生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_紫外線光度計用光源
出願番号:2006023653
年次:2007
IPC分類:G01N 21/01,G01N 21/33


特許情報キャッシュ

岡本 春成 JP 2007183228 公開特許公報(A) 20070719 2006023653 20060104 紫外線光度計用光源 株式会社桜川ポンプ製作所 000143961 岡本 春成 G01N 21/01 20060101AFI20070622BHJP G01N 21/33 20060101ALI20070622BHJP JPG01N21/01 DG01N21/33 2 3 書面 4 2G059 2G059AA01 2G059BB01 2G059CC08 2G059EE01 2G059HH03 2G059KK01 2G059NN05 本発明は、オゾン測定などに使用する、紫外線吸光光度計の光源に関するものである。 オゾン測定用の紫外線吸光光度計には通常計測器光源として市販されているペンタイプの低圧水銀ランプや、蛍光灯形式の低圧水銀灯が用いられている。 これら計測用光源は比較的大型であり消費電力も多いところから、計測器の小型化が困難であった。 また、このような光源は長期の点灯により発生する紫外線による外套管の劣化と放電エミッションの低下による光量の減少があるため、定期的に交換する必要が有るが、この交換作業を簡単に行えるようにしたい。 ここで、衛生・理容・医用等の殺菌用として利用されている、超小型冷陰極殺菌ランプ1を利用しこのランプから放出されている254nmの輝線を光源に用いることとした。 図1に示すように、このランプは直径3mm長さ30mm程度の小型で両端に電極リード線2,3が出ており、このリード線を固定し、光源ユニットとして取外し交換が容易なようにするため、2枚のプリント基板4,5を用いこのランプが埋め込める溝穴を設け、一方にはリード線を半田付けできるタブとそれに繋がる電極板6,7を設け、他方はランプのガードとして貼り付けることにより、図2のような板状の光源ユニット8が構成され、検出器ユニットの光源ボックス9に挿入可能にして配置することが出来る。 図3に示すように、光源ユニット8は光源ボックス9に挿入することにより、電源接触端子12からの点灯電源出力とつながり点灯することが出来る。また接触端子のばね圧により背面壁面に固着される為、光源位置の安定化に役立つ効果がある。 また容易に交換が可能になり、定期的に取替えが必要な光源のメンテナンスが容易になる。 一方、このような殺菌ランプは、石英管を用いている為、その輻射スペクトルにはオゾン計に必要な254nmの輝線の他に、オゾンを発生すると言われる185nmの輝線も出ており、計測器を構成する場合にはこの輝線によって生成したオゾンガスが光源周りに充満する為、光量の変化を生じ測定誤差を発生するという問題が生じる。 この問題点の解決に光源ボックスに接近して、活性炭・シリカゲル・マンガン触媒などの吸着剤・分解剤10を収容したガス分解吸着室11を設けることにより光源周りに発生するオゾンの除去を図った。 これにより、安価な発光管を用いて小型な紫外線吸光光度計を構成することが出来る 大きい利点を生じる。 本発明に係る紫外線光源の構成要素の例である。 上記構成要素を組み合わせた光源ユニットの組立例である。 上記光源ユニットを取付けた光源ボックスの説明断面図である。 符号の説明 1 冷陰極殺菌ランプ2 電極リード線3 電極リード線4 ベースプリント基板5 ガードプリント基板6 電極タブ板7 電極タブ板8 光源ユニット9 光源ボックス10 オゾン吸着分解剤11 ガス分解吸着室12 電源接触端子 2枚のプリント基板に溝穴を開け、直管式小型冷陰極低圧水銀放電管をその溝穴に挿入し放電管の電極リード線を基板のタブリーダーに接続した光源ユニットと、その光源ユニットを取外し挿入可能な光源室を持つ紫外線光度計用光源。 請求項1に記載した光源の低圧水銀灯に近接して、オゾンガス分解吸着槽を設けた紫外線吸光光度計用光源 【課題】 オゾン測定などに使用する紫外線吸光光度計において、光源により制約された小型化の問題点を解決し、光源の交換を容易にすることを目的にした。【解決手段】 超小型殺菌用冷陰極水銀灯をプリント基板に挟み込み、スライド挿入可能にした光源ユニットで光源の取替えを用意にし、光源ランプに接近して設けられた、オゾンガス分解吸収槽を配置することにより殺菌灯から発生するオゾンガスを除去して光源出力の安定化を図り小型化を可能にした。【選択図】図3


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