生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_真皮色素沈着抑制剤
出願番号:2008102693
年次:2009
IPC分類:A61K 48/00,A61K 8/99,A61Q 19/02,A61K 38/00,A61K 35/76,A61P 17/00,C12N 15/09,C07K 14/47


特許情報キャッシュ

西平 順 小山 芳一 榎本 有希子 宇田 正紀 JP 2009249369 公開特許公報(A) 20091029 2008102693 20080410 真皮色素沈着抑制剤 株式会社ファンケル 593106918 児玉 喜博 100105061 佐藤 荘助 100150681 長谷部 善太郎 100122954 西平 順 小山 芳一 榎本 有希子 宇田 正紀 A61K 48/00 20060101AFI20091002BHJP A61K 8/99 20060101ALI20091002BHJP A61Q 19/02 20060101ALI20091002BHJP A61K 38/00 20060101ALI20091002BHJP A61K 35/76 20060101ALI20091002BHJP A61P 17/00 20060101ALI20091002BHJP C12N 15/09 20060101ALN20091002BHJP C07K 14/47 20060101ALN20091002BHJP JPA61K48/00A61K8/99A61Q19/02A61K37/02A61K35/76A61P17/00C12N15/00 AC07K14/47 3 1 OL 9 4B024 4C083 4C084 4C087 4H045 4B024AA01 4B024CA04 4B024CA20 4B024DA02 4B024EA04 4B024GA11 4C083AA031 4C083AA032 4C083AC022 4C083AC072 4C083AC122 4C083AC182 4C083AD092 4C083CC05 4C083EE16 4C083EE17 4C084AA02 4C084AA03 4C084AA13 4C084BA44 4C084MA17 4C084MA28 4C084MA63 4C084MA66 4C084NA14 4C084ZA89 4C087AA01 4C087AA02 4C087BC83 4C087CA20 4C087NA14 4C087ZA89 4H045BA10 4H045CA40 4H045EA20 本発明は、真皮色素沈着抑制剤に関する。 皮膚の黒化は表皮のメラノサイトが産生するメラニン色素により生じ、表皮のターンオーバーによりメラニン色素が排泄されることが一般的である。その他の皮膚の黒化機構として、真皮へのメラニン色素の滴落が挙げられる。真皮に滴落したメラニン色素は代謝され難いため、皮膚の黒化を防ぐためにはメラニン色素の滴落を防ぐことが必要である。 真皮へのメラニン色素の滴落は、色素沈着型接触皮膚炎、リール黒皮症、女子顔面黒皮症、摩擦黒皮症によって生じる。その他にもアトピー性皮膚炎患者の頚部にしばしば認められる特異な色素沈着(ダーティーネック)においても、真皮へのメラニン色素の滴落が生じている。また、過剰な紫外線被爆によっても真皮へのメラニン色素の滴落が生じる。 ビタミンC誘導体や植物抽出エキスにより表皮のメラニン産生を抑制する技術が知られているが、真皮色素沈着を抑制する技術は知られていない。 マクロファージ遊走阻止因子(MIF)の一部または全部をコードする遺伝子ユニットを含むベクターが知られている(特許文献1:特開2006−89442号公報)。このベクターをマウスに適用することにより、関節炎が抑制されることが確認されている。このベクターは炎症性疾患の予防または治療に用いられるとされている。しかしながら、このベクターについて、色素沈着抑制、真皮へのメラニン色素の滴落を防ぐ効果は記載されていない。特開2006−89442号公報 本発明は、新規な真皮色素沈着抑制剤を開発することである。 