生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_健康維持食品
出願番号:2004196368
年次:2006
IPC分類:A61K 39/395,A23L 1/30,A61P 35/00


特許情報キャッシュ

奥野 隆寧 JP 2006016344 公開特許公報(A) 20060119 2004196368 20040702 健康維持食品 奥野 隆寧 304023754 石山 博 100060726 奥野 隆寧 A61K 39/395 20060101AFI20051216BHJP A23L 1/30 20060101ALI20051216BHJP A61P 35/00 20060101ALI20051216BHJP JPA61K39/395 EA23L1/30 ZA61P35/00 2 OL 4 4B018 4C085 4B018MD07 4B018ME08 4C085AA26 4C085AA32 4C085BA99 4C085CC31 4C085EE01 4C085GG08 癌という人類最大の宿敵である不治の難病については多言は要しないが、結末は死に至る癌であることだけは現実が証明している。それと同時に世間の一般的な常識として、本来ならば癌を治療完治させるはずの現代医療(正統派療法)機関が癌発生の元凶となっていることは、皮肉な社会現象といわざるを得ない。 発明者は、現代医療や今の医療機関には絶望的になっている。科学の進歩で医療機関は進歩しているが、それを操る医師の能力は最低である、現代医学が続く限り、癌の征圧は不可能である。現時点で癌を征圧する方法があるとすれば、予防医学にしかその途はないのである。 近来、免疫療法が検討されているが、これも未知数であまり期待できない。現代医療の中で、手術はともかくとして、放射線、抗癌剤投与は、まさに医療に逆行していると言わざるを得ない。 現在、癌患者に対して、一番多く使用されている薬は、モルヒネ系の鎮痛剤である。この種の薬の副作用としては、体力が落ちている患者に投与すると、予期せぬほど血圧が下がり、死に至ることがありうるのである。 抗癌剤の主なものは、ビンクリスチン、ダウノマイシン、プレオマイシン、メトトレキセート、アテビノサイトシン等があるが、いずれも副作用として恐ろしい骨髄障害発症があり、白血球、赤血球、血小板等の減析が激しくなる。 結論的にいうと、一般の患者は専門知識がないので、常に医師の前では無力でありに等しい。もともと、毒ガスや殺虫剤に使われる物質を人間の体内に注入し、「悪い癌細胞」を退治するという発想が間違っており、これが現代医療の原点であるというのでは全く問題にならない。 発明者は、このような現状を放置しておくことはできないと考え、100%癌を予防できる以下の提案をする次第である。癌治療に関しては、画期的な新薬の開発がない限り不可能である。製薬会社も懸命に研究を続けているが、開発に時間が掛かるだけで、先は真っ暗なのである。 過去に、開発・使用されたバイオテクノロジー(遺伝子工学)による新しい物質、インターフェロン、インターロイキン、TNF、OH−1等に関しては、肯定的にはなれない。これらの免疫物質は、確かに生体のメカニズムの中で発見されているもので、その有効性も分かっているが、免疫物質を外部から生体に注入しても、その結果は期待できない。 発明者が提案する方法は、そのプロセスに重要な意味がある。免疫物質のベンズアルデヒド、すなわちβ−サイクロデキストリンをグルコースの一種で包接したものを内服実験でマウスに投与した結果、マウスの移植腫瘍から想像もできない抗腫瘍効果が得られた経緯がある。 ベンズアルデヒドの注射薬が癌細胞の増殖を持続させながら、栄養補給(蛋白合成)を絶ち、最後に増殖した癌細胞全体を壊死させる原理がある。この物質の応用で、癌を予防することができるのである。 過去の実験で、ベンズアルデヒドの注射薬と、人間の子宮癌細胞の培養液(NH1K3025)を使ってフラスコ内で行った実験の結果、この注射薬(3.2ミリモル濃度)は、人間の癌細胞に対し、通常の抗癌剤が持っている増殖(細胞分裂)抑制作用をほとんど示さなかった、その代わりに、増殖した一つ一つの癌細胞の蛋白合成を阻害し、最終的にはすべての癌細胞が栄養不良に陥って壊死するのが確かめられた。 発明者が提案する物質の作用と原理は、物質単独ではなく複合体であり、生体内で膵臓酵素群と密接な関係があり、物質の成分と酵素が生体内触媒作用を起こし、癌細胞を死滅させるのである。 