生命科学関連特許情報

タイトル:再公表特許(A1)_高純度スフィンゴミエリンリポソームを含有する化粧料
出願番号:2007061988
年次:2009
IPC分類:A61K 8/68,A61K 8/14,A61Q 19/00,A61K 31/688,A61P 17/00,A61P 37/08,A61K 9/127,A61K 47/44


特許情報キャッシュ

金 辰彦 杉林 堅次 藤堂 浩明 JP WO2007145276 20071221 JP2007061988 20070614 高純度スフィンゴミエリンリポソームを含有する化粧料 株式会社シャローム 599047125 川守田 光紀 100127188 金 辰彦 杉林 堅次 藤堂 浩明 JP 2006164741 20060614 JP 2007132090 20070517 A61K 8/68 20060101AFI20091016BHJP A61K 8/14 20060101ALI20091016BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20091016BHJP A61K 31/688 20060101ALI20091016BHJP A61P 17/00 20060101ALI20091016BHJP A61P 37/08 20060101ALI20091016BHJP A61K 9/127 20060101ALI20091016BHJP A61K 47/44 20060101ALI20091016BHJP JPA61K8/68A61K8/14A61Q19/00A61K31/688A61P17/00A61P37/08A61K9/127A61K47/44 AP(BW,GH,GM,KE,LS,MW,MZ,NA,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MT,NL,PL,PT,RO,SE,SI,SK,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PG,PH,PL,PT,RO,RS,RU,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,SV,SY,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN,ZA,ZM,ZW 再公表特許(A1) 20091112 2008521248 14 4C076 4C083 4C086 4C076AA19 4C076BB31 4C076CC18 4C083AD571 4C083AD572 4C083CC04 4C083CC05 4C083CC11 4C083CC13 4C083CC14 4C083CC19 4C083CC25 4C083CC31 4C083DD45 4C083EE12 4C086AA01 4C086AA02 4C086DA42 4C086MA01 4C086MA24 4C086NA14 4C086ZA89 4C086ZB13 本発明は、荒れ肌やしみ、しわ、肌の老化、アトピー性皮膚炎などの改善を目的とする技術に関する。 皮膚は生体を覆う最大の臓器であり、表皮、真皮および皮下組織からなる。表皮は、生きた紬胞(主に角化紬胞、keratinocyte)からなる基底層、有棘層および顆粒層と角化細胞が最終角化を終了して死紬胞(角質細胞、corneocyte)となり重層した角層に分けられる。角層は、角質紬胞間が角層間脂質で充たされており、皮膚からの物質透過の最大のパリアーを形成している。角層間脂質は層板顆粒に由来し、その組成はスフィンゴ脂質50%、コレステロールエステル20%、コレステロール10%、脂肪酸20%であり、スフィンゴ脂質の95%がセラミドである。これらの脂質は角層間において水分子と水素結合のネットワークを形成し、中に水分子を構造単位で層状に含むラメラ構造を構築することにより水分保持(保湿)にも関与している。