生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_皮膚外用剤
出願番号:2004225503
年次:2006
IPC分類:A61K 8/00,A61Q 19/00,A61K 8/30,A61K 8/72,A61K 8/02,A61Q 19/02


特許情報キャッシュ

瀬戸 匡人 御器谷 敏夫 JP 2006045081 公開特許公報(A) 20060216 2004225503 20040802 皮膚外用剤 ポーラ化成工業株式会社 000113470 株式会社クラレ 000001085 川口 嘉之 100100549 松倉 秀実 100090516 遠山 勉 100089244 瀬戸 匡人 御器谷 敏夫 A61K 8/00 20060101AFI20060120BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20060120BHJP A61K 8/30 20060101ALI20060120BHJP A61K 8/72 20060101ALI20060120BHJP A61K 8/02 20060101ALI20060120BHJP A61Q 19/02 20060101ALI20060120BHJP JPA61K7/48A61K7/00 CA61K7/00 JA61K7/00 MA61K7/00 X 7 OL 14 4C083 4C083AB441 4C083AC102 4C083AC112 4C083AC122 4C083AC172 4C083AC432 4C083AC471 4C083AC472 4C083AC691 4C083AC692 4C083AC711 4C083AC712 4C083AD092 4C083AD131 4C083AD132 4C083AD202 4C083AD352 4C083AD392 4C083BB06 4C083BB34 4C083CC04 4C083DD23 4C083DD27 4C083EE01 4C083EE03 4C083EE16 4C083FF05 本発明は、皮膚外用剤に関する。更に詳細には、メラニンの産生を抑制する作用を訴求した医薬部外品として好適な皮膚外用剤に関する。 肌を白くし、それをいつまでも保てるよう、種々の美白素材が開発されている。例えばアスコルビン酸とその誘導体、プラセンタエキス、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、トラネキサム酸、カモミラエキス、4−n−ブチルレゾルシノール等が挙げられる。これらはメラニン産生を抑制するための医薬部外品の有効成分として開発されてきた。しかしながら、プラセンタエキスはBSE(ウシスポンジ状脳症候群)の問題で、またコウジ酸は発ガン性の疑いがあるため、医薬部外品の素材(美白素材を含む)としてそれらを使用することは制限されてきている。現在使用することができる美白素材のうち、4−n−ブチルレゾルシノールは安全性が高く、最も有望であると考えられている素材として知られている(例えば特許文献1を参照)。なお、4−n−ブチルレゾルシノールは、その製造方法についても既に知られている(例えば非特許文献1を参照)。 4−n−ブチルレゾルシノールは、2つのフェノール性水酸基を有しながら、実使用条件(例えば、常圧・常温条件下において皮膚外用剤に含有された状態)での安定性は極めて高い。しかしながら、国際的に物流の発達してきた近年、かかる成分を含有する皮膚外用剤の、過酷条件下、特に高温条件下での安定性を更に向上させることが望まれるようになってきている。これは輸出入に於いては、ときとして、該皮膚外用剤が高温条件下にて保存される可能性があるためである。 また、毛髪などの保水性を高める化合物としては、例えばカチオン化グァーガム、ポリクオタニウム等の第4級アミノ基を有する化合物が知られている(例えば、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8を参照)。 しかしながら、これらの第4級アミノ基を有する化合物と4−n−ブチルレゾルシノールを共に含有する皮膚外用剤は知られておらず、その皮膚外用剤が有する効果も知られていない。特開平02−49715号公報特開2003−113037号公報特表2001−522786号公報特開2004−107319号公報特開2004−83516号公報特開2001−58937号公報特開2000−34218号公報特開2004−2319号公報Lille, J.; Bitter, L. A.; Peiner, V. Trudy-Nauchono-Issledovatelskii Institut Slantsev (1969), No.18, 127-34 本発明は、このような状況下においてなされたものであり、4−n−ブチルレゾルシノールを含有する皮膚外用剤であって、安定性がさらに向上され、高温条件下においても安定に保存され得る皮膚外用剤を提供することを課題とする。 前記した状況に鑑みて、本発明者らは、4−n−ブチルレゾルシノールを含有する皮膚外用剤の高温条件下に於ける保存安定性を更に向上させる手段を求めて鋭意研究努力を重ねた。