本発明の主な構成は、次のとおりである。(1)マクロファージ遊走阻止因子由来のポリペプチドの一部または全部をコードする少なくとも一つの遺伝子ユニットを含むプラスミドを有効成分とする真皮色素沈着抑制剤。(2)配列番号1又は3のアミノ酸配列であるマクロファージ遊走阻止因子由来のポリペプチドの一部または全部をコードする少なくとも一つの遺伝子ユニットを含むプラスミドを有効成分とする真皮色素沈着抑制剤。(3)マクロファージ遊走阻止因子由来のポリペプチドの一部または全部をコードする少なくとも一つの遺伝子ユニットを含むプラスミドが配列番号13又は18のアミノ酸配列のポリペプチドを発現するプラスミドである(1)に記載の真皮色素沈着抑制剤。 マクロファージ遊走阻止因子(MIF)の一部または全部をコードする遺伝子ユニットを含むベクターを用いた色素沈着抑制、真皮へのメラニン色素の滴落を防ぐことができる新規な真皮色素沈着抑制剤を提供することができた。 本発明は、ローション剤、乳液剤、クリーム剤、軟膏剤等にプラスミドを配合した皮膚外用剤として用いることができる。 真皮色素沈着抑制のため、本発明のプラスミドを投与する量は1〜2,000μgが適当である。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の「マクロファージ遊走阻止因子(以下MIFと呼ぶ)由来のポリペプチドの一部または全部をコードする少なくとも一つの遺伝子ユニットを含むプラスミド」はMIF由来のポリペプチドのアミノ酸配列を基に調製される。 MIFのアミノ酸配列は、ヒト(BC013976;配列番号:1)、マウス(BC024895;配列番号:3)、ラット(NM_031051;配列番号:2)などで公知である。本発明では特にヒトのMIFが好ましく用いられる。 本発明の「MIF由来のポリペプチド」とは、ヒトMIF(配列番号:1)のMIFに対して、80%以上(好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、さらに好ましくは97%以上)の相同性を有するペプチドであり、(1)アミノ酸配列中の1または2個以上(好ましくは、1〜30個程度、より好ましくは1〜10個程度、さらに好ましくは数個(例えば1〜6))のアミノ酸が欠失したアミノ酸配列、(2)アミノ酸配列に1または2個以上(好ましくは、1〜30個程度、より好ましくは1〜10個程度、さらに好ましくは数個(例えば1〜6))のアミノ酸が付加したアミノ酸配列、(3)アミノ酸配列中の1または2個以上(好ましくは、1〜30個程度、より好ましくは1〜10個程度、さらに好ましくは数個(例えば1〜6))のアミノ酸が他のアミノ酸に置換されたアミノ酸配列、または(4)それらを組み合わせたアミノ酸配列を含有するペプチドなども包含するものである。 本発明に用いるプラスミドはMIFの一部または全部をコードする塩基配列を生体内で発現できるような状態で保持している。本発明のプラスミドには、MIFをコードする塩基配列に加えて、MIFと異なる塩基配列を有していても良い。 本発明に用いるプラスミドは薬学的に許容される担体に配合して注射剤、経口剤、皮膚外用剤として投与することができる。担体の具体例としては、カチオン性リポソーム、フルオロカーボンエマルジョン、蝸牛状剤(cochleate)、筒状剤(tubule)、金粒子、生体分解性ミクロスフェア、あるいはカチオン性ポリマーなどが挙げられる。 本発明で好適に用いられるリポソームとしては、カチオン性脂質あるいはカチオン性ポリマーのいずれかを含むリポソームなどが挙げられる。本発明の好ましい態様としては、リポソームは、シ゛オレオイルホスファチジルエタノールアミンあるいはコレステロールなどの中性脂質とカチオン性脂質との混合物を含むリポソームが用いられる。また、エステル結合を有さないカチオン性ポリマーは生体内で高い安定性を有する。カチオン性ポリマー(デンドリマー)の構造は、鎖状でも環状でもよく、ダイマー、オリゴマーあるいはポリマーの何れでもよい。 