生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_第三級ブチルアルコールの製造法
出願番号:2006548901
年次:2012
IPC分類:C07C 29/04,C07C 31/12,C07B 61/00


特許情報キャッシュ

遠藤 透 田中 茂穂 佐藤 晴基 JP 4966668 特許公報(B2) 20120406 2006548901 20051215 第三級ブチルアルコールの製造法 三菱レイヨン株式会社 000006035 志賀 正武 100064908 高橋 詔男 100108578 渡邊 隆 100089037 青山 正和 100101465 鈴木 三義 100094400 西 和哉 100107836 村山 靖彦 100108453 遠藤 透 田中 茂穂 佐藤 晴基 JP 2004365507 20041217 20120704 C07C 29/04 20060101AFI20120614BHJP C07C 31/12 20060101ALI20120614BHJP C07B 61/00 20060101ALN20120614BHJP JPC07C29/04C07C31/12C07B61/00 300 C07C 29/04 C07C 31/12 特開昭54−030104(JP,A) 特開平11−193255(JP,A) 3 JP2005023047 20051215 WO2006064874 20060622 14 20081209 太田 千香子 本発明は第三級ブチルアルコール(2−メチル−2−プロパノール、以下適宜「TBA」という)の製造に関する。 本願は、2004年12月17日に、日本に出願された特願2004−365507号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。 従来、第三級ブチルアルコールの製造方法としては、触媒を使用してイソブチレン(2−メチルプロペン)と水とを水和反応させる方法が知られている。 炭化水素と水とを均一液相にして水和反応を行うための助剤として、特許文献1には第三級ブチルアルコールが記載されている。 また、特許文献2には水和反応帯域のすべてにおいて均一液相とし、さらに途中に第三級ブチルアルコール分離工程を含む方法が記載されている。 特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6の方法では、不均一液相で反応する方法が記載されている。特開昭56−10124号公報特開昭60−233024号公報WO99/33775パンフレット特開昭54−27507号公報特開昭54−30104号公報特開昭54−30105号公報 通常、イソブチレン等の炭化水素と水は相互溶解性が低く、液状で混合した際には二液相を形成するため水和反応の速度が低いという問題があった。また、イソブチレンと水の水和反応は平衡反応であり、イソブチレンからTBAへの転化率(以下「転化率」という)が低いという問題があった。 特許文献1記載の方法では均一液相で水和反応を行うことができるが、目的生成物であるTBAを原料に添加するため、平衡により転化率が制限されてしまうという問題があった。 特許文献2記載の方法では均一液相で水和反応を行い、さらに途中で一度TBA水溶液を分離することから、特許文献1記載の方法よりも高転化率を達成できるが、最終反応器においてもTBA水溶液を添加して均一液相とするため、平衡により転化率が制限されてしまうという問題があった。 特許文献3の方法では、反応器入り口の組成は不均一液相を形成するが、反応進行と共に均一液相となるため、平衡により転化率が制限されてしまうという問題があった。 特許文献4、特許文献5、特許文献6記載の方法では、すべての反応器における反応を不均一液相として実施しているため、反応速度が低いという問題があった。 本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、イソブチレンと水との水和反応の転化率を高めることにある。 本発明者らは上記課題を解決するために、TBAの製造方法について鋭意検討した。その結果、驚くべきことに反応流体を二液相状態とした場合に得られる転化率が、場合により均一液相状態における転化率を上回る現象が確認され、本発明を完成するに至った。 すなわち、本発明は2以上の反応器が直列に設けられた反応装置を用いて、陽イオン交換樹脂の存在下、イソブチレンと水の水和反応でTBAを製造する方法において、最も下流側の反応器内の流体が二液相を形成し、かつ該反応器における反応温度が70℃以下であり、最も下流側の反応器以外の反応器のうち少なくともひとつの反応器内の流体が均一相を形成することを特徴とするTBAの製造法である。 本発明においては、最も下流側の反応器以外のすべての反応器内の流体が均一相であることが好ましい。 本発明においては、最も下流側の反応器より一つ上流側の反応器の出口から取り出した反応液から一部のTBAを除去し、このTBAを除去した液を最も下流側の反応器に供給することが好ましい。 