生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_多価アルコール中油型乳化化粧料
出願番号:2007300185
年次:2009
IPC分類:A61K 8/39,A61K 8/34,A61K 8/37,A61Q 5/00,A61Q 19/00


特許情報キャッシュ

徳永 和信 松江 由香子 JP 2009126791 公開特許公報(A) 20090611 2007300185 20071120 多価アルコール中油型乳化化粧料 クラシエホームプロダクツ株式会社 306018365 徳永 和信 松江 由香子 A61K 8/39 20060101AFI20090515BHJP A61K 8/34 20060101ALI20090515BHJP A61K 8/37 20060101ALI20090515BHJP A61Q 5/00 20060101ALI20090515BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20090515BHJP JPA61K8/39A61K8/34A61K8/37A61Q5/00A61Q19/00 2 OL 11 4C083 4C083AA112 4C083AA122 4C083AC021 4C083AC022 4C083AC072 4C083AC111 4C083AC121 4C083AC122 4C083AC262 4C083AC331 4C083AC332 4C083AC391 4C083AC392 4C083AC421 4C083AC422 4C083AC432 4C083AC442 4C083AC642 4C083AC692 4C083AD022 4C083AD152 4C083AD392 4C083AD492 4C083AD572 4C083AD622 4C083AD632 4C083AD662 4C083BB04 4C083BB13 4C083CC04 4C083CC05 4C083CC33 4C083DD27 4C083DD31 4C083EE03 4C083EE06 本発明は多価アルコール中油型乳化化粧料に関する。詳しくは、本発明は、アルコール製剤に関して、刺激性が少なく、使用性を向上させ、感触を高め、保存安定性が良い多価アルコール中油型乳化化粧料に関する。 従来より、皮膚や毛髪の保湿、保護等を目的としてオイル、クリーム、乳液等の化粧料が開発されている。このような化粧料としては、油を主体とした軟膏化粧料や、油と水とを乳化させた乳化化粧料などがある。近年、乳化に関する研究が進歩し、多くの界面活性剤が開発され、乳化技術も改善されてきている。しかしながら、安定な乳化物を得るためには、一般に多量の界面活性剤をを必要とするため、これを化粧品として応用する場合には、使用感、安全性の低下などの問題があった。 界面活性剤の使用量を減少させつつ、安定な乳化物を得る方法として、非水乳化法がある。この方法では、親水性非イオン界面活性剤を水溶性溶媒中に添加し、これに油相を添加して水溶性溶媒中油型乳化剤を調整した後に、水を添加することにより、乳化安定性に優れ長期に渡って乳化状態が安定に維持されてなる水中油型エマルジョンが提案されている(特許文献1参照)。しかし、特許文献1では多価アルコール中油型乳化組成物については、何ら触れられていない。 一方、界面活性剤を使用しない方法として、多価アルコール製剤に油脂やエステル類等の油剤を配合する方法がある。この方法による組成物は静置時には二層に分離する。このような多価アルコールを用いた二層分離型化粧料も従来より多く見られるものである。例えば、多価アルコールもしくはその重合体のポリオキシアルキレン付加物及び/又はポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン共重合体から選ばれる1種又は2種以上と、カチオン化ポリマーから選ばれる1種又は2種以上を配合してなり、使用感がすぐれ、かつ、使用後の分離復元性が良好な二層分離型化粧料がある(特許文献2参照)。 しかしながら、二層分離型化粧料は使用直前に振とうして用いるものであり、使用時に振とうすると多価アルコール層と油剤層が混合され、多価アルコールを用いたことによる刺激性やべたつき感が緩和されるが、一時的に乳化状態を呈するだけなので、その剤型は不安定であり、しばらく放置すると二層に戻ってしまうため使用しづらく、また、二層の混合が不十分であると、充分な効果が発揮できないという課題が残る。 本発明者らは、上記多価アルコール製剤の問題点を克服することを志向し、このアルコール製剤と油剤を乳化し1剤とすることで解決できるのではないかとの着想を得た。多価アルコールと油剤を配合した乳化化粧料としては、例えば、油分、親水性非イオン界面活性剤水溶性多価アルコールを乳化した、多価アルコール中油型乳化組成物がある(特許文献3参照)が、保存安定性については何ら言及されていない。そこで、本発明者は、さらに研究を継続し、種々の試作・試験を経て本発明を完成するに至った。特開昭51−55783号公報特開平11−335237号公報特開2006−241132号公報 上記の状況に鑑み、本発明は、刺激性が少なく、使用感にすぐれ、保存安定性が良い多価アルコール中油型乳化化粧料を提供することを課題とする。 本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、油剤とノニオン活性剤とオリゴエステルに多価アルコールを配合し、乳化することによって上記課題を解決し得ることを見いだし、本発明を完成するに至った。 すなわち、本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料は、下記成分(A)〜(D)を含有することを特徴とするものである。