生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_D−カイロイノシトールの管理試料
出願番号:2003549365
年次:2009
IPC分類:C07C 29/92,C07C 35/14


特許情報キャッシュ

坪井 五三美 田口 路比呂 JP 4386730 特許公報(B2) 20091009 2003549365 20021205 D−カイロイノシトールの管理試料 株式会社ビー・エム・エル 591083336 志村 光春 100103160 坪井 五三美 田口 路比呂 JP 2001374113 20011207 20091216 C07C 29/92 20060101AFI20091126BHJP C07C 35/14 20060101ALI20091126BHJP JPC07C29/92C07C35/14 C07C 29/92 C07C 35/14 JSTPlus(JDreamII) JST7580(JDreamII) 国際公開第94/008044(WO,A1) 特表平04−504001(JP,A) 明海歯学誌,1995年,24(1),p.235-241 6 JP2002012744 20021205 WO2003048177 20030612 9 20050712 近藤 政克 技術分野本発明は、特定の生体成分の検出を行う際に用いられる管理試料として用いられることが好適な成分に関する発明である。背景技術D−カイロイノシトールが、耐糖能障害の原因であるインスリン抵抗性の指標になり、糖尿病状態の診断に有用との報告がなされており、この知見により、尿中のD−カイロイノシトールを、糖尿病に関する診断の指標とする技術が提供されている(特表平4−504001号公報等)。D−カイロイノシトールを検出するに際しては、微量のD−カイロイノシトールの、鋭敏、かつ、簡便な検出手段を確立することが不可欠である。この点において、現在、D−カイロイノシトールの酵素法による検出方法が確立されている。酵素法による、D−カイロイノシトールの検出の一例として、例えば、以下の検出方法を挙げることができる(WO98/42863号公報等)。すなわち、この検出方法は、被験対象に、(1)NAD(P)類とチオNAD(P)類を補酵素として、カイロイノシトールを基質として可逆反応をなすデヒドロゲナーゼを、(2)NAD(P)類と、(3)チオNAD(P)類の存在下に作用させて、この酵素反応によって変化する、系中の還元型NAD(P)類、または、還元型チオNAD(P)類の量を検出することにより、被験対象におけるカイロイノシトールを定量検出する方法である。この酵素法による、D−カイロイノシトールの検出は、鋭敏、かつ、簡便な、非常に優れた方法である。このような尿中のD−カイロイノシトールの検出をするに際して問題になるのは、D−カイロイノシトール測定における標準とし、また、測定機器や施設間、あるいはデータの継続性等の管理精度の基準として使用する「管理試料」を得ることである。この点、尿中のD−カイロイノシトールについて考えると、一般的に試薬として提供されているD−カイロイノシトールと、尿中に存在するD−カイロイノシトールとは、異なる物質であり、一般的なD−カイロイノシトールの試薬が、尿中のD−カイロイノシトールを検出するための管理試料として、必ずしも好適ではない可能性が認められる。本発明が解決すべき課題は、尿中のD−カイロイノシトールを検出する際に用い得る、好適な管理試料について、検討して、その知見を基に、尿中のD−カイロイノシトールの検出に用い得る、真に好適な管理試料を提供することにある。発明の開示本発明者は、この課題の解決に向けて検討を行った。その結果、驚くべきことに、尿中に存在するD−カイロイノシトールは、一般的に試薬として提供されているD−カイロイノシトールとは異なっていることを見出した。