本発明によれば、イソブチレンの水和反応で高い転化率を得ることができ、TBAを効率良く製造することが出来る。本発明の製法を実施するための製造フローの一例である。本発明の製法を実施するための他の製造フローの例である。二液相を形成する領域を示す図である。符号の説明 1:イソブチレン供給口 2:水供給口 3:ポンプ 4:原料予熱器 5:第一反応器 6:TBA水溶液分離塔 7:コンデンサー 8:リボイラー 9:TBA水溶液 10:イソブチレン又はイソブチレン含有炭化水素 11:ポンプ 12:原料予熱器 13:第二反応器 14:TBA水溶液分離塔 15:コンデンサー 16:リボイラー 17:未反応イソブチレン又は未反応イソブチレン含有炭化水素 18:TBA水溶液 19:TBA供給口 20:水供給口 本発明において用いられる反応器は特に限定されず、攪拌槽型反応器、固定床型反応器、塔型反応器等いずれの形態も用いることができる。また反応形態は、回分式、半回分式、連続式のいずれでもよい。本発明における反応装置において、直列に設けられた反応器は2以上、好ましくは2〜5である。本発明では全ての反応器が直列であることが好ましいが、前記の直列の条件を満たす限り並列に設けられた反応器が存在してもよい。 本発明において用いられる陽イオン交換樹脂としては、強酸性陽イオン交換樹脂が好ましい。例えばバイエル社製のレバチット(商品名)やロームアンドハース社のアンバーリスト(商品名)等が挙げられる。 本発明における水和反応とは、イソブチレンと水の反応によりTBAを生成する反応をいう。水和反応における圧力は特に限定されないが、原料として使用されるイソブチレンガスまたはイソブチレン含有炭化水素ガスを、液化させるのに十分な圧力が好ましい。具体的には0.2〜2.0MPa(ゲージ圧、以下同じ)が好ましく、0.4〜1.6MPaがより好ましい。水和反応中の圧力を維持するために、水和反応に関与しない不活性ガスを反応器内に導入することができる。不活性ガスとしては窒素、アルゴン等が挙げられる。 本発明において用いられるイソブチレン源としては、高濃度イソブチレンの他にイソブチレンと他の炭化水素とを含む混合物(以下、「イソブチレン含有炭化水素」という)を用いることもできる。イソブチレン含有炭化水素は、水和反応時には液化ガスの形態で用いることが好ましい。イソブチレン含有炭化水素に含まれるイソブチレン以外の炭化水素としては、イソブチレン以外のブテン類(1−ブテンおよび/または2−ブテン)およびブタン類(n−ブタン、イソブタン等)等の炭素数が4である炭化水素から選ばれる1種以上であることが好ましい。このようなイソブチレン含有炭化水素は、ナフサを水蒸気存在下で熱分解してエチレンを得る際の副生成物や、重質油を触媒接触分解した際の副生成物、またはこれらの副生成物からブタジエンを除去したものとして得ることができる。イソブチレン含有炭化水素中のイソブチレン濃度は特に限定されないが、5〜95質量%程度が好ましく、10〜80質量%がより好ましい。高い反応速度を得るという観点からはイソブチレン濃度は高い方が好ましく、工業的に入手が容易である、安価であるという観点からはイソブチレン濃度は低い方が好ましい。 本発明において反応に用いる水は、特に限定されないが、脱イオン水、蒸留水等が好ましく、脱イオン水がより好ましい。水中の不純物は、触媒の失活や製品品質に悪影響を与える可能性があり、できるだけ取り除くことが好ましい。 本発明において、最も下流側の反応器RN内の流体は二液相を形成する。また、最も下流側の反応器RN以外の反応器のうち少なくともひとつ、好ましくは全ての反応器内の流体は均一相を形成する。流体が二液相を形成しているか均一相を形成しているかを確認するためには、反応容器内の流体をガラス製耐圧容器等に採取し目視により直接確認する方法が好ましい。直接確認できない場合には、TBA−水−イソブチレン又はイソブチレン含有炭化水素の3成分系における三角相図を利用することができ、例えば特許文献1の第2図で開示されている三角相図を利用することができる。この公報によると均一液相と二液相の境界線は次の表1の点を結ぶ線によって表わされ、二液相を形成する組成は図3の斜線で示された領域内である。反応器に供給するTBA、水、イソブチレン又はイソブチレン含有炭化水素の割合が、図3の二液相を形成する領域に入るよう調整することが好ましい。 本発明において、最も下流側の反応器RN以外の反応器の出口から取り出した流体(反応液)から少なくとも一部のTBAをTBA分離工程により除去してもよい。TBAを除去した反応液は続く下流側の反応器に供給する。 本発明において、最も下流側の反応器RNより一つ上流側の反応器の出口から取り出した反応液からTBA分離工程により少なくとも一部のTBAを除去し、このTBAを除去した液を最も下流側の反応器RNに供給することが好ましい。このようにすることで最も下流側の反応器RNの中の流体をより容易に二液相とすることができる。 反応器RNの出口の流体は未反応であるイソブチレンを含んでいる。