生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_強筋肉剤、抗炎症剤
出願番号:2002303877
年次:2014
IPC分類:A61K 31/121,A61K 31/352,A61K 31/575,A61K 31/7048,A61K 36/18,A61K 36/73,A61K 36/48,A61K 36/25,A61K 36/23,A61K 36/28,A61K 36/899,A61K 36/896,A61P 9/00,A61P 9/10,A61P 11/06,A61P 21/00,A61P 25/02,A61P 25/28,A61P 27/02


特許情報キャッシュ

岡田 研吉 大長 孝雄 辻 邦郎 糠谷 東雄 三浦 於菟 JP 5384777 特許公報(B2) 20131011 2002303877 20021018 強筋肉剤、抗炎症剤 有限会社大長企画 501072197 熊田 和生 100102370 岡田 研吉 大長 孝雄 辻 邦郎 糠谷 東雄 三浦 於菟 JP 2001384849 20011218 JP 2002293899 20021007 20140108 A61K 31/121 20060101AFI20131212BHJP A61K 31/352 20060101ALI20131212BHJP A61K 31/575 20060101ALI20131212BHJP A61K 31/7048 20060101ALI20131212BHJP A61K 36/18 20060101ALI20131212BHJP A61K 36/73 20060101ALI20131212BHJP A61K 36/48 20060101ALI20131212BHJP A61K 36/25 20060101ALI20131212BHJP A61K 36/23 20060101ALI20131212BHJP A61K 36/28 20060101ALI20131212BHJP A61K 36/899 20060101ALI20131212BHJP A61K 36/896 20060101ALI20131212BHJP A61P 9/00 20060101ALI20131212BHJP A61P 9/10 20060101ALI20131212BHJP A61P 11/06 20060101ALI20131212BHJP A61P 21/00 20060101ALI20131212BHJP A61P 25/02 20060101ALI20131212BHJP A61P 25/28 20060101ALI20131212BHJP A61P 27/02 20060101ALI20131212BHJP JPA61K31/121A61K31/352A61K31/575A61K31/7048A61K35/78 CA61K35/78 HA61K35/78 JA61K35/78 MA61K35/78 NA61K35/78 TA61K35/78 UA61K35/78 VA61P9/00A61P9/10A61P11/06A61P21/00A61P25/02A61P25/28A61P27/02 A61K31/33-33/44 A61K35/78 A61P1/00-29/00 特開2001−233768(JP,A) 特開平11−221048(JP,A) 特開平3−27319(JP,A) 特開平5−49444(JP,A) 特開平7−138277(JP,A) Neuroscience Letters, Vol.303,No.1,p57−61(2001) Phytother.Res.,Vol.13,No.4,p318−322(1999) 5 2004182599 20040702 17 20040518 2009013517 20090728 内田 淳子 穴吹 智子 川口 裕美子 この出願発明は新しい強筋肉剤、抗炎症剤、抗脳梗塞後遺症剤、抗運動麻痺剤、抗喘息剤、抗視力減退剤、抗肝炎剤、抗炎症性腸疾患剤、抗機能性腸障害剤、抗機能性心臓障害剤、抗機能性肝臓障害剤、抗機能性腎臓障害剤、抗下痢剤、抗痴呆症剤に関する。 脳における意志の充実、即ち気力の充実は脳ホルモンと呼ばれるセロトニン、ノルアドレナリンによって支配され、この意志の充実に対応して随意筋は副腎骨髄質や神経筋上のクロム親和細胞から分泌され、副腎髄質ホルモンであるアドレナリンによって賦活される。 セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリンは生体モノアミンとよばれ、これらは、最長3時間以内にはモノアミンオキシダーゼという酵素によって酸化分解されるか又は神経組織などに再吸収されて分泌された殆どのモノアミンは作用を失う。 これはモノアミンが長時間作用することにより疲労をもたらすので、その疲労を防ぐための巧妙な人体のからくりである。 ところで、気とは人体の総ての機能を指すがその機能は大別して2種に分かれる。