タイトル: | 特許公報(B2)_エアゾールスプレー組成物 |
出願番号: | 2004016606 |
年次: | 2009 |
IPC分類: | A61K 8/898,A61K 8/34,A61K 8/92,A61K 8/02,A61Q 5/00,A61Q 13/00 |
岩田 慎吾 杉本 憲一 JP 4244192 特許公報(B2) 20090116 2004016606 20040126 エアゾールスプレー組成物 花王株式会社 000000918 伊藤 健 100132285 岩田 慎吾 杉本 憲一 20090325 A61K 8/898 20060101AFI20090305BHJP A61K 8/34 20060101ALI20090305BHJP A61K 8/92 20060101ALI20090305BHJP A61K 8/02 20060101ALI20090305BHJP A61Q 5/00 20060101ALI20090305BHJP A61Q 13/00 20060101ALI20090305BHJP JPA61K8/898A61K8/34A61K8/92A61K8/02A61Q5/00A61Q13/00 100 A61K 8/898 A61K 8/02 A61K 8/34 A61K 8/92 A61Q 5/00 A61Q 13/00 特開平05−004907(JP,A) 特開昭63−183517(JP,A) 特開昭63−313714(JP,A) 特開平01−175923(JP,A) 特開平01−139522(JP,A) 特開2004−161752(JP,A) 特表2002−519313(JP,A) 2 2005206552 20050804 18 20060822 岩下 直人 本発明は、エアゾールスプレー組成物に関し、更に詳細には、頭髪に使用したときに、香りの持続性に優れ、霧が細かく均一に塗布でき、かつ頭髪にきしみを与えずなめらかな感触に仕上げ、ぱさつき感のないエアゾールスプレー組成物に関するものである。 頭髪は様々な要因によって匂いを発し、その原因としては、頭皮からの皮脂の分泌や汗、また頭皮常在菌の繁殖とその代謝物、またタバコや焼肉などのような外的な物質の吸着などがあげられる。一般的にこれらの匂いは不快な匂いであって、その為、洗髪により皮脂および不快な匂いを落としたり、また香料を含有した化粧料を塗布してこれらの匂いの問題を解消している。また、積極的に香りを身体に付けてエチケット的あるいは魅力を増強させる手段として、香水、オーデコロン、デオドラント剤などが日常的に広く使用されている。しかしながら、これらオーデコロン等の香料含有化粧料は、一般的にアルコールや含水アルコール中に香料を溶解したものであり、頭髪に使用した際には、塗布した直後は香りはいいものの、香りを長時間持続させることは難しく、また含有されているアルコールが原因となって、毛髪のごわつき、きしみ或いはぱさつき等が生じる欠点があった。 この香りの持続性が悪いという問題点に関しては、香料成分中に多価アルコールなどの高沸点物質を保留剤として配合したり、各種の化粧品成分と組み合わせて持続性を高めることが一般的に行われている。例えば、香料と揮発性のジメチルポリシロキサンを含有する香料組成物によって、べたつきや刺激等がなく、さっぱりした使用感が得られる液状フレグランスが開示されている(例えば、特許文献1参照。)が、これらの低分子シリコーンを配合したものは、低分子シリコーンの蒸散が早いために香りの持続性において十分満足すべきものには至っていない。また、香料成分を1重量%以上と保湿剤0.1〜20重量%と油分を0.1〜40重量%とアルコールとを配合することを特徴とする香料組成物(例えば、特許文献2参照。)によって、香りの持続性(残香性)と保湿効果、使用感に優れるものが開示されているが、頭髪へ使用した場合、液状であるため均一に塗布することが難しく、また油分により髪が重くなり感触が良くない等の欠点を有している。これらのことから、香りの持続性に優れ、均一に塗布でき、しかも頭髪に対して違和感のない感触に仕上げる製品の開発が強く望まれていた。特開2001−226246号公報特開平5−279237号公報 斯かる状況下、本発明の目的とするところは、香りの持続性に優れ、霧が細かく均一に塗布でき、かつ頭髪にきしみを与えずなめらかな感触に仕上げ、ぱさつき感のないエアゾールスプレー組成物を提供することにある。 本発明者等は、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、香料、特定のシリコーン、低級アルコールおよび噴射剤を含有することを特徴とするエアゾール形態のスプレー組成物が、香りの持続性に優れ、霧が細かく均一に塗布でき、かつ頭髪にきしみを与えずなめらかな感触に仕上げ、ぱさつき感のない毛髪に仕上げることに優れていることを見出して本発明を完成するに至った。 即ち、本発明は(A)香料を0.5〜20質量%(B)一般式1:[式中、R1はメチル基または一部がフェニル基を表し、R2はR3と同一またはメチル基または水酸基を表し、R3は式R4Z{R4は3〜6の炭素原子を有する2価のアルキレン基を表し、Zは−NR52、−N+R53A−、−NR5(CH2)aN+R53A−および−NR5(CH2)aN(R5)C=O(R6)〔R5は水素または1〜4の炭素原子を有するアルキル基を表し、R6は1から4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Aは塩素、ヨウ素または臭素原子を表し、aは2〜6の整数である〕からなる群から選ばれる1価の基を表す。}で表し、m+nは50〜2,500の整数を表す。]で表されるシリコーンを0.1〜10質量%(C)低級アルコールを10〜70質量%(D)噴射剤を20〜80質量%揮発性油を含有することを特徴とする頭髪用エアゾールスプレー組成物にある。 