生命科学関連特許情報

タイトル:特許公報(B2)_肌改善用の化粧料
出願番号:2000349168
年次:2007
IPC分類:A61K 8/97,A61K 8/34,A61K 8/73,A61K 8/65,A61Q 19/00


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杉山 清治 JP 3914384 特許公報(B2) 20070209 2000349168 20001116 肌改善用の化粧料 ポーラ化成工業株式会社 000113470 光石 俊郎 100078499 光石 忠敬 100074480 田中 康幸 100102945 杉山 清治 20070516 A61K 8/97 20060101AFI20070419BHJP A61K 8/34 20060101ALI20070419BHJP A61K 8/73 20060101ALI20070419BHJP A61K 8/65 20060101ALI20070419BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20070419BHJP JPA61K8/97A61K8/34A61K8/73A61K8/65A61Q19/00 A61K 8/00- 8/99 A61Q 1/00-99/00 CA(STN) 特開平07−025762(JP,A) 特開2002−020225(JP,A) 2 2002154921 20020528 9 20050523 小堀 麻子 【0001】【発明の属する技術分野】 本発明は、肌改善用の化粧料に関する。【0002】【従来の技術】 肌を整え改善することは、肌のバリアーの機能を高め、外界からの刺激より生体を守る観点で重要な課題である。この様な肌改善の目的で多くの化粧料が開発されている。この様な肌改善用の化粧料としては、例えば、ヒアルロン酸の塩やトレハロース類など高保湿能を有する保湿剤を含有させた化粧料等が例示できる。しかしながらこの様な高保湿能を有する保湿剤を以てしても、肌改善作用は充分であるというわけにはいかず、更に、肌改善作用を付加できる成分の開発が望まれていた。【0003】 一方、コゴメグサ(別名アイブライト)に代表されるゴマノハグサ科の植物について、この様な植物のエキスが抗酸化作用を有していることは特開平3−56585号公報に示されるごとく知られているが、このものを化粧料などの皮膚外用剤に含有させることも知られていないし、肌改善作用を有していることも、かかる肌改善作用が多価アルコールとの併用に於いて著しく向上することも全く知られていなかった。【0004】【発明が解決しようとする課題】 本発明は、この様な状況下為されたものであり、新たな肌改善用の化粧料を提供することを課題とする。【0005】【課題を解決するための手段】 本発明者らは、この様な状況に鑑みて、新たな肌改善用の化粧料を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、特定のゴマノハグサ科の植物のエキスと特定の多価アルコールとを含有することを特徴とする、化粧料にその様な作用を有することを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。【0006】(1)ゴマノハグサ科の植物であるエウフラシア・ロストコヴィアナ(Euphrasia rostkoviana)又はエウフラシア・ストリクタ(Euphrasia stricta)のエキスとグリセリン、ポリエチレングリコール、イソプレングリコール及び1,2−ペンタンジオールから選ばれる1種乃至は2種以上の多価アルコールとを含有することを特徴とする、肌改善用の化粧料。(2)更に、ヒアルロン酸及びその塩、トレハロース及びその類縁体、コンドロイチン硫酸及びその塩、へパリン類似物質、糖鎖を側鎖に有する高分子及びコラーゲンから選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、(1)に記載の肌改善用の化粧料。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に説明を加える。【0007】【発明の実施の形態】(1)本発明の肌改善用の化粧料の必須成分であるゴマノハグサ科の植物のエキス 本発明の肌改善用の化粧料はゴマノハグサ科の植物であるエウフラシア・ロストコヴィアナ(Euphrasia rostkoviana)又はエウフラシア・ストリクタ(Euphrasia stricta)のエキスを含有することを特徴とする。【0008】 ここで、本発明で言うエキスとは、かかる植物の植物体それ自身、植物体を乾燥或いは細切、粉砕など加工した加工物、植物体乃至はその加工物を溶媒で抽出した抽出物、抽出物の溶媒を除去した、溶媒除去物、抽出物乃至はその溶媒除去物をカラムクロマトグラフィーや液液抽出で精製した精製分画物などの総称を意味する。