その一つは自律神経によって支配されている機能で各臓器、ホルモン分泌、血管などのもつ機能である。今一つは脳思考の機能と脳思考によって発せられる指令によって動く随意筋などの機能である。 中医学で補気、理気で表現されている気は前者の自律神経支配の機能のみを指すことは早くから指摘されていた。これらのどの機能をどれだけ発揮させるかの指令は脳の最下部にある延髄から発せられる。補気薬がある特定の臓器、器官だけを賦活するのではなく総ての自律神経支配の機能を賦活することを考えると、補気薬の作用点は各臓器、器官ではなくその指令発生源である延髄と考えられる。即ち、補気薬の作用は延髄からの指令発信とその伝達の強化との促進にあることになる。私は補気薬が体内血液を臓器などに偏在させることを見出しているが、これも延髄の重要な作用の一つである血管の収縮、拡張の作用が働いて自律神経支配系に向う血管を拡張し、脳や脳支配系器官に向う血管を収縮することによって達成し、補気薬の副次的な作用として必要な部分により多くの養分を送ることを目指したものである。発明が解決しようとする課題 年齢を重ねるにしたがって、脱肛や脚、腰、腕の痛みが発生するが、それはそれらの局所における血行障害又はその結果発生する炎症によるとのみ理解されてきたが、血行障害除去の十分な力のある薬品の単独常用ではこれらの病状の改善は不十分であった。 これらの障害の原因は脳指令の局所への伝達の不十分によるものであり、血行障害や炎症発生は脳指令の不完全伝達によって筋肉が正常な動きができないために発生したトラブルである。 たとえば、筋肉における障害の総てが脳指令伝達の不十分によるものだけではないが、その障害の大部分は脳指令伝達不十分にあると考えられる。特に加齢と共に発生する腰痛、手足の痛みなどの筋肉障害はクルクミンなどによる脳指令伝達の改善によって容易に除去されることを見い出した。 この出願発明は、この新しい医学理論を基に、医薬品の開発を行ったものであり、強筋肉作用、抗炎症作用、抗脳梗塞後遺症作用、抗運動麻痺作用、抗喘息作用、抗視力減退作用、抗肝炎作用、抗炎症性腸疾患作用、抗機能性腸障害作用、抗痴呆症作用をもつ極めて有効な医薬品を提供することを目的とする。課題を解決するための手段 【課題を解決するための手段】 この出願発明は、A.シムノールまたはシムノール硫酸エステル、B.大豆イソフラボンまたは大豆イソフラボン配糖体、C.クルクミンのA、BおよびCの成分を含むことを特徴とする強筋肉剤、抗炎症剤を含む強筋肉剤に関する。 この出願発明で強筋肉剤とは筋肉疲労回復、筋肉増強等の筋肉に働く薬剤であることをいう。 また、この出願発明は、強筋肉剤、抗脳梗塞後遺症剤、抗運動麻痺剤、抗喘息剤、抗視力減退剤、抗機能性心臓障害剤、または、抗痴呆症剤に関する。 この出願発明は、辛味物質、苦味物質又は酸味物質が含まれていることが好ましいが、イソフラボンおよびイソフラボン配糖体が含まれていることが好ましく、イソフラボンおよびイソフラボン配糖体は、大豆に含まれる大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体がとくに好ましい。 また、イソフラボンおよびイソフラボン配糖体を使用するときは、コール酸を加えることが好ましい。 イソフラボンおよびイソフラボン配糖体の一日の投与量は、1〜500mgが好ましく、5〜200mgがより好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。 この出願発明の辛味物質、苦味物質又は酸味物質は、辛味物質であることが好ましい。 辛味物質は、ウコンのクルクミン、トウガラシのカプサイシン、コショウのピペリン、ショウガのジンゲロン、ショウガの[6]−ショーガオール、ショウガの[6]−ジンゲロールであることが好ましく、クルクミンがとくに好ましい。 苦味物質は、スウェルチアマリン、ゲンチオピクリン、ロガニンが好ましい。 また、酸味物質は、クエン酸、乳酸が好ましい。 辛味物質の一日の投与量は、1〜1000mgが好ましく、5〜300mgがより好ましく、10〜70mgがとくに好ましい。 これらの単独使用の一日の投与量は、100〜800mgが好ましく、300〜500mgがとくに好ましい。 また、十全大補湯などの扶正の効果を持つ漢方製剤又は漢方薬との併用のときの一日の投与量は、100〜200mgが好ましい。 コール酸の一日の投与量は、1〜1000mgが好ましく、2〜300mgがより好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。 シムノールおよび/またはシムノールエステルの一日の投与量は、0.1〜100mgが好ましく、0.1〜50mgがより好ましく、0.3〜10mgがとくに好ましい。 その他の成分として、医薬品一般が使用され、ビタミン類、抗生物質、抗ガン剤、ヘム鉄、プルーンエキス、生薬が使用される。 