タイトル: | 公開特許公報(A)_養毛・育毛剤 |
出願番号: | 2005367748 |
年次: | 2007 |
IPC分類: | A61K 8/97,A61Q 7/00,A61K 36/00,A61P 17/14 |
松村 忠男 JP 2007169206 公開特許公報(A) 20070705 2005367748 20051221 養毛・育毛剤 松村 忠男 305057095 松村 忠男 A61K 8/97 20060101AFI20070608BHJP A61Q 7/00 20060101ALI20070608BHJP A61K 36/00 20060101ALI20070608BHJP A61P 17/14 20060101ALI20070608BHJP JPA61K8/97A61Q7/00A61K35/78 WA61P17/14 2 1 OL 3 4C083 4C088 4C083AA111 4C083AA112 4C083CC37 4C083DD23 4C083EE22 4C088AB47 4C088AB62 4C088AB86 4C088AC02 4C088AC04 4C088BA08 4C088MA07 4C088MA16 4C088MA63 4C088ZA92 この発明は、新規な育毛・養毛剤に関して、養毛・育毛・抜け毛防止・ふけ防止、白髪防止に使用されるものである。 従来の養毛・育毛剤として、アロエを含む抽出液を使用して、養毛や育毛の効果を奏するものが存在する。また、医薬品として、血管拡張作用を有する育毛剤が販売されている。 これまでの技術による養毛・育毛の効果は明らかなものではなく、より一層効果のある育毛・養毛剤を鋭意研究した。そこで、第一発明としては、少なくともアロエとドクダミをエタノールまたは焼酎に漬け込んだ液を養毛・育毛剤として提供することである。 第二発明としては、少なくともアロエとドクダミとレモン又はクエン酸をエタノールまたは焼酎に漬け込んだ液を養毛・育毛剤として提供することである。 この発明に係る育毛・養毛剤においては、頭部に1日1回以上塗布する。 アロエとドクダミをエタノールまたは焼酎に漬け込んだ液を頭部に塗布した時、約1週後から髪の量が増える場合と、こしやはりの出る場合、さらに、禿げた部分に毛が生える場合、抜け毛が減る場合を経験した。 アロエとドクダミとレモン又はクエン酸をエタノールまたは焼酎に漬け込んだ液を塗布した場合にも、優れた育毛・養毛効果を発揮することができた。 図1に示すとおり、本発明に係る養毛・育毛剤を使用した場合、禿げた部分に塗布した場合には1週間で約4mm、1カ月で約2cm生えた。従来品よりも育毛作用は優れていた。以上のことから、本発明は従来品にない育毛・養毛効果を発揮することができる。 この発明の一実施形態は瓶に焼酎とぶつ切りにしたアロエ、乾燥したドクダミ、レモンのぶつ切りまたはすり下ろしたレモン汁を入れ、1週間以上漬け込み、その漬け込み液をこして用いる。アロエ(生重)1kg、ドクダミ(生重)30本、レモン(生重)250g、焼酎1.8Lの割合で漬け込む。 この発明の第二の実施形態は、瓶にエタノール(35度が望ましい)とぶつ切りにしたアロエ、ぶつ切りにしたレモンまたはすり下ろしたレモン汁を入れ、1週間以上漬け込み、この漬け込み液をこして用いる。 本発明の試験結果は以下のとおりである。 ・試験対象:A氏(74才男性) ・試験方法:朝晩、禿の部分に養毛・育毛剤を塗布した。 ・第一実施例として、養毛・育毛剤を塗布約1週間後、禿の部分に約4mmの髪の毛が生えはじめ、1カ月後に約1.5cm伸びた。髪の毛は白髪でなく、黒味を帯びていた。2ヵ月後には約2cmになった。 一方、市販の育毛剤を使用した場合には、本発明による養毛・育毛剤程、髪の毛は生えてこなかった。 B氏(43才男性)、C氏(56才男性)、D氏(41才女性)についても同様な塗布を行ったところ、髪の毛の量の増加、禿の部分に髪の毛が生えてくること、抜け毛の減少を経験した。本発明に係る養毛・育毛剤を使用した場合の試験結果をグラフに示した。少なくともアロエとドクダミをエタノールまたは焼酎に漬け込んだ液を用いる養毛・育毛剤。少なくともアロエとドクダミとレモン又はクエン酸をエタノールまたは焼酎に漬け込んだ液を用いる養毛・育毛剤。 【課題】従来の養毛・育毛剤に比べて、育毛作用・養毛作用・抜け毛防止作用が優れており、その使用価値の高い養毛・育毛剤を提供することである。【解決手段】少なくともアロエとドクダミをエタノールまたは焼酎に漬け込んだ液を使用する養毛・育毛剤と、少なくともアロエとドクダミとレモン又はクエン酸をエタノールまたは焼酎に漬け込んだ液を使用する養毛・育毛剤により、使用価値の高い養毛・育毛剤を提供する。【選択図】図1