そして、この尿由来のD−カイロイノシトールを管理試料として用いることにより、尿中のD−カイロイノシトールを、さらに的確に検出して、これを、一層優れた糖尿病に関する指標とすることが可能であることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、哺乳動物の尿から得られる、少なくともD−カイロイノシトール相当成分、糖アルコール類および糖類を有する試料を、強陰イオン交換カラムに通して分離することにより、D−カイロイノシトール相当成分を得る、D−カイロイノシトール相当成分の製造方法(以下、本製造方法ともいう)により得られる、D−カイロイノシトール相当成分(以下、本成分ともいう)を提供する発明である。また、本発明は、本成分を、ヒト尿中のD−カイロイノシトールを検出する際の管理試料として用いる、本成分の使用方法(以下、本使用方法ともいう)を提供する発明でもある。なお、上記の「管理試料として用いる」とは、管理試料の基本成分として用いることと、管理試料そのものとして用いることの双方の意味を有するものとする。また、本発明は、本成分、並びに、少なくとも、本成分、糖アルコール類および糖類を除いた哺乳動物の尿を含有する、D−カイロイノシトール組成物(以下、本組成物ともいう)を提供する発明でもある。なお、本発明において、D−カイロイノシトール組成物とは、検体中のD−カイロイノシトールを検出する際に用いられる管理試料としての用途を有する組成物を意味するものとする。発明を実施するための最良の形態以下、本発明の実施の形態を説明する。D−カイロイノシトール(chiro−inositol)は、下記の構造式で表されるイノシトール〔C6H6(OH)6〕の異性体の一つである。この構造式で表されるD−カイロイノシトールは、常法により得ることも可能であり、市販品も提供されている。本成分を得るために用いる哺乳動物の尿は、特に限定されず、例えば、人尿、馬尿、牛尿、豚尿等を挙げることができるが、尿中のD−カイロイノシトールを検出する対象はヒトであるから、人尿を用いることが好適である。人尿(以下、特に断わらない限り、非糖尿病人の尿を意味する)は、市販品等によって、容易に確保することが可能である。本成分は、上記のD−カイロイノシトールとは、非常に近似した物質であるが、何らかの理由により、D−カイロイノシトールの純品とは異なる成分である(これについては、実施例の欄において述べる)。本成分は、哺乳動物の尿の、D−カイロイノシトールに相当する画分を、各種の分画手段を用いて分画することにより得ることができる。分画手段としては、例えば、透析、蛋白沈澱剤処理、塩析剤処理、限外濾過処理、ゲル濾過処理、イオン交換カラムを用いた高速液体クロマトグラフィー等を挙げることができる。これらの分画手段の中でも、少なくとも本成分、糖アルコール類および糖類を有する試料から、本成分のみを、特異的に分画することができる手段を選択することが好適である。この試料は、尿に、上述した、蛋白沈澱剤処理、塩析剤処理、限外濾過処理、ゲル濾過処理等の除蛋白質処理を行って、夾雑蛋白質を除いた除蛋白尿であることが好適である。本成分の特異的分画手段としては、強陰イオン交換基が導入された樹脂が充填された、強陰イオン交換カラムを用いた、イオン交換カラムを用いた高速液体クロマトグラフィーを挙げることができる。この強陰イオン交換カラムは、特に限定されないが、例えば、4級アンモニウム基が導入された強陰イオン交換樹脂を充填したカラムを、好適な例として挙げることができる。4級アンモニウム基としては、トリメチルアンモニウム基、トリエチルアンモニウム基等のトリ低級(C1〜C4)アルキルアンモニウム基、また、ヒドロキシジエチルジメチルアンモニウム基等のヒドロキシ低級(C1〜C4)アルキル・ジ低級(C1〜C4)アンモニウム基等が挙げられる。強陰イオン交換基が導入された樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール系、ポリエチレングリコール系、ポリアクリルアミド系、ポリ(メタ)アクリレート系、ポリスチレン系(例えば、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体等)が挙げられる。