これらの内、本発明の必須成分のエキスとしては、全草の溶媒抽出物乃至はその溶媒除去物が好ましく例示できる。かかる溶媒としては、極性溶媒が特に好ましく例示できる。【0009】 この様な極性溶媒としては、例えば、水、エタノール、メタノール、1,3−ブタンジオール、プロピレングリコールなどのアルコール類、酢酸エチルや蟻酸メチルなどのエステル類、アセトンやメチルエチルケトンなどのケトン類、クロロホルムや塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル等のニトリル類、ジエチルエーテルやテトラヒドロフランなどのエーテル類から選ばれる1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。これらの内、特に好ましいものは、水及び/又はアルコール類である。【0010】 この様な抽出物を作成するには、植物体乃至はその加工物に1〜10倍量の溶媒を加え、室温であれば数日、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すればよい。しかる後に、不溶物を濾過などで除去し、必要に応じて減圧濃縮や凍結乾燥により溶媒除去することが出来る。【0011】 又、この様なエキスを作製するのに用いることのできるゴマノハグサ科の植物であるエウフラシア・ロストコヴィアナ(Euphrasia rostkoviana)又はエウフラシア・ストリクタ(Euphrasia stricta)は、セイヨウコゴメグサ、コゴメグサ(和名)或いはアイブライト(英名)の名で総称されている。これらは既に日本に帰化、自生しているので入手はたやすい。又、好ましい部位としては全草が例示できる。【0012】 かくして得られたエキスは、後記に示す多価アルコールとともに化粧料に含有させると優れた肌改善作用を発揮する。かかるエキスは唯一種を含有させることもできるし、2種以上を組み合わせて含有させることもできる。【0013】 本発明の肌改善用の化粧料に於けるかかるエキスの好ましい含有量は、化粧料全量に対して、総量で0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.05〜5重量%である。これは少なすぎると肌改善効果を発揮しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり、かえって処方の自由度を損なう場合があるからである。【0014】(2)本発明の肌改善用の化粧料の必須成分である多価アルコール 本発明の肌改善用の化粧料は特定の多価アルコールを必須成分として含有する。本発明で用いることのできる多価アルコールとしては、グリセリン、ポリエチレングリコール、イソプレングリコール及び1,2−ペンタンジオールから選ばれる1種乃至は2種以上が挙げられる。これは、これらのものと上記ゴマノハグサ科の植物のエキスとの組み合わせが肌改善作用に於いて著効を示すからである。【0015】 本発明の肌改善用の化粧料に於けるこれら多価アルコールの好ましい含有量は、1〜20重量%であり、更に好ましくは1〜15重量%である。これは少なすぎると肌改善効果を発揮しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり、かえって処方の自由度を損なう場合があるからである。【0016】 尚、本発明に於いてはかかる多価アルコールを溶媒としてゴマノハグサ科の植物を抽出し、濃縮することなく用いた場合には、多価アルコールとゴマノハグサ科の植物のエキスとを含むと判断する。これは本発明の肌改善用の化粧料の必須成分である多価アルコールがゴマノハグサ科の植物の抽出溶剤として使用可能であるからである。又、この様な場合には、抽出物中の多価アルコール以外の部分をエキスとして定義する。【0017】(3)本発明の肌改善用の化粧料 本発明の皮肌改善用の化粧料は、上記必須成分を含有することを特徴とする。本発明の肌改善用の化粧料は、上記2種の必須成分の組み合わせにより、皮膚改善作用を発揮し、本来皮膚が担うべきバリアー機能を強化するものである。【0018】 本発明の肌改善用の化粧料としては、例えば、化粧水、乳液、クリーム、パック化粧料、アンダーメークアップ化粧料或いはファンデーションなどが例示できる。肌改善用の化粧料は、上記必須成分以外に、化粧料で通常使用される任意の成分を含有することが出来る。【0019】 かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤類、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、マルチトース、ソルビトール等の前記特定の多価アルコール以外の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色剤、防腐剤、粉体、ヒアルロン酸及びその塩、トレハロース及びその類縁体、コンドロイチン硫酸及びその塩、ヘパリン類似物質、糖鎖を側鎖に有する高分子又はコラーゲンの等保湿性有効成分を含有することができる。