ホスファチジルセリン、コレステロール、およびカルシウムからなる安定なリン脂質カルシウム沈殿剤である蝸牛状剤は、消化系で存続することができる非毒性および非炎症性試薬として知られている。また、ポリエステルであるポリ(ラクチド−コ−グリコライド)などのポリマーからなる生体分解性ミクロスフェアを、プラスミドをマイクロカプセル化するために用いることができる。筒状剤はらせん状に巻かれた二層の脂質からなり、その縁が合わされてパックされている脂質ベースの微小筒として知られている。筒状剤を用いる場合、プラスミドは動物体内に送達および制御放出を行うための中空中心部に配置することができる。 本発明のプラスミドを皮膚外用剤として適用する場合には、ローション剤、乳液剤、クリーム剤、軟膏剤等にプラスミドを配合して用いることができる。 真皮色素沈着抑制のため、本発明のプラスミドを投与する量は1〜2,000μgが適当である。 マウスMIF cDNAの作成 マウスMIF cDNAは、RAW264.7細胞より調製した全RNAを材料として配列番号:6で表されるプライマーB−1Uおよび配列番号:9で表されるプライマーX−348Lを用いて、RT−PCR法にて増幅した。cDNAの合成反応系は50mM トリス塩酸塩(pH8.3)、50mM 塩化カリウム、10mM 塩化マグネシウム、0.5mM スペルミジン、10mM ジチオスレイトール、1mM dNTP、40U RNase阻害剤、0.2μM ランダムオリゴヌクレオチド(9残基)、30U AMV逆転写酵素、2μg RNAからなり、全量で25μlとした。反応は42℃、60分間行った。PCRは以下の条件:10mM トリス塩酸塩(pH9.0)、50mM 塩化カリウム、0.1%Triton X−100、1.5mM 塩化マグネシウム、0.2μM プライマーB−1U(配列番号:6)およびX−348L(配列番号:9)、1mM dNTP、10U TaqDNAポリメラーゼからなる全量25μlの反応系で、(i)94℃・5分の後、(ii)94℃・10秒、56℃・10秒、72℃・1分のサイクルを25回繰り返し、最後に72℃・5分の伸長反応を行い、マウスMIF cDNA断片を得た。 マウス変異MIFプラスミドの作製(DV2)(1) マウス変異MIFプラスミドとして、ここでは破傷風毒素Thエピトープ(配列番号:4)を持ったマウス変異MIF発現プラスミドベクター(pcDNA3.1/MIF/Ttx(DV2))を作製した。その手順を図1に示す。 プライマーB−1U(配列番号:6)とE−93L(配列番号:7)、あるいはE−112U(配列番号:8)とX−348L(配列番号:9)の組合せで、マウスMIF cDNAを鋳型として、それぞれPCRを行った。該反応における反応液の組成は1ngの上記cDNA,10mM トリス塩酸塩,pH9.0,50mM 塩化カリウム,0.1%Triton X−100,1.5mM 塩化マグネシウム,0.2μMの上記のプライマー,1mM dNTP, 10U TaqDNAポリメラーゼであり、最終液量を25μlとした。PCRは、(i)94℃・5分の後、(ii)94℃・10秒、56℃・10秒、72℃・1分のサイクルを25回繰り返し、最後に72℃・5分の伸長反応を行った。その結果、MIF cDNAの断片B−1/E−93およびE−112/X−348を得た。これらの断片を制限酵素EcoRIで処理し、T4 DNAリガーゼで連結し、さらに得られた断片を鋳型に、B−1UとX−348LをプライマーとしてPCRを行った。この反応における反応液の組成は、上記で得られた断片のDNAを1ng使用し、10mM トリス塩酸塩,pH9.0,50mM 塩化カリウム,0.1%Triton X−100,1.5mM 塩化マグネシウム,0.2μMの上記のプライマー,1mM dNTP, 10U TaqDNAポリメラーゼであり、最終液量を25μlとした。PCRは、(i)94℃・5分の後、(ii)94℃・10秒、56℃・10秒、72℃・1分のサイクルを25回繰り返し、最後に72℃・5分の伸長反応を行った。その結果、2番目のループを欠損し、かつここをEcoRI部位に置き換えたマウス変異MIF cDNAを得た。