本発明により、香りの持続性に優れ、霧が細かく均一に塗布でき、かつ頭髪にきしみを与えずなめらかな感触に仕上げ、ぱさつき感のないエアゾールスプレー組成物を提供することができる。以下、本発明の実施形態について詳述する。 本発明に用いられる香料は、植物性天然香料,動物性天然香料,合成香料のいずれも使用でき、必要に応じてこれらの香料を任意の香りが得られるように調合した調合香料も使用できる。以下に本発明に用いられる代表的な香料を記すが、香料の呼称は、「香りの百科;日本香料協会編」や「香料の実際知識 第2版;印藤元一著」、「香料と調香の基礎知識;中島基貴著」による。 天然香料としては、例えば、アンブレットシードオイル、ミモザコンクリート、ミモザアブソリュート、ミモザオイル、アサフェチダレジノイド、アジョワンオイル、スターアニスオイル、フェンネルオイル、アビエスオイル、アミリスオイル、アンバーグリスチンキ、イランイランオイル、イランイランアブソリュート、カナンガオイル、イリスレジノイド、イリスアブソリュート、イリスオイル、ウィンターグリーンオイル、エレミオレオレジン、エレミレジノイドアブソリュート、エレミチンキ、オークモスコンクリート、オークモスアブソリュート、オークモスレジン、オークモスレジノイド、トリ−モスアブソリュート、オコティアオイル、オポパナックスレジノイド、オポパナックスアブソリュート、オポパナックスオイル、オリバナムレジノイド、オリバナムアブソリュート、オリバナムオイル、オールスパイスオイル、オレガノオイル、オレガノオレオレジン、オレンジオイル、オレンジフラワーアブソリュート、ネロリオイル、プチグレンオイル、オレンジフラワーコンクリート、ビターオレンジオイル、ガージュンバルサム、ガージュンバルサムオイル、カスカリラバークオイル、カストリウムアブソリュート、カッシーアブソリュート、カッシーフラワーオイル、カッシアオイル、ガーデニアアブソリュート、カーネションアブソリュート、カブリューバオイル、カモミルオイル、カルダモンオイル、ガルバナムオイル、ガルバナムレジン、ガルバナムレジノイド、キャラウェーシードオイル、キャロットシードオイル、オスマンサスアブソリュート、オスマンサスコンクリート、グァヤックウッドオイル、グァヤックレジン、グァヤックコンクリート、クスノキオイル、クベバオイル、クミンオイル、クミンアブソリュート、クミンオレオレジン、クラリセージオイル、グレープフルーツオイル、クローブオイル、コスタスオイル、コパイババルサム、コパイババルサムオイル、コパイババルサムレジン、コリアンダーオイル、サッサフラスオイル、オコティアオイル、サンダルウッドオイル、ジェネアブソリュート、シソオイル、シトロネラオイル、シベットアブソリュート、ジャスミンアブソリュート、ジャスミンコンクリート、ジュニパーベリーオイル、シベットチンキ、ジョンキルアブソリュート、アガーウッドオイル、ジンジャーオイル、シナモンオイル、シナモンバークオイル、シナモンリーフオイル、スギオイル、スチラックスオイル、スチラックスレジノイド、スペアミントオイル、セイボリーオイル、セージオイル、セダーオイル、セダーリーフオイル、ゼラニウムオイル、セロリーシードオイル、タイムオイル、タラゴンオイル、チュベローズアブソリュート、ディルオイル、トルーバルサム、ナツメッグオイル、ナルシサスアブソリュート、バイオレットアブソリュート、パインオイル、バジルオイル、パセリリーフオイル、パセリシードオイル、パセリハーブオイル、パチョリオイル、ハッカオイル、バニラアブソリュート、ハネーサックルアブソリュート、パルマローザオイル、バレリアンオイル、ヒソップオイル、ヒバオイル、ヒヤシンスアブソリュート、フィグアブソリュート、ブチュオイル、ベチバーオイル、ペニーロイヤルオイル、ペッパーオイル、ペパーミントオイル、ベルガモットオイル、ペルーバルサム、ベンゾインレジン、ベンゾインチンキ、ベンゾインレジノイド、ボアドローズオイル、ホウショウオイル、ホップオイル、ホップコンクリート、ホップアブソリュート、マージョラムオイル、タゼットオイル、マンダリンオイル、ミカンオイル、ミルレジノイド、ミルアブソリュート、ミルオイル、ムスクアブソリュート、ムスクチンキ、ユーカリオイル、ユズオイル、ヨモギオイル、ウォームウッドオイル、ライムオイル、ラブダナムオイル、ラブダナムコンクリート、ラブダナムアブソリュート、ラベンダーオイル、ラバンジンオイル、リナロエオイル、レモンオイル、レモングラスオイル、ローズオイル、ローズアブソリュート、ローズコンクリート、ローズマリーオイル、ロベージオイル、ローレルオイル、ローレルリーフオイル、麝香、霊猫香、竜ぜん香、海狸香、ビーズワックス等が挙げられる。 合成香料としては、例えば、セドレン、セドロール、β−ピネン、リモネン、カンフェン、テルピノーレン、ビサボレン、β−カリオフィレン、カジネン、バレンセン、ツヨプセン、グアイエン、ゲラニオール、シトロネロール、ロジノール、ネロール、ジヒドロリナロール、リナロール、ラバンジュロール、エチルリナロール、イソプレゴール、テルピネオール、ペリラアルコール、ミルテノール、ノポール、ピノカルベオール、フェンコール、イソボルネオール、イソボルニルシクロヘキサノール、ファルネソール、ネロリドール、α−ビサボロール、β−カリオフィレンアルコール、サンタロール、ベチベロール、セドレノール、パチュリアルコール、スクラレオール、アロオシメン、ミルセン、カルベオール、メントール、グアヤコール、シトラール、カンフォレンアルデヒド、シトロネラール、ペリラアルデヒド、ペリラルチン、ミルテナール、カリオフィレンアルデヒド、カルボン、プレゴン、ピペリテノン、メントン、ショウ脳、ベルベノン、オキソセドラン、アセチルカリオフィレン、イソロンギフォラノン、ヌートカトン、ゲラニルエチルエーテル、α−テルピニルメチルエーテル、イソボルニルエチルエーテル、セドロールメチルエーテル、オシメンエポキサイド、リモネンオキサイド、カリオフィレンオキサイド、リナロールオキサイド、ローズオキサイド、ローズフラン、メントフラン、1,4−シネオール、1,8−シネオール、ネロールオキサイド、ゲラン酸、ギ酸リナリル、酢酸リナリル、プロピオン酸リナリル、ギ酸シトロネリル、酢酸シトロネリル、プロピオン酸シトロネリル、ギ酸ゲラニール、酢酸ゲラニール、プロピオン酸ゲラニル、ギ酸ネリル、酢酸ネリル、プロピオン酸ネリル、ギ酸ロジニル、酢酸ロジニル、プロピオン酸ロジニル、ギ酸テルピニル、酢酸テルピニル、プロピオン酸テルピニル、ギ酸セドリル、酢酸セドリル、ギ酸カリオフィレン、酢酸カリオフィレン、酢酸ミルセニル、酢酸ジヒドロミルセニル、酢酸エチルリナリル、酢酸ラバンジュリル、酢酸イソラバンジュリル、酢酸ネロリドール、酢酸カルビル、プロピオン酸カルビル、酢酸テルピニル、プロピオン酸テルピニル、酢酸メンチル、プロピオン酸メンチル、酢酸シトリル、酢酸ミルテニル、酢酸ノピル、酢酸フェンキル、酢酸ボルニル、プロピオン酸ボルニル、酢酸イソボルニル、プロピオン酸イソボルニル、酢酸セドリル、カリオフィレンアセテート、酢酸サンタリル、酢酸ベチベリル、酢酸グアヤック、酪酸サンタリル、シトラールジメチルアセタール、シトラールジエチルアセタール、1,3,5−ウンデカトリエン、2−ヘプタノール、3−ヘプタノール、1−オクタノール、2−オクタノール、3−オクタノール、1−ノナノール、2−ノナノール、1−デカノール、1−ウンデカノール、2−ウンデカノール、1−ドデカノール、1−ペンテン−3−オール、cis−3−ヘキセノール、trans−2−ヘキセノール、trans−3−ヘキセノール、cis−4−ヘキセノール、1−オクテン−3−オール、cis−6−ノネノール、2,6−ノナジエノール、9−デセノール、1−ウンデセノール、シクロヘキシルエチルアルコール、2,4−ジメチル−3−シクロヘキセン−1−メタノール、アンブリノール、イソカンフィルシクロヘキサノール、2,2,6−トリメチルシクロヘキシル−3−ヘキサノール、アセトアルデヒド、n−バレロアルデヒド、イソバレルアルデヒド、n−ヘキサール、n−ヘプタナール、n−オクタナール、n−ノナナール、1−デカナール、ウンデカナール、ドデカナール、トリデカナール、テトラデカナール、2−ペンテナール、cis−3−ヘキセナール、trans−2−ヘキセナール、trans−2−ヘプテナール、4−ヘプテナール、trans−2−オクテナール、trans−2−ノネナール、cis−6−ノネナール、trans−4−デセナール、cis−4−デセナール、trans−2−デセナール、10−ウンデセナール、trans−2−ウンデセナール、trans−2−ドデセナール、3−ドデセナール、trans−2−トリデセナール、2,4−ヘキサジエナール、2,4−ヘプタジエナール、2,4−オクタジエナール、2,4−ノナジエナール、2,6−ノナジエナール、2,4−デカジエナール、2,4−ウンデカジエナール、2,4−ドデカジエナール、カンフォレンアルデヒド、n−シクロシトラール、イソシクロシトラール、サフラナール、トリプラール、3−プロピルビシクロ〔2,2,1〕−5−ヘプテン−2−カルボキシアルデヒド、センテナール、デュピカール、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、2−オクタノン、3−オクタノン、2−ノナノン、3−ノナノン、2−ウンデカノン、2−tリデカノン、ジアセチル、2,3−ペンタジオン、2,3−ヘキサジオン、3,4−ヘキサジオン、2、3−ヘプタジオン、アミルシクロペンタノン、アミルシクロペンテノン、2−シクロペンチルシクロペンタノン、ヘキシルシクロペンタノン、ヘプチルシクロペンタノン、メチルトリメチルシクロペンテニルブテノール、バクダノール、cis−ジャスモン、ジヒドロジャスモン、イソジャスモン、トリメチルペンチルシクロペンタノン、シクロテン、マルト−ル、3,3−ジメチルシクロヘキシルメチルケトン、1−アセチル−3,3−ジメチル−1−シクロヘキセン、3−メチル−5−プロピル−2−シクロヘキセノン、メチルシクロシトロン、シクロヘキセニルシクロヘキサノン、ダマセノン、ダマスコン、イソダマスコン、イリトン、ヨノン、プソイドヨノン、メチルヨノン、メチルイリトン、イロン、アリルヨノン、2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセン−1,4−ジオン、2−アセチル−3,3−ジメチルノルボルナン、フロレックス、プリカトン、カシュメラン、イソ・イー・スーパー、トリモフィックス、O−メチルヘキシルエ−テル、デシルメチルエーテル、デシルビニルエーテル、トリシクロデセニルメチルエーテル、ジュニパローム、シクロドデシルメチルエーテル、1−メチルシクロドデシルメチルエーテル、フィゼオール、2−ヘプチルテトラヒドロフラン、テアスピラン、テアスピロン、2−オキサスピロ〔4.7〕ドデカン、ムスコゲン、13−オキサビシクロ〔10.3.0〕ペンタデカン、アンブロキサン、グリサルバ、2,2,6−トリメチル−6−ビニルテトラヒドロピラン、2−ブチル−4,6−ジメチルジヒドロピラン、ルボフロア、ファントリド、酢酸、プロピオン酸、ピルビン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ヘキサン酸、2−ヘキセン酸、4−ペンテン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、2−デセン酸、ウンデシレン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、レブリン酸、乳酸、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、アンゲリカラクトン、γ−ヘキサラクトン、γ−ヘプタラクトン、γ−オクタラクトン、γ−ノナラクトン、ウイスキ−ラクトン、