【0020】 これらの内、特に好ましいものは、本発明の効果に更に効果を相加できる、ヒアルロン酸及びその塩、トレハロース及びその類縁体、コンドロイチン硫酸及びその塩、ヘパリン類似物質、糖鎖を側鎖に有する高分子及びコラーゲンから選ばれる1種乃至は2種以上が例示できる。【0021】 糖鎖を側鎖に有する高分子としては、ポリメタクリロイルオキシエトキシフォスファチジルコリン(以下「pMPC」と記す。)やポリグルコシルエトキシメタアクリレート(以下、「pGEMA」と記す。)などが好適に例示できる。【0022】 これらの成分の好ましい含有量は、化粧料全量に対して、総量で0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.05〜1重量%である。これは少なすぎると肌改善効果を発揮しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり、かえって処方の自由度を損なう場合があるからである。【0023】 本発明の肌改善用の化粧料は、これらの必須成分と任意の成分とを常法に従って処理することにより製造することができる。【0024】【実施例】 以下に実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。【0025】<エキス1> エウフラシア・ロストコヴィアナ(Euphrasia rostkoviana)の全草1kgに50%エタノール水溶液10リットルを加え、2時間加熱還流し、減圧濃縮し、凍結乾燥して145gのエキス1を粉末として得た。【0026】<エキス2> エウフラシア・ロストコヴィアナ(Euphrasia rostkoviana)の全草1kgにアセトン5リットルを加え、2時間加熱還流し、減圧濃縮して、214gのエキス2をアモルファスとして得た。【0027】<エキス3> エウフラシア・ロストコヴィアナ(Euphrasia rostkoviana)の地上部1kgを細切した後、これに5リットルの1,2−ペンタンジオールを加え、70℃で4時間加熱し、濾過してエキス3を得た。【0028】<エキス4> エウフラシア・ストリクタ(Euphrasia stricta)の全草1kgに50%エタノール水溶液10リットルを加え、2時間加熱還流し、減圧濃縮し、凍結乾燥して129gのエキス4を粉末として得た。【0029】<実施例1〜4> 下記に示す処方に従って本発明の肌改善用の化粧料である化粧水を作製した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌可溶化した後、攪拌冷却し化粧水を得た。同時に実施例1のエキス1を水に置換した、比較例1、グリセリンを水に置換した比較例2も同様に作製した。【0030】 これらの化粧水について、ハートレー系白色種モルモット(雄性、300〜400g)の背部を剃毛し、テープストリッピングしたモデルを使用して、散逸水分量(TEWL)の抑制を指標に肌改善作用を検討した。【0031】 即ち、1群5匹の動物の背部を剃毛した後、ガムテープストリッピングし、散逸水分量を測定した後、投与群は検体を1cm2あたり0.01ミリリットル塗布し、塗布後24時間に再び散逸水分量を測定し、{(塗布前の散逸水分量−塗布後24時間の散逸水分量)/塗布前の散逸水分量}×100の値を算出し、肌改善率とした。結果を表1に示す。これより、本発明の肌改善用の化粧料である化粧水は優れた肌改善作用を有することがわかる。【0032】エキス* 0.1重量部エタノール 3 重量部グリセリン 7 重量部シラカバエキス 0.1重量部燐酸ナトリウム 0.1重量部塩化ベンザルコニウム10%水溶液 0.2重量部ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.1重量部水 89.4重量部*詳細は表1に示す。【0033】【表1】【0034】<実施例5〜8,参考例1〜5> 実施例1〜4と同様に多価アルコールの種類を変えて肌改善作用を調べた。結果を表2に示す。これより、ゴマノハグサ科の植物のエキスとの組み合わせに好適な多価アルコールは、グリセリン、ポリエチレングリコール、イソプレングリコール及び1,2−ペンタンジオールであることがわかる。【0035】エキス1 0.1重量部エタノール 3 重量部多価アルコール** 7 重量部シラカバエキス 0.1重量部燐酸ナトリウム 0.1重量部塩化ベンザルコニウム10%水溶液 0.2重量部ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.1重量部水 89.4重量部**詳細は表2に示す。【0036】【表2】【0037】<実施例9〜16> 本発明の肌改善用の化粧料の構成に対する保湿成分の添加効果を調べた。処方は下記に示す。作成方法、評価は上記の実施例と同様に行った。