角層中のこれら脂質含量の乱れがドライスキン(いわゆる荒れ肌)やいくつかの皮膚疾患の病態を引き起こすと考えられている。例えば、アトピー性皮膚炎では角層中のスフィンゴ脂質、特にセラミドの有意な滅少がみられる。また一般的に、セラミドは年齢とともに減少しがちであり、しみ、しわ、肌の老化、アトピー性皮膚炎などに深く関係している。 最近の脂質研究の進展により、セラミドがバリア形成能にのみに関与するだけでなく、細胞内でアポトーシスや細胞の分化誘導などの細胞間情報伝達を介した皮膚構造の維持にも関わることが明らかにされている。 近年、スフィンゴリン脂質の生合成や代謝経路が明らかとなり、スフィンゴリン脂質やその代謝脂質が細胞の生存や増殖などに関与することが示唆されている。セラミドの1位水酸基にホスホコリンが結合したスフィンゴミエリンは、スフィンゴミエリナーゼにより加水分解されてセラミドとホスホコリンとなる。表皮での脂質合成および代謝は高い活性を示し、また大部分が全身循環系とは独立していると考えられていることから、スフィンゴミエリンを皮膚の奥深く浸透せしめることができた場合、角層間隙中のセラミド含量や角層より下の角化細胞中でのセラミド合成量に影響を及ぼすことが考えられる。角層間隙中のセラミド含量が変化した場合、皮膚のバリア能や保湿性にも大きく影響するであろう。しかし、このような現象はこれまで明らかにされてこなかった。 特開昭63−211208号公報にはスフィンゴミエリンを配合した化粧料が記載されている。この文献に開示される化粧料は、有効成分の皮膚浸透性が優れ、皮膚に塗布することにより皮膚細胞機能が活性化し、皮膚の保護及び美化に顕著な効果を発揮することが謳われている(2頁右上欄4行〜18行)。しかしこの文献には、この文献に係る化粧料を皮膚に塗布したときにスフィンゴミエリンを皮膚の奥深くまで浸透せしめることができるか否かは記載されておらず、また、皮膚中のセラミド合成量が変化するか否かは記載されていない。 WO97/30696号公報には、スフィンゴミエリンを膜構成脂質の主成分とするリポソームが記載されている。このリポソームは、薬剤を安定的に保持するために用いられる(請求項1〜3、要約)。しかしWO97/30696は化粧料については全く触れおらず、セラミド生合成についても全く触れていない。特開昭63−211208号公報WO97/30696号公報 このような背景の下、本発明は、皮膚中のセラミド量を増加せしめることにより、皮膚のバリア能や保湿性を改善し、荒れ肌やアトピー性皮膚炎などの改善に資する技術を提供することである。 本発明は、スフィンゴミエリンをナノ化することにより、スフィンゴミエリンを皮膚の奥深く浸透せしめることを、その特徴の一つとする。スフィンゴミエリンを化粧料に配合するアイディア自体は古くから存在し、上述のように特開昭63−211208号公報にそのようなアイディアが既に記載されている。しかし本発明は、スフィンゴミエリンをナノ化して化粧料に配合することを特徴とする。ナノ化するという特徴のため、スフィンゴミエリンが皮膚の奥深くまで浸透することが可能となり、これが皮膚中、特に角層間隙中セラミド含量を増加せしめる。 セラミドの増加は、皮膚や毛髪の改善に、様々な効果を及ぼすことが期待される。セラミドは、優れたバリア形成能や生体適合性を有し、また、顕著な保湿効果を有する。したがって、本発明によるナノ化したスフィンゴミエリンを適用することにより、荒れ肌の改善や保湿性の改善という効果が期待できる。 さらにセラミドの増加は、バリア形成能の向上だけではなくバリア維持能の向上にもつながるため、皮膚の恒常性維持に大きく貢献する。したがって、本発明によるナノ化したスフィンゴミエリンを繰り返し適用することにより、乾燥肌の改善が期待できる。 セラミドは、皮膚だけでなく毛髪の細胞膜複合体における主要構成成分であり、その組成はセラミドII(88%)・セラミドV(12%)であることが報告されている。またセラミドは、ラメラ構造の安定化作用を有することも知られている。したがって、本発明によるナノ化したスフィンゴミエリンを、毛髪または頭皮細胞に適用すると、ダメージヘアのキューティクルの改善、引っ張り強度の改善効果が期待できる。 