(A)多価アルコール(B)油剤(C)ノニオン界面活性剤(D)下記成分(a)〜(c)から得られるオリゴエステル (a)炭素数8〜30の脂肪酸又はヒドロキシ脂肪酸 (直鎖又は分岐鎖のいずれか、かつ飽和又は不飽和のいずれか) (b)炭素数12〜36の直鎖又は分岐鎖の二塩基酸 (c)グリセリン又はグリセリン縮合物 また、本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料には、水を含まないことが望ましい。 本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料は、上記の構成からなるので、多価アルコール層と油剤層が安定に乳化されているので、多価アルコールを用いたことによる刺激性やべたつき感が緩和される。その上、乳化して粒子が細かくなっているので、製剤の肌への浸透が向上し、肌なじみも良くなり、使用感、効果がさらに向上する。また、オリゴエステルを用いてゲル化しているため、皮膚への密着するため使用性、効果、保存安定性がさらに向上する。 また、本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料は水を含まずに調整することが可能なため、水が存在する系では極めて加水分解されやすく不安定である成分、例えばビタミンAやビタミンCなどの皮膚外用剤に配合されている各種有効成分を安定に配合することが容易になる。 本発明によって、刺激性が少なく、使用感にすぐれ、保存安定性が良い多価アルコール中油型乳化化粧料を提供することができる。 本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料で用いる(A)多価アルコールは、特に制限はないが、例えば、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、グルコース、マルトース、マルチトース、キシリトース、ソルビトール、エリスリトール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、トレハロース等の中から選ばれる1種又は2種以上を使用すればよい。これらの多価アルコールの製剤への配合量は前記多価アルコールの配合量の合計量が多価アルコール中油型乳化化粧料に対して5.0〜80質量%の範囲にあることが好ましく、さらに好ましくは10〜70質量%の範囲である。この範囲では、使用感に優れ、皮膚刺激などの安全性が向上可能な製剤を得ることができる。 また、本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料で用いる(B)油剤としては、油脂、炭化水素油、エステル類、グリセライド油類、シリコン油類等を挙げることができ、いずれも特に制限はない。油脂としては、例えば、マカデミアナッツ油、月見草油、ヒマワリ油、エゴマ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ゴマ油、コムギ胚芽油、ブドウ種子油、アボガド油、サフラワー油、スイートアルモンド油、ヘーゼルナッツ油、卵黄油、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル等を挙げることができる。 炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オリーブスクワラン、米スクワラン、スクワラン、プリスタン、白色ワセリン、パラフィンワックス等を挙げることができる。また、エステル類としては、例えば、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、オクタン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ジオクタン酸ネオベンチルグリコール、ジカプリン酸ネオベンチルグリコール、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸オクチルドデシル、イソパラミチン酸オクチル等を挙げることができる。 さらに、グリセライド油類としては、例えば、トリイソステアリン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリド等を挙げることができる。シリコン油類としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等の鎖状のものや、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタンシロキサン等の環状のものが挙げられる。これらの油剤は、必要に応じて、1種又は2種以上を用いることができる。これらの油剤の製剤への配合量は前記油剤の配合量の合計量が多価アルコール中油型乳化化粧料に対して10〜85質量%の範囲にあることが好ましく、さらに好ましくは20〜80質量%の範囲である。この範囲では、皮膚刺激などの安全性が向上可能で、好感触な製剤を得ることができる。 また、本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料で用いる(C)ノニオン界面活性剤としては、たとえばソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤を用いることができる。なかでも安全性の高いことで知られている、モノイソステアリン酸ポリグリセリルが好ましい。これらの界面活性剤の製剤への配合量は前記界面活性剤の配合量の合計量が多価アルコール中油型乳化化粧料に対して0.1〜15質量%の範囲にあることが好ましく、さらに好ましくは1.0〜10質量%の範囲である。