生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_呈色試験紙
出願番号:2002299109
年次:2005
IPC分類:7,G01N21/78,G01N21/77,G01N33/52


特許情報キャッシュ

仁科 ▲りん▼太郎 JP 3684458 特許公報(B2) 20050610 2002299109 20021011 呈色試験紙 株式会社創成電子 592018179 吉田 研二 100075258 石田 純 100096976 仁科 ▲りん▼太郎 20050817 7 G01N21/78 G01N21/77 G01N33/52 JP G01N21/78 A G01N21/77 B G01N33/52 B 7 G01N 21/78 G01N 21/77 G01N 33/52 特開平02−036355(JP,A) 登録実用新案第3051898(JP,U) 特開昭58− 17365(JP,A) 実開昭63−161361(JP,U) 特開平 7−229899(JP,A) 特開平10−282103(JP,A) 実開昭61− 8869(JP,U) 4 2004132887 20040430 9 20021011 宮澤 浩 【0001】【発明の属する技術分野】本発明は、呈色試験紙に係り、特に、検体がかけられることで発色する試験片を有するスティック状の呈色試験紙に関する。【0002】【従来の技術】人や動物の体液、例えばその血液、汗、尿等に含まれる成分、あるいは上下水道、工場廃水、土壌中に含まれる成分等を簡易に分析する手段として、呈色試験紙が用いられる。呈色試験紙とは、リトマス試験紙がその代表的なものとしてよく知られているが、スティック状の紙の先端に、検体をかけることで発色する試薬を含ませた試験片が取り付けられたものであり、発色の色調変化から検体に含まれる成分を分析することができる。【0003】例えば、血糖値を非観血法で調べる方法として尿成分試験紙による尿糖値の測定が行われる。尿糖値を調べる尿成分試験紙は、図6に示すように、スティック状の紙のベース12の先端に、試薬を含んだ試験片14が貼付されたものである。その試験片14の部分に尿がかけられると、その尿に含まれる糖分(ブドウ糖)の量に応じて異なる色調で発色する。発色の色調と尿糖値とを関係付けるため、標準色調表が作成され、その発色の色調に応じて、−、±、(+)、+、++、+++等の色調表記号がつけられる。例えば、±のときは50mg/デシリットルの尿糖値等と判定される。このように、尿成分試験紙による尿糖値の測定は簡便なため、被検者が自分で血糖値の変化を把握するためにも用いられる。【0004】また、特許文献1に開示されるように、1枚の試験紙に複数の試験片が設けられた尿成分試験紙も用いられる。例えば1枚の試験紙に尿糖値、蛋白質、潜血を検出対象とする試験片を計3個設け、尿を一度かけるだけでそれぞれの試験片の発色に基づいて、3個の尿成分を判定することができる。【0005】【特許文献1】特開平9−318625号公報【0006】【発明が解決しようとする課題】本願発明者は、従来の尿成分試験紙を用いるのに好適な携帯型尿分析装置を発明し、特願2002−227533として出願した。この携帯型尿分析装置は、尿成分試験紙を保持する試験紙保持部を有するハウジングと、ハウジングの一部に設けられ試験片に対向する防水構造の検出窓と、ハウジングの内部に設けられ検出窓を介して検体がかけられた試験片の発色を計測する受発光型センサと、ハウジングから突き出して設けられた一対の導電性端子を備えている。そして、この一対の導電性端子間の電気伝導度を測定することで、尿がかけられたことを検出し、尿成分試験紙に尿をかけ始めてから発色の色調判定を行うための秒単位の時間管理を容易にすることを特徴とする。【0007】上記出願に係る発明を通して、本願発明者は、呈色試験紙においていくつかの改良を行うことで、より好適な検体分析が行えることに気づいた。すなわち、従来の呈色試験紙は、尿成分試験紙における用いられ方のように、もともと手で把持して検体をかけ、試験片の発色の色調変化を肉眼で判別するという使い方を前提としていて、図6に示すように、例えばスティック状の白色紙の片面に試験片が貼付される単純な構成となっている。