その結果、皮膚外用剤に含有される4−n−ブチルレゾルシノールの保存安定性が、第4級アミノ基を有する化合物により向上されることを見出した。 この知見から、特定量の4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩を含有する皮膚外用剤に、さらに特定量の第4級アミノ基を有する化合物を含有させると、該皮膚外用剤が高温条件下においても安定に保存され得ることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す通りである。(1) 4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩、ならびに第4級アミノ基を有する化合物を含有する皮膚外用剤。(2) 4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩の含有量が皮膚外用剤全量に対して0.1〜0.5質量%であって、かつ第4級アミノ基を有する化合物の含有量が皮膚外用剤全量に対して0.01〜5質量%であることを特徴とする、(1)に記載の皮膚外用剤。(3) 前記第4級アミノ基を有する化合物が、第4級アミノ基を有する高分子化合物であることを特徴とする、(1)または(2)に記載の皮膚外用剤。(4) 前記第4級アミノ基を有する化合物が、クオタニウム、トリメチルグリシン、カチオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤で変性されたベントナイトであることを特徴とする、(1)または(2)に記載の皮膚外用剤。(5) 化粧料であることを特徴とする、(1)〜(4)のいずれかに記載の皮膚外用剤。(6) メラニン産生を抑制するための医薬部外品であることを特徴とする、(1)〜(5)のいずれかに記載の皮膚外用剤。(7) メラニン産生抑制作用を訴求したものであることを特徴とする、(1)〜(6)のいずれかに記載の皮膚外用剤。 本発明によれば、高温条件下に於ける保存安定性の高い皮膚外用剤を提供することができる。(1)本発明の皮膚外用剤の必須成分である4−n−ブチルレゾルシノール又はその塩 本発明の皮膚外用剤の必須成分である、4−n−ブチルレゾルシノール又はその塩は、下記構造式(I)で表される構造を有する化合物又はその塩であり、合成されたものでも天然に存在するものでもよい。 本発明の皮膚外用剤に含有される4−n−ブチルレゾルシノールの製造方法に特に限定はなく、常法に従って製造することができ、例えば、1)レゾルシンとブタン酸を塩化亜鉛の存在下で縮合し、亜鉛アマルガム/塩酸で還元する方法、2)レゾルシンとn−ブチルアルコールとを200〜400℃の高温下で縮合させる方法など(例えば、非特許文献1参照)を用いて製造することができる。 4−n−ブチルレゾルシノールの塩とは、生理的に許容されるものであれば特に限定はなく、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩やトリエチルアミン塩等の有機アミン塩、リジン塩やアルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示される。これらの塩のうち、特に好ましいものはアルカリ金属塩であり、中でもナトリウム塩が特に好ましい。 これらの塩は、4−n−ブチルレゾルシノールとそれぞれ対応する塩基性化合物とを反応させることにより得ることができる。例えば、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩は、4−n−ブチルレゾルシノールとアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物などとを常温・常圧で混合することにより得ることができる。また、有機アミン塩は、4−n−ブチルレゾルシノールと対応するフリーの有機アミンとを常温・常圧で混合することにより得ることができる。更には、塩基性アミノ酸塩は、4−n−ブチルレゾルシノールと対応するフリーの塩基性アミノ酸とを常温・常圧で混合することにより得ることができる。 4−n−ブチルレゾルシノール又はその塩はメラニン産生を抑制する作用を有する。かかる4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩を皮膚外用剤中に含有させる量に特に制限はないが、総量で0.1〜0.5質量%であることが好ましく、0.2〜0.45質量%であることがより好ましい。含有率0.1質量%未満ではメラニン産生抑制作用が十分に発揮されにくく、一方、含有率0.5質量%を超えると、効果が頭打ちになり、コスト面などで好ましくない。 4−n−ブチルレゾルシノール又はその塩を含有する皮膚外用剤の高温下における保存安定性は、後述する第4級アミノ基を有する化合物を共存させることにより高められる。(2) 本発明の皮膚外用剤の必須成分である第4級アミノ基を有する化合物 本発明の皮膚外用剤は、第4級アミノ基を有する化合物を必須成分として含有することを特徴とする。