好適な強陰イオン交換カラムとして、さらに具体的には、COSMOGEL QA(ナカライテスク社製)、MONO Q、QAE−Sephadex、Q−Sepharose(ファルマシア社製)、Shodex TM(昭和電工社製)、QAE−Toyoparl(東ソー社製)、Nucleosil 100−SB(ナーゲル社製)、Partisil 10 SAX(ワットマン社製)、Seprealyte SAX、Bond Elute SAX(アナリティカル インターナショナル社製)、QA−Trisacryl(IBF社製)、Sephabeads FP−QA(三菱化学社製)、QAE−Cellulose(チッソ社製)、CarboPac PA1、PA10、PA100:MAI(DIONEX社製)、糖分析用カラム(資生堂社製)等が挙げられる。これらの中でも、特に好適なカラムとしては、流速0.05〜0.2ml/minで、移動相を通液した場合に、高感度が得られる、内径0.1〜3.0mm程度のカラムが挙げられるが、その例として、スチレンジビニルベンゼン共重合体に、4級アンモニウム基が導入された糖分析用カラム(内径2mm:資生堂社製)が挙げられる。用いられる移動相のpHは、D−カイロイノシトール相当成分が、電気化学的に検出されるために、D−カイロイノシトールが十分にイオン化するpHであることが好適であり、pH11〜14が、特に好適であり、最も好適には、pH12〜14である。また、具体的な移動相の種類として、前記のpHに調整可能なものであれば、特に限定されないが、例えば、CAPS(3−Cyclohexylaminopropansulfonic acid)等のグッド緩衝液、ホウ酸ナトリウム−水酸化ナトリウム水溶液、炭酸水素ナトリウム−水酸化ナトリウム水溶液、リン酸水素2ナトリウム−水酸化ナトリウム水溶液等の生化学用緩衝液、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水溶液等が挙げられる。これらのアルカリ移動相として、生化学用緩衝液またはグッドの緩衝液を用いる場合には、10〜1000mM、好適には、20〜500mMの濃度に調整して用いればよく、アルカリ金属水溶液としては、0.01〜5M、好適には、0.02〜1Mの濃度に調整して用いることができる。電気化学的に、本成分を分画するために、本成分を検出する装置としては、高感度にD−カイロイノシトールが測定できる電気化学検出器であれば、特に限定されないが、測定毎の電極再生の必要がないパルス式電気化学検出器、例えば、パルス式電気化学検出器(資生堂社製)、電気化学検出器 ED−40(横河アナリィカルシステムズ社製)が好適である。電気化学検出器を用いる場合の測定電圧は、高感度にD−カイロイノシトールが測定できれば、特に限定されないが、一般的には、+10〜+1000mVが好適であり、+50〜+500mVが特に好適である。また、パルス式電気化学検出器を用いる場合のパルスの条件も、高感度にD−カイロイノシトールが測定できれば、特に限定されないが、一般的には、測定電圧と安定化時間を除いた測定時間は、+10〜+1000mV、10〜2000msecが好適であり、+50〜+500mV、30〜1000msecが特に好適である。安定化時間は、10〜2000msecが好ましく、30〜100msecが特に好ましい。また、同様に、パルス式電気化学検出器の電極の再生電圧、時間は、測定電圧以上の+300〜+2000mVの正電圧を、30〜1500msecが好適であり、測定電圧以上の+400〜+1500msecの正電圧を60〜1000msecおよび−1500〜−400mVを、60〜1000msecが最も好適である。このようにして、哺乳動物の尿からD−カイロイノシトールに相当する成分が検出された画分を、本成分の含有画分として用いることができる。この画分の本成分は、常法により、単離・精製をすることが可能である。また、この画分自体を、本成分として用いることができる。本成分は、凍結乾燥を行って保存等を行うことが好適である。凍結乾燥品の調製方法は、常法、例えば、−30〜−40℃で、試料を凍結し、減圧し、棚温−20〜4℃で、5〜100時間程度乾燥することにより、凍結乾燥品を調製することができる。前述したように、本成分は、尿中のD−カイロイノシトールを検出する際の管理試料として用いることに適しており、本使用方法において用いることができる。