生薬としては、扶正の効果を有するもの、例えば、自律神経に支配される器官、腺、血管の機能を賦活するもの、消化を助けるものが好ましい。 自律神経に支配される器官、腺、血管の機能を賦活する生薬は十種以上が知られており、例えば、ニンジンその他があるが、ニンジンをはじめこれらの生薬の幾つかの有効成分は既に明らかにされている。 したがって、これらの有効成分を加えることが好ましい。これらの有効成分をさらに加えることにより、人体機能賦活作用を発揮することができる。 このような生薬としては、人参(ニンジン)、党参(トウジン)、太子参(タイシジン)、西洋参(セイヨウジン)、黄耆(オウギ)、白朮(ビャクジュツ)、山薬(サンヤク)、甘草(カンゾウ)、大棗(タイソウ)、膠飴(コウイ)、黄精(オウセイ)、四葉参(シヨウジン)などがとくに好ましい。 また、消化を助ける生薬である、サンザシ、神麹(シンキク)、ライフクシ、麦芽(バクガ)、穀芽(コクガ)、鶏内金(ケイナイキン)、阿魏(アギ)などを加えることがとくに好ましい。 シムノールおよび/またはシムノールエステルは、鮫の胆汁に含まれている。 シムノールはつぎの構造式で表される。 また、シムノール硫酸エステルナトリウム塩はつぎの構造式で表される。 また、この出願発明において用いられるもうひとつの素材は、イソフラボンおよびインフラボン配糖体である。 大豆に含まれるこの目的のための有効成分はダイズイン(Daidzin)、グリシチン(Glycitin)、ゲニスチン(Genistin)などの数種のイソフラボン配糖体であり、また、そのアグリコンであるダイゼイン(Daidzein)、グリシテイン(Glycitein)、ゲニステイン(Genistein)などの数種のイソフラボンである。 大豆は大豆油の製造原料であるが、大豆油の需要量は大きく、その副産物である大豆粕は同時に大量に生産される。大豆粕の一部は食品原料となる大豆蛋白などの製造原料となるが主として肥料、飼料として使われその価格は極めて低い。産業廃棄物に近い大豆粕を原料として大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体を高い純度で廉価に製造することができる。 この出願発明は、イノシン酸を加えることが好ましい。 この出願発明は、奇数脂肪酸を加えることが好ましい。 奇数脂肪酸としては、トリデカノイックアシッド、ペンタデカノイックアシッド、ヘプタデカノイックアシッド、ノナデカノイックアシッドが好ましく、ペンタデカノイックアシッド、ヘプタデカノイックアシッドがとくに好ましい。 この出願発明の強筋肉剤、抗炎症剤を投与する剤形としては、とくに限定されないが、錠剤、粉末剤、固形剤、液剤等の内服薬、座薬、注射薬その他として投与される。 また、乳糖、デンプン等の賦形剤、植物油、その他が使用される。 以下に、この出願発明を具体的に説明する。 使用する大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体の純度は40%とした。 また、純品以外の使用するコール酸の純度は90%である。実施例1散剤クルクミン 30mgシムノール 1mg大豆イソフラボン 125mg乳糖 800mgトウモロコシデンプン 適量ステアリン酸マグネシウム 10mg合計 2000mg(1包1g 1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して散剤を製造した。実施例2顆粒剤クルクミン 30mgシムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mg乳糖 1500mgトウモロコシデンプン 適量ステアリン酸マグネシウム 10mg合計 2000mg(1包1g 1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して顆粒剤を製造した。実施例3錠剤クルクミン 30mgシムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mg結晶セルロース 適量乳糖 140mgステアリン酸マグネシウム 6mgタルク 3mg合計 1120mg(1錠280mg 1回2錠 1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して錠剤を製造した。実施例4錠剤クルクミン 25mgシムノール 1mg大豆イソフラボン 250mg人参末 2000mg乳糖 886mg結晶セルロース 適量カルボキシメチルセルロースカルシウム 320mgヒドロキシプロピルセルロース 558mgカープレックス 30mgステアリン酸マグネシウム 55mg合計 5600mg(1錠280mg 1回5錠 1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して錠剤を製造した。