この範囲では、安定に配合しながら、皮膚刺激などの安全性が向上可能で、好感触な製剤を得ることができる。また、本発明では、上記の各種界面活性剤以外にも従来化粧品に用いられてきた各種の界面活性剤を使用することも可能である。 また、本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料で用いる(D)オリゴエステルは、(a)炭素数8〜30の脂肪酸又はヒドロキシ脂肪酸(直鎖又は分岐鎖のいずれかであり、かつ飽和又は不飽和のいずれかである)と、(b)炭素数12〜36の直鎖又は分岐鎖の二塩基酸と、(c)グリセリン又はグリセリン縮合物とを公知の方法でエステル化することによって得られる生成物である。この(D)オリゴエステルに用いられる(a)炭素数8〜30の脂肪酸又はヒドロキシ脂肪酸(直鎖又は分岐鎖のいずれかであり、かつ飽和又は不飽和のいずれかである)としては、炭化水素基又はヒドロキシ炭化水素基が直鎖であっても分岐鎖であってもよく、また、飽和であっても不飽和であっても良く、例えば、オレイン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オクタン酸等が挙げられる。(b)炭素数12〜36の直鎖又は分岐鎖の二塩基酸としては、例えば、エイコサン二酸、1,7−エチルオクタデカン二酸、ドデカン二酸等が挙げられる。(c)グリセリン又はグリセリン縮合物としては、このうちグリセリン縮合物は重合度が2以上、好ましくは2〜10のポリグリセリンであり、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ヘキサグリセリン、デカグリセリン等を例示でき、これらを単独もしくはグリセリンを含めて混合物として使用できる。これらのオリゴエステルの中でも、下記一般式(1)で示される化合物である(a)がベヘン酸、(b)がエイコサン二酸、(c)がグリセリン又はグリセリン縮合物からなるものが特に好ましい。これらは、日清オイリオグループ(株)より「ノムコートHK−G」、ノムコート「HK−P」「ノムコートSG」として販売されており容易に入手できる。これらのオリゴエステルの製剤への配合量は前記オリゴエステルの配合量の合計量が多価アルコール中油型乳化化粧料に対して0.1〜15質量%の範囲にあることが好ましく、さらに好ましくは1.0〜10質量%の範囲である。この範囲では、安定に配合しながら、使用性や、分離等の保存安定性が良好で、好感触な製剤を得ることができる。(式中Rは下記一般式(2)で示される置換基または、水素を表す) 本発明のアルコール中油型乳化化粧料は、通常の乳化化粧料と同様の方法で製造できる。例えば、適量の油剤(成分(B))と、適量のノニオン界面活性剤(成分(C))と、適量のオリゴエステル(成分(D))を80℃にて均一に溶解する。次に、適量の多価アルコール(成分(A))を少しずつ添加して乳化した後30℃まで降温し、攪拌を停止すればよい。成分(A)(多価アルコール層)と成分(B)(油剤層)の配合割合は、質量比で5〜90対95〜10の範囲で任意である。また、成分(C)(ノニオン界面活性剤):成分(B)(油剤層)の配合割合は、質量比で1〜50対99〜50の割合で任意である。さらに、成分(D)(オリゴエステル):成分(B)(油剤層)の配合割合は、重量比で1〜50対99〜50の割合で任意である。 本発明のアルコール中油型乳化化粧料には、上記の界面活性剤以外にも各種の界面活性剤を配合することができる。例えば、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、アルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド、ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等のノニオン型や両性型の界面活性剤が好ましいものとして挙げられる。 本発明のアルコール中油型乳化化粧料には、上記原料の他、一般に化粧料に適用される各種の原料や成分を、本発明の効果を損ねない範囲で適宜配合することができる。このような原料・成分としては、界面活性剤、紫外線吸収剤、香料、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、キレート剤、薬剤、植物エキス等が挙げられる。好ましい薬剤としては、例えば、ビタミンC又はその誘導体、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB群、ビタミンE又はその誘導体、ユビキノン(CoQ10)、α−リポ酸,油溶性ビタミンC誘導体等を挙げることができる。 本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料としては、美容液、パック剤、ハンドクリーム、リップエッセンス等の皮膚化粧料、ヘアクリーム、ヘアトリートメント等の毛髪化粧料があげられる。さらに、製品の形態についても特に制限はないが液状、ペースト状、固形状等に適用が可能である。 なお、本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料は水の配合の有無は特に限定されないが、実質的に水を含まずに調整することが可能なため、水が存在する系では極めて加水分解されやすく不安定である成分、例えばビタミンAやビタミンCなどの皮膚外用剤に配合されている各種有効成分を安定に配合することが容易になる。ここで実質的にとは、成分として水を配合しないこと(非水系)をいい、本発明の多価アルコール中油型乳化化粧料の目的を阻害しなければ原料段階あるいは製造過程で含まれうる微量の水分を許容する。