生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_プロラクチン低下薬
出願番号:2000583506
年次:2009
IPC分類:A61K 31/045,A61K 31/047,A61K 31/22,A61K 36/18,A61P 5/12,A61P 15/00


特許情報キャッシュ

ブッケ,ボルフガンク ヤーリー,フベルトゥス ポップ,ミヒャエル クリストフェル,フォルカー シュペングラー,バルバラ JP 4290889 特許公報(B2) 20090410 2000583506 19991105 プロラクチン低下薬 ビオノリカ アクチェンゲゼルシャフト 592044189 石田 敬 100077517 鶴田 準一 100092624 福本 積 100087871 西山 雅也 100082898 樋口 外治 100081330 ブッケ,ボルフガンク ヤーリー,フベルトゥス ポップ,ミヒャエル クリストフェル,フォルカー シュペングラー,バルバラ DE 198 53 476.0 19981119 20090708 A61K 31/045 20060101AFI20090618BHJP A61K 31/047 20060101ALI20090618BHJP A61K 31/22 20060101ALI20090618BHJP A61K 36/18 20060101ALI20090618BHJP A61P 5/12 20060101ALI20090618BHJP A61P 15/00 20060101ALI20090618BHJP JPA61K31/045A61K31/047A61K31/22A61K35/78 CA61P5/12A61P15/00 A61K 31/045 A61K 31/047 A61K 31/22 A61K 36/18 A61P 5/12 A61P 15/00 CAplus(STN) REGISTRY(STN) 国際公開第97/039355(WO,A1) Phytochemistry,1991年,Vol.30 No.1,215−217 Pharmazie ,1998年,Vol.53,728−729 Hormone and metabolic research ,1993年,Vol.25,253−255 Arznetimittel-Forschung,1993年,Vol.43,752−756 Pharmaceutical and Pharmacological Letters,1997年,Vol.7 No.2/3,50−52 化学大辞典8 縮刷版 ,1987年,294−295 5 EP1999008507 19991105 WO2000030623 20000602 2003521457 20030715 14 20040116 清野 千秋 【0001】本発明はプロラクチン低下薬に関する。【0002】ハマゴウ属のセイヨウニンジンボク(Vitex agnus−castus)(agnus castus,chaste tree)由来の抽出物は、月経前症候群の処置のための天然の治療薬において長い間使用されてきた。月経前の短期間、患者はしばしば臨床的にプロラクチン量の増大を伴う胸の張りを訴える。【0003】ハマゴウ属のセイヨウニンジンボク由来の抽出物は、従来技術において臨床的に、かつ薬理学的に更に確かめられうる、プロラクチン低下特性を有する。月経前症候群の緩和にとって重要なハマゴウ属のセイヨウニンジンボク中のそれらの物質を特徴づけ、又は単離までするための試みが、従来技術において多く試みられてきた。【0004】この様に、Daniel Bergerによる、“Vitex agnus−castus:Unbedenklichkeit und Wirksamkeit beim preemenstruellen Syndrom,Wirkprinzipien and Wirkmechanismen eins neu entwickelten Extraktes”[Vitex agnus−castus:Recognized safety and effectivity in the premenstrual syndrome,effective principles and mechanisms of a newly developed extract]と題された、バーゼル大学哲学自然科学部での、1998年1月13日の論文は、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボクと関連づけられる多くの観点を扱う。【0005】この論文は、前記薬剤の薬理学的特性の説明について考慮した、多くの異なる成分を記載している。【0006】次の様に、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボクにおいて、アウクビン、アグヌシド(agnuside)及びユーロシド(euroside)が、葉の薬剤及び果実の薬剤、その両方の中に見出される。【0007】更に親油性のフラボノール類カスチシン(casticin)、ペンジュレチン(penduletin)、クリソスプレノールD(chrysosplenol D)及び6−ヒドロキシケンペロールの3,6,7,4’−テトラメチルエーテルを、果物から単離することができた。【0008】従来技術は更に、プロゲステロン、17α−ヒドロキシ−プロゲステロン、テストステロン及びエピテストステロンを、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボク中で検出することができたことを記載している。【0009】これとは別に、合計で約73の異なる化合物がハマゴウ属のセイヨウニンジンボクの果実において見出すことができ、特にモノテルペン、例えばα−ピネン、サビネン、β−フェランドレン及び4−テルピネオール、並びにセスキテルペン、例えばカリオフィレン、アロ−アロマデンドレン、ゲルマクレンB、スパチュレノール(spathulenol)及びτ−カジノールである。【0010】既に上文で言及した物質のクラス以外にも、大量の脂肪酸がハマゴウ属のセイヨウニンジンボクの果実において更に見出すことができ、これらは飽和、単不飽和及び多不飽和脂肪酸である。次の様に、例えばα−リノレン酸、オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、リノレン酸及びアドレン酸(adrenic acid)が前記果実中で検出された。【0011】ハマゴウ属のセイヨウニンジンボクの果実由来の精油の更なる調査も、ジテルペンの存在を発見した。上文で言及した論文は、以下のジテルペンが、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボクの果実から単離されたという情報を提供している:【0012】ロツンジフラン(rotundifuran)、ビテキシラクトン(vitexilactone)及び6β,7β−ジアセトキシ−13−ヒドロキシ−ラブダ−8,14−ジエンであり、これらの構造式を以下に表す;【化16】【化17】【0013】従来技術において、多くの試験方法が、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボク由来の抽出物の有効な機構、及び特定の物質又は特定のクラスの物質が完全な抽出物の薬理学的効果の調査に適しているかどうかについて見出すために行われた。【0014】次の様に、例えば測定は様々なオピオイド受容体、ベンゾジアゼピン受容体、セロトニン再取込み部位、ヒスタミンH1 受容体及びドーパミンD2 受容体に対して行われた。【0015】ドーパミンD2 受容体に対しての、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボク由来の画分を用いる受容体の結合の研究の結果を証明し、そしてそれによって真の活性物質を発見するために、上述した従来技術において、ハマゴウ属の既知の成分(純物質)を用いて実験を行った。これらの純粋な成分はアウクビン、カスチシン、ホモオリエンチン(homoorientin)、リノレン酸、ルテオリン−7−グリコシド、オリエンチン、及びジテルペン、ビテキシン(vitexin)、ロツンジフラン、6β,7β−ジアセトキシ−13−ヒドロキシ−ラブダ−8,14−ジエンであった。【0016】しかし、前記の論文は154ページ上の2.3.4.5章において、単一物質として、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボク由来の完全な抽出物又は親油性ヘキサン画分の活性及びそれによる薬理学的作用を試験することができる様な、十分に低いIC50 値を持つ物質が無かったことを明快に述べている。【0017】この従来技術から出発して、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボクの果実由来の純物質を提供することが目的であり、それによって月経前症候群を処置するための薬剤が医薬製剤において製造されうる。【0018】この目的は、請求項1に記載の薬剤並びに請求項12及び14に記載の新規物質によって達成される。【0019】本発明の骨格において、驚いたことに二環式のクラスのジテルペン由来の化合物が、ラット由来の培養下垂体細胞に対して、プロラクチン低下作用を有することが明らかになった。この機構は、ヒトに移すことができると大いに思われる。【化18】【0020】ここで、前記の有効なジテルペンは、ラブダン(labdane)型及びクレロダン(clerodane)型の両方の骨格構造を有することがある:【0021】特に、培養下垂体細胞に対するプロラクチン低下作用は、同時に低い細胞毒性を有する次の一般式I〜IVに従う化合物によって達成されうる:【化19】【化20】[但し、R1 =H,C1 −C3 アルキル又はC1 −C3 アシルであり;ここで、一般式(I)又は(II)の場合において環A及び/又はBは、任意に1,2,3,4,6,7,8又は9位において少なくとも1つのOX遊離基(但しX=H,C1 −C3 アルキル又はC1 −C3 アシル)で置換され;ここで、一般式(III)又は(IV)の場合において環A及び/又はBは、任意に1,2,3,4,6,7、又は8位において少なくとも1つのOX遊離基(但しX=H,C1 −C3 アルキル又はC1 −C3 アシル)で置換され;ここで、任意に少なくとも1つの、17,18,19及び20位の炭素原子が、OX遊離基(但しX=H,C1 −C3 アルキル又はC1 −C3 アシル)で置換され;ここで、任意に少なくとも1つの、17,18,19及び20位のCH3 基が、1つのCOOH基によって置換され;ここで、任意に少なくとも1つの、環の1,2,3,6、又は7位がケト基であり;そしてここで、任意に少なくとも1つの二重結合が、式(I)及び(III)の1,2,3,6,7,8,8(17)位において環に存在し;そしてここで、任意に少なくとも1つの二重結合が、式(II)及び(IV)の1,2,3,4(18),6,7,8,8(17)位において環に存在する]。