大寺章夫著「セラミド産生促進効果のある抗老化原料と、セラミドとマオリカインの相乗効果による抗シワ原料」(フレグランスジャーナル、2004年11月号)によれば、「セラミドは皮膚のバリア機能を担う主要な物質であり、アトピー性皮膚炎、加齢等による乾燥肌は、種々のセラミドの定量的・定性的な乱れが深く関わっている。また最近の研究によると、セラミドはUVにより生じる皮膚のダメージに対する防御メカニズムに重要な役割を果たしていることが分かってきている。UVBが皮膚に照射されると、ケラチノサイトはスフィンゴミエリネースを活性化し、細胞間セラミドを産生させる。これがセカンドメッセンジャーとして働き、細胞の分化・成長を止め、ケラチノサイトのアポトーシスが開始する。セラミドは、このようにして、UVによりダメージを受けた細胞の状況を促進することで表皮の保護に役立っている。セラミドタイプIIは特にこのプロセスに深く関わっている。」ことが分かっている。 後述の実験結果から示されるように、本発明によるナノ化したスフィンゴミエリンを適用することにより、皮膚中のセラミドタイプIIの量が増加する。このため本発明の特定の実施形態は、UVによりダメージを受けた皮膚や毛髪細胞の修復に寄与することができることが期待できる。 本発明は、アトピー性皮膚炎の改善にも資することが期待できる。厚生省心身障害研究によれば、アトピー性皮膚炎とは、「主としてアトピー素因のあるものに生じる慢性に経過する皮膚の湿疹病変である」が、角層中のセラミド量の低下がアトピー性皮膚炎の要因であるバリア機能の低下を引き起こしていることから、角層中のセラミド量を増やすことがアトピー性皮膚炎の改善に有効である。本発明によるナノ化したスフィンゴミエリンを適用することにより、皮膚中のセラミド量が増加するので、アトピー症状の改善が期待できる。 これらのことから理解されるように、本発明は、荒れ肌や乾燥肌の改善のための化粧料、紫外線でダメージを受けた皮膚の修復のための化粧料や外用剤、アトピー症状の緩和や改善のための化粧料や外用剤、頭髪キューティクルの改善や毛髪品質の改善のための化粧料など、皮膚や毛髪の改善を目的とした様々な化粧料や外用剤として実施されることができる。 本発明の好適な実施形態では、スフィンゴミエリンをナノ化する方法として、スフィンゴミエリンをリポソーム化する方法を採用する。よく知られているように、リポソームの直径は100nm〜1μm程度であり、皮膚バリアを浸透して真皮まで達することが可能である。そこで発明者は、高純度のスフィンゴミエリンをリポソーム化することにより、皮膚の奥深くまでスフィンゴミエリンを浸透せしめることとした。 また本発明の好適な実施形態では、高純度のスフィンゴミエリンをリポソーム化したものを用いることを特徴とする。最も好適な実施形態では、98%以上がスフィンゴミエリンであるリン脂質でリポソームを構成する。 本願発明者の知る限り、本願出願日以前において、かかる高純度のスフィンゴミエリンリポソームを用いた化粧料は知られていない。また、スフィンゴミエリンリポソームを用いて皮膚中のセラミド合成量を増加せしめ、もって荒れ肌の改善やアトピー症状の緩和といった効能を得ることについても、誰も想到することがなかった。従って、本発明の実施形態は、種々の形態の化粧品や外用剤を含む。 次に、本発明の実施例の一つを、その効果を示すデータと共に紹介する。〔スフィンゴミエリンのナノ化〕 ナノ化するスフィンゴミエリンの原料として、例えば日本油脂株式会社製の"COATSOME(登録商標)NM-70""COATSOME(登録商標)NM-10""スフィンゴミエリンナチューレ(商標)"などを用いることができる。これらの原料は純度98%のスフィンゴミエリンである。この高純度スフィンゴミエリンをリポソーム化することにより、ナノ化したスフィンゴミエリンを得ることができる。リポソームの製法については、上掲非特許文献2の5ページに説明があり、当該箇所は参照することにより本明細書に取り込まれる。