したがって、従来の呈色試験紙を携帯型等の検体分析装置に取り付け、試験片に検体をかけ、発色した試験片に対向して設けられたセンサにより色調を測定するにあたっては、呈色試験紙の観点から以下の課題がある。【0008】第1に、従来の呈色試験紙は、一般には白色のスティック状の紙をベースとして用い、その片面に試験片が貼付されているので、試験片に対向してセンサを設け、発色の色調の変化を測定する際に、白色の紙のベースを透過した光がセンサに回り込み、測定の結果に影響を与えるおそれがある。【0009】第2に、従来の呈色試験紙は、その片側の面に試験片が貼付されている。この試験片に対向して色調の変化を測定するセンサを配置すると、検体を呈色試験紙にかける際、センサ側には例えばセンサを内蔵するハウジング等があるので、その反対側、すなわち試験片が貼付された側と反対側の面から検体がかけられることになる。したがって、呈色試験紙に検体をかけても、その裏面に貼付された試験片に速やかにかつ十分な検体の供給が行われないおそれがある。【0010】第3に、従来の呈色試験紙は、もともと手で把持することを想定して、単純な矩形のスティック状のベースに試験片が貼付されている。したがって、例えば色調の変化を測定するセンサの位置と試験片の位置とを対向させて位置決めし、用済みの後は速やかに取り外しすることができる機能を十分には備えていない。【0011】このように、従来の呈色試験紙は、携帯型等の検体分析装置に位置決めしにくく、また試験片に速やかに十分な検体を供給しがたく、色調の変化の測定において光の回り込みを受けやすく、用済みの後の取り外しが容易でない、という課題を有している。【0012】本発明の目的は、かかる従来技術の課題を解決し、色調の変化の測定に影響を与える光の回り込みを少なくする呈色試験紙を提供することである。他の目的は、試験片に速やかにかつ十分な検体の供給が行える呈色試験紙を提供することである。さらなる他の目的は、検体分析装置に対し位置決めと取り外しを容易にする呈色試験紙を提供することである。【0013】【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本発明に係る呈色試験紙は、指で把持する把持部と、片側の面上に試験片を貼付する貼付部とを有するスティック状ベースと、前記貼付部に貼付され、検体がかけられることで発色する試験片と、を含む呈色試験紙において、前記ベースは、少なくとも片面が黒色で着色されて遮光性を有し、前記発色の検出を妨げる外光を前記ベースにより遮光することを特徴とする。【0014】上記構成により、試験片が貼付されるスティック状ベースは遮光性を有する。したがって、遮光性のベースにより光の回り込みを遮断し、検体がかけられることで発色する試験片について、その発色の色調変化の測定に与える影響を少なくすることができる。【0015】 また、前記遮光性を有するベースは、検体の回り込み開口部を有し、前記貼付部のある面の裏側の面にかけられた検体が前記試験片に回り込むことを特徴とする。【0016】上記構成により、検体の回り込み開口部をスティック状ベースに設ける。したがって、貼付部のある面の裏側の面に検体がかけられても、試験片側に回り込むことが容易となり、試験片に速やかにかつ十分な検体の供給を行うことができる。【0017】また、前記ベースから前記検体の回り込み開口部に向けて延びる舌状の切り曲げ部を有することが好ましい。切り曲げ部を適当に曲げることで、かけられた検体の案内となり、貼付部のある面の裏側の面に検体がかけられても、試験片側に回り込むことがより容易となる。【0018】 また、前記遮光性を有するベースは、スティック幅の狭いくびれ部を有し、前記くびれ部から前記把持部が折れ曲がることを特徴とする。【0019】上記構成により、例えば検体分析装置にくびれ部の形状に対応した位置決め部材を配置すれば、くびれ部を利用して、試験片の位置決めが容易に行える。また、試験片に対する検体分析が終了して呈色試験紙が用済みとなるときは、くびれ部のところで折れ曲げて、検体分析装置の位置決め部材とくびれ部との係止状態を解放でき、呈色試験紙の取り外しを容易に行うことができる。