本使用方法における本成分の使用方法は、管理試料としての使用態様であれば特に限定されず、例えば、蒸留水に溶解させて用いる使用態様、生理食塩水や、リン酸緩衝液等の緩衝液に溶解させて用いる使用態様、人尿に溶解させて用いる使用態様等を行うことが可能である。この使用態様として、最も好適な態様の一つとして、基本的に、尿中のD−カイロイノシトールを検出する際の、検出試料と近似した形態、すなわち、人尿に本成分を溶解させた形態であることが好適である。この場合に用いることができる人尿は、前述の通り、非糖尿病患者の尿であり、かつ、D−カイロイノシトールを含めた低分子物質、具体的には、少なくとも、本成分、糖アルコール類および糖類が除かれた処理尿を用いることが好適である。この処理尿に、本成分を含有させることにより、尿蛋白質等の低分子物質以外の尿含有の典型成分は維持され、かつ、低分子物質としては、D−カイロイノシトールのみを含有する、尿中のD−カイロイノシトールを検出する際に用いる管理試料として、非常に好適な組成物(本組成物)とすることが可能である。本組成物における本成分の含有量(乾燥質量)は、非糖尿病患者の尿に準じた量であることが好適であり、一般的には、尿に対して0.15〜27質量%、好適には、同0.5〜18質量%程度を含有させることができる。また、本組成物にクレアニチンを含有させる場合には、一般的には、尿に対して1〜200μg/mg(D−カイロイノシトール/クレアニチン)、好適には、5〜150μg/mg(D−カイロイノシトール/クレアニチン)程度を含有させることができる。このように調製した本組成物を、適宜希釈を行って、検出対象中の本成分の検出を行うことにより、極めて信頼性の高い検量線を得ることができる。また、上記のようにして得た、本組成物は、凍結乾燥品として保存等を行うことができる。凍結乾燥の要領は、上述した常法に従い行うことができる。この本組成物の凍結乾燥品は、用時に適切な希釈を行い、用いることができる。本組成物には、上記の必須成分の他に、本発明の所期の効果を損なわない範囲で、他の任意成分、例えば、アルブミン、グロブリン、トランスフェリン、クレアニチン等を含有させることが可能である。実施例以下に実施例により、本発明を具体的に説明する。〔実施例1〕 本成分の分離試薬として、ミオイノシトール標準品、D−カイロイノシトール標準品(和光純薬社製)と、8N NaOHとHPLC用蒸留水(和光純薬社製)を用いた。非糖尿病患者の早朝第一尿0.5mlを、ゲル濾過カラム(PD−10ミニカラム:ファルマシア社製)に注入後、蒸留水4.5mlで溶出洗浄を行い、さらに、蒸留水5mlで溶出を行い、除蛋白質処理を行った尿分画を回収した。さらに、この分画を、tC18Seppak前処理カラム(Waters社製)で処理し、分離用試料とした。分離用試料を、高速液体クロマトグラフィー(ナノスペース:資生堂社製)に、2Φ×250mmSugarBEADを装着し、以下の条件で分離用試料の分画を行った。測定条件▲1▼流速:0.1ml/分▲2▼温度:25℃▲3▼検出条件:V1=0.20V,V2=0.65V,V3=−0.95V,T1=0.7秒,T2=0.3秒,T3=0.12秒▲4▼試料量:10μl▲5▼キャリアー:0.2N NaOHこの高速液体クロマトグラフィーの結果を、第1図と第2図に示す。第1図は、上記と同様の分離条件により分離した、20μMのミオイノシトールとD−カイロイノシトールの標準品(HPLC用蒸留水に溶解)についての結果を示すチャートである。上記の測定条件におけるミオイノシトール(6.45分)とD−カイロイノシトール(8.79分)の分離が確認された。第2図は、上記の分離用試料の、この高速液体クロマトグラフィーの結果を示すチャートである。このチャートにおいても、ミオイノシトールに相当するピーク(6.06分)とD−カイロイノシトールに相当するピーク(8.96分)が分離されて確認された。これらのそれぞれのピークに相当する画分を回収して、D−カイロイノシトールに相当する画分を得た。これを、0.1NHClで中和した。〔実施例2〕本成分の解析上記のようにして得られたD−カイロイノシトールに相当する画分のイオン化法(CI法)による分析を、以下の条件で行った。