工業的により純度の高いTBAが必要とされる場合には、最も下流側の反応器RNの反応液からTBA分離工程によりTBAを除去することが好ましい。このTBA分離工程で得られるTBAの純度は、TBAを使用する工程で必要とされる純度を満足すればよく、特に限定されない。 本反応のTBA分離工程で用いる分離装置は特に限定されず、蒸留装置、抽出装置、膜分離装置等を用いることができるが、蒸留塔、フラッシュドラム等の蒸留装置がより好ましい。蒸留塔の形式は特に限定されず、棚段塔でも充填塔でもよいが、棚段塔がより好ましい。TBA分離工程の数は設備の費用を勘案して決めることができる。 本発明において、反応器内の流体が二液相を形成する反応器R2(反応器RNを含む)における反応温度は70℃以下が好ましく、さらに好ましくは45〜65℃である。二液相を形成する反応器R2が2以上ある場合、全ての反応器R2の反応温度を70℃以下にすることが好ましいが、一部の反応器だけでもよい。反応温度が70℃以下である場合、本反応における化学平衡の平衡定数は、均一相流体における値よりも二液相流体における値のほうが大きくなる。すなわち化学平衡時の転化率は二液相流体の反応の場合により高くなる。70℃以下でより温度が低いほうが二液相流体と均一相流体の平衡定数の差は大きくなるが、低すぎると十分な反応速度が得られない。反応温度が70℃よりも高い場合、均一相流体と二液相流体の平衡定数はほぼ同程度となり、化学平衡時の転化率もほぼ同程度となってしまう。二液相での平衡定数が均一液相での平衡定数を上回る現象が生じる理由は不明である。しかし回分式反応器を用いて実験的に平衡転化率(平衡定数)を求めると、70℃を境として低温の方が二液相状態における平衡転化率が均一液相状態における平衡転化率を顕著に上回る現象が確認されている。 それ以外の反応器において特に限定するものではないが、反応温度は25〜100℃が好ましく、45〜80℃がより好ましい。流体の相状態を問わず本反応全般において、十分な反応速度を得るためには反応温度は高い方が好ましく、イソブチレンの二量化、三量化や他の不純物の生成を抑えるためには反応温度は低い方が好ましい。 本発明において、最も下流側の反応器RNにおける流体を二液相とし、その反応温度を70℃以下とすることで、均一液相での転化率よりも二液相における転化率が高くなるという現象を有効に利用でき、プロセスにおける最終的な転化率を従来にないほど高めることができる。 本発明において、反応器内の流体を均一液相とするための方法は特に限定されないが、例えば、反応器の出口における流体の一部、もしくはTBA分離工程において分離されたTBAの一部を該反応器の入口に循環させる方法が挙げられる。また、反応器の入口に別途用意したTBAを加える方法、後述の反応溶媒(スルホン類、ケトン類、エーテル類、有機カルボン酸類等)を加える方法も挙げられる。これらの中では、反応器の出口における流体の一部、もしくはTBA分離工程において分離されたTBAの一部を循環させる方法が好ましい。 本発明において反応を行う際に溶媒を存在させてもよい。溶媒は特に限定されるものではないが、スルホン類、ケトン類、エーテル類、有機カルボン酸類が好ましい。スルホン類の溶媒としては、例えば、スルホラン、2−メチルスルホラン、3−メチルスルホラン、3−プロピルスルホラン、3−ブチルスルホラン、ジメチルスルホン、ジエチルスルホン、メチルエチルスルホン、ジプロピルスルホン、スルホナール、トリオナール等が挙げられる。ケトン類の溶媒としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン、メチル−イソブチルケトン、メチル−n−アミルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、ジエチルケトン、エチル−n−ブチルケトン、ジ−n−プロピルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサン等が挙げられる。エーテル類の溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、トリオキサン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等が挙げられる。有機カルボン酸類の溶媒としては、カルボン酸無水物を含み、例えば、酢酸、無水酢酸、プロピオン酸、無水プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸等が挙げられる。溶媒を使用する場合、その使用量は特に限定されず、反応流体の相状態に応じて使用量を定めることが好ましい。一般的にはイソブチレン1モルに対して0.1〜1.0モル使用することが好ましい。 本発明において、反応器内の流体が二液相を形成する反応器R2の入口に、TBA分離工程において分離されたTBAの一部または反応器の出口における流体の一部を、反応器内の流体が二液相を形成する範囲であれば、供給することが好ましい。これは、二液相を形成する範囲であっても、TBAのモル比が大きい方がイソブチレンの水に対する溶解度が高く、反応速度を高くできるためである。 