〔スフィンゴミエリンリポソームの適用〕 維持培地で培養下にて1mLの1% スフィンゴミエリンリポソームをLabCyte EPI-model(商標) 6時間適用し、その後スフィンゴミエリンリポソーム製剤を適用部位から取り除いた。その後、角化促進培地を用いて12時間又は24時間培養した。スフィンゴミエリンリポソーム適用と比較するため、pH7.4 PBSを適用したものをコントロールとして用いた。〔脂質の抽質〕 Transwell(商標)からナイフを用いて剥がした培養皮膚を10 mLのスピッツ管に移し、6mLのクロロフォルム・メタノール混液(1:1)を加え、プローブ型の超音波装置(SONIFIER(商標)B-12, Branson sonic power company)で60W、5分間処理した。その後、得られた溶液を0.2μmのMillex(商標)-GN(Millipore corporation, Bedford, MA, U.S.A.)で濾過した後、回収されたろ液を50°Cで窒素乾固して皮膚中の脂質成分を得た。これらに200μLのクロロフォルム・メタノール混合液(1:1)を加え再度脂質成分を溶解させてHPTLC(High Performance Thin Layer Chromatography、高分離能・高感度検出用の薄層プレ−ト)用サンプルとした。〔展開・呈色〕 クロロフォルム:メタノール:酢酸(190:9:1)を展開溶媒として用い、HPTLC用サンプルをプロットし展開した。展開後、10%硫酸銅8%硝酸水溶液を用いて呈色した。呈色後、HPTLCをスキャナーで読み取り、Image J (http://rsb.info.nih.gov/ij/) を用いて解析した。〔結果〕 図1は、スフィンゴミエリンリポソーム製剤の適用時間6時間、培養時間12時間の場合の結果である。また図2は、スフィンゴミエリンリポソーム製剤の適用時間6時間、培養時間24時間の場合の結果である。両者とも、スフィンゴミエリンリポソームの適用例が2例、コントロールが2例、セラミドIIのみのHPTLCを2例、並べて観察した。 培養時間12時間の場合(図1)と24時間の場合(図2)の両方において、コントロールに比べてスフィンゴミエリンリポソーム製剤を適用した場合にセラミドII付近でのバンドが濃くなっていることが分かる。このことから、スフィンゴミエリンリポソーム製剤の適用により、セラミドIIもしくはそれに類似した構造を有する脂質が増加することが確認できた。また、図1及び図2を観察すると、スフィンゴミエリンリポソーム製剤を適用した場合にオレイン酸が増加していることも認められる。オレイン酸はセラミドから作られるので、オレイン酸の増加もセラミドが増加したことを示していると考えられる。 次に、本発明の別の実施例を、その効果を示すデータと共に紹介する。実施例2は、1%スフィンゴミエリンリポソーム水溶液を0.1%配合した化粧品を、アトピー様皮膚疾患を患っている3名に適用し、経過を観察した。〔被験者1:H.C様〕 年齢:38歳、性別:女性、職業:小学校教諭。軽度のアトピー疾患ながら、ほぼ全身に皮膚炎が認められ、痒みは全身で感じられた。 通常の生活の中で、朝・晩の顔の洗顔後あるいは入浴後(1日最低2回)にローション及びクリームを患部に塗布し、変化を観察した。 結果は一過間にて痒みの治まることを感じ、その後一ヶ月にてほぼ全身のガサガサ肌に改善が認められた。〔被験者2:M.M様〕 年齢:25歳、性別:女性、職業:パート。軽度のアトピー性疾患を患う。首筋の部分の患部が顕著。 上記H.Cと同様通常の生活の中で、朝・晩の顔の洗顔後あるいは入浴後(1日最低2回)にローション及びクリームを患部に塗布し、変化を観察した。 結果は、ローションを患部に塗布すると痒みが軽減することを感じ、首筋に認められたアトピー様疾患は、およそ一ヶ月にて治癒した。〔被験者3:K.H様〕 年齢:27歳、性別:女性、職業:会社員(薬局勤務)。アトピー性皮膚炎を全身に患う。皮膚の色が黒ずみ、全身に痒みを感じる。 