実施例5ハードカプセルクルクミソ 30mgシムノール 1mg大豆イソフラボン 125mg乳糖 218mgトウモロコシデンプン 適量ステアリン酸マグネシウム 6mg合計 1150mg(1号カプセル/4カプセル分、 1回2カプセル 1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用してハードカプセルを製造した。実施例6ソフトカプセルクルクミン 25mgシムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mgタラ肝油 80mg酢酸トコフェロール 5mg人参エキス 200mgミツロウ 55mg食用油 適量合計 1200mg(1日分 4カプセル) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。実施例7ドリンク剤クルクミン 30mgシムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mg朝鮮人参エキス 10mgジオウエキス 10mgローヤルゼリー 100mg硝酸チアミン 10mgリン酸リボフラビンナトリウム 5mg塩酸ピリドキシン 10mg無水カフェイン 50mgエタノール 1.2mLパラオキシ安息香酸エチル 4mg精製水 適量合計 50mL瓶 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用してドリンク剤を製造した。実施例8ビタミン剤配合(ハードカプセル)クルクミン 25mgシムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mg塩酸チアミン 25mg塩酸ピリドキシン 10mgリボフラビン 10mgシアノコバラミン 12mgニコチン酸アミド 20mgパントテン酸カルシウム 20mgアスコルビン酸 60mgL−システイン 10m乳糖 263mgステアリン酸マグネシウム 6mgトウモロコシデンプン 適量合計 1150mg(1回2カプセル 1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用してハードカプセルを製造した。実施例9注射剤クルクミン 30mgシムノール硫酸ナトリウム塩 1mg純品大豆イソフラボン 20mgブドウ糖 500mg pH調整用10%水酸化ナトリウムでpH7にして注射用蒸留水を加えて全量5mLとしてアンプルを融封後、滅菌する。 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して注射剤を製造した。実施例10散剤クルクミン 30mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mg乳糖 2700mgトウモロコシデンプン 適量軽質無水ケイ酸 5mgステアリン酸マグネシウム 10mg合計 4000mg(1包2g1日2回) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して散剤を製造した。実施例11顆粒剤クルクミン 25mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mg乳糖 2700mgトウモロコシデンプン 適量結晶セルロース 300mg軽質無水ケイ酸 5mgステアリン酸マグネシウム 10mg合計 4000mg(1包2g1日2回) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して顆粒剤を製造した。実施例12球形顆粒剤クルクミン 30mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mg乳糖 515mgトウモロコシデンプン 適量寒梅粉 500mg結晶セルロース 400mg合計 2000mg(1包1g1日2回) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して球形顆粒剤を製造した。実施例13錠剤クルクミン 30mgコール酸 140mg大豆イソフラボン配糖体 280mg乳糖 4000mgカルボキシメチルセルロースカルシウム 320mgヒドロキシプロピルセルロース 74mg結晶セルロース 適量カープレックス 30mgステアリン酸マグネシウム 10mg合計 5484mg(1錠280mg1回5錠1日2回) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して錠剤を製造した。実施例14ハードカプセルクルクミン 25mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mgトウモロコシデンプン 適量ステアリン酸マグネシウム 9mg合計 1153mg(1号カプセル1日4カプセル) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してハードカプセルを製造した。