水を配合すると、オリゴエステルのゲル化力が低減し、多価アルコール油型乳化化粧料の粘度が低下するため、特に、皮膚への密着性・保存安定性の面で水を配合しない方がその効果においてより望ましいものとなる。 以下、試験例と実施例をもって本発明をさらに詳しく説明する。本発明は、以下の試験例や実施例によって何ら限定されるものではない。なお、以下の試験例を含め、本発明の全説明において、配合割合は全て質量%である。《実施例1〜4、比較例1〜4》(官能評価) 常法により多価アルコール中油型乳化化粧料を調製し、実施例1〜3と比較例1〜5の化粧料を作った。この8種類の化粧料を、熟練したパネラー20名がそれぞれ使用し、(イ)使用感(しっとり感及びべたつきの無さの2項目)(ロ)感触(刺激性の無さ及び肌なじみの良さ)、(ハ)使いやすさ(1項目)及び(ニ)保存安定性(1項目)の6項目について官能評価を実施し、表1に示す評価を得た。なお、評価基準は下記に示す。20名中「良い」と答えた人数 評 価 15人以上 ◎ 10〜14人 ○ 5〜9人 △ 0〜4人 ×(安定性評価) 多価アルコール中油型乳化化粧料を5℃、20℃、45℃の各恒温槽に入れ、3ヶ月間品質変化がないかどうかを観察し、全く問題のないものを○、異常が起こる兆候が観察されたものを△、異常が起こったものを×とした。《実施例5》リップエッセンス グリセリン 19.0 スクワラン 48.0 トリイソステアリン酸グリセリル 15.0 イソステアリン酸 5.0 モノイソステアリン酸ポリグリセリル 4.0 (ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル 5.0 セラミド2 1.0 水添レシチン 1.0 コレステロール 0.5 カンゾウ抽出末(リコレックスNA 丸善製薬(株)製)0.1 香料 適 量実施例5の唇用美容液は使いやすく、刺激が無く、しっとり感、保存安定性に優れたものであった。《実施例6》美容液 グリセリン 19.0 1.3ブチレングリコール 20.0 スクワラン 20.0 グレープシード油 5.0 トリイソステアリン酸グリセリル 15.0 イソステアリン酸 5.0 モノイソステアリン酸ポリグリセリル 3.0 ポリソルベート60 2.0 (ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル−10 3.0 (ノムコートHK−P 日清オイリオグループ(株)製) (ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル 3.0 セラミド2 1.0 水添レシチン 1.0 コレステロール 0.5 VEニコチネート 0.1 VA 0.1 VB 0.1 カンゾウ抽出末(リコレックスNA 丸善製薬(株)製)0.1 香料 適 量実施例6の美容液は、刺激が無く、肌なじみが良く、べたつきがなく、しっとり感、保存安定性に優れたものであった。《実施例7》ハンドクリーム グリセリン 10.0 1.3ブチレングリコール 25.0 スクワラン 8.0 α−オレフィンオリゴマー 20.0 トリイソステアリン酸グリセリル 15.0 イソステアリン酸 5.0 モノイソステアリン酸ポリグリセリル 3.0 ステアリン酸グリセリル 2.0 (ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル 5.0 セラミド2 1.0 水添レシチン 1.0 コレステロール 0.5 VEニコチネート 0.1 α−グリコシルヘスペリジン 1.0 香料 適 量 実施例7のハンドクリームは、肌なじみが良く、しっとり感、保存安定性にすぐれたものであった。《実施例8》ヘアトリートメント グリセリン 40.0 1.3ブチレングリコール 15.0 流動パラフィン 23.0 モノイソステアリン酸ポリグリセリル 5.0 POE−60水添ヒマシ油 1.0 ステアリルアルコール 5.0 イソステアリン酸 5.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 (ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル 3.0 セラミド2 1.0 ジメチルポリシロキサン(5000CS) 1.0 VEニコチネート 0.1 香料 適 量 実施例8のヘアトリートメントは、べたつきが無く、しっとり感、、保存安定性にすぐれたものであった。下記成分(A)〜(D)を含有する多価アルコール中油型乳化化粧料。(A)多価アルコール(B)油剤(C)ノニオン界面活性剤(D)下記成分(a)〜(c)から得られるオリゴエステル (a)炭素数8〜30の脂肪酸又はヒドロキシ脂肪酸 (直鎖又は分岐鎖のいずれか、かつ飽和又は不飽和のいずれか) (b)炭素数12〜36の直鎖又は分岐鎖の二塩基酸 (c)グリセリン又はグリセリン縮合物水を含まない、請求項1に記載の多価アルコール中油型乳化化粧料。 【課題】 刺激性が少なく、使用性を向上させ、感触を高め、使用感にすぐれ、保存安定性が良い多価アルコール中油型乳化化粧料を提供する。 【解決手段】多価アルコールと、油剤と、ノニオン界面活性剤と、下記成分(a)〜(c)から得られるオリゴエステルを含有する多価アルコール中油型乳化化粧料。 (a)炭素数8〜30の脂肪酸又はヒドロキシ脂肪酸 (直鎖又は分岐鎖のいずれか、かつ飽和又は不飽和のいずれか) (b)炭素数12〜36の直鎖又は分岐鎖の二塩基酸 (c)グリセリン又はグリセリン縮合物【選択図】 なし


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