| タイトル: | 公開特許公報(A)_口臭及び体臭用消臭食品 |
| 出願番号: | 2004366823 |
| 年次: | 2006 |
| IPC分類: | A23L 1/30,A23L 1/015,A61K 8/00,A61Q 15/00 |
松木 日出生 JP 2006034281 公開特許公報(A) 20060209 2004366823 20041118 口臭及び体臭用消臭食品 松木 日出生 503162841 松木 日出生 A23L 1/30 20060101AFI20060113BHJP A23L 1/015 20060101ALI20060113BHJP A61K 8/00 20060101ALN20060113BHJP A61Q 15/00 20060101ALN20060113BHJP JPA23L1/30 BA23L1/015A61K7/32 1 2004005041 20040726 書面 4 4B018 4B035 4C083 4B018MD52 4B018ME14 4B035LC02 4B035LG32 4C083AA111 4C083AA112 4C083CC17 4C083DD21 4C083EE34 発明の詳細な説明 本発明は柑橘類果皮を「消臭機能食品」として表示する食品類に係るものである。殊に、ニンニク入り料理摂取後の口臭の消臭又は軽減および日常生活での口臭、体臭の消臭又は軽減等に適用される消臭食品に関する。 発明の経緯は、甘夏みかん果皮の佃煮及び砂糖漬けをつくり、キムチ、餃子、焼肉等のニンニク入り食品を食べた後に本佃煮又は砂糖漬けを食したところ、食後の口臭がほとんど無くなる事を発見した。 更に、蓋付き小瓶中にキムチと本佃煮又は砂糖漬けを混ぜたところ、直ちにニンニク臭の消滅を観察した。 まさに偶発的発見であるが、この発見による意義は多大であり、本発見を公開することにより、一般に認知されることのなかった消臭知識の宣伝効果により、ニンニク食品及び柑橘果皮食品の市場性高揚が見込まれる。又、本発見は「ニンニクの食文化」の消臭方法に大きな変革をもたらすことが期待される。更に、体臭等の嫌気臭の消臭化にも期待される。 従来から柑橘類果皮の食品は多く市場に出回っている事より、これらの食品類に対し制限するものではない。本発明の目的は本発見による知的所有権の行使、即ち「消臭機能食品」としてのラベル表示権の獲得を狙ったものである。 尚、本消臭食品は消臭機能の他に、柑橘類果皮とりわけ甘夏みかんの果皮には香り成分である「オーラプテン」が多く存在し、摂取により肝臓癌の予防効果が期待され、又柑橘類特有の健康機能食品としてのパワーも期待される1)。 ニンニクには種々の効能効果が知られ、従来から日々の食品、健康薬品等に利用されてきた。しかしながら、ニンニク特有の強い臭気の為、特に食後のこの不快臭が認められ、敬遠される事も多かった。そのため様々な方法でこの不快臭に対する消臭法が試みられ、それぞれの消臭効能が確認され実用化されている。しかしながらこれで十分とは言い難く、さらなる消臭剤の開発が期待されている。 現状での消臭、口臭、体臭、加齢臭等の臭い防止を目的とした健康補助食品には下記製品等が市販されている。 「臭麗」2)「臭麗グミ」3)「シャピニオン錠」4)エチケットカプセル」5) 「ローズドリナ」6)「エチケットビュー」7)「消しチャオマンナン」8) 「ブレスケア」9) 「さわやか吐息」10) 尚、本件に関わる公開特許および特許公報を下記に示す。 「ニンニク用消臭剤」11) 「ニンニク臭、煙草臭、一般的口臭のカット品」12) 「柿の搾汁液を有効成分とした消臭製剤」13) 「ヒレハリソウの消臭剤の製造方法及びヒレハリソウの消臭剤を用いた食品」14) 一方、従来から柑橘類果皮を含む食品、例えばオレンジマーマレードジャム、キンカンの砂糖漬等は健康食品として市場販売されているものの「消臭機能食品」として認知され、市販されてはいない。 [従来の技術] 1)朝日新聞(静岡)’98.5.14 農林省 果樹試験場 矢野 昌充 室長 京都府立医科大学 西野 輔翼 教授 2)(株)プラセス製薬 マッシュルームから抽出される「シャピニオンエキス」の粒剤 3)(株)サンコスモ マッシュルームから抽出される「シャピニオンエキス」のソフトカプセル剤 4)(株)DHC マッシュルームから抽出される「シャピニオンエキス」の錠剤 5)(株)DHC パセリ種子油含有の粒剤 6)コスモコア株式会社 ローズオイル香水飲料 7)ダイリン 緑茶、野菜混合エキス カプセル 8)マンナンフーズ 「シャピニオンエキス」末とオレンジ香料他 9)小林製薬 ひまわり油、パセリ油、香料他 ソフトカプセル 10)ハウス お茶抽出物のスーパーカテキン他 錠剤 11)特開平10−7539 12)特開2000−119151 13)特許 1707185 14)特許 3079179 課題を解決するための手段 ニンニクの不快臭には、ニンニク本体に有するアリシン、低級メルカプタン、サルファイド類、ジサルファイド類等が知られている。