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、γ−ドデカラクトン、γ−ジャスモラクトン、ジャスミンラクトン、シスジャスモンラクトン、ジャスモラクトン、メンタラクトン、n−ブチルフタリド、プロピリデンフタリド、ブチリデンフタリド、δ−ヘキサラクトン、4,6,6(4,4,6)−トリメチルテトラヒドロピラン−2−オン、δ−オクタラクトン、δ−ノナラクトン、δ−デカラクトン、δ−2−デセノラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトン、δ−トリデカラクトン、δ−テトラデカラクトン、ラクトスカトン、クマリン、ジヒドロクマリン、シクロヘキシルラクトン、6−メチルクマリン、ε−デカラクトン、ε−ドデカラクトン、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチル、ギ酸アミル、ギ酸イソアミル、ギ酸ヘキシル、ギ酸cis−3−ヘキセニル、ギ酸オクチル、アフェルマ−ト、ギ酸オキシオクタリン、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸アミル、酢酸ブチル、酢酸ヘキシル、酢酸cis−3−ヘキセニル、酢酸trans−2−ヘキセニル、酢酸ヘプチル、酢酸オクチル、酢酸ノニル、酢酸デシル、酢酸デセニル、酢酸ノナンジオール、酢酸ドデシール、ジアセチル、ジアセチン、トリアセチン、シクロペンチリデン酢酸メチル、酢酸シクロヘキシル、シクロヘキシルエチル、酢酸2,4−ジメチル−3−シクロヘキセニルメチル、ロザムスク、酢酸トリシクロデセニル、酢酸フルフリル、酢酸テトラヒドロフルフリル、酢酸3−ペンチルテトラヒドロピラニル、酢酸5−メチル−3−ブチルテトラヒドロピラニル、アセト酢酸エチル、シクロペンチリデン酢酸メチル、シクロヘキシル酢酸アリル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸プロピル、プロピオン酸アリル、プロピオン酸ブチル、プロピオン酸アミル、プロピオン酸ヘキシル、プロピオン酸cis−3−ヘキセニル、プロピオン酸trans−2−ヘキセニル、プロピオン酸デセニル、プロピオン酸トリシクロデセニル、酪酸メチル、酪酸エチル、酪酸プロピル、酪酸アリル、酪酸ブチル、酪酸アミル、酪酸ヘキシル、酪酸ヘプチル、酪酸cis−3−ヘキセニル、酪酸trans−2−ヘキセニル、酪酸オクチル、酪酸テトラヒドロフルフリル、2−エチル酪酸アリル、3−ヒドロキシ酪酸エチル、吉草酸メチル、吉草酸エチル、吉草酸ブチル、吉草酸cis−3−ヘキセニル、吉草フルフリル酸、ヘキサン酸メチル、ヘキサン酸エチル、ヘキサン酸プロピル、ヘキサン酸アリル、ヘキサン酸ブチル、ヘキサン酸アミル、ヘキサン酸ヘキシル、ヘキサン酸cis−3−ヘキセニル、ヘキサン酸trans−2−ヘキセニル、ヘキサン酸ヘプチル、オクタン酸メチル、オクタン酸エチル、オクタン酸アミル、オクタン酸ブチル、オクタン酸プロピル、オクタン酸アリル、オクタン酸ヘキシル、オクタン酸ヘプチル、オクタン酸オクチル、2,4−デカジエン酸エチル、2−デセン酸エチル、ミリスチン酸エチル、パルミチン酸エチル、オレイン酸メチル、クロトン酸エチル、クロトン酸シクロヘキシル、レブリン酸エチル、レブリン酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ブチル、乳酸cis−3−ヘキセニル、ブチリル乳酸ブチル、ピルビン酸エチル、フル酸メチル、フル酸エチル、フランアクリル酸プロピル、ヘプチンカルボン酸メチル、コハク酸ジエチル、アジピン酸ジエチル、cis−3−ヘキセナ−ルジエチルアセタール、ベンジルアルコール、アニスアルコール、β−フェニルエチルアルコール、α−フェニルエチルアルコール、メチルβ−フェニルエチルアルコール、2−メトキシフェニルエチルアルコール、α−プロピルフェニルエチルアルコール、3−フェニルプロピルアルコール、シンナミックアルコール、バニリルアルコール、フルフリルアルコール、アニソール、p−クレジルメチルエーテル、p−エチルフェノール、チャビコール、エストラゴール、アネトール、グアヤコール、クレオゾール、ベラトロール、ハイドロキノンジメチルエーテル、レゾルシンジメチルエーテル、2,6−ジメトキシフェノール、4−エチルグアヤコール、イソオイゲノール、ジヒドロオイゲノール、バニトロープ、メチルオイゲノール、メチルイソオイゲノール、エチルイソオイゲノール、ベンジルオイゲノール、ベンジルイソオイゲノール、ショウガオール、ジンゲロール、オイゲノール、ベンズアルデヒド、p−トリルアルデヒド、フェニルアルデヒド、p−メチルフェニルアセトアルデヒド、フェニルプロピオンアルデヒド、シンナミックアルデヒド、サリチルアルデヒド、アニスアルデヒド、O−メトキシベンズアルデヒド、O−メトキシシンナミックアルデヒド、バニリン、エチルバニリン、メチルバニリン、ヘリオトロピン、フェノオキシアセトアルデヒド、p−メチルフェノオキシアセトアルデヒド、マグノラン、ベンズアルデヒドジメチルアセタール、ベンズアルデヒドジエチルアセタール、ベンズアルデヒドプロピレングリコールアセタール、フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール、フェニルアセトアルデヒドエチレングリコールアセタール、フェニルアセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、ヘリオトロピンジメチルアセタール、ヘリオトロピンジエチルアセタール、ヘリオトロピンプロピレングリコールアセタール、アセトフェノン、プロピオフェノン、p−メチルアセトフェノン、p−メトキシアセトフェノン、ベンジリデンアセトン、ラズベリーケトン、アニスケトン、アニシルアセトン、アニシリデンアセトン、ジンゲロン、ヘリオトロピルアセトン、α−メチルアニサルアセトン、ホルミルエチルテトラメチルテトラリン、ビタライド、ガラクソリド、トナリド、安息香酸、フェニル酢酸、ケイ皮酸、3−フェニルプロピオン酸、バニリン酸、ギ酸ベンジル、ギ酸シンナミル、ギ酸フェニルエチル、ギ酸アニシル、ギ酸オイゲニル、酢酸ベンジル、酢酸p−クレジル、酢酸フェニルエチル、酢酸スチラリル、酢酸p−メチルベンジル、酢酸アニシル、酢酸ピペロニル、アセチルバニリン、酢酸2,4−ジメチルベンジル、酢酸シンナミル、フェニルプロピル、アセチルオイゲノール、アセチルイソオイゲノール、フェニルグリコールジアセテート、プロピオン酸ベンジル、プロピオン酸スチラリル、プロピオン酸アニシル、プロピオン酸フェニルエチル、プロピオン酸シンナミル、プロピオン酸フェニルプロピル、プロピオン酸フェノキシエチル、3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸エチル、酪酸ベンジル、酪酸シンナミル、酪酸フェニルエチル、吉草酸ベンジル、吉草酸フェニルエチル、ヘキサン酸ベンジル、オクタン酸ベンジル、オクタン酸p−クレジル、ノナン酸フェニルエチル、ドデカン酸ベンジル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸アリル、安息香酸ヘキシル、安息香酸cis−3−ヘキセニル、安息香酸ベンジル、安息香酸フェニルエチル、安息香酸シンナミル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、オ−メトキシ安息香酸メチル、o−メトキシ安息香酸エチル、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸エチル、フェニル酢酸イソプロピル、フェニル酢酸ブチル、フェニル酢酸ヘキシル、フェニル酢酸cis−3−ヘキセニル、フェニル酢酸ベンジル、フェニル酢酸フェニルエチル、フェニル酢酸p−クレジル、フェニル酢酸オイゲニル、フェニル酢酸イソオイゲニル、ケイ皮酸メチル、ケイ皮酸エチル、ケイ皮酸プロピル、ケイ皮酸アリル、ケイ皮酸リナリル、ケイ皮酸ベンジル、ケイ皮酸シンナミル、ケイ皮酸フェニルエチル、サリチル酸メチル、サリチル酸エチル、サリチル酸ブチル、サリチル酸アミル、サリチル酸ヘキシル、サリチル酸cis−3−ヘキセニル、サリチル酸シクロヘキシル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸フェニルエチル、サリチル酸p−クレジル、フェノキシ酢酸アリル、フェニルプロピオン酸エチル、メチルアトラレート、フェニルグリシド酸メチル、フェニルグリシド酸エチル、3−メチル−3−フェニルグリシド酸エチル、p−メチル−β−フェニルグリシド酸エチル、アセチルピロール、インドール、スカトール、2−アセチルピリジン、マリティマ、6−メチルキノリン、6−イソプロピルキノリン、イソブチルキノリン、2−アセチルキノリン、2,3−ジメチルピラジン、2−イソプロピル−3−メトキシピラジン、2−イソブチル−3−メトキシピラジン、2−sec−ブチル−3−メトキシピラジン、トリメチルピラジン、ゲラニルニトリル、シトロネニルニトリル、5−フェニル−3−メチル−2−ペンテンニトリル、3,7−ジメチル−2,6−ノナジエンニトリル、シナモンニトリル、クミンニトリル、ドデカンニトリル、トリデセン−2−ニトリル、5−メチル−3−ヘプタノンオキシム、ジメチルスルフィド、2−メチル−4−プロピル−1,3−オキサチアン、イソチアン酸アリル、p−メンタン−8−チオール−3−オン、p−メンテン−8−チオール、β−メチルチオプロピオン酸メチルアントラニル酸メチル、アントラニル酸エチル、アントラニル酸ブチル、アントラニル酸cis−3−ヘキセニル、アントラニル酸フェニルエチル、アントラニル酸シンナミル、N−メチルアントラニル酸メチル、インドール、スカトール、ヒドロキシシトロネラール−メチルアントラニル酸シッフ塩基、トリプラール−メチルアントラニル酸シッフ塩基、リリアール−メチルアントラニル酸シッフ塩基、リラール−メチルアントラニル酸シッフ塩基、ムスコン、シベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノン、シクロペンタデカノリド、12−ケトシクロペンタデカノリド、アンブレットリド、シクロヘキサデカノリド、10−オキサ−16−ヘキサデカノリド、11−オキサ−16−ヘキサデカノリド、12−オキサ−16−ヘキサデカノリド、エチレンブラシレート、 エチレンドデカンジオエート、オキサヘキサデセン−2−オン、14−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリドムスクケトン、ムスクアンブレット、ムスクキシロール、ムスクチベテン、ムスクモスケンファントリド、セレストリド、トラセオリド、ホルミルテトラメチルテトラリン、トナリド、ビタライド、ガラクソリド等が挙げられる。本発明における香料の配合量は、エアゾールスプレー組成物の総量を基準として、使用者がその香りを楽しむことができるのに十分な配合量として0.5〜20質量%(以下、%と略す。)であり、1〜10%がより好ましい。 本発明で用いられる前記一般式1で示されるシリコーンは、R1はメチル基または一部がフェニル基を表し、R2はR3と同一またはメチル基または水酸基を表し、R3は式R4Z{R4は3〜6の炭素原子を有する2価のアルキレン基を表し、Zは−NR52、−N+R53A−、−NR5(CH2)aN+R53A−および−NR5(CH2)aN(R5)C=O(R6)〔R5は水素または1〜4の炭素原子を有するアルキル基を表し、R6は1から4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Aは塩素、ヨウ素または臭素原子を表し、aは2〜6の整数である〕からなる群から選ばれる1価の基を表す。