また、それと同条件で、D−カイロイノシトールの標準品(和光純薬社製)の分析も行った。測定条件▲1▼分析方法:イオン化法〔Chemical Ionization(CI)法〕▲2▼分析機器:マイクロスペック(マイクロマス社製)▲3▼反応ガス:イソブタン▲4▼イオン化電圧:8kV▲5▼イオン源温度:180℃第3図は、D−カイロイノシトールの標準品のCI分析の結果を示すチャートである。M/Z=181.2の位置に、D−カイロイノシトールを示すピークが認められることがわかる。また、水分子が1分子ずつ解離したことを示すピークが規則的に認められる(M/Z=163.1、144.1等)。これに対して、第4図は、上記の中和したD−カイロイノシトールに相当する画分のCI分析の結果を示すチャートである。M/Z=257.3に、本成分に由来すると考えられるピークが認められた。また、上記の標準品の、単純な水分子の解離とは異なる解離ピークが認められている。この分析の結果、尿由来のD−カイロイノシトールに相当する画分の中の物質(本成分)は、D−カイロイノシトールの標準品とは、若干異なるものであることがわかる。これは、D−カイロイノシトールが、尿中特有の何らかの修飾を受けて、本成分となっているのではないかと推測される。〔実施例3〕 本組成物上記の本成分を含有する、0.1NHClで中和した画分を、非糖尿病患者の人尿を、一晩、流水中で透析(透析膜:三光純薬社製)して、低分子物質(少なくとも本成分、糖アルコール類および糖類を含む)が除去された、低分子物質除去処理尿に、尿に対して、本成分が200μg/mg(D−カイロイノシトール/クレアチニン)含有されるように混合して、D−カイロイノシトール組成物を得た。この本組成物は、従来技術の欄で開示した酵素法等による、尿中のD−カイロイノシトールの検出をする際の管理試料として用いることにより、非常に信頼性の高い検出結果を得ることができる。これにより、尿中のD−カイロイノシトールを検出することによる糖尿病の判定が、一層確実なものとなる。産業上の利用可能性本発明により、尿中のD−カイロイノシトールの検出に用い得る、真に好適な管理試料が提供される。【図面の簡単な説明】第1図は、ミオイノシトールとD−カイロイノシトールの標準品の高速液体クロマトグラフィーの結果を示す図面である。第2図は、検出試料の高速液体クロマトグラフィーの結果を示す図面である。第3図は、D−カイロイノシトールの標準品のCI分析の結果を示す図面である。第4図は、本成分のCI分析の結果を示す図面である。 哺乳動物の尿から得られる、少なくともD−カイロイノシトール相当成分、糖アルコール類および糖類を有する試料を、強陰イオン交換カラムに通して分離することにより、D−カイロイノシトール相当成分を得る、D−カイロイノシトール相当成分の製造方法。 哺乳動物の尿から得られる、少なくともD−カイロイノシトール相当成分、糖アルコール類および糖類を有する試料が、除蛋白質処理された哺乳動物の尿である、請求項1記載のD−カイロイノシトール相当成分の製造方法。 強陰イオン交換カラムの樹脂が、4級アンモニウム固定化樹脂である、請求項1または2記載のD−カイロイノシトール相当成分の製造方法。 哺乳動物が、ヒトである、請求項1〜3のいずれかに記載のD−カイロイノシトール相当成分の製造方法。 請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法により製造されたD−カイロイノシトール相当成分を、ヒト尿中のD−カイロイノシトールを検出する際の管理試料として用いる、D−カイロイノシトール相当成分の使用方法。 請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法により製造されたD−カイロイノシトール相当成分、並びに、少なくとも、D−カイロイノシトール相当成分、糖アルコール類および糖類を除いた哺乳動物の尿を含有する、D−カイロイノシトール組成物。


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