【0020】【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下において、検体が尿である場合、すなわち尿成分試験紙について説明するが、尿以外の検体の検出に用いられる呈色試験紙でもよい。【0021】尿成分試験紙以外の呈色試験紙には、PH試験紙、半定量イオン試験紙、分析用試験紙、簡易水質検査試験紙等を含む。半定量イオン試験紙には、食品添加物中の亜硝酸濃度を検出する亜硝酸イオン用試験紙、土壌中の硝酸態窒素濃度を検出する硝酸イオン用試験紙、飲料水や工業排水中の金属イオン濃度を検出するアルミニウムイオン用試験紙、銅イオン用試験紙、ニッケルイオン用試験紙等の金属イオン用試験紙、果汁等に含まれるビタミンC濃度を検出するアスコルビン酸イオン試験紙等を含む。分析用試験紙には、亜鉛成分を分析する亜鉛用試験紙、残留塩素を分析する塩素用試験紙、錫成分を分析する錫用試験紙、六価クロム成分を分析する六価クロム用試験紙等を含む。【0022】携帯型検体分析装置に取り付けられた呈色試験紙にかけられる検体としては、例えば工場廃水等の液体についてはそのまま検体として用いることができる。また、例えば土壌中の成分を対象とするときは、検査対象の土壌を乾燥させて精製水を加えて十分に攪拌し、その土壌溶液を適当なろ紙等でろ過し、これを検体とすることができる。【0023】呈色試験紙に検体をかけるには、文字通り検体を呈色試験紙に注ぐようにしてかける他、例えば容器に工業排水等の検体を採取し、その容器中の検体に呈色試験紙を取り付けた携帯型検体分析装置を浸すことでもよい。【0024】図1は、尿成分試験紙20について(a)に側面図、(b)に上面図を示したものである。図において、尿成分試験紙20は、スティック状のベース22と、ベース22の片側の面に貼付された3個の円形状の試験片24を備える。【0025】ベース22は、材質が紙またはプラスティックのシートからなり、少なくとも片面が黒色等の遮光性の色で着色され、遮光性を有している。あるいは、少なくとも片面を、例えばアルミ箔等の金属の箔で覆い、遮光性を有するようにすることもできる。【0026】ベース22は、大別して指で把持するための把持部26と、試験片24を貼付するための貼付部28とを有する。把持部26の領域の一部に、開口部30が設けられ、開口部30には、ベース22から延びる舌状の切り曲げ部32が設けられる。切り曲げ部32は、図に示すように、試験片24が貼付される面と反対側の面の方向に向けて折り曲げられる。【0027】また、ベース22には、一対のくびれ部34a,34bが設けられる。一対のくびれ部34a,34bは、開口部30が設けられる位置と、試験片24が貼付される位置との間に、ベース22の両側面に対称に1個ずつ設けられる。一対のくびれ部34a,34bの形状は、図に示すように、略半円形の切り欠きで構成することができる。半円形の形状に代わり、例えば矩形状の切り欠き等、その他の凹形状の切り欠きで構成することもできる。【0028】3個の試験片24は、それぞれ異なる試薬を含むパッドである。例えば、尿がかけられることでそれぞれ尿糖値、蛋白質、潜血に反応し、それぞれが固有の発色をする。【0029】上記構成では、3個の試験片を用いているため、開口部は把持部の領域に設けられ、一対のくびれ部は開口部が設けられる位置と試験片が貼付される位置との間に設けられるが、試験片の数によって、これらの配置を変更してもよい。例えば、貼付される試験片が1個の場合には、貼付部に開口部を設けてもよい。【0030】上記構成の尿成分試験紙20の作用を、図2から図5を用いて説明する。なお、試験片は3個の円形状として説明するが、これは例示であって、異なる個数、円形状以外の例えば矩形等の形状であってもよい。図2に、尿成分試験紙20を用いて尿分析を行うのに好適な携帯型尿分析装置300を一例として示す。図において、(a)は上面図、(b)は正面断面図、(c)は底面図である。