【0022】更に次の化合物;【化21】【化22】並びにクレロダ−Y,14−ジエン−13−オール[但し、Y=環の1,2,3,4(18),6,7又は8(17)位]:及びクレロダ−Y,Z,14−トリエン−13−オール[但し、Y又はZ=環の1,3、又は1,4(18)又は1,6又は1,7又は1,8(17)位あるいは環の2,4(18)又は2,6又は2,7又は2,8(17)位あるいは環の4(18),6又は4(18),7又は4(18),8(17)位あるいは環の6,8(17)位]が、本発明の好ましい態様である。【0023】分画した親油性の抽出によって、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボクの果実からのエタノール−水抽出物由来の類似の化合物を強化し、そして特徴づけ、そしてそれらの構造を決定することが可能であった。【0024】特に高い親油性のある溶媒、例えば中程度の鎖長の炭化水素C5 〜C10、特にn−ヘキサンによる抽出は、プロラクチン低下作用の強力な強化をもたらした。更に、ハマゴウ属のセイヨウニンジンボクの果実からの、超臨界二酸化炭素による抽出は、一般式I〜IVに従う化合物に還元されうる、有効な原理の強力な強化を認めた。【0025】本発明に従う、構造式を上文で表した全ての化合物が、ラットの下垂体由来の乳腺刺激細胞に対して放出されるプロラクチンの阻害を示す。【0026】細胞毒性に対する別の研究において、本発明に従い単離し、そして特徴づけた化合物の全てが、低い細胞毒性を示し、医薬製剤の観点においてそれらを特に魅力的にするという事実が明らかとなった。【0027】列挙した物質も、ヒト組み換えドーパミンD2 受容体に結合することが更に明らかとなった。【0028】本発明の更なる利点及び特徴は、態様の説明及び図に起因する。【0029】セイヨウニンジンボク(Fructus Agni casti)からのエタノール抽出物は、本質的に知られている方法で、有機溶媒又は有機溶媒と水との混合物又は超臨界二酸化炭素を用いる単離又は濾過によって製造される。【0030】このために、好ましくは50:50〜90:10の比のエタノールと水との混合物が、20〜60℃で使用される。【0031】この方法で得られる抽出物は、異なる極性を有する2つの非混和性の層の間に分配される。ここで、アルカン、ハロゲン化炭素水素、ケトン、エステルが親油性の層として使用され、そしてアルコール及び水が親水性の層として使用される。有利に、等量のC5 −C7 のアルカン及び1:2〜1:10の比のエタノール/水の混合物が使用される。【0032】前記の親油性の層は、プロラクチン低下活性を含み、そして既知の方法、例えば本質的に知られている方法の高圧液体クロマトグラフィー及び予備的な薄層クロマトグラフィーを用いて更に精製されうる。【0033】1kgの押しつぶしたハマゴウ属のセイヨウニンジンボクの果実からの抽出物は、10Lのエタノール/水 6/4(v/v)を用いた濾過によって製造される。これから製造し、そして1.75gの乾燥残査を有する濃縮抽出物を、分液ロート内で375mlの15%エタノールと375mlのn−ヘキサンとの間に分配し、n−ヘキサン層を回収し、そして水層を、再びn−ヘキサンを用いて振とうすることで抽出する。【0034】低圧下での濃縮の後、一緒のヘキサン層は300mgの残査を与える。【0035】その様に得た残査を、高圧液体クロマトグラフィーによって更に分離する。これのために、21.4×300mmの寸法を有するカラムが、固定層としての8μmの粒度を有するC−18材料と一緒に使用される。クロマトグラフィーは、溶媒としてのアセトニトリル/水 60/40の混合物の10ml/分の流速で行う。試料の充填の後、アセトニトリル含量は、60分以内に直線的に100%まで増大する。【0036】全てのジテルペンが、350〜450mlの容積で溶出する。300gのヘキサン層から、約38mgのジテルペン混合物が得られる。前記のジテルペンは画分の型で適当に回収される。【0037】この様に得られたジテルペン混合物の更なる精製は、1mmの層の厚さを有するシリカゲル層上での、異なる溶出液を用いる薄層クロマトグラフィーによって更に下文の単一物質のための記載に従い、行う。検出はアニスアルデヒド試薬(DAB10,1997)で行う。薄層プレート上の純粋なジテルペンの領域はクロロホルム/メタノールで溶出され、そして組み合わせたガスクロマトグラフィー質量分析計によって解析される。【0038】98−146(図1において“146”と表す)の製造:6β−アセトキシ−9α−ヒドロキシ−15,16−エポキシ−13(16),14−ラブダジエン(ロツンジフラン)【化23】溶出液:クロロホルム/メタノール 95/5Rf値:0.75GC−MSにおける非誘導体化物質の特徴的なフラグメント:m/z=362[M]+,344,302,287,284,207,150,135,95,81.