第4級アミノ基を有する化合物とは、その化学構造に+に帯電した4価の窒素原子を有する化合物を含む。また、アミンオキシドのような、いわゆる5価の窒素原子を有する化合物も含まれる。 かかる第4級アミノ基を有する化合物としては、化粧料などの皮膚外用剤で使用されるものであれば特に限定はなく使用することができる。これらは例えば、[1]高分子化合物類、[2]界面活性剤類、[3]その他に分類することができる。 第4級アミノ基を有する[1]高分子化合物としては、例えばカチオン化多糖類、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン、アリル性アンモニウム塩(第4級アミノ原子にアリル基が置換している化合物)のホモポリマーやコポリマーが挙げられる。 カチオン化多糖類としては、例えばカチオン化セルロース、カチオン化グアーガムなどを挙げることができる。カチオン化とは、第4級アミノ基を有する基を置換することである。カチオン化セルロースとは、例えばヒドロキシエチルセルロースを部分的に3−トリメチルアミノ−2−ヒドロキシプロピル化したものが挙げられる。カチオン化グアーガムとは、例えば、「ジャガーC−13S(三晶製薬株式会社製)」などが挙げられる。カチオン化多糖類の分子量やカチオン化度は適宜選択すればよく、特に限定はない。 アリル性アンモニウム塩のホモポリマーやコポリマーとしては、ポリクオタニウムと称される化粧料原料のポリマー類が好適に例示できる。かかるポリクオタニウムは、既に化粧品原料として市販品が存するので、かかる市販品を購入して利用することができる。なかでも架橋構造を有するポリクオタニウムを利用することが好ましい。 具体的には、ポリクオタニウム1(オナマーM;ステパン社製)、ポリクオタニウム2(ミラポールA15;ローヌ・プーラン社製)、ポリクオタニウム4(セルコートLOR;ユニケマ社製)、ポリクオタニウム5(ヘルコフロック849:ヘルクレス社製)、ポリクオタニウム6(アルコフィックス182:住友スリーボンド株式会社製)、ポリクオタニウム7(マーコート550:NALCO社製)、ポリクオタニウム10(レオガードP;ライオン株式会社製)、ポリクオタニウム11(ルビコートPQ11;BASF社製)、ポリクオタニウム14(ジェイフロック;バルカンケミカルス社製)、ポリクオタニウム15(アロンフロックC325:東亜合成株式会社製)、ポリクオタニウム16(ルビコートSC370;BASF社製)、ポリクオタニウム17(ミラポールAD;ローヌ・プーラン社製)、ポリクオタニウム18(ミラポールAZ;ローヌ・プーラン社製)、ポリクオタニウム20(アラトンPQ225;ユニケマ社製)、ポリクオタニウム22(マーコート295;NALCO社製)、ポリクオタニウム24(アメルコールLM200;ダウケミカル社製)、ポリクオタニウム27(ミラポール95;ローヌ・プーラン社製)、ポリクオタニウム28(ガフコートHS−100;ISP社製)、ポリクオタニウム29(レクスコートCH;イノレックス社製)、ポリクオタニウム30(メクソメールPX;CHIMEX社製)、ポリクオタニウム31(ハイパンQT−100;Lipochemical社製)、ポリクオタニウム32(サルケアSC92;チバ・スペシャリティーズ社製)、ポリクオタニウム33(サルケアSC93;チバ・スペシャリティーズ社製)、ポリクオタニウム34(メクソメールPAK;CHIMEX社製)、ポリクオタニウム35(プレックス3074L;ローム社製)、ポリクオタニウム36(プレックス4739L;ローム社製)、ポリクオタニウム37(シンタレンCR;3Vシグマ社製)、ポリクオタニウム39(マーコートプラス3330;NALCO社製)、ポリクオタニウム42(アルモブレンNPX;ライオン株式会社製)、ポリクオタニウム43(ボズコート4000;クラリアントS.A.社製)、ポリクオタニウム44(ルビコート・ウルトラケア;BASF社製)、ポリクオタニウム45(プレックス3073L;ローム社製)、ポリクオタニウム46(ルビコート・ホールド;BASF社製)、ポリクオタニウム47(マーコート2001;NALCO社製)、ポリクオタニウム48(プラサイズL−450;互応化学株式会社製)、ポリクオタニウム49(プラサイズL−440;互応化学株式会社製)、ポリクオタニウム50(プラサイズL−401;互応化学株式会社製)、ポリクオタニウム51(リピデュアPMB;日本油脂株式会社製)、ポリクオタニウム53(マーコート2003;NALCO社製)、ポリクオタニウム54(キルティーハイ;三井化学株式会社製)、ポリクオタニウム55(スタイリーゼW20;ISP社製)、ポリクオタニウム56(ヘアロールUC−4;三洋化成株式会社製)、ポリクオタニウム57(ゼニグロスQ−SE;ゼニテック社製)、ポリクオタニウム58(レーヴェノール;レーヴェンシュタイン社製)、ポリクオタニウム59(クロダソルブUV−HPP;クロダ社製)、ポリクオタニウム60(ポリリピッドPPI−RC;アルゾ社製)、ポリクオタニウム61(リピデュアーS;日本油脂株式会社製)、ポリクオタニウム62(ナノアクアソーム;パシフィック社製)、ポリクオタニウム63(OF−308;WSPケミカル&テクノロジー社製)、ポリクオタニウム64(リピデュアー−C;日本油脂株式会社製)、ポリクオタニウム65(リピデュアー−A;日本油脂株式会社製)等が好ましく例示できる。 