生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_微生物により毛髪の発育に必要な酵素を製造する方法
出願番号:2004253555
年次:2006
IPC分類:C12N 9/00


特許情報キャッシュ

高嶋 康豪 JP 2006042780 公開特許公報(A) 20060216 2004253555 20040804 微生物により毛髪の発育に必要な酵素を製造する方法 高嶋 康豪 594080415 高嶋 康豪 C12N 9/00 20060101AFI20060120BHJP JPC12N9/00 1 書面 4 4B050 4B050CC08 4B050DD20 4B050EE02 4B050EE03 4B050LL01 本発明は、微生物により毛髪の発育に必要な酵素を製造する技術分野に属する。 従来の育毛養毛剤は、毛細血管を拡張することにより血流量を増大させ、毛乳頭への栄養補給を多くすることで毛髪の成長を促す血行促進成分、毛母細胞の分裂を鈍くする男性ホルモンの活動を抑制する成分、脱毛を促進する過剰に分泌された皮脂を除外したり、皮脂腺の活動を抑制する成分、毛母細胞・毛根細胞等を活性化する成分、発毛に悪影響のある雑菌の繁殖を防ぐ成分、頭皮の乾燥を防ぎ柔軟にすることで発毛環境を整える成分、その他新陳代謝の活発化、フケの防止、頭皮のかゆみ防止、栄養補給、皮膚の強化などの様々な成分を相克になりにくいように成分・分量を調整して用いることで、脱毛、薄毛の進行を食い止める程度のものであった。 脱毛、薄毛、白髪の原因として、老化、ストレス、アレルギー、内臓疾患などが挙げられているが、これらによって起きる毛母細胞・毛根細胞の破壊、毛乳頭の破壊そのものに対処できるものは存在しないのが現状である。古代中国では毛髪のことを血餘と言っていたが、毛髪が血液によって創られること、すなわち毛乳頭で合成されるタンパク結晶の働きによって幹細胞から毛母細胞・毛根細胞が創られ、毛球内の毛細血管に血液が流れることによって毛母細胞にケラチン質などの毛髪の構成成分が供給され、毛母細胞が分裂・増殖することで毛髪が発育するのである。この発毛の仕組が壊れると脱毛、薄毛、白髪になるのであるが、この仕組み自体を再生することは不可能であった。 毛乳頭におけるタンパク結晶の合成に必要な抗酸化酵素結合結晶・タンパク質高分子結合結晶を供給することによって、タンパク結晶の合成を蘇生させ、毛母細胞・毛根細胞の分裂増殖を蘇生再生させることで毛髪の発育機能を蘇生させることで、脱毛、薄毛、白髪を抑制し、健康な毛髪を取り戻すこと、及び抗酸化酵素の働きで血流を良くし、毛髪を太くすることが課題である。 本発明は、複合発酵法を用いて、生薬、漢方薬、スパイス、ハーブ等の西洋と東洋の薬草を共に有効な発酵に導き、相性と相克のエネルギーと情報を合成・融合させることによって、抗酸化酵素結合結晶・タンパク結晶を提供することを目的としている。 上記目的を達成するために、本発明においては、複合発酵法を用いて、通常は相克を起こしてしまう西洋と東洋の生薬、スパイス、漢方薬を合成・融合させ、相克を抑制して抗酸化酵素結合結晶・タンパク結晶を生じさせるものである。 複合発酵法とは、情報微生物工学、情報生命工学、分子生物学より構成された、複合微生物動態系解析における複合発酵という科学技術を言い、微生物の機能性と基質性と情報性による発酵法、増殖法、誘導法を用い、単発酵、復発酵、並行復発酵、平衡復発酵、固体(固形)発酵を同時に行い、好気性菌と嫌気性菌及び通性嫌気性菌類のすべての微生物群の共存、共栄、共生を可能にするものである。 そして、共存、共栄、共生が起きることによって、フザリウム属の占有率がゼロになり、酸化、変敗、腐敗を断ち切り、生態系内における微生物群の死滅率がゼロになることによって、すべての微生物群を発酵から合成に導き、生菌数を1ミリリットルあたり10のn乗から無限大とし、同時に生菌数が1種類1ミリリットルあたり10の9乗を超えると、菌のスケールが10分の1以下となり、凝集化(固形化)を生じ、数千種、数万種の増殖が可能となる。これにより、微生物の高密度化が起こり、微生物のDNA核内に一酸化窒素、二酸化窒素及び高分子タンパク結晶による情報接合とエネルギー接合を引き起こすものである。 本発明は、上記目的を達成するために、生薬、漢方薬、スパイス、ハーブ、すなわち松・竹・梅・桃・枇杷・無花果・桜・栗・柿・熊笹等の葉、日本茶、昆布、椎茸、根昆布、朝鮮人参、冬虫夏草、桂皮、唐辛子、山椒、センブリ、センキョウ、オウギ、カンキョウ、トウキ、カシュウ、ニンニク、ジンジャー、クローブ、シナモン、ローレル、カルダモン、ディール、フェンネル、スターアニス、ナツメッグ、セサミシード、シソ、ペッパー、マスタード、カプシカムペッパー、シナモン、ハッカ、ターメリック、サフラン、チンピ、クミン、コリアンダー、バジル、パプリカ、ベイリーフ、ローズマリー等をパウダー化したもの7重量%に水86重量%を加え、EMBC酵素液を3重量%加え、廃糖蜜1重量%を加えて好気発酵を起こさせ、その後オカラ3重量%を加えて嫌気発酵を起こさせ、さらに複合発酵を起こさせ、その結果、植物酵素、微生物酵素の高濃度化が起こり、抗酸化酵素結合結晶及びタンパク質の高分子結合結晶が発生し、情報触媒の作用として情報とエネルギーを現生・発現させ、毛乳頭に必要なタンパク質を合成するのに必要な抗酸化酵素結合結晶・タンパク質高分子結合結晶を供給し、また、毛球内の毛細血管に抗酸化作用を起こさせ、血流を良くするものである。 