これをBamHIおよびXhoIで処理し、pcDNA3.1のBamHI/XhoI部位に挿入した。その結果得られたマウス変異MIF発現プラスミドベクターをpcDNA3.1/MIFd2(DV0と称する)と命名した。また、このベクターにより発現されるポリペプチドを配列表に配列番号:12で示す。 一方、破傷風毒素のThエピトープ(配列番号:4)を、DNA伸長反応により作製した。すなわち、E−TxU(配列番号:10)およびE−TxL(配列番号:11)をプライマー/鋳型とし、Klenow断片を酵素として使用し、10mM トリス塩酸塩,pH9.0,50mM 塩化カリウム,0.1%Triton X−100,1.5mM 塩化マグネシウム,1μMの上記のプライマー,1mM dNTP, 最終液量を25μlとして37℃・30分の伸長反応を行った。この産物(配列番号:5)をEcoRIで処理した後、上記のように調製したMIF発現ベクターDV0のEcoRI部位に挿入し、破傷風毒素のThエピトープを持ったマウス変異MIF発現プラスミドベクター(pcDNA3.1/MIF/Ttx(DV2と称する))を得た。この発現プラスミドベクターにより得られるペプチドを配列表に配列番号:13で示す。 DV2の投与 C57B/6マウス(日本クレシア製)(5週齢)にDV2(25μg/25μg生理食塩水)を注射した。また、pcDNA3.1(controlプラスミド)も同様に投与した(control群)。 UVB照射誘導性色素沈着抑制試験 マウスの背部皮膚の毛を剃り、以下の群でUVB(FL20SE30ランプ、Clinical Supply製)300mJ/cm2を週に3回12週間照射した。照射後、背中の皮膚を採取し、フォンタナマッソン染色病理皮膚組織切片の真皮中の1mm2あたりのメラニン粒数を測定した。同様に、真皮の面積に対する真皮中のメラニンの面積の比率(真皮中のメラニン面積率(%))を測定した。結果を表1ならびに図1,2に示す。 ヒトMIFcDNAの作成 ヒトMIF cDNAは、HL60細胞より調製した全RNAを材料として配列番号:14で表されるプライマーhB−1Uおよび配列番号:15で表されるプライマーhX−348Lを用いて、RT−PCR法にて増幅した。cDNAの合成反応系は50mM トリス塩酸塩(pH8.3)、50mM 塩化カリウム、10mM 塩化マグネシウム、0.5mM スペルミジン、10mM ジチオスレイトール、1mM dNTP、40U RNase阻害剤、0.2μM ランダムオリゴヌクレオチド(9残基)、30U AMV逆転写酵素、2μg RNAからなり、全量で25μlとした。反応は42℃、60分間行った。PCRは以下の条件:10mM トリス塩酸塩(pH9.0)、50mM 塩化カリウム、0.1%Triton X−100、1.5mM 塩化マグネシウム、0.2μM プライマーhB−1U(配列番号:14)およびhX−348L(配列番号:15)、1mM dNTP、10U TaqDNAポリメラーゼからなる全量25μlの反応系で、(i)94℃・5分の後、(ii)94℃・10秒、56℃・10秒、72℃・1分のサイクルを25回繰り返し、最後に72℃・5分の伸長反応を行い、ヒトMIFcDNA断片を得た。 ヒト変異MIFプラスミド(DV12)の作製(2) ヒト変異MIFプラスミドとして、ここでは破傷風毒素Thエピトープ(配列番号:4)を持ったヒト変異MIF発現プラスミドベクター(pcDNA3.1/hMIF/Ttx(DV12))を作製した。手順はマウスに準じた。 プライマーhB−1U(配列番号:14)とE−93L(配列番号:7)、あるいはhE−112U(配列番号:16)とhX−348L(配列番号:15)の組合せで、ヒトMIF cDNAを鋳型として、それぞれPCRを行った。該反応における反応液の組成は1ngの上記cDNA,10mM トリス塩酸塩,pH9.0,50mM 塩化カリウム,0.1%Triton X−100,1.5mM 塩化マグネシウム,0.2μMの上記のプライマー,1mM dNTP, 10U TaqDNAポリメラーゼであり、最終液量を25μlとした。