以下、図1を用いて本発明を説明する。なお、図1は本発明を実施する形態の一例であり、本発明は図1により何ら制限されない。 原料であるイソブチレン又はイソブチレン含有炭化水素はイソブチレン供給口1から、水は水供給口2からそれぞれ供給される。第一反応器5の出口流体の一部はポンプ3により第一反応器に循環される。第一反応器5の出口流体の一部はTBA水溶液分離塔6により、イソブチレン又はイソブチレン含有炭化水素10とTBA水溶液9とに分離される。イソブチレン又はイソブチレン含有炭化水素10は、ポンプ11により循環されている第二反応器13の出口流体の一部に供給される。第二反応器13の出口流体の一部はTBA水溶液分離塔14に供給され、未反応イソブチレン又は未反応イソブチレン含有炭化水素17とTBA水溶液18とに分離される。また、図示していないがTBA水溶液9と18は、それぞれ第一反応器5と第二反応器13の入口へ戻すことができる。 実施例において、触媒としては強酸性陽イオン交換樹脂(バイエル社製 強酸性マクロポーラス型イオン交換樹脂 レバチットK2621、交換容量:1.5meq/ml)を使用した。 原料の炭化水素、水、及び生成したTBAの分析にはキャピラリーカラムを装着したガスクロマトグラフィーを使用した。イソブチレンのTBAへの転化率(以下「転化率」という)、平衡定数は次式により算出した。 転化率[%]=消費されたイソブチレンのモル数/供給したイソブチレンのモル数×100 平衡定数[l/mol]=TBAモル濃度[mol/l]/(イソブチレンモル濃度[mol/l]×水モル濃度[mol/l])(均一相における平衡定数) 攪拌器を備えたガラス製1Lオートクレーブに、イソブチレン、イソブタン、水、TBA、および触媒を仕込んだ。攪拌速度300rpmで攪拌を開始し、付属の電熱ヒーターにて昇温を開始した。所定の温度に到達した後、定期的にオートクレーブの気相部をサンプリングし、ガス中のイソブチレン/イソブタン比を分析することで転化率を算出した。転化率がほぼ一定となり、平衡状態に到達した時点で実験を終了した。平衡時の釜内組成から平衡定数を算出した。実験条件および実験結果を表2に示す。(不均一相における平衡定数) 攪拌器を備えたガラス製1.8Lオートクレーブおよびステンレス製固定床反応器(内径40mm、高さ250mm)を連結させた装置を使用した。イソブチレン含有炭化水素、水、TBAをオートクレーブに仕込み、触媒を固定床反応器に仕込んだ。攪拌速度300rpmで攪拌を開始し、付属の電熱ヒーターにて昇温を開始すると共に、オートクレーブ中の液体をポンプにて固定床反応器へ供給した。固定床反応器に供給された液体は触媒と接触した後、オートクレーブに返送された。系内が所定の温度に到達した後、定期的にオートクレーブの気相部をサンプリングし、ガス中のイソブチレン/イソブタン比を分析することで転化率を算出した。転化率がほぼ一定となり、平衡状態に到達した時点で実験を終了した。平衡時の釜内組成から平衡定数を算出した。実験条件および実験結果を表3に示す。実施例1 実験により得られた平衡定数と温度の関係を使用して、図2に示す多段反応器における最終転化率を計算により求める。一段目の反応器では均一液相で反応するために、TBAを追加する。二段目の反応器では不均一液相で反応するために、水を追加する。反応温度は50℃を想定し、均一液相における平衡定数は4.22[l/mol]、不均一液相における平衡定数は5.25[l/mol]とする。表4に計算結果を示す。なお液相状態の判定には図3を使用する。実施例2 図1に示すように、一段目の反応器の後に蒸留塔を想定した分離工程を入れた以外は、実施例1と同様の条件で計算を行う。分離工程では、TBAと水が共沸組成(TBA86質量%、水14質量%)で留出するものとして計算している。図1にフローを、表5に計算結果を示す。比較例1 二段目の反応器に追加供給する水とTBAの量を変更して、二段目の反応器内を均一液相とした以外は実施例2と同様の条件で計算を行う。表6に計算結果を示す。 本発明によれば、イソブチレンの水和反応で高い転化率を得ることができ、TBAを効率良く製造することが出来る。 2以上の反応器が直列に設けられた反応装置を用いて、陽イオン交換樹脂の存在下、イソブチレンと水の水和反応で第三級ブチルアルコールを製造する方法において、最も下流側の反応器内の流体が二液相を形成し、かつ該反応器における反応温度が70℃以下であり、最も下流側の反応器以外の反応器のうち少なくともひとつの反応器内の流体が均一相を形成することを特徴とする第三級ブチルアルコールの製造法。 最も下流側の反応器以外のすべての反応器内の流体が均一相である請求項1に記載の方法。 最も下流側の反応器より一つ上流側の反応器の出口から取り出した反応液から一部の第三級ブチルアルコールを除去し、この第三級ブチルアルコールを除去した液を最も下流側の反応器に供給する請求項1〜2のいずれか1項に記載の方法。


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