}で表し、m+nは50〜2,500の整数で表されるのものである。m+nの値が50未満の場合、香りの持続性が弱く、また毛髪に対して違和感を生じ、またm+nの値が2,500を超えるとシリコーンの洗い落ちが悪くなり、毛髪に蓄積して、髪のごわつきを生じ好ましくない。これらシリコーンの分子量としては、5000〜20万であり、性状は流動性のある粘性で、25℃において50〜350万mm2/sの粘度を示すものである。具体的な構造を化学式で示すと、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコノール、末端水酸基メチルフェニルポリシロキサン、アミノ基またはアンモニウム基変性シリコーンなどがあげられる。これらシリコーンは市販されており、それらを例示すると、信越化学工業社製のKF−96A(50cs〜300cs)、KF−50(100cs〜300cs)、KF−53、KF−54、KF−56、KF−96H(1万cs〜100万cs)、KF−8015、KF−8017、KF−8020、東レダウコーニングシリコーン社製のSH200C(100cs〜350万cs)、GE東芝シリコーン社製のTSF−451(50cs〜100万cs)、TSF431、TSF433、TSF437、SF1550、TSF484、TSF4707、TSF4705等があげられる。 本発明においてシリコーンの配合量は、エアゾールスプレー組成物の総量を基準として0.1〜10%であり、0.5〜5%がより好ましい。0.1%未満では十分な効果が得られず、10%を超えると毛髪へ不均一に付着してかえってごわつき等を生じ好ましくない。 本発明においては、上記のシリコーンを安定に溶解する目的で、揮発性油を配合することがあり、揮発性油としては、沸点が100〜260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素、珪素数が2〜8の揮発性シリコーン、メチルトリストリメチルシロキシシランがあげられる。沸点が100〜260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素は、イソブテンとn−ブテンを共重合したものを水素添加して得られる炭素数12〜28の軽質流動イソパラフィン、石油から精製して得られる揮発性の炭化水素混合物である炭素数6〜30の軽質流動パラフィンがあげられ、例えば、日本油脂社製のNAS−3、NAS−4、NAS−5、エクソン社製のアイソパーC、同D、同E、同E、同G、同H、同K、同L、同M、シェル社製のシェルゾール71、日本石油化学社製の日石アイメゾール300、同400、フィリップ社製のソルトロール100、同130、同22等があげられる。珪素数が2〜8の揮発性シリコーンとしては、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、テトラデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルトリシロキサンおよびデカメチルテトラシロキサン等であり、それらの市販品を例示すると、信越化学工業社製のKF−96A−1cs、KF−96A−1.5cs、KF−995、東レダウコーニングシリコーン社製のSH244、SH344、SH245、DC345、DC246、SH200C−1cs、SH200C−1.5cs、GE東芝シリコーン社製のTSF404、TSF405、TSF4045、TSF451−1A、TSF451−1.5A等があげられる。メチルトリストリメチルシロキシシランは、別名メチルトリメチコンであり、市販品を例示すると信越化学工業社製のTMF−1.5等があげられる。 本発明においては、これら揮発性油の中から、シリコーンを溶解し、エアゾール耐圧容器内でシリコーンが析出しない目的で使用され、そのの配合量は、シリコーン量に応じて適宜選択される。シリコーンの配合量を基準として、通常0.1〜100倍の値で配合される。 本発明に用いる低級アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等が挙げられ、この中でもエタノールが特に好ましい。これらの低級アルコールは単独で用いてもよいし、2種以上を組合せても良い。低級アルコールの配合量としては、エアゾールスプレー組成物の総量を基準として10〜70%であり、より好ましくは20〜60%である。10%未満の場合、乾燥性が遅く使用性が悪くなり、また70%を超えるとぱさつきを生じやすくなる。 本発明で用いられる噴射剤としては、フロン11、フロン12、フロン21、フロン113、フロン114、フロン134a等のフロンガス、プロパン、イソブタン、ノルマルブタン等の液化石油ガス、及ジメチエルエーテル等の液化ガス等が挙げられる。また、これらに加えて炭酸ガス、窒素ガス、酸素ガス等を用いても良い。 これらの噴射剤はそれぞれ単独で、又は2種以上を混合して使用しても良く、その配合量はエアゾールスプレー組成物の総量を基準として、20〜80%であり、好ましくは30〜70%である。配合量が20%未満では霧が粗くなり、80%を越えて配合すると霧状態が細かくなりすぎて上手く頭髪につかない状態となる。 また本発明のエアゾールスプレー組成物には、前記の各成分に加えて必要に応じて、かつ本発明の効果を損なわない範囲において、通常化粧品や医薬品等に用いられる成分、例えば、抗老化薬剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、防腐剤、pH調整剤、洗浄剤、乾燥剤、乳化剤、粉末成分、色材、水性成分、水、各種毛髪栄養剤を必要に応じて適宜配合することができる。 