これらのうち、ポリクオタニウム7、ポリクオタニウム9、ポリクオタニウム14、ポリクオタニウム32、ポリクオタニウム37、ポリクオタニウム39、ポリクオタニウム51、ポリクオタニウム55、ポリクオタニウム61が特に好ましく例示できる。 第4級アミノ基を有する[2]界面活性剤類としては、カチオン界面活性剤、及び両性界面活性剤が挙げられるが、より好ましくはカチオン界面活性剤である。 カチオン界面活性剤としては、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドやステアリルトリメチルアンモニウムクロリド等があげられる。 両性界面活性剤としては、イミダゾリニウム類などが挙げられる。 第4級アミノ基を有する[3]その他の化合物としては、クオタニウム、ベタイン類、及びカチオン性界面活性剤で変性されたベントナイトなどが挙げられる。かかるベタイン類としては、トリメチルグリシンなどが挙げられる。 前記したクオタニウムとは、低分子の置換第4級アンモニウム塩であって、国際基準化粧品原材料(INCI)に登録された化粧料原料である。これらの一部はカチオン性界面活性剤でもある。具体的には以下のものが例示される。 即ち、クオタニウム14(塩化ラウリルジメチルエチルベンジルアンモニウム;マコートMQ2525M;マッソン社製)、クオタニウム15(N−(3−クロロアリル)ヘキサミニウムクロリド;ダウイシル200;ダウコーニング社製)、クオタニウム18(塩化ジメチルジ(水素化タロウ)アンモニウム;ヴァリソフト442 100P;デガッサ・スペシャリティ社製)、クオタニウム22(γ−グルコンアミドプロピル ジメチル2−ヒドロキシエチルアンモニウムクロリド;セラフィル60;インターナショナル・スペシャルティズ社製)、クオタニウム24(塩化デシルジメチルオクチルアンモニウム;マコート4050;マッソン社製)、クオタニウム26(ミンカミドプロピルジメチル2−ヒドロキシエチルアンモニウムクロリド;インクロコート26;クロダ社製)、クオタニウム27(4,5−ジヒドロー1−メチル−2−ノルタロウアルキル−1−(2−タロウアミドエチル)イミダゾリウムメチルサルフェート;AECクオタニウム27;A&Eコンノック社製)、クオタニウム33(N(N‘ラノリン脂肪酸アミドプロピル)N−エチル−N,N−ジメチルアンモニウムエチルサルフェート;ニッコールラノコートDES−50;日光ケミカルズ株式会社製)、クオタニウム43(コカミドプロピルジメチルアセタミドアンモニウムクロリド;シメキサンCK:シメックス社製)、クオタニウム45(ルミネックス;池田物産株式会社製)、クオタニウム52(POE(オクタデシルニトリリオ)トリ−2,1−エタンジイル)トリスヒドロキシホスフェート;デヒコートSP;コグニス社製)、クオタニウム53(インクロソフトT−90;クロダ社製)、クオタニウム60(ラノリン・イソステアラミドプロピルエチルジメチルアンモニウムエトサルフェート;ラノコート1751A;コグニス社製)、クオタニウム61(ダイマー酸・ビス(アミドプロピル−N,N−ジメチル−N−エチルアンモニウムエトスルフェート;シェルコートDAS;シェル社製)、クオタニウム70(ステアラミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロリド;セラフィル70:インターナショナル・スペシャルティズ社製)、クオタニウム72(インクロソフトCFI75;クロダ社製)、クオタニウム73(感光素201;感光素株式会社製)、クオタニウム75(レーヴェノールコンディショナーC727;レーヴェンシュタイン社製)、クオタニウム76コラーゲン複合体(レクセインQX−3000;イノレックス社製)、クオタニウム77(フィンソフトHCM−100;フィネテックス社製)、クオタニウム79(マックプロNLP;マッキンタイル社製)、クオタニウム80(コヴァフィックス123;LCW社製)、クオタニウム82(ステパンコートDC1;ステパン社製)、クオタニウム84(マッカーニウムNLE;マッキンタイル社製)、クオタニウム85(2−ヒドロキシ−3−((2−ヒドロキシエチル)(2−((1−オキソテトラデシル(アミノ)エチル)アミノ)−N,N,N−トリメチル−1−プロパンアミニウムクロリド;アミノカチオンS−36;花王株式会社製)、クオタニウム86(ペコシルSWQ−40;フェニックス社製)、クオタニウム87(ヴァリソフトW575PG;デガッサ社製)、クオタニウム88(ネコートDAS−D;アルゾ社製)、クオタニウム89(フィンコートCT−P;ファインテック社製)、クオタニウム91(クロダソフトDBQ;クロダ社製)等が好ましく例示できる。 これらの内、より好ましいものとしては、クオタニウム33、クオタニウム45、クオタニウム73、クオタニウム80及びクオタニウム85が例示できる。 