前記EMBC酵素液は、水90重量%、松・笹・梅・無花果・栗・桃・柿の葉から抽出した抽出液6重量%、オカラ3重量%、糖蜜1重量%からなる原液に、空気中から微生物を混入させて、1ccあたりの微生物数(生菌数)が、107〜108から109に増加すると菌の死滅がなくなり、それによって、1020〜1030へと飛躍的に増大し、微生物の高密度化がおき、さらにこの水溶液内で微生物酵素の高濃度化が起き、前記松、笹、無花果、栗、桃、柿の葉に含まれる植物酵素とともに結合結晶化(合成融合)し、誘導体たる抗酸化物質が生成される。この抗酸化物質を含む溶液を濾過して前記酵素液を得るのである。 以上のように、本発明は、複合発酵法を用いて生薬、漢方薬、及びスパイスを発酵、発酵合成、合成に導き、抗酸化酵素結合結晶・タンパク質高分子結合結晶を現生させ、毛乳頭におけるタンパク質合成を起こさせる酵素を提供することで、毛乳頭の本来の働きを蘇生させ、毛母細胞・毛根細胞を蘇生または活性化し、抗酸化酵素による抗酸化効果によって、毛球内の毛細血管の血流を良くし、毛髪の発育を促すという効果を生じるものである。 生薬、漢方薬、スパイス、ハーブ、すなわち松・竹・梅・桃・枇杷・無花果・桜・栗・柿・熊笹の葉、日本茶、昆布、椎茸、根昆布、朝鮮人参、冬虫夏草、桂皮、唐辛子、山椒、センブリ、センキョウ、オウギ、カンキョウ、トウキ、カシュウ、ニンニク、ジンジャー、クローブ、シナモン、ローレル、カルダモン、ディール、フェンネル、スターアニス、ナツメッグ、セサミシード、シソ、ペッパー、マスタード、カプシカムペッパー、シナモン、ハッカ、ターメリック、サフラン、チンピ、クミン、コリアンダー、バジル、パプリカ、ベイリーフ、ローズマリー等をパウダー化したもの7重量%に水86重量%を加え、EMBC酵素液を3重量%加え、廃糖蜜1重量%を加えて好気発酵を起こさせ、その後オカラ3重量%を加えて嫌気発酵を起こさせ、さらに複合発酵を起こさせ、その結果、植物酵素、微生物酵素の高濃度化が起こり、抗酸化酵素結合結晶及びタンパク質高分子結合結晶が発生し、情報触媒の作用として情報とエネルギーを現生・発現させ、毛乳頭に必要なタンパク質を合成するのに必要な抗酸化酵素結合結晶・タンパク質結合結晶を供給し、また、血球内の毛細血管に抗酸化作用を起こさせ、血流を良くすることで、毛髪の発育を促進することを特徴とするものである。 生薬、漢方薬、スパイス、ハーブ、すなわち松・竹・梅・桃・枇杷・無花果・桜・栗・柿・熊笹等の葉、日本茶、昆布、椎茸、根昆布、朝鮮人参、冬虫夏草、桂皮、唐辛子、山椒、センブリ、センキョウ、オウギ、カンキョウ、トウキ、カシュウ、ニンニク、ジンジャー、クローブ、シナモン、ローレル、カルダモン、ディール、フェンネル、スターアニス、ナツメッグ、セサミシード、シソ、ペッパー、マスタード、カプシカムペッパー、シナモン、ハッカ、ターメリック、サフラン、チンピ、クミン、コリアンダー、バジル、パプリカ、ベイリーフ、ローズマリー等をパウダー化したもの7重量%に水86重量%を加え、EMBC酵素液を3重量%加え、廃糖蜜1重量%を加えて好気発酵を起こさせ、その後オカラ3重量%を加えて嫌気発酵を起こさせ、さらに複合発酵を起こさせ、その結果、植物酵素、微生物酵素の高濃度化が起こり、抗酸化酵素結合結晶及びタンパク質の高分子結合結晶が発生し、情報触媒の作用として情報とエネルギーを現生・発現させ、毛乳頭に必要なタンパク質を合成するのに必要な抗酸化酵素結合結晶・タンパク質高分子結合結晶を供給し、また、毛球内の毛細血管に抗酸化作用を起こさせ、血流を良くするものであることを特徴とする微生物により毛髪の発育に必要なタンパク質を合成する酵素を製造する方法。 【課題】 毛乳頭におけるタンパク結晶の合成に必要な抗酸化酵素結合結晶・タンパク質高分子結合結晶を供給することによって、タンパク結晶の合成を蘇生させ、毛母細胞・毛根細胞の分裂増殖を蘇生再生させることで毛髪の発育機能を蘇生させることで、脱毛、薄毛、白髪を抑制し、健康な毛髪を取り戻すこと、及び抗酸化酵素の働きで血流を良くし、毛髪を太くすることが課題である。【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明においては、複合発酵法を用いて、通常は相克を起こしてしまう西洋と東洋の生薬、スパイス、漢方薬を合成・融合させ、相克を抑制して抗酸化酵素結合結晶・タンパク結晶を生じさせるものである。


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