更に消化吸収後発生する言い換えれば、食後の口臭中に出てくる主な代謝臭、即ちアンモニア、アミン類、硫化水素、メルプタン類、サルファイド類、ジサルファイド類、トリサルファイド類等及びこれらの分解産物等の臭気成分が知られている。消臭手段はこれらの臭気成分に対して総合的に分解又は抑制することが肝要である。 本発明の適用素材である柑橘類果皮は先述のニンニク臭気成分に対して総合的に分解又は抑制することができる。柑橘類果皮はそのままでも消臭効果は期待できるが、そのままでは食用に適さないため、食用処理即ち該果皮の灰汁抜き処理したものを食用として利用する。 柑橘類果皮の食用処理即ち、該果皮の細切り片を一旦水で煮沸灰汁抜き後、そのまま又は乾燥後食材として食品化する。 例えば、灰汁抜き後そのままマーマレードジャム、砂糖漬け、シロップ漬け、蜂蜜漬け、ヨーグルト漬け、佃煮等として食用される。 その他、該果皮の乾燥粉末を含む加工食品、具体的にはお茶、飴玉、ガム、錠剤、ソフトカプセル、液剤及び噴霧剤等も含有する。 [甘夏みかん果皮の砂糖漬けの製造例] 甘夏みかん果実一ケの果皮約95gの細切り片を水約600mlにて約15分間煮沸後、金網籠中へ移し灰汁抜きを行なう。本灰汁抜きを二度行ない、得られた果皮に本みりん約100gを加え、かき混ぜながら弱火にてアルコール分及び水分を粗方除く。更にグラニュー糖約15g、蜂蜜約15を加え、よくかき混ぜ本食品を製造する。 [甘夏みかんの丸ごとヨーグルトの製造例] 甘夏みかん果実一ケの果肉中の種を取り捨てた後、外袋のまま、更に成分無調整牛乳約150mlを加え、家庭用ミキサー等を用い果肉の微粉砕ジュースをつくる。更に適量のヨーグルト菌、グラニュー糖約15g、蜂蜜約15gを加えよく撹拌した後、ガラス容器に移し、冷蔵庫保存でヨーグルト状に熟成させる。 得られた夏みかん果肉の熟成ヨーグルトに前述 の果皮砂糖漬け等を加えることにより、甘夏みかん「丸ごとヨーグルト」を製造する。 [柑橘類果皮の砂糖漬けの摂取効果例] ニンニク入りキムチを摂取後、甘夏みかん果皮の砂糖漬けを2ケないし3ケ食べたところ、直後からニンニクによる不快臭を口臭から発することもなく又周りの人もニンニク入り食品を食べた事を気づかなかった。 尚、甘夏以外のみかん例えば、夏みかん、オレンジ等の柑橘類の果皮で作ったものでも同様な結果であった。 [甘夏みかんの丸ごとヨーグルトの摂取効果例] ニンニク入り餃子を5ケないし6ケ摂取後、甘夏みかんの丸ごとヨーグルトを大さじ2杯(果皮片4ケないし5ケ分)飲食した。数時間後、友達4人と会い私の前食の内容を尋ねたが一人もニンニク入り食品の前食事を当てる人はいなかった。 尚、焼肉をニンニク入りたれで食べた後、本消臭食品を摂取したが同上の結果であった。 発明の効果 ▲1▼柑橘類果皮の食用処理した食品を飲食摂取することにより、ニンニク入り料理摂取後の口臭の消臭又は軽減および日常生活での口臭、体臭の消臭又は軽減等に有効に作用する。▲2▼ニンニク臭の口臭及び体臭その他悪臭の消臭化は公衆のエチケットとしての社会的要求であり、本発明の有用性が期待される。▲3▼.ニンニク食品摂取後の口臭による敬遠がなくなり、ニンニク食品の市場拡大ひいては、柑橘類果皮の有効利用及び柑橘類の市場拡大が期待される。▲4▼無臭性ニンニク食品の開発が期待される。▲5▼口臭、体臭の予防及び健康維持増進という一石二鳥のパワーが期待される。 柑橘類果皮を利用した食品類を「消臭機能食品」として表示することを特徴とする口臭及び体臭用消臭食品。 【課題】柑橘類果皮を食用処理した、消臭機能食品の提供。【解決手段】柑橘類果皮を含む食品、例えばオレンジマーマレードジャム等には「消臭機能」、特にニンニク等の悪臭に対し消臭効果があることが発見された。又、これらの果皮食品はニンニク食品を食べた後の口臭、体臭等の消臭にも同効果が確認された。更に、本果皮はニンニクの生おろし及びニンニク食品に直接混ぜることでもニンニクの臭いが消臭化されることが判り、無臭化ニンニク食品の製造が期待される。「ニンニク食文化」における消臭革命、又体臭等の嫌気臭の消臭化にも期待される。更に、「消臭機能食品」として認知され、加えて健康食品としての市場販売は体臭及び口臭等のエチケット面のケアーが十分となり、人々の健康維持増進、ひいてはニンニク食品の市場拡大が期待される。【選択図】なし