PCRは、(i)94℃・5分の後、(ii)94℃・10秒、56℃・10秒、72℃・1分のサイクルを25回繰り返し、最後に72℃・5分の伸長反応を行った。その結果、MIF cDNAの断片hB−1/E−93およびhE−112/hX−348を得た。これらの断片を制限酵素EcoRIで処理し、T4 DNAリガーゼで連結し、さらに得られた断片を鋳型に、hB−1UとhX−348LをプライマーとしてPCRを行った。この反応における反応液の組成は、上記で得られた断片のDNAを1ng使用し、10mM トリス塩酸塩,pH9.0,50mM 塩化カリウム,0.1%Triton X−100,1.5mM 塩化マグネシウム,0.2μMの上記のプライマー,1mM dNTP, 10U TaqDNAポリメラーゼであり、最終液量を25μlとした。PCRは、(i)94℃・5分の後、(ii)94℃・10秒、56℃・10秒、72℃・1分のサイクルを25回繰り返し、最後に72℃・5分の伸長反応を行った。その結果、2番目のループを欠損し、かつここをEcoRI部位に置き換えた変異MIF cDNAを得た。これをBamHIおよびXhoIで処理し、pcDNA3.1のBamHI/XhoI部位に挿入した。その結果得られた変異MIF発現プラスミドベクターをpcDNA3.1/hMIFd2(DV11と称する)と命名した。また、このベクターにより発現されるポリペプチドを配列表に配列番号:17で示す。 一方、破傷風毒素のThエピトープ(配列番号:4)を、DNA伸長反応により作製した。すなわち、E−TxU(配列番号:10)およびE−TxL(配列番号:11)をプライマー/鋳型とし、Klenow断片を酵素として使用し、10mM トリス塩酸塩,pH9.0,50mM 塩化カリウム,0.1%Triton X−100,1.5mM 塩化マグネシウム,1μMの上記のプライマー,1mM dNTP, 最終液量を25μlとして37℃・30分の伸長反応を行った。この産物(配列番号:5)をEcoRIで処理した後、上記のように調製したMIF発現ベクターDV0のEcoRI部位に挿入し、破傷風毒素のThエピトープを持った変異MIF発現プラスミドベクター(pcDNA3.1/hMIF/Ttx(DV12と称する))を得た。この発現プラスミドベクターにより得られるペプチドを配列表に配列番号:18で示す。 DV12をDV2と同様に投与し、UVB照射誘導性真皮色素沈着に対する影響を試験したが、同様の結果を得ることができた。処方例 1 注射剤 成分 濃度(質量%)1.実施例2のDV12 52.グリセリン 23.卵黄レシチン 14.生理食塩水 92処方例 2 クリーム 成分 濃度(質量%)1.実施例2のDV12 52.グリセリン 33.1,3−ブチレングリコール 104.スクワラン 105.ベヘニルアルコール 16.POE(20)ステアリルエーテル 1.57.ポリアクリル酸アミド 18.精製水 残余実施例1における真皮のメラニン粒数を示すグラフ。実施例1における真皮のメラニン面積を示すグラフ。 マクロファージ遊走阻止因子由来のポリペプチドの一部または全部をコードする少なくとも一つの遺伝子ユニットを含むプラスミドを有効成分とする真皮色素沈着抑制剤。 配列番号1又は3のアミノ酸配列であるマクロファージ遊走阻止因子由来のポリペプチドの一部または全部をコードする少なくとも一つの遺伝子ユニットを含むプラスミドを有効成分とする真皮色素沈着抑制剤。 マクロファージ遊走阻止因子由来のポリペプチドの一部または全部をコードする少なくとも一つの遺伝子ユニットを含むプラスミドが配列番号13又は18のアミノ酸配列のポリペプチドを発現するプラスミドである請求項1に記載の真皮色素沈着抑制剤。 【課題】本発明は、新規な真皮色素沈着抑制剤を開発することである。【解決手段】マクロファージ遊走阻止因子由来のポリペプチドの一部または全部をコードする少なくとも一つの遺伝子ユニットを含むプラスミドを有効成分とする真皮色素沈着抑制剤。【選択図】図1配列表


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