結果を表3に示す。これより保湿成分は、本発明の肌改善用の化粧料の肌改善効果を更に相加的に向上させていることがわかる。【0038】エキス1 0.1重量部エタノール 3 重量部グリセリン 7 重量部シラカバエキス 0.1重量部燐酸ナトリウム 0.1重量部塩化ベンザルコニウム10%水溶液 0.2重量部ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.1重量部保湿成分*** 0.1重量部水 89.3重量部***詳細は表3に示す。【0039】【表3】【0040】<実施例17> 下記に示す、処方に従って乳液を作製した。即ち、イ、ロ、ハをそれぞれ80℃に加熱溶解して、イにロを徐々に加え、更にハを加え乳化した後、ホモミキサーにより乳化粒子を均一化し、冷却して乳液を得た。この乳液は、肌改善に優れた効果があった。【0041】イ) スクワラン 10 重量部 セタノール 3 重量部 ソルビタンセスキステアレート 2 重量部 ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル 2 重量部 ビタミンA酸 1 重量部【0042】ロ) 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 エキス3 1 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.3重量部 水 40 重量部【0043】ハ) 水 32.3重量部 水酸化カリウム 0.2重量部【0044】<実施例18> 下記に示す処方に従って、アンダーメークアップ化粧料を作製した。即ち、イ、ロ、ハの成分を80℃で加熱し、イに徐々にロを加えて乳化し、更に、ハを加えて中和して、これをホモジナイザーで粒子を整えた後、攪拌冷却して、アンダーメークアップ化粧料を得た。このものは肌改善をすることによる優れたファンデーションなどののりの改善作用を有していた。【0045】イ) セタノール 0.1重量部 「エルデュウPS304」 0.1重量部 「サラコスH334」 0.1重量部 ホホバ油 0.5重量部 ヘーゼルナッツオイル 0.1重量部 オリーブ油 0.1重量部 2−エチルヘキサン酸セチル 4 重量部 スクワラン 5 重量部 トコフェロール 0.1重量部 パラベン 0.1重量部 フェノキシエタノール 0.1重量部 ポリオキシエチレンステアリン酸エステル 0.6重量部 グリセリルモノステアレート 3 重量部 ジグリセリルモノオレート 0.5重量部 虹彩箔(赤) 1 重量部 球状アクリル樹脂粉体 4 重量部 「シリコーン9028J」 12 重量部【0046】ロ) エキス4 2 重量部 カルボキシビニルポリマー1%水溶液 10 重量部 「ペムレンTR−1」1%水溶液 1 重量部 マルメロエキス 0.1重量部 メタクリロイルオキシエトキシフォスファチジルコリンポリマー 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 6 重量部 グリセリン 2 重量部 水 51.9重量部【0047】ハ) 水酸化カリウム10%水溶液 5.5重量部【0048】(注)・「エルデュウPS304」;N−ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル);味の素株式会社製・「サラコスH334」;トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリン;日清製油株式会社製・「シリコーン9028J」;高粘度直鎖型ジメチルポリシロキサン(重合度2800)15重量%とデカメチルシクロペンタシロキサン85%の混合物;信越化学株式会社製・「ペムレンTR−1」;アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C10〜30)コポリマー;グッドリッチ社製【0049】【発明の効果】 本発明によれば、散逸水分量(TEWL)の抑制効果等に優れた肌改善用の化粧料を提供することができる。 ゴマノハグサ科の植物であるエウフラシア・ロストコヴィアナ(Euphrasia rostkoviana)又はエウフラシア・ストリクタ(Euphrasia stricta)のエキスとグリセリン、ポリエチレングリコール、イソプレングリコール及び1,2−ペンタンジオールから選ばれる1種乃至は2種以上の多価アルコールとを含有することを特徴とする、肌改善用の化粧料。 更に、ヒアルロン酸及びその塩、トレハロース及びその類縁体、コンドロイチン硫酸及びその塩、へパリン類似物質、糖鎖を側鎖に有する高分子及びコラーゲンから選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、請求項1に記載の肌改善用の化粧料。


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