓、胆のう、すい臓、消化器官、など色々な症状に使われていた。有効成分はシリマリン(Silymarin)でシリビン(Silybin)シリクスチン(Silychrystin)シリジアニン(Silydianin)の三つの成分を主として含有している。精製して80%以上の濃度にした物もある。 シリマリンはマリアアザミの種子から有機溶剤等で抽出し、乾燥粉末にされているが特に種子に限定しなく全草でもよく、またシリマリンを含んでいれば他の植物でも良い。 シリマリンの効果は傷ついた肝臓細胞の修復再生、解毒作用、胆汁の分泌促進,脂肪肝、急性肝炎、慢性肝炎、進行した肝硬変、など。 親水性界面活性剤には蔗糖脂肪酸エステル、ステアリン酸エステル、オレイン酸エステル,ラウリン酸エステル、酵素処理レシチン、其の他があるが、HLB9以上のものであれば何れのものでも良い。 クルクミノイドとシリマリンは重複した効果を持っているが、大別するとクルクミノイドは肝臓の強化、シリマリンは傷ついた肝臓細胞の修復作用になる。 クルクミノイドは単品でもある程度の量を飲食するといぼ痔の軽減に若干の効果があるが、時間の経過とともに次第にききが弱くなって来る。シリマリンは幾ら飲食してもいぼ痔の軽減には効果がない、シリマリンとクルクミノイドを併用して飲食すると、クルクミノイドを単品で飲食するよりも少ない量で効果があり、かつ時間の経過とともに効かなくなると言う現象が無い、親水性界面活性剤を併用すると、しないものに比べ効果が大きい。医学的には完治していないにもかかわらず、クルクミノイドとシリマリンまたはマリアアザミとウコンを併用して飲食すると、深酒をしても全く外痔核が発病しないか、発病しても極めて軽微なもので完治に近い状態で有り内痔核にも卓越した効果があると言うことを見出しこの発明を完成させた。 内痔核、外痔核ともうっ血が減少し、痔核も縮小して出血も減少した。脱肛の回数も減少した。 カプセルに充填する。顆粒にする。乳化して飲料にする。粉末にする。など種々の方法がある。[製剤の配合 表1.2.3の説明] シリマリンの濃度80% クルクミノイドの濃度95%。マリアアザミの種子中のシリマリンの濃度2%、ウコン中のクルクミノイドの濃度8%。製剤の形状 製剤1.2.3.4.5.6.7. 8.9.はシリマリン、クルクミノイド、蔗糖脂肪酸エステル等の粉末をハードカプセルに充填したもの。 製剤10は乾燥原材料を微粉にしたもの。 蔗糖脂肪酸エステルのHLBは15 点数の説明、何も処置しなかった場合に比べて痔のうっ血、炎症、痛み、出血、脱肛、などを被験者に点数で表してもらった。 点数 0 効果無し。 1 効果有り。うっ血が小さくなった。痛みが減少した。 2 1より効果有り痛みが減少した、うっ血が小さくなった。出血が減少した。 3 かなり効果有り。2に比べ痛みが減少した。うっ血が小さくなった。出血が減少した。 4 非常に効果有り。うっ血が非常に小さく成った。深酒をしてもほとんどうっ血しない。脱肛が少なくなり楽になった。出血が少なくなった。 5 外痔核が完治したのではないが、実生活においてほとんど支障が無い。完治したのと同じ様な状態。出血が少なくなった。脱肛が少なくなった。 実施例 1−A 60代の男性小指の頭くらいの外痔核、アルコール類を飲むと決まって外痔核が膨らみ痛かった、製剤1を朝、夕、食後2カプセルを一ヶ月飲食した、7日目くらいから効果が表れ点数1になり持続した。さらに継続して飲食した二ヶ目は次第効きガ悪くなり三ヶ月後には効かなくなった。 実施例 1−B 製剤3を同様に一ヶ月飲食した、点数は0で全く効果が無かった。 実施例 2−A 50台の男性長距離トラックの運転手、小さい内痔核、病院でもらう軟膏を塗っていた、一時しのぎで効いたと言う自覚症状がでるほどの効果は無く職業柄長年苦しんでいた。 製剤2を朝、夕食後2カプセルを一ヶ月飲食した、7日目から効果が表れ、点数2になった。さらに一ヶ月飲食した。点数2になった。次第に効きが悪くなり三ヶ月後には点数1になった。 実施例 2−B 製剤4を同様に一ヶ月飲食した、点数は0で全く効果が無かった。 実施例 3−A 40台の女性、出産ごから内痔核で悩むようになった。農家であったので重たいものを持ち上げたり冬の寒い時戸外での作業で痛みが激しく、出血もあり下着がいつも汚れていた。製剤5を朝、夕食後2カプセルずつ飲食した。7日目から点数3の効果が表れ一ヶ月後には点数5になった。1ヶ月後から朝、夜食後1カプセルずつにしたが効果は持続した。 実施例 3−B 同様に製剤8を飲食した。一ヶ月後の点数は3であった。 実施例 4 70台の男性大酒のみで肝臓を悪くし肝硬変で通院治療中、内痔核で痛みと少量の出血で悩んでいた。製剤5を朝、夕食後2カプセルずつ一ヶ月飲食したが、効果は無く点数0であった。 実施例 5 20台の女性、便秘があったので、いつも力んでいた。外痔核になり、りきむと大きく膨らみ、痛みが激しかった。製剤6を朝、夕食後各2カプセルずつ飲食した、7日目から効果が表れ、点数2になった。一ヶ月後から朝、夜食後1カプセルにした。三ヶ月飲食しているが点数3が持続している。 