上記複合体の組成としては、総シアン14.4μg/g、安息香酸106μg/g、ナトリウム1.4mg/g、カリウム4.7mg/g、カルシウム3.7mg/g、マグネシウム0.45mg/gからなる。 その物質とは、ニトロ・サイド化合物で、分子式C20H27NO11・3H2O、融点200℃、これを、酵素エルムシン、あるいは酸で加水分解すると、ベンズアルデヒド(1単位)、青酸(HCN1単位)、Dグルコース(2単位)になる。また、酵素アミグダラーゼによりブルナミンとDグルコースになり、これはアミグダリン(Amygdalin)とも言い、更にジクロロ酢酸・ジイソプロピルアミン(ビタミンB−15、パンガミン酸カルシウム)、カリウム、ナトリウム、マグネシウムで構成されている。 この発明の複合体は、生体内で膵臓酵素群と密接な関係があり、物質の成分と酵素が生体内触媒作用を起こし、癌細胞を死滅させるのである。 この発明の生体内触媒作用は、膵臓酵素とこの物質の成分による化学反応にある。また、この物質を服用した場合、副作用は全くなく、胃の中では酸の作用をあまり受けないが、小腸に入ると細胞の酵素作用を受ける。 小腸の中では、ベーターグルコシダーゼ、ベンゾルシアナート等を含んでいる複合酵素“エルムシン”が、青酸(HCN)、ベンズアルデヒド、プルナミン及びブドウ糖の5成分に分解されるが、これらは、リンパ及び門脈循環血液中で、チオシアン酸に変化する。 癌は、まず一次予防で免疫力の強化をはかることが重要であり、癌細胞は全ての人間にあり、我々の身の周りには発癌物質や、促進因子があふれており、いつ癌になっても不思議ではない。事実、ある試算によると、人間の体内には毎日数千個もの癌細胞が発生していると言われているが、その癌細胞が完全に成長しないうちに、生体に備わっている免疫機構がこれらを排除しているので、癌への罹病を防いでいるのである。 免疫療法とは、第四の治療法として期待している。免疫療法にも数種類あり、発明者が提案する免疫抗体物質療法もその一種で、その抗体物質は、世界で初めて発見されたものであり、また、その化学的作用が癌細胞を死滅させる原理は、正に医療革命なのである。 抗体医薬の分野で、癌を100%征圧する方法は、唯一、本件発明者が提案する物質とその作用しかない。考察された免疫抗体物質は、十種以上の膵臓酵素、特に蛋白質分解酵素「トリプシン」、「キモトリプシン」等は、膵臓分泌線内では不活性酵素源であるが、この抗体と生体内で接触すると、人の免疫力との応用で相乗効果をもたらし、特殊な反応を起こし(生体内触媒作用)酵素源に活性を与える。更に、小腸に分泌された複合体により、癌細胞のみを破壊する作用が進み、血液中に吸収され、十分な量が栄養芽層に到達すると、癌細胞の蛋白質を溶解する。皮膜を失った癌細胞は、白血球(リンパ単球)の攻撃を受けて死滅するのである。 病気を引き起こす原因となる細菌や、ウイルス等の物質(抗原)、病原体の働きを阻害する抗体が、この免疫抗体である。特に、癌患者は、著しく免疫力が低下しているので、免疫抗体を投与することで免疫力を向上させ、不良分子の浄化をはかることが可能となるものである。分子式C20H27NO11・3H2O、融点200℃のニトリロ・サイト化合物であり、酵素エルムシン、あるいは酸で加水分解すると、ベンズアルデヒド(1単位)、青酸(1単位)、Dグルコース(2単位)とし、また酵素アミグダラーゼによりブルナミンとDグルコースとし、更にジクロロ酢酸・ジイソプロピルアミン(ビタミンB−15、パンガミン酸カルシウム)、カリウム、ナトリウム、マグネシウムで構成されている複合体からなる免疫抗体物質としての健康維持食品。前記複合体が、総シアン14.4μg/g、安息香酸106μg/g、ナトリウム1.4mg/g、カリウム4.7mg/g、カルシウム3.7mg/g、マグネシウム0.45mg/gからなる請求項1に記載の免疫抗体物質としての健康維持食品。 【課題】 複合体であり、生体内で膵臓酵素群と密接な関係があり、物質の成分と酵素が生体内触媒作用を起こし、癌細胞を死滅させる健康維持食品の提案にかかる。【解決手段】 ニトロ・サイド化合物で、分子式C20H27NO11・3H2O、融点200℃、酵素エルムシン、あるいは酸で加水分解することによりベンズアルデヒド(1単位)、青酸(1単位)、Dグルコース(2単位)とし、酵素アミグダラーゼによりプルナミンとDグルコースとし、これにジクロロ酢酸・ジイソプロピルアミン(ビタミンB−15、パンガミン酸カルシウム)、カリウム、ナトリウム、マグネシウムで構成されている構成体からなる健康維持食品。


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