また、カチオン性界面活性剤で変性されたベントナイトとは、例えば、ベントナイトを水性担体に分散させたものとカチオン界面活性剤の水溶液とを混合し、ベントナイトのアニオン性部分とカチオン界面活性剤のカチオン部分とでペアード・イオンコンプレックスを形成させたものである。ベントナイトを変性するのに用いられるカチオン性界面活性剤としては、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドやステアリルトリメチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。 カチオン性界面活性剤で変性されたベントナイトとしては、具体的には、「ベントン38V(エレメンティス社製)」「チクソゲルVSP1438−V(ズード・ヘミー ユナイテッドキャタリシス社製)」(商品名)が挙げられる。 第4級アミノ基を有する化合物のカウンターアニオンは、クロリドアニオン、硫酸アニオン、硝酸アニオン、リン酸アニオン、炭酸アニオンなどの鉱酸アニオン、クエン酸アニオン、蓚酸アニオン、酢酸アニオンなどの有機酸アニオン等が例示できる。 かかる第4級アミノ基を有する成分は何れも化粧料などの皮膚外用剤で汎用されている成分であり、市販品が存在し、その入手は容易である。 本発明の皮膚外用剤は、第4級アミノ基を有する化合物の唯一種を含有することもできるし、二種以上を組み合わせて含有することもできる。本発明の皮膚外用剤における、第4級アミノ基を有する化合物の好ましい含有量は、総量で、皮膚外用剤全量に対して、0.01〜5質量%であることが好ましく、0.05〜3質量%であることが特に好ましい。これは、かかる化合物の含有量が皮膚外用剤全量に対して0.01質量%未満であると、前記した4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩の高温条件下での保存安定性を向上させることが困難な場合があり、5質量%を超えると、効果が頭打ちになり、使用感等を損なう場合があるからである。(3) 本発明の皮膚外用剤 本発明の皮膚外用剤は、1)4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩、及び2)第4級アミノ基を有する化合物を含有することを特徴する。 さらに、本発明の皮膚外用剤は、4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩を皮膚外用剤に対して0.1〜0.5質量%含有することが好ましく、第4級アミノ基を有する化合物を皮膚外用剤に対して0.01〜5質量%を含有することが好ましい。 本発明の皮膚外用剤は、前記の必須成分以外に、通常皮膚外用剤で使用される任意の成分を含有することができる。このような成分としては、オイル・ワックス類、炭化水素類、高級脂肪酸類、高級アルコール類、合成エステル油類、油剤類、界面活性剤類、多価アルコール類、保湿成分類、増粘剤、粉体類、無機顔料類、有機色素類、有機粉体類、紫外線吸収剤類、低級アルコール類、ビタミン類、生体類似構造を有するポリマー等が挙げられる。 オイル・ワックス類としては、例えばマカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等が挙げられ、 炭化水素類としては、例えば流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。 高級脂肪酸類としては、例えばオレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等が挙げられ、 高級アルコール類としては、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等が挙げられ、 合成エステル油類としては、例えばイソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等が挙げられ、 油剤類としては、例えばジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等が挙げられる。 界面活性剤類は、アニオン界面活性剤類、非イオン界面活性剤類のいずれでもよい。 アニオン界面活性剤類としては、例えば脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等が挙げられ、 非イオン界面活性剤類としては、例えばソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等が挙げられる。 多価アルコール類としては、例えばポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等が挙げられ、 保湿成分類としては、例えばピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等が挙げられ、 増粘剤としては、例えばグアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等が挙げられる。 