【0039】98−119(図1において“119”と表す)の製造:クレロダ−y,14,−ジエン−13−オール溶出液:クロロホルム/メタノール 95/5Rf値:0.63GC−MSにおける非誘導体化物質の特徴的なフラグメント:m/z=290[M]+,272,257,243,229,191,189,【化24】【0040】98−153(図1に示さない)の製造:x,13−ジヒドロキシ−14−ラブデン溶出液:クロロホルム/メタノール 95/5Rf値:0.37GC−MSにおける非誘導体化物質の特徴的なフラグメント:m/z=290[M−H20]+,275,272,257,191,177【化25】【0041】98−152(図1に示さない)の製造:6β,7β−ジアセトキシ−13−ヒドロキシ−ラブダ−8,14−ジエン溶出液:クロロホルム/メタノール 99/1流れ距離16cm、展開3回Rf値:0.5GC−MSにおける非誘導体化物質の特徴的なフラグメント:m/z=346[M−60]+,307,304,286,247,205,187,177,135【化26】【0042】98−166(図1において“166”と表す)の製造:x−ヒドロキシ−y−ケト−15,16−エポキシ−13(16),14−ラブダジエン溶出液:クロロホルム/n−ヘキサン 90/10展開3回、流れ距離16cmRf値:0.74GC−MSにおける非誘導体化物質の特徴的なフラグメント:m/z=318[M]+,300,285,193,166,95,81【化27】【0043】98−167(図1において“167”と表す)の製造:x−アセトキシ−13−ヒドロキシ−ラブダ−y,14−ジエン溶出液:クロロホルム/n−ヘキサン 90/10展開3回、流れ距離16cmRf値:0.55GC−MSにおける非誘導体化物質の特徴的なフラグメント:m/z=330[M−H20]+,288,270,255,249,189,132,119,71【化28】【0044】プロラクチン放出に対する影響;雄のラットの培養下垂体細胞からのプロラクチン放出の決定は、Jarry et al.,Experimental and Clinical Endocrinology,Vol.102,(1994)448−454に記載されている様に行った。前記のジテルペンを、エタノール溶液中の細胞培養液に加えた。相当するエタノール濃度及びドーパミンをコントロールとして一緒に行った。【0045】添加してない培地中でインキュベートした細胞の上清の、測定したプロラクチン濃度の平均値は、ほぼ100%となる様に設定される。前記のジテルペンは、プロラクチンの放出を有意に低下させる。結果を図1に表す。それは二環式のジテルペンを介した、ラットの培養下垂体細胞のプロラクチン放出の低下を示している。コントロールとして、培地、培地+エタノール及び10-4Mドーパミン(=DA−4M)を一緒に行った。濃度は培地1ml当たりのジテルペンのmgを示す。【図面の簡単な説明】【図1】 図1はラットの培養下垂体細胞からのプロラクチン放出に対する、二環式ジテルペンの影響を示す。 一般式(III)又は(IV):[ここで、R1 =H,C1 −C3 アルキル又はC1 −C3 アシルであり;ここで、一般式(III)又は(IV)の場合において環A及び/又はBは、任意に1,2,3,4,6,7、又は8位において少なくとも1つのOX遊離基(但しX=H,C1 −C3 アルキル又はC1 −C3 アシル)で置換され;ここで、任意に少なくとも1つの、17,18,19及び20位の炭素原子が、OX遊離基(但しX=H,C1 −C3 アルキル又はC1 −C3 アシル)で置換され;ここで、任意に少なくとも1つの、17,18,19及び20位のCH3 基が、1つのCOOH基によって置換され;ここで、任意に少なくとも1つの、環の1,2,3,6、又は7位がケト基であり;そしてここで、任意に少なくとも1つの二重結合が、式(III)の環の1,2,3,6,7,8,8(17)位において存在し;そしてここで、任意に少なくとも1つの二重結合が、式(IV)の環の1,2,3,4(18)、6,7,8,8(17)位に存在する]で表されるクレロダン(clerodane)型の少なくとも1つの二環式ジテルペンを有効成分として含むプロラクチン低下薬であって、(+)ハードウィック酸(hardwickiic acid)、クロレチン酸(crolechinic acid)、オートリワ酸(hautriwaic acid)、を除くプロラクチン低下薬。 月経前症候群、乳房痛、月経周期の障害の処置のための、請求項1に記載のプロラクチン低下薬。 過少月経又は無月経の処置のための、請求項1に記載のプロラクチン低下薬。 月経前症候群、乳房痛、月経周期の障害の処置のための、クレロダ−Y,14−ジエン−13−オール(ここで、Y=環の1,2,3,4(18),6,7又は8(17)位)を有効成分として含むプロラクチン低下薬。 過少月経若しくは無月経の処置のための、クレロダ−Y,14−ジエン−13−オール(ここで、Y=環の1,2,3,4(18),6,7又は8(17)位)を有効成分として含むプロラクチン低下薬。


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