実施例15ソフトカプセルクルクミン 30mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mgミツロウ 55mg食用油 適量合計 1200mg(1日分4カプセル) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してソフトカプセルを製造した。実施例16注射剤クルクミン 25mg純品コール酸 20mg純品大豆イソフラボン配糖体 20mgブドウ糖 1000mgpH調整剤炭酸ナトリウム 適量注射用蒸留水を加えて全量5mlとする。 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して注射剤を製造した。実施例17ドリンク剤クルクミン 30mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mg朝鮮人参エキス 1500mgリュウガンエキス 100mgゴミシ流エキス 300mgローヤルゼリー 150mgリン酸リボフラビンナトリウム 10mgエタノール 1.2mlパラオキシ安香酸 4mg精製水 適量合計 50ml 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してドリンク剤を製造した。実施例18顆粒剤クルクミン 25mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mg塩酸チアミン 10mg塩酸ピリドキシン 100mg塩酸ヒドロキソコバラミン 1.027mg酢酸トコフェロール 100mg乳糖 2700mg結晶セルロース 300mg軽質無水ケイ酸 5mgステアリン酸マグネシウム 10mgトウモロコシデンプン 適量合計 4000mg(1包2g1日2回) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して顆粒剤を製造した。実施例19カプセルクルクミン 30mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mgビタミンA油 4mgコレカルシフェロール 0.005mg酢酸トコフェロール 10mgビタミンC 600mg結晶セルロース 250mgステアリン酸マグネシウム 6mgトウモロコシデンプン 適量合計 1150mg(1号カプセル/4カプセル分、 1回2カプセル 1日2回) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してカプセルを製造した。実施例20カプセルクルクミン 25mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mgセファレキシン 375mgトウモロコシデンプン 適量ステアリン酸マグネシウム 6mg合計 855mg(2号カプセル/3個) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してカプセルを製造した。実施例21ソフトカプセルクルクミン 25mgシムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mgタラ肝油 80mg酢酸トコフェロール 5mgヘプタデカン酸 30mgイノシン酸 100mg人参エキス 200mgミツロウ 55mg食用油 適量合計 1200mg(1日分 4カプセル) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。実施例22ソフトカプセルクルクミン 30mgコール酸 60mg大豆イソフラボン配糖体 125mgヘプタデカン酸 30mgイノシン酸 100mgミツロウ 55mg食用油 適量合計 1200mg(1日分4カプセル) 同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してソフトカプセルを製造した。実施例23散剤シムノール 1mg大豆イソフラボン 125mg乳糖 800mgトウモロコシデンプン 適量ステアリン酸マグネシウム 10mg合計 2000mg(1包1g1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して散剤を製造した。実施例24顆粒剤シムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mg乳糖 1500mgトウモロコシデンプン 適量ステアリン酸マグネシウム 10mg合計 2000mg(1包1g1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して顆粒剤を製造した。実施例25錠剤シムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mg結晶セルロース 適量乳糖 140mgステアリン酸マグネシウム 6mgタルク 3mg合計 1120mg(1錠280mg 1回2錠 1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して錠剤を製造した。