粉体類としては、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等が挙げられ、 無機顔料類としては、例えば、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられ、 有機色素類としては、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等が挙げられ、 有機粉体類としては、例えばポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等が挙げられる。 紫外線吸収剤類としては、例えばパラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等が挙げられ、 低級アルコール類としては、例えばエタノール、イソプロパノール、フェノキシエタノール等が挙げられ、 ビタミン類としては、例えばビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2又はその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等が好ましく例示できる。 生体類似構造を有するポリマーとしては、例えばポリメタクリロイルリジン、ポリグリコシルエチルメタクリレート等が例示できる。 これらの任意成分のうち、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−オクタンジオール等の抗菌性多価アルコールを本発明の皮膚外用剤に含有させることが好ましい。 かかる抗菌性多価アルコールを含有させることにより、防腐目的で配合されるパラベンなどの一過性の刺激を誘発することのある物質の含有量を低減又は皆無にすることができるからである。このような効果を奏させるために、該抗菌性多価アルコールの含有量を、総量で、皮膚外用剤全量に対して1〜10質量%とするのが好ましく、2〜7質量%とするのがより好ましい。該抗菌性多価アルコールは、唯一種を含有されることもできるし、二種以上を組み合わせて含有されることもできる。 本発明の皮膚外用剤は、前記した必須成分、任意成分を常法に従って処理することにより製造することが出来る。 本発明の皮膚外用剤の剤形は、皮膚に塗布することができるものであれば特に限定されず、例えば、可溶化ローション剤形、増粘エッセンス剤形、乳化剤形等を挙げることができる。 本発明の皮膚外用剤は、メラニン産生抑制作用を有し(4−n−ブチルレゾルシノールによる効果であり得る)、それが皮膚に塗布されることにより、塗布部位のメラニン産生の亢進を抑制し、色素沈着の悪化を抑制し、かつ色素沈着を改善する。この作用により、美白効果が発現される。従って、本発明の皮膚外用剤はメラニン産生を抑制する作用を訴求したものであることが好ましい。例えば、メラニン産生を抑制する作用を有する旨の表示が該外用剤のパッケージ上に記載される、又はその旨の説明書が該外用剤に添付されていることが好ましい。あるいは、宣伝又は広告において、本発明の皮膚外用剤がメラニン産生抑制作用を有することを伝えることもできる。 本発明の皮膚外用剤の用途は、皮膚に外用塗布して使用されるためのものであれば特に限定はないが、例えば、化粧料、皮膚外用医薬、皮膚外用雑貨などの用途が好ましく例示でき、中でも化粧料がより好ましい。特に、本発明の皮膚外用剤は医薬部外品の化粧料であることが好ましい。ここで医薬部外品とは、薬事法で定義される医薬部外品をいう。 医薬部外品である本発明の皮膚外用剤には、薬事法に基づいた表示が付されていることが好ましい。例えば、紫外線などによって増加するメラニンの産生を抑制する作用を有する旨の表示、及びメラニン産生を抑制するための好適な使用法の表示が付されている。 好適な使用法の表示とは、例えば、メラニンの産生が亢進した部位に本発明の化粧料の適量を1日1回乃至は数回塗布すべき旨、及び前記塗布により、火照り、刺激感、ヒリヒリ感を感じた場合には直ちに塗布を中止し、皮膚科医に相談すべき旨の表示が好適に例示できる。このような表示は、化粧料を充填した容器の裏面或いは包装の裏面に掲示すればよい。能書きに記して添付することも可能である。 以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明の範囲がかかる実施例により限定されないことは言うまでもない。 <実施例1> 以下に示す処方に従って、化粧料(化粧水)を作製した。即ち、以下の処方成分の混合物を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却することにより化粧水を得た。この化粧水を化粧料1とする。