携帯型尿分析装置300は、防水構造のハウジング316に尿成分試験紙20を取り付け、尿をかけることで発色する試験片の発色の色調変化を、ハウジング316の一部に設けられた3個の円形状の検出窓374を介して、ハウジング316内部に配置される受発光型センサにより測定し、その結果を尿糖値等に換算して数字表示のディスプレイ326やバーグラフ表示のディスプレイ325により表示する装置である。【0031】ハウジング316には、かけられた尿をためるくぼみ状の尿たまり部350と、尿たまり部350から検出窓374の方向に溝状の尿流し路352とが設けられる。尿たまり部350は、ハウジング316を大きくくぼませた凹部で、尿成分試験紙20の幅に対し例えば約6倍の幅で設けられる。尿流し路352は、尿成分試験紙20の幅に合わせた幅に形成された溝で、その端部361の手前にその流路を狭める一対の堰部354a,354bと、溝の両側上部に張出部356a,356bと、尿たまり部350寄りの位置の両側に一対の突き出し部358a,358bとが設けられる。これらは、後述するように、尿分析試験紙をハウジング316に取り付ける際の位置決めに用いられる。【0032】尿たまり部350側の尿流し路352上には、ハウジング316から突き出して一対の導電性端子372a,372bが設けられる。一対の導電性端子372a,372bは、ハウジング316に内蔵される尿検出器に接続され、一対の導電性端子372a,372b間の電気伝導度の変化から、尿がかけられたことを検出する検出端子としての機能を有する。【0033】図3は、携帯型尿分析装置300に、尿成分試験紙20を取り付けた様子を示す図で、(a)は上面図、(b)は正面断面図で、それぞれ図2(a),(b)に対応する。ハウジング316に尿成分試験紙20を取り付けるには、尿成分試験紙20の把持部26を指で持ち、試験片24が貼付されている面をハウジング316の上面に対向させて、貼付部28を尿たまり部350側から尿流し路352側に向かって、一対の張出部356a,356bの下をくぐるようにして挿入する。挿入を進めてゆくと、尿成分試験紙20の一対のくびれ部34a,34bがハウジング316の一対の突き出し部358a,358bにはまりあう。この状態で、尿成分試験紙20の先端部分は、一対の堰部354a,354bの上面に載り、尿成分試験紙20の3個の円形状の試験片24は、ハウジング316に設けられた3個の円形状の検出窓374の上部に、ちょうど対向する関係で位置決めされることになる。【0034】尿成分試験紙20がハウジング316に位置決めされて取り付けられた状態において、ハウジング316に設けられた尿たまり部350は、尿成分試験紙20の両側になお十分な大きさのくぼみ部分を露出している。また、尿成分試験紙20の開口部30は、尿たまり部350のほぼ中央部分に向けて開口する。切り曲げ部32は、尿たまり部350から見て外側に曲げられている。【0035】図4は、尿成分試験紙20が取り付けられた携帯型尿分析装置300を手で持ち、尿400をかけた状態を示す図である。かけられた尿400は、切り曲げ部32を案内として開口部30を通って、あるいは尿成分試験紙20の両側から尿たまり部350にはいり、そこでためられる。ためられた尿402により一対の導電性端子372a,372b間に尿が満たされると、その間の電気伝導度が低下し、尿がかけられたことが検出される。それにしたがって、図示されていない電子回路により、受発光型センサが作動をはじめる。ためられた尿402は、尿たまり部350から続く尿流し路352を流れて、対向する試験片24と検出窓374との隙間に到達する。【0036】このように、尿400は、尿成分試験紙20の試験片24が貼付された面の反対側の面側からかけられるにもかかわらず、開口部30、切り曲げ部32によって、試験片24が貼付された面側に容易に回り込み、試験片24に速やかにかつ十分な尿の供給を行うことができる。【0037】ためられた尿402が、尿流し路352を流れて試験片24に供給されると、試験片24は発色をはじめ、その色調変化が、対向する検出窓374を介して受発光型センサにより測定が行われる。この際、尿成分試験紙20のベース22は遮光性を有しているので、ベース22を透過してくる外光の影響をほとんどなくすことができる。