実施例26ハードカプセルシムノール 1mg大豆イソフラボン 125mg乳糖 218mgトウモロコシデンプン 適量ステアリン酸マグネシウム 6mg合計 1150mg(1号カプセル/4カプセル分、 1回2カプセル 1日2回) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用してハードカプセルを製造した。実施例27ソフトカプセルシムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mgタラ肝油 80mg酢酸トコフェロール 5mg人参エキス 200mgミツロウ 55mg食用油 適量合計 1200mg(1日分 4カプセル) 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。実施例28ドリンク剤シムノール硫酸エステルNa 1mg大豆イソフラボン 125mg朝鮮人参エキス 10mgジオウエキス 10mgローヤルゼリー 100mg硝酸チアミン 10mgリン酸リボフラビンナトリウム 5mg塩酸ピリドキシン 10mg無水カフェイン 50mgエタノール 1.2mLパラオキシ安息香酸エチル 4mg精製水 適量合計 50mL瓶 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用してドリンク剤を製造した。実施例29注射剤シムノール硫酸ナトリウム塩 1mg純品大豆イソフラボン 20mgブドウ糖 500mg pH調整用10%水酸化ナトリウムでpH7にして注射用蒸留水を加えて全量5mLとしてアンプルを融封後、滅菌する。 同様に、大豆イソフラボンの代わりに大豆イソフラボン配糖体を使用して注射剤を製造した。 クルクミン、ジンゲロン、ショーガオールのアドレナリン分泌促進作用についての研究はなされていなかったが、鼠を使用した動物実験において顕著な血中ブドウ糖濃度の上昇を示したことからアドレナリン分泌促進作用の存在が確認された。 実施例4の錠剤を1日1回服用した。 これにより加齢と共に歩行不如意、脱肛が激しくなっていた83歳の男性が楽に通常の歩行が可能となり脱肛からも離脱して肛門括約筋の作動を明確に自覚できるようになり、1か月試用によって明らかに改善され、また、階段歩行が困難になっていた63歳の男性が楽に階段の歩行が可能となり1か月試用によって明らかに改善された。実施例13の錠剤も同様の効果があった。 これらの結果が局所の筋肉活動の改善という単純な薬理効果ならばクルクミン使用の欧米及び沖縄の結果の中にその情報が含まれる筈であるが曽って皆無であったことは、その効果が脳思考の結果発せられる脳指令の局所への伝達が正常でなかったことによる。 西医学においては脱肛や脚、腰、腕の痛みはそれらの局所における血行障害又はその結果発生する炎症によるとのみ理解されてきたが、血行障害除去の十分な力のあるシムノール、イソフラボン、コール酸を配合したもの単独常用ではこれらの病状の改善は不十分であったことからも、これらの障害の原因は脳指令の局所への伝達の不十分によるものであり、血行障害や炎症発生は脳指令の不完全伝達によって筋肉が正常な動きができないために発生したトラブルであると理解できる。 また、加齢と共に発生する腰痛、手足の痛み、脱肛などの筋肉障害を訴える男女各5名の60歳〜75歳の患者に服用させたところ、それらの症状が改善された。 筋肉における障害の総てが脳指令伝達の不十分だけによるものではないがその障害の大部分は脳指令伝達不十分にある。 イソフラボン、コール酸、シムノール、クルクミンなどの併用は脳活動の改善作用があるので併せて筋肉障害の除去が可能であり、高齢者にとっては気力、体力共に若返りがはかれる朗報となるであろう。又、この処方はリウマチなどの関節炎に対して著効があり、特にその予防には大きい力を発揮する。 クルクミンは、純度の高いクルクミンが市販されていて入手しやすい。 76才と83才の高齢者に実施例1のクルクミンの代わりにカプサイシン30mgを使用して、1日1回投与により服用させた。 数日後、効果は劇的に現れ1週間後には筋肉の衰え、関節炎、リウマチに有効であった。 また、同様につぎのような効果があった。 74才の女性に投与したところ、6週間で腰痛が治った。39才の女性に投与したところ、6週間で頭痛が治った。56才の女性に投与したところ、リウマチ関節炎が1週間で治った。70才女性に投与したところ、関節痛、骨節の疼痛が2週間で治った。59才の女性に6週間投与したところ、肩首こりが治った。 なお、カプサイシンは辛味が強い。 実施例6のカプセル剤を1日1回服用した。この服用によりつぎのような効果が得られた。 冷え性、頭痛、視力減退を訴えていた39才の女性が6週間服用することによりいずれの症状も治った。