生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_試料測定装置
出願番号:2006200109
年次:2008
IPC分類:G01N 21/33


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朝田 亨 新井 重文 矢辺 茂昭 JP 2008026189 公開特許公報(A) 20080207 2006200109 20060721 試料測定装置 日本曹達株式会社 000004307 福田 充広 100109221 大石 治仁 100108419 朝田 亨 新井 重文 矢辺 茂昭 G01N 21/33 20060101AFI20080111BHJP JPG01N21/33 5 1 OL 11 2G059 2G059AA01 2G059BB04 2G059CC12 2G059CC14 2G059DD13 2G059EE01 2G059GG02 2G059GG10 2G059HH03 2G059JJ03 2G059KK01 2G059PP04 本発明は、木材用防カビ剤等の薬剤の成分濃度を光学的に計測するための試料測定装置に関する。 薬液の濃度を測定するために使用される透過光測定用光学装置として、ハロゲンランプからの光束を単一のフローセルに入射させ透過させるとともに、透過後の紫外光をバンドパスフィルタを介して紫外用の検出器に入射させ、透過後の赤外光をバンドパスフィルタを介して赤外用の検出器に入射させるものが存在する(例えば特許文献1参照)。特開平7−12726号公報 しかし、上記透過光測定用光学装置では、2種類の光線を利用して薬液の濃度を測定するので、装置が全体的に大型化しやすく計測後の濃度算出処理も複雑なものになりやすい。 そこで、本発明は、簡素かつ小型で運搬に適するとともに、計測後の濃度算出処理も簡易な試料測定装置を提供することを目的とする。 上記課題を解決するため、本発明に係る試料測定装置は、(a)紫外光を発生する紫外光ランプと、(b)試料を収容した状態で紫外光ランプからの光束を通過させる紫外線透過セルと、(c)紫外線透過セルを通過した光束を検出する半導体光検出素子と、(d)半導体光検出素子の検出出力を数値化して表示する出力表示装置とを備える。ここで、「数値化して表示すること」には、数値をデジタル的又はアナログ的に表示することを意味し、図形サイズを増減させるといった表示を含む。 上記試料測定装置では、半導体光検出素子が紫外線透過セルを通過した光束を検出し、出力表示装置が、半導体光検出素子の検出出力を数値化して表示するので、紫外線透過セル中の試料が紫外域に吸光性等を有する場合、試料濃度すなわち試料中の対象物濃度を紫外光透過率に関連させて簡単に決定することができる。 本発明の具体的な態様では、上記試料測定装置において、紫外光ランプと半導体光検出素子との間の光路上であって、石英ガラス又は樹脂製等の紫外線透過セルの後段及び/又前段に配置され紫外域に透過帯を有するバンドパスフィルタをさらに備える。この場合、紫外線透過セル中の試料が吸光性を有する波長に絞って紫外光透過率を計測することができ、試料濃度の計測精度を高めることができる。 本発明の別の態様では、紫外光ランプが、低圧水銀ランプであり、出力表示装置が、低圧水銀ランプの発光特性とバンドパスフィルタの透過特性とを参酌して決定した増幅特性を有する増幅回路と、当該増幅回路の出力電圧又は出力電圧を計測する電気計測器とを有する。この場合、低圧水銀ランプは携帯用に小型化することができ、増幅回路や電気計測器はその動作状態の設定によって高精度で再現性ある濃度計測を可能にする。 本発明のさらに別の態様では、紫外光ランプと、紫外線透過セルと、半導体光検出素子とを相互に固定して収納するとともに、出力表示装置の表示器部分を外壁に設けた携帯型の遮光ケースをさらに備える。この場合、試料測定装置を携帯型のユニットとして簡易に目的地に運搬することができ、屋外等の様々な場所に存在する試料中の対象物濃度を迅速に測定することができる。 本発明のさらに別の態様では、紫外線透過セルが、木材用防カビ剤溶液、洗濯用洗剤溶液、及びガソリンのいずれかの試料を収納し、出力表示装置が、紫外線透過セル中の試料の濃度を反映した数値を示す。この場合、希釈液中の木材用防カビ剤の濃度、洗濯液中の洗濯用洗剤の濃度、又はガソリン中の不純物濃度を簡易かつ正確に決定することができる。 図1は、本発明の一実施形態に係る試料測定装置の構造を概念的に説明するブロック図である。 この試料測定装置10は、試料である薬液CS中の対象成分の濃度を測定するためのものであり、紫外光を含む照明光を発生する紫外光ランプ光源20と、紫外線透過セルとして薬液を収容する紫外線透過セル30と、紫外線透過セル30の透過光のうち特定波長成分のみを通過させるバンドパスフィルタ40と、バンドパスフィルタ40を通過した光束を検出する光検出装置50と、光検出装置50の電流出力等を適宜増幅する増幅装置60と、増幅装置60の出力を視覚的に表示する出力表示装置70とを備える。 紫外光ランプ光源20は、例えば小型の低圧水銀ランプ21で構成され、低圧水銀ランプ21は、オン・オフ可能な電源装置22に駆動されて必要な輝度で点灯される。紫外光ランプ光源20は、例えば150〜450nmの範囲で可視光や紫外光を発生するが、本実施形態では、200〜350nmの紫外光が濃度計測に利用される。なお、紫外光は、薬液CS中の対象成分に吸収される場合が多く、対象成分が低濃度であっても定量が可能であり、比較的高精度の濃度測定を可能にする。 紫外線透過セル30は、例えば石英ガラスで形成された四角柱の筒状の容器であり、紫外光ランプ光源20とフォトダイオード50との間の計測光路PA上に配置されている。紫外線透過セル30は、紫外光全体に対して良好な透過性を有する。紫外線透過セル30内の空間の計測光路PA方向に関する厚みは、薬液CSすなわち計測対象の種類や濃度等によって適宜変更することができるが、例えば具体的な実施例では、5〜30mm程度、さらに具体的には、14mmとした。 バンドパスフィルタ40は、目標とする紫外光のみを透過させる誘電体多層膜からなり、紫外線透過セル30とフォトダイオード50との間の計測光路PA上に配置されている。バンドパスフィルタ40の透過波長は、計測対象の種類や濃度等によって適宜変更することができるが、例えば木材用防カビ剤処理液の濃度を計測する場合、269nmのピークをターゲットとした。バンドパスフィルタ40は、紫外線透過セル30に収容する薬液CSの種類に応じて透過特性の異なるものに変更することができる。 光検出装置50は、例えばGaAlP系の半導体素子で構成され、バンドパスフィルタ40を通過した計測光路PA上に配置されるフォトダイオード51であり、紫外域において高い感度を有し、入射紫外光量が多いほど出力電流が増加する。なお、フォトダイオード51の感度は、例えば波長150〜400nmの範囲に亘っている。 増幅装置60は、オペアンプ等の回路素子によって構成され増幅回路本体61と、増幅回路本体61を駆動する電源装置62とを備える。増幅回路本体61は、フォトダイオード50の検出出力を適当なゲインで増幅し、フォトダイオード51に入射する検出光の強度値に応じて増加する出力電圧を発生する。 出力表示装置70は、電圧計回路やLCD等の表示器からなる電気計測器本体71と、電気計測器本体71を駆動する電源装置72とを備える。出力表示装置70は、増幅回路本体61からの増幅出力の電圧値をユーザが視覚的に認識できる数値等として表示器(後述)上に表示する。 図2は、図1に示す試料測定装置10の外観図であり、図3(a)は、図2に示す試料測定装置10の側面図であり、図3(b)は、試料測定装置10の平面図である。 図2に示すように、試料測定装置10は、遮光性の材料で形成され箱状の外観を有する外装ケース11中に収納されている。外装ケース11の寸法は、例えば約10cm×10cm×30cmである。外装ケース11の周囲外壁のうち一側面には、図1の出力表示装置70の表示器部分であるディスプレイ73が固定されており、ユーザが測定結果を確認できるようになっている。ディスプレイ73の隣には、主電源スイッチであるスナップスイッチ81が取り付けられており、ユーザが試料測定装置10の動作を開始したり停止することができるようになっている。なお、外装ケース11は、携帯型の遮光ケースであり、外光(紫外線)が入射しない内部空間中に、紫外線透過セル30、バンドパスフィルタ40、光検出装置50と、増幅装置60等を収納している。ここで、紫外線透過セル30は、不図示のホルダに交換可能に固定されており、着脱可能な上蓋11fを分離することにより、紫外線透過セル30の交換が可能になっている。 図3(a) 及び図3(b)に示すように、外装ケース11中には、中央を仕切るように延びる支持板12が固定されており、支持板12上には、発光管21aを内蔵する低圧水銀ランプ21が固定されている。この低圧水銀ランプ21には、支持板12の裏面に固定された電池BA1からの電力が供給される。支持板12上には、紫外線透過セル30用のホルダ83も固定されている。また、支持板12上には、ホルダ83を挟んで反対側に、台座を介してフォトダイオード51が固定されている。フォトダイオード51の入射面側には、バンドパスフィルタ40が貼り付けられている。さらに、支持板12上には、増幅装置60の増幅回路本体61に相当する増幅回路基板85が固定されている。