また、試験片24の形状と検出窓374の形状をともに円形状に合わせ、あるいは、尿流し路352の溝幅は尿成分試験紙20の貼付部28の幅に合わせた幅の溝で形成することにより、尿成分試験紙20の側面等から回り込む光もより抑制することができる。【0038】図5は、尿が供給されて発色した試験片24の色調変化の測定が終了し、尿成分試験紙20が用済みとなり、ハウジング316から取外すときの様子を示す図である。図において(a)は、尿成分試験紙20が取り付けられたハウジング316の断面正面図、(b)は尿成分試験紙20の上面図を示す。尿成分試験紙20が用済みとなったときは、図の矢印Aに示すように、把持部26を指で持ち、ハウジング316の上面側に起こす。尿成分試験紙20は、一対のくびれ部34a,34bを有し、その部分がいわゆる切欠き効果を有するとともに、その部分がハウジング316の突き出し部にはまりあっている。したがって、図に示す矢印Aの方向に把持部26を起こすときは、一対のくびれ部34a,34bを結ぶ線を折れ曲げ線として、折り曲げることができる。【0039】この折り曲げにより、一対のくびれ部34a,34bと、ハウジングの突き出し部とのはまりあいが解除される。そこで、折れ曲がった把持部26を持って、図に示す矢印Bの方向にスライドさせることで、容易に尿成分試験紙20をハウジング316から取外すことができる。【0040】このように、上記構成の尿成分試験紙によれば、色調の変化の測定に影響を与える光の回り込みを少なくすることができ、試験片に速やかにかつ十分な尿の供給を行うことができ、携帯型尿分析装置に対して位置決めと取り外しを容易に行うことができる。【0041】【発明の効果】本発明に係る呈色試験紙によれば、色調の変化の測定に影響を与える光の回り込みを少なくすることができる。本発明に係る呈色試験紙によれば、試験片に速やかにかつ十分な検体の供給を行うことができる。本発明に係る呈色試験紙によれば、検体分析装置に対して位置決めと取り外しを容易に行うことができる。【図面の簡単な説明】【図1】 本発明に係る実施の形態における尿成分試験紙の側面図(a)、上面図(b)である。【図2】 本発明に係る実施の形態における尿成分試験紙を用いて尿分析を行うのに好適な携帯型尿分析装置の一例を示す図である。【図3】 本発明に係る実施の形態における尿成分試験紙を携帯型尿分析装置に取り付けた様子を示す図である。【図4】 本発明に係る実施の形態における尿成分試験紙を携帯型尿分析装置に取り付け、尿をかけた状態を示す図である。【図5】 本発明に係る実施の形態における尿成分試験紙が用済みとなり、携帯型尿分析装置から取外すときの様子を示す図である。【図6】 従来の尿成分試験紙の側面図(a)、上面図(b)である。【符号の説明】12,22 ベース、14,24 試験片、20 尿成分試験紙、26 把持部、28 貼付部、30 開口部、32 切り曲げ部、34a,34b くびれ部、300 尿分析装置、316 ハウジング、325,326 ディスプレイ、350 尿たまり部、352 尿流し路、354a,354b 堰部、356a,356b 張出部、358a,358b 突き出し部、372a,372b導電性端子、374 検出窓、400,402 尿。 指で把持する把持部と、片側の面上に試験片を貼付する貼付部とを有するスティック状ベースと、 前記貼付部に貼付され、検体がかけられることで発色する試験片と、 を含む呈色試験紙において、 前記ベースは、少なくとも片面が黒色で着色されて遮光性を有し、前記発色の検出を妨げる外光を前記ベースにより遮光することを特徴とする呈色試験紙。 請求項1に記載の呈色試験紙において、 前記ベースは、検体の回り込み開口部を有し、前記貼付部のある面の裏側の面にかけられた検体が前記試験片に回り込むことを特徴とする呈色試験紙。 請求項2に記載の呈色試験紙において、 前記ベースから前記検体の回り込み開口部に向けて延びる舌状の切り曲げ部を有することを特徴とする呈色試験紙。 請求項1に記載の呈色試験紙において、 前記ベースは、スティック幅の狭いくびれ部を有し、前記くびれ部から前記把持部が折れ曲がることを特徴とする呈色試験紙。


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