脳梗塞後遺症、左半身運動障害の71才の男性が8週間服用することにより改善された。73才の脳梗塞後遺症、左半身運動麻痺の女性が8週間服用することにより改善された。脳梗塞後遺症、老人性痴呆症の71才の男性が9週間服用することにより治った。不整脈の53才の女性が1年間服用することにより著しく改善された。発作性頭位変換性めまい症の43才の女性が6週間服用することにより改善された。喘息の64才の女性が4週間服用することにより改善された。 過敏性大腸炎25才の男性が4週間で治った。過敏性大腸炎の32才の男性が4週間で改善された。胃潰瘍、下痢の66才の男性が2週間で治った。下痢の66才の女性が4週間で治った。潰瘍性大腸炎の29才の女性が1週間で治った。下痢、冷え性の42才の女性が8週間で治った。下痢と便秘を繰り返す男性が治った。クローン病の36才の男性が3週間で治った。48才の男性が2週間服用することにより肝炎が治癒した。慢性腎炎48才の女性が6週間服用することにより著しく改善された。64才の甲状腺機能低下症の女性が16週間服用することにより改善された。74才の腰痛、腹痛で忘れっぽい女性が、6週間服用することにより改善された。冷え性で易疲労感のある39才の女性が6週間服用することにより改善された。慢性疲労性症候群の54才の女性が17週間服用することにより改善された。慢性疲労の47才の男性が4週間服用することにより改善された。慢性疲労の41才の女性が6週間服用することにより改善された。耳鳴り疲労感のある71才の女性が9週間服用することにより改善された。発作性頭位変換性めまい症の43才の女性が6週間服用することにより改善された。めまい、耳鳴りの71才の女性が6週間で改善された。だるさと無気力を訴えていた50才の男性が16週間服用することにより改善された。肺ガン、老人性痴呆、原爆被爆者の75才の女性が4週間服用することにより改善され、また、肺ガン、原爆被爆に対する薬による副作用が改善された。肺癌、脳腫瘍の34才の女性が4週間服用することにより著しく改善された。乳癌、リンパ腫の51才の女性が2週間服用することにより著しく改善された。無気力、体力の無さを訴えていた36才の女性が12週間服用することにより改善された。老人性痴呆症の71才の男性が9週間服用することにより治った。老人性痴呆症の75才の女性が4週間で改善された。まだらボケの60才の女性が12週間で治った。更年期障害で貧血と痔の46才の女性が8週間服用することにより著しく改善された。発明の効果 この出願発明は、イソフラボン、コール酸またはシムノール、および辛味物質、苦味物質又は酸味物質、とくに、辛味物質を投与することによりそれらの相乗作用により、筋肉の衰え、炎症とくに関節炎、リウマチなどの関節炎に対して治療、予防できる強筋肉剤、抗炎症剤あるいは抗脳梗塞後遺症剤、抗運動麻痺剤、抗喘息剤、抗視力減退剤、抗肝炎剤、抗炎症性腸疾患剤、抗機能性腸障害剤、抗機能性心臓障害剤、抗機能性肝臓障害剤、抗機能性腎臓障害剤、抗下痢剤、抗痴呆症剤を提供することができるという優れた効果がある。 また、抗癌剤による副作用、例えば、内出血、下痢、心臓、肝臓、腎臓等の機能障害に有効である。従って、抗癌剤と併用することによりこれらの副作用を抑えることができる。 A.シムノールまたはシムノール硫酸エステルB.大豆イソフラボンまたは大豆イソフラボン配糖体C.クルクミンのA、BおよびCの成分を含むことを特徴とする強筋肉剤、抗脳梗塞後遺症剤、抗運動麻痺剤、抗喘息剤、抗視力減退剤、抗機能性心臓障害剤、または、抗痴呆症剤。 ビタミン剤を加えることを特徴とする請求項1に記載の強筋肉剤、抗脳梗塞後遺症剤、抗運動麻痺剤、抗喘息剤、抗視力減退剤、抗機能性心臓障害剤、または、抗痴呆症剤。 人参(ニンジン)、党参(トウジン)、太子参(タイシジン)、西洋参(セイヨウジン)、黄耆(オウギ)、白朮(ビャクジュツ)、山薬(サンヤク)、甘草(カンゾウ)、大棗(タイソウ)、膠飴(コウイ)、黄精(オウセイ)、四葉参(シヨウジン)、サンザシ、神麹(シンキク)、ライフクシ、麦芽(バクガ)、穀芽(コクガ)、鶏内金(ケイナイキン)、阿魏(アギ)の1種以上を加えることを特徴とする請求項1または2に記載の強筋肉剤、抗脳梗塞後遺症剤、抗運動麻痺剤、抗喘息剤、抗視力減退剤、抗機能性心臓障害剤、または、抗痴呆症剤。 イノシン酸を加えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の強筋肉剤、抗脳梗塞後遺症剤、抗運動麻痺剤、抗喘息剤、抗視力減退剤、抗機能性心臓障害剤、または、抗痴呆症剤。 ヘプタデカン酸を加えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の強筋肉剤、抗脳梗塞後遺症剤、抗運動麻痺剤、抗喘息剤、抗視力減退剤、抗機能性心臓障害剤、または、抗痴呆症剤。


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