その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、リゾフォスファチジルコリンやリゾフォスファチジン酸、大豆調製物等のラミニン5産生促進薬剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、多様な目的から、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、ウコン抽出物、サイコ抽出物、イブキジャコウ抽出物、ヒオウギ抽出物、アセンヤク抽出物、ブナの芽抽出物、加水分解カゼイン、米抽出物加水分解液、米ぬか抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、チオタウリン、ヒポタウリン、マジョラム抽出物、シリカ被覆酸化亜鉛、イチヤクソウ抽出物、キシリトール、アルギニン及びその塩酸塩、セリン、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB2類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等のビタミン類なども適宜配合することができる。化粧品、医薬部外品、医薬品等において一般的に用いられる各種の成分、例えば、水、油分、保湿剤、増粘剤、色素、香料、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、溶剤、抗炎症剤、抗アンドロゲン剤、育毛剤、抗酸化剤、清涼剤、生薬抽出物やビタミン類等を適宜配合することができる。 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。尚、実施例に先立ち、各実施例で採用した評価方法を説明する。尚、以下の実施例および比較例で使用した香料は下記の組成のものである。(香料成分名) (質量部)ベルガモットオイル 100.0レモンオイル 30.0オレンジオイル 10.0マンダリンオイル 5.0グレープフルーツオイル 5.0エチルリナロール 10.0リナロール 20.0リナリールアセテート 19.0スチラリルアセテート 1.0シス3ヘキセノール 1.0シス3ヘキセニルアセテート 0.5ガルバナムオイル 0.1アリルアミルグリコレート 0.2タジェットオイル 0.2イランイランエキストラ 1.0ラベンダーオイル 5.0ローズマリーオイル 5.0ベンジルアセテート 10.0メチルジヒドロジャスモナート 100.0ローズオイル 10.0ローズアブソリュート 5.0ゼラニュウムオイル 10.04−(4−ヒドロキシ−4−メチル−ペンチル−3− シクロヘキセン−1−カルボキシアルデヒド(;リラール) 80.0ベンジルサリシレート 30.0p−t−ブチル−α−メチルヒドロシンナミックアルデヒド (;リリアール) 50.05−(2,2,6−トリメチル−2−シクロヘキセニル) −3−メチル−3−ブテン−2−オン (;α−イソメチルヨノン) 20.02−メチル−3−(4−イソプロピルフェニル)− プロパノール(;シクラメンアルデヒド) 5.0シスジャスモン 0.5ジャスミンアブソリュート 0.5インドール 0.1α−ヘキシルシンナミックアルデヒド 8.01−(2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセン−1 −イル)−2−ブテン−2−オール (;α−ダマスコン) 0.54−メチル−2−(2−メチル−1−プロペニル)−テトラ ヒドロフラン(;ローズオキサイド) 0.1フェニルエチルアルコール 10.0シトロネロール 7.0ゲラニオール 5.0オイゲノール 5.0ヘリオトロピン 10.0クマリン 5.0バニリン 0.8エチルバニリン 0.24−(4−ヒドロフェニル)−2−ブタノン(;ラズベリーケトン) 2.01−(2−t−ブチルシクロヘキシルオキシ)−2 −ブタノール(;アンバーコア) 5.03α,6,6,9α−テトラメチルドデカハイドロナフト 〔2,1−b〕フラン(;アンブロキサン) 1.07−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8− オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチル ナフタレン(;イソ・イー・スーパー) 100.07−シクロヘキサデセノリド(;アンブレトリッド) 1.0セドリルメチルエーテル(;セドランバー) 20.0セドリルメチルケトン(;ベルトフィックス) 60.02−(2,4−ジメチルシクロヘキシ−3−エン−1−イル) −5−メチル−5−(1−メチルプロピル)−1,3 −ジオキサン(;カラナール) 5.0サンダルウッドオイル 25.0α−サンタロール 5.0β−サンタロール 3.0ベンゾインレジノイド 1.0オポポナックスオイル 1.03−メチル−5−(2,2,3−トリメチル−3− シクロペンテン−1−イル)−ペンタン− 2−オ−ル(;サンダロア) 5.02−エチル−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン− トイル)−2−ブテン−1−オ−ル(;バクダノール) 5.03,3ジメチル−5−(2,2,3−トリメチル−3− シクロペンテン−1−イル)−4−ペンテン−2−オール (;ポリサントール) 1.02−メチル−4−(2,2,3−トリメチル−3− シクロペンテン−1−イル)−2−ブテン−1−オール (;サンダルマイソールコア) 10.03−メチルシクロペンタデカノン(;ムスコン) 1.39−シクロペンタデセン−1−オン(;シベトン) 1.0シクロペンタデカノン 5.0シクロペンタデカノリド 10.05−シクロヘキサデセン1−オン(;TMII) 20.0エチレンブラシレート(;ムスクT) 20.0エチレンドデカンジオエート(;C14ムスク) 5.05−ターシャリーブチル−1,2,3トリメチル−4,6− ジニトロベンゼン(;ムスクチベチン) 0.16−アセチル1,1,2,3,3,5ヘキサメチルインダン (;ファントリッド) 0.24−アセチルジメチル−6−t−ブチル11ジメチルインダン (;セレストリッド) 0.76−アセチル−1,1,2,4,4,7−ヘキサメチルテトラリン (;トナリッド) 1.0パチュリーオイル 1.0セダーウッドオイル アトラス 3.54,6,6,7,8,8−ヘキサメチル−1,3,4,6,7,8 −ヘキサヒドロシクロペンタベンゾピラン(;ガラクソリッド) 95.0γ−ウンデカラクトン 0.1γ−デカラクトン 0.4 計 1000.0(1)香りの持続性 実施例および比較例に示すエアゾールスプレー組成物を人毛よりなる毛束(長さ15cm、重さ5g)に5秒間噴射塗布し、塗布直後の香りと2時間後の香りについて、専門の検査員10名により評価した。