この増幅回路基板85には、支持板12の裏面に固定された電池BA2からの電力が供給される。 図4は、図1等に示す試料測定装置10の回路構成を説明する図である。低圧水銀ランプ21の電源をオン・オフするためのスイッチ・リード線と、電気計測器本体71に電力を供給するための電池BA2と、増幅回路基板85に電力を供給するための電池BA2と、増幅回路基板85の出力信号端子とは、第1のコネクタCO1に接続されている。また、スナップスイッチ81の各端子と、電気計測器本体71の入力端子や電源端子とは、第2のコネクタCO2に接続されている。第1のコネクタCO1と第2のコネクタCO2との間は、ケーブルCAが介在しており、両コネクタCO1,CO2の対応する番号同士が電気的に接続される。これにより、スナップスイッチ81のオンに伴って、低圧水銀ランプ2と、増幅回路基板85と、電気計測器本体71とに電源電圧が供給されて電源オン状態となる。低圧水銀ランプ21が電源オン状態になると、不図示の紫外線透過セル30が紫外線で照明される。紫外線透過セル30の透過光は、不図示のバンドパスフィルタ40を介してフォトダイオード51に入射するので、フォトダイオード51の検出信号が、増幅回路基板85で増幅され、増幅回路基板85の出力信号が、電気計測器本体71に入力信号として入力される。電気計測器本体71は、電圧計であり、電圧検出値をディスプレイ73に表示する。 図5は、増幅回路基板85の具体的回路構成の一例を説明する図である。増幅回路基板85は、オペアンプLM358、コンデンサ、固定抵抗、可変抵抗等で形成され、フォトダイオード51の検出信号を適当なゲインで増幅して電気計測器本体71に出力する。 以下、図1〜図5で説明した試料測定装置10による具体的な測定例について説明する。 本実施例では、木材用防カビ剤処理液の濃度測定を行った。日本曹達社製木材用防カビ剤「ミルカット180(商標)」を水で希釈化し、濃度0.25〜2%の希釈液を調整した。この希釈剤1mLをさらに50mLのメタノールで溶解し、塩酸を加えて酸性とした試料を得た。この試料を紫外線透過セル30に収納し、本実施形態の試料測定装置10によって計測を行った。以下の表1は、希釈液である試料中の処理液濃度と、ディスプレイ73の表示値である測定値との関係を示す。以上の表1からも明らかなように、希釈液濃度と測定値との間に良好な相関が見られ、繰り返し測定の結果についても十分な再現性が見られた。 図6は、表1の結果をグラフ化したものであり、横軸が測定値を、縦軸が防カビ剤濃度を表す。グラフから明らかなように、グラフ中の曲線の内挿や外挿によってディスプレイ73の表示値から紫外線透過セル30中の材用防カビ剤の濃度を、測定光のスキャン等を行うことなく迅速に決定できることが分かる。なお、従来型の分光分析装置等では、起動時の調整が複雑で動作の安定までに時間がかかり、本実施例のような簡便な操作は不可能である。 本実施例では、洗濯用洗剤の濃度測定を行った。花王株式会社製洗濯用洗剤「アタック(商標)」を水で希釈化し、濃度50〜1000mg/Lの希釈液を調整した。この希釈液をひだ折り濾紙にて濾過し、不溶物を除去した試料を得た。この試料を紫外線透過セル30に収納し、本実施形態の試料測定装置10によって計測を行った。以下の表2は、希釈液である試料中の洗濯用洗剤濃度と、ディスプレイ73の表示値である測定値との関係を示す。以上の表2からも明らかなように、洗濯用洗剤濃度と測定値との間に良好な相関が見られ、繰り返し測定の結果についても十分な再現性が見られた。 図7は、表2の結果をグラフ化したものであり、横軸が測定値を、縦軸が洗剤濃度を表す。グラフから明らかなように、グラフ中の曲線の内挿や外挿によってディスプレイ73の表示値から紫外線透過セル30中の洗濯用洗剤の濃度を、測定光のスキャン等を行うことなく迅速に決定できることが分かる。 本実施例では、ガソリンのBTX濃度測定を行った。ガソリンにトルエンを加え、濃度50〜1000mg/Lの希釈液を調整して試料を得た。この試料を紫外線透過セル30に収納し、本実施形態の試料測定装置10によって計測を行った。以下の表3は、希釈液である試料中のトルエン濃度と、ディスプレイ73の表示値である測定値との関係を示す。以上の表3からも明らかなように、トルエン濃度と測定値との間に良好な相関が見られ、繰り返し測定の結果についても十分な再現性が見られた。 図8は、表3の結果をグラフ化したものであり、横軸が測定値を、縦軸がトルエン濃度を表す。グラフから明らかなように、グラフ中の曲線の内挿や外挿によってディスプレイ73の表示値から紫外線透過セル30中のトルエンの濃度ひいてはBTXの濃度を、測定光のスキャン等を行うことなく迅速に決定できることが分かる。 