実施例 6 30代の女性、妊娠後から内痔核になり座薬を使用していたが刺激が強くかえって激しい痛みに襲われていた。ほとんど効果が無かった、製剤7を朝、夕食後各2カプセルずつ飲食した、7日目から効果が表れ点数2になった。一ヶ月後から朝、夜食後には各1カプセルにした二ヶ月後の効果は点数4が持続している。 実施例 7−A 50台の男性、幼児の時の体験から外出する時には必ず排便をしていた、その為便意が無くても無理にりきんでいたので長時間和式便所に居るのと力みで内痔核になり三回手術をした。4回目の内痔核ができた時、製剤7を朝、夕食後各2プセルを飲食した。7日目から効果が表れ、点数2になった。10日目から朝、夜食後1カプセルにした。一ヶ月後の効果は点数4であった。 実施例 7−B 同様に製剤9を製剤7と同じように飲食した、一ヶ月後の効果は点数2で有った。 実施例 840台の男性、タクシーの運転手、外痔核で困っていた、医院で塗り薬をもらい使っていたが、ほとんど効果は無かった、手術をしたが再発した。製剤8を朝、夕食後各2カプセル飲食した、7日目から効果が表れ、点数2になった。一ヶ月後から朝、夜食後各1カプセルにした、二ヶ月後の効果は点数3であった。 実施例 9 五十台の男性、冷蔵会社で働いている、職業がら冷えるのと重量物を運ぶ仕事で、内痔核になり、痛みと出血で困っていた。市販の痔に良いといはれるあらゆる薬を使ったが、一時しのぎで、ほとんど効果が無かった。製剤10の粉末6.25gを毎食時、味噌汁、牛乳、茶、などに分散して飲食した。10日目から効果が表れた、二ヶ月後の効果の点数は2であった。 実施例10 40代の女性、会社では管理職の地位で得意先の接待に男性社員と一緒によくアルコールを口にしていた。接待のあくる日は決まって内痔核が腫れ痛みがあった。医者でもらう軟膏を塗っていたが、気休め程度でほとんど効果がなかった。製剤9を朝、夕食後各2カプセルを飲食した。7日目から効果が表れ点数2になった。一ヶ月後から朝、夜食後1カプセルにした、二ヶ月後点数2が持続している。 実施例 11 40台の男性アルコールが好きでウイスキーを良く飲んでいた。肝臓を悪くし医者の治療を受けている、内痔核で軟膏を塗っていたが気休め程度であった。製剤5を朝、夕食後各2カプセル1ヶ月飲食した、効果は0点であった。[実施例の結果]1 シリマリン単品とクルクミノイド単品の効果。 実施例 2−Aと1−Bの結果からクルクミノイドは単品でも若干の効果が有るが、シリマリンは単品では全く効果が無い事が証明された。 2 クルクミノイド単品の効果の持続性。 実施例 1−Aの結果から、クルクミノイド単品では効果の持続性が弱い事が証明された。3 シリマリンとクルクミノイド又はウコンとマリアアザミを併用した時の効果。実施例 5.6.7−A.7−B.8.9.10の結果からシリマリンとクルクミノイド又はウコンとマリアアザミを併用するといぼ痔の軽減に効果がありかつ効果が持続すると言う事が証明された。4 効果の無い患者。 実施例 4及び11の結果から肝臓に障害のある人はいぼ痔軽減の効果が期待できないと言う事が証明された。5 親水性界面活製剤の効果。 実施例3−A.3−B.5.7−A.7−B.8.9の結果から親水性界面活性剤を併用するといぼ痔軽減の効果が向上する事が証明された。6 ウコンとマリアアザミの効果。 実施例9の結果からウコンとマリアアザミの併用でもいぼ痔の軽減効果があると言う事が証明された。7 シリマリンとクルクミノイドの比率。 実施例 3−A.3−B.5.6.7−Bの結果からシリマリンとクルクミノイドの比率は等量が良く、ついでクルクミノイドの比率の高い方が効果が大きいと言うことが証明された。 以上実施例の結果を解かり易い様に表4にして表示する 錠剤、カプセル、飲料等にしていぼ痔軽減食品として利用する。 肝臓の強化剤として、アルコール類を飲む時事前に飲んでおく。 シリマリンとクルクミノイドの混合物である事を特徴とするいぼ痔軽減食品。請求項1記載の混合物にさらに親水性界面活性剤を併用することを特徴とするいぼ痔軽減食品。 請求項1と2のシリマリンとクルクミノイドの比率はシリマリンの濃度が80%の時 10%以上、クルクミノイドの濃度が95%の時90%以下である事を特徴とするいぼ 痔軽減食品。 マリアアザミとウコンの混合物である事を特徴とするいぼ痔軽減食品。請求項4のマリアアザミとウコンの比率はそのときのそれぞれの濃度を測定して、請求項3の比率である事を特徴とするいぼ痔軽減食品。 【課題】痔には何種類ものタイプがありそれぞれできる原因と症状が異なる、塗り薬、座薬、飲み薬などが漢方、洋薬などさまざまなものが市販されているが何れも一時しのぎで痔そのものを完治させる様なものはなかった。本発明はいぼ痔の軽減に卓越した効果を示すいぼ痔軽減食品を提供することを目的とする。【解決手段】マリアアザミと、ウコンの混合物またはシリマリンと、クルクミノイドの混合物さらに前記混合物に親水性界面活性剤を併用して飲食する、その比率はシリマリンの濃度が80%の時10%以上。クルクミノイドの濃度が95%の時90%以下であることが望ましい。マリアアザミとウコンの比率はそのときのそれぞれの濃度を測定し、前記濃度と同じ比率で用いる。【選択図】なし