尚、評価基準は以下の通りである。 ◎:香りの持続性が高いと答えた人が8名以上 ○:香りの持続性が高いと答えた人が6名以上、8名未満 △:香りの持続性が高いと答えた人が4名以上、6名未満 ×:香りの持続性が高いと答えた人が5名未満(2)霧の細かさ、均一性 実施例および比較例に示すエアゾールスプレー組成物を25℃において20cm離れた水筆用紙(三島製紙社製)に向け噴射し、その噴霧状態を評価した。尚、評価基準は以下の通りである。 ○:霧が均一で、細かい △:霧が均一であるが、やや粗い ×:霧が不均一で、粗い(3)艶、滑らかさ、ぱさつきの無さ 実施例および比較例に示すエアゾールスプレー組成物を女性パネラー20名によって使用し、艶、滑らかさ、ぱさつきの無さについての使用特性を評価した。評価基準は以下の通りである。 ◎:良いと答えた人数が15人以上 ○:良いと答えた人数が10名以上14名以下 △:良いと答えた人数が5名以上9名以下 ×:良いと答えた人数が4人以下実施例1〜8、比較例1〜8 表1に示す処方のエアゾールスプレー組成物を常法に従って作成し、前記の諸試験を実施して評価を行った。その結果を併せて表1に示す。 表1から明らかなように、本発明のエアゾールスプレー組成物は、比較例と比べて明らかに香りの持続性、霧の均一性および細かさ、艶、滑らかな感触、ぱさつき感の無さに関する試験のいずれの評価においても優れていた。 以下、本発明毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例のエアゾールスプレー組成物についても、上記の香りの持続性、霧の均一性および細かさ、艶、滑らかな感触、ぱさつき感の無さに関する試験を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。実施例9 配合量(%)(1)香料 2.5(2)シリコーン 0.5 (商品名:KF−96H(10万cs)、信越化学工業社製) (3)エタノール 34.3(4)軽質流動イソパラフィン 10.0(5)ジメチルポリシロキサン 1.0 (商品名:L−45、日本ユニカー社製) (6)植物性スクワラン 0.5(7)エチルグルコシド 1.0(8)オリーブ油 0.1(9)ツバキ油 0.1(10)液化石油ガス 50.0 (20℃圧力3.0kg/cm2) (製法)(2)、(4)〜(5)を均一に混合溶解し、これを原液Aとする。(1)、(3)、(6)〜(9)を均一に混合溶解し、これを原液Bとする。エアゾール用耐圧容器に原液A、原液Bを充填し、クリンプした後、(10)を充填してエアゾルスプレー組成物を得た。実施例10 配合量(%)(1)香料 3.0(2)シリコーン 0.5 (商品名:KF−96H(5万cs)、信越化学工業社製) (3)シリコーン 2.5 (商品名:KF−96A(5000cs)、信越化学工業社製) (4)エタノール 41.9(5)軽質流動イソパラフィン 5.0(6)ジプロピレングリコール 5.0(7)流動パラフィン 1.0(8)イソステアリルアルコール 1.0(9)ホホバ油 0.1(10)液化石油ガス 40.0 (20℃圧力3.5kg/cm2) (製法)(2)、(3)、(5)および(7)を均一に混合溶解し、これを原液Aとする。(1)、(4)、(6)、(8)及び(9)を均一に混合溶解し、これを原液Bとする。エアゾール用耐圧容器に原液A、原液Bを充填し、クリンプした後、(10)を充填してエアゾルスプレー組成物を得た。 以上記載の如く、本発明は、頭髪に使用したときに、香りの持続性に優れ、霧が細かく均一に塗布でき、かつ頭髪にきしみを与えずなめらかな感触に仕上げ、ぱさつき感のないエアゾールスプレー組成物を提供でき、極めて有用である。(A)香料を0.5〜20質量%(B)一般式1:[式中、R1はメチル基または一部がフェニル基を表し、R2はR3と同一またはメチル基または水酸基を表し、R3は式R4Z{R4は3〜6の炭素原子を有する2価のアルキレン基を表し、Zは−NR52、−N+R53A−、−NR5(CH2)aN+R53A−および−NR5(CH2)aN(R5)C=O(R6)〔R5は水素または1〜4の炭素原子を有するアルキル基を表し、R6は1から4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Aは塩素、ヨウ素または臭素原子を表し、aは2〜6の整数である〕からなる群から選ばれる1価の基を表す。}で表し、m+nは50〜2,500の整数を表す。]で表されるシリコーンを0.1〜10質量%(C)低級アルコールを10〜70質量%(D)噴射剤を20〜80質量%揮発性油を含有することを特徴とする頭髪用エアゾールスプレー組成物。(A)香料を0.5〜20質量%(B)ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコノール、末端水酸基メチルフェニルポリシロキサン、アミノ基またはアンモニウム基変性シリコーンから選ばれる、25℃において50〜350万mm2/sの粘度を示すシリコーン(C)低級アルコールを10〜70質量%(D)噴射剤を20〜80質量%揮発性油を含有することを特徴とする頭髪用エアゾールスプレー組成物。