1,2−ヘキサンジオール 3 質量%1,3−ブタンジオール 5 質量%グリセリン 2 質量%フェノキシエタノール 0.5質量%ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量%エタノール 5 質量%4−n−ブチルレゾルシノール 0.3質量%ポリメタクリロイルリジン 0.1質量%ポリクオタニウム39 0.1質量%ポリグリコシルエチルメタクリレート 0.1質量%水 83.8質量%<比較例1〜3> 化粧料1の処方成分であるポリクオタニウム39を水に置換した化粧水である比較化粧料1、化粧料1の処方成分であるポリクオタニウム39をポリアクリル酸ナトリウムに置換した化粧水である比較化粧料2、及び化粧料1の処方成分である4−n−ブチルレゾルシノールを水に置換した化粧水である比較化粧料3を、実施例1と同様の方法で作製した。<試験例1> 化粧料1および比較化粧料1〜3の高温保存試験を実施した。高温保存試験では、50℃で3週間保存した。対照サンプルとして、化粧料1、比較化粧料1〜3とそれぞれ同じサンプルを5℃で保存した。保存終了後、それぞれのサンプルについて、5℃での保存品との色差を、光計測器(「色彩色差計ミノルタCR−300」ミノルタ株式会社製)により計測した。これらの結果を表1に示す。 表1より、試験後の比較化粧料1および2(4−n−ブチルレゾルシノールを含有)は、比較化粧料3(4−n−ブチルレゾルシノールを非含有)と比較して、対照との色差が大きいことがわかる。 これに対し、試験後の化粧料1は、4−n−ブチルレゾルシノールを含有するにもかかわらず、対照との色差が小さい。したがって、ポリクオタニウム39は、4−n−ブチルレゾルシノールの安定性を向上させており、それにより化粧料の保存安定性を高めていることがわかる。 <実施例2> 下記に示す処方に従って、実施例1と同様の方法で、化粧料2〜16(化粧水)を作製した。1,2−ヘキサンジオール 3 質量%1,3−ブタンジオール 5 質量%グリセリン 2 質量%フェノキシエタノール 0.5質量%ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量%エタノール 5 質量%4−n−ブチルレゾルシノール 0.3質量%ポリメタクリロイルリジン 0.1質量%第4級アミノ基を有する化合物(表2に記載) 0.1質量%ポリグリコシルエチルメタクリレート 0.1質量%水 83.8質量% <試験例2> 得られた化粧料2〜16について、試験例1と同様の保存試験を実施したところ、表2に示す結果が得られた。 表2より、種々の第4級アミノ基を有する化合物が、化粧料の保存安定性を高める効果を有することがわかる。 本発明は、メラニン産生抑制作用を有する皮膚外用剤(特に医薬部外品の化粧料)であって、過酷条件下(例えば輸出入に際して保存される条件下)において保存される可能性がある皮膚外用剤に応用することができる。 それにより、保存中に該外用剤の品質が損なわれることを防ぐことができ、あるいは、保存条件を厳密には管理することなく該外用剤を容易に保存することができる。 4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩、ならびに第4級アミノ基を有する化合物を含有する皮膚外用剤。 4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩の含有量が皮膚外用剤全量に対して0.1〜0.5質量%であって、かつ第4級アミノ基を有する化合物の含有量が皮膚外用剤全量に対して0.01〜5質量%であることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。 第4級アミノ基を有する化合物が、第4級アミノ基を有する高分子化合物であることを特徴とする、請求項1または2に記載の皮膚外用剤。 第4級アミノ基を有する化合物が、クオタニウム、トリメチルグリシン、カチオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤で変性されたベントナイトであることを特徴とする、請求項1または2に記載の皮膚外用剤。 化粧料であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の皮膚外用剤。 メラニン産生を抑制するための医薬部外品であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の皮膚外用剤。 メラニン産生抑制作用を訴求したものであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の皮膚外用剤。 【課題】 4−n−ブチルレゾルシノールを含有する皮膚外用剤であって、高温条件下においても安定に保存され得る皮膚外用剤を提供することを課題とする。 【解決手段】 4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩、ならびに第4級アミノ基を有する化合物を含有する皮膚外用剤。特に、前記4−n−ブチルレゾルシノール及び/又はその塩の含有量が皮膚外用剤全量に対して0.1〜0.5質量%であって、かつ前記第4級アミノ基を有する化合物の含有量が皮膚外用剤全量に対して0.01〜5質量%である皮膚外用剤。【選択図】 なし


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