以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、紫外光ランプ光源20として低圧水銀ランプ21を用いたが、他の発光管タイプの紫外光ランプ光源を用いることができ、或いは近紫外等発光するLED等の広義の紫外光ランプを1つ以上準備して同時又は個別に切り替えながら点灯させて、目的とする紫外線を発光させることができる。 また、紫外線透過セル30は、薬液CSを保持することができ紫外線を効率よく透過させるものであれば、石英ガラス以外の他の材料で形成することができる。特に紫外線透過セル30を樹脂セルに置き換えた場合、樹脂セルを使い捨て型のものにすることができる。 また、バンドパスフィルタ40は、誘電体多層膜に限らず、多様なフィルタを使用することができる。なお、バンドパスフィルタ40は、紫外線透過セル30の後段に限らず、紫外線透過セル30の前段に配置することができ、多少特性の異なる2つのバンドパスフィルタ40を紫外線透過セル30の前後に配置することもできる。 また、光検出装置50は、フォトダイオード51に限らず、様々な半導体光検出素子すなわち固体素子によって形成することができ、これによっても小型化が達成される。 増幅装置60や出力表示装置70も、実施形態で説明したものは一例であり、測定対象に応じて電流や電圧のいずれを増幅し、電流値や電圧値のいずれを表示するかを使い分けることができる。なお、測定対象となり得る物質は紫外光を吸収する性質を有するものであれば何でも良く、他の分野への応用も可能である。本発明の一実施形態に係る試料測定装置を概念的に説明するブロック図である。図1の試料測定装置を外観を説明する斜視図である。(a)、(b)は、図2の試料測定装置の内部を説明する側面図及び平面図である。試料測定装置の回路構成を説明するブロック図である。増幅回路基板の具体的回路構成の一例を説明する回路図である。図1に示す試料測定装置を用いた第1実施例の測定結果を説明するグラフである。図1に示す試料測定装置を用いた第2実施例の測定結果を説明するグラフである。図1に示す試料測定装置を用いた第3実施例の測定結果を説明するグラフである。符号の説明 2…低圧水銀ランプ、 10…試料測定装置、 11…外装ケース、 12…支持板、 20…紫外光ランプ光源、 21…低圧水銀ランプ、 22…電源装置、 30…紫外線透過セル、 40…バンドパスフィルタ、 50…光検出装置、 51…フォトダイオード、 60…増幅装置、 61…増幅回路本体、 70…出力表示装置、 71…電気計測器本体、 73…ディスプレイ、 81…スナップスイッチ、 85…増幅回路基板、 BA1,BA2…電池、 PA…計測光路、SC…薬液 紫外光を発生する紫外光ランプと、 試料を収容した状態で前記紫外光ランプからの光束を通過させるための紫外線透過セルと、 前記紫外線透過セルを通過した光束を検出する半導体光検出素子と、 前記半導体光検出素子の検出出力を数値化して表示する出力表示装置とを備える試料測定装置。 前記紫外光ランプと前記半導体光検出素子との間の光路上であって、前記紫外線透過セルの後段及び/又前段に配置され紫外域に透過帯を有するバンドパスフィルタをさらに備える請求項1記載の試料測定装置。 前記紫外光ランプは、低圧水銀ランプであり、前記出力表示装置は、前記低圧水銀ランプの発光特性と前記バンドパスフィルタの透過特性とを参酌して決定した増幅特性を有する増幅回路と、当該増幅回路の出力電圧又は出力電圧を計測する電気計測器とを有する請求項2記載の試料測定装置。 前記紫外光ランプと、前記紫外線透過セルと、前記半導体光検出素子とを相互に固定して収納するとともに、前記出力表示装置の表示器部分を外壁に設けた携帯型の遮光ケースをさらに備える請求項1から請求項3のいずれか一項記載の試料測定装置。 前記紫外線透過セルは、木材用防カビ剤溶液、洗濯用洗剤溶液、及びガソリンのいずれかの試料を収納し、前記出力表示装置は、前記紫外線透過セル中の試料の濃度を反映した数値を示す請求項1から請求項4のいずれか一項記載の試料測定装置。 【課題】簡素かつ小型で運搬に適するとともに、計測後の濃度算出処理も簡易な試料測定装置を提供すること。【解決手段】試料測定装置10は、試料である薬液CS中の対象成分の濃度を測定するためのものであり、紫外光を含む照明光を発生する紫外光ランプ光源20と、薬液を収容する紫外線透過セル30と、紫外線透過セル30の透過光のうち特定波長成分のみを通過させるバンドパスフィルタ40と、バンドパスフィルタ40を通過した光束を検出する光検出装置50と、光検出装置50の電流出力等を適宜増幅する増幅装置60と、増幅装置60の出力を視覚的に表示する出力出力表示装置70とを備える。【選択図】図1


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