上記H.Cと同様通常の生活の中で、朝・晩の顔の洗顔後あるいは入浴後(1日最低2回)にローション及びクリームを患部に塗布し、変化を観察した。K.Hの場合は、一日に塗布する回数は、痒みを覚えたときに塗布することとし、制限を設けなかった。 結果は、六ヶ月のなかで肌の黒ずみが薄れ、ガサガサの肌は健常人に肌に近づくほど改善が見られた。 以上、本発明の実施形態を、効果を証明する試験例を紹介する説明してきたが、本発明の実施形態は、ここで説明した実施形態に限られるものではなく、本発明の思想の範囲内で、様々な実施形態をとりうることには留意されたい。 例えば本発明によるスフィンゴミエリンリポソームの中には適当な有効成分を封入することができる。 本発明の実施形態である化粧料は、より具体的に、例えば次のような化粧料であることができる:おしろい,フェースパウダー,紙おしろい,クリームおしろい,固形おしろい,粉おしろい,練りおしろい,水おしろい,皮膚用化粧品,化粧水,スキンローション,柔軟化粧水,収れん化粧水,粘液性化粧水,ハンドローション,ひげそり用化粧水,薬用化粧水,化粧液,保湿液,美容液,クリーム,油性クリーム,中油性クリーム,弱油性クリーム,クレンジングクリーム,コールドクリーム,ハイゼニッククリーム,バニシングクリーム,ハンドクリーム,ひげそり用クリーム,漂白クリーム,ファウンデーションクリーム,薬用クリーム,リップクリーム,乳液,ミルクローション,スキンミルク,日やけクリーム,日やけ止めクリーム,日やけ(用),日やけ止め(用),仕上用化粧品,ファンデーション,フェースカラー,コンシーラー,化粧下地,メークアップベース,プレメークアップ,紅,口紅,リップスティック,リップルージュ,リップカラー,リップペンシル,リップグロス,リップライナー,アイメークアップ,アイシャドウ,アイカラー,アイライナー,眉墨,アイブローペンシル,アイブローブラッシュ,マスカラ,まつげ化粧料,練紅,頬化粧料,頬紅,チークカラー,チークルージュ,ボディメークアップ,整髪料,養毛料,頭皮料,毛髪着色料,洗髪料,頭髪用化粧品,髪油,カラーリンス,コールドパーマ用液,すき油,セッティングローション,染毛剤,毛髪脱色剤,チック,パーマネント用液,びん付け油,ヘアクリーム,ヘアスプレー,ヘアトニック,ヘアフィクサー,ヘアラッカー,ヘアリンス,ベーラム,ポマード,ボディパウダー,タルカムパウダー,バスパウダー,パヒュームパウダー,ベビーパウダー,天爪粉,浴用化粧料,バスオイル,バスソルト,バブルバス,フォームバス,パック用化粧料。ナノ化したスフィンゴミエリンの効果を示す試験結果ナノ化したスフィンゴミエリンの効果を示す試験結果 ナノ化されたスフィンゴミエリンを含有する化粧料。 殆ど又は全部がスフィンゴミエリンであるリン脂質で構成されたリポソームを含有する化粧料。 前記リン脂質の98%以上がスフィンゴミエリンである請求項2に記載の化粧料。 殆ど又は全部がスフィンゴミエリンであるリン脂質で構成されたリポソームを含有する外用剤。 前記リン脂質の98%以上がスフィンゴミエリンである請求項4に記載の外用剤。 皮膚中のセラミド量を増加せしめることにより、皮膚のバリア能や保湿性を改善し、荒れ肌やしわなどの改善に役立つための技術を提供する。本発明の実施形態は、極めて高純度のスフィンゴミエリンを用いてリポソームを作り、それを化粧料に配合することを含む。スフィンゴミエリンをナノ化することにより、スフィンゴミエリンを皮膚の奥深くまで浸透せしめることができ、これによって角層のバリア能や保湿性が改善し、荒れ肌の改善やアトピー症状の緩和という効能がもたらされる。【選択図】図120080710A16333全文3 経皮塗布による皮膚中セラミド増量剤であって、純度98%以上のスフィンゴミエリンで形成したリポソームを含むことを特徴とする、皮膚中セラミド増量剤。 請求項1に記載の皮膚中